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1951-11-30 第12回国会 参議院 議院運営委員会 第27号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年十一月三十日(金曜日)    午前十時八分開会   ―――――――――――――  出席者は左の通り。    委員長     山田 佐一君    理事            加藤 武徳君            木村 守江君            鈴木 直人君           小笠原二三男君    委員            川村 松助君            中川 幸平君            溝淵 春次君            安井  謙君            赤木 正雄君            岡本 愛祐君            小宮山常吉君            杉山 昌作君            高橋 道男君            菊川 孝夫君            椿  繁夫君            相馬 助治君            中村 正雄君            原  虎一君            大隈 信幸君            油井賢太郎君            三浦 辰雄君            水橋 藤作君            兼岩 傳一君   委員外議員            石川 清一君   ―――――――――――――    議長      佐藤 尚武君    副議長     三木 治朗君   ―――――――――――――   政府委員    内閣官房長官  岡崎 勝男君   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君    参     事    (第二部長)  岸田  実君   ―――――――――――――   本日の会議に付した事件委員辞任及び補欠選任の件 ○小委員長報告米価審議会委員任命につき議決を求  めるの件 ○産業合理化審議会委員任命につき議  決を求めるの件 ○文化財保護委員会委員任命につき同  意を求めるの件 ○水産省設置法案に関する継続審査要  求の件 ○水産省設置法の施行に伴う関係法令  の整理に関する法律案に関する継続  審査要求の件 ○行政機構整備に関する継続調査要  求の件 ○国家公務員給與問題に関する継続  調査要求の件 ○公務員制度に関する一般継続調査要  求の件 ○地方行政の改革に関する継続調査要  求の件 ○会社更生法案に関する継続審査要求  の件 ○破産法及び和議法の一部を改正する  法律案に関する継続審査要求の件 ○検察及び裁判の運営等に関する継続  調査要求の件 ○財政法会計法等財政関係法律の  一部を改正する等の法律案に関する  継続審査要求の件 ○教育及び文化に関する一般継続調査  要求の件 ○社会保障制度に関する継続調査要求  の件 ○農林政策に関する継続調査要求の件 ○小型機船底びき網漁業整理特別措置  法案に関する継続審査要求の件 ○真珠養殖事業法案に関する継続審査  要求の件 ○水産物増産対策に関する継続調査要  求の件 ○企業合理化促進法案に関する継続審  査要求の件 ○一般運輸事情に関する継続調査要求  の件 ○郵政事業運営実情に関する継続調  査要求の件 ○電気通信事業運営状況に関する継続  調査要求の件 ○電波行政に関する継続調査要求の件 ○労働行政実情に関する継続調査要  求の件 ○労働関係法規改廃問題に関する継続  調査要求の件 ○河川、道路、都市及び建築等各種事  業並びに国土その他諸計画に関する  継続調査要求の件 ○日本経済の安定と復興に関する継続  調査要求の件 ○昭和二十三年度一般会計歳入歳出決  算に関する継続審査要求の件 ○昭和二十三年度特別会計歳入歳出決  算に関する継続審査要求の件 ○昭和二十四年度一般会計歳入歳出決  算に関する継続審査要求の件 ○昭和二十四年度特別会計歳入歳出決  算に関する継続審査要求の件 ○昭和二十四年度政府関係機関収入支  出決算に関する継続審査要求の件 ○特別会計政府関係機関及び終戰処理  費の経理並びに国有財産の処理に関  する継続調査要求の件 ○議院運営に関する継続審査要求の  件 ○在外公館等借入金の返済の実施に関  する法律案に関する継続審査要求の  件 ○在外同胞引揚問題に関する継続調査  要求の件 ○電力問題に関する継続調査要求の件 ○公職選挙法改正に関する継続調査要  求の件 ○本委員会運営に関する件 ○委員長辞任及び補欠選任に関する  件 ○委員長辞任挨拶   ―――――――――――――
  2. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) これから議院運営委員会を開きます。  第一に常任委員辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
  3. 河野義克

    参事河野義克君) 緑風会から予算委員高木正夫君が辞任せられて、後任として島村軍次君を指名せられたいという申出が出ております。
  4. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) ではさよう決定いたします。   ―――――――――――――
  6. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に庶務関係小委員会経過報告高橋委員にお願いいたします。
  7. 高橋道男

    高橋道男君 今期国会会期中における庶務関係小委員会経過について御報告申上げます。  本院関係來年度予算概算要求額につきましては、先に御報告を申上げておきましたが、その後、衆議院との協議の経緯に鑑み内容に若干変更を生じた点について申上げたいと存じます。即ち議員関係ある経費につきまして、先ず国会議員秘書の給料でありますが、秘書は現在一般職非常勤職員でありますけれども、その職務の性質上一般公務員のように勤務地手当家族手当等の諸手当並びに退職金等が支給されておられず、今期国会において一般職公務員給與に関する法律の一部改正によつて、十月に遡り月額一万二千円から一万三千五百円に増額されることになりましたが、秘書側の要望もあり、なお小額に過ぎる点も考えられますので、一般公務員並みに増額することについて検討いたしました結果、來年度予算においては月額一万七千円として要求することにいたしました。次に議員滯在雑費現行日額一千円を二千円とし、議員旅費現行日額千七百円をそのまま据え置くこととし、閉会中の審査雑費日額千五百円を二千五百円とし、又先に研究費として月額一万円を要求することについて申上げましたが、これは関係方面意向も考慮して立法事務費という項目にして同様月額一万円を要求することにいたしました。  又議員関係施設費として議員会館議院本館冷房装置の改造、議員会館暖房裝置新設議員会館連絡地下道新設議員会館議員室等設備改善議員宿舍の新築、既設宿舍改善本館電力設備の増設、傍聽人及び参観人休憩所新設自動車置場新設国会附属用地整備等に要する経費として合計三億九千三百六十五万九千円を要求することにいたしました。以上が先の御報告と異なる点でありますが、このうち議員関係経費につきましては衆議院庶務関係小委員とも協議し、意見の一致を見たところでありまして、これらの点につきましては、本委員会の御承認を経て改めて関係当局と折衝することにいたすわけでありますが、たまたま昨日機会を得ましたので、一応両院の庶務関係小委員長から大蔵当局に対して意向を伝えておいた次第でございます。  以上を以て御報告を終りまするが、何とぞ本委員会におかれましても、御承認あらんことをお願いいたす次第でございます。
  8. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 只今の小委員長報告について御質問等ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) それでは承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) さよう決定いたします。  なお本日は米価審議会委員任命につき議決を求めるの件、産業合理化審議会委員任命につき議決を求めるの件、文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件のこの三つが議運で御決定をお願いしたい案件でありますが、これを説明をする官房長官只今おりませんので、官房長官が出席し得る場合に臨時委員会を開きたいと存じます。そういう意味において他に御発言がございませんならば、一応これを以て休憩にいたしておきたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) それでは暫時休憩いたします。    午前十時十三分休憩    ―――――・―――――    午後二時五分開会
  12. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは休憩前に引続きまして会議を開きます。  常任委員辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  13. 河野義克

    参事河野義克君) 緑風会から予算委員結城安次君が辞任せられて藤森眞治君を補欠として指名せられたいとの申出が出ております。
  14. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告の通り決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたします。  暫時休憩をいたします。    午後二時六分休憩    ―――――・―――――    午後二時五十分開会
  16. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは休憩前に引続きまして会議を開きます。  先ず米価審議会委員任命につき議決を求めるの件、産業合理化審議会委員任命につき議決を求めるの件、文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件、右三件を議題に供します。先ず官房長官から発言を求められております。これを許可いたします。
  17. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) 今回衆議院議員河野謙三足立篤郎坂田英一笹山茂太郎足鹿覺及び参議院議員片柳眞吉の六君を米価審議会委員政府において任命いたしたく、国会議決を求めるため国会法第三十九條但書規定によりまして本件を提出いたします。  米価審議会物価庁附属機関として本年十一月新設されたもので、物価庁長官及び農林大臣諮問に応じ、米価その他主要食糧価格決定に関する基本事項を調査審議し、これに関し必要と認める事項物価庁長官及び農林大臣に建議することを職務といたしております。河野君は学校卒業後、大日本人造肥料株式会社就職以來肥料配給公団理事に至るまで一貫して肥料界関係していたものであり、又足立君は静岡県農業共済保險組合長、同県販売農業協同組合連合会理事等各種農業団体役員として、主食の生産及び販売に深い関係を有するものであります。坂田君は農林省食品局長経済安定本部生活物資局長食料品配給公団総裁を歴任し、衆議院議員に当選してからは物価政務次官に就任したものであります。笹山君は農林省山林局長農林省水産局長、同開拓局長農林次官に在職したものであり、足鹿君は米子市農業会長鳥取農業会理事を経て鳥取販売農業協同組合会長全国販売農業協同組合連合会理事となり現在に至つておるものであります。又片柳君は食糧管理局次長、同長官農林次官等を歴任したものであります。以上の六君はいずれも広い学識と豊富な経験を有するものであり、今回国民の最も関心を有する米価及び主要食糧価格政府決定するに当り、生産者及び消費者の代表のみならず、広く学識経験者意見を求め、その意向を同審議会に反映せしめるため任命せんとするものであります。  何とぞ愼重御審議上速かに議決せられんことをお願いいたします。  次に衆議院議員首藤新八君を産業合理化審議会委員任命いたしたく国会法第三十九條但書規定により国会議決を求めるため本件を提出いたしました。  産業合理化審議会通商産業大臣諮問に応じ、産業合理化一般方針業種別産業合理化方策産業合理化のための資金等について調査審議し、これらについて必要と認める事項関係大臣に建議するため通商産業省に設けられた附属機関であります。同審議会関係行政機関職員及び産業合理化に関し学識経験ある者のうちから通商産業大臣任命する委員によつて構成されております。首藤君は、サンエスゴム工業株式会社帝国化成株式会社取締役社長を歴任、神戸商工会議所常任理事貿易振興協議会常任理事等各種産業団体役員に就任、昭和二十四年には衆議院議員に当選し、翌二十五年七月には通商産業政務次官任命され、現在在職中のものであり、同君の閲歴経験よりして、産業合理化について有益な意見を求めるため同審議会委員任命しようとするものであります。  何とぞ愼重御審議上速かに議決せられんことをお願いいたします。  最後に、文化財保護委員会委員有光次郎君は去る八月二十八日任期満了となりましたので、その後任西田祥三君を任命いたしたく、両議院同意を求めるため本件を提出いたしました。  内田君は履歴書で御承知のごとく、明治四十年大学卒業後、大正五年東京帝国大学助教授、同十年には同校教授に任官、同校工学部長等を務め、昭和十八年には東京帝国大学総長に任ぜられ、同二十年十二月官を辞するまで、二十有余年に亘り幾多子弟の薫育に当つて來た者であり、又同人は我が国建築学界における第一人者であり、我が国文化財の保存及び活用並びに調査研究に当ることを職務とする同委員会委員として最適任者であると存ずるのであります。  何とぞ愼重御審議上速かに同意せられんことを切望いたします。
  18. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今官房長官報告のごとく米価審議会委員議決産業合理化審議会委員議決文化財保護委員任命につき同意を求める件、右三件は承認を與えることに決しまして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないと認めます。さように決しました。   ―――――――――――――
  20. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に継続審査要求及び継続調査要求に関する件を議題に供します。
  21. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 今回外務、予算、懲罰、図書館運営、この四委員会を除く十八の常任委員会及び三特別委員会から合計三十六件、うち審議事件十五件、調査事件二十一件が参議院規則第五十三條により各委員長から提出されて参りました。御審議をお願いいたします。
  22. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 継続審査承認いたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。   ―――――――――――――
  24. 山田佐一

    委員長山田佐一君) なお会期も本日でお終いでありまするが、当委員会休憩をいたしておきますが、必要がなければこのまま散会をするかと思いまするので、終いにおきまするいつもの例のことだけを御審議を願いたいと思います。  なお閉会中における本委員会運営に関する件でありまするが、これは從來の例によりまして、議員派遣、その他議院運営について本委員会として議長から御相談を受ける場合、或いは職員の人事、給與等、本委員会承認を要する問題につきましては、特に重要なものを除き、その取扱いを議院運営委員長、又は庶務関係小委員長に御一任を願うことといたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと決しました。
  26. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 小委員会かも知れませんが、今定員法はかかつてますね。ところが一方予算のほうでやつてますね。それで記名投票のときだけ出られるようにお考え願つて……私出ていませんでしたがね、記名投票のときに委員会はそういうふうに出られるようにお考え願えるかどうか。
  27. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 委員会のかたが休憩して……。
  28. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 ええ、特に予算反対討論をなされていても、記名投票のときだけは出られるようにしてもらいたいと思います。そういう点は御相談になりませんでしようか。
  29. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 予算委員長に通告だけいたします。ここから……。
  30. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 結構です。
  31. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それではこのまま休憩をいたします。    午後三時休憩    ―――――・―――――    午後八時五十六分開会
  32. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは休憩前に引続きまして会議を開きます。  先ずお諮りをいたします。常任委員長辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  33. 芥川治

    参事芥川治君) 議院運営委員長山田佐一君から辞任願議長宛に出ております。もう一つ建設委員長小林英三君から同じく委員長辞任願が出ております。以上お諮りを願います。なお補欠といたしまして議院運営委員長には川村松助君、建設委員長には廣瀬與兵衞君を推薦されております。
  34. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  35. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと決しました。
  36. 芥川治

    参事芥川治君) 直ちにこれは本会議のほうに上程いたすことに相成りますが、成規の手続を省略しと、賛成をどなたがおやりになるか……それでは動議のほうを菊川さん、それから賛成木村さんに……。
  37. 山田佐一

    委員長山田佐一君) では一言御挨拶を申上げます。顧みますると、丁度昨年の十一月二十七日に当委員長を引受けまして一年有余になりますわけでありまするが、本当に各位の御援助の下に、とにかくまあ大きな過ちなく過さして頂いたということは、実に私として感謝に堪えない次第であります。どうか今後ともよろしく御支援と御指導のほどをお願いいたしまして御挨拶といたします。(拍手
  38. 岡本愛祐

    岡本愛祐君 只今運営委員長山田さんから御丁寧な御挨拶がございました。一年有余名委員長としてこの議院運営委員会というむずかしい委員会運営に当られまして、献身的な努力をなさいましたことにつきまして、一同になり代りまして厚く御礼を申上げたいと思います。(拍手
  39. 中村正雄

    中村正雄君 ほかに議題がありますか。
  40. 山田佐一

    委員長山田佐一君) あとは次会委員会をいつやるかということだけであります。
  41. 中村正雄

    中村正雄君 それじや速記を止めて下さい。
  42. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 速記を止めて下さい。    〔速記中止
  43. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 速記を始めて下さい。次会の本委員会は九日の午前十時に開会するということで御了承を願います。  では先ずほかに案件がないようでありまするから、本日はこれを以て散会いたします。    午後九時四分散会