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1951-11-27 第12回国会 参議院 議院運営委員会 第24号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年十一月二十七日(火曜 日)    午前十時一分開会   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     山田 佐一君    理事            加藤 武徳君            木村 守江君           小笠原二三男君    委員            安井  謙君            赤木 正雄君            小宮山常吉君            杉山 昌作君            高橋 道男君            菊川 孝夫君            相馬 助治君            中村 正雄君            原  虎一君            大隈 信幸君            油井賢太郎君            三浦 辰雄君            水橋 藤作君            兼岩 傳一君   —————————————    議長      佐藤 尚武君    副議長     三木 治朗君   —————————————   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録部長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君   —————————————   本日の会議に付した事件 ○議院運営小委員補欠選任の件 ○議院運営小委員予備員の辞任及び補  欠選任の件 ○国会議員歳費旅費及び手当等に  関する法律の一部を改正する法律案  (衆議院提出) ○運輸審議会委員任命につき同意を求  めるの件 ○議案付託に関する件   —————————————
  2. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは只今から会議を開きます。  先ず議院運営小委員及び同予備員補欠選任に関する件を議題に供します。
  3. 河野義克

    参事河野義克君) 自由党から議院運営小委員上原正吉君の補欠として安井謙君、それから同予備員安井謙君の補欠として溝淵春次君が推薦されました。
  4. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。
  6. 水橋藤作

    水橋藤作君 これは意見ですがね、異議ありませんが、小委員とか、或いは委員がそのたびに変つて、殆んどもうあれはどういうわけですか、もう少し……。
  7. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 そういうことを言つて言質をとられんようにして置いたほうがいいよ。
  8. 水橋藤作

    水橋藤作君 もう少し変つても事情止むを得ない場合はありますがね。併しもう少し何とか……。
  9. 加藤武徳

    加藤武徳君 採決の前に変つたものもあるしね。
  10. 水橋藤作

    水橋藤作君 もう少し何とかなるような気がするのですが。
  11. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 その意思は尊重する。
  12. 水橋藤作

    水橋藤作君 それは意見ですから申上げたのですが、これは反対するというわけじやありません。余りにも変り過ぎるということを申上げたのです。
  13. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 皆さん了承せられたようでありますから、どうぞ……。   —————————————
  14. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案を本委員会付託になつております分を御審議をお願いいたします。
  15. 中村正雄

    中村正雄君 質疑、討論を省略しまして、直ちに採決されんことの動議を提出いたします。
  16. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは別に御発言もなければ、これから採決に入ります。  国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案を原案通り可決することに御賛成のかたの御挙手を願います。    〔賛成者挙手
  17. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 多数であります。よつて本案は原案通り可決すべきものと決定いたしました。  なお本会議における委員長口頭報告の内容は本院規則によりまして、あらかじめ多数意見者承認を経なければならないことになつております。これは先例によりまして委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。それから本院規則によりまして、本案を可とせられたかたの御署名をお願いいたします。   多数意見者署名     加藤 武徳  木村 守江     安井  謙  赤木 正雄     高橋 道男  杉山 昌作     三浦 辰雄  大隈 信幸     油井賢太郎  相馬 助治     中村 正雄 小笠原二三男     小宮山常吉  原  虎一     菊川 孝夫
  19. 山田佐一

    委員長山田佐一君) なおお諮りいたしますが、本会議上程人事委員会一般職職員給與に関する法律の一部を改正する法律案上程後に本案上程いたしたいと思いまするが、御了承をお願いいたします。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  21. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に、運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件、前回留保になつておりました分の御審議を願いたいと思います。
  22. 中村正雄

    中村正雄君 異議ありませんか。
  23. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 別に御異議がなければ、承認を與えることに決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。
  25. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 只今これが御承認に相成つたのでございますが、本日の日程につきまして、すでに小委員会は決定しておりますが、本日の日程にこれをお入れになりますかどうか、ちよつとこの機会に御相談を煩わしておいたら如何かと思います。最終にするということに御異議ございませんでしようか。
  26. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないと認めます。   —————————————
  28. 河野義克

    参事河野義克君) ちよつと御報告申上げたいと思いますが、昨日内閣から郵便振替貯金法の一部を改正する法律案というものが出て参りまして、本院に予備審査のために送付を受けたわけでありますが、それで前に会期延長をきめられたときの討論の中に、今後内閣から新らしい法案提出することはないという前提の下にかくがくの態度をとるというような御発言もありましたので、一応念のためにここに御報告申上げるわけで、私どもといたしますれば、すでに提出がありますれば、国会法規則によつて処置するほかないと思いますが、本委員会における討論の次第もございますので、念のためにここに御報申上げるわけであります。
  29. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 それは会期延長の場合の議運の取りきめとして、固く官房長官に問い質した上決定しておる事項でありますから、特段にそれを本日出して來なくちやならん緊急な理由等内閣にあるならともかく、そうでない限りは困る、よつてまあ官房長官にどういう理由か質したらどうかと思います。
  30. 木村守江

    木村守江君 只今議事部長報告でありますが、これはどの委員会にかかる議案ですか。(「郵政委員会だ」と呼ぶ者あり)それでしたら郵政委員会は御承知のように今審議しておる議案がないと思うのです。そういう点から申上げますると、若しもやつぱり本議会において審議するような議案であつたら、私はこれは会期延長はちよつと違うと思うのです。やつぱりこの会期中に審議すべき議案付託されましたら、これを審議するのが我々議員としての建前じやないか。これを通す、通さないという問題は又別個の問題です。会期延長とは私は何ら関係がないと思うのですがね。
  31. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 そういうことを言うて來るから話に角が立つのであつて、それを議員の義務とか、務めというようなことを木村君は言いたがるようだが、何にも政府に迎合する必要のない国会立場で、我々の自由な取りきめによつて事を進めることに何の憚かるところがある、而もこれについては参議院参議院として意思を決定し、そのために政府代表である官房長官にも、この法案提出に関しては言質を得ておる。ただ單にこういう問題は委員会審査の問題ではないですよ。
  32. 木村守江

    木村守江君 私は決して政府に徒らに迎合するというようなことじやないのです。ただその議案がこれは本当に審議しなければいけないものかどうかということを我々政府から説明を聞かなくとも、我々同志が研究して審議しても差支ないと思うのです。それは原案が示された以上は、常に政府側がここに來て、官房長官説明があつて、了解にならなくちや議案審議ができないという建前じやないのです。私は議院自主性から言つてそういうものではないと思う。これは官房長官がここに來て説明するということは、私は一個の便宜の問題であつて、決して正常な形で進むべき方法ではないと思う。
  33. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 官房長官も約束しないで今後出しますと言つているのなら何をか言わんやだ、出しませんと言つている。そういうことはいたしませんと言つている。その言葉に乘つてこちらが取りきめをしておる。而も出しません。或いは十二月三十一日までよろしい、或いは條約成立のときまでこれは上げてよろしいといつたものでも、いや、実は言い間違いをしました、そうではない、是非これは上げてほしいなどとわざわざ官房長官出て來られて弁明せられて、それを諒として審議を進めて上げた法案もある。こういうことは議院の運営上非常に重要なことなんです。我々の自主性で出て來たものを金科玉條として我々何でもやらなくちやならんという論理はどこにもない。
  34. 油井賢太郎

    油井賢太郎君 これはどうでしようね、特に政府で以て緊急に審議してもらいたいという理由があるのなら、やはり官房長官がここへ來られて説明をして、その説明を聞いてから議論をするというふうにしたらどうですか。(「異議なし」「それはそうだ」と呼ぶものあり)そのときに認める認めないはこつちにある。
  35. 相馬助治

    相馬助治君 私たちはやはり申合せに先ず第一忠実であるべきであると思う。從つて我々は話を聞くわけに行かんから、こちらから官房長官を呼ぶのでなくて、自発的に來て立場説明して了解したならば、我々も相談乘つて協力して、木村さんの言うような精神でやりましよう。それまではそういう精神はちよつとなれないですね。(笑声、「その通り」と呼ぶ者あり)
  36. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 大体の空気がそんなようですから、一応又官房長官とも連絡いたします。   —————————————
  37. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) これは実際議事関係ございませんが、この間煖房が入るまでは廊下の扉を閉めておくというので閉めてございますが、昨日から煖房が入つておりますが、如何いたしますか。あけておきますか。念のために伺つておきます。
  38. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 この煖房状況ではまだ……。(笑声
  39. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) いずれ皆さんの身体の御状況伺つた上で……。(笑声)本日は直ちにはあけません。いずれお話があるまで閉めておきます。
  40. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 大体委員会休憩のままにしておきまして、又お諮りいたすときに放送いたしますから、どうぞお願いいたします。では休憩いたします。    午前十時十四分休憩    〔休憩開会に至らず〕