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小笠原二三男君
高橋さんの條約のほうの問題についての
お話でありまするが、これは
委員長のおつしや
つておられる
通りのことを私はそれなりに了承しておるわけで、今国会が條約批准の問題で召集にな
つておるというような問題その他を勘案しまして、私も
会期延長になるとするならば、
議運における今後の
決定で
会期延長等になるならば、そういう場合に條約の問題で
会期延長がなされたというようなことについては、私も本意とするところではないために、先ほどから実際上條約のことについては申上げないが、
予算や
内閣の問題についてだけ理由をかざしておるわけであります。
従つてそれは
当該委員会のほうにおいて、
理事会等において御勘案になればいいことで、それを若しも、これは先走つた話ですが、
議運として
委員会の模様
如何にかかわらず、延ばすとか引揚げるとかいう
決定をしますということであるならば、各
会派の意思によ
つて全体の
定員法なり、
予算なり、給與なり、これらの法案のどれを継続
審査にして延ばすとか、どれを生かして行くかというふうな話合によ
つて初めてこれは可能になる問題であろうと思うので、先ず
議運の問題としてこれは取上げることではなくて、
委員会自体で御処理を願つたらいいという段階であろうと私は思います。それから今の
加藤君の話ですが、若しも何らかの
措置を講じなければならないとするならば、
早期にこの
措置を講ずることは、ふだんの場合の
会期延長のような差迫
つて起
つて来る問題ではなくて、とうに今日において予見せらるることでありまするから、だから問題をそういう前例的なことに扱うことを私は避けたいがために、
会期延長になるかならないかわかりません、わかりませんが、
早期に
委員長の申出の線に沿うて、他の
常任委員長の見解もあるでしよから、お聞き取りを願
つて、そうしてそれによ
つて議運においてどうするかお
考えを願いたい。而もそれを
早期に発動するとか、或いは差迫
つて実際的に効果を発揮して行くとか、そういうようなことについては
議運において御相談があ
つて然るべきものだと思う。そこで私は
常任委員長の懇談会は
議長に一任或いは
議運の
委員長に一任して、明日でも明後日でも、或いは明々後日でもいいのだということで私はこの提案をしておるのではございません。明日
常任委員長懇談会を持ち、
議運を持ち、その結果
如何によ
つてはそのまま流して行
つてもいい問題でありましようし、又或いは取りきめができるならば、それを金曜日の本
会議にかけて決するということになれば、最終的に土曜日或いは日曜日にさまざまな問題が絡んで混乱するような事態を
議運は避けることができる。こういう
考えに立
つて私は申上げておるので、明後日、明々後日にこれをやろうというようなことであるならば、私は一切のこれらのことについて撤回いたします。御自由にや
つて頂きたい。