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1951-10-01 第11回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十六年十月一日(月曜日) 午前十一時十二分
開会
—————————————
委員
の
異動
八月二十二日
委員駒井藤平
君辞任につ き、その補欠として
三好始
君を議長に おいて指名した。
—————————————
本日の
会議
に付した
事件
○
行政機構
の
整備
に関する
調査
の件 ○
派遣議員
の
報告
—————————————
河井彌八
1
○
委員長
(
河井
彌八君) それではこれから
内閣委員会
を
開会
いたします。 先ず以て
委員
のおかたに
異動
がありましたので御
報告
申上げます。
駒井藤平
君がお
やめ
になりまして、
三好始
君が
内閣委員
におなりになりました。八月二十二日であります。そのほかには
前回通り最後
の
会議
の
通り異動
はありません。それを申上げます。 それから
山花
君と
竹下
君及び
杉田専門員
が御
無事アメリカ
からお帰りになりまして、新知識を以て
内閣委員
のこれからの
仕事
に御盡瘁下さることになりまして、誠に恐悦に存ずる次第であります。 —————・—————
河井彌八
2
○
委員長
(
河井
彌八君) 本日は公報に出して置きましたが、
会議
に付する
事件
といたしましては、
水産省設置法案継続審査
、もう一件
水産省設置法
の
施行
に伴う
関係法令
の整理に関する
法律案
、この
二つ
と、それから
行政機構
の
整備
に関する
調査
、これも
継続調査
であります。そのうちで
行政機構
の
整備
に関する
調査
は、実は
政府
において
相当用意
をいたしておるようであります。
内閣委員会
におきましては、かねてから
政府
に対しましてかなり緊密な連繋をとることを試みておりまして、
政府
の側の準備が整い次第、
委員会
を開きまして、
政府
の案或いは
考え方等
につきまして
説明
を求めることに努めて参りましたが、まだその機が熟しないというほかはないかと思いまして、そのための
委員会開会
がいたしかねておりました。併しこれは近くその
機会
ができるであろうと思います。そこで本日はこの件に関しましては、
委員諸君
から何か特殊の御発言があれば格別、それでなければこれは次回に譲りたいと思いますが、
如何
でしようか。 〔「
異議
なし」呼ぶ者あり〕
河井彌八
3
○
委員長
(
河井
彌八君) 御
異存
ないと認めます。 それから次に
水産省設置法案
ほか一件でありますが、これに関しましては、すでに
前回
にいろいろ御
意見等
も発表にな
つて
おります。この
法律案
に入るに先立ちまして、今度の休会中に
北海道
の
視察班
と
九州
の
視察班
が出ておりまするから、今日はこの両
視察班
の
報告
だけを聞くことにいたして、本日の
会議
はそれでとどめたいと思いますが、御
異存
はありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河井彌八
4
○
委員長
(
河井
彌八君) 御
異議
ないと認めます。それでは
北海道
の
視察
につきまして、
松平委員
から御
報告
をお願いいたします。
松平勇雄
5
○
松平勇雄
君
北海道視察班
の
報告
を申上げます。 七月二十日より三十一日までの十二日間、
上條議員
と私は
北海道
へ
出張
いたしました。
出張
の主な
目的
は
二つ
あ
つたの
であります。即ちその
一つ
は、さきに第十
国会
において成立いたしました
北海道開発法
の一部を改正する
法律
の
実施状況
の
調査
であります。つまり
北海道開発
庁の
出先機関
として
現地
に
北海道開発局
が設けられまして、そして従来
北海道庁
の所轄の下にありましたところの
北海道開発
に関する国の
直轄事業
を、この
北海道開発局
の手で実施することに改正されまして、すでに七月一日より
施行
されておりますので、その
実施状況
を
調査
したのであります。もう
一つ
の
目的
は、同じく第十
国会
において
継続調査事件
として取扱うことにな
つて
おりました
水産省設置法案
の
審査
のための
実地調査
であります。従いまして
視察先
といたしましては、
札幌
にあります
北海道庁
及び
北海道開発局
と、そのほかに、これは主として
水産業
の
調査
のためでありますが、道内の各地を
廻つて実地視察
をしたのであります。又この
機会
に右のほか
札幌近郊
の
警察予備隊
と
函館
の
海上保安部
をも
視察
いたしました。
ちよ
つと簡単に
視察
の経路を申上げますと、先ず
札幌
へ参りまして、そこで、主として
北海道開発
の問題を
調査
しました。それから
札幌
から旭川を経由して
網走
に参りましてここでは、主として
水産業
の
状況
を
調査
いたしたのであります。それから
自動車
で
阿寒国立公園
を通過して
釧路
に
向つたの
であります。この間のことを
ちよ
つと申上げてみますと、その全道程は約二百五十キロでありまして、大体が
全額国費維持
の
地方費道
でありますが、
網走支庁管内
より
釧路支庁管内
に入りましてから、特に弟子屈という所から
阿寒湖
へ行く四十キロの
横断道路
や、
阿寒湖
から
釧路
に向う
道路
は、極めて荒廃した
道路
でありました。案内してもらつた
釧路開発建設部長
の
説明
によりますと、この
道路
は冬期に交通が全く杜絶するということはいうまでもないが、雪どけ時期にな
つて
も当分
自動車等
は通れず、又ようやく通れるようにな
つて
も
大変難澁
をするということでありました。その理由は、
観光道路
としての指定を受けておる
関係
上、
予算割当順位
が下のほうにな
つて
おり、このため十分な
予算
が取れないからだということでありました。即ち実際には坪六千五百円から七千円くらいはかかるのが通常であるが、国の査定は三千円くらいに過ぎないという
状態
であるというのであります。従いまして
自然修理
が
応急的措置
にとどまるので、折角
修理
をしても、
大型自動車
でも一度通ればそのためにすぐ
道路
が駄目になるので、毎年何回となく同じようなその
場しのぎ
の
修理
を繰返すことになり、結局
予算
を思い切
つて
増額して
根本的修理
をするよりも、
却つて経費
が余計かかることになる。かような次第で、この
道路
は
道路工事
中でも最も頭痛の種とな
つて
おるということでありました。併し
開発事業
の
中心
となるものは何と申しても
道路
であり、殊にこの
指路
は将来
観光道路
としては申すまでもないが、
産業道路
としても
相当
重要なルートとなるであろうから、
本格的修理工事
に着手することが得策であると思うという
説明
を聞いたのであります。かようにいたしまして私どもは
釧路
に到着いたしまして、そこで
水産業
の
状況
を
調査
したのであります。 それから
岩見澤
、
帯小牧等
を経由して
函館
まで引返したのでありますが、ここでは
水産業
よりも主として
海上保安部
を
視察
いたしました。なお以上のごとく
網走
、
釧路
、
函館
の三カ所で
水産業
を
調査
したのでありますが、その際
水産施設等
をも併せて
視察
したのであります。その主なるものを申しますと、
漁港
のほか、
網走
では
日魯漁業会社
及び
水産冷蔵会社
、
釧路
では
日本水産会社
、
太洋漁業会社
、
極洋捕鯨会社
、又
函館
では
定温倉庫会社等
を
視察
したのであります。なお又この
出張
の
機会
を利用いたしまして
網走
の刑務所、
釧路
では海藻を原料とする
化学工業
である
北海道興発会社
、それから苫小牧の旧
王子製紙工場等
をも
視察
したのであります。以上
調査
の詳細は
報告
を
速記録
のほうに讓
つて
置きまして、ここでは主たる問題について
調査
の
具体的観点
だけを申上げて置きたいと思います。 第一に、
北海道開発局設置
に関する問題でありまするが、過般の
法律改正
後における
改革
の
進捗状況
はどうであるか、又
改革
による国及び
道庁側
における
行政
上及び
財政
上の影響はどうであるか、又将来の予想はどうか、換言すれば
通庁側
においては定員の増加や或いは
開発事業
に必要な
機械器具等
の
新規増設等
が避けられず、そのため
財政
上の負担が重くなるということはないか。又
国費
も増大することはないか、更に又
開発事業
は支障なく遂行され得るか等の問題について
調査
したのであります。これらの問題の大半はすでに第十
国会
において
相当愼重
に審議されたことでありまするが、
改正法律
はすでに七月一日を以て
施行
されておるのでありまするから、今日においては更にこれらの点が明瞭になるものと考えまして、
現地
における
実情調査
の必要を認めたのであります。又
道庁
においては国と
地方団体
との間の
事務
の配分についての
意見
をも求めたのであります。 第二に、
水産業
の
調査
であまりするが、これは
水産省設置
の問題を
如何よう
に処理すべきかという
観点
より
水産業
の
実情
を
視察
し、且つ
水産省設置
の可否に関する
現地
の声を聽取したのであります。 第三に、
海上保安部
については
北海道
における警備、
救難状況
、特に最近しばしば伝えられる
ソ連監視船
による
日本漁船
の
拿捕状況
や不法入
出国者
の
状況
はどうであるか。又これらの
監視
に従事する
職員
の
執務状況如何等
の点を
調査
したのであります。 第四に、
警察予備隊
についてはその
訓練状況
を
視察
すると共に主として隊員の
要望事項
を聽取したのであります。 以上短期間の間に極めて広い地域を而も比較的広範囲の問題に亘
つて
視察
して参りましたので、それぞれの問題について
十分委曲
を盡し得ない点もありましようが、
視察状況
の詳細については
報告書
を
速記録
に掲載することにいたしますから、どうぞそのほうで御覧を願いたいと思います。 以上御
報告
申上げます。
河井彌八
6
○
委員長
(
河井
彌八君) 有難うございました。 何か御質疑でもおありになりますか。
竹下豐次
7
○
竹下豐次君
極く一口にお答え願いたいと思うのですが、
北海道開発
の
法律
の
施行
の問題について、
道庁
内の
役人
の気分、それから
民間
の
人たち
のこれに対する気持ちについて何かおわかりの点がございましたら極く簡単に御
説明
願いたいのです。
松平勇雄
8
○
松平勇雄
君
道庁
内の
役人
はやはり
開発庁設置
のことに関しては余り
関心
を持
つて
いなようであります。併し
知事
といたしましては、非常にこの前の第十
国会
のときに
知事
からいろいろお話がありました当時の
意見
を持
つて
おられるのですが、こういうふうにきまつた以上は、一日も早く
事務
を円滑に遂行し得るように自分としては極力努力するということを言
つて
おられました。
民間
のほうといたしましては、別に大した
関心
を持
つて
いないようなふうにも思われたのです、
道庁
でやろうとも、或いは
開発庁
でやろうとも、どつちでも
仕事
がうまくい
つて
もらえば結構だというようなことを言
つて
おられたのですが、まあ
民間
のほうにはあまりたくさん
意見
を伺わなかつたものですから、本当の
民間
の声というものは
報告
するまでにな
つて
おりませんですが、大体あまり
関心
を持ておらないように見受けたのです。
河井彌八
9
○
委員長
(
河井
彌八君) それでは御
異議
がありませんなら
九州
の
視察報告
をいたしますが、私から申上げます。 これは
水産省設置
という大きな問題がありまするから、それに関連して
北九州方面
の
水産業
を
視察
するために
長崎
及び
福岡
、両県に
参つたの
であります。尤も
長崎
県を主といたしましたので、
福岡
は極めて簡單な
視察
にとどま
つたの
であります。初めの溝渕、
栗栖両君
がお出かけになるようでありましたところが、
栗栖委員
が御都合がお悪くなりましたので、私がどうも出かけなくちやならんようにな
つたの
であります。ところが出発のその日になりまして
溝淵委員
からも事故があ
つて
出られないというので、私一人にな
つて参つたの
であります。
従つて
甚だ私の
報告
は不十分でありますが、あらかじめ御了承を願
つて
置きます。
長崎
県は御
承知
の
通り北海道
を除いては
全国
の
都道府県
中の随一の
水産県
でありまして、
昭和
二十五年における
漁獲高
は一億三百万貫ということであります。
全国
の
漁獲高
の一五%を占めておるのであります。で
九州
のほかの諸県の
漁獲高
よりも遥かに多いのであります。で、なおこれを
戦前
の
漁獲高
と比べましても、遥かにこの数字は
戦前
のを凌駕しておるという
状況
であります。で、その
漁獲
はどういうところから来るかといいますと、大体二割は
遠洋漁業
でありまするが、八割は
沿岸漁業
であります。その
沿岸漁業
の
漁獲高
のうちの七割というものは「
いわし
」の
漁業
であります。
如何
にこの「
いわし
」
漁業
が
長崎
県においての
水産
の重要な
地位
を占めておるかということがわかるのであります。
長崎
県は終戦後ほかの県に先立ちまして、
昭和
二十二年五月に
水産部
を設けておりまして、
漁政課
、
漁業課
、
水産課
の三つの課を置きまして、そしてそれぞれ
漁業
には随分力を入れております。
水産試験場
といたしましても、
長崎
のほかに
対馬
、
五島
に
分場
を置いております。なお
西部地区
に国の
水産
庁の
試験場
もありまして、相待
つて
相当
に成績を挙げておるように見られるのであります。 で今
水産部
が
都道府県
に置かれておりまする数を見ますると、十一
都道府県
にあるのでありまして、他の府県におきましては、そういうまあ大体
水産課
というようなもの、或いはそれすらもないのがあるというような、
行政組織
としてはそういうふうな
状態
であることを附加えて申上げて置きます。 で旅行といたしましては、
長崎
に参りましたのが八月の二十六日に着きました。そして天候を見図らいまして
長崎県庁
においてのいろいろな
打合せ会
、懇誤
会等
を
あと廻わし
にしまして、先ず以て
五島列島
に参りました。二十七日に
行つて
二十八日に戻
つて
参りました。
五島列島
の
奈良尾
へ、この「
いわし
」
漁業
の今
最盛期
でありますが、
奈良尾
に参りまして、その
実情
を
視察
いたしました。そしてそこで
懇談会
をいたしました。それから直ぐに
長崎
に戻
つて
参りまして、
県庁
でやはり
水産部
の各課の
職員
とそれは午前中、それから午後には当
業者
のかたがたに寄
つて
頂きまして、いろいろ
懇談
を重ねたのであります。そこで
県庁
の側のことはここには
報告
を省きますが、
民間代表
といたしましては、
長崎
県
水産加工業協同組合連合会
、それから
日本遠洋底曳網漁業協会長崎支部
、それから
長崎
県
揚繰網組合
、それから
定置漁業組合
、
太洋漁業長崎支店
、
丸徳魚業
、
山田漁業
、
浜崎漁業
、
長崎魚市場関係
の
代表
が出て来られました。そのほか農林中央金庫の
長崎出張所長
も出て下さ
つたの
です。なお
長崎
県の
県漁連
の、丁度会長はおりませんでしたが、
意見書
を出してくれたのであります。それでいろいろ
意見
が出ましたのでありますが、いずれも皆
水産省
を独立して設置して欲しい、こういうことを申しました、そうしてそれはどういう点において特に必要であるかといえば、
水産業協同組合
の育成、指導の上からも必要である。次には
漁業資材
、設備の拡充及び融資の問題からもこれを欲しい。それから第三番目には、
漁業
の
災害
に対する
共済制度
を確立するために必要である。第四には、
水産資源
の
枯渇
を防止することのためである。第五には、
水産品
の
市場価格
、運営の問題。それから第六には
マッカーサー
・
ライン撤廃
後の
海上保安措置
の問題というようなことがたくさんあるのでありまして、それらの事柄を挙げまして、これは国の
食糧事情
を確立させるためにも或いは又
国際性
を持
つて
おる
漁業
を正しく発達させる点からも、国内的の
農林行政
とは性質が違うのであるから、独立の一省として欲しいのだということが要点であ
つたの
であります、その中にはいろいろな問題がたくさんありまして、いわゆる
漁業
に対する五ポイントをどういうふうに実行するかというようなこと、或いは又
マッカーサー
・
ライン
が撤廃されてから後の
漁業監視船
、
監視
ということは
やめ
になるだろうが、むしろこれは
漁業
の
保護推進
というようなことも必要であるというようなことなども言われたのであります。御
承知
の
通り長崎
県は一方には壱岐、
対馬
、それから又中央には
五島列島
、それから南方には島原半島というように、もう非常に
海岸線
が長くて、そうして大きな、漁場に特殊の有利な
地位
を占めておるのでありまするから、只今出ました
意見
のごときは実際に当てはめて考慮すべき余地があるということを感じたのであります。 それから
奈良尾
港につきましてもこれは
漁業
の
中心地
でありますので、当
業者
と
懇談会
を開いたのでありますが、これはやや地方的であります。その話題と
なつ
た主なものは、
奈良尾
港の
漁港修築促進
の問題、これから
水産資源
の
枯渇
を防止して欲しいという問題、それから
漁業災害
に対する
共済制度
を確立して欲しいということ、それから
漁業用
の
資材
に対する
補給金制度
を復活してもらいたいということ、それから
漁業
に対する
附加価値税
の問題、それから
公有水面使用料
の引下げ問題、
漁業
の燃料の、油の
価格
の改訂の問題、
漁業証券
の対策の問題、それから
五島
と
内陸
、即ち主として
長崎
でありますが、
内陸
との航路を、航海をもつと安全確実なものにしてもらいたい。それから超
短波
の
無電局
を急速に設置してもらいたい。現在は
海底電線
がありまして、それを利用しておるのでありますが、それよりも超
短波
の
無電局
を擴充して急速にこれを設置して擴充してもらいたいというような
意見等
がありましたのであります。大体それらでも
つて
、そういう趣意を以ちましてこの
懇談会
は
終つたの
であります。 そこでこの
水産省設置
の問題をどう取扱うかということは、今後この
委員会
が最も力を入れて解決すべき問題であると考えます。一応これだけの御
報告
にとどめて置きます。何か……。
楠見義男
10
○楠見
義男
君
継続審査
について次の御会合はいつ頃の予定をせられますか。
河井彌八
11
○
委員長
(
河井
彌八君)
ちよ
つと
速記
をとめて。 〔
速記中止
〕
河井彌八
12
○
委員長
(
河井
彌八君) それでは
速記
を始めて。 本日はこれを以て散会いたします。 午前十一時五十二分散会
出席者
は左の
通り
。
委員長
河井
彌八君 理事 楠瀬 常猪君
委員
郡 祐一君
松平
勇雄
君 横尾 龍君
山花
秀雄君 楠見
義男
君
竹下
豐次君
事務局側
常任委員会専門
員
杉田正三郎
君
常任委員会専門
員 藤田 友作君