○
石野久男君 他の
委員にも迷惑をかけると言いますが、きようは
あと本
会議の予定もないわけですから、一応この問題は論議をさしていただきたいと思うのです。今日持たれているこの
臨時国会の
趣旨、そしてきようの首相の
発言にもありましたように、
全権団を出すについて
国会の承認を求めるようなことにな
つているわけであります。しかもこの問題については、
政党としての
自由党かられわれのところにも正式に同調を要請されている。これに対するわれわれの答えは、もちろん
与党の
自由党の
諸君に対しては満足の行くものでなかつたということはよくわか
つております。しかし私
どもとしてはこういうような
機会において、少くともわれわれが
国民諸君から委託されておる
審議権というものをりつばに発揮しなければならぬという
考え方に基いて、その
発言をたとい五分間でも十分間でもよいからということでお願いしているわけであります。
従つて石田君から、もうこれ以上おれには言うことはないのだということについては、私
どもはどうもわからない。さきにあなた方の方からわれわれの党に対して要請があつた
趣旨と、今日ここでわれわれが
発言を要求しているごととの間にどういう違いがあるか、こういうことについて、もつとあなた方の
考え方を聞かしていただかなくてはならぬ。この点についてはどういうふうに
石田君たちは
考えておるのですか。