○矢嶋三義君 本
改正案は、
提案理由にもありますように、現状に即するように整備
改正したとありますが、所管課長の努力を多とするものでありまして、さぞ御苦労だ
つたと思います。そうしまして、その点は確かに盡されておるようであります。私予算
委員会に参
つていまして、この審議が、前にどういうことがあ
つたか知りませんので、重複することを恐れますから、私は
只今木村委員が
質問したことにつきましてもう少しお聞きしたいと思います。
全般的にこの法の実状に即するようにとか、或いは均等を図るというような立場から整備できておると思いますが、やはり一つの問題は、特殊
学校の
教職員の免許のところにあると思います。この問題に関する限りは私自由党の木村氏とも完全に一致するわけでありまして、自由党のほうから
修正案が
提出されることを期待し、又強く要望するものでありますが、まあこの点だけでありまして、さつき第一の
質問についての習得
単位と
給與との
関係を結び付けることを
質問された。これに対して、
局長は御尤もであるというような答弁をされましたけれども、これにつきましては
認定講習の発足当時の文部省当局の説明その他から考えますときには、これは
給與制度の根本に関することであ
つて、そう簡単に私は賛意を表しかねるのであります。それはそれとしまして、特殊
学校の面について、お伺いいたしますが、私まあお伺いいたしますのは、特殊
学校の
教職員の確保という立場からお伺いするわけであります。これにつきましては国立
学校の一部
改正のときにも私は
局長にお尋ねしたわけであります。確かに法を整備するような場合には、均等というような立場から今度のような
改正が出て来るのは無理ないと思うのでありますが、私は特殊
学校の校長も若干知
つておるのでありますが、実際なかなか確保できない。本人はそういう方面の
教育に非常に趣味と熱意を持
つて行きたいと言
つても、周囲の人が許さなくてなかなか
学校長として確保ができない、こういうわけです。この提案の底意には確保できるということを前提にして、こういうことをされているわけです。
それともう一つ問題になるのは、先ほどから特殊
学校の
教職員に
単位を要求しても、そう過重にならんと言いますけれども、やはりこれは私は特殊
学校と普通
学校の人事交流というものは或る程度予想せにやならんと思います。そうなりますと、やはり
教員としては基礎免ということは一応考えるでしよう。基礎免というものを考えた場合に、
単位というものが出て来るとすれば、私はどうしても過重になるのじやないか。過重になるところに
教員の確保ができないのじやないか。こう考えるのですが、その点についてもう一度突込んで答弁して頂きたい。