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1951-03-29 第10回国会 参議院 議院運営委員会 第34号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年三月二十九日(木曜日)    午前十時一分開会   —————————————   本日の会議に付した事件 ○議長報告議院運営に関する件 ○委員辞任及び補欠選任の件 ○議院運営委員補欠選任の件 ○議院運営小委員予備員補欠選任の  件 ○庶務関係小委員補欠選任の件 ○戰歿者遺族戰傷病者及び留守家族対  策に関する決議案委員会審査省略  要求の件 ○国家公安委員会委員任命につき同意  を求めるの件 ○外国為替管理委員会委員任命につき  同意を求めるの件 ○積雪寒冷單作地帶振興対策審議会委  員の各派に対する割当に関する件   —————————————
  2. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今から会議を開きます。議長から発言を求められております。
  3. 佐藤尚武

    議長佐藤尚武君) それでは御報告申上げます。昨日衆議院議長から参議院議長に対して申入れのあつたことについて、御報告いたす次第であります。日本開発銀行法案、それと公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案の両案は提出が遅れていたのでありまするが、すでに提出なつた以上は衆議院としては自然休会に入る前に、この両案を議決したいという希望であります。ところが衆議院の議決議了するのは三月三十一日までには困難であつて、四月初めに跨がるものと思われる、従つて右議了後、つまり四月に入つてからでございまするが、右議了休会に入りたい。そこで参議院側もこれに御同調をお願いしたい。右は、衆議院議院運営委員会会派一致希望として参議院議長にお願いする、という申出がありました。以上御報告申上げます。これにつきましては、衆議院議長に何とか御返事をしなければならんと思いまするので、皆様がたの御意見をおまとめ下されば仕合せと思います。
  4. 小川久義

    小川久義君 各会派持ち帰つて相談の結果結論を出すことにしたら如何でしよう。
  5. 山田佐一

    委員長山田佐一君) ほかに御発言はございませんか。
  6. 中村正雄

    中村正雄君 帰つて会派に相談しなければ最後の決定はできないと思いますけれども、私のほうは今朝きまつたわけですが、昨日一応参議院としましては自然休会期日もきまりましたし、又前々から、終期についてはきまつておりませんか、休会につきましては前から予定されて、それぞれ各議員、各会派においてプランを立てておる。従つて四月の五日とか七日とかいう期間をきめてそれまでやるといたしましても、事実上本会議を開くことが不能な状態になりはしないかと思います。又衆議院のほうからこういう中出かありますが、四月一ぱいやらなければならないようなものであれば別でありますけれども、三日や四日間でやろう、それを通すためにやるということであれば、まだあと三日あるわけですから、委員会を夜通しやつても三十一日までに結末をつけるという方向に持つて行つて参議院としては既定方針辿り一日から自然休会に入るというふうに持つて行きたいと思うのであります。
  7. 愛知揆一

    愛知揆一君 今の議長からの御報告がございましたが、衆議院議長申入れでは日数の問題等についてはまだお話がなかつたでしようか。
  8. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 衆議院からは何日までというお申入れは何も承わつておりません。
  9. 佐藤尚武

    議長佐藤尚武君) 四月に入つてから、議了後ということになつております。
  10. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 三十一日にするということがきまる前におきましても、本国会の劈頭に社会党代表中村君から極めて愼重な態度を以て議事の進行について諮られたことであり、我々はそれを諒として進んで来たのだし、特に三十一日にするということにつきましては、十分に各派会が検討してきめられ、それによつて会派共地方選挙に対する休会中のプランというものを立てておりますから、やはり私はきめた通りにやつて行くべきであるというふうに申上げたいと思います。
  11. 愛知揆一

    愛知揆一君 これは各会派に持ち帰つてでなければ、正式の意見は出ないと思うのですよ。併し非常に切迫している問題でもございますから、取りあえず参議院側の意向としては、できるだけ衆議院の議案の審査を急いでもらいたいということを取りあえずの返事としてやることは如何でしようか。
  12. 中村正雄

    中村正雄君 急いで衆議院返事をするとしますれば、参議院としてはこの期日をきめるにつきましては官房長日を呼んで、常任委員長懇談会なり、議運でやはり開発銀行法なり、その他も勘案してきめたのでありますので、参議院のきめた通りにやるように衆議院は夜を徹してでも委員会をやつて参議院に廻してもらいたいということを申入れてもらいたいと思います。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  13. 鈴木恭一

    鈴木恭一君 三月三十一日で参議院か終了しようということにきめましたが、政府のほうからそれに対して何か申入れがありりましたか。
  14. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 事務当局に対しては、何ら政府から承わつておりません。
  15. 佐藤尚武

    議長佐藤尚武君) それでは只今までここで御発言になりましたところを伺つておりますというと、衆議院に対して、三月三十一日までに切上げ、そうして後は自然休会に入るという参議院の議決であるから、そうしてそれは又特に政府も承知のことであり、岡崎官房長官も列席のところでそれを取りきめているというようなことでもあり、且つ又この二つの法案提出されなということも勘案してそういうふうにきめたのである。従つてこの際この参議院側の取りきめを変更することは頗る困難であるからして、衆議院側においては最善を盡して今月一ぱいに、この両案が参議院でも審査を結了するように衆議院側審査を促進して、参議院にできるだけ早く廻しもらいたい。そういうふうに取扱うことにしてもらいたいということを衆議院議長申入れる。こういうことで私は了解いたしましたが、それで間違いございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  16. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは只今議長から報告がございましたが、そのように取計らいまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  18. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に常任委員辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  19. 河野義克

    参事河野義克君) 第一クラブの議院運営委員三浦辰雄君が辞任せられて、後任に佐々木良作君を指名して来られております。
  20. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  22. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次は議院運営小委員、同予備員補欠選挙に関する件、庶務関係小委員補欠選挙に関する件を議題に供します。
  23. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 議院運営小委員補欠佐々木君、同予備員水橋君の代りに鈴木清一君。庶務関係小委員鈴木清一君の補欠水橋藤作君、三浦辰雄君の補欠佐々木良作君が推薦されております。
  24. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  26. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に決議案委員会審査省略要求に関する件を議題に供します。
  27. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 只今お手許にお配りいたしました戰歿者遺族戰傷病者及び留守家族対策に関する決議案、本件に関しまして、発議者から委員会審査省略要求が出ております。
  28. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 審査省略要求の件は、許可いたしまして、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  30. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に国家公安委員会委員任命につき同意を求めるの件、外国為替管理委員会委員任命につき同意を求めるの件、右二案を議題に供します。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 中村正雄

    中村正雄君 恐らく異議はないと思いますが、私のほうの会派に諮つていないのです。今朝早いもので、総会をやつておらないのです。今日でなければどうにも困るというのでない限りは、明日まで留保願いたいと思います。
  33. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 特に早くということではありません。
  34. 山田佐一

    委員長山田佐一君) ではこれを明日まで保留するということにいたして置きます。大体私のほうからお諮りすることはそれで済みました。   —————————————
  35. 小川久義

    小川久義君 昨日お願いしました積雪寒冷單作地帶の法律の問題でありますが、その後政府へ連絡して、いつ公布をする予定だということを確かめましたところが、官房長官から返事が来まして、目下上奏中である、二、三日に公布できる予定だという返事が来ましたので、農林大臣に宛てて、これは今月中に委員選挙を行いたいから、すぐ明日でも公布してもらいたいということを申入れまして、了承を得ておりますので、これは明後日までに公布ができるものと思うのでありますが、各会派割当を決定願い、各会派において人選もして置いてもらいたいと思います。
  36. 山田佐一

    委員長山田佐一君) ではその問題は明日に……。
  37. 愛知揆一

    愛知揆一君 今日の議運は、昨日の経過に徴しても、散会をされてしまうと、何かあると困るので、期末でもありますから、一応休憩にして置いて頂いて、何か用事がありましたら、招集をして頂いて、然るべき時間に又再開をして頂く、さよう委員長においてお取計らい願いたい。
  38. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは休憩をいたします。    午前十時十四分休憩    〔休憩開会に至らず〕  出席者は左の通り。    委員長     山田 佐一君    理事            愛知 揆一君            鈴木 恭一君            中村 正雄君    委員            上原 正吉君            加藤 武徳君            江田 三郎君            赤木 正雄君            小宮山常吉君            高橋 道男君            小川 久義君            三浦 辰雄君            兼岩 傳一君   —————————————    議長      佐藤 尚武君   —————————————   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録次長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (警務部長)  丹羽 寒月君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君