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1951-06-05 第10回国会 衆議院 本会議 第48号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十六年六月五日(火曜日)
議事日程
第四十七号 午後一時
開議
第一
司法書士法
の一部を
改正
する
法律案
(本
院提出
、
参議院回付
) 第二
植物防疫法
の一部を
改正
する
法律案
(
参議院提出
) 第三
医師法
、
歯科医師法
及び
薬事法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) ――――――――――――― ●本日の
会議
に付した
事件
津軽海峡
の
機雷浮流危険除去対策
に関する
緊急質問
(
玉置信一
君
提出
)
臨時国会召集
に関する
緊急質問
(
三宅正一
君
提出
)
日程
第一
司法書士法
の一部を
改正
する
法律案
(本
院提出
、
参議院回付
)
司法書士法
の一部を
改正
する
法律案
(本
院議決案
)
モーターボート競走法案
(本
院議決案
)
日程
第二
植物防疫法
の一部を
改正
する
法律案
(
参議院提出
)
日程
第三
医師法
、
歯科医師法
及び
薬事法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 各
常任委員会
、海外同胞引揚に関する
特別委員会
及び
公職選挙法改正
に関する
調査特別委員会
における閉会中審査の件 午後二時三十一分
開議
林讓治
1
○
議長
(
林讓治
君) これより
会議
を開きます。 ――――◇―――――
福永健司
2
○
福永健司
君
議事日程追加
の
緊急動議
を
提出
いたします。すなわち、
玉置信一
君
提出
、
津軽海峡
の
機雷浮流危険除去対策
に関する
緊急質問
をこの際許可せられんことを望みます。
林讓治
3
○
議長
(
林讓治
君)
福永
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり]
林讓治
4
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて日程
は追加せられました。
津軽海峡
の
機雷浮危際除去対策
に関する
緊急質問
を許可いたします。
玉金信一
君 〔
玉置信一
君
登壇
〕
玉置信一
5
○
玉置信一
君 私は、ただいま
議題
となりました
津軽海峡
の
機雷浮流危険除去対策
につきまして、
政府
に
お尋ね
をいたします。 御
承知
のごとく、本州と
北海道
をつなぐ
連絡
の要衝でありまする
津軽海峡
に最近
機雷
が
浮流
いたしまして、このために
連絡航路
の
夜間停止
をいたしておるということであります。しかも三日の
読売新聞夕刊
の報道によ
つて
みましても、この
機雷浮流
による
連絡航行
の
停止
が非常に人心に
不安感
を與え、昨年の五月、
交通公社
の
計画等
によりますと、相当な人が、すなわち一万五千人からの人が
北海道
へ旅行いたしてお
つた
ものが、本年今期においては、わずか二百名ばかり、しかも引続き
旅行計画
を立てましても、次から次へとこれが御破算になる
状況
であるということが報道せられておるのであります。かようにいたしまして、この
機雷
の
浮流
がいかに全国的に
国民
の間に
不安感
を與え、
恐怖感
を與えておるかということを如実に示しておるのであります。従いまして、私は、この際
政府当局
が、この
機雷浮流
に対していかなる
対策
を持
つて
おるか、すなわち第一点といたしましては、この
機雷
の
浮流
を
発見
したのはいつであるか、いかなる
方法
によ
つて
発見
いたしたか、どの
方向
からこれが流れて来るものであるか、この点についてお
伺い
をいたしたいのであります。 私は、この問題につきまして、少しくつつ込んでお
伺い
をしたいのでありまするが、時あたかも
国際情勢
きわめて混沌たる時でありますので、あまり深くつつ込んだ
質問
を遠慮いたしますが、少なくともこうした
機雷
の
浮流
は、單に
津軽海峡
のみにあらずして、
日本海
全体の問題として
危險防除
に当らなければならぬと思うのであります。今日、
青函連絡線
の
客船
が非常に満腹し――船腹が非常に満船であ
つて
、
東北線
とか
奥羽線
から流れるところの旅客が青森駅に立往生いたしておるという
状況等
から見まして、
当局
は、この
連絡船
の
運航
を、
機雷
の
浮流
する前の
状態
と比較して、いかなる
状態
に置かれておるか、しかしてこれが
対策
をいかにと
つて
おるかということも、この
機会
にあわせてお
伺い
いたしたいのであります。同時にまた、
客船
ばかりではなく、
貨物船
の
運航
におきましてもその
通り
であります。今日
北海道
に滯貨いたしておる
貨物
は相当数量に上
つて
おるのでありますが、かかる
貨物
の輸送に対して、いかなる
状況
にあるか、これに対する
対策
はいかにとられておるかということをお
伺い
したいのであります。 その次は、この
危險
除去に対して
海上保安庁
が今日までとり来
つた対策
はどうであるか。しかして、
浮流機雷
を今日まで一体幾つ処理いたしておるか。その次は、この
浮流機雷
なるものの
危險性
は一体どういうものであるか。
読売新聞
によりますと、一たびこれにぶつかれば轟沈する、か
つて
の
桜木町事件
どころの騒ぎではないという警告を
意味
した報道があるのでありますが、もつとも千万であると私は考えるのであります。かかる
危險
のものに対すみ
安全感
を與えるために、これが根本的な
対策
について
当局
の御所見をお
伺い
したいのであります。(
拍手
) 〔
国務大臣山崎猛
君
登壇
〕
山崎猛
6
○
国務大臣
(
山崎猛
君) ただいまの
玉置
君よりの、
津軽海峡
における
浮流機雷
に対する
危險
を憂慮せられての
お尋ね
は、おそらくこれは全
国民
のひとしく不安にたえざるところであろうと考えるのであります。
お尋ね
について、順を追うて
お答え
を申し上げます。 まず第一に、
津軽海峡
の
浮流機雷
であります。
浮流機雷
は、昨年末から本年四月未ころまでは、主として、
日本海方面
に
発見
されていたのであります。ところが、本年五月以降に至りまして、
津軽海峡
に
発見
されるようにな
つた
のであります。これは
海流
の変化によるものでありまして、
海流
に乗
つて
、さらに太平洋の側にも流れ去るような傾向が現に認められておるのであります。 次には、この
浮流機雷
は
ワイヤー等
によ
つて海中
に繋留してあるものでありますが、その
ワイヤー
が切れて、
浮き
上
つて
流れて来たもりであります。通常は、
浮き
上れば自動的に
安全装置
によ
つて
爆発しないようにな
つて
おるのでありますが、中には装置不良のものがあ
つて
、爆発することもあるのであります。この
危險性
については、
機雷
は水中の
船底付近
で爆発した場合には相当の
損傷
を與え、沈没するのでありますが、この
浮き
上が
つた機雷
は水面で爆発いたしますので爆発が空中に飛散するのでありまして、万一触雷爆発いたしましたとしても、
浮き
上
つた
ものは
損傷
が比較的軽微であるのが実情であります。
最後
に、
海上保安庁
として現在と
つて
おる
方法
はどういうふうであるかと申しまするに、
津軽海峡
の
海流
は、御
承知
の
通り
に
西口
から東口に流れておるのであります。
西口付近
に
機雷捜査艇
五隻を配備いたして
捜査
に努めてお
つて
、
発見
したものに対しては、その場で
ただ地
に処分を講ずるとともに、さらにまた刷に
海流びん
による
海流
の
調査測定
な
ども
や
つて
おり、また
巡視船
のレーダーあるいは
監視哨等
による
発見
の
訓練等
を初めといたしまして
職員
を現地に派遣して、
青函連絡船
その他の船員に対し
機雷知識
の
周知徹底
に努力せしめ、これに対する救護の
方法
、避難の
方法等
をも周知せしめ、さらにまた
発見報告
に協力いたした者に対しては賞金を與える
制度
などを設けて、あらゆる角度から万全の処置をと
つて
おる次第であります。特にまたヘリコプターによる
機雷発見
は最も効果的でありますので、これの
実施実行
につきましては、
関係方面
に対し、
目下折衝
を急いでおる次第であります。いずれにいたしましても、広漠たる海上に対して、限りある施設と人力とをも
つて
当ることでありますが、人事を盡して安全の確保を期したいと、全力を上げてこれに当た
つて
おる次第であります。 以上、
お答え
申し上げます。(
拍手
) ――――◇―――――
福永健司
7
○
福永健司
君
議事日程追加
の
緊急動議
を
提出
いたします。すなわち、
三宅正一
君
提出
、
臨時国会召集
に関する
緊急質問
をこの際許可せられんことを望みます。
林讓治
8
○
議長
(
林讓治
君)
福永
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
林讓治
9
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて日程
は追加せられました。
臨時国会召集
に関する
緊急質問
を許可いたします。
三宅正一
君。 〔
三宅正一
君
登壇
〕
三宅正一
10
○
三宅正一
君 いよいよ本日をもちまして第十
国会
は終了するのでありますが、
リツジウエイ声明
によ
つて内政自主権
が委譲せられました限りにおきましては、われわれは
ポツダム政令
その他によ
つて
や
つて
おりました、
占領下
においてやむを得ざる行き方に対しまして、
国会
の
審議
を経た法制に直しますることは当然のことであると存ずるのでありまして、この一点におきましても、
政府
は急速に準備を整えて
臨時国会
を召集すべきであると存ずるのであります。 しかして、去年の八月ごろの
予算單価
をも
つて
組みました、あの
昭和
二十六年度の
予算
が、鉄鋼その他の
基礎資材
の値上がりによりまして、
計画量
の
公共事業
を敢行することができず、米価、
電燈料
その他いろいろの
物価
の
高騰
と、
生活費
の
高騰
によ
つてベース
の
改訂等
を伴いまして、当然に
臨時国会
に急いで
政府
は
補正予算
の
提出
をなされなければならぬことは申すまでもないところであります。私は、その
意味
におきまして、
政府
に対しまして、
臨時国会
をいつごろ開かれるのかということを第一に承りたいのであります。しかして第二には、
臨時国会
に出されることを予定しておられますところの
経済
諸
法規
の
改廃
の問題について、おもなるものとしてはいかなる
法律
を予定しておるかを承りたいと存ずるのであります。さらに第三の問題といたしましては、
政府
が公約いたしました問題並びに
国会
が
議決
いたしました問題をもちまして、これの
予算化
を当然の義務として伴
つて
おりまする
法案
につきまして、これを
予算化
するかどうか、そうして、いつ、どれくらいの
予算
において出されるかということにつきまして、もとより固ま
つて
おらぬ部分があろうかと存ずるのでありますけれ
ども
、固ま
つて
おりまする範囲におきまして、
大蔵大臣
その他から
答弁
を得たいと考えておるのであります。
質問
の第一といたしましては、
米麦
のバツク・ペイの問題につきましてわれはわれは
野党連合
の
決議
をもちまして、当然
物価
の
上昇
とパリテイの
上昇
に
伴つて農民
に支拂うことを約束しております
バツク・ぺイ
については、
政府
においてもその
責任
を負われることと思うのでありますが、この際、その
予算措置等
をどうなさるか、そうして明白に
責任
を負われるかどうかという点を、
農林大臣
に承りたいのであります。(
拍手
) 第二の問題といたしましては、第十
国会
において
農業委員会
の
制度
が通過いたしたのでありますが、その際の
附帶決議
といたしまして、
農業委員会
の
事務局
の一・二人平均の
書記
を二人にふやすことをもちまして、私
ども
は反対をいたしたのであるけれ
ども
、
国会
を通過いたしたのであります。これは当然、
農業委員会法
が施行されると同時に、その
書記
につきましても、一・二人の予定でありましたものを二人として
予算
を組まなければならないのでありまして、これらの点について、
予算措置
をどうなさるかということを
農林大臣
に承りたいのであります。 さらに
大蔵大運
に対しましては、人事院は
地域給
に関しまする
改訂
の
勧告
を出しておるのでありますが、それの
予算化
の問題については、遂に
法律
を
国会
に
提出
しなか
つた
のであります。私
ども
は、この
法律
が
国会
に出なか
つた
問題については、もとよりいろいろの理由のあ
つた
ことを
承知
しておるのであるけれ
ども
、
政府
もこれに同意しておるのでありますから、
補正予算
をも
つて
この
地域給
の
勧告
に応ぜられることが当然でありまして、何月からこれを拂われるつもりであるかということについて、
大蔵大臣
に承りたいのであります。しかして、一昨々日の
議場
におきまして、
退職金
及び
退職積立金等
に対しまする
所得税
を減免すべき
決議案
を本院は
満場一致
をも
つて
通過させておるのでありますが、来る
臨時国会
において、
政府
が
所得税法
の
改正
をやりまして、この問題を実現する意図があるかどうかということを、私は承りたいと存ずるのであります。(
拍手
) さらに
昭和
二十六年度
予算
に計上されておりまする
公共事業費
の
分量
につきましては、私
ども
はその少ないことを指摘いたしておるのでありまするけれ
ども
、
予算單価
の
上昇
によりまして、
予算
の
補正
をしなければ、これは大幅に
事業分量
を減らさなければならないのであります。少なくとも
自由党内閣
といたしましては、
事業
の
分量
につきまして、二十六年度当初の
予算
に計上いたしましたる
公共事業費
を完全遂行いたしますることは、当然の
整除的責任
であると考えるのであります。(
拍手
)私
ども
は、
予算單価
の組みかえをやると同時に、その
分量
を減らさないという点についての
政府
の確約を得たいと存ずるのであります。しかして、
事業
の
分量
を減らさないならば、当然地方の
財政負担
もふえて来るのでありまするがゆえに、これに照応いたしまする
平衡交付金
をふやす
意思
があるかどうかということにつきまして、この点も
大蔵大臣
に承りたいと存ずるのであります。(
拍手
) さらにわれわれがこの際指摘しておきたい点は、
リツジウエイ
の
勧告
に便乗いたしまして、国内の
自主権
を回復するにあたりまして、
政府
はややもすれば再び
日本
の
反動化
を企図いたしまして、
わが国
の
政治
を
官僚政治
、
財閥政治
、しかして
警察政治
の
反動的方向
へ追いやろうとする
危險
をわれわれは警戒しなければならないと存ずるのであります。たとえば労働三法の
改悪
によりまして、
労働者
の
団結権
、
罷業権
、
団体交渉権等
及び
婦人労働者
、
幼年労働者等
に対する国の保護、これを
資本家団体
の要求に追従して
改悪
いたすがごときことがありましたならば、
自主権
をと
つた
瞬間において、
日本
の
政府
は
わが国
を
反動化
そうとする印象を
世界
に與えることになると存ずるのでありまして、こういう点については、いやしくも
反動化
のそしりをを受けるがごとき
改悪
をなさざることを、われわれは要求したいと考えるのであります。
経済諸法令
に関しましても、あるいは
事業者団体法
、
独占禁止法等
の
改正
にあたりましても、これが大
財閥
のいわゆる
独古的利潤追求
の
統制方式
になることを
ーー
われわれはその
危險
を感ずるのであり、さらに
農地改革
を後退せしむるがごとき行き方についての
危險
を感ずるのでありまして、私
ども
は、この際
リツジウエイ勧告
による
経済諸法令
の
改革
に関しましても、
政府
はあくまで
日本民主化
の大道を
守つて
、ますます
民主化
を推進するものであるという
意味
のことを、この際この
議場
を通じて、
世界
に向か
つて
宣言されることが必要であろうと考えるのであります。 以上の諸点について、われわれは
関係
各
大臣
に承りたいのでありますが、
農林大臣
は御
出席
にな
つて
おりますけれ
ども
、新聞その他の伝えるところによれば、
自由党
の
総務会長
になられまして、もういつ首が飛ぶかわからない
農林大臣
であります。この
農林大臣
に聞きましても、私はむだであると存ずるのでありますけれ
ども
、しかしながら、
政党内閣
における
総務会長
というものは、
大臣
の地位にあろうと、あるいは党に帰ろうと、
與党
の
総務会長
としてのその
責任
について、私は
責任
を負われることを信じまして、今の点について
農林大臣
の
答弁
を得たいと思うのであります。 しかして
総理大臣
が欠席されておりまして、おそらくは
官房長官
が御返事になることと思うのでありますけれ
ども
、
官房長官
は
国務大臣
ではないのであります。
一行政官
たる
岡崎官房長官
が
総理大臣
の代理として
答弁
をし、これを
国会
が黙
つて
聞いておるというところに、いかにも
国会
の
権威
の喪失があるとわれわれは考えるのである。先般、
各派協同一致
をもちまして、領土問題に関し、
国会
の長老である
植原悦二郎
氏の
総理
に対するあの
決議案
に対しましても、この
内閣
を代表して、
官房長官
である、
一行政官
たる
ーーもと
より私は、
岡崎
さん
個人
のかれこれを言うのではない。
岡崎
さん
個人
は
りつぱな人
であるけれ
ども
、その資格において一
行政官たる者
が
内閣
を代表して
答弁
をするがごとき慣例を黙視するということは、私は許すべからざることであると考えるものである。しかして私は、この点についてさらに追究したいことは、林副
総理
が
衆議院議長
になられまして、
吉田内閣
の副
総理
はどこへ
行つたの
であるか。
総理
が事故によ
つて
出席
できないときには、
総理
に対する
質問
に対しては副
総理
が
答弁
するのが当然であ
つて
、
行政官
たる
官房長官
がするものでないことは明白な事実であります。われわれは、この
意味
において、
岡崎官房長官
に対し、副
総理
は一体できておるのか、できておらぬのかを聞きたいのである。 さらにわれわれは、
総理
の
国会軽視
の問題に対しまして、
諸君
とともに憤りを発しなければならない。
諸君
、第十
国会
は、第一回の
会期延長
をも
つて
二日に終わろうとしたのであるが、二日から今日に至るまで、
吉田総理大臣
は日曜にちよつと出ただけであ
つて
、それ以外
国会
には姿を現わさず、
温泉
へ
行つて
おるのである。そうして本日は、
自由党
の
議員総会
にも
出席
を要求されておられるにかかわらず、それにも出ずして、きようの五時からの
財界
との会談には出るそうである。
財界
から寄附をもらうためには出て、
国会
の
最終日
には
温泉
へ
行つて
お
つて
出ないというがごとき
国会軽視
のやり方に対しましては、
諸君
とともに、われわれは断々固として
政府
の
国会軽視
の
態度
を糾彈するものである。(
拍手
)
吉田総理大臣
の、そのお気に入りの
廣川
君が、心せよ、月のまるいもただ一夜、という歌を歌われたそうであるけれ
ども
、私は、その
吉田内閣
の
吉田
さんに対しまして、この、心せよ、月のまるいもただ一夜、平の清盛のごとき傲慢無礼なる
態度
をとることが、いかに
国会
の
権威
を傷つけるかということについて、
廣川
君のこの歌を、
吉田総理大臣
に、
岡崎官房長官
鞠躬如として奏呈することをお願いいたしまして、私の
質問
にかえておく次第であります。 〔
政府委員岡崎勝男
君
登壇
〕
岡崎勝男
11
○
政府委員
(
岡崎勝男
君)
三宅
さんに
お答え
いたします。
臨時国会
をいつ開くかという御
質問
でありますが、これは諸般の
情勢
を考慮いたしまして、必要があれば開くのであります。 なお
経済法規改廃
につきまして、その
内容
を示せというお話でありますが、これは目下研究中でございまして、まだ
お答え
をする段階に至
つて
おりません。しかしながら、われわれは、いやしくも
民主主義
を後退させる
意思
はごうもなく、積極的にこれを推進せんとする
根本的方針
を持
つて
おりますることは、
三宅
君とま
つた
く御同感であります。 なお
最後
に、
官房長官
といえ
ども
、
特別職
である点においては閣僚と同様であります。なおまた副
総理
は、
内閣
の都合によ
つて
置いても置かなくてもよいのでありますから、御
承知
を願います。(
拍手
) 〔
国務大臣廣川弘禪君登壇
〕
廣川弘禪
12
○
国務大臣
(
廣川弘禪君
)
三宅
君に
お答え
申し上げます。 あなたのおつしやる
通り
、
バツク・ぺイ
は、
農民
の意欲をそがないように
十分気
をつけて、われわれはやるつもりでおるのであります。正確な数字は、
目下関係方面
と
交渉沖
でございまして、発表の自由を持ちませんが、ごく最近、あなたのおつしやるようにしてやりたいと思
つて
おります。 それから
農業委員会
の問題でありますが、われわれは
国会
の
附帶決議
を十分尊重いたします。その
期待
に沿うように目下検討中でございまして、これもあなたの御
期待
に沿うようにいたしたいと思
つて
おります。(
拍手
) 〔「
大蔵大臣
はどうした」と呼ぶ者あり〕
林讓治
13
○
議長
(
林讓治
君)
大蔵大臣
は公用のため
出席
いたしかねておりますから、適当な
機会
に御
答弁
願います。 ――――◇―――――
林讓治
14
○
議長
(
林讓治
君)
日程
第一、
司法書士法
の一部を
改正
する
法立案
の
参議院回付案
を
議題
といたします。
林讓治
15
○
議長
(
林讓治
君) 採決いたします。
本案
の
参議院
の
修正
に同意の
諸君
の
起立
をもとめます。 〔
起立者
なし〕
林讓治
16
○
議長
(
林讓治
君)
起立者
はありません。よ
つて参議院
の
修正
に同意せざることに決しました。(
拍手
) ――――◇―――――
福永健司
17
○
福永健司
君
憲法
第五十九條第二項に基いて再
議決
のため、
司法書士法
の一部を
改正
する
法立案
の本
院議決案
を
議題
とせられんことを望みます。
林讓治
18
○
議長
(
林讓治
君)
福永
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
林讓治
19
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて司法書士法
の一部を
改正
する
法律案
の本
院議決案
を
議題
といたします。 ただちに採決いたします。
本案
は
さき
に本院において
議決
の
通り
可決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
総員起立
〕
林讓治
20
○
議長
(
林讓治
君)
起立総員
。よ
つて満場一致
をも
つて本案
は
さき
の
議決
の
通り
可決せられました。(
拍手
) ――――◇―――――
林讓治
21
○
議長
(
林讓治
君)
参議院
から本
院提出
、
モーターボート競走法案
は同院において否決した旨の通知を受領いたしました。 ――――◇―――――
福永健司
22
○
福永健司
君
憲法
第五十九條第二項に基いて再
議決
のため、本
院議決
の
モーターボート競走法案
を
議題
とせられんことを望みます。
林讓治
23
○
議長
(
林讓治
君)
福永
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
林讓治
24
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つてモーターボート競走法案
の本
院議決案
を
議題
といたします。 ただちに採決いたします。
本案
の本
院議決案
を再び可決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
林讓治
25
○
議長
(
林讓治
君)
起立者
、
出席議員
の三分の二以上と認めます。よ
つて本案
は
出席議員
三分の二以上の多数をもて再び可決せられました。(
拍手
) ――――◇―――――
林讓治
26
○
議長
(
林讓治
君)
日程
第二、
植物防疫法
の一部を
改正
する
法立案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
農林委員遠藤三郎
君 〔
遠藤三郎
君
登壇
〕
遠藤三郎
27
○
遠藤三郎
君 ただいま
議題
となりました、
参議院提出
、
植物防疫法
の一部を
改正
する
法立案
に関しまして、
農林委員会
におきまする
審議
の経過並びに結果の大要を御
報告
いたします。
農作物
の
病害虫防疫
のための
基本法
としまして
植物防疫法
のありますことは御
承知
のことと存じますが、本法は、おもに
検疫業務
と
特殊病害虫
の
防除
に重点が置かれておりまして、
終戰後特
に頻発いたしております
一般病害虫
の
防除
のためには、はなはだ不十分な現況を示しておるのであります。この
欠陷
を是正しようというのが、この
改正案提出
のねらうところと相な
つて
おるのであります。 以下、簡單にその
内容
を述べますると、第一は、
農林大臣
は、広面積にわた
つて
激甚な
発生
をして、
農作物
に重大な損害を與えるおそれのある
病害虫
を指定して、これを
指定病害虫
とする。 第二は、この
指定病害虫
の
異常発生
に備えまして、国は
農薬
を備蓄し、
防除器具
を備えつける。しかして、この
農薬
及び
防除器具
は、必要に応じて
譲與
、
讓渡
または貸付を行い、さらに
防除
を実施するものに
補助金
を交付する。 第三は、国は
病害虫
の
発生予察事業
を行い、
都道府県
はこれに協力する。 第四は、
発生予察事業
、
農薬
の備蓄、
器具
の備えつけ等に当らしめるため、現在の
動植物検疫所
を拡充いたしまして、数
府県單位
に
農林省防疫所
を置く。 第五は、
都道府県
は、国の
防除事業
に即応いたしまして、必要な箇所に
病害虫防除所
を設置する。 第六は、この
病害虫防除所
は、管内の
防除
の企画及び指導、
発生予察
、
器具
、
農薬
の保管または修理を行う。 第七は、
末端組織
として、市町村に非常勤の
防除員
を置く。 第八は、国は
防除所
及び
職員
の
設置費等
について
補助金
を交付する。 以上が大体の骨子でありますが、本
法案
は、
会期
も追
つた
二日、ようやく
提案
と相なりましたが、案件の
重要性
にかんがみ、同日午前、午後にわた
つて
熱心な討議を行い、引続き昨日
審議
を
行つたの
であります。時間の
関係
上、詳細は
会議録
に譲ることにいたしますが、ただ本
改正法案
の施行上最も重要と思われる経費の点に関して、多数の
委員
より
質疑
が行われ、これに対し
提案者
より、計数の整理は終
つて
いないが、
臨時国会
において追加計上することについて
財政当局
との間に大体の了解はついておるとの
答弁
のありましたことをつけ加えておきます。
質疑終了
後、討論を省略して採決いたしましたるところ、
本案
は
総員
をも
つて
これを可決すべきものと
議決
した次第であります。 右御
報告
いたします。(
拍手
)
林讓治
28
○
議長
(
林讓治
君) 採決いたします。
本案
は
委員長報告
の
通り
決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
林讓治
29
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて本案
は
委員長報告
の
通り
可決いたしました。(
拍手
) ――――◇―――――
林讓治
30
○
議長
(
林讓治
君)
日程
第三、
医師法
、
歯科医師法
及び
薬事法
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。厚生
委員長
松永佛骨君。 〔松永佛骨君
登壇
〕
松永佛骨
31
○松永佛骨君 ただいま
議題
となりました
医師法
、
歯科医師法
及び
薬事法
の一部を
改正
する
法律案
について、厚生
委員
会における
審議
の経過並びに結果の大要を御
報告
申し上げます。
政府
が本
法案
を
提出
した趣旨とするところは、おおむね次の
通り
であります。すなわち、
わが国
における医薬分業の問題は、遠くその端を明治七年の医制に発し、明治二十二年
法律
第十号薬品営業並びに薬品取扱規則により薬剤師
制度
が確立されるに及んで、医師及び薬剤師間の抗争とな
つた
のでありますが、今日まで解決を見るに至
つて
いなか
つた
のであります。しかるに、一昨年アメリカの薬剤師協会使節団が来朝いたし、
関係
者に対し医薬
制度
の合理化について
勧告
がなされ、その結果、医師、歯科医師及び薬剤師のおのおのの専門分野において、相互に協力すべく種々協議が行われたのでありますが、残念ながらその結論は得られなか
つた
のであります。そこで
政府
は、医、歯、薬の三団体の代表者並びに学識経験者からなる臨時診療報酬調査会及び臨時医薬
制度
調査会を設け、診療報酬及び医薬
制度
に関し諮問いたしましたところ、両調査会は、昨年八月より約年歳の長きにあたる
審議
の結果、それぞれ答申されたのであります。
政府
は、右の答申に基いて、医師、歯科医師及び薬剤師についてその専門分野を明確にし、医療の向上に寄與するとともに、七十有余年の長きにわたる医薬分業問題に一応の終止符を打とうとする意図のもとに、本
改正法案
を
提出
したのであります。 次に、
内閣提出
の上
参議院
より送付された
法律案
の
内容
のおもなる点を申し上げますれば、第一に、医師、歯科医師は、治療上患者に薬剤を交付する必要があると認めたときは処方箋を発行しなければならないこととし、例外として、省令の定めるところにより処方箋を交付することが治療上特に支障があるとされる場合にはこれを交付しなくともよいようにいたしたことであります。 第二に、薬剤師による調剤の原則に対し、例外として患者または現にその看護に当
つて
いる者が、特にその医師または歯科医師から薬剤の交付を受けることを希望する場合、並びに省令の定めるところによ
つて
診療上特に必要があるとされる場合、及び薬局の普及が十分でない地域で診療する場合には、れぞれ省令の定めるところによ
つて
、医師、歯科医師が、自己の処方箋によりみずから調剤することを認めたことであります。 第三に、薬局における調剤は、正当な事由がなければこれを拒み得ないこと、及び薬剤師は医師、歯科医師または獣医師の処方箋によ
つて
調剤すべきことを明らかにしたことであります。
政府
原案は三月二十四日、本
委員
会に予備付託となり、同二十七日、黒川厚生
大臣
より
提案
理由の説明を聽取し、その後数回にわた
つて
委員
会を開き、慎重
審議
したのでありますが、
参議院
において
修正
の上、六月二日、本付託とな
つた
ので、保利厚生
大臣
代理より、
内閣提出
の上
参議院
より送付された
法律案
の
提案
理由の説明を聽取した後、参考人、
参議院
議員石原幹市郎氏外四名の出頭を求め、同四日には
日本
医師会理事藤原哲氏外五名の出頭を求め、
委員
と
政府委員
及び参考人との間に熱心なる
質疑
応答が行われたのでありますが、その詳細は
会議録
によ
つて
御
承知
を願います。 かくて
質疑
を打切り、討論に入りましたところ、
自由党
を代表して青柳一郎
委員
より
賛成
の意見を開陳され、
日本
社会党を代表して福田昌子
委員
、
日本
共産党を代表して今野武雄
委員
、無所属松谷天光光
委員
より、それぞれ希望を付して
賛成
の意見が述べられたのであります。 次いで採決に入りましたところ、全会一致をも
つて
本
法案
は可決すべきものと決した次第であります。 右御
報告
申し上げます。(
拍手
)
林讓治
32
○
議長
(
林讓治
君) 採決いたします。
本案
は
委員長報告
の
通り
決するに御
異議
ありませんか。 [「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
林讓治
33
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて本案
は
委員長報告
の
通り
可決いたしました。 ――――◇―――――
林讓治
34
○
議長
(
林讓治
君) お諮りいたします。各
常任委員会
、海外同胞引揚に関する
特別委員会
及び
公職選挙法改正
に関する
調査特別委員会
において閉会中審査いたしたいとの申出がありますから、その申出事項を参事をして朗読せしめます。 〔参事朗読〕
内閣
委員
会において 一、利根川開発
法案
(
参議院提出
、参法第一七号) 二、北上川開発
法案
(
参議院提出
、参法第二五号) 三、戰傷病者等
対策
審議
会設置
法案
(
参議院提出
、参法第二六号) 四、行政機構に関する件 人事
委員
会において 一、公務員の勤務地手当の支給地域に関する件 地方行政
委員
会において 一、地方自治並びに財政に関する件 二、警察及び消防に関する件 法務
委員
会において 一、会社更生
法案
(
内閣提出
第一三九号) 二、破産法及び和議法の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
第一四一号) 三、裁判所侮辱制裁
法案
(田嶋好文君外四明
提出
、衆法第四七号) 四、検察行政及びこれと関連する国内治安に関する件 五、鉄道公安
職員
の職務に関する
法律
改正
に関する件 外務
委員
会において 一、国際
経済
に関する件 二、講和
会議
に関する件 三、
国際情勢
に関する件 大蔵
委員
会において、 一、農林中央金庫法の一部を
改正
する
法律案
(夏堀源三郎君外四十七各
提出
、衆法第二三号) 二、納税及び徴税
状況
に関する件 三、金融
状況
に関する件 文部
委員
会において 一、公立大学管理
法案
(
内閣提出
第八二号) 二、国立大学管理
法案
(
内閣提出
第八三号) 三、国立大学管理法及び公立大学管理法の施行に伴う
関係
法律
の整理に関する
法律案
(
内閣提出
第八四号) 四、教育
委員
会及び教育
制度
に関する件 厚生
委員
会において 一、ハイアライ競技
法案
(土倉宗明君外一名
提出
、衆法第七〇号) 二、医薬
制度
に関する件 三、公衆衛生、社会保障、婦人、兒童保護、遺家族等の援護に関する件
農林委員会
において 一、食糧及び肥料に関する件 二、畜産に関する件 三、蚕糸に関する件 四、林業に関する件 水産
委員
会において 一、漁業
制度
に関する件 二、漁業経営安定に関する件 三、水産金融に関する件 通商産業
委員
会において 一、電気
事業
及びガス
事業
に関する件 二、貿易の振興並びに貿易資金調達に関する件 三、中中企業の金融
状況
並びに中小企業等協同組合に関する件 四、鉱業、採石業、鉄鋼業、繊維業、化学工業、機械工業その他一般工業に関する件 運輸
委員
会において 一、戰事中
政府
が買収した鉄道の譲渡に関する
法律案
(坪内八郎君外十二名
提出
、衆法第五十六号) 二、陸運特に国鉄の経営に関する件 三、船舶港湾に関する件 四、観光に関する件 五、空運
事業
に関する件 郵政
委員
会において 一、郵政
事業
並びにその監察
制度
に関する件 電気通信
委員
会において 一、電気通信
事業
の経営に関する件 二、電波管理並びに有線放送に関する件 労働
委員
会において 一、失業
対策
に関する件 二、労働
関係
に関する件 三、労働基準に関する件 建設
委員
会において 一、国土計画、都市計画に関する件 二、住宅復興に関する件 三、道路、治山治水
事業
に関する件
経済
安定
委員
会において 一、国土総合開発計画に関する件 二、電源及び
公共事業
に関する件 三、自立
経済
計画に関する件 四、
事業者団体法
等
経済
法令に関する件
予算
委員
会において 一、
予算
の執行
状況等
調査に関する件 決算
委員
会において 一、
昭和
二十四年度一般会計歳入歳出決算、
昭和
二十四年度特別会計歳入歳出決算及び
昭和
二十四年度
政府
関係
機関収入支出決算 議院運営
委員
会において 一、
議長
よりの諮問事項 図書館運営
委員
会において 一、国立
国会
図書館運営に関する件 海外同胞引揚に関する
特別委員会
において 一、海外同胞引揚に関する件
公職選挙法改正
に関する
調査特別委員会
において 一、
公職選挙法改正
に関する調査の件
林讓治
35
○
議長
(
林讓治
君) ただいま朗読いたしました案件について、各
委員
会において閉会中審査するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
林讓治
36
○
議長
(
林讓治
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて
さよう決定いたしました。
諸君
、第十回
国会
は本日をも
つて
終了いたしました。 今期
国会
は、
会期
中に地方選挙が行われ、ために
会期延長
も三たびに及び、きわめて多事でありましたが、
諸君
は励精よく本年度
予算
を初め多数重要議案のほとんどすべてを議了せられ、民意の伸張に寄與するところ大なるものがあ
つた
のであります。
国民
の最も希望する講和が近く具体化せんとするに際し、
日本
自立の基盤を整備強化するため、よく今期
国会
の使命を果し得ましたととは、まことに御同慶にたえません。
諸君
連日の御苦労にし、深く感謝の意を表する次第であります。(
拍手
) これにて散会いたします。 午後三時二十一分散会