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1951-06-02 第10回国会 衆議院 議院運営委員会 第56号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年六月二日(土曜日)     午後三時七分開議  出席委員    委員長 小澤佐重喜君    理事 寺本  齋君 理事 福永 健司君       石田 博英君    岡延右エ門君       岡西 明貞君    川本 末治君       菅家 喜六君    倉石 忠雄君       島田 末信君    中川 俊思君       椎熊 三郎君    園田  直君       長谷川四郎君    田中織之進君       土井 直作君    松井 政吉君       中村 寅太君  委員外出席者         議     長 林  讓治君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 梨木作次郎君         議     員 林  百郎君         議     員 石野 久男君         議     員 浦口 鉄男君         事 務 総 長 大池  眞君     ————————————— 本日の会議に付した事件  法案付託委員会に関する件  回付案取扱いに関する件  決議案取扱いに関する件  鉄道建設審議会委員指名の件及び  同委員任命につき同意を求めるの件  法制局人事承認の件  閉会中の委員会審査に関する件  会期延長に関する件  本日の本会議の議事に関する件     —————————————
  2. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこれから本日の会議を開くことにいたします。  一番最初に、先日来議題なつておりました鉄道建設審議会委員指名の件及び同委員任命につき同意を求めるの件を議題に供します。大体委員の届出があるようですから、事務総長から御報告を願います。
  3. 大池眞

    大池事務総長 この審議会委員衆議院議員六名を指名いたしましたあとで、別に政府から申出の分に対して同意の件をお願いすることになりますが、衆議院議員指名候補者として、各党から推薦をされました方々が出て参つております。従いまして、それに基いてお願いをいたしたいと思います。自由党は四名でありますので益谷秀次君、根本龍太郎君、佐藤榮作君、吉武惠市君の推薦があります。民主党佐伯宗義君、社会党淺沼稻次郎君、これで六名全部がそろいましたので、この御指名方の御承認を願いたいと考えます。
  4. 林百郎

    ○林百郎君 これは行政機関諮問機関になるようなものだと思うのですが、これに大臣になる人を任命するというようなことは、法制的にはどうですか。
  5. 石田博英

    石田(博)委員 それはさしつかえないようにいたします。
  6. 土井直作

    土井委員 今の問題ですが、これは現在大臣でないから、その点はさしつかえないし、それから鉄道は公社なんだから、その点についてはいろいろ議論があるが、法的にはぼくはさしつかえないと思う。しかしいろいろな点から見て、今は大臣でもなんでもなくとも、将来大臣なつたとき、この人たち政府諮問機関的な審議会委員になるのはどうかと思うのです。
  7. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そうはならないようにする方針でおります。あなたの御意見通り実行されるつもりであります。  それでは、これを承認して御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 大池眞

    大池事務総長 そういたしますと、ただいまの鉄道建設審議会委員指名する件は、これで御決定願つたのでありますが、この前各党の御意見を求めておきました政府から同意要求しております平山孝君、永野重雄君、杉道助君、湯河元威君、小林中君、太田垣士郎君、島田孝一君、山崎匡輔君——前者六人は業者の代表、あと島田君と山崎君は学識経験者、こういうことで承認を求めて来ておりますが、各党の御態度決定になりましたらお願いいたしたいと思います。
  9. 小澤佐重喜

    小澤委員長 民主党、よろしゆうございますね。
  10. 園田直

    園田委員 異議なし。
  11. 小澤佐重喜

    小澤委員長 共産党はよろしゆうございますか。
  12. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 反対です。
  13. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、共産党以外は全部同意ということに決定いたします。     —————————————
  14. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、教育公務員特例法の一部を改正する法律案につきまして、先ほど来両院協議会を開いておりましたが、成案を得たようでありますから、その内容事務総長から承つて、その取扱い方を決定したいと思います。
  15. 大池眞

    大池事務総長 これは一昨日両院協議会成案を得ておる次第であります。参議院では本日これを先に上程いたしまして、可決の上衆議院の方へ送付して来るはずに相なつております。その教育公務員特例法の一部を改正する法律案両院協議会成案は、初め参議院の方の議決では、第五項及び六項の中に臨時的に存続を認める修正を入れて参つておりまして、昭和二十七年十月三十一日までそういう組合存続を認めることになつておりましたのを、二十七年五月十日まで上へ繰上げたということで成案ができたのであります。あと参議院議決通り本院の方は承認をしております。
  16. 石田博英

    石田(博)委員 ちよつと御説明いたしますと、二年を三年に延ばした件は、予算範囲内においてという文句を入れて衆議院修正したのでありますが、それは衆議院議決通りになりました。それから公務員の団体に関する件だけがそういうふうに修正なつて、他は参議院議決通りということになつております。
  17. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは本件は本日の本会議報告を求めまして、両院協議会成案を認めることに決定して御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 林百郎

    ○林百郎君 私の方は場内態度を申し上げます。
  19. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、共産党場内で回答を与えるそうでありますが、その他は認めることに決定をいたします。     —————————————
  20. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、参議院からの回付案取扱い方について御協議を願います。  まず第一に、産業教育法案、本院提出参議院回付案について御協議を願います。
  21. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 産業教育法案は、農業、商業、工業、水産等、いわゆる従来職業教育なる言葉でもつて表現されておりましたけれども、設備等ことごとく荒廃に帰しておつた。それを来年度から二百億でもつて七年計画で整備するという、きわめて大きな内容を含んだ法案であります。参議院ではこれに相当大きな修正をして参りました。われわれ衆議院では、これは改悪なりと信じておるのであります。民主党もわれわれ自由党と同じ考えを持つておるのでありますから、三分の二で押せば押せないこともないのでありますけれども、諸般の状況にかんがみまして、のむことにいたしました。
  22. 小澤佐重喜

    小澤委員長 社会党はどうですか。
  23. 土井直作

    土井委員 異議ありません。
  24. 小澤佐重喜

    小澤委員長 梨木君の方はいかがですか。
  25. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 私の方は場内で申し上げます。
  26. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは大体これはのむことに決定いたしまして、未決定のところは場内お話を願うことにいたします。  次に住民登録法案、同じく本院提出参議院回付案議題に供します。
  27. 大池眞

    大池事務総長 住民登録法案は、まだまわつて来ておりませんが、大体参議院の方できまつておりまして、もうすぐ来ると思いますので、これに対する態度だけおきめ願つて、いつでもかけられるようにお願いしたいと思います。向う修正いたしましたところは、住民票記載事項として、法定記載事項と、それ以外に市町村条例記載事項を定めることができることになつておるのでありますが、市町村条例住民票登録事項をいろいろきめられるということになると、どういう事項が入つて来るかわからぬ、むしろ基本的人権を侵すようなおそれはないかということから、それは一切除きまして、法定事項だけに限つたわけであります。修正事項はその点だけであります。
  28. 倉石忠雄

    倉石委員 自由党においては、これをのむことにいたしたいと思います。
  29. 園田直

    園田委員 私の方は場内で返事します。
  30. 土井直作

    土井委員 わが党ものむことにいたします。
  31. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 私どもも同意いたします。
  32. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは民主党場内で御返事願うといたしまして、これをのむことに決定いたします。     —————————————
  33. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、ハイアライ競技法案が出ましたが、この付託委員会をどこに決定するかということについて御協議を願います。一応内容事務総長から承ることにいたします。
  34. 大池眞

    大池事務総長 ハイアライ競技法案というのは、土倉君外一名から出ておるのでありまして、本日オーケーを得たのであります。ただいままで仮提出の形でありましたが、本提出になりました結果、委員会付託をしなければなりません。そこでその委員会はどこがよいだろうかということになるわけであります。ところがこのハイアライ競技法案は、社会福祉事業資金調達ということが目的になつておりまして、内容的には厚生大臣が一切いろいろの世話をし、厚生大臣県知事等意見を聞いて場所等を示すということで、管轄は厚生省に相なるわけであります。従いまして、一応厚生委員会付託するのが穏当ではないかと考えております。
  35. 小澤佐重喜

    小澤委員長 これを厚生委員会付託することについて、何か御意見がありますか。
  36. 林百郎

    ○林百郎君 ちよつと、ハイアライということの内容がわからないのですが、簡単でいいのですが、どういうことなんですか。
  37. 大池眞

    大池事務総長 ハイアライというのは、こういうような部屋の向うヘボールをぶつつけまして、手の先に一尺ぐらいの妙なしやもじみたいなものを持つて、ポツと入れて、またぶつつける。テニスの変形的なようなもので非常におもしろい、一度味わえば忘れられないようなものです。
  38. 林百郎

    ○林百郎君 何かかけがあるのですか。
  39. 大池眞

    大池事務総長 もちろんあるのです。社会福祉事業資金を調達しなければならぬので、一口十円の投票券を発売するわけです。
  40. 土井直作

    土井委員 勝馬投票みたいに、投票で一等、二等がきまるわけです。
  41. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは本案は、厚生委員会付託するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  42. 小澤佐重喜

    小澤委員長 さよう決定いたします。     —————————————
  43. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それから、大体明日から閉会に入るのでありますが、この閉会中の審査申出事件等がございますので、これを議題に供して御協議を願いたいと思います。
  44. 大池眞

    大池事務総長 ただいま委員長からお話閉会中の審査事件を御決定願います前に、閉会中の審査に対して、当委員会でいつも御決定といいますか、打合せ御決定事項があるわけであります。つまり閉会委員会をどういうように開くとか、あるいは委員派遣はいかにするとかいうようなことを再々御決定なつておりますが、再確認意味でこれを御決定願いまして、その上でこの内容にお入りを願いたい、こう考えているわけであります。  そこで、閉会中の委員会審査に関する事件という一枚刷りのものを差上げてあるのでありますが、これは前例に沿うて、そのまま書いてあるわけであります。一応御説明を申し上げますと、閉会中の委員会開会日数は十日以内とすること。国政調査のための閉会中の開会はなるべくこれを避けること。この括弧の中の、国政調査のための閉会中の開会はなるべくこれを避けることというのは、従前はございません。今度ただはつきりする意味で入れておるわけであります。これは、閉会中の継続審査は、付託された事件について閉会中特に審査ができるという規定になつておりますが、国政調査というものは付託された事件ではないのでありまして、国政調査について、はたして閉会中に継続審査ができるかできないかということは、法的にも非常に疑問があつたのであります。ただ従来から一応やりております関係で、これも一つ付託事件と見て取扱つてつたのでありますが、できる限りこれを避ける意味で、やむを得ないもの以外はこれを避けてもらいたいという意味だけのことを入れてあるわけであります。但書で、議案継続審査付託された委員会で特に必要ある場合はこの限りでないというのは、十日以内と限られましても、大きい議案等の特別なもので、審査の本則に従つたものであるならば必ずしも十日ということに縛られる必要はない、こういう意味であります。十日以内というのは、括弧の中の、国政調査のような面ではなるべく十日以内でおきめを願いたい、こういう意味であります。それから、土曜日の午後は原則として委員会は開かないこと。これは、この前衆議院職員組合等の御要求もありまして、土曜日に開くことになりますと、御承知通り時間外勤務手当等の割当が、閉会中になりますとほとんどなくなつて来るわけであります。開会中は平均何時間というものがありますが、閉会中にはほとんどありませんのと、せめて土曜日ぐらいは午後は休ませていただきたい、こういう意味合いが含まれているわけであります。  それから第二の委員派遣につきましては、特に必要ある場合に限り、かつ一人一回、派遣日数原則として一人十日以内、これは従来通りであります。この十日以内の下から、次の行の範囲というところまで括弧に入れていただきます。一人十日以内とし、派遣先が自己の選挙区にならないようにすること。こういうことに原則的にお願いいたしたい。そこで、かりに十日といいますと、人数は大体今まで委員会の三分の一ぐらいまで認めておつたのでありますが、派遣委員の数が少ければ十日を越えましても、大体三分の一に十日をかけた範囲までならばよかろうということで、その延べ日数は十日に委員の三分の一を乗じた日数範囲とする。これは従来からこういう取扱いをしておるのであります。  第三番目は、委員会をせつかく開いた場合に、定足数がなくて流会になるようなことがあると非常に困るのでありまして、閉会中の審査手当等関係でも、全然会議録に載りませんから、載らないものを支出する場合に非常に会計で困るわけであります。従いまして、定足数関係等流会等にならないように、閉会中の審査に二十五人のうちの相当数が出るということが困難な場合には、なるべく出席可能の小委員を選定して、その小委員会で研究をしていただくというような方途を講じていただきたい。こういう意味合いで、従来からこういうような形のものを認めておりましたので、この確認お願いをいたしまして、審査事件の方の審議にお入りを願いたいと考えます。
  45. 中川俊思

    中川委員 この委員派遣の点は前通りですか。
  46. 大池眞

    大池事務総長 前通りです。
  47. 中川俊思

    中川委員 予算が幾らかふえたのではないですか。
  48. 大池眞

    大池事務総長 予算はふえております。これ以上に出しでも出せないということはございませんが、大体前からの当運営委員会の御議論で、開会中はもちろんのこと、閉会中といえども委員派遣はなるべく極端に少くしようじやないかということになつておつたので、従来通りにしてあります。従いまして、予算等関係で必ずしも一人十日でなくともよろしい、委員の三分の一でなくともよろしいから、予算の許す限り多少これをルーズにしようという御議論ならば、修正をしていただいてけつこうです。
  49. 中川俊思

    中川委員 ルーズではないのですけれども、委員会によつては従来よりかもつと日数を延ばしてもらいたいとか、あるいは班を多く出したい希望の委員会もあるらしいのです。そこで、その取捨選択は適当にやつていただくように願いたいと思います。
  50. 小澤佐重喜

    小澤委員長 まあ原則はこうきめて、例外はあり得るのだから、例外議長が適当と認めた場合にはやるということでいかがですか。
  51. 土井直作

    土井委員 派遣の一人一回というのは、二つ委員会があつて二つ出る場合、どつちか一つという意味ですか。
  52. 大池眞

    大池事務総長 それはこういう意味です。ざつくばらんに申し上げますと、総員ぐるぐるまわるということになると、これに口実をかこつけてそこらを歩いているような批判を受ける場合が起るものですから、全委員を出すということは事実上困難です。そこで、大体三分の一程度の人が入れかわり立ちかわり行けば、十日間あれば実地調査というような面はいいのではないか、あとのことは政府から聞くなり、あるいは資料の要求をして間に合うのではないか、同じ人が何回も何回も出るということになると、多少不公平にもなるので、大体一人一回で願つたらいいのではないかということです。
  53. 土井直作

    土井委員 一委員会でですね。
  54. 大池眞

    大池事務総長 そうです。
  55. 倉石忠雄

    倉石委員 これは今事務総長お話通りなんで、この前にも、これと同じようなことをここで申し合せたのを印刷物にして出されたこともありますが、一つ委員会で、これを原則として承認するのはいいが、これ以上絶対いかぬということでなくて、その間にゆとりは認めよう、これは私も賛成です。その方がよいと思います。ただ一人の人が二つ委員会から出ることはやめようじやないですか。これはもうその煩にたえないのです。一体休会中に十日ずつ二度も歩けるというようなのは、よつぽどひま人でしよう。二つ委員会に所属している人は、一つのところに行くというのが従来の建前だから、それだけは守ろうじやないですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  56. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そうしますと、閉会中の委員会審査に関する件は、ただいま事務総長説明通り決定して御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  57. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そのように決定いたします。  従いまして、今度は閉会審査申出事件を順次御協議つて行きます。
  58. 大池眞

    大池事務総長 ただいまお手元に差上げてあります閉会審査申出事件、これはただいま御決定願いました国政調査のための審査事項が大部分でありますが、それは特にやむを得ないものとして、どの範囲のものを認めるかということを御検討願いたいと思います。  まず第一に内閣委員会ですが、利根川開発法案がすでに付託なつておりますので、これはけつこうなことだと思いますが、北上川開発法案は、実は内閣委員会の方には予備審査でまわつて来ておるのであります。従いまして参議院の方でこれを可決しませんと、閉会中に予備審査ということはないのでありまして、北上川開発法案ということで扱いますと、そういう法案がないということになつてだめになりますから、きようの実情を見まして、北上川開発法に関する件というように直していただくよりしかたがないのではないかと思います。
  59. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それは、きよう向うを通つて来れば、開発法案けつこうなわけです。
  60. 大池眞

    大池事務総長 それから治安機構に関する件、行政事務再配分に関する件、行政監査制度に関する件、この三件は議案ではございません。ただいま申し上げました国政調査の面に当る分でありますが、これは一応このまま承認いたしますか。
  61. 岩本信行

    岩本議長 先ほどきめましたのは、国政調査のための閉会中の開会は、なるべくこれを避けることという意味でおきめになつたのでありまして、付託されてない議案については、ほんとうはやらぬ方がよいのだ、こういうことになつているときに、申出事件を見ると、ほとんど付託されてない事件である。こういうことで閉会中勉強されるということはきわめていいが、それが真剣にやられるなら別ですけれども、どうも日当取りのように解釈されるおそれが実際はある。そこでこれを原則的に付託されたものだけにとどめて、まつたくこれは必要だというものだけに限り議長で認定されるというふうに、この括弧をかたく守るようなふうにおきめ願えぬものですかどうかということを、ひとつ提案してみたいと思います。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
  62. 倉石忠雄

    倉石委員 いかがでしようか。大分たくさんあるので、一々ここでみんなで論議したらたいへんなことなんですが、小委員会がありましたね。あるいは別につくつてもよいのですが、そういうところで検討してもらつて、あらためてここで取扱つたらどうでしよう。
  63. 岩本信行

    岩本議長 しかし今の原則のようなことをきめないと、みんなこれはいけないと言えないことばかりなんです。
  64. 倉石忠雄

    倉石委員 その意を体して小委員会であらかじめ相談されたらいかがですか。
  65. 林百郎

    ○林百郎君 ちよつとその問題で……。これは継続審査承認とは別ですか。
  66. 大池眞

  67. 林百郎

    ○林百郎君 そうすると、やはり委員会付託なつているもので、継続が必要だというものだけに限定したらどうです。
  68. 岩本信行

    岩本議長 われわれはそうありたいと思つているのです。
  69. 寺本齋

    寺本委員 公職選挙法改正に関する調査の件の継続審査は、これ一つだけやつているのですから、ぜひお願いしたいと思います。
  70. 園田直

    園田委員 そういう特別なものだけを審査すればよい。
  71. 林百郎

    ○林百郎君 継続審査として必要なものだけを、ここに載せてもらいたいと思うのです。あとはやる必要はないと思う。
  72. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこの問題は、一応ただいまみんなの発議があつたように、これを整理して今の原則に反しないものだけをここに拾つてもらつて、その報告を求めて、この次のときに決定することにいたします。
  73. 松井政吉

    松井(政)委員 そうするとその場合に、先ほど事務総長説明の中にあつたように、閉会中の審査委員派遣とは、ほんとうを言えば別のものなのですが、表裏一体のものなんですね。そういうことを考慮しながら決定して行かなければならぬと思いますから、その点考慮していただきたいと思います。
  74. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そういうことも考慮に入れて、事務的に原則に基いた案をつくつてもらつて、それをあらためて、ここに付議することにいたします。
  75. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 これは委員会と緊密な連絡をとらないと、題目だけではわからない。ここで至上主義で裁判するというような態度は避けてもらわなければならぬ。たとえば文部委員会における公立大学管理法案等、これはきわめて重大法案で、二年越し共産党が騒いでいる法案である。そういうことがわからぬ。だから簡単にここでやられることは困る。各委員会と緊密な連絡をしないと、とんでもないことになります。
  76. 小澤佐重喜

    小澤委員長 ですから、事務的に草案をつくるときには、各委員会と御協議をして、そうして原則に当てはまるように処置をしてもらう。
  77. 林百郎

    ○林百郎君 今言つているように、委員会付託されて、継続審査の手続の必要なものはいい。それ以外は、閉会継続して委員会を開かない。法務委員会純潔確保に関する件というのは、どういうことをやるのかしらぬけれども、こういうのはオミツトしていいのではないかと思うのです。
  78. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、先ほど決定した通りにいたします。
  79. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、人事承認の件を議題に供します。
  80. 大池眞

    大池事務総長 お手元に略歴を差上げてありますが、衆議院法制局職員参事候補者として、建設事務官角田正経君をお願いいたしたいと思います。これは御承知通り法制局の定員がふえた関係で、参事を数名補充するのに、試験制度でとる者と、各省から推薦を受ける者とがあるのでありますが、建設事務官角田正経君は非常にりつぱな人であるということで建設省から推薦を受けて、法制局長もお会いになつて、しごくけつこうなようだから、これを至急に採用いたしたいからお願いをいたしたい、こういうことで来ておるわけであります。
  81. 松井政吉

    松井(政)委員 角田さんの問題ではないのですが、最近法制局から、これで四件出て参りましたね。法制局参事等は、各省推薦した者をとるという、何か原則みたいなものがあるのですか。
  82. 大池眞

    大池事務総長 そういうわけじやありませんが、法制局の方は、たとえば建設委員会あるいは何々委員会という所管が部できまつております。それでその各委員会の中に入つている人から委員会の実際の経緯等報告を受けて起案に資したいということでふえたわけでありますので、何かそういう方面適任者と思われる者があればそれを入れる。しかしなかなか頼んでもいい人をくれません。かりに七、八人とりたいと思いましても、三、四人か四、五人来ればよい方じやないかと思うわけでして、あとはとうてい足りませんから、一般の試験をして、そういう経験者あるいは経歴等のよい者で補充する。できるだけその方面専門的知識をすでに獲得している人で補充したいということで、各省に人物の推薦を頼んでいるわけです。向うの方であまり成績の悪い人を推薦されても困るのですが、そういうことで、事情の許せる人をとりたい。この人は二年くらいしたら返してもらいたいということを向うでしきりに言つているのです。それで交換条件というわけでもないのですが、一応条件付で、とりあえずとつてもらいたいという話になつているのです。
  83. 松井政吉

    松井(政)委員 そうすると、法制局は独自の立場で、各省推薦があろうがなかろうが、とにかく法制局へ優秀な人を入れるというのが原則ですね。
  84. 大池眞

    大池事務総長 この問題だけじやなしに、それで行つているわけです。
  85. 小澤佐重喜

    小澤委員長 この問題を承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  86. 小澤佐重喜

    小澤委員長 御異議がなければ、さように決定いたします。
  87. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、昨日留保になつておりました決議案、緊急質問を総括的に御協議願いたいと思います。
  88. 大池眞

    大池事務総長 昨日御決定を留保されておりましたのに、米麦追加払実行に関する決議案淺沼稻次郎君外百二十六名提出、補正予算等諸経済法案早期提出要求決議案、三木武夫君外百二十六名提出、この一案が保留になつて、本日その取扱いをきめようということになつておりました。その後国鉄輸送力整備に関する決議案、これは委員会において共産党を除く各派一致の成案ができまして、この決議案を上げてもらいたい、参議院でも今日やつておりますからということで申出がありました。この三件がございます。
  89. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そうすると、国鉄輸送力整備に関する決議案、これは各党ともよろしゆうございますね。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  90. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、これは提案者が趣旨弁明をして、討論者なしということで本日の議題に供します。
  91. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 私の方は反対ですから、討論をやります。
  92. 倉石忠雄

    倉石委員 討論はやめようじやないですか。
  93. 林百郎

    ○林百郎君 反対討論はやらせるのが原則でしよう。時間だとか何だとかいうのならわかるのだけれども、全然やらせられないということはないですよ。
  94. 倉石忠雄

    倉石委員 これは各党共同提案で、君の方が入つていないからといつて、国鉄の輸送力を整備するというのに反対するということはないでしよう。
  95. 林百郎

    ○林百郎君 やはり党の立場をはつきりしなければならぬ。
  96. 椎熊三郎

    椎熊委員 党の立場を聞くのですか。この問題についての正論を聞きたい。党の立場なんか聞きたくない。党の立場の説明なら、本院の扱うところではない。
  97. 林百郎

    ○林百郎君 何に対しても党の立場ということはある。それを明らかにするのが国会の本旨じやないか。党の立場からこの案について討論をするわけだ。
  98. 椎熊三郎

    椎熊委員 もう少し言い方を慎んでもらいたい。
  99. 小澤佐重喜

    小澤委員長 どうですか林君、きようは大分あるのですが……。
  100. 林百郎

    ○林百郎君 時間の点なら相談に乗りますが、やめろということはないでしよう。
  101. 小澤佐重喜

    小澤委員長 やめろといつて命令するのではない。相談です。
  102. 林百郎

    ○林百郎君 時間を相談しようじやないですか。
  103. 倉石忠雄

    倉石委員 時間は初めからきまつている。
  104. 椎熊三郎

    椎熊委員 この案について討論したいというのなら、一つのりくつがある。共産党の立場を説明したいというのなら、本院に関係したことではない。この案に関係してない発言である以上は賛成できない。
  105. 林百郎

    ○林百郎君 それではあらためて申しますが、私どもはこの決議案には反対でありまして、反対の討論をいたします。
  106. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこの問題は、討論の点だけあとまわしにしまして、あと二つについて御協議を願います。
  107. 倉石忠雄

    倉石委員 二つともやめようじやないですか。
  108. 椎熊三郎

    椎熊委員 せつかく百二十六名から提出しておるんだし、これは委員会にまわすべき性質のものでもない。当然本会議でやるべき性質のものだから、諸君が反対するなら反対してけつこうですが、いずれにしても、こういう百二十六名の主張というものを聞いて賛否を決すればよい。時間の点についてはいかようにも相談に乗ります。
  109. 倉石忠雄

    倉石委員 これは決定あとにまわしましよう。休憩中にさらに研究しましよう。
  110. 椎熊三郎

    椎熊委員 それじやこういう際だから大いに妥協することにして、どつちか一つやらしてもらいたい。
  111. 倉石忠雄

    倉石委員 さつきの閉会審査申出の件を少委員会協議するから、そのときに一緒に御相談しましよう。
  112. 椎熊三郎

    椎熊委員 本日中に相談するのですか。それならよい。
  113. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこの問題は、休憩後に開かれる運営委員会協議をいたします。ただいまは決定を留保いたします。  林君に相談ですけれども、先ほどの問題は討論なしでいかがです。
  114. 倉石忠雄

    倉石委員 もう一度相談してください。
  115. 林百郎

    ○林百郎君 その御趣旨は伝えますけれども、一応そういう立場をとつておりますから……。
  116. 椎熊三郎

    椎熊委員 これはなしにしましよう。
  117. 倉石忠雄

    倉石委員 やめることにしましよう。
  118. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 産業教育法案に関する参議院回付案をのむ際に、若林義孝君が一言だけ自席から発言するかもしれません。その点前例もありますから御了承を願つておきます。
  119. 椎熊三郎

    椎熊委員 この問題は、諸君も記憶していると思うのだが、ぼくらは修正したいと思つたけれども、多数派の諸君に負けて参議院に行つて参議院修正して来たわけです。その修正は、賛成する修正と、修正してかえつて悪くなつた部分と五分々々です。ですから今朝来自由党の当該委員にも両院協議会に持つてつてくれということを相談して、当該委員はそれが正しいということを言つたのですけれども、参議院と今日中に成案を得ることができるかどうか、見通しがつかないのだそうです。そこで改悪の部分もあるけれども、わが党の修正部分も半分以上あるので、わが党はのむということに態度をきめているのです。自由党の中でも委員長以下はのむという考え方だが、一人だけはのまぬという強力な主張がある。その人が自席から発言を求めて賛成するというなら、全員のむという形になるのだから、この際両院協議会要求も取下げて、のむということに賛成したいのです。
  120. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 椎熊さんがここにおいでになる前に、椎熊さんの方も賛成であるから三分の二で押すということもできるけれども、諸般の状況にかんがみてのむことに決定するということを申し上げました。     —————————————
  121. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは次に、本日の日程に移りますが、ちよつとここで御相談いたします。第一番の電気料金の合理化に関する決議案、これはきのう各党協議会で、趣旨弁明者は河野金昇君ということになつているのですが、これは自由党の方でやりたいという希望があるそうですが、いかがいたしましようか。
  122. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは今自由党から申出があつて、趣旨弁明を自由党でしたいということですけれども、わが党ですでに準備しているものですから、この場で返答はできません。さつそく党に帰つてひとつ相談しますけれども、わが党の決議案としては、これ一つよりないのでありまして、どうせ十分間でそう詳細なことも言えないので簡単な趣旨弁明ですから、決定通りにしていただきたい。しかしせつかく倉石君から話がありましたから、党に相談します。
  123. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこの問題は、一応河野金昇君ということに決定して、開会までの間に自由党と相談してもらうことにいたします。
  124. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 きのう私、各党の打合会においても申出をしてあつたのでありますが、第四の領土問題に関する決議案、これはわが党は反対でありまして、反対の討論を申し出たわけなんですが、そのときにはだめだということでありました。しかしこれは非常に重要な問題でありますから、私どもどうしても討論をしたいと思いますので、そういうふうに扱つてもらいたいと思います。
  125. 松井政吉

    松井(政)委員 やらぬと言つたでしよう。
  126. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 やらぬとは言わない。
  127. 椎熊三郎

    椎熊委員 既往にさかのぼらないで、決定決定で守りましよう。
  128. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 私どもは、あなた方が許さぬと言うし、どうせきようの委員会で正式にやることだから、ただ聞いておつたのです。しかし外交問題で、これは非常に重要ですから……。
  129. 倉石忠雄

    倉石委員 きのう各党代表者が集まつて決定したのだから……。
  130. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 私どもの申出をあなた方が認めなかつただけでありまして、私どもそれを承認したわけじやありませんよ。
  131. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではここで、きのうの協議会のことを一応認めることにとりはからいましよう。あらためてあなたの方でそれを申し出られて、しかしそれには応じられないということになるようです。
  132. 林百郎

    ○林百郎君 そう早く結論を出したのでは話にならない。これは外交問題で非常に重要だから、論議を尽したらよいと思う。ひとつ再考してもらえませんか。
  133. 倉石忠雄

    倉石委員 それはきのうの決定通り反対討論なし。
  134. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 決定通りというのではない。きのう私どもは反対討論の申出をしたわけであります。ところがそれじや困る、こういうことでありましたから、今正式に私どもの方から発言をしているわけです。ぜひ取上げてもらいたいと思うし、これは非常に重要な問題でありまして、領土問題に関する従来の経緯に徴しましても、私たちの党の政策をはつきりさしたいと思うので、ぜひ討論したいと思います。
  135. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それは私も立ち会つてつたのだが、きのうの協議会では、梨木君の話すような討論の申出がありました。しかし各党はこれに対して反対の意向を表明したのです。反対、賛成といつた意味じやなかつたけれども、大体了承されたような感じをもつて私どもは帰つております。しかしあなたの方で了承したのではないということになりますれば、ここであらためてまた申出があつて、それに対してみんなが応じないという結論ならやむを得ないでしよう。
  136. 林百郎

    ○林百郎君 結論まで行つてないのだから……。
  137. 松井政吉

    松井(政)委員 昨日の協議会で、決議案取扱い方について、どの決議案について趣旨弁明をどこの党がやつて賛成演説をどこがやる、それからその次の決議案についてはどの党が趣旨弁明をやつて各党討論をやらないで満場一致で行く、それからこの領土問題の決議案についても、趣旨弁明は自由党がやつて、討論はやらないで、共産党が反対だから起立採決をしよう、それから国民金融公庫の問題も、趣旨弁明を聞いて満場一致で可決をしよう、こういうふうに、どの党が趣旨弁明をやつて、どの党が賛成演説をやつてということまで具体的に一つ一つきめて、そうして領土問題に関する決議案についても、共産党は反対討論をやらないというふうに決定を見たのが、きのうの協議の正しい結末だと思います。だからきのうの決議を認めて、さらにあなたの方で正式にきよう討論の申出をするのなら話はわかるけれども、きのう梨木君が出ておつてそういうことを言われるのでは、梨木君が出た意味をなさぬことになるから、これはやはり、きようあらためて提出して決定してもらいたい。
  138. 林百郎

    ○林百郎君 手続は一応そういう形ならそれでけつこうです。いろいろ党の立場もありますし、講和を前にして重要な問題ですから、やはり国会としては尽すべきは尽さしていただいた方がよいと思うので、あらためてお願いしているのですから、やらしてもらいたい。
  139. 小澤佐重喜

    小澤委員長 今松井君からいろいろ話がありましたけれども、この問題は、大体昨日共産党から討論をしないという前提で、その他の決議案決定をしたのですから、きよう申出があつたということは認めますけれども、やはり決定決定として認めた方がよいのではないですか。
  140. 林百郎

    ○林百郎君 そのときには諸君の話を梨木君は聞いておつただけで……。
  141. 倉石忠雄

    倉石委員 そんなことはない。そんなら何で梨木君が出ているのか。
  142. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 そういうことを言われますと私どもも申したいことがありますけれども、そういうことを繰返しておつてもしようがないから申しません。
  143. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこの問題は、討論なしということに決定をいたします。     —————————————
  144. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、本日の会議の順序について事務総長から承ります。
  145. 大池眞

    大池事務総長 本日の会議の順序を申し上げますが、一番最初に両院協議会成案に対する議長報告お願いしまして、参議院の送付案について採決を願います。この両院協議会成案については、どこか御反対のところがありますか。
  146. 林百郎

    ○林百郎君 私の方は場内態度を申し上げます。
  147. 大池眞

    大池事務総長 それでは一応起立採決を願います。  第二番目には、回付案議題お願いいたします。回付案につきましては、ただいまの産業教育法案並びに住民登録法案二つが参つておりますので、それについて採決を願いまして、産業教育法案に対する自由党からの賛成討論は、もしあるならば議席でお願いするということにいたします。  第三番目には、ただいまきめていただきました鉄道建設審議会委員の当院議員の指名並びに政府よりの任命に対する同意の件を議題といたしまして御決定を願つて、日程に入る、こういうことにお願いいたします。
  148. 松井政吉

    松井(政)委員 日程に入る前に、昨日の協議会で決定をしていただきました緊急質問をやつていただきたいと思います。地域給実施に関する緊急質問です。
  149. 大池眞

    大池事務総長 緊急質問は、あとで順序を御協議申し上げたいと思つたのですが、形の上では、法律案等まだ向うへ送つてやるものもあるわけですから、緊急質問はそのあとではいけませんか。
  150. 松井政吉

    松井(政)委員 できれば最初に願いたいと思います。
  151. 小澤佐重喜

    小澤委員長 きようは大みそかだから、できればあとにしていただきたいと思います。
  152. 大池眞

    大池事務総長 先に法案を片づけてしまつて、それからやつた方がよいのではないかと思つたのですが、場合によれば緊急質問を先にやつてけつこうです。
  153. 松井政吉

    松井(政)委員 本日参議院にまわして、急がなければならないものがありますか。
  154. 大池眞

    大池事務総長 あとまだ緊急上程をする法案が、急ぐ急がないは別問題として、形の上ではありますが、緊急質問も十分くらいで済みますから、先にやつてもさしつかえはないと思います。
  155. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは人事の問題だけ済んでからにしてはどうです。日程第一の前に……。
  156. 大池眞

    大池事務総長 それではただいまの両院協議会成案、それから回付案、人事の承認をやつて、四番目に緊急質問ということになります。松澤君の質問の相手方はだれになりますか。
  157. 松井政吉

    松井(政)委員 官房長官と大蔵大臣と人事院総裁だと思いましたが、提出書類に載つておると思います。
  158. 大池眞

    大池事務総長 それでは緊急質問を済ませまして日程に入る。日程第一は、電気料金の合理化に関する決議案で、これは趣旨弁明を、ただいまお話通り一応民主党がおやりになり、討論は自由党の福田一君、社会党の今澄勇君、共産党の風早八十二君、この三名になります。日程第二は、趣旨弁明を社会党の田中織之進君、それから日程第三は、趣旨弁明が自由党の小山長規君、日程第四は、自由党の植原悦二郎君、これで日程の決議案が終ります。そのあとへ、同じ決議案でありますから、ただいま御決定を願いました国鉄輸送力整備に関する決議案、これは委員長の前田郁君が御説明になります。
  159. 林百郎

    ○林百郎君 それから私の方の反対討論、申出だけはしておきますから…。
  160. 倉石忠雄

    倉石委員 それはもうなしです。
  161. 大池眞

    大池事務総長 ただいまのお話で、柄澤君の申出がありますが、これは林さんの方でお譲りくださるのですか。
  162. 林百郎

    ○林百郎君 場内で交渉しますけれども、一応届け出てあるのです。反対討論を一つもやらせないということはない。
  163. 大池眞

    大池事務総長 それから日程第五は、国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案であります。これは運輸委員長前田郁君が御説明の予定でありまして、共産党は御反対であります。それから日程第六、自転車競技法を廃止する法律案、これは通産委員会理事中村幸八君が報告をいたしまして、採決になります。
  164. 石野久男

    ○石野久男君 第六の自転車競技法を廃止する法律案に対しては、労農党で賛成の討論をやらしてもらいたいと思います。
  165. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それはしないことになつて、ただきのう本会議に出すのが議事の都合上延びただけです。これはしないことに共産党とも了解ができているのです。
  166. 石野久男

    ○石野久男君 犬の競技をさせるとか、いろいろなもの出て来るから、その意味でこの廃止法案は大事なんです。
  167. 小澤佐重喜

    小澤委員長 その問題はきのう決定しましたから、一事不再議です。
  168. 大池眞

    大池事務総長 それから日程第六の次に緊急上程を願いたいものがあります。医師法及び歯科医師法の一部を改正する法律案、これは参議院の方へ送つてやる関係がありますが、それと覚せい剤取締法案が上つております。厚生委員会理事の亘四郎君が御報告になりまして、医師法及び歯科医師法の一部改正は全会一致であります。覚せい剤取締法案の方は共産党が反対をされております。それから農林委員会から植物防疫法の一部を改正する法律案が上つておりますから、これを緊急上程願います。それから本日の請願日程を採択願いまして休憩をお願いする、こういうことになります。  そこでお手元に配付してあります請願日程の中に、一つ間違いがありますので御訂正を願いたいと思います。請願の日程は全部で千六百五十二件になるのでありますが、一番最後のページの文部委員会の八二号、在日朝鮮学生に育英資金貸与等に関する請願、これは委員会で不採択に相なりました分が間違つてここへ誤植で入つてしまいましたから、これをお消しを願いまして、従つて八三以下一号ずつ繰上りと御了承願いたいと思います。
  169. 林百郎

    ○林百郎君 これは渡部君が私の方の委員ですから、私の方の委員にもよく確かめてみたいと思います。一応はお聞きしておきますが、よく聞いてみて、もしそうでない場合には……。
  170. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 その点でございますが、先ほど午後特に委員会を開きまして、その内容がきわめて不穏当でありますので、これを再審査をして、留保でもなく、不採択ということにはつきり決定いたしました。
  171. 林百郎

    ○林百郎君 一度採択になつたのでしよう。
  172. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 そういう例はあるのです。それはできるのです。在日朝鮮人に育英資金をやれというので、その内容はきわめて不穏当なものです。請願についてはそういう扱いをやつたこともあります。
  173. 石野久男

    ○石野久男君 閉会審査申出事件については、あとで小委員会に付されるのですが、その際運輸委員会から出ております戦時中政府が買収した鉄道の譲渡に関する法律案審査継続については、委員会としてはまだ本日協議するというふうになつておると考えております。従つてこれが正式に審査継続になるかどうかということについては、まだはつきりわかりませんので、その点考慮に置いて協議していただきたいと思います。
  174. 大池眞

    大池事務総長 それで、ただいま申し上げました八二号を除きまして、請願日程の分が千六百五十二件になります。その採択の後に、本日採択をして上つて参りました大蔵委員会の分が二百三十件、人事委員会の分が百十九件、これは請願日程に載つておりませんが、緊急上程を願います。この件数は、その後あるいはふえて来るかもしれません。
  175. 林百郎

    ○林百郎君 そのことについて私どもの方で発言を求めるかもしれません。
  176. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それは委員長から正式に出て来ている問題ではありませんから、議題になりません。あなたの方で意見があれば、委員会で願います。
  177. 大池眞

    大池事務総長 それで一応日程を終りまして、あと警察法の一部改正案の回付案等も考えられます。
  178. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そうすると、本会議開会時間は四時半でいかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  179. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではさように決定いたします。   暫時休憩いたします。     午後四時十分休憩      ————◇—————     午後七時五十分開議
  180. 小澤佐重喜

    小澤委員長 休憩前に引続きまして会議を開きます。  御協議を願いたい事項は、会期を延長すべきかどうかということについて、まず御協議願います。
  181. 椎熊三郎

    椎熊委員 私は先般来議員提出法律案を残しつつ閉会することは、国会の自殺行為だ、法案を処理すべしという議論から、前会も会期の延長に賛成しております。その際、当時自由党は五日間と言われていたが、私はそういうけちなことをしないで、二週間でも一箇月でも、法案が処理できるまでということを主張した。自由党の諸君は、五日間で大体責任が持てるという見通しであつて、私の所論は打消されて五日間の延長に決定した。しかるに今朝来の議会の状態を見ると、衆議院には、参議院から回付された天下の耳目を聳動しておる医薬分業の問題があります。委員会審査の経過を見ると、ほとんど進捗しておりません。今晩中にあの議案が解決せられるとは予想がつかない。とうてい本会議に上程せられるの状態ではない。目下委員会は休会しております。ああいう重大な問題をこのままにしておくならば、薬剤師と医師との紛乱は一層はげしくなる。これを国会の責任においてこの際はつきりときめてやることが親切な態度であり、われわれの重大な責任だと思つております。  これは衆議院の問題ですが、参議院においても、衆議院社会党共産党を除く三分の二以上の多数をもつて通過せしめた北海道開発法の一部改正法律案のごときは、参議院においては常任委員会十個の合同審査という前代未聞の大審査を展開しております。そうしてようやく先刻に至つて委員会の質疑が終了して、まだ討論に入つておりません。そうすると、ちよつとこの会期中においてこの重大法案が議了せられるとは思われない。あるいは修正案等が出るならば、さらに重大なる結果を見る。もしこれが審議未了になるということであるならば、衆議院があの多数をもつて通過せしめた、現内閣の重大国策によるところのあの改正案がつぶれるということになつて、内閣においても相当の責任を感ぜざるを得ない状態になりましよう。内閣の責任はどうありましても、北海道出身のわれわれといたしましては、北海道民四百三十万の利害関係に重大な影響のある法案を、審議未了にしたなどということであつては、われわれは北海道に帰ることができないという感じさえございます。しかし何と申しましても、これは参議院のことで、衆議院の力及ばざる点であります。よつて私どもは参議院におかれましても慎重に、懇切丁寧なる審議お願いしたいし、衆議院においても、天下の大問題たる医薬分業の問題を慎重に審議して、明確なる答えを与えるという意味において、この議案を議了したい。そういう熱願から、これらの法案が解決の見通しのつく程度における会期の延長を、私は国会の名誉のために主張いたします。
  182. 田中織之進

    ○田中(織)委員 問題は、重要だといわれる法案参議院における審議の状態でありますが、警察法並びに北海道開発法ともに、いずれ本会議に上程するばかりになつておるやに聞くのであります。その意味で、こちらの方で会期延長協議をするという連絡をいただきましたので、私ども参議院連絡いたしたのでありますが、会期一ぱいで各法案とも上げるつもりで、八時から本会議開会も予定しておる状態であるから、特に会期を延ばすということについては、どういう事情が衆議院側にあるかは存じませんが、参議院側としてはないはずだ。参議院の議院運営に当つておる者たちの意見は、そういう意見であります。なお、ただいま椎熊委員から、議員提出法案がこの国会中に成立しないということは、国会の名誉に関すると言われましたが、本院にかかつております議員提出法案で重要な戦時中の国鉄の払下問題は、二十七日の日曜日でありましたか、委員会において継続審議することにすでに委員会としての態度がきまつておる。なお、私非常に不可解に思うのでありますが、大蔵委員会審議中の農林中央金庫法の一部改正案は、継続審議に付することもせず、審議未了で、この会期で継続することに対しても反対だという与党側の態度を、われわれの当該委員に通達されておるような関係にあるのであります。私はそういうような議員提出法案につきましても、この国会で成立を期すべきものはすみやかに審議して、参議院に送付するなり何なりの措置をとるべきだと思うのであります。なお今朝になつて本院に送付されまして、本格的な審議に入ることになつておる医薬分業に関する法案は、椎熊さん御指摘の通り重要な法案でありますが、これも予備審査のために厚生委員会付託されておうたとわれわれは承知しておるのでありますし、参議院側の審議においては各党一致の修正案が出て通過したというように了解しておる。しかもこの問題は、今ただちに実施しようというのでなく、七年間という経過期間を持つところの法案であります。なお人によると、一体医薬分業をするためにわざわざ法案を出したかどうかというところまで、本質的な修正がされて、本院に送付されたという事情があるのであります。この点は本院においても本日中に成立する見込みがあると思うのでございます。その意味で、この国会が通常国会の基本的な日数の上に二十日間の延長をして、さらに五日間延ばして非常に長期になつておるのであります。予定しておる案件、ことにわれわれが重大な関心を持つておりました地域給の問題につきましては、本日の本会議における緊急質問で、今会期中には提出の見通しがつかない状態であることを、残念ではありまするが、関係大臣及び政府委員より答弁があつた。そういう時期でございますから、与党並びに政府としては、参議院に現在残つておる警察法なり、北海道開発法なりの重要法案の成立を期するという点の御配慮はよくわかりますけれども、参議院ではすでに本会議の日程に上げておるわけでございますから、これらの法案が本日中に成立するものと確信をいたしますので、この際会期の再々延長等の必要はないのではないかと考えます。もし椎熊君が、会期を適当な期間再々延長するという意味の提案でありまするならば、私としましては反対をいたします。
  183. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 会期の延長には反対であります。
  184. 中村寅太

    ○中村(寅)委員 賛成であります。
  185. 浦口鉄男

    ○浦口鉄男君 再延長しなくとも行けそうに思つております。
  186. 小澤佐重喜

    小澤委員長 反対ですか。
  187. 浦口鉄男

    ○浦口鉄男君 そうです。
  188. 倉石忠雄

    倉石委員 社会党の方では、会期延長をしなくても、ただいま椎熊君の述べられたような重要法案が今日中に通過できるという見込みがありますか。われわれはもちろん与党でありますから、この法案を一刻も早く通過させたいのでありますが、そういうことについて社会党が保証をしていただくことができるか。
  189. 田中織之進

    ○田中(織)委員 参議院のことでございまして、衆議院側としては保証することはできないと思います。ここで申し添えておきたいのは、会期の再々延長の問題も両院で協議をなされることだろうと思う。私の方の党といたしましても、賛否の態度は別問題として、これを本日中に成立させるべく努力しておる段階でございます。そこで法案の成立を期するという意味の会期の再再延長であろうと思いますが、その点は参議院各党とも本日中に会期を終るという意気込みで運営されておるわけでございますから、参議院側のこういう点をも考慮して取扱いを願いたいと思います。
  190. 倉石忠雄

    倉石委員 椎熊君のお話の前段の方については、今にわかにわれわれは賛意を表することはできないのでありますが、後段の、重大法案についてぜひこれを通過せしめなければならぬという点については同感であります。そこで会期を延長していただくことに賛成をいたします。
  191. 小澤佐重喜

    小澤委員長 大体議論も尽きたようです。社会党共産党、公正倶楽部は反対のようですが、採決しなくても大体多数のようですから、会期を延ばすことに一応申合せをいたします。なお、期日をどのくらいにするかお諮りいたします。
  192. 倉石忠雄

    倉石委員 ただいま懸案になつておりますものを処理することに専念するとするならば、本日で打切ろうというところまで行つたのでありますから、最小限度三日間の延長をして、ただいま懸案になつておる大きな法案だけは成立させたい、このように思います。
  193. 椎熊三郎

    椎熊委員 異議なし。
  194. 松井政吉

    松井(政)委員 ちよつと三日間という根拠についてお伺いしますが、参議院は御承知のように、北海道開発法は、内閣委員会においては社会党を除き大体全部賛成しております。これは本会議にかけられましても多数でありますから、わが党の参議院の役員諸君も、警察法、北海道開発法ともきようの時間中に片づくであろうと言つておる。そこで医薬分業の法案あるいは椎熊君要望の問題は、自由党の方では三日延長しても片づかないとおつしやるのですか。
  195. 倉石忠雄

    倉石委員 そんなこと言つていない。違つた前提で論ぜられては困る。
  196. 松井政吉

    松井(政)委員 かりに三日延ばして、きようきまりが全部ついて、あと会議を開かないでいい状態が起きた場合の三日延長はどういうことになりましようか。自然休会のままの幕切れということは、国会運営の建前からいいものでしようか。
  197. 椎熊三郎

    椎熊委員 審議するものがないと予想されないじやないか、たくさんある。
  198. 松井政吉

    松井(政)委員 椎熊さんの言われる議員提出法律案を処理することについては、われわれは前から賛成しておる。大蔵委員会における農林中央金庫法改正は、各党共同提案だ。これをなぜやらないかという問題がございます。
  199. 小澤佐重喜

    小澤委員長 いろいろ議論がありますが、反対ですか、賛成ですか。
  200. 椎熊三郎

  201. 梨木作次郎

    梨木作次郎君 共産党は反対です。
  202. 中村寅太

    ○中村(寅)委員 賛成
  203. 浦口鉄男

    ○浦口鉄男君 反対。
  204. 小澤佐重喜

    小澤委員長 大部分は賛成のようですから、一応当委員会といたしましては、明日より三日間会期を延長することに申合せをいたします。
  205. 松井政吉

    松井(政)委員 申合せには反対です。
  206. 田中織之進

    ○田中(織)委員 多数ならいい。
  207. 小澤佐重喜

    小澤委員長 では多数をもつて会期を三日間延長することに決定いたします。  暫時休憩いたします。     午後八時五分休憩      ————◇—————     午後八時十四分開議
  208. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは休憩前に引続き会議を開きます。  常任委員長会議の経過を副議長から御報告いたします。
  209. 岩本信行

    岩本議長 ただいま常任委員長会議お願いいたしまして、会期の問題について、先ほど運営委員会で御相談になりましたような結果を諮りましたところ、委員長の見通しとしても、会期三日間延長によつてあらゆる面が解決するであろう、適当なりと認める。こういう答申でございましたので、以上御報告いたします。
  210. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは先ほど申し上げた通り、当委員会として決定いたします。もし会期延長がきまつたら、あすは本会議を開かぬでいいでしよう。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  211. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは会期延長がきまりますれば、明日の本会議委員会は休むことにいたします。きようは会期延長だけにしたらどうですか。
  212. 岩本信行

    岩本議長 もちろん会期延長は、ただいまこちらで決定していただけば、参議院に諮るわけであります。御承知のように、相談が一致しない場合は衆議院の方をとりますので、こちらの案で決定することになりますが、なるべく同調を求めることには努めます。
  213. 田中織之進

    ○田中(織)委員 私の方の対策委員長参議院の方と打合せたところ、どうしても会期延長がやむを得ないとすれば、最小限度で現に参議院にかかつておる法案の成立を期する意味で、一日にしたらどうかという説が参議院の私どもの運営委員から出ておりました。先ほども委員会外で椎熊さんとも話しましたが、参議院側のわが党の運営委員の意向として、参議院側だけの事情から言えば、最小限度の延長にとどめたらどうかということです。
  214. 小澤佐重喜

    小澤委員長 この問題は、こちらの意向として向うに相談しますれば、向うから、あるいは社会党と同じような意見で来るかもしれないから、その場合にはあらためて相談することにいたします。一応先ほどの決定通り参議院に交渉することにいたします。
  215. 椎熊三郎

    椎熊委員 先ほど田中君からちよつと発言がありましたが、農林中金の法案各党共同提案だから、握りつぶされてしまうと困るので、会期が延長されるのだから、審議継続して結論を出すことにしてもらいたい。
  216. 小澤佐重喜

    小澤委員長 これは自由党の方で検討してほしい。
  217. 倉石忠雄

    倉石委員 十分検討いたしましてお答え申し上げます。
  218. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは暫時休憩いたします。     午後八時十九分休憩      ————◇—————     午後九時九分開議
  219. 小澤佐重喜

    小澤委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。  その後の経過について事務総長から申し上げます。
  220. 大池眞

    大池事務総長 会期延長の件は、こちらの申出通り参議院側も了解されまして、御承認がありました。
  221. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そうすると、会期延長だけで本日は散会ということにして、開会時間は九時二十分ぐらい。
  222. 大池眞

    大池事務総長 採決は起立。
  223. 松井政吉

    松井(政)委員 あすは休み。
  224. 小澤佐重喜

    小澤委員長 あさつては開く態勢で……。  本日はこれで散会いたします。     午後九時十分散会