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中川委員 ちよつと議案のほかのことですが、
希望を述べて、
議長なり
委員長の御善処を願いたいと思います。先般
福永君と
社会党の三宅君との
街頭録音を実は私は聞いてお
つたのですが、その際に、
議員の
出席率が非常に悪い、
日当制にしたらどうかというような、まるでわれわれ
国会議員を
日雇い労働者のようなことを
言つて、
質問をしておる人があ
つたのであります。これに対して
福永君も、本
会議だけを見られても困る、本
会議をや
つておる最中にも
委員会が開会されているのだから、その方へ行
つていることもある、しかし大体その御忠告はよく承
つて、
運営上注意を拂うようにするからということを申しておられたようですが、どうも
院内のいろいろな方面から聞いてみますと、一
国会に一日も出ないというような人もあるらしいのです。これは、たとえば外国へ行
つているとか、病気だとかいうことならば、むろんやむを得ないことであるし、衆議院
規則の第十二章に基いて、それぞれの届をしてやられるのでありますが、そうでないものがあるように思われるのであります。ことに本
国会は非常に長い期間でもありますし、そういうことについてすでにそういう世論が一部の間に行われつつあるということについては、われわれ
議員としては大いに自粛をしなければならぬ。いやしくも国民の
代表で出ている以上は、まじめな国民から
考えれば、われわれの
代表として出ておるのに、一日も
国会に出ずにお
つて、けしからぬと言うのは当然なことだと思うのであります。そういう
意味から、この
国会は非常に長期間の
国会でもありますし、なるべくそういうことのないように、
議長から特別な御高配を願
つて、お互いが自粛するような方法を講じていただきたいということを、私はお願いをいたしておきます。