運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
1950-11-24 第9回国会 参議院 決算委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十五年十一月二十四日(金曜 日) 午前十時三十一分
開会
委員氏名
委員長
前之園喜一郎
君
理事
岩沢
忠恭
君
理事
岡崎 真一君
理事
中川
幸平
君
理事
カニエ邦彦
君
理事
相馬
助治
君
理事
溝口
三郎
君
池田七郎兵衞
君
大矢半次郎
君 北村 一男君 小杉
繁安
君 寺尾 豊君
西山
龜七君
廣瀬與兵衞
君 栗山 良夫君 小泉 秀吉君
棚橋
小虎君
中田
吉雄
君
村尾
重雄
君
赤澤
與仁
君
井上なつゑ
君
小宮山常吉
君
杉山
昌作
君 常岡
一郎沼
山崎
恒君
岩男
仁藏
君 鬼丸
義齊
君
谷口弥三郎
君
千田
正君
矢嶋
三義
君
—————————————
委員
の異動 十一月二十一日
委員小宮山常吉
君辞任 につき、その補欠として
小林政夫
君を
議長
において
指名
した。
—————————————
本日の会議に付した
事件
○
昭和
二十三年度
一般会計歳入歳出決
算(
内閣提出
)(第八回
国会継続
) ○
昭和
二十三年度
特別会計歳入歳出決
算(
内閣提出
)(第八回
国会継続
) ○
委員長理事打合会
の
経過報告
○
派遣議員
の
報告
○
調査承認要求
に関する件
—————————————
前之園喜一郎
1
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) それではこれより
決算委員
を
開会
いたします。 先ず
昭和
二十三年度
一般会計歳入歳出決算
、及び
昭和
二十三年度
特別会計歳入歳出決算
を
閉会中小委員会
にて
継續審査
をいたして参りましたので、前
小委戸長棚橋
小虎君よりその
経過
を御
説明
をお願いいたします。
棚橋小虎
2
○
棚橋
小虎君 それでは小
委員会
の
経過
を御
報告
申上げます。
休会
中の
継續審査
を委託されました小
委員会
におきましては、
公団
に関する
事項
を
審査
いたしたのであります。この小
委員会
におきましては、各
公団
の
所管官庁
からその
管轄公団
に関する
監督
の
方法
及び
公団
の
実情等
について
説明
を聞き、尚
審査
に必要な
資料
の
提出
を要求いたしたのであります。而して前
国会
におきまして、
決算委員会
が各
公団
に関して
会計検査院
及び
中央経済調査庁
から聴取いたしました
説明
並びに
資料
に基いて
審議
をいたしました結果、
公団
の
業務運営
の中には、次のような事実が存在していると認められるのであります。 箇條にして申上げますが、第一番には、
預金等
に関する
事項
でありますが、
多額
の
預金
か
当座預金
など無利息とな
つて
おるものが多い点であります。これに基く
国費
の
積極的損失
は見逃し難いものがあります。又
多額
の
手許資金
を保有し、或いは
帳簿整理
の不完全なものもありまして、これが浮貸のような
事件
を誘致する隙を與えたものと思われるのであります。 第二は、
売掛金
に関するものでありまして、殆んどどの
公団
も極めて
多額
の
売掛金
を持
つて
おるのであります。この
回收
には努力の不足しているものと認められるものがあり、又この
売掛金
に対して利息を徴收していないものもあります。これらの
売掛金
につきましては
回收
不能となる
可能性
が多分に存在するようであります。 第三に、
保險
につきましては、全
公団
の
支拂保險料
に対しまして
受取保険金
は一六%に過ぎないような
状況
であります。
公団
の取扱う
物資
は全国に分散しておるのでありますから、
むじろ自家保險横立金制度
に移行するのが合理的であると認められますし、或いは少くとも右の事実に鑑みまして、
保険率
を特約で引下げるべきであると思います。これらの
処置
によ
つて相当多額
の
国費
が節約し得られるものと思われるのであります。 第四は、
保管料
に関するものでありまして、
公団取扱物資
の
数量
が
厖大
であることに鑑みまして、その
保管料
が
多額
に上ぼることは当然でありますが、近時
経済事情
の安定に
伴つて保管料金割引競争
がすでに行われて来ておるにも拘わらず、この点に関する考慮を怠
つて
、單純に〇公によ
つて保管契約
を締結しておるものが多いと思われます。
従つて一般市場
の
保管料
に比べて可なり高い料率で
保管契約
が結ばれているのでありまして、若しこの点に関する適切な措置がとられましたならば、
相当額
の
国費
がこの点からも節約できることと思われます。この間の
市場消息
を承知の上で、
保管事務者
との間に
中間通り拔
け
機関
を介在させ、これに
巨額
の
鞘取り
を許している悪質の事例もありますことは遺憾であります。 第五には、
在庫品
及び
滞貨
に関するものであります。この
在庫品
及び
滞貨
の
数量
は莫大であると認められます。この
処分
も円滑を欠いでおると思われますが、これが
処分
の遅れることは、品いたみと
保険料
、
保管料
の面からだけでも
国損
を増嵩せしめるものであります。 第六に、
運送面
における
経費
に関してでありまして、各
公団
で
取扱物資
の
運送関係
に支拂う
経費
は莫大であり、
運送契約締結面
の巧拙は
公団経営
上、影響するところが極めて大きいのでありますが、好転して来た
輸送事情
の下にあ
つて
も依然として〇公江賃率によ
つて
いるもの、
運送実務機関
との間に
ブローカー的仲介機関
を介在させて
巨額
の
鞘取り
をあえてさせている者がある等、その
実情
には遺憾とすべき点が多いようであります。 以上挙げました諸
事項
に起因する
国費
の積極的、
消極的損失
は極めて大きいものと予想されるのでありまして、これらの
国損
がいずれも
国民
の租税によ
つて
賄われることを思えば、誠に寒心に堪えない次第であります。 而してこれらの原因といたしましては、
関係官庁
の指導、
監督
が不十分であ
つて
、
官庁
の責任に帰すべきものが少くありませんが、
公団側
におきましても、
事務処理
に誠意と熱意を欠いだがためと認められるものが極めて多く、これは
公団制度
が短期間の存在を前提とし、又
身分保障
のないことのために、
公団役員
及び職員の善意、悪意に基くこれらの不始末を来しているものと思われます。 以上の
事項
は現在までに小
委員会
で
審議
いたしました結果の主なるものでありますが、
公団
の数が多く、又その
事業
の
内容
が極めて広汎でありますので、尚十分の
審議
を盡さない点が多々あると思われますから、更に十分に
調査
、
審議
をなすべきであると認めます。 且又以上の
事項
は主として
会計検査院
及び
中央経済調査庁
の
説明
及び
資料
に基くものでありまして、この事実を確かめるためには、直接に各
公団
を調有することが必要でありますが、小
委員会
におきましては、これを行う暇がありませんので、
審議
の
内容
を充実させるためには、
是非共
各
公団
直接の
調査
が必要であります。
公団
の
業務運営
に関しましては、最近
国民
ひとしく多大の
関心
を有するところでありまして、或いは
国損
の増加を防止し、或いは又
役職員
の
背任横領等
の
犯罪
を追及し、このような
犯罪
が将来又々発生することを防止する等、
公団
に関する問題は数も多く、且つ重大でありますので、本件に関しましては愼重な
調査
を行うべきであると信じます。 尚小
委員会
で得ました
資料
、並びにこれを整理した
資料
を印刷してお
手許
にお届けいたしますから、御覽を願いたいと存じます。 以上小
委員会
では
審議
を終了するところまでは立至りませんでしたが、
休会
中における
審議
のを御
報告
いたした次第であります。
前之園喜一郎
3
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
只今
の小
委員長
の御
報告
に御
質疑
はございますか。御
質疑
がございましたら御質問をお願いいたします。御
質疑
はございませんか。御
質疑
がなければ進行いたします。よろしうございますか。 前小
委員長
の御
報告
にもありましたように、当
決算
につきましては
審査
を完了しておりませんので、
参議院規則
第五十五條によりまして会期の始めにその旨の
報告計
を
議長
に
提出
しなければならんことにな
つて
おります。その
報告書
は次の
通り
でありまして、
專門員
をして
朗読
いたさせます。 〔
森專門員朗読
〕
審査報告書
昭和
二十三年度
一般会計歳入歳出決算昭和
二十三年度
特別会計
一
歳入歳出決算
(
継續審査事件
) 右の件は
審査
を完了するに至らなか
つた
。よ
つて
ここに多数
意見者
の
署名
を附し、その
経過
の
概要
を
報告
する。
昭和
二十五年十一月二十四日
決算委員長
前之園喜一郎
参議院議長
佐藤尚武
殿
決算委員会審査経過概要
昭和
二十三年度
一般会計歳入歳出決算
及び
昭和
二十三年度
特別会計歳入歳出決算
については、
会計検査院
から指摘された
不当事項
が甚だ多く、又
公団
、
薪炭特別会計
、
終戰処
理費等
に関しては、特に
愼重審査
を要するのがあることを認め、本
委員会
は、「
昭和
二十三年度
決算審査
に関する小
委員
」を設けて、第八
国会閉会
後も
継続審査
を行な
つて
来たが、
閉会
中においては、
審査
の
結了
を見るに至らなか
つた
。よ
つて
これを第九回
国会
において更に
審査
を継續することといたしたい。
前之園喜一郎
4
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
只今
朗読
いたしました
報告書
を
提出
することに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
前之園喜一郎
5
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 御
異議
はないものと認めます。それでは本
報告書
の
提出
に
賛成
されたお方の御
署名
をお願いいたします。 多数
意見者署名
棚橋
小虎
溝口
三郎
相馬
助治
中田
吉雄
カニエ邦彦
矢嶋
三義
岩男
仁藏
谷口弥三郎
杉山
昌作
常岡
一郎
山崎
恒
廣瀬與兵衞
中川
幸平
西山
龜七
千田
正
前之園喜一郎
6
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 御
署名
洩れはございませんか……。御
署名
洩れはないと認めます。
—————————————
前之園喜一郎
7
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 次に昨日
委員長理事
の打
合会
を行いましたので、その
経過
の
概要
の御
報告
を申上げます。 先ず第一に、
昭和
二十三年度
一般会計歳入歳世決算
及び
昭和
二十三年度
特別会計歳入儀出決算
につきまして
分科会
を設けるか、或いは
委員会
を継續して
審議
するかということについて協議いたしましたところ、
委員会
に
おいで審議
を継續するという
申合せ
になりましたので、この点を御
報告
申上げます。 次に、
只今小委員長
の御
報告
になりましたように、小
委員会
で
審議
いたしておりました
公団関係
の問題は
調費
が完了いたしておりませんので、更にこれを継續して本
臨時国会
においても小
委員会
を設けて
調査
するという
申合せ
をいたしたのであります。それにつきまして、正式に
調査承認要求書
を
提出
することが適当であるという
申合せ
をいたしたわけであります。以上御
報告
を申上げます。 次に……
相馬助治
8
○
相馬助治
君 その前にお尋ねしたいことが
一つ
あるのですが、この
公団関係
の
継續審査
を小
委員会
でおやりになるという今の
お話
ですが、小
委員会
では
証人喚問等
が可能であるという見解ですか。
前之園喜一郎
9
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
相馬委員
に申上げますが、
調査承認要求
のご上につきましては後刻御相談申上げます。そのときに御質問願いたいと思います。
相馬助治
10
○
相馬助治
君 私は單に小
委員会
を
作つて
、
関係
各
官庁
から
資料等
を要求して、それについて調べるということだけでは本問題は解決しないし、ただ單に時日を費やすに止まるので、そういうふうな
意味
のものであ
つた
ならば、この際根本的に
調査態度
というものを本
決算委員会
として打立てる必要があるのではないかという含みを以て
只今
お尋ねしたのですが、それでは後程それに関して御
意見
を申上げることにして保留して、このことは
委員長
にお尋ねすることは止めます。
前之園喜一郎
11
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) お答え申上げますが、
決算委員会
として
証人
を喚問することは法規上よろしいと思います。
決算委員会
で
証人
を喚問するという形をとりまして、小
委員会
において事実上を喚問するという、こういうような
手續
になるのではないかと考えます。
相馬助治
12
○
相馬助治
君 それでしたら、私は小
委員会
で本問題について
調査
するということは反対であります。これは小
委員会
でなくて、
決算委員会
としてやはり徹底的にやる必要があるだろうと思います。
手續上
でありますが、
決算委員会
が
証人
を喚問する、そうして出て来た
証人
を小
委員会
だけで聞く、こういうことはただ徒らに煩雑であるのみならず、
調査そのもの
の効果というものが私は非常に減殺されると思います。事実問題として……。そういう
意味
で
意見
を提案いたします。
前之園喜一郎
13
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) この
調査
は
委員会
で
調査要求
の
承認
を受けて小
委員会
でやるという形になるわけであると思います。その点後刻又御相談申上げます。
前之園喜一郎
14
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 次に、
派遣議員
の御
報告
を願います。
中川幸平
15
○
中川幸平
君 八月十三日から
岡山
、
広島
、
山口
、
島根
の四県に私と
井上なつゑ委員
と
矢嶋委員
とそれと
森專門員
と四名でずつと廻
つて
参りました。その
概要
はプリントにいたしておりますので、
專門員
から
一つ
御
報告
願いたいと思います。 〔
森專門員朗読
〕
岡山
、
広島
、
山口
、
島根
県下
における
災害復旧工事
、
国有財産
の
処理状況
、その他
決算状況
に関する
実地調査報告書
岡山
、
広島
、
山口
、
島根
の四
県下
における
災害復旧工事
の
実情調査
、
国有財産
の
処理状況
、その他に関する
実地調査
のため、
決算委会
から派遣された
委員
は
井上なつゑ
、
中川幸平
、
矢嶋三義
の三名で、
森專門員
がこれに同行した一行は左の日程で
視察
を行
つた
。八月十三日夜
東京発
、十四日朝
岡山着
……
山崎恒
16
○
山崎恒
君
委員長
、
朗読
を省略したらどうでしようか。(「
賛成
」と呼ぶ物あり)
前之園喜一郎
17
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
朗読
々省略することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
相馬助治
18
○
相馬助治
君 但し
速記
には載せて
貰⊃
て……
前之園喜一郎
19
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) そうしますと、
速記
には載せて、それは
朗読
したことにお願いいたします。
棚橋小虎
20
○
棚橋
小虎君 私の方は
岩手
、青森、
秋田
三
県下
における
昭和
二十三年度
決算検査報告
の
批難事項
でありますところの、三つありますが、第一番は、
岩手
県
山田線
の不経済な
工事
を施行したという
会計検査院
の
批難事項
第五百二十八号、第二は、
秋田
市
連隊跡地
の
売渡価格格
が低価に失したという
会計検査院
の
批難事項
第三百十三号、第三は、
秋田港防波堤工事
の設計及び施行に当り
処置当
を得なか
つた
ものという
会計検査院
の
批難事項
第五百二十四号について、主としてこの三つの
事項
の
視察調査
に
参つたの
でありまして、
山崎恒
氏と私とそれから
森專門員
が予定されておりましたが、
山崎
氏は御病気のため参加できないことになりましたので、私と
森專門員
と二人で
参つたの
であります。八月二十四
東京
を出まして、同月三十一日
東京
に帰着するまで約九日間ずつと
調査
して
参つたの
でありますが、その詳細の
調査報告
は御
手許
に差上げてありますから、これによ
つて
御覽を願いたいと思います。
前之園喜一郎
21
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) これも
朗読
を省略いたしまして、
速記
には載せて頂くことに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶものあり〕
カニエ邦彦
22
○
カニエ邦彦
君 私の方の
報告
は、
九州地方
の
実地調査
の
報告
で、案件は
昭和
二十三年度
会計検査院
の
決算検査報告
に記載されておる
批難事項
中、
大蔵省所管
の
国有財産
の
売渡価格
が非常に低価に失するという点の
調査
、二番は北九州及び
南九州財務局管内
の
国有財産概況調査
、三は、
福岡特別調達局管内
の
終戰処理費処理状況
の
調査
、四は、
農林省所管霧島国有林事業
の
視察調査等
でありますが、いずれもこれらは
別紙調査報告書
を
提出
いたしておりますので、それによ
つて
御了承願いたいと思います。
前之園喜一郎
23
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) これも同様に取計います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
—————————————
前之園喜一郎
24
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) では次に先程問題になりました
公団
を主といたしまして、
調査承認要求書提出
の可否について御相談申上げます。
中川幸平
25
○
中川幸平
君
昭和
二十三年度の
一般会計
、
特別会計
の
審査
の徹底を期するために
休会
中も小
委員会
を設けて
継續審査
をやり、その結果については、
只今小委員長
から詳細な
報告
がありました。それを承りますと主に
公団関係
の
調査
で、而も
公団
といいましても非常に数多くある、又複雑であるから十分な
調査
もできなか
つた
と言われまするが、その大要を承りましても、
国民
の非常に
関心
を持つ
事柄
が多いのであります。又
国費
の支出についても非常に
関心
を持たんければならん問題が多いのであります。その他
一般官庁
の
会計
にいたしましても、
会計検査院
から
厖大
な
批難事項
が出ておるのであります。その中の相当注目すべき
事柄
だけでも掘下げて
調査
する必要がある。この
委員
の方々の中には特に
特別委員会
を設置してこういう
事柄
を
調査
すべく
国会
に要求すべきであるという話も承
つた
りでありまするが、それらの
事柄
は当
決算委員会
の当然の使命であると考えまするので、先程
委員長
から御相談になりましたように、今
国会
におきましてもそれらに関する
調査
のために小
委員会
を設けて掘下げてこれらの
事柄
を
調査
するということが最も適切なる
方法
でないかと、かように感ずるのでありまして、先程申されたごとく、ただ
公団関係
の
調査
に止まらず
一般国政
に関する小
委員会
という
名称
の下に特別にそれらを調べるために小
委員会
を設けるというようなことにお計らいを
願つて
、幸いに本
委員会
においてさように決まりますれば、
委員
の数並びにその人選については
委員長
に御一任を申したい、かように存ずるのであります。どうぞよろしくお願いをいたします。
前之園喜一郎
26
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
中川委員
にお伺いいたしますが、
只今
の御
趣旨
は本
委員会
で
調査承認
を受けて、そうしてそれを小
委員会
を設けて徹底的に
調査
する、こういう御
趣旨
になるわけですね。
中川幸平
27
○
中川幸平
君
委員会
としてです。
前之園喜一郎
28
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
調査承認
はやはり
委員会
で受けるわけですね。
中川幸平
29
○
中川幸平
君 そうです。
前之園喜一郎
30
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) そういう御
趣旨
ですが、何か。
カニエ邦彦
31
○
カニエ邦彦
君 たしか私は
理事
、
委員長
の打合せのときには、現在の小
委員会
の
性格
をもう少し
はつ
きりと強化して、そうして
調査
の
事項
も
国費
の
一般使途
に関してというようなことで小
委員会
を
作つて
、而もその小
委員会
は今までの小
委員会
の
性格
とは
違つた国政調査権
に基く小
委員会
であ
つて
、そうして
調査
の範囲も勢い
公団
とその他
一般
の
国費
の
使途
に関して、こういうことであ
つた
と思うのでありますが、それはどういうことでそういうことに
なつ
たかといいますと、この前の小
委員会
のときには二十三年度の
決算
に関して、ということであるのでありますが、勢い
調査
をいたしておりますと、二十三年度の
決算
のみならず二十四年度へも、或いは又現在の使
つて
おる分にまで
事柄
が波及して参りますので、それで何月何日でぷつつと切るというわけには実際問題として行かない。だからこれは
一般国費
の
使途
に関して、主に
公団
、或いは大きなものは
終戰処理費関係
とか、その他の主だ
つた経費
を中心においてありますが、そういう
意味
からいたしまして、
只今
申上げましたように一応
委員長
、
理事打合会
では決ま
つた
ように思
つて
いるのでありますが、そこでそうい
つた
事柄
について
委員会
で
一つ
お諮りを
願つて
、要は
国民
の税金がどう使われているか、それがどう流れたか、そこに無駄があるかないかというようなことを、やはり
はつ
きりさすためには、どうしてもそうい
つた
ことが必要だろうと思うので、当然今の
中川委員
の説に
賛成
をいたしまして、以上のことを附加えてお諮りを願いたいと思うのであります。
前之園喜一郎
32
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
相馬委員
何か御発言ありますか。
相馬助治
33
○
相馬助治
君
ちよ
つと
速記
をやめて下さい。
前之園喜一郎
34
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
ちよ
つと
速記
をとめて……。 〔
速記中止
〕
前之園喜一郎
35
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
速記
を始めて……。
相馬助治
36
○
相馬助治
君
さつき中川委員
の提案のように私も
賛成
します。但しこれは今
委員長
からも
ちよ
つと
お話
が出たように、
特別経費
も計上いたしまして十分なる
專門員
をしてこれに当らせて、
本会期
中十分
資料等
を精査して、そして事と次第によ
つて
は
特別委員会
を持つなり、或いは
決算委員会
が全員でこれに当るなり、その予備的な
意味
で
十分小委員会
でこの際
審議
して貰う、こういう
意味
で私は
中川委員
の説に
賛成
でございます。
前之園喜一郎
37
○
委員長
(
前之園喜一郎
君)
中川委員
の御
発言通り
御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
前之園喜一郎
38
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) それでは一応
調査承認要求書
を
朗読
いたします。
森荘三郎
39
○
專門員
(
森荘三郎
君)
朗読
いたします。
特別会計
、
政府関係機関
及び
終戰処理費
の
経理
に関する
調査承認要求書
一、
事件
の
名称
特別会計
、
政府関係機関
及び
終戰処理費
の
経理
に関する
調査
一、
調査
の目的
特別会計
、
政府関係機関
及び
終戰処理費
に関しては特に
愼重審査
を要すると認められる
事項
があるので特に小
委員
を設けて所要の
調査
を行い必要がある場合は
昭和
二十四年度以降の
経理状況
についても
調査
を行う。 一、利益
昭和
二十三年度及び今後の
決算審査
に資する。 一、
方法
小
委員
を設け、
関係官庁
及び
政府機関当事者
から
説明
を聽取し
資料
を蒐集し、必要に応じて
実地調査
を行う。 一、期間
今期国会開会
中
前之園喜一郎
40
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) それから
中川委員
の動議は、小
委員
の数及びその
指名
については
委員長
に一任するという御
意見
ですが、これも御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
前之園喜一郎
41
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 大体この前の小
委員
は八名でありましたが、今回は十二名ぐらいにしたいと思いますが、その点如何でしようか。御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
前之園喜一郎
42
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 十二名、よろしゆうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
前之園喜一郎
43
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) それでは
委員
の
指名
は後刻御
報告
を申上げます。
—————————————
前之園喜一郎
44
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) 次に、二十三年度の
決算
につきましては、
委員長理事
の
こん懇談会
で相談いたしましたように、
分科会
をこの際設けないで、
委員会
で
審議
を継續すると、こういうことで御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
前之園喜一郎
45
○
委員長
(
前之園喜一郎
君) それではさよう決します。 本日はこれを以て散会いたします。 午前十一時十三分散会
出席者
は左の
通り
。
委員長
前之園喜一郎
君
理事
中川
幸平
君
カニエ邦彦
君
相馬
助治
君
溝口
三郎
君
委員
西山
龜七君
廣瀬與兵衞
君
棚橋
小虎君
中田
吉雄
君
村尾
重雄
君
杉山
昌作
君 常岡
一郎
君
山崎
恒君
岩男
仁藏
君
谷口弥三郎
君
千田
正君
矢嶋
三義
君
事務局側
常任委員会專門
員 森
荘三郎
君