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1950-11-22 第9回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年十一月二十二日(水曜日)     午後一時二十一分開議  出席委員    委員長 小澤佐重喜君    理事 寺本  齋君 理事 福永 健司君    理事 石田 一松君       石田 博英君    今村 忠助君       岡延右エ門君    岡西 明貞君       菅家 喜六君    倉石 忠雄君       佐々木秀世君    島田 末信君       田中  元君    田渕 光一君       柳澤 義男君   山口喜久一郎君       椎熊 三郎君    園田  直君       長谷川四郎君    田中織之進君       松井 政吉君    竹村奈良一君       梨木作次郎君    中村 寅太君  委員外出席者         議     長 幣原喜重郎君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 岡田 春夫君         議     員 小林  進君         事 務 総 長 大池  眞君 十一月二十二日  委員青木正君辞任につき、その補欠として、川  本末治君が議長の指名で委員選任された。     ————————————— 十一月二十一日  国会法等の一部を改正する法律(参議院提出、  第八回国会参法第号) の審査を本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  一、議院運営小委員及び庶務小委員選任に関  する件  一、国務大臣演説に対する質疑の日取及び各  派の割当時間に関する件  一、国政調査承認要求に関する件  一、地方公務員法案付託委員会に関する件  一、警察予備隊に関する事項所管委員会に関  する件  一、裁判官弾劾裁判所裁判員手当支給規程の改  正に関する件  一、事務局人事承認に関する件  一、緊急質問取扱いに関する件     —————————————
  2. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、これから議院運営委員会を開きます。  まず議院運営委員会の小委員並び庶務小委員選任の件を議題に供します。小委員並びに庶務小委員選任は、前会の申合せによつて、従来通りということで御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 小澤佐重喜

    小澤委員長 しからぼ、さよう決定いたします。
  4. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、電気通信委員会国政調査承認要求の件を、議長か諮問がありましたから議題に供します。事務総長から御説明願います。
  5. 大池眞

    大池事務総長 電気通信委員長の閥内さんの方から、今会期中国政調査として、電気通信事業の経営及び航空保安に関する事項電波管理に関する事項、この三つの事項について関係方面から説明並びに意見の聽取、並びに資料の要求等をいたしたいということで、国政調査承認要求がございました。このことについて御協議いただきたいと思います。
  6. 椎熊三郎

    椎熊委員 私は電気通信委員会の方の委員をやつておりますが、今お願いした問題は、今国会内で各党とも非常に重大な論争になつておる問題があるのです。たとえば漁船の電波使用の問題などは、水産委員会などで大波乱を起しておる問題であります。どうしてもこれはお許しを願つて電気通信委員会において活発に研究してみたいというのですから、満場御賛成を願います。
  7. 小澤佐重喜

    小澤委員長 ただいま椎熊君からも賛成の動議がありましたが、皆さん異議、ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、さよう決定いたします。
  9. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に、国務大臣演説に対する質疑の時間の割当等について御協議を願います。
  10. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは前回の例でやつてもらいたいのです。
  11. 大池眞

    大池事務総長 前回は時間で割当てましたですね。
  12. 西澤哲四郎

    西澤参事 前回の例を申し上げますと、国民民主党九十分、社会党八十分、共産党五十分、農民協同党二十六分、労働者農民党二十一分、社会革新党十七分、公正倶楽部十四分であります。
  13. 椎熊三郎

    椎熊委員 自由党はなかつたですね。
  14. 大池眞

    大池事務総長 自由党はやらなかつただけです。
  15. 倉石忠雄

    倉石委員 われわれの方はわかりませんから、保留しておいていただきたいと思います。
  16. 椎熊三郎

    椎熊委員 前回これをきめるのに、非常に論争の結果、結局これが合理的だということで治まつたのだから、同じ臨時議会のことだから、議論なしで行こうじやありませんか。
  17. 倉石忠雄

    倉石委員 これで何時間ですか。
  18. 西澤哲四郎

    西澤参事 自由党を除いて五時間す。
  19. 中村寅太

    中村(寅)委員 このほかに自由党のいる時間をとればいい。
  20. 倉石忠雄

    倉石委員 これは、いつも開会ごとに問題になるのですが、やはり原則通り、小会派は合せて二十名で一人出してもらいたい。
  21. 椎熊三郎

    椎熊委員 一般のときと違つて総理大臣施政方針のときは、小会派の者も圧迫しないで行こうということになつたのです。
  22. 倉石忠雄

    倉石委員 この間、この運営委員会で発言の原則を認めておられる通り、小会派は三十名で代表して一人出してもらいたい。
  23. 小澤佐重喜

    小澤委員長 この際速記を中止して懇談に移ります。     〔速記中止
  24. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、ほかの協議事項を先にやつてその間に小会派の方で御相談願うことにいたします。
  25. 小澤佐重喜

    小澤委員長 その次の問題について事務総長より御説明を願います。
  26. 大池眞

    大池事務総長 ただいま、もう一つ国政調本日の承認要求内閣委員会から参りましたから、この承認方をお諮り申し上げますが、内閣委員会では、行政機構改革に関する事項について本会期中国政調査をいたしたいということであります。
  27. 小澤佐重喜

    小澤委員長 御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 小澤佐重喜

    小澤委員長 内閣委員会からの要求は認めることにいたします。
  29. 大池眞

    大池事務総長 次は、先日お手元に差上げまして、本日まで御延期願つておりました、常任委員会の專門員として難波理平君の任用、同調査員として小西常三郎君の任用、これについて各党態度をきめていただいて、本日お願いをいたすことになつておりましたので、これについて各党態度等をお伺いして御決定を願いたいと思います。
  30. 石田博英

    石田(博)委員 自由党賛成です。
  31. 石田一松

    石田(一)委員 私の方も賛成です。
  32. 竹村奈良一

    竹村委員 私の方は、難波理平氏の問題については、飼料公団等の総裁をしておられた等、いろいろの関係で反対であります。あと賛成です。
  33. 小澤佐重喜

    小澤委員長 社会党が出ておられませんから、これは留保して、あとまわしにいたします。
  34. 大池眞

    大池事務総長 そうしますと、同じく今日まで御延期願つておりました裁判官弾劾裁判所裁判員手当支給規程の改正、これについて各党態度伺つて、御決定を願いたいと思います。
  35. 小澤佐重喜

    小澤委員長 これについて御異議はございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  36. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは原案通り決定いたします。
  37. 大池眞

    大池事務総長 もう一つ委員付託の件で、前回運営委員会にもちよつと問題になつておりました地方公務員法案が出て参りました。この地方公務員法案人事委員会へ持つて行くか、地方行政委員会へ持つて行くかということについて、少しお話があつたわけであります。理論的には人事委員会へ持つて行くことも十分理由がつきますし、地方行政委員会でずつとやつてつたという関係から、その万が便宜ではないかというお話もあつたわけであります。従いまして、いずれの方がよいかという点について御協議を願いたいと思います。
  38. 小澤佐重喜

    小澤委員長 これは地方行政委員会でいかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  39. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは地方行政委員会に付託することにいたします。
  40. 大池眞

    大池事務総長 それから警察予備隊の問題につきましては、法務委員会地方行政委員会並びに内閣委員会のいずれにするか、これは各党でも深い関係があるところから、これらの三委員会でおのおの同じようなことを法務庁に対して質疑応答、あるいは質問等が非常に重なつて行われて困難を感じておるというお話があるわけであります。これがいずれの所管であるかという点については、前会規則を改正する際に、形式的にはどこまでも内閣委員会所管である、内閣の外局にも相なつておる関係で、そういうことに決定しておるわけであります。もちろん警察権の点として法務委員会、あるいは自治体警察関係から地方行政委員会でも関連性残つて質疑応答等はあり得ることと考えますが、主なる所管内閣であるということだけを御認識を願いまして、確認を願いたい、こういう関係でございますから、御了承を願いたいと考えます。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  41. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは警察予備隊所管内閣委員会ということに決定いたします。
  42. 大池眞

    大池事務総長 それから御協議願う事項として、国会議員の身体、生命の安全保障に関する緊急質問というのが林百郎君から御提出になつております。この問題につきましては、いずれ議事日程にいつ上げるかという問題にかかつてくるのでありまして、緊急質問取扱いは当委員会で御決定願つておりますが、一応明後日は総理並びに大蔵大臣施政方針演説を聞くだけで、引続いて参議院の方へ行つて演説をすることになつておるますから、この点はその後の質疑応答に入る際の問題といたしまして、ただ出ておるということを御報告申上げて、いずれ後日取扱い方について御協議を願いたい、こういう関係になつております。  そこで、この緊急質問に多少の関連性がありはせんかと思いますので、私の方として一応御報告を申し上げ、将来の議院運営の問題としても御考慮を願う点があれば御考慮を願いたい考えるわけであります。それは本日の各新聞にも出ておりますように、昨日第一議員会館風早君のお部屋で起つた好ましからざる事件でございます。これにつきましては、実は昨日の三時半ごろだと思いますが、私のところに井之口議員横田議員江崎議員、この三議員が参られまして、第一議院会で好ましくない事件が起つたが、承知しておるかということで、事件についてのあらかたの内容を承つたのでありますが、当時私はその事件報告を受けておりません。従つて十分調べた上で、できるだけの処置をとりたいということでおわかれをいたしたのであります。さつそくこの事件について調査をいたしましたところ、その事件の概要は大体次の通りでございます。  午後一時ごろだと思われるのでありますが、亀有町の池田大助という者他四名が、私用ということで、講和問題について風早議員に、議員受付を通して面会を申し込まれたのであります。そこで、その旨を共産党の方へ話をいたしましたところ、風早さんの秘書水谷君がその四人の者を共産党控室の方へ案内をされました。その四名の者が共産党控室に参るにつきましては、通行証発行が必要に相なるわけでありますが、その際には水谷君の方で、臨時通行証を渡されたのであります。これは臨時に党の方に無記名式のものが行つておるわけであります。その通行証を渡されまして、四名の者を共産党控室の方へ案内をされたという話であります。ところが共産党の方では、風早君が第一議員会館におるはずであるから、その方に行つてもらつた方がよかろうということで、秘書水谷君が第一議員会館風早君の部屋である五〇三号室に、その四人の者を案内して連れてい行つた。当時風早君はその部屋にはおられなかつたそうでありますが、間もなく風早君がお見えになりまして、約一時間近い時間ではないかと思われるそうでありますが、対談をしておられた。その対談中に、四人の中のある者が汚物本人並びに部屋に凄き散らした事実があつたそうでありまして、それから風早さんがその者が出て行くのを追つて参りましたような様子でして、玄関の混雑をしておるところを押しのけまして、あの男を捕えろということを言つたそうであります。そこで、そこに立番をしておりました監視員が、風早君のさし示す方向を見たのだそうでありますが、それらしい者が見当らない。おそらくその人込みの中にまぎれ込んだのだろうということで、要するにそれらしい者が見当らなかつた従つて、あの男を捕えろという、そのあの男というのがどの男だか見当がつかなかつたということであります。そこで風早君自身は、あの男をつかまえろと言うて、そこまで追つかけて来たそうでありますが、それ以外のことは何も言わずに、そのまま自分議員室の方にひつ返された、こういうことに相なつております。ところが、あと風早さんに聞きますと、汚物をひつかけた男が、おれはこういう者だから、用事があるならいつでも相手になるから来いと言うて、名刺を渡された。それには防共新聞社とありまして、平田盛之とあつた、こういう話であります。平田盛之なる者は、芝の西久保桜川町四におる者でありまして、名刺電話番号住所等を書き込んであつた。そういうことを、今申し上げた三人の共産党方々が私のところに見えて報告されまして、ちようどそのとき議長さんの方にも、党の方かだれかこの事情を申し込んであつたのであります。  そこで、私どもの方といたしましては御本人自室ではありますが、いやしくも議会の建物の中に他の者が入り込んで汚物をまき散らすという行動は、これは刑法上どういう犯罪を構成するか、私どもしろうとにはわかりませんが、少くとも公物損壊といいますか、器物損壊罪というようなことか、あるいは暴行罪ということか、そういうことになるのではないか。もしそういうようなことがありとすれば、議員の身辺の擁護の建前から見ても、黙視することもできず、今後の取締り上の問題にも相なるので、至急麹町署に連絡をして現実の場面等調査をしてもらつて、これが犯罪になるものであるならば、名刺もあることでありますから、至急本人を呼び出して、あるいはつかまえるならつかまえて、十分調査をして、犯罪の事実があるならばこれに対する処置をとつてもらいたいという手続をとつたのであります。ところが、この手続まつ最中のことでありますが、本人愛宕署の方へ、こういうことをやつて来たといつて自首をして来たそうであります。それが七時ごろの話であるそうであります。そこで愛宕署の方では、自治体警察関係所管違いでありますので、麹町署の方へ平田盛之、福田進、星一、それからもう一人は、名前は言わなかつたそうでありますが、及川某と私どもの方では聞きましたが、きようの新聞を見ますと北川某とあります。どちらがほんとうであるかわかりませんが、その四名の者を麹町署の方へ同行をして、麹町署の捜査課の方へこれを手渡してあつたのであります。従つてどもの方では、本人自首をして出ておるのでありますから、現場のやつた行為がどの程度に当るかということで麹町署の方へ調査を依頼いたし参ました。そこで、ただちに実地検証のために七時半ごろ出て参つたのでありますが、その際には、まだ、共産党の方で党の方々会議中であつた、しばらくその実地検証については待つてもらいたいというお話があつた。それは向うから松井という部長がやつて来まして、共産党の方の林議員松井部長とがいろいろお話合いの結果、検証は明日にしてもらいたいということで、本日まで延びておつた次第であります。それで本日実地検証をして、またその四人の自首した者を警察としては逮捕をする関係がありますので、逃げてしまつてもいけないので、逮捕状発行方その他についていろいろな手続があつたように聞いております。従つてどもの方としては、その事件をただちに麹町署の方と連絡をして、善後処置をとつてつた次第であります。  一応今日までの経過を御報告申し上げておきます。
  43. 竹村奈良一

    竹村委員 今大体事務総長から報告されたのでありますが、このうちで少しわれわれの調べた点と相違しておる点があるわけであります。というのは、院内受付に参りましたときは、大体五人が面会を求めて、五人のうち会つたのはもちろん四人でありまして、それは事実その通りですけれども、その人をなぜ通行証を渡して入れたかというと、その四人を紹介したとおぼしき人は、それは秘書の話でして、その現認はわかりませんが、どうも秘書のバッチをつけていた人だつた従つて安心して入れた、こういうことを申しておるわけであります。そういうような点が一つあるわけでありまして、また風早氏との対談の点につきましても、少し私たちが聞いておるところとは違いがあるのでありますが、ともかく何にしても、問題は国会開会中、公館の中で起つた問題であり、しかもそういう形で安心感を與えてやられたという点につきましては、これは私どもの方から申し上げるのはどうかと思いますが、各党の立場というような問題でなしに、議院全体の町から、超党派の形で善後策について御協議願いたいと思います。私どもは決して要求がましいことを申しませんが、しかしいやしくも新憲法下において、国会開会中、そういう形で面会を申し込んで入つて来て、公館とはいえ、国会建造物の中でああいうことが行われたということは、議院全体に対する最大の侮辱であると私は考えます。その点を考慮して、ぜひこの委員会において、どういうふうに処置するか、その善後策を御考慮願いたい。でき得れば被害者である風早議員お呼び願つて事情をお聞きいただいてもけつこうだと思いますが、その辺御協議願いたいと思います。
  44. 田渕光一

    田渕委員 これは御参考に申し上げますが、この人は東電乗つ取りで騒いでおつたときに、根津嘉一郎君に銀座でばけつでくそをぶつかけたやつで、徴役六箇月になつておる。そういう前歴があるのですが、少くとも国会公館でそういうことをやつたということは、一罰百戒の嚴重な処罰をもつて臨むということがいいのじやないかと思います。私は徹底的にやることを望みます。
  45. 小澤佐重喜

    小澤委員長 刑罰問題は司法権で適当にやると思います。ただ院内でどういうふうな善後策をとるかという問題だろうと思います。そういうことについて御意見があれば伺います。
  46. 梨木作次郎

    梨木委員 これは議員会館部屋の中で起つた問題でありますが、この点皆さん方にもよく考えて御考慮願いたいのは、御承知のように議員会館は、国会法第百二十二條で議員職務執行の便宜のために提供されておるところでありまして、やはり一つ議員職務執行場所だと思いまするその中で公務の執行を阻害するような行為が行われたということは、やはり非常に重要視すべき問題だと思うので、その辺も十分御考慮願いたいと思います。
  47. 大池眞

    大池事務総長 これは逮捕状も出ておるように新聞等にも書いてございますし、いずれ実地検証の結果、警察の方で十分職権を発動していただけると思います。單にこれは相手がだれだという問題じやございません。われわれ常造物を管理している者としては、議員の室へ面会を求めて参りまして、その議員との話合いのを、かりに感情的な言葉があろうとなかろうと、議員に対して不届きな行為をするようなことが黙認され、あるいはこれが当然であるかのごとくなろうものなら、将来の非常な悪例にもなることでありますから、司法権の発動にあたつては、十分に将来を考えてやつていただけることと予想しておるわけでありますが、私ども議院の方の管理をしておる者から見れば、議員自室というものはその議員使用許可をいたしまして、私室代用のものでありますので、面会人等が入つて行くということは支障があるということで、議員会館取締規則等も、庶務小委員会等で、世話人等の意向も聽取して、いろいろ厳粛な規則等もこしらえてあるわけであります。最初記章を持つておる者といえども、一応受付名前を一々申し入れて、本人許可がなければ通さない、かりに細君、子供等といえども、一応自分の家族として面会を申し込まれて、そうして通すということが至当であろうということで、私どもは試案を提案いたしたのでありますが、あまりにきゆうくつであるということで、記章を持つた者は通行できるということに相なつております。それ以外の面会者は、必ず面会所受付を通して、受付から御本人の許諾を得て、御本人部屋に通せと言つた者以外は通さぬということに規則はなつておるのであります。ところが今回の場合は、すでに記章秘書の人が交付して、その交付を受けた記章をつけてそこを通過しておるのでありますから、面会所受付手続はまつたく通つておらないのであります。従つて部屋お通しになつた事実については、われわれとしては何とも責任を持つ方法はございません。従つてその私室の中で行われた行動というものは、前もつて、これは怪しいから、そばにだれか立番をしておれというような御注意がない限りは、どういうお話合いがあるかわかりませんから、そばにも人はいないわけであります。そこで今後人を通す場合には、これなら確かであるという者を、十分審査の上にお通しを願いたいと考えておるわけであります。なお、そのために面会室もできておるわけでありまして、そこには大勢の人もおることでありますから、小さい部屋の中で行われるようなことは比較的行われにくいという実情もあろうかと思いますので、面会室の御利用もお考え願いたいと思います。それから今度のような場合でも、こちらの党の方へ最初面会に参りまして、それは偽名であろうかと思いますが、池田大助というような名前は、ちよつとおかしいと思うのでありますが、外四名というようなことで、亀有労働組合の者であるかのように装うて面会要求して来ておるのであります。そういう者をお通しになる点についても、いろいろ今後各党で、こういう一つの事実にかんがみまして、十分御注意を願いたい。怪しいとか、あるいは前もつて打合せのないような者は、面会所等でお話合いを願うと、あまり事が起りにくいのではないかと考えております。なお本館の方は、議院警察権を持つておることでありますから、衛視等ももちろんおりますので、非常に事の運びが嚴重なのでありますが、会館は御承知のように厚生施設一つとして、事務をとる場所を提供してある次第でありまして、衛視等があそこに立つて直接に警察権を行使するというような場所にはなつておりませんから、その点も十分御了承の上で、今後お互いに御注意を願いたい。私どもの方としては、会館監視要員は、予算定員としては十二名ぐらいしかございませんが、夜晝、徹夜勤務をさせる関係から、六部ないし今では七部にわけまして、四人ずつの監視員が出ておるわけでありまして、そのうちの一名くらいは事務の者に手伝わせなければ、予算定員関係でできない情勢になつております。われわれの方としては、できるだけのことはいたすつもりでありますが、現在の状態においては、お互いに御注意願つて、また今回のような不祥事件については、できるだけの処置をとりてもらいたい、こう考えておるわけであります。
  48. 竹村奈良一

    竹村委員 事務総長報告された点については、多少事実の食い違いがあつてもよいと思うのですが、私室に連れて行つたというような点は、もちろん秘書案内しておるというような点から考えて、責任を持てとか何とかいう問題ではないわけです。しかし問題は、私ども共産党議員案は御承知のように一番奥でありまして、表玄関まで出るには非常に距離があるわけです。しかも風早議員が、汚物をかけられまして、本人を追つて出て来たが、四人は長い廊下を堂々と逃げて行つた。そこには警備の人が常におられて、ぼくらが行つても、オーバーなどを着ていると、一々注意されるくらいだのに、そのまま放任されたという点については、私たちとしては納得できない。なぜ一人ぐらいはつかまえられぬのかと思うけれども、何ともできなか、つた。それからもう一つは、きのう聞きますと、いつも警備負が四人おられるのが、一人もいなかつたということに原因されたということを言われておるわけです。こういう点についても、われわれは少し疑問を持つておるわけです。もう一つは、先ほど申しましたように、大体議院受付に来られたときに五人であつて、一人は秘書のバッジをつけた人がおられたというような点から考えて、これはもちろん調べるところが調べることかもしれませんが、何か背後関係でもあつて連絡があるのではないかという疑いも持たざるを得ないわけであります。しかしそれは別問題としても、注意することは各人が注意するとしても、こういう問題については、今後こういうことが起らないようにするにはどうするかということについてこの委員会としてもぜひ研究願つて善後策を講じていただきたい。これは單に私の党だけではない。各議員の問題だと思います。
  49. 松井政吉

    松井(政)委員 ぼくはこの問題を二つに区切つて今後の戒めにしなければいかぬと思つているのです。一つは、いかなる党の議員に対してであろうと、新聞社とか、あるいは一つの団体というものを背景にして、議員たる者に危害を加えるということに対する一般的な取締りの関係からこれを考えてみる必要がある。いかなる思想的なものを持つておろうとも、少なくとも公館にまで押しかけて、議員に危害を加へ、あるいは暴力を振うというような者に対する取締りは、徹底的にやらなければならない、こういうことが私は一つだと思います。もう一つは、会館の中における面会人の取扱い、それから取締り、さらに会館の運用等については、これは世話人会とか、幹事会ができておつて、その都度やはり自主的に相談をして、その意見を具申して、取締りの関係がきまつておるわけであります。通行人に関する、あるいは面会人に関する規則もできておるわけです。今度第二会館ができ上つたので、第一議員会館と第二議員会館との合同世話人会を開いて、改めるところは徹底的に改めて、それからまた新しい企画があればそれを取入れて、会館の運営について相談をしようということで、ここまでは大体庶務小委員会でも話が来ているわけです。だから結局公館にまで押しかけて、団体あるいは新聞社等の背後関係をもつて議員に暴力行為を行おうとする者に対する取締りの問題と、それから会館における面会人その他に対する規制の二つにわけて、今後の戒めにして行く。そういう角度で、再びこういうことのないようにお互いに考えなければいかぬと思います。
  50. 石田博英

    石田(博)委員 今の松井君の御意見は私も賛成です。この問題は非常に大きな問題だから、議論するのはよいけれども、ほかにいろいろ議案も山積しておるから、松井君の言われた前段の、議員の身辺の安全保障の問題は、議長から法務府の方へ、きようの話合いの結果を申し入れてもらつて、適当な方法を講じてもらいたい。それから後段の問題は、あそこに世話人会もできるのだし、今度は二つにわかれるのだから、それぞれ注意してもらいたいと思うが、前国会のときにできた院内警察及び秩序維持に関する小委員会というものをまた編成して、そこで相談をして、具体的な措置を講ずる。但しこの際、議員あるいは秘書が便宜的に党内の記章なんかを使われるとか、あるいは一つ記章を何回も繰返して使われおるために、なかなか取締りがむずかしいので、その場合に生ずる責任は、やはり議員自分で負つてもらわなければ困る。自分の党に来ている通行証自分責任において人に渡して、その人が起した事故について他人に責任を負えといつても、これはむりで、取締りようがない。そうかといつて、それも認めないことに原則をきめてしまうと、また非常にきゆうくつになつて困る。今回のような場合は、事件それ自体はまことに遺憾であり、事のいかんを問わず、暴力あるいは暴力類似行為議員あるいはそれ以外の者についても加えるということは、われわれとしては絶対に肯定できないことであるから、それを厳粛に処置してもらうということは当然の話であるけれども、その場合に、共産党に渡されている通行証を使われるということは、はなはだ遺憾なことだと思うのです。(「それは少し違うのです。」と呼ぶ者あり)それが事実そうでないとしても、実際問題として行われておるのだから、その責任を警務課へおつつけられても、警務課としても困る。いかなる具体案をもつて出入許可の問題その他に処するかということについては、院内警察及び秩序維持に関する小委員会というのが前国会中にもできたのだから、それを今国会からまた編成して、そこで協議をする、前段の場合は議長から申入れてもらうということでどうです。
  51. 梨木作次郎

    梨木委員 記章を貸して入れたということはないのです。秘書案内したので、その点事実と相違しております。
  52. 大池眞

    大池事務総長 秘書案内しても、記章のない者は通しはしません。
  53. 梨木作次郎

    梨木委員 会館の方ですよ。秘書本人が運行した。
  54. 石田博英

    石田(博)委員 その場合でも、秘書が連れて行くということは、秘書の判断においてやつたことだから……。
  55. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは非常に遺憾な点であつたけれども、この点を契機として会館あたりに衛視をふやすとか、警備員をふやすとかいうことは、私は大反対です。議員宿舎は、議事堂と違つて、なるべく個人的自由を確保したい。それを衛視の監視のもとに置かれるような状態では、休息にも勉強にもならぬ。この事件は遺憾なできごとだつたから、それは自粛もし、取締りもする。しかしそのために衛視をふやすということは反対です。
  56. 大池眞

    大池事務総長 あそこは議院警察以外ですから、あれによつて衛視をふやすわけには行かぬのです。監視員は、予算定員以上にどうしても必要だから、こちらの職員を減してやつておるのです。
  57. 田中織之進

    ○田中(織)委員 風早君が犯人を追うて出る途中、警備の者が一人もつかまえ得なかつたという点については、どういう状況であつたかわかりませんけれども警備の者がおるとすれば、多少遺憾の点もあつたのではないかと思いますけれども、問題は、今後われわれ自体の方で面会人の取扱いについて注意しなければならぬということが重点じやないかと思います。庶務小委員会もあり、また会館の世話人会もあり、境内の秩序の委員会もあるのだから、そういうところで考える点がありとすれば考究することにして、前段の犯人の厳罰については、議長から発議して法務府へ申出ていただきたい。
  58. 小澤佐重喜

    小澤委員長 今皆さんから御意見がありましたから、とりあえず石田君の申されたような暫定措置を講じて、やがて真相が判明して、あるいはこうした方がよいかという御意見がありますれば、適時その際愼重に考慮して善処することにして、この問題は打切ります。
  59. 小澤佐重喜

    小澤委員長 先ほどの人事の問題は、田中君どうですか。
  60. 田中織之進

    ○田中(織)委員 難波君の資格そのものについては異論はございません。しかし問題は、難波君が飼料公団の総裁であつた当時、飼料公団についていろいろな問題が起つた。その意味において最高の責任者です。そういう点から考えますれば、一応現在でも問題になるような問題を惹起した飼料公団の責任者であつたということは、考えなければならぬ点だと思うのです。私らの党の立場から見れば、そういう重大なる責任を持たなければならぬ立場の人が、国会の專門員になるということについては、必ずしも適当ではない、こういう意見を持つております。  それから事務総長に一応お確めしておきたいのですが、今度の場合は、現在三名あるのを五名に増員される意味合いのものであるかどうかという点です。
  61. 大池眞

    大池事務総長 そうじやございません。農林委員会には前からございませんで、予算定員の中でやるわけです。今の專門員の三人というのは、十五級の專門員じやないので、十五級以下の者で名前だけ專門員というのでやつているので、調査員の資格の人であります。
  62. 田中織之進

    ○田中(織)委員 その点は、この前の資格審査委員会でも、積荷十四級なり十一級の門員があつたという従来の例を認めて、特例を用いたわけです。それで專門員が十五級でなければならぬという規定になつておりますから、十五級の專門員を置くのだということであれば、これはまた今事務総長の言われたことと多少意味が違うと思うのです。現在たとい十五級でないにしても、従来は專門員として通つて来たわけなのですし、従来の経過なり事実も認めて、專門員として名実ともに取扱いして来ているわけであります。規定の上の十五級の專門員が現在欠けておるから、それを新たに選任するということと、現在專門員が一名もいないから入れるのだということとは、ちよつと意味が違うと思うのです。
  63. 大池眞

    大池事務総長 それはそういう意味ではないのでして、專門員自体は、とにかく名前は專門員の仕事をしている者がいるわけですが、十五級の格づけがある專門員が一人もいないので、それを入れておきたい。さつきあなたのおつしやつた前段の意味で、委員長から要求があつたわけです。
  64. 田中織之進

    ○田中(織)委員 それと、もう一点伺つておきたいのですが、これは資格審査委員会の段階で相談すべきことかと思うのですが、農林常任委員会の手足のごとく働いてもらわなければならない建前にあるのですから、その採用に当つては、当然委員長を通じてその意向を議長の方へ申入れるだろうと思うのですが、委員会の意向というものが十分くみとられておるかどうかということです。
  65. 大池眞

    大池事務総長 ずつと前から申出があつたのですが、閉会中で審議の機会がなかつたのでありまして、おそらく理事等にはお話があつたのではないかと考えておるのです。ただ常任委員長の推薦する場合に、委員会の同意を得て推薦するという形になつておりません。私どもとしては、常に委員会の手足になるわけだから、委員会に諮つていただければ一番よいのですが、その機会がなければ、少くとも理事たちの意向はくんでもらいたいということは、申し上げてありますし、従来の選任の場合でも、そういうことは申し上げておるけれども、そういうふうにされなかつた場合もあるわけです。今回は、特にそのために理事会を招集されたかどうか知りませんが、おそらく御相談になつておるのではないかと考えております、しかし、それがなければ私どもの方で議題にできないということにはなつていないものですから、そこは承つておらないわけでありますが、社会党からも理事が出ておりますから、御相談があつたかなかつたかは、おわかりではないかと思います。多分理事等にお話があつたものと心得ているわけです。
  66. 田中織之進

    ○田中(織)委員 その点については、私の方の理事は井上良二君なんですが、きのう私の方の代議士会で、難波君についての資格審査が終つて、採否を決定すべき段階に来ておるのだということについて諮つたときに、農林常任委員会の意向を、少くとも理事までにも聞いておらないような意味合いから、井上君から実は異議の申立てがありまして、私どもの党として、この問題に対する態度がそこからきまつて来ているわけです。
  67. 椎熊三郎

    椎熊委員 それは考査委員会などでは、てんで諮つたことがないのです。諮らなくてもよい規則なんです。
  68. 田中織之進

    ○田中(織)委員 規則の上では諮らなくてもよいことになつておるかもしれませんが……。
  69. 大池眞

    大池事務総長 この前私はそれを言つたのですけれども、実は名前を申し上げかねるのですけれども、おれが見て来たんだからいかんといつて、故意に諮らぬということを明言して持つて来られた方もありまして、それで通つておる方もあります。
  70. 椎熊三郎

    椎熊委員 委員会に諮つたりなんかしたら、與党と野党と対立して、円満解決ということはない。あの委員会のときに、特にそういうことも気がついたけれども、諮らなくてもよいことにしたのです。
  71. 大池眞

    大池事務総長 最初は書こうかということでしたけれども、採用された場合に、勤める本人の方に、あの人は自分に反対したというような感情が残るといけないからというので、やめたのです。
  72. 田中織之進

    ○田中(織)委員 しかし逆に、專門員は委員長だけの機関ではなく、常任委員会全体の機関として、動いてもらわなければならぬのだから、常任理事までには話わするということが順序ではないかと思うのです。そういうことがなされておるから、おそらく井上君あたりから異議がでたのではないかと思うのです。
  73. 小澤佐重喜

    小澤委員長 結局においては承認していいのでしよう。今田中君の言うようなこともごもつともなお考えだから、今後各委員会理事に承認してもらうようにして今回は承認してください。
  74. 田中織之進

    ○田中(織)委員 私の方は、資格の点は何も異論をはさむことはないのですが、問題は、飼料公団の責任者だという点です。結論としては、資格には申分ありませんけれども、採用するという点については反対です。
  75. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、しかたがないから、採決します。農林專門員に難波理平君、同調査員に小西富三朗君を承認するに賛成の方は挙手を願います。        〔賛成者挙手〕
  76. 小澤佐重喜

    小澤委員長 多数。よつて本件は承認することに決定いたします。
  77. 小澤佐重喜

    小澤委員長 先ほど留保いたしました各党の時間割当を再び議題に供します。
  78. 椎熊三郎

    椎熊委員 総理大臣施政方針演説演説並びに大蔵大臣の財政演説に対する質疑の時間割当の問題がたいへん議論になりまして、われわれは全国会の先例通りつてもらいたいということを主張したが、多数党は絶対原則で行くということで、意見は対立いたしました。対立のままで採決されると、野党側が不利です。そこで私は、そういう採決なんかされることは、はなはだ遺憾に思いますので、野党的立場から、農協以下小会派の人々と懇談を重ねました。そのまとまつた意見によつて自由党側と折衝の結果、円満に結論を発見いたしました。その結論を皆さんで御承認を願いたいと思います。  それは、総理大臣及び大蔵大臣演説は特殊のものですから、なるべく多くの人に発言を許すという趣旨に基きまして、時間も十分にやるという趣旨によつて、時間は農協以下小会派全体で三十分、そうして特にこの問題に関する限りは、二十五名の団体として、代表は一人より出られないのだが、政治的解決として二人発言する、二人で三十分の持ち時間、これで総理大臣大蔵大臣に対する質疑はきまりました。ただ残余の問題では、普通に行くと、全部何事でも三十五人のうちから一人より出せないということになり、それでも困る場合があつて、たとえば電力再編成、給與ベース、それから地方公務員法、それと予算—今日の議会における重要法案に関しては、特に小会派の主張をもくみとつて、普通なら一人のところだが、小会派といえども客共左派たる労農党と農協とは非常に意味においても違うので、いつでも意見が一致するというわけには行かぬ、反対と賛成が出た場合にはどうなるかということで、この四つの法案に関する限り、賛否両論にわかれた場合には、賛成と反対と一人ずつを許すということになりました。今あげた四つ以外の法案につきましては、自粛いたしまして、発言いたしません。そういうことでまとまつたわけであります。御了承願います。
  79. 石田博英

    石田(博)委員 第二、第三の項目は当然でありますが、第一の項目につきましては、私どもとしては非常に苦しい立場でございますが、椎熊君せつかくのごあつせんでありますから、今回限りその点を了承いたしました。
  80. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは民主党並びに社会党共産党は、先ほどきまつた通りとし、小会派の分は、ただいま椎熊君の適正なあつせん通り決定して御異議あり度せんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  81. 小澤佐重喜

    小澤委員長  では、さよう決定いたします。なお、質疑を三十五日にやることは前会きまつておるのですが、二十六日は日曜の関係で、土井君から、ちよつと考えさせてくれという意見があつたのですが、ひとつ勉強してやろうという意見が多うございますから、日曜もお願いいたします。
  82. 椎熊三郎

    椎熊委員 二十五日一日で済んでしまうかもしれないのです。だから一応原則として日曜日もやることにして、残らない場合には休む……。
  83. 椎熊三郎

    椎熊委員 日曜は断じて反対です。採決を願います。
  84. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは、ただいまの順序によつて国務大臣に対する質疑が二十五日中に終了しない場合には、引続き休日の二十六日も行うということに御賛成の方は挙手を願います。     〔賛成者挙手〕
  85. 小澤佐重喜

    小澤委員長  多数。よつてさよう決定いたします。どうも御苦労さまでした。     午後二時四十八分散会