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1950-10-25 第8回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第9号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十五年十月二十五日(水曜日) 午前十一時五分
開会
————————————— 本日の
会議
に付した事件 ○
地方行政
の
改革
に関する
調査
の件 (
地方財政
の
緊急対策
に関する件) ○
派遣議員
の
報告
—————————————
岡本愛祐
1
○
委員長
(
岡本愛祐
君) これより
地方行政委員会
を
開会
いたします。 今日は
地方行政
の
改革
に関する
調査
の一環といたしまして
地方財政
の
緊急対策
に関する件につきまして御
審議
をお願いいたします。過般右問題につきまして小
委員会
を作りまして、互選によりまして
西郷委員
が小
委員長
になられたのであります。その小
委員会
の経過並びに結果につきまして、
西郷
小
委員長
より御
報告
を願いたいと思います。
西郷吉之助
2
○
西郷吉之助
君
地方財政緊急対策
に関する小
委員会
におきましては、去る二十日並びに二十四日午前、午後に亘りまして
審議
いたしまして、現在のお
手許
に差上げてございますようか
要望事項
の条文を
決定
いたしました。尚この小
委員会
が設けられます際には、
決議
をするということであ
つたの
でありまするが、その点は小
委員会
におきまして、
事務当局
のほうから過去におきまして、
議会休会
中他の
常任委員会
において
決議
というふうなことを取扱いました際に
関係方面
からの
注意
もあつたようなことでございましたので、
決議
という文句を
要望
ということに改めました。お
手許
に差上げてございまするが、一応この
要望事項
を読み上げます。
政府
はさきに新
地方税法
、
地方財政平衡交付金
、
昭和
二十五
年度
における
災害復旧事業費国庫負担
の特例に関する
法律等
を
国会
に提案し、本
年度
よりこれが実施を見、着々
地方自治
の
確立
を図りつつあると言うが、
昭和
二十五
年度
補正予算措置
及び
昭和
二十六
年度
地方財源措置
については、
右法律
の本旨に反し、
地方財政
の
実情
を顧みない態度のうかがわれることは誠に遺憾である。
地方公共団体
は節約の余地ある限り支出を緊縮し、可能な範囲においてその
増加経費
の
財源
を捻出するに努むべきは言うまでもない。併し
地方財政
の現状においては
昭和
二十五
年度
平衡交付金額決定
後、法令の
制定改正
による
財政需要
の
増加
、
地方公務員給與ベース
の
引上
、年末
手当
の
支給
、大
災害
に件う
復旧費
、
地方税減免
に対する
補填費等地方負担
の
増加
その他当初予定されない
緊急財政需要
をすべて支弁し得るだけの余裕がないことは明らかである。
政府
はすべからくこれら
緊急財政需要
に対して、
右法律
の
趣旨
に沿い速かに
地方財政平衡交付金
、
国庫補助金
、
起債
、融資の
増額
その他適当の
財政措置
を講じ、以て
地方自治
の
確立
を期すべきである。右
要望
する。以上の
案文
を昨日の小
委員会
におきまして
決定
いたした次第でございます。本日は
地方行政委員会
におきましてこの
案文
を御検討下さいまして皆様の御
賛同
を得たいと思うのであります。向且つこれの
取扱い方法
その他につきましては、
委員長
から本
委員会
の各
委員
にお諮りをお願いしたいと思います。 簡單でございまするが、小
委員会
の御
報告
といたします。
岡本愛祐
3
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 右の小
委員長
のご
報告
につきまして御
質問
を願い、又この
要望事項案
につきまして御
意見
を承わりたいと存じます。
鈴木直人
4
○
鈴木直人
君 この
要望事項
の
内容
については賛成でありますが、
要望事項
というものは、これは今後どういうふうに取扱うかということは後の問題になると思うのですが、
委員会
として
決議
に付するというか、採決をして、そして
他方行政委員会
の
意思
が
かく
のごとき
意思
であつたということを
政府
に何らか要求を提出するという、こういう
内容
のものですか。
西郷吉之助
5
○
西郷吉之助
君
只今鈴木委員
から御
質問
がございましたが、
ちよ
つと言い足りなかつたかと存じまするが、この
要望事項
を、ここに
案文
を
決定
しておりまするが、本
委員会
においで御
決定
を願いました後は、いわゆるこれをオフィシャル・レターと言いますか……でありますので、これを
官房長官
なり適当な人を通じて
書面
で以て
内閣
に送付いたすわけであります。ただ單に口で言うだけでなく、
説明
を加えた上に、更にこれを
書面
で
政府
に提出するわけであります。
石村幸作
6
○
石村幸作
君 この
案文
頗る結構だと思
つて
おりますが、先に
地方自治庁
からの案が
数字等
で出ておりましたのですが、まあ
皆さん
非常にあの
数字等
に対しては御
理解
があつたようでありますが、この
要望書
では、具体的に
数字等
は示して
要望
しない方がよかつたというわけですね。
西郷吉之助
7
○
西郷吉之助
君 今の件でございまするが、小
委員会
におきまして、各
事項別
に
項目
を挙げるだけでなく、今の
お話
の
通り
大体の
数字
も出ておるから、それをやはり
案文
に加えようかという議論もござましたのですが、
数字
を挙げますとなると、より以上詳しく検討を加えて行かないといけないと思いますので、むしろこの
要望事項
としては、
数字
は挙げませんで、ただ各
項目
を挙げまして
要望
した方がベターであるというようなことになりまして
数字
をここに掲げないことにいたしたのであります。
石村幸作
8
○
石村幸作
君 小
委員長
の今の御
説明
で十分納得できますが、先ほど小
委員長
の
お話
で、
官房長官
を通じてこれを
内閣
に提出する場合に
文書
を付けると言われましたが、この外の
文書
ですか。
西郷吉之助
9
○
西郷吉之助
君 いいえ、外のものでなく、
案文
でございますので、これを一応きめましたが、本日
委員会
にかけまして
皆さん
の御
賛同
を得ましたならば、この
書面
を
向う
に出すわけでございます。これ以外には何も附加えません。
石村幸作
10
○
石村幸作
君 わかりました。
岡本愛祐
11
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 尚この際御
報告
申上げて置きますが、お
手許
に廻しましたように、十月十七日附で
全国町村議会議長会長斎藤邦雄
君から、「
補正予算
上
平衡交付金増額措置要望
の件」というものが出ております。
政府
は今次二十五
年度補正予算
において、当初額一千五千億円の
平衡交付金
に対する
補正措置
として、單に
義務教育費
九億円を
増額
しただけであ
つて
、
左記
のごとき当然不可欠の費目については全然
増額措置
されていないことは、
地方町村
の
財政事情
を全然無視するものにして、われらの断じて黙視し得ざる処である。 仍つさ
政府
は、この際、
左記理由
を十分諒承せられ、本
年度補正予算
において、少くとも、(一)
短期債利子
。(二)
給與
べ
ース引上及び
年末
手当
、(三)
地方税法
の
成立遅延
による
財源欠陥補填
を含む二十億円以上はぜひとも
平衡交付金
として
増額措置
を講ぜられたく、ここに
全国町村会議員
の要請により、その
議員
を代表し、これが
実現方法
を強く
要望
するものである。 「記」のほうは省略いたします。又
全国
の
町村会長白鳥義三郎
君から、「
昭和
二十六
年度
地方予算
における
平衡交付金
の
増額要望
の件」というのが出ております。 今般、本会においては、
地方町村
の
要望
に基き、重ねて
別紙要望書
を提出いたします。
政府
及び
国会
におかれては、本
趣旨
の
実現
するよう御配慮煩わしたく、この段、お願い致します。 尚本件については
地方町村
へ連絡の都合もあり、
文書
による回答をお願いいたします。その
内容
は、
昭和
二十六
年度
地方予算
における
平衡交付金
の
増額
に関する
要望
政府
は、
昭和
二十六
年度
予算案
において、われらの数次の
要望
にも拘わらず、單に一千八十五億円の
平衡交付金
を計上しているに過ぎない。 然るに、二十六
年度
地方予算
は、予定されている
税收
一千九百八億円の確保が極めて困難であるのみならず、
他方歳出
において、官吏の
給與ベース
の
引上げ
に伴う
地方公務員
の
給與ベース
の
引上げ
に要する増一三七億円、
厚生施設費補助
その他国の施策に伴う
地方負担
の増一一八億円、
小学校児童数
、
人口等
の
増加
に伴う
地方歳出
の
自然増
二五億円、計三一六億円に達し、また
臨時費
において、
公共事業費
及び
失業応急事業費
に伴う
地方負担
の増は二五五億円に達し、合計五一七億円の増となるのである。 従で二十六
年度
地方予算
においては、
平衡交付金
は本
年度
に比し、少くとも、三一六億円を
増加
して一、三六六億円
程度
を必要とし、この
程度
の
増額措置
が講ぜられなければ、来
年度
地方団体
の
財政運営
は再び危機に陥る
実情
にある。 仍つで、
政府
及び
国会
においては、
右実情
を十分賢察せられ、二十六平
他方予算
においては、
前記平衡交付金増額
の
措置
を講ぜられたく、ここに
地方町村
の熱列なる
要望
により、これを
要望
するものである。こういうものが出ております。又兵庫県の
町村会長
から、「
補正予算
において
平衡交付金
を
増額
するようお願い」というのが出てりおります。それから
北信
市
町会
の
会長
から、
決議
を送
つて
来ております。 国に於ては
国家公務員
に対する
給與
の
引上
と年末
手当
の
支給
を
決定
せられたが
地方公務員
に対しても同様の
給與
をするための
財源措置
を計られたくという
要望
であります。それから同じく
北信
市
町会
の
会長
から、「
平衡交付金増額
について
決議
」というのが出ております。それから
地方財政確立協譲会
、これは神奈川県の県及び全市町村から
要望書
が出ております。これは同様の
趣旨
であります。 以上御
報告
申上げて置きます。
小笠原二三男
12
○
小笠原二三男
君 この
案文
が
決定
になれば、宛は
総理大臣
にな
つて文書
の提出をするというのでありますから、
文書
の体裁から言えば、
要望事項
は
要望書
という
形式
になるほうがよいのではないかと考えますし、次に小
委員長
にお伺いしたいのですが、
前例
によ
つて委員会
の
決議
をつきつけるということは、
関係方面
の
お話
があ
つて
まずいということでありましたが、
要望
するという段取りの前提には、どうしても
委員会
の
決定
を見て
要望
するということになるんじやないかと思うのでありまして、強くこの
要望
をするならば、
文章表現
上、若しも
満場一致
の議を経ることができるならば、右
要望
する。という所は、
地方行政委員会
の
委員
の
満場一致
による
意思
として
要望
するのだというような
意味合い
の
表現
を用いたならばどうであろうかということを考えまして、
決議
によ
つて
要望
するということが、私有効なのじやないかというふうに考えるのであります。この点をお伺いしたい。 それから次には
委員長
にお伺いしたらいいかと思われるものですが、これは我々
他方行政委員
の職責にある者として、こうなければならんという
決議
をするわけでありまするが、一般に
委員会
の
決議
は、その
委員
の
あと
には各
会派
があ
つて
各
会派
の
意思
も又ここに結集せられて賛否が
決定
するという仕組で運営されておるように思うのですが、この
要望
をするに当
つて
その背後にある各
会派
がこの
実現
について努力するという方向にあ
つて
、
満場一致
の
決定
をするのだということになるという推定の下に我々この
要望書
を判断していいのかどうかということであります。と申しますのは、合後この
実現方
については、
臨時国会等
においても論議の中心になるであろうという場合に、歩調が乱れるというようなことにな
つて
は、これは本
委員会
が本日強力な
決議
を挙げたということと矛盾する点が出て来るのでは、我々
国会議員
としての行動としては如何かと思われるのでありましてこういう点について
お尋ね
して置きたいと思うのであります。
西郷吉之助
13
○
西郷吉之助
君
只今小笠原委員
から
お尋ね
がございましたが、大体におきまして私自体といたしましても、この
要望事項
、又
要望
するということでなくて、
お話
のごとく
決議文
にいたしまして出したか
つたの
でありますか、先ほど
ちよ
つと申上げましたように、
国会法
とかその他の規則にそういうことをしてはいかんということは別段掲げてあるわけではないようでありますが、過去において四輪
委員会
でありましたか、やはり
閉会
中の
委員会
におきまして我々が同様な
意味
で
決議文
を作ろうとした際に、
関係方面
から
委員会
で
決議
するということは少し越権ではないかというようなことが言
つて
来られて、ためにそのときも
決議文
ということはやめまして
要望
と改めた、こういうふうな
一つ
の
具体例
があつたわけであります。又我々が考えるのに、そういう事態には、恐らく
常任委員会
におきましては、
小笠原
君の今言われる
通り
に、各派の中から二三名出ております。いわゆる代表しているというようなかつこうにな
つて
おりまするが、やはり
国会開会
中で
決議文
という場合には、御承知のごとく
委員会
なり
特別委員会
なりで
案文
を
決定
しまして、やはり各
会派
の承認を得且つ本
会議
におきまして
説明
して院内の
同意
、
全会一致
なりの
同意
を得てその上で
決議文
を
決定
するわけでありますが、今日は
閉会
中で本
会議
に上程するということもなく、そういうような点から考えまして
委員会
におきまして
満場一致
でや
つて
も、果して本
会議
で
満場一致
というふうになるとは限らず、或いは同じ
会派
の中でも棄権したり反対する者がないとも限りませんので、そういうふうなことを我々が考えましたときに、一応
向う
の言われるのも尤もじやないかというふうにとれましたので、今高小
委員会
におきまして
決議
の字句を使わずに
要望
に改めまして、やはり
決議
ということでなく
要望
というと、何か少し弱いような私も気がするのでありますが、そういうふうな
注意
があつたということで、まあそれでも尚且つやるのもどうかと思いまして、
要望
に改めたのであります。この点につきましては、
岡本地方行政委員長
が私以上に
内容
も御存じかと思いますから、足りない点は
一つ岡本地方行政委員長
から補足をお願いしたいと思います。
小笠原二三男
14
○
小笠原二三男
君 私の申上げておるのは、
決議文
という
形式
を以てすることもうまくないという点は了解するところであ
つて
、そういう話ではないので、私の申し上げるのは、
決議文
という
形式
を用いることができないにしても、
要望
する場合に、
行政委員会
がどういう手続をと
つて
こういうことを決して
要望
するのかということを、この本文上に明らかに記載する方がよいのではないかということなりのであります。それは
決議
となりますか、
決定
となりますか、議を経るということになりますか知らんのでありますが、少くともこの
地方行政委員会
の各
委員
の
意思
が一致してこのことを
要望
するのであるという
形式
を
表現
して頂きたい、この点はどうであろうかというのであります。と申しますのは、
要望
するというのは、
委員長
が考えて
要望
したのであるか、二三の者が
話合つて單
に
要望
するのであるかはつきりしない点があるのでありまして、少くとも出す場合は、
地方行政委員会
の
代表者
である
委員長名
を以て出すのでありませうが、その
委員長
はこういう経緯によ
つて
この議を決して
要望
するのである、こういう
形式
を
表現
して頂くことはどうであろうか、こういう
意味合い
のことを、申上げておるのであります。
西郷吉之助
15
○
西郷吉之助
君 今重ねて
小笠原委員
から
お尋ね
でございましたが、ここに
要望
する、どこどこが……例えば
地方行政委員会
の
全員
が
要望
するという
言葉
がないために今の
お尋ね
があつたと思いますが、ここには御覽の
通り
にそういうものは肩書が何も書いてございませんが、実際にいたします場合には、今お述べに
なつ
た日付の
あと
に
地方行政委員長岡本
某その他
全員
の名を連ねる、そういうようないろいろな方式があるかと思いますが、勿論今の御
趣旨
の点は、これを整備いたします際に
委員
からも
かく
かく
の次第でこの
要望事項
を
決定
したのである。その際は勿論各
会派
を代表しておる
委員全員
の
強き要望事項
であ
つて
、これは
全会一致
で可決したものであるというふうな
説明
はあらゆる場合にあると思いますが、ただこれを小
委員会
で作りました文面の中には、御覽の
通り
そういう点が入
つて
おりませんが、今申上げましたように提出する際にはいろいろ名前を出しますでせうし、そういう点で御
趣旨
の点は
向う
に通ずると思います。尚
委員長
からいろいろ
お話
があると思いますが……。
小笠原二三男
16
○
小笠原二三男
君 了解しました。
岡本愛祐
17
○
委員長
(
岡本愛祐
君)
小笠原
君の御
意見
御尤もと思うのでありますが、この
要望事項
とあるのを
要望書
と改めてはどうかということが
一つ
の御修正の
意見
のようであります。又右
要望
する。と、こうあります所を、右本
委員会全会一致
の
決議
により
要望
する。と、こういうふうに改めたほうがいいんじやないかという御
意見
のように思うのでありますが、私もそのほうがいいというふうに思うのですが、外の御
意見
をお聞かせ願いたいと思います。
鈴木直人
18
○
鈴木直人
君 この
要望事項
ということを
委員会
で
決定しな例
というのは余り私記憶しておらないのです。まだはつきりした
意見
は言えないのですが、先ほど
委員長
からも
全国
の
町村長会長
ですか、その他いろいろな
方面
からも
国会
に対する
要望
であると思うが、そういう
陳情
的なものを附加えて御
報告
がありましたが、これはきつと御参考のために
報告
されなのだろうと思うのですが、この
要望書
は
請願
なり、
陳情
なりというものの
見方
に立
つて
、非常にそれに好意を持ちつつ
決定
されたというようなものではなくして、曾て
委員会
において、
地方自治庁
も同一
意見
でありましたが、
全国知事代表
或いは
町村長代表
、或いは
市長代表等
において三百九十何人
程度
の
措置
が、齟齬を来たすから、こうこういうような
措置
が必要であるというような
陳情
、
請願
がありまして、
岡野国務大臣
もそれを是認されてお
つたの
でありましたが、一方
大蔵省
の方におきましては、必ずしもそれに賛意を表し難いような、いわゆる
見解
を表明しておつたわけであります。それは相当
地方財政
にはまだゆとりがある。
従つて
今
平衡交付金
を
増額
するとか、
起債
を大幅に上げるとか、或いは
国庫補助金
を多くするとか、そういう点についてはまあむしろ考えていないという、又考える必要もないというような
大蔵省方面
の
見解
を承わ
つたの
であ
つて
、我々
地方行政委員会
はその間に処して裁判官のごとき
立場
に立つで、そうして事の事実を究明しで、そうしてどうしなければならないかということを、独自の
見解
からこれを
決定
しようということで、
地方財政緊急対策
に関する小
委員会
というものができた。こう了解しておるわけです。その結果としていろいろの
見解
がある、或いは
地方団体側
のいろいろの
考え方
もある。併し又
大蔵省
の
方面
の
考え方
もよく研究をして見られたと思うのです。そうしてその結果、厳正公平な
立場
に立
つて
初めて
かく
のごとき
要望事項
というものが
結論
としてまあ
決定
されて、こういうふうに
なつたん
だろうとまあ考えられるのでありますが、ただこの
要望事項
の
審議過程
において、更に
町村長
或いは
町村会議長
の
方面
の御
説明
もありましたが、往々にして
地方行政委員会
は、單に
地方自治体
の
陳情委員会
であるがごとき
見解
を或は持つ向もあるかも知れないと思うのです。これはまあ当然のことだろうと思うのですが、例えば
通産委員会
は
通産行政
をや
つて
おるものだから、通産的な
考え方
がよく
理解
されて、そうして
国家
全体的な
立場
から考えるよりも、むしろ
通産重点主義
の
思想傾向
になりがちでありまするし、或いは又
農林委員会
も同じように
農林国家
という
考え方
なんかを持
つて
、国全体のことよりも
農林
のことに
理解
が多いと、こういう点から、それぞれの
委員会
はそれぞれの各省の
行政
に
理解
を深く持
つて
いるという観点から、そういう
傾向
を持つことは当然であると思うのでありますが、
従つて地方行政委員会
も又
地方自治体
の最もいい
理解者
であるがために、往々にして国全体というものと
地方団体
というものと二つ取上げた場合には、
地方団体
に味方をするというような
考え方
も、これは当然起ることは考えられるけれども、併しながら我々はこの
地方財政緊急対策
に対するところの
結論
は、決して
地方団体
的な、それに従属した
見方
によ
つて
、
政府
に
陳情
するとか、
要望
するとかいう
内容
のものではなくして、これは国全体の
予算
或は
地方団体
の
財政等
と検討された結果、
かく
のごときことを
政府
としては講ずべきであるという非常な確信の下にこれは
決定
されたものなんだろうと思う。そうしますというと、どうしてもこれは
政府
に対して勧告といいますか、いわゆる
かく
すべきであるという、
国会
における
地方行政委員会
としての権威において
決定
されることでありまするから、これは單に我々
委員会
が
政府
に
陳情
するんだ、
要望
するんだというような、何だか
請願
、
陳情
的な
内容
を持
つて
いるように誤解されないようにこれはすべきものであろう、こう私は考えます。それで、その
要望事項
というこの
要望
という
言葉
が、そうして最後に
要望
するというような
言葉
があるものですから、私は曾ての
国会
においてこういう
決定
が
余り経験
がないものだから、何だか
請願
、
陳情
のようなふうに
ちよ
つと考えたのであ
つて
、むしろこれは
地方行政委員会
において、
かく
政府
はなすべきであるという
委員会
としての大体
結論
がここに到達したものであるという
内容
のものであろう、
従つて結論
は
要望書
ということになるんでしようけれども、もつと
地方財政緊急対策
に対する
地方行政委員会
の
決定
というような
意味
の
内容
のものであると思うのですが、そのことを
一つ
そのようなものであるかどうかをお示し頂いて、そうしてどういうような
措置
をするかということをお伺いしたい。
岡本愛祐
19
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 私からお答えいたします。
西郷
小
委員長
から御
説明
もありましたのでありますが、尚
鈴木
君から御
意見
が出ましたからお答をいたしますが、実は当初この小
委員会
が発足しまして、
皆さん方
の御
意見
では
決議
をこの
委員会
でいたしまして、そうしてこの
決議
の実行を
政府
にやらせようと、こういうふう
なつ
もりで、そういう
決議文
を作るために小
委員会
ができたのであります。併し
事務当局
と相談いたしまして、こういう
決議
という
前例
があるかどうか、そういう調べをしましたところが、
事務当局
が一日
調査
をしてくれまして、曾で第三
国会
において、
文部委員会
において
決議
をしたことがあります。それを
内閣
に通達したところが、
関係筋
より、それはやり過ぎである、権限を逸脱しておる、
委員会
で本
会議
と高じような
決議
をして置いて頂きたい、こういうこともあ
つたの
であります。そこで小
委員会
におきまして、
西郷委員長
の
お話
の
通り
、それではそういうことにしようというのでその例に
倣つて要望事項
、こういうことにいたしたいのであります。その点御了承願いたいと思うのであります。それでなぜそういうことを
関係筋
で申したかと申しますれば、それはやはり
国会
全体の
意思
じやない、まだ
地方行政委員会
だけの
意思
なんである。それを
国会
全体の
意思
と同じような
形式
で
政府
につきつけるということはいけない、こういう
趣旨
なのであります。この点は
小笠原委員
の御
発言
にも
関係
があるのでありまして、我々
緑風会
にいたしましても
全員
の
意思
を聞いておりません。又
閉会
中ですから
全員
の
意思
を聞けないのであります。そういうような
関係
がありますから、やはり
地方行政委員会
に出ておる
地方行政委員
の
意思
なんでありますから、私は小
委員会
におきまして
事務局
の
見解
も尤もだ、こういうふうに
思つたの
であります。そこで
要望事項
に止めたのであります。それで先ほど
小笠原委員
からのこれに対する御
意見
が出、又
西郷
小
委員長
からお答えがありましたが、私はこういうふうに考えておるのであります。まあ
結論
から申上げて
皆さん
の御批判に待つわけですが、この
要望事項
はこのままにして置きまして
西郷
小
委員長
の言われましたように、こういう
書面
を附けたい。それは、
参議院地方行政委員会
は、
地方財政緊急対策
につき
別紙
の
通り政府
に対する
要素事項
を
全会一致
を以て議決しましたから
右議決
の
趣旨実現方
につき
特段
の御
考慮
を煩わしたい。
参議院地方行政委員長
岡本愛祐
内閣総理大臣
吉田茂
殿 こういたしまして、そうしてこれを
官房長官
のところに持
つて
行つて
、そうして
説明
をし、
書面
を手渡しまして、そうして
特段
の
考慮
を煩わす、こういうふうにいたしたい、こういうふうに思
つて
おります。
小笠原二三男
20
○
小笠原二三男
君
趣旨
はよくわか
つたの
ですが、
さつき
から小
委員長
或いは
委員長
の話では、
官房長官
のところへ持
つて
行つて
説明
するということですが、
さつき鈴木委員
の御
発言
などの
趣旨
から考えますならば、
総理大臣宛
にな
つて
おる
文書
で、而もこの
国会
の
意思機関
である
地方行政委員会
の
意思
を持
つて
行くのであるから、
総理大臣
にお会いして云々ということがあ
つて
もよさそうなふうに考えるのですが、会おうということは一言もないのですが、どういうことなんですか、この点は。
岡本愛祐
21
○
委員長
(
岡本愛祐
君) お答いたしますが、
総理大臣
に持
つて
行つて
もいいと思います。いいと思いますが、先ず
番頭役
である
官房長官
に持
つて
行つて
よく
説明
して、これは
大蔵大臣
にも言
つて
貰わなければなりませんし、そのほうが徹底する、こういうふうに思つた次第であります。
小笠原二三男
22
○
小笠原二三男
君 それから
委員長
が
ちよ
つと今
委員
と
会派
との
関係
に触れられましたが、
さつき
質問
した点について、
委員長
の
見解
を明らかにして頂きたい。
岡本愛祐
23
○
委員長
(
岡本愛祐
君) お答えいたしますが、私共こういう議決に賛成をして議決をいたしました以上は、全会員に呼びかけまして、
緑風会
はこの方向に勿論引張
つて
行くつもりであります。併し
全員
今賛成するかということはお引受けできませんが……。
西郷吉之助
24
○
西郷吉之助
君 先ほど
鈴木
委員
からいろいろ過当な御
発言
がありまして私も同感でありますが、この点について私から申上げて置きたいのは、いろいろ通産の例などにつきまして
地方行政委員会
でもこういうものを作る際に、
地方行政委員会
的になり易い
傾向
があつではいけない、こういうふうな
お話
で、私もその点御尤もだと思いまして、小
委員会
におきましてもこの点各
委員
から御議論があ
つたの
であります。
従つて
大蔵省
あたりは五百億の冗費がある、余裕があるのだ、国のほうの
国家公務員
の年末
手当
その他の
財源
はそういうふうな
予算
内の節約によ
つて
捻出するのだ、であるから
地方団体
も又冗費を節約して、みずからの
財源
の中から捻出したらいいじやないかという議論もあつた。この間主計局長等からも当
委員会
におきましてこの
要望事項
を作る際にも、やはり
地方公共団体
においてもそういうものがあるならば勿論冗費を節約しなければいけない。岡本
委員
からも小
委員会
においてもこういう案を作る際に身贔負な、いわゆる身贔負的なことがあ
つて
はならない。やはり公正な
立場
でやる必要があるという点が強調せられまして、
皆さん
の御
意見
もそうなりまして、この真中にあります「
地方公共団体
は節約の余地ある限り支出を緊縮し、可能な範囲において、その
増加経費
の、
財源
を捻出するに努むべきではいうまでもない。」こういう文句を特にここに挿入したわけであります。この点は各
委員
からもこういうような点がいろいろ御議論になりまして、特にこの点を差加えたわけでありますから、この点も併せて申添えて御了承を頂きたいと思います。
岡本愛祐
25
○
委員長
(
岡本愛祐
君)
ちよ
つと速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
岡本愛祐
26
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 速記を始めて。
鈴木直人
27
○
鈴木直人
君 私は賛成です。そういう
要望書
を、そういう例えば
委員長
が読み上げられたものを
一つ
添附されて、そうして
要望事項
を
決定
をするという点についで賛成です。
岡本愛祐
28
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 御異議ないものと認めてよろしゆうございますか。
小笠原二三男
29
○
小笠原二三男
君 この
内容
の点ですが、私昨日の小
委員会
を傍聽して、具体的に事項を掲けるという点でいろいろ手続事項を掲げられたのですが、その場合に
災害
援助
復旧費
というふうな
公共事業費
的なものの
増加
というふうなものも
一つ
の事項に入
つて
いるように錯覚を越して実はいいことだと考えてお
つたの
ですが、よくよく見たらそのことに伴う地方税の減免についての平衡交付量等における負担を見ると、こういう点だけに限定された事項にな
つて
いるので、そうであればやはり私地方側の肩を持つという
意味
だけでなくて、公共事業一般の膨脹そのものによ
つて
地方財政
が不安にな
つて
来ているということは、公務員
給與ベース
、或いは年末
手当
等の以前からの問題があり、現在も尚それで困
つて
いるという点があるので、この点は何んですか、
政府
の計画にかかわる公共事業の実施等にもよ
つて
、私非常に
財政需要
が大きくな
つて
いるという点を
一つ
指摘して、事項に挿入れて頂きたいという
意見
を持
つて
いるのであります。
西郷吉之助
30
○
西郷吉之助
君 今の
小笠原委員
の御議論でございますが、いろいろ各
項目
別に挙げてあるわけであります。いろんな点がございまするが、それは今の
お話
のこと等とも……、例えば法令の制定、改正による
財政需要
の
増加
という
項目
が挙げてございますが、そういうふうなこの文句はいろいろの場合を、
公共事業費
という
お話
がありましたが、こういうふうないろいろの
予算
決定
後、法令の改正とか制定とかその他によりましていろいろ増減がございまするので、そういうふうなすべてのものをここに広い
意味
において組んでいるわけであります。又
災害
の点につきましては、小
委員会
におきましても、昨日相馬
委員
、民主党の岩木
委員
が見えまして、そういう点も強調されました結果、最初はもう少し簡單に書いてあつた大
災害
の文句を、大
災害
に伴う
復旧費
、
地方税減免
に対する補填費等、
地方負担
の
増加
、そういうふうな各
項目
別に分けて入れまして、自由党の高橋
委員
からもその他の御
要望
もございましたが、これもやはりここに挙げただけではなく、その他というふうなものも入れてございまして、いろんなものを含んでいる
意味
でございます。いろいろ一々御議論があると思いますが、その他とか
さつき
申上げました財政の需要の
増加
、いろいろそういうふうな抽象的な文句が入
つて
お
つて
、いろいろ御議論もあると思いますが、そういうふうなすべてのものを大体余り重要ではないかもしれませんが、この文句の中にこういう点を含めて書いた気持なんです。
小笠原二三男
31
○
小笠原二三男
君 了解しました。
岡本愛祐
32
○
委員長
(
岡本愛祐
君) それではもう一度お伺いいたしますが、
要望事項
につきまして御賛成の方の挙手を願います。 〔総員挙手〕
岡本愛祐
33
○
委員長
(
岡本愛祐
君)
全会一致
と認めます。それでは
皆さん
の御賛成を得ましたので、先ほどお諮りをいたしましな前文をつけまして成るべく早く
内閣
へ持
つて
行くことにいたします。御了承願います。
鈴木直人
34
○
鈴木直人
君 今
決定
いたしましたからそれでよいのですが、
ちよ
つと自由党のかたにお聞きしたいのですが、例えばこれは
臨時国会等
において同じような文句が、
決議
等によ
つて
出るようなことがあり得ると思いますが、これは先ほど縁風会等のほうは
委員長
が言われたし、これは大体問題ないと思いますが、自由党はどうでございますか。
岡本愛祐
35
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 高橋
委員
、それから安井
委員
に、今おいでになりましたから申上げますが、おいでになります前に問題に
なつ
た
一つ
のことは、この
決議
をする
あと
に各
会派
の
全員
一致の賛成ということがあるかという
小笠原委員
からの御
質問
だ
つたの
です。
緑風会
としてはできるだけの努力をして賛成するようにする。併し
全員
一致ということはむずかしいということを答弁したのです。自由党はどうかという
鈴木
君の
質問
ですが、この点についてお答え願います。
高橋進太郎
36
○高橋進太郎君 この
要望事項
につきましては、実は今までの経過については、今も自由党の政務
調査
会で
報告
したのですが、併し休会中であり、自由党の
全員
に諮つたわけでもないのでありますから、
従つて
ここで自由党が全部これに賛成かどうか、こう聞かれても、これは
ちよ
つと答弁が非常に困難なので、ただまあ我々としては、小
委員会
及び
地方行政委員会
に出席した者については、できるだけこの線に皆が賛成するように説得と言いますか、十分誠意を盡したいと考えておりますが、これも我々の力の限度もありまして、果して
皆さん
の御期待に沿うだけにできるかどうかわかりませんが、できるだけこの線に沿うように努力いたしたいと思います。
岡本愛祐
37
○
委員長
(
岡本愛祐
君)
鈴木
君、それでよろしうございますか。
鈴木直人
38
○
鈴木直人
君 よくわかりました。
高橋進太郎
39
○高橋進太郎君 その点は
緑風会
からの
お話
でありますが、社会党はどうなんでございましよう。
相馬助治
40
○相馬助治君 私たちは、これについては本当ならば、もう
ちよ
つと具体的な金額まで入れて強硬な要求を本当は持
つて
いる。併しながらこの参議院の
地方行政委員会
として、
全会一致
で行くという建前と、もう
一つ
は、金額を現わすためにはその基礎になる資料が必ずしもまだ我々十分でない、こういう観点から特に第一点の
満場一致
で行きたいというので、金額をここへ明示しないで、こういう抽象的な文句の
要望書
になることに、小
委員会
に出た私もやや不満ながら同調したのであ
つて
、これは
緑風会
が自由党に
要望
したことに少し輪をかけて、我々のほうは強力に、現異常である自由党に本
趣旨
実現
のために努力して頂きたいということを考えております。
高橋進太郎
41
○高橋進太郎君 なぜ私がそういう
質問
を申上げたかと言いますと、実は今下で聞きますと、大蔵
委員会
等について、むしろ社会党のほうがどうもこの問題についていろいろ異論があるというような向きがあるという話も聞いたものですから、そこでまあ一応伺
つて
置いたのですが、今相馬
委員
の御答弁を聞きまして非常に心強く思いました。
岡本愛祐
42
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 外に御
意見
ございませんか。それでは只今までの問題はこれで打切
つて
よろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
岡本愛祐
43
○
委員長
(
岡本愛祐
君) それでは打切りにいたします。
相馬助治
44
○相馬助治君 昨日も小
委員会
で非公式に話が出たことですが、先般四日間に亘
つて
開かれた
地方行政委員会
についても、
大蔵省
側からは主計局長が出ただけで、大臣の出席を我々は見ることができなかつたことを遺憾として私も強く岡本
委員長
に先般
要望
した
通り
です。そこで私共、同僚の
鈴木
、岩木、私と三人で先般
災害
地等も視察いたしまして、その結果特に大きな
財源
を必要とし、
大蔵省
に
措置
して貰わなければならん点もありますし、又別途
地方公務員
の
給與ベース
引上げ
、年末
手当
支給
について百四十億に上る
財源
を地方は必要として、これに見合う何らかの
財源
を
政府
において用意して貰わなければならんということを言
つて
おりまする際に、私共は早急に
大蔵大臣
の出席を求めてそれらについて本日
決定
しました
要望事項
を含めて
質問
をし、明快なる解答を承
つて
置きたいと思うので、
委員長
において
措置
されるようにこの際希望いたします。
岡本愛祐
45
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 只今相馬
委員
から御
要望
が出ましたが、明日
地方行政委員会
を
開会
いたしまして、この間御視察願つた風水害の
緊急対策
について、視察に
なつ
た各位から
政府
当局に
質問
をせられるというので、
大蔵大臣
、
岡野国務大臣
、
地方財政
委員会
の野村
委員長
並びに
事務局
長、これらの出席を昨日から
要望
いたしております。今日私尚必ず出席するように交渉をいたすことにしてあります。それから尚その際、今日の議決に関する事項につきまして
政府
の決意を質したいという
お話
でございますから、
大蔵大臣
の外に
官房長官
も出席を要求して置きます。 —————————————
小笠原二三男
46
○
小笠原二三男
君 実は前の
委員会
に出席しなか
つたの
で御
報告
できかねたのでありますが、去る九月院議によ
つて
、同僚石川
委員
と鹿兒島県、大分県の国政
調査
に出張したのでありまするが、その
報告
をいたしたいと思うのでございますが、如何でしようか。
岡本愛祐
47
○
委員長
(
岡本愛祐
君)
只今小笠原委員
から過般御出張御
調査
を願つた鹿兒島、大分両県の
調査
事順を御
報告
したいということでございますが、御異議ございませんか。それではお願いいたします。
小笠原二三男
48
○
小笠原二三男
君 今回の
調査
については
文書
も作
つて
ありますので、詳しくはその
文書
を速記に載せて頂いて御
報告
に代えたものとさせて頂きたいと思うのであります。
岡本愛祐
49
○
委員長
(
岡本愛祐
君) それでは只今御要求がありましたように、詳細は別に提出される
調査
書を速記録に載せることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
岡本愛祐
50
○
委員長
(
岡本愛祐
君)
ちよ
つと速記を止めて。 〔速記中止〕
岡本愛祐
51
○
委員長
(
岡本愛祐
君) 速記を始めて、今御
報告
がございましたが、詳細はそれでは別の
調査
書を速記録に載せますから、それで御承知を願います。 それでは本日の
委員会
はこれで散会いたします。 午後零時十五分散会 出席者は左の
通り
。
委員長
岡本 愛祐君
委員
石村 幸作君 高橋進太郎君 安井 謙君
小笠原二三男
君 相馬 助治君
西郷吉之助
君
鈴木
直人君