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説明員(
加賀山之雄君) 別に書面を提出いたしたことはございませんのでありますが、その
組織機構の
改変を志しまして以来、
監理委員会は幾度も開かれてお力ますので、数度に
互つて何回という程詳しく正確に記憶しておりませんが、しばしば数回に亙
つたと記憶しておりますが、
状況を
報告いたすと同時に、又今後の方針について
お話を申上げてお
つたのでありますが、その中で
北海道の
具体的実例につきましては、もともと非常に根本的な変革でありますので、直ちに手つ取り早く
効果が現われているということはまだ申上げる段階にない、併しいい
方向に向
つているということは確かである。でこの
組織機構の
改変は、例えば人が減ると申しましても、しばしば申上げておりますように、具体的にその頭数が減らなければ
経常費の節減にはならないわけでございまして、これらが実際に現われますのは相当た
つてからであります。で次にその過剩になりました人を整理をいたしますとか、そういう極端な方策をとりますと、
人件費の減少というようなものが直ちに現われて参るのでありますが、そういうことをいたしませんためにそういう基礎ができて、そしてその後年月を経て、これが段々、
効果がますます顕著に現われて来る。こういう私は
考え方をと
つておるのでありましてその面から見ていわゆる
経営管理、
責任の位地に就いている人達の見解も十分に
聴取したのでありますが、口を揃えてこれはいい
方向に向
つている、
自分達としては大いにやり甲斐があるということでありまして、そういう点を我々は根拠といたしまして
監理委員会へ
報告をいたしてお
つた次第であります。で昨日の
委員会で
星加君が何か御
報告を申上げたそうでありますが、これらのいわゆる
調査がどういう範囲で、どういう意図で行われましたか、私は実はこれは聞いておらないのでありますが、この何と申しますか、こういう
組織機構の問題にな
つて参りますと、全部の職員に聞いて会しても、これはなかなか決定的な数字が出ないのではないかと思うのであります。要するに、いわゆる
責任を持
つて経営に当
つておる人の間で一番これが早分りするものであるというふうに
考えておるのであります。