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田村国務大臣 こまかい問題の
説明は
事務当局でいたしますが、今の
お話の点はごもつともな点であります。まあできるだけのことを——できれば
給与べ
ースをかえるということが、一番都合のいいことでありますが、もしそれができなか
つた場合に、実質的に福利施設を増進したいというようなことについて、
考えたらどうかということでございますが、しごくごもつともなことであるのであります。その点について十分
努力してみたいと
考えております。ただ先刻も
お話がありましたが、
郵政省が本年度は十四億も赤字があり、そのために
従業員の
待遇が直せぬというようなことでは、実は困ると思いまして、その点については私は利益がないから、独立採算ができて行かないから、それでしんぼうしてくれというようなことは申したくないのであります。それはいたしたいと思います。しかし一面におきましては、何とかしてできるだけ
事業の合理化によりまして、独立採算ができるような方法も
考えたい。一方でやむを得ない、支払わなければならぬものがある。しかし一方
において何とか收入をはかる方法も
考えて行きたい、かように
考えておるわけであります。なお福利施設等に関する点につきまして、何かこまかい点について御
説明申し上げることがございましたならば、
政府委員から申し上げます。