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山下説明員 ただいまの件でございますが、私
ども電気通信事業は、公共のために最大の利益をもたらすという意味から、都市、農村といわず、できるだけこれを普及して行きたいという
根本精神は持つておるのでございます。ただ
予算、資材の点からいたしまして、思つておりましても、実現がそう理想的にその通りには至つていないことははなはだ残念でございます。しかしただいま
お話の件は、これは利用上非常に
重要性のある
事業と思われますし、また相当の
通信量も予期されることと考えられるのでございますが、ただいまの
お話のように、
ダムの
建設と並行してやるということに相なりますれば、ただちに手をつけなければならぬという段取りも考えなければならぬことに相なるかと思うのでありますが、目下二十五年度の
工事は全部
計画を立てまして、その
計画の線を進めつつあります。そこに割込みましてそれができるかどうか、また地方的の私の方の施設の点がどういうふうに
なつておりますか。またどういう
改善の構成を考えなければならぬか。
建設上の費用はどんなふうにいるか。そういうことは手持の
予算でもつてやり切れるかどうかということも、これは時間をいただきまして研究させていただきませんと、ここですぐにいいとも惡いともお答えしかねるのでございます。従いまして御趣旨の点や、また私
どもの方の事情をよく調べまして、とつくり
お話合い申し上げまして、できるだけ善処いたしたいと考えております。