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1950-07-29 第8回国会 衆議院 建設委員会 第9号
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会議録情報
0
昭和二十五年七月二十九日(土曜日) 午前十時四十五分開議
出席委員
委員長代理理事
田中 角榮君 理事 鈴木 仙八君 理事 天野 久君 理事 前田榮之助君 今村 忠助君 宇田 恒君 小平 久雄君
瀬戸山三男
君 内藤 隆君 西村 英一君 中島 茂喜君 増田 連也君 高倉 定助君
出席政府委員
大蔵事務官
(
主計局長
) 河野 一之君 委員外の出席者 議 員 田中 彰治君
建設事務官
永野重太郎
君
建設事務官
前田 壽雄君 建 設 技 官 (
道路局建設課
長) 富樫 凱一君 建 設 技 官 小林 泰君 建 設 技 官 谷田 敏雄君 専 門 員 田中 義一君 ――
―――――――――――
本日の会議に付した事件 閉会中審査に関する件
委員派遣承認申請
に関する件
建設行政
に関する件 ――
―――――――――――
請願 一 福島、大渕両橋を永久橋に架替促進の請願 (
川野芳滿
君紹介)(第一八号) 二 宮崎、
延岡両市間国道路線変更
の請願(川 野芳滿君紹介)(第一九号) 三 御津、吉備両
郡下災害地
に
砂防工事施行
の 請願(
大村清一
君紹介)(第二〇号) 四 新倉、
身延間県道
を奈良田まで
延長並び
に 新倉、
奈良田間道路改修
の請願(樋貝詮三 君外一名紹介)(第二一号) 五
阿武隈川下流改修工事促進
の請願(庄司一 郎君紹介)(第二二号) 六 五ケ瀬川を
河川法適用河川
に認定並びに国
直轄改修工事施行
の請願(
佐藤重遠
君外四 名紹介)(第二三号) 七
千谷島地内信濃川
に堤防築設の請願(田中 角榮君紹介)(第六二号) 八 古座川に遊水えん堤築設の請願(早川崇君 紹介)(第六三号) 九
袋井地域
の
災害復旧
及び
原野谷川水系
各河 川の
治水対策
に関する請願(
足立篤郎
君紹 介)(第六四号) 一〇
日本建設公社創設等
に関する請願(大野伴 睦君紹介)(第六五号) 一一
南九州総合開発事業促進
に関する請願(川 野芳滿君紹介)(第一一五号) 一二 水防法の一部改正に関する請願(
川野芳滿
君紹介)(第一一六号) 一三
釣川改修
の請願(守島伍郎君紹介)(第一 一七号) 一四
迫川下流治水対策
に関する請願(
内海安吉
君紹介)(第一一八号) 一五 国道十三号線中岐阜駅構内に
地下道開設
の 請願(
大野伴睦
君紹介)(第一一九号) 一六
国分川改修
の請願(
長野長廣
君紹介)(第 一五四号) 一七 本宮町
附近阿武隈川改修工事促進
の請願 (
大野伴睦
君紹介)(第一五五号) 一八 浜松市の特別
都市計画事業
年度繰上げ施行 の請願(中村幸八君紹介)(第一五六号) 一九
木曽川上流改修工事促進
の請願(
江崎真澄
君紹介)(第一九八号) 二〇 落合村
地内砂防工事促進
の請願(
戸叶里子
君紹介)(第一九九号) 二一 横山村から五箇庄村を経て南保村に至る間 の道路を県道に編入の請願(内藤隆君紹 介)(第二〇〇号) 二二
木曽川下流改修工事促進
の請願(
江崎真澄
君紹介)(第二二八号) 二三 千保川
上流改修工事促進
の請願(橘直治君 紹介)(第二八一号) 二四 高岡、
石動間国道
十一号線改修の請願(橘 直治君紹介)(第二八二号) 二五 川俣村
地内利根川堤防拡張工事対策
に関す る請願(青木正君紹介)(第二八三号) 二六
河川改修
に伴う
附帯工事費
の負担に関する 請願(
西村英一
君紹介)(第二八四号) 二七 鵜戸峠に
トンネル開設
の請願(
田中不破
三 君紹介)(第三三二号) 二八
明治橋下流北上川
両岸に堤防築設の請願 (
山本猛夫
君紹介)(第三三三号) 二九
最上川中流
及び
支流改修工事施行促進
に関 する請願(
池田正之輔君外
一名紹介)(第 三三四号) 三〇 同(
志田義信
君紹介)(第三三五号) 三一
江花川改修
の請願(
圓谷光衞
君紹介)(第 三三六号) 三二 松山市に
国際観光温泉文化都市建設法適用
の請願(
川端佳夫
君外二名紹介)(第三三 七号) 三三
雲仙国立公園循環観光道路開設促進等
に関 する請願(
坪内八郎
君紹介)(第三三八 号) 三四 関、
犬山間県道幅員拡張並び
に田原橋架替 の請願(
武藤嘉一
君紹介)(第三八八号) 三五
長良川千疋橋架設促進
の請願(
武藤嘉一
君 紹介)(第三九五号) 三六
川内川総合開発
に関する請願(
中馬辰猪
君 紹介)(第三九六号) 三七
花里ダム
築設に関する請願(
岩川與助
君紹 介)(第三九七号) 三八
戦災復興事業費国庫補助率復元
に関する請 願(上林山榮吉君紹介)(第三九八号) 三九
災害復旧費
の
査定標準是正
に関する請願 (上林山榮吉君紹介)(第三九九号) 四〇 川原、
大矢崎間道路開設
に関する請願(原 田雪松君外一名紹介)(第四四七号) 四一 竹枝村
地内旭川堤防復旧対策
に関する請願 (逢澤寛君紹介)(第四四八号) 四二 上野、鳥羽両
村地内小貝川堤防修築
の請願 (
鈴木明良
君紹介)(第四四九号) 四三 鹿屋川及び大姶良川
改修工事促進
の請願 (前田郁君紹介)(第四五〇号) 四四
北上川治水
及び
災害復旧予算増額
並びに姉
体堤防工事促進
の請願(
志賀健次郎
君紹 介)(第五〇六号) 四五
熊野川総合開発計画実現促進
に関する請願 (
世耕弘一
君外五名紹介)(第五〇七号) 四六 美濃橋架替の請願(
武藤嘉一
君紹介)(第 五〇八号) 四七 同(
大野伴睦
君紹介)(第五〇九号) 四八 新潟県下の
地すべり防止対策
に関する請願 (
田中彰治
君紹介)(第五一〇号) 四九 中
頸城郡下
各河川に
砂防工事施行
の請願 (
田中彰治
君紹介)(第五一一号) 五〇 道路法の
改正並び
に
東北地方東海岸
に国道
開設促進
の請願(
山本猛夫
君紹介)(第六 一二号) 五一
北上川上流改修工事促進
の請願(
山本猛夫
君紹介)(第六一三号) 五二
災害復旧事業費国庫負担増額
に関する請願 (
山本猛夫
君紹介)(第六一四号) 五三 石狩、
苫小牧間内陸運河開設
及び
運河地帯
の
濕地干拓
に関する請願(小平忠君紹介) (第六三九号) 五四
戦災復興
五箇年
計画事業促進
に 関する請願(
平川篤雄
君紹介)(第六四七 号) 五五 国道二十号線中戸倉峠、山崎町間及び追分、 石倉両
峠間改修
の請願(
堀川恭平
君外一名 紹介)(第六六九号) 五六 国道二号線
改良工事促進
の請願(
堀川恭平
君外一名紹介)(第六七〇号) 五七 別府、
長崎間国際観光道路予定線
に支線追 加の請願(
小玉治行
君紹介)(第六七二 号) 五八 岩崎川
砂防工事継続施行
の請願(
野原正勝
君紹介)(第六七三号) 五九
災害防除施設費予算増額
に関する請願(植
原悦二郎
君紹介)(第六七四号) 六〇 同(
小林運美
君外一名紹介)(第六七七 号) 六一 杉田川
改修工事施行
の請願(
大内一郎
君紹 介)(第六七五号) 六二
諏訪地方
の
水害対策
に関する請願(小川平 二君外一名紹介)(第六九五号) 六三
北山川ダム
築設反対に関する請願(世耕弘 一君紹介)(第七〇一号) 六四 同(
田渕光一
君紹介)(第七七〇号) 六五
五島列島総合開発促進
に関する請願(坪内 八郎君外一名紹介)(第七〇六号) 六六
大鳳川改修
の請願(
篠田弘作
君紹介)(第 七一二号) 六七
於札内川上流
に
砂防工事施行
並びに下流改 修の請願(
篠田弘作
君紹介)(第七二〇 号) 六八 雨竜、江部乙両村間の石狩川に
架橋促進
の 請願(
篠田弘作
君紹介)(第七二一号) 六九 浦臼、奈井江両村間の石狩川に
架橋促進
の 請願(
篠田弘作
君紹介)(第七二二号) 七〇
幌向運河切替工事
並びに
附帯工事促進
の請 願(
篠田弘作
君紹介)(第七二三号) 七一
戦災復興
五箇年
計画事業促進
に関する請願 (上林山榮吉君紹介)(第七二四号) 七二
天竜川上流水害対策
に関する請願(今村忠 助君紹介)(第七三二号) 七三
天竜川水系中小河川改修
の請願(
今村忠助
君紹介)(第七三三号) 七四 湯ヶ島、仁科間に
産業道路開設
の請願(遠 藤三郎君紹介)(第七三五号) 七五
江戸川改修工事
に伴う関宿町住民の移転先 確保に関する請願(
澁谷雄太郎
君紹介)( 第七五六号) 七六 光徳村の
鉄道用地内橋
りよう改修に関する 請願(
稻田直道
君紹介)(第七六五号) 七七 宇都宮から今市及び若松を経て米沢に至る 県道を国道に編入の請願(
大和田義榮
君外 一名紹介)(第七八五号) 七八
町村道戸河内線
中一部
改修工事施行促進
の 請願(
山本利壽
君紹介)(第七九〇号) 七九
房総半島西部幹線道路改修工事促進並び
に
国道編入
に関する請願(
水田三喜男
君外二 名紹介)(第七九二号) 八〇 国道二号線中
船坂峠改修工事施行促進
の請 願(逢澤寛君紹介)(第七九五号) 八一
阿賀川改修工事
に伴う川西村
長井部落
の損 害補償に関する請願(江花靜君紹介)(第 八〇一号) 八二 福知山市、中夜久野村間国道十八号線改修
工事施行
の請願(
前尾繁三郎
君紹介)(第 八〇五号) 八三 京都府
地内国道
十八号線
改良工事施行
の請 願(
中野武雄
君紹介)(第八〇六号) 八四
猿沢川上流
に砂防えん堤築設の請願(淺利 三朗君紹介)(第八六六号) ――
―――――――――――
陳情書 一 鹿児島、枕崎間の県道を国道に編入の陳情 書 (第九号) 二 三重県久居、奈良県王寺間の県道を国道に 編入の陳情書 (第二二号) 三
災害復旧促進
の陳情書 (第五一号) 四
都市計画事業
に対する
国庫補助増額
の陳情 書(第 九〇号) 五 川内川にダム築
設並びに電源開発促進
の陳 情書 (第一二一号) 六
町村部落
の
道路改修
に関する陳情書 (第一二二号) 七 岩手県
公共事業
に対する
国庫補助増額
の陳 情書 (第一三〇号) 八
国道全線
の
改修舗装
の促進並びに
全額国庫
負担の陳情書 (第一四七号) 九
都市計画事業
の促進についての陳情書 (第一四九号) 一〇 国道第十八号線
改良工事施行
に関する陳情 書(第 一八六号) 一一
北上川筋明治橋下流
両岸に
堤防新設
の陳情 (第一八七 号) 一二 岡山県下の
幹線道路改修
に関する陳情書 (第一八八号) 一三
道路整備促進
に関する陳情書 (第一八九号) 一四
海岸法制定
に関する陳情書 (第二一二 号) 一五
木曽川総合開発計画
による
犬山ダム建設計
画反対に関する
陳情書外
一件 (第二二四 号) 一六
地盤沈下対策樹立
に関する陳情書 (第二三一号) 一七
災害復旧費全額国庫負担
の陳情書 (第二四一号) 一八
災害復旧費予算増額
に関する陳情書 (第二四五号) 一九 福島県海岸の侵しよく防止に関する陳情書 (第二 五六号) 二〇 道路法の一部改正に関する陳情書 (第二六〇号) 二一 鹿児島市、枕崎市間の県道を国道に編入の 陳情書 (第二六八号) 二二
都市不燃化事業
の促進に関する陳情書 (第二七九号) 二三
西部南薩地帯
に対する
災害防除
に関する陳 情書 (第二八〇号) ――
―――――――――――
田中角榮
1
○
田中
(角)
委員長代理
これより
会議
を開きます。
委員長
が不在でありますので、私がかわ
つて
暫時委員長
の職務を勤めます。
日程
によ
つて請願
の
審査
を行います。
紹介議員
の都合によりまして、
日程
を適宜
委員長
において変更いたしますので、あらかじめ
委員諸君
の御了承を願いたいと思います。
日程
第一、
福島
、
大渕
両橋を
永久橋
に架替
促進
の
請願
、
川野芳滿
君
紹介
、
文書表
第一八号、
日程
第二、
宮崎
、
延岡両市間国道路線変更
の
請願
、
川野芳滿
君
紹介
、
文書表
第一九号、
日程
第十一、
南九州総合開発事業促進
に関する
請願
、
川野芳滿
君
紹介
、
文書表
第一一五号、
日程
第十二、
水防法
の一部
改正
に関する
請願
、
川野芳滿
君
紹介
、
文書表
第一
一六
号、以上四件を
一括議題
といたします。
紹介議員
の
説明
を求めます。
瀬戸山三男
君。
瀬戸山三男
2
○
瀬戸山委員
紹介議員
にかわりまして私から申し上げます。
福島
、
大渕
両橋を
永久橋
にかけかえを
促進
せられたいという
請願
でありますが、本
請願
の
要旨
は、
宮崎
、
延岡
市の間の
国道
三号線のうち、
宮崎
郡
広瀬
村と
児湯
郡
富田
村とを貫流いたしております一ツ瀬川にかけられてある
福島
、
大渕
両橋は木橋である
関係
上、毎年出水の都度流失を繰返しておりまして、最近数年間の
復旧費
は一千万円以上の巨額に及んでおり、年間を通じて、百日ないし百五十日の
交通杜絶
を来しておる
状況
でありまして、現に過般の
グレイス台風
におきましても、すでに流失しておる
状況
でありますので、これをぜひ早急に国の力をも
つて
永久橋
にかけかえていただきたいというのであります。 次に
宮崎
、
延岡両市
間の
国道路線変更
の
請願
でありますが、本
請願
の
要旨
は、
宮崎
市と
延岡
市とを結ぶ
国道線路
は、同
県内唯一
の
幹線
にして、その
交通量
は
県内
の首位を
占むるところである
。しかるに同
線路
は、
鉄道線路
と並行し、
宮崎
郡
広瀬
村に一箇所
児湯
郡
富田
村において一箇所の
鉄道
踏切りがある。両踏切りは、
交通
に危険な区域であり、
交通事故
も枚挙にいとまがないのである。この危険を除去することが両
村民一般交通者
の希望である。ついては、現在の
国道
を
鉄道線路
の西側に移し、
広瀬
村より北に進み一
ツ獺
川に達した地点において現在
鉄道
の
上流
に
架設
せんとする
永久橋
(
陳情
中)に連結して
富田
村に入り、
富田
村の踏切りを廃止するよう
国道路線
を変更されたいというのであります。これはたびたび
陳情
しておるのでありますが、今日まだ
実現
の運びに至
つて
おりませんので、早急に
国道路線変更
をお願いいたしたいという次第であります。 次は
南九州総合開発事業促進
に関する
請願
、これは
九州
各
市議会議長会長
からの
請願
でありますが、本
請願
の
要旨
は、
南九州
は、
海陸とも
に
交通
に恵まれず、
従つて教育
、
文化等
は遅れ、豊富な
天然資源
もほとんど未
開発
のまま放置され、今日に至
つて
おります。また
観光方面
からも幾多の
史蹟名勝
を包容しており、
地元
各
町村
は、
総合開発事業
を
計画
したが、いまだにその緒につかず、單に各
町村
が個々に実施しているにとどま
つて
いるから、この際同
事業
の根幹となる陸上における
鉄道
並びに
道路網
の完成と
海上交通
の要諦である港湾の
改修
を
促進
し、
観光コース
の
設定
とこれが
施設
の完備をすみやかに
実現
して、
南九州総合開発事業
を
促進
していただきたいというのであります。 次に
水防法
の一部
改正
に関する
請願
でありますが、これも
九州
各
市議会議長会長
の
請願
であります。本
請願
の
要旨
は、客年六月
法律
第百九十三号をも
つて
公布された
水防法
に規定する
経費
は、
水防管理者
である
市町村負担
とな
つて
おりますが、同法の対象である
災害
は天災によるものが多く、しかもその
災害
は、
一般公共
の安全に重大な
関係
を有するものであります。ついてはこれに要する
経費
は、
全額国庫負担
とするか、もし不可能ならば現在の
補助額
を増額するよう
水防法
の一部を
改正
されたいというのであります。何とぞ
愼重御審議
の上、ぜひ御採択あらんことを切望する次第であります。
田中角榮
3
○
田中
(角)
委員長代理
以上四件に対しまして
政府側
の意見を徴します。
富樫凱一
4
○
富樫説明員
第一八号の
福島
、
大渕
両橋を
永久橋
にかけかえの件でありますが、本
橋梁
の
架設
につきましては、
床版橋
といたしまして、
明年度
に要求する
計画
でおります。その結果を待ちまして
実現
に努力いたしたいと思
つて
おります。 第一九号の
宮崎
、
延岡両市間国道路線変更
の件でございますが、この件につきましては、
福島
、
大渕
の
橋梁
かけかえにからむ問題でありまして、この
橋梁
を
実現
の際には本
路線
を
請願
の御
趣旨
に沿うように変更したいつもりでございます。
小林泰
5
○
小林説明員
南九州
の
総合開発
の
促進
に関する
請願
につきましてお答え申し上げます。
建設省
は未
開発地域
の
総合開発
につきまして、
昭和
二十三年度以来
安定本部
と協議いたしまして、
特殊地域
を全国に十四箇所
設定
いたしまして、その
治山
、
治水
、
利水
並びに
交通運輸
、
産業振興
、そういつた総合的な面からこれらの
地域
の
開発
に統一を
とつ
た
予算
のもとに
促進
して参
つて
来たのでありますが、
南九州
の
大隅
、
熊毛地区
は、その
一つ
でありまして、本
地域
の
開発
につきましては、十分なる関心とあらゆる努力をいたして参
つて
おるわけであります。なお
治山
、
治水
、
利水
の問題につきましては、特に今後特別の
調査
をいたす必要もございますし、従来も
調査
いたして参
つて
おりますが、なお一層の
総合調査
をいたしまして、
請願
の御
趣旨
に沿いたいと思
つて
おります。
田中角榮
6
○
田中
(角)
委員長代理
瀬戸山
君に申し上げます。
日程
第一二は
関係政府説明員
が出席しておりませんので、追
つて出席
を求め
説明
を願うことにいたします。
瀬戸山三男
7
○
瀬戸山委員
ただいまの御
説明
のうちに、いわゆる
日向大橋
と言われております
福島
、
大渕
両橋は、
富樫課長御存じ
の
通り
、毎年流れて、去年も
災害
にかか
つて
復旧し、本年も過日の
グレイス台風
ですでに流れております。来年度の
公共事業費
に組まれるということでありますが、ぜひ
実現
していただきたいということを切望いたしておきます。 次の
延岡
、
宮崎両市間国道路線変更
、これも前の橋と一貫いたしておるのでありますが、この
道路
のつけかえは一挙にはできますまいけれども、来年度幾分でも実施されるお
考え
があるかどうかをお尋ねいたしたいと思います。
富樫凱一
8
○
富樫説明員
橋にかかるとなりますと、一億かかる橋になりますので、
道路
とともに一挙にできることは困難であらうと
考え
られます。しかし橋のできるまでには
道路
も変更しなければならぬと
考え
ております。
瀬戸山三男
9
○
瀬戸山委員
もう
一つ南九州総合開発事業促進
に関する問題、ただいま御
説明
いただいたのでありますが、今日まで
建設省
が一応
調査
をされて指定されております
地区
は、
鹿児島
県の
大隅
、
熊毛
の
地域
と
宮崎
県の南那珂郡の一帯であります。
地元
といたしましても、また私どもの
考え
といたしましても、それだけでは
総合開発
の
意味
が貫徹されないという
考え
方から、図面は持
つて
おりませんけれども、大体御承知だろうと思いますが、都城市、いわゆる北諸盆地と申しておりますけれども、あの大平原をこの
総合開発地域
に入れなければ
総合開発
の
意味
がない、特に常に問題にな
つて
おりまする大
淀川流域
を加えなければいけないというのが、今日まで言われておる問題でありますが、もちろん
総合開発
の問題は、さきの
総合開発法
によりまして、さらに検討を加え、場合によ
つて
は
総理大臣
の
指定地区
になるということになりますので、ここで明確にきめるというわけに行きますまいけれども、直接衝に当
つて
おられる
建設省
としては、その点をどういうふうにお
考え
にな
つて
おられるか、お答えを願いたいと思います。
小林泰
10
○
小林説明員
実は今日まだ
管理局
の
企画課長
が参
つて
おりませんので、私もこの
総合開発特殊地域
の
設定
につきましては、しつかりした御答弁を申し上げられないのが残念でございますが、この点よく
関係官
に連絡をとりまして、十分お伝えいたしたいと思います。 —————————————
田中角榮
11
○
田中
(角)
委員長代理
次に
日程
二六、
河川改修
に伴う
附帯工事費
の
負担
に関する
請願
、
西村英一
君
紹介
、
文書表
第二八四号を
議題
といたします。
紹介議員
の
説明
を求めます。
西村英一
12
○
西村
(英)
委員
最近
河川
の
改修
がずいぶん行われておるのでありますが、それに対しましていろいろ
附帯工事
があるわけでありますが、その
附帯工事費
の分担につきまして、お伺いしたいのでありますが、これは
河川法
の
建前
からいたしますと、
受益者
の
負担
にな
つて
おるのであります。たとえば
地方鉄道
というものが、
河川
の
改修
のために
附帯工事
があります場合に、
地方鉄道等
でその
負担金
を持てない場合が多々あるのであります。こういう場合につきまして、いわゆる
工事
を起す方の側と、
附帯工事
をやる方の側と、いろいろ御相談をなさ
つて
おるようでございますが、この
負担金
につきまして、特にお
考え
を願いたいと思うのであります。
道路法
の
建前
から行きますと、この
附帯工事費
はすべて
原因者
の
負担
にな
つて
おる。
河川法
の
建前
はそれと違うのであります。この点につきまして、
受益者
の
負担
、この
受益者
の
負担
というのは非常にむずかしいことになるわけでありますが、それを緩和いたしまして、
附帯工事
の数をなるべくもう少し少くしてもらいたい。最近の事例によりますと、
利根川
の
改修
によりまして、
東武鉄道
に対しまして、
多額
の
工事負担金
を課せられておるようであります。また今後
河川
の
改修
につきまして、いろいろ
地方鉄道
に対しまして、大きな
負担
がかけられるようでありますから、この
附帯工事
に対します
負担金
をなくする、もしくは
最小限度
にしてもらいたい、こういう
趣旨
でございます。
永野重太郎
13
○
永野説明員
ただいまの
附帯工事費
の
管理者負担
の問題につきまして、御
説明
申し上げます。 御説の
通り
、
河川法
は
附帯工事
の
費用
につきましては、
管理者負担
の
原則
をと
つて
おります。
河川法
は
明治
二十九年の
制定
でありまして、
時代的思想
の懸隔から今日の
案情
には即さないということは、われわれよく承知いたしておるのでありまするけれども、
現行河川法
が現に働いております
関係
上、これを実質的に
運用
の面で極力
管理者
に
負担
を軽くするという
建前
をと
つて
救済いたしておる次第であります。
お話
の
利根川
に
架設
されております東武の
鉄橋移設
に伴う
負担金
のごとき、
多額
の
費用
を
負担
させておるかのような先ほどの
お話
でありましたが、これは国鉄との関連において、一部
栗橋
の駅が
移設
を要することに相
なつ
たのでありまして、
河川
との直接の
関係
ではありませんので、その点多少誤解があるのじやないか、かように
考え
ます。なお
利根川
の
改修工事
に関連いたしまして、早晩
東武鉄道
の
鉄橋
が二、三
移転改築
を要することに相なると存じますが、その場合におきましては、
請願
の御
趣旨
に沿いまして、極力会社の
経理状態
、その他
負担能力
を十分検討いたしまして、
むりのない措置
をと
つて
行きたい、かように存じております。さしあたり
河川法
の
改正
については、
附帯工事費負担
の
原則
ということをとらえて
改正
の意思はただいま持
つて
おりません。実際の
運用
において極力救済して行きたいとかように
考え
ております。
西村英一
14
○
西村
(英)
委員
ただいまの
説明
で
政府
において
考え
るということで了解いたしましたが、結局ただいまも御
説明
になりましたように、
河川法
が非常に古い規定であ
つて
、しかもそれがやはり官の力が非常に強い
時代
の
法律
でありまして、
道路法
につきましては、
道路法
が
河川法
よりは遅れておりましたために、やはり
受益者負担
というようなことを
考え
ずに、
原因者負担
ということに
なつ
た。
河川そのもの
を
改修
することは、やはり全般に対して利益を与えることでありますから、もちろん
地方鉄道等
におきまして、
全額国庫
で持つということに対しましては、研究の余地はありまするけれども、現在の
負担金
の
状態
におきましては、事実上その
附帯工事
を持つ方がやり切れないというような現状でありまするから、
運用
において
考え
るということで一応私は納得いたしまするが、この
河川法
は非常に
時代
の影響を受けたあまりいい
法律
ではないのでありますのでこの
改正
につきましては、今後また別途論ずることがあろうと思います。その
意味
におきまして御対処あらんことを希望いたします。 —————————————
田中角榮
15
○
田中
(角)
委員長代理
次に
日程
第六、五ケ瀬川を
河川法適用河川
に認定並びに国
直轄改修工事施行
の
請願
、
佐藤重遠
君外四名
紹介
、
文書表
第二三号、及び
日程
第七、
千谷島地内信濃川
に
堤防
築設の
請願
、
田中
角榮
紹介
、
文書表
第六二号を
一括議題
といたします。
紹介議員
の
説明
を求めます。
瀬戸山三男
16
○
瀬戸山委員
ただいま
議題
となりました五ケ瀬川を
河川法適用河川
に認定並びに国
直轄改修工事施行
の
請願
でありますが、この
請願
の
要旨
は五ケ瀬川は
上流
本川において五箇所、支流において四箇所の発電所を持
つて
おります。その他農業、工業方面にあますところなく利用されておるのであります。御承知の
通り
でありますが、東洋第一と称されます旭化成の工場地帯を貫流いたしておるのであります。この川がきわめて氾濫する川でありまして、毎年洪水のため莫大な被害をこうむ
つて
おります。
建設省
におきましてもその重要性を認められまして、ようやく二十四年度で
河川
の
調査
計画
ができておりますので、この際一日も早く
河川法
の適用
河川
として、国の直轄
改修工事
を
施行
していただきたい、こういう
趣旨
のものであります。 次に
千谷島地内信濃川
に
堤防
築設の
請願
につきまして、
紹介議員
にかわ
つて
私が御
説明
申し上げます。本
請願
の
要旨
は、新潟県北魚沼郡千谷島は、千田村の東端に位置し、良好な耕作地に恵まれ、小千谷町、城川村の野菜の供給地であるが、毎年信濃川の氾濫のため、過去数十年来耕作地は流失し、ことに、
昭和
七年以来その被害は多大であ
つて
、耕地の減少、收穫の皆無、村民の困苦はその極に達し、提防築設は緊急事とな
つて
いる。一方三古
地域
一体六千町歩の灌漑を目ざす三古用水路建設
工事
の
計画
もあるが、洪水の危険のため、これも
堤防
の築設を先決問題としている。ついては、
千谷島地内信濃川
に
堤防
を早急に築設され、この害を未然に
防止
する処置を講じていただきたいという
趣旨
であります。 何とぞ御採択あらんことをお願いする次第であります。
田中角榮
17
○
田中
(角)
委員長代理
以上二件に対し、
建設省
の意見を徴します。永野事務官。
永野重太郎
18
○
永野説明員
まず五ケ瀬川の
河川法
適用並びに国
直轄改修工事施行
の件について御
説明
申し上げます。 五ケ瀬川は
昭和
二十三年度から国直轄で測量
調査
をいたしまして、このほど実地の測量
調査
は大体完了いたしました。目下
計画
の検討中であります。この十月ごろまでには県とも連絡の上基本
計画
を策定することに相なると存じます。この
計画
ができ上りました上で、極力明二十六年度から直轄
改修工事
として
施行
すべく努力いたしたい、かように
考え
ております。 次に信濃川千谷島地内の
改修工事促進
についての
請願
に対し御
説明
申し上げます。 この千谷島地内は、信濃川の全
改修
計画
のうちに包含せられておることはもちろんでありますが、信濃川の
改修工事
が相当大きな仕事でありますために、ここまで今日まだ手が伸びてないような
状態
でありまして、
請願
の御
趣旨
の
通り
、実にお気の毒な
状態
にありますので、明二十六年度あたりから極力
事業
を執行し得るように努力いたしたい、かように
考え
ております。
瀬戸山三男
19
○
瀬戸山委員
両方とも来年度からぜひ実施いたしたいという御
説明
で、
地元
として感謝するだろうと思いますが、五ケ瀬川の直轄
河川
の問題につきましては、直轄
河川
編入
ということは毎年なかなか困難な問題なのであります。そこで現在私が仄聞いたしておりますところによると、どこどこの川とは申しませんけれども、
建設省
では大體三本の川を予定されておるように承知いたしておるのでありますが、その三本の川の中で、川の形状、被害の
状況
、その他産業経済に及ぼすウエイトの上から五ケ瀬川を第一に置いてお
考え
であるかどうか、この際確かめておきたいと思います。
永野重太郎
20
○
永野説明員
まことにむずかしい問題でありまして、三
河川
予定いたしておりますことは事実でありますが、そのうちいずれが重いか軽いかという問題につきましては、まだそこまで検討しておりませんので、いずれ
予算
の進行と並行いたしまして、十分愼重に検討いたしまして過ちのないようにいたしたいと思います。 —————————————
田中角榮
21
○
田中
(角)
委員長代理
次に
日程
第四八、新潟県下の
地すべり防止対策
に関する
請願
、
田中彰治
君
紹介
、
文書表
第五一〇号、同じく
日程
第四九、中
頸城郡下
各
河川
に
砂防工事施行
の
請願
、
田中彰治
君
紹介
、
文書表
第五一一号、以上二件を
一括議題
といたします。
紹介議員
の
説明
を求めます。
田中彰治
22
○
田中彰治
君 七月二十二日に受理されました五一〇号地すべり対策の
請願
について御
説明
申し上げて御審議を願いたいと思うのであります。新潟県は全国において最も多くの地すべりによる
災害
をごうむ
つて
おりまして、毎年その被害を受ける
町村
は八十四箇
町村
に及び県当局の調べによると、その箇所数六百五十九箇所、五千八百七十一町歩の広きに及んでいるということであります。これら地すべり地における直接の被害は、耕地の流失や埋没と、これら土地の荒蕪地化による経済的損失は、枚挙にいとまありません。それにも増して、家屋の倒壊、人命の損傷等、安んじて生業につき得ない民家は一千百四十戸余りの多きに達しており、住民は動く大地に安住の地を追われている
状態
であります。ここに県当局においては、これに対しつとに国庫の助成を仰ぎ、大正十年以来
砂防
工事
の一環としてこれが
防止
対策に乗り出し、着々とその効果を收めて参つたのであります。ところが
砂防
の方針は、
治水
の一点に集中し、局地的に散在する地すべりについては、これを顧みるいとまのない現状であると承
つて
おります。しかるにこのまま現状を放置するならば、
関係
町村
民の死活の問題にほかなりません。願わくば特にこの窮状を御明察の上、地すべり対策
砂防
費を別途に御計上を賜わり、
治水
砂防
とあわせてすみやかにこれが対策の
実現
になりますよう、格段の御詮議を得たく、
関係
町村
長の連署をも
つて請願
いたします。
昭和
二十五年七月二十二日、新潟県中頸城郡
治水
砂防
協会長丸山善助、外
町村
長十数名であります。 次に七月二十二日受理の五一一号に対して御
説明
申し上げたいと思います。 新潟県中頸城郡における主要幹川は、関川、桑取川、黒川等であ
つて
、沿岸一帯の灌漑及び電力供給による各種の効果は莫大なものでありますが、ひるがえ
つて
その害を見るならば、これまた実に筆舌に尽せない惨害を沿岸村落に与えています。ことに近年は、数次にわたる風水害の脅威によ
つて
、沿岸住民は不安と、
河川
に対する
治水
の必要性と重大さを深く認識し、特に山地水源地における安定確保が急務とされ、
砂防
工事
の急速実施を切望してやまないところであります。 しかるに本郡における
砂防
工事
の経過は、大正十年来の古いものではありますが、範囲はきわめて小さく、その恩恵は本郡の一部にすぎず、
砂防
工事
の広汎なる
施行
を切に望むものであります。 つきましては、
昭和
二十六年度国庫補助
砂防工事施行
予定箇所といたしまして、関川水系に堰堤工十六基、床固工一基、護岸工二箇所等、黒川水系に堰堤工二基、保倉川水系に堰堤工三基、桑取川水系に堰堤工一基と、それぞれ緊急を要する箇所に
砂防
工事
の御
施行
をお願い申し上げる次第であります。 右を十分御詮議の上、
砂防
工事
を
施行
になりますよう、
関係
町村
長の連署をも
つて請願
いたします。
昭和
二十五年七月二十二日、新潟県中頸城郡
治水
砂防
協会長丸山善助。 どうかこれにつきまして御詮議の上、ぜひともこの目的がかないますよう御審議くださらんことを切にお願いいたすものであります。
谷田敏雄
23
○谷田
説明
員 ただいまの新潟県下の
地すべり防止対策
に関する
請願
についてお答え申し上げます。新潟県下の
地すべり防止対策
につきましては、従来より
予算
はわずかでありましたけれども、継続してや
つて
おりました。しかし
砂防
工事
の
治水
という点に重点を置きました
関係
上、地すべり
防止
の方面に対する豫算がきわめて少くて、十分な仕事ができなかつたのでありますが、
昭和
二十三年度から地すべり地全体について
調査
を開始いたしまして、二十四、二十五年度と継続して大体地すべり地の実況を把握いたしましたものですから、二十六年度から先ほど御要望の地すべりそのものをとめろ
防止
対策の
計画
をいたして、これを実施するようにいたしたいと思います。 次に中頸城郡における各
河川
の
砂防工事施行
の
請願
につきましては、中頸城郡は地すべり地の非常に多い所でありまして、従来より
砂防
工事
を相当実施して参つたのでありますが、崩壊並びに地すべり地が非常に多いために、十分その効果をあげて参りませんでしたが、二十五年度におきましては、関川水系におきましては堰堤を四基、床固めを二基、
事業
費にいたしまして約一千万円を投じまして
工事
を
施行
中であります。二十六年度におきましても現地を十分
調査
いたしまして、できる限り
工事
費の増額をはかりまして、御要望に沿いたいと
考え
ております。
田中彰治
24
○
田中彰治
君
建設省
の
砂防
課あたりより聞くところにより、また私らが調べたところによりますと、
昭和
二十六年度の
予算
に地すべり対策費として約七億円を計上いたしてあるそうでありますが、この点についてお答えを願いたいと思います。
谷田敏雄
25
○谷田
説明
員 お答えいたします。新潟県のみならず、地すべり地は全国に相当ありまして、最も多いのは新潟県、長野県、富山県、和歌山県、四国へ行きまして徳島県、その他小さい地すべり地をたくさん持
つて
おる所といたしましては、石川県、東北へ参りまして秋田県、
福島
県、それぞれ相当地すべり地はあるのでありますが、それらを全部ひつくるめまして私の方で
調査
いたしまして、確信をも
つて
事業
を行い得るものに対して、約七億円の
予算
の要求をいたしたいと
考え
ております。
田中彰治
26
○
田中彰治
君 いろいろと私の方の県が困ると同時に、よその県もお困りにな
つて
おることは実にお気の毒なんでありますが、特に中頸城郡にかけていただく金は相当広汎なるところの田畑があるために、非常に有効である。またこれをや
つて
いただくことは非常に適切である、こう
考え
て私たちは公平にこれを
調査
しておるのであります。御存じの
通り
地すべりに対してわずかばかりの金でやられても、そこをや
つて
おるうちにまたほかが崩れれば、せつかく国民からつらい税金をと
つて
やつたことが、効果がないということでは困るのでありますから、それが有効的に生きて行くような対策をや
つて
いただいて、ぜひとも
予算
を十分に組んでいただいて、新潟県の今
請願
いたしましたこれに対して、ぜひとも特別なるおとりはからいを切にお願いいたします。 —————————————
田中角榮
27
○
田中
(角)
委員長代理
日程
追加について
委員諸君
にお諮りいたします。
瀬戸山三男
君より
建設行政
一般について
日程
追加の申出があります。ただいま大蔵省
主計局長
が見えられておりますので、この際
日程
を追加することに、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
28
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
日程
は追加せられました。
建設行政
一般についての質問を
議題
といたします。
瀬戸山三男
君。
瀬戸山三男
29
○
瀬戸山委員
建設行政
の統一と申しますか、そういうことはいろいろ論ぜられれておるところでありまして、行政制度審議会の内閣に対する答申も、その線を強硬に主張しておる次第であります。きようは大蔵省の
主計局長
さんにお忙しいところをわざわざ来ていただきまして、恐縮でありますが、さように叫ばれており、その方向に今日進みつつありますときに、官庁営繕の
予算
が二十六年度の
予算
の編成にあたりまして、
公共事業費
からはずして、一般行政各部の
費用
に振り込みたいというような御
趣旨
を仄聞しております。行政機構の問題はきわめて大きいのでありまして、今日ただいま
実現
するということには相ならないと思いますけれども、官庁営繕を統一しなければならないということは、特にここにすわ
つて
おられます
田中
委員
などは命をかけて今日まで鬪
つて
来ておられると思うのであります。そういう場合に、これに逆行するような
予算
の編成方針を立てられるということでありますが、その理由はどういう点にあるかということを明確に御
説明
をお願いいたしますとともに、その線に沿
つて
や
つて
いただきたいという強力なる希望を持
つて
おるのでありますが、具體的な項目または両院の営繕
予算
、それから最高裁判所の営繕に関する
予算
、そういう
関係
についてどういう
考え
を持
つて
おられるかもあわせてこの際明確にしていただきたいのであります。
河野一之
30
○河野
政府
委員
ことしの
予算
までは官庁営繕が
公共事業
に入
つて
安定本部
の認証を得て各省に移しかえて使われておるのであります。
公共事業
につきましては、
道路
、
河川
、
砂防
、港湾あるいは農林、土木等のほかに、官庁営繕あるいは母子保護寮等の厚生的な
施設
、海上保安
施設
等いろいろなものがあるのでありますが、明年からはいわゆる
公共事業費
として経済
安定本部
において総合調整せられます
公共事業
というものは、国土の総合保全
開発
についてのこういう
経費
に限られたいというぐあいに
考え
ておるわけであります、従
つて
官庁営繕というものは、
公共事業
という形式的な名称からはずれるわけでありますが、官庁営繕の統一は、
建設省
の設置法にもございますし、
建設省
において一本でやるというラインを貫きたいと思います。従
つて
官庁営繕に関する
経費
は
原則
として、あれはたしか百万円以上と相な
つて
おりましたが、そういうものは
原則
として
建設省
の
予算
に直接組みたい、こういうふうに
考え
ておるわけであります。 最高裁判所の営繕費の問題にちよつとお触れに
なつ
たわけでありますが、この問題につきましては、官庁営繕という場合に、これは行政部内のものであるか、あるいはその他のものも一緒にして行政官庁である
建設省
でやり得るのか、や
つて
もかまわないと思いますが、これはいろいろ議論がある。現に国会の営繕というものは国会でや
つて
おられます。
建設省
の所管には
予算
が載
つて
ないわけであります。従
つて
裁判所の
予算
も現在は裁判所の方についておるということでございますが、これはいろいろ沿革その他の理由もあることでありますが、実際問題としては相当部分を
建設省
に
予算
を集計してや
つて
おられるようであります。そういう方法がいいか、また本格的に
建設省
の方に組むのがいいか、そういう点につきましてはよく検討して行きたいと
考え
ております。
瀬戸山三男
31
○
瀬戸山委員
大蔵省としては
建設行政
一元化に大体御賛成のようであります。営繕も従
つて
その一部でありますので、これを統一してやるということが私どもの
考え
としては事務の能率その他
経費
の節減から当然であると思
つて
おります。最高裁判所は行
政府
であるかどうかという問題もあろうと思いますが、聞くところによると各官庁が、何と申すか、セクシヨナリズムというかどうか知りませんが、この際さらに元に返
つて
営繕の
予算
を各省別にとりたいというような動きもあるというふうに聞いておるのですが、そういうことのないように、私どもは
建設省
に統一されんことを希望いたすのであります。その点についてもう一度大蔵省の
考え
方を明確にしておいていただきたいと思います。
河野一之
32
○河野
政府
委員
これは各省といたしましては、いろいろそれぞれに理由を持
つて
おるようであります。自分の所管省でやりたいという希望が実は大部分であります。これには
建設省
当局としてもいろいろお
考え
願わなければならぬ点もあるように、私ども仄聞するのであります。そういう点につきましては、現に
法律
がございます以上、これはまとめてやるのが効果的であり、経済的であるということはわか
つて
おるのでありますが、刑務所の建物でありますとか、あるいは病院の特殊の研究室というようなものにつきまして、
建設省
でおやりになります場合に、必ずしも意に沿いかねるというような話も聞くのでありますが、しかし
原則
としてはおつしやつた筋をねら
つて
営繕の
予算
は
建設省
に統一したいという
考え
方にはかわりないのであります。
田中角榮
33
○
田中
(角)
委員長代理
瀬戸山
君の質問に続きまして、私から一言だけ要望をいたしたいと思います。 ただいま
瀬戸山
君の申されましたように、建設
委員
会といたしましては行政の簡素化、行政機構の再編成の現段階におきましては、
建設行政
の一元化を強力に推進させたいということを
考え
ておるわけであります。それのまず第一段階といたしましては、官庁営繕の統一ということを本
委員
会において過去四、五年間にわた
つて
長い研究をとげておりますので、
昭和
二十六年度
予算
編成にあたりましても、この種の線をくずさないように、十分御留意をちようだいしたいと思うのであります。 —————————————
田中角榮
34
○
田中
(角)
委員長代理
本件につきましてはこの程度にいたしまして
請願
日程
の審議を続行いたしたいと思いますが御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
35
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なきものと認めます。よ
つて請願
審議を続行いたします。
日程
第六二、
諏訪地方
の
水害対策
に関する
請願
、
小川平
二君外一名
紹介
、
文書表
第六九五号、
日程
第七二、天龍川
上流
水害対策
に関する
請願
、
今村忠助
君
紹介
、
文書表
第七三二号及び
日程
七三、天龍川水系中小
河川改修
の
請願
、
今村忠助
君
紹介
、第七三三号、以上三件を
一括議題
といたします。
紹介議員
の
説明
を求めます。
今村忠助
君。
今村忠助
36
○
今村
委員
この三つの題目は、ともに今年六月上旬におきます天龍川の流域の水害に関連するものであります。 六二の
諏訪地方
の
水害対策
に関する
請願
は、従来諏訪湖は天然の遊水池としてできたものでありまして、川口に水門を設けまして夏季におきます灌漑用水に利用する等のためにこれが利用されておつたのでありますが、今回の雨季におきます増水において、この諏訪湖周辺のいわゆる水害に対する対策的な工作の不十分であることがわかつたのであります。どうしても周辺の築堤を一段と完成する必要があるということと、また多年にわた
つて
諏訪湖に流入する
河川
から土砂を流入しておりますので、これを何とかしてさらう必要があると思うのでありまして、これらのことを含めて、どうしても水害根本対策とでもいうようなものをしていただきたいというのがその
請願
の
趣旨
であります。ことにこれらのことが十分に行き届きますならば、天然にできた遊水池をなお人為によ
つて
その効果を大ならしめることができる、こう信ずるのでございまして、各地に水害予防の
ダム
等を設けて遊水池を設けようとする傾向さえあるときでありますから、ぜひともこの際
諏訪地方
の
水害対策
としてこれらのことを
実現
していただきたい、こう
請願
いたすのであります。 次に七二の天龍川
上流
水害対策
に関する件でありますが、ここで申します理由というのは、主として長野県
地域
をさしておるのでありますが、これが今回の増水によりまして、各地とも
堤防
が決壊いたして、今日非常に大きな苦汁をなめておるわけでありますが、この
委員
会においてもしばしば警告を発しております
通り
、
河川
を
改修
いたしますと、一定の年限が来ると土砂の流入等によつ川底が上りまして、
一つ
の川の使命が十分達成せられなくなるということが
考え
られますから、今回水害等の起きたところを見ましても、これらの点にひ
とつ
十分留意して根本的な対策をと
つて
もらいたい。ことにまた発電
ダム
が現に三箇所つくられておりまして、これによ
つて
従来流されておつた土砂がせきとめられて、川底を上げるという結果を来しております。従
つて
どうしてもこの発電
ダム
をいかようにか措置しない限り、他の方法をも
つて
、流入するところの土砂を十分防ぐ、あるいはすでに現在入つたものを取去るというような道を講じなければならぬと思うのであります。その上諏訪湖のごとき天然の遊水池はありますけれども、それからあとのいわゆる天竜川の距離は非常に長くて、中小
河川
がたくさんこれに支流として入
つて
おるのであります。それらの中小
河川
の
砂防
を徹底してもらいたい。現に
政府
は小渋の
砂防
の堰堤の築堤にかか
つて
おりますけれども、他の中小
河川
においても同様、ひ
とつ
すみやかに
砂防
工事
を行
つて
もらいたいというのが
請願
の骨子であります。 第三番目の
天竜川水系中小河川改修
の
請願
であります。これは今お願いしている点と多少は関連するのでありますが、とりわけ東春近におきます横川は小さな川でありますけれども、今回数町歩にわたる田畑を荒地にしてしまつた例もあるのでありまして、小さな川ではありますけれどもこれを国家におきましても取上げて
改修
するようにしてもらいたい。あるいはまた県等において県費で助成してもらいたい、こういう
意味
のものであります。ここに今回天竜川流域の水害に関連してその実情から切なる願いをするものでありまして、この
請願
のごときも、約三千名以上にわた
つて
実際被害を受けた者から切なる願いが出ておるのであります。どうか
委員
会におきましてもこれらの点を十分御検討願いまして御採択くださるようにお願いいたします。
田中角榮
37
○
田中
(角)
委員長代理
以上、三件に対して
政府側
の意見を徴します。
建設省
治水
課永野事務官。
永野重太郎
38
○
永野説明員
ただいま一括上程されました天竜川水系の
治山
治水対策
に対する
請願
につきまして御
説明
申し上げます。この三件はいずれも相関連するものでありますので一括いたしまして御
説明
を申し上げますが、
請願
にもございまするように、本年の六月の天竜川水系の水害は実に甚大なものがありまして、まことに
地元
の被害者の方々に対してはお気の毒に存じておる次第であります。さつそく
災害
直後
建設省
におきましては県当局と連絡をとりまして、急速にこれが根本対策を樹立すべく
調査
に乗り出しました。目下着々進捗いたしまして、遠からずその具體案が策定せられることと存じます。そこでこの対策案ができ上りますれば、これを極力すみやかに実施に移して行きたい、かように存じておる次第であります。
田中角榮
39
○
田中
(角)
委員長代理
ただいままで
審査
をいたしました
日程
第一、第二、第六、第七、第一一、第一二、第二六、第四八、第四九、第六二、第七二、第七三、以上十二件の採否についてお諮りをいたします。以上十二件につきましては、
政府側
の
説明
を求めた
通り
、その
趣旨
はいずれも適切妥当と思われますので、採択の上内閣に送付すべきものと思うのでありまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
40
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
本
委員
会においては採択せられました。 なお採択となりました
請願
に関する報告書の作成提出等につきましては、
委員長
に御一任を願いたいと思いますが御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
41
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
そのようにとりはからいます。 —————————————
田中角榮
42
○
田中
(角)
委員長代理
お諮りいたします。
請願
第一より第八四まで、以上八十四件のうち、ただいま採択になりました十二件及び
日程
第一○、第六三、第六四の三件を除き
一括議題
といたします。 ただいま
一括議題
といたしました
請願
の案件につきましては、その
趣旨
いずれも適切妥当と思われまするので、これを採択の上内閣に送付すべきものと思うのでありますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
43
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
一括採択に決しました。 なお本採択案件に対する報告書の作成その他に対しましては、
委員長
に御一任を願いたいと思います。 —————————————
田中角榮
44
○
田中
(角)
委員長代理
ただいま一括上程から除きました
日程
第一〇、
日本建設公社創設等
に関する
請願
、
大野伴睦
君
紹介
、
文書表
第六五号及び
日程
第六三、
北山川ダム
築設反対に関する
請願
、
世耕弘一
君
紹介
、
文書表
第七〇一号、
日程
第六四、同じく
北山川ダム
築設反対に関する
請願
、
田渕光一
君
紹介
、
文書表
第七七〇号、以上三件につきましては、なお当
委員
会において
調査
をする必要ありと認められるのでありまして、一応保留いたしたいと思うのでありますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
45
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
以上三件は保留いたすことにいたします。以上によりまして
請願
の
日程
は一応
審査
を完了いたしたわけであります。 —————————————
田中角榮
46
○
田中
(角)
委員長代理
次に
陳情書
の
審査
に移ります。
陳情書
第一ないし第二三、以上二十三件のうち、
日程
第一五を除き二十二件を
一括議題
といたします。
陳情書
日程
第一ないし第二三のうち第一五を除く
陳情書
につきましては、その
趣旨
適切妥当と思われまするので、本
委員
会において了承いたしたいと思うのでありまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
47
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
以上二十二件につきましては、本
委員
会においてその
趣旨
を了承いたすことに決しました。 —————————————
田中角榮
48
○
田中
(角)
委員長代理
なお
陳情書
日程
第一五、
木曽川総合開発計画
による
犬山ダム建設計
画反対
に関する
陳情書外
一件、東京都千代田区丸の内一丁目一番地社団法人全日本観光連盟会長佐藤尚武外一名、
文書表
第二二四号につきましては、なお本
委員
会におきまして愼重
審査
をいたす必要ありと思いますので、一応了承することを保留いたしたいと思うのでありますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
49
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
日程
第十五は保留をいたすことに決しました。以上をもちまして
請願
及び
陳情書
の
審査
を完了いたしました。 次に閉会中
審査
の件についてお諮りをいたしたいと思います。近く会期も終了いたしますので、当
委員
会といたしましては、閉会中に国政に関する
調査
を行いたいと思います。つきましては国会法第四十七条第二項による議院の議決で特に付託せられた事件について、閉会中
審査
することができるのでありまして、この際議長に一、国土
計画
及び地方
計画
に関する件、二、都市
計画
及び住宅復興に関する件、三、
道路
及び
治山
治水
事業
に関する件、四、特別調達庁の営繕及び保有物資の
調査
等に関する件について閉会中
審査
の申出をいたしたいと存じまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
50
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
さよう決します。 なお
調査
のため、閉会中各地に
委員
を派遣することがあると思うのでありますが、これが
委員
派遣その他に対しまする手続等につきましては、
委員長
に御一任願いたいと思うのでありまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
田中角榮
51
○
田中
(角)
委員長代理
御異議なしと認めます。よ
つて
委員長
においてしかるべくとりはからいます。以上をも
つて
本日の
日程
を終了いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時五十二分散会 〔参照〕
請願
に関する報告書 〔都合により別冊附録に掲載〕