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1950-02-02 第7回国会 参議院 通商産業委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十五年二月二日(木曜日) 午後一時四十八分開会 ————————————— 本日の
会議
に付した事件 ○
特別鉱害復旧臨時措置法案
(内閣送 付) ○
産業復興公団法
の一部を改正する法
律案
(
内閣送付
) ○
証人喚問
に関する件 ○
連合懇談会
に関する件 ○
電気
に関する
特別委員会設置
に関す る件 —————————————
小畑哲夫
1
○
委員長
(
小畑哲夫
君)
只今
より
委員会
を開きます。
特別鉱害復旧臨時措置法案
並びに
産業復興公団法
の一部を改正する
法律案
、いずれも
予備審査
でありますが、これを
一括議題
にいたしまして、
政府側
の
提案理由
の説明をお聞きしたいと思います。
稻垣平太郎
2
○国務大臣(
稻垣平太郎
君)
只今議題
となりました
特別鉱害復旧臨時措置法案
について、その
提案理由
を御説明いたします。 この
法案
は先般の
臨時国会
に上程いたしまして、
愼重御審議
を
願つたの
でありますが、
会期等
の
関係
により、
審議未了
と
なつ
たものであります。然るに先般御説明申上げたように、いわゆる「
特別鉱害
」を急速且つ
計画
的に
復旧
することは「
公共
の福祉を確保するため必要でありますので、
政府
においても愼重な
検討
の結果、一昨年四月以降、その
復旧
の
方針
を決定し、爾来この
方針
に基き、
復旧事業
が施行されて参
つたの
であります。 然るに御
承知
のように、昨年九月十六日を以て
配炭公団
は解散し、石炭の統制は撤廃されたのでありまして、その結果国費、及び
地方公共団体負担金
を除く、
出炭屯当り
十六円十一銭の
割合
で炭価に織込まれた、
特別鉱害復旧費
の
調達方式
、いわゆる「
配炭公団
の
プール資金制度
」の
継続
が不可能となり、その
復旧工事費
の主要な
財源
が失われることとな
つたの
であります。併しかような
事態
の発生のため、すでに発足し、順調に進捗中のこの
継続事業
を突如として中絶させるわけには行かず、又
特別鉱害
の
復旧
を急ぐ
事情
も、その個々の
内容
において多少の
変更
はありますが全体としてますます増大して来ているのであります。かてて加えて、右の
事情
の
変更
を
知つた特別鉱害
の
被害者
を初めとしてその
関係者
の懸念と焦慮は、極めて深刻なものがあ
つたの
であります。
かく
て従来の
配炭公団
の
プール資金制度
に代るべき新らしい
財源措置
を求める声が、現地を
中心
に澎湃として起り、
政府
に対して強い要望が行われたのであります。
政府
はここにおいて、速かに所要の
法的措置
を講ずることとし、可及的従来の線を踏襲して、この
法案
を立案し、事の
緊急性
に鑑み、今次第七
国会
に再び
提案
いたした次第であります。
愼重御審議
の
上速
かに可決せられる事を重ねて希望いたす次第であります。 次に
産業復興公団法
の一部を改正する
法律案
について、
提案理由
を御説明申上げます。
産業復興公団
は、同法第三條第三項の規定により、その
運営資金
の借入れの途を
復興金融金庫
に限られていたのでありますが、御
承知
の
通り
最近に至り
復興金融金庫
がその
貸出業務
を停止するに至りました結果、
産業復興公団
は新たに
運営資金
を借入れる途を閉されることとな
つたの
であります。 然るに本年度においては、
復興金融金庫
は
産業復興公団
に対する
貸付金
についてもこれを回收することとな
つて
おりますが、
産業復興公団
の
復興金融金庫
かからの
借入金
は、その使途が固定化されて直ちに回收することが困難なために、他に融資の
方法
を講じない限り
返済
の途がないのであります。 又
産業復興公団
の
昭和
二十五年度
予算
は、
收入
総額三十三億五千万円にな
つて
おり、年間を通じて見るときは十分にその
收支
は償うのでありますが、
支拂経費
は
価格差益金
の納付、
引取物品代
の支拂等が
上半期
中に集中される
見込
でありますから、
收入
と支出との時期的な
食違い
を生じて、
上半期
中には短期的な
運転資金
が不足となる
見込
なのであります。
本案
は、以上のごとく今後
産業復興公団
が
借入金
の
返済
又は一時
運転資金
に充当するために新たに
借入金
を必要とする
事態
が生じました際
大蔵省預金部
より新たに
運転資金
を借入れる途を開かんとするものであります。 以上が
本案
を提出いたしました
理由
でありまして、何とぞ速かに御
審議
の上御協賛あらんことを希望いたします。
小畑哲夫
3
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 質疑は次回に延したいと思いますが御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小畑哲夫
4
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
只今
の二
法案
に対してはこれで一応本日は打切ることにいたします。 ———————————————
小畑哲夫
5
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 次に
委員会運営
に関する二三の件を御協議願いたいと思いますが、
税制改革
と
産業振興対策
に関する
調査
、これの
税制改革
につきましての
業界
の
代表者
の
出頭
を
願つて意見
を聞きたいと思いますが、それについて
証人
の
出頭
を求める件を御協議いたします。
只今
こちらでこういう
証人
を
出頭
して
貰つて
と
計画
しておるものを
山本専門員
から
ちよ
つと
報告
申上げますからお聴き取り願います。
山本友太郎
6
○
専門員
(
山本友太郎
君) 御
報告
申上げます。
大変分野
の非常に広いものでございますから一回に全部ということはできませんので、取敢えず基礎産業的なもの、公益事業的なものといつた種類のところを
代表
的に三
分野
を選びまして、その
一つ
は
鉄鋼関係
で
日本鉄鋼連盟
の
代表者
、即ち
調査局次長
の岡野君、それから
調査役
の平岡君、この
両君
に煩わす。次は
金属工業
を
中心
といたします
工業関係
で
日本鉱業協会
の
梶原総務部長
並びに同
協会
の
田村経理部長
、この
両君
を煩わす。それから次に
電気関係
におきましては
日本電気協会
の
田中常務理事
並びに
日発本店
の
鈴木総務課長
、この
両君
を煩わす。以上六人の
証人
をお招きしまして
業界
の方からの
事情
をつぶさに承つたらという案でございます。
小畑哲夫
7
○
委員長
(
小畑哲夫
君)
只今報告
を申しました
証人喚問
に対して御
異議
ございませんか。 〔「「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小畑哲夫
8
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 御
異議
ないと認めまして、これらの人に
出頭
を
願つて
明日午後一時から
税制改革
に対する
業界
の
意見
を聽取することにいたします。 ———————————————
小畑哲夫
9
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 次に
中小企業金融打開策
に関しまして、
大蔵委員会
の方に請願が出ておるのでありますが、これについて
中小企業振興会
の
会長松澤
という人が来まして衆議院の方では本月七日にこの
通産委員会
と
大蔵委員会
の名で
全国各地
の
中小企業者
の
代表者
を集めて、この
金融打開策
についての
懇談
をするということに承認を得たので、参議院の方においても引続きや
つて
欲しいのだけれども、八日という日が
差支
えるので十四日の午後一時から
一つ
両
委員会
の
委員
の方に御
出席願つて
、
関係官庁
も呼んでこの
金融打開
について
懇談
がして欲しいという
申出
があるのですが、今
大蔵委員会
の方に、ここで御賛成を得ればこの書類を廻して諮
つて
頂こうと思
つて
おりますが、如何ですか。
議員会館
の
会議室
でやります。その以前に本月今のところ六日に実はこの
委員会
として
官庁方面
並びに
金融機関
の方に
出席
を
願つて
、この
中小企業金融
についての会を開きたいという
予定
はしておりますけれども、
業界代表
と言いますか、
中小企業者
の
全国
の
代表
がここに印刷がありますが、これらの人が
出席
して
意見
を聽いて貰いたい、陳情がしたいと、こういうことなんであります。そう
取扱つて
よろしうございますが。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小畑哲夫
10
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 御
異議
ないと認めまして、さように
大蔵委員会
の方へ通知をいたします。
栗山良夫
11
○
栗山良夫
君 まだありますか。なければ
ちよ
つと
発言
を許して頂きたい。
小畑哲夫
12
○
委員長
(
小畑哲夫
君) どうぞ。
栗山良夫
13
○
栗山良夫
君 どうも
通産委員会
は
委員
の
出席
がよくないのでありまして、いろいろ原因があろうかと思いますけれども、一番問題になりますことはこの
委員会
で取扱います
法案
の
予定
というものが
割合
によく分
つて
いないのじやないか。それから本
委員会
の
調査研究事項
につきましてもいろいろと
專門調査員
の
方々
が
中心
にな
つて計画
を立てて頂いておるわけでありますが、
議員
の方に連絡がついていない点があると思います。
従つて会期
も……
質問演説
も終りまして以後、
ちよ
つと中だるみの恰好でありますが、
委員会
としては相当活溌に運動もしなければなりません。又
議員
の人々もそれぞれれ
自分個人
の
仕事
もいろいろとおありのようでありまして、そこを余程うまく
調査
いたしませんと
委員会
として活溌な活動ができにくいと私は思うのであります。そこでこの
委員会
で
一つ方針
を決めて頂きまして、
政府側
からはつきりした
法案
の
予定
を伺いまして、そうして大体
会期
一杯におけるその
議事進行
の
予定表
を先ず
作つて
頂く。それから
委員会
の各般の
調査研究事項
につきましても
專門調査員
のところでよく
計画
を立てて、そうして成るべく毎週でも結構であります、或いは二週間でも、できるならば全般のものでも結構であります。相当の
確実性
のある
議事運営
の
予定表
を
一つ
作つて
頂く、そうしてその
予定表
に基いて成るべく
沢山
の
議員
が
出席
せられる機会を
作つてお互い
にこの
委員会
がもう少し熱心に而もスピーデーに進むように
是非
ともせられたいとこういうように
提案
をいたす次第であります。今のような
工合
に進むと全く申訳ありませんし、又私も
社会党
の
議員
でありますが、
社会党
の
議員
も余りよく
出席
しませんので私自身も全く申訳ないと思
つて
おりますが、
是非
とも
一つ
そういう
工合
にお取上げを
願つて
進んで頂きたい、これが第一であります。それから第二点は丁度第六
国会
のときであつたと思いますが、この
電力関係
の問題が
料金関係
、或いは再
編成
問題、その他
税制
の
問題等
をひつくるめまして非常に重荷にな
つて
来たので、
通産委員会
だけでは到底処理し切れないであろうからして
特別委員会
を設置願いたいという声が一部の本
委員会
に所属しない
議員諸君
から
議院運営委員会
を
中心
にして
主張
されたことがございます。それについて当時この
委員会
でも一応問題になりましたが、本来電力問題は
通商産業委員会
の
仕事
であるので、本
委員会
で十分なし得る、
特別委員会
のごときはもう少しよく考えて見るべきだという御
意見
がありまして、第六
国会
の
会期
中には問題にならなかつた。ところがその後やはり
皆さん
御
承知
のように第七
国会
に入りましてからは
議院運営委員会
において各
委員会
の
運営
の問題と睨み合せまして、重要な問題については成るべく多数の
議員
が参加し得るように
特別委員会制度
を設ける、或いは
国会法
を改正いたしまして、
常任委員会制度
の運用を調整をいたしまして、必要な
委員会
には相当多数の
議員
が席を列ね得るような
措置
をするべきではないかという議が出まして、その後
議院運営委員会
におきましては小
委員
を挙げましてこれを
研究
することに大体な
つて
今日に参
つて
おります。
只今
の状況では一応電力問題に対しましてはすでに新聞で報ぜられておりますように、再
編成審議会
が
政府
の
答申
も終りましていよいよ
関係筋
との御折衝も一応あろうかと思いますけれども、
只今
の様子では或いは近い将来に
国会
の方に問題が移る傾向が強いと私は思うのであります。
従つて
今
議院運営委員会
で
主張
されておる点を私共は全然度外視しておるわけには参らないのであります。ここに
議院運営委員会
で
主張
されております
通商産業委員会
を
中心
として電力問題に関する
特別委員会
を設置するというような
方向
に向いておりますから、こういうような線で本
委員会
としてもどういう
工合
にいたすべきか、やはりその所管上から申しましても、立場を決定して置く必要があろうかと思います。
従つて
この二件を私は
提案
いたしたいと思います。
中川以良
14
○
中川以良君
今
栗山委員
の
お話
がございました後段の問題でありますが、実は
議院運営委員会
の小
委員会
といたしまして本日この問題が論議せられたのであります。先般来本問題はいろいろ
研究
されておりましたが、
特別委員会設置
の問題につきまして講和問題に関する
特別委員会
、それから
電気
問題に関する
特別委員会
というこの
二つ
が一応
検討
を加えられたわけであります。本日講和に関する問題はいろいろ
議論
がありまして後廻しにな
つたの
であります。
電気
に関しまする問題は早急にやはり作るべきではないかという
主張
が多数の
委員
から出ました。丁度私は本
委員会
の
委員
をいたしておりますので、本
委員会
といたしましては先般かようなる大体
申合せ
をしてあるのだと従来のいきさつを申述べた次第であります。そこで
通商産業委員会
を
中心
にしての
特別委員会
を作つたらどうかということにな
つて
参りました。その場合にいろいろ
議論
が出たのでありますが、現在本
委員会
は二十人おる、これを十名殖やして三十名にする、そうして
特別委員会
を
作つて
、このうちこの
委員会
の
委員
をや
つて
おる人は当然優先的に
特別委員会
の
委員
になる資格を與える、併し各
会派
により又
個人
の意思によ
つて特別委員会
に入りたくないという人は他の人を各
会派
で出して貰う、こういうことにしたらどうか、そうして
委員長
につきましては、私は本
委員会
の
委員長
の
兼任
を
主張
いたしたのでありますが、これはやはり一応
互選
をして決めるべきであろうということに大体
議がま
とま
つたの
であります。それから
事務局
につきましては、
予算
がないので
沢山
の
予算
を取
つて
特別に
事務局
を作るということは不当であるというので、これは
通商産業委員会
の
事務局並び
に
安定委員会
、
建設委員会
の
事務局
の者に適時これを手伝
つて
貰うということにしようではないか、これを各
会派
に持ち
帰つて一つ
各
会派
の
意向
を取りまとめて、次の
委員会
において更に
検討
を加えようということにな
つたの
であります。そこで
通商産業委員会
に対しては私も
委員
をしておるのだからその経過はよく御
報告
をいたして
皆さん
の御
了解
を求めるように努めるということで、私は先程
帰つて参
つたような次第であります。
委員会
の
委員
の数は
只今
これも今日大体決ま
つたの
でありますが、本年にな
つて
からの再開の日即ち一月二十三日の
各派
の
人数
を基準として、新らしい
委員
を割当てるということにな
つて決定
をいたしました。大体これによりますると、三十人の
特別委員会
を作るといたしますと、
緑風会
九名、
民主自由党
が七名、
民主党
が五名、
社会党
が五名、
無所属
が二名、
新政クラブ
一名、
共産党
一名というのであります。そこで現在の
通産委員会
の
人数
は、
緑風会
六名、
民主自由党
四名、
民主党
、
社会党
三名、
無所属
、
新政クラブ
、
共産党
各一名になります。
従つて
新たに
特別委員会
に加わる
人数
は、
緑風会
が三名、
民主自由党
三名、
民主党
三名、
社会党
二名、
無所属
一名、
新政クラブ
、
共産党
は零、こういうようなことに大体なる。こういうような一応
結論
を先程出したような次第でございます。一応これを御
報告
申上げます。
小畑哲夫
15
○
委員長
(
小畑哲夫
君)
只今
問題にな
つて
おります
電気
に関する
特別委員会設置
ということにつきましては、前
国会
に実はこの
委員会
に一度
提案
をしたことがありますが、あのときには
只今中川委員
の
お話
のごとく、先ずこの
委員会
において知ろうということに決定した、ところが最近例の五人
委員会
の
答申案
もできたとかいうようなことで余程問題が差追
つて
来た、こういう形になりましたので、他の
法律案
も可なり当
委員会
に出る模様がありますので、この際
特別委員会設置
、而も本
委員会
を
中心
としたところの
特別委員会
ということになります場合に、この
委員会
として大体の
意向
を決定して置くことも必要かと存じます。これについて御
意見
のございます方は御
発言
を願いたいと思います。
中川以良
16
○
中川以良君
只今ちよ
つと申上しましたが、今日の
議運
での話では更に名称の問題につきましては、或いは
電気事業
再
編成
に関する
特別委員会
とか、
電源開発
に関する
委員会
というようなことが出たのでありまするが、
結論
的には電力問題に関する
特別委員会
ということにしようということに大体まとまつたようでございます。これを取上げる問題は、即ち再
編成
の問題、それから
電源開発
の問題、
電力料金
の問題、大体この
三つ
に重点が置かれるようなことになるだろうと思います。そこで私といたしましては、飽くまでも本
委員会
が
中心
にな
つて
これをやるべきで、今までよりもつと我々は勉強してこの問題と取つ組んで行かなければならないと考えるのでありまするが、今日論ぜられた行き方になりますると、まあ本
委員会
がやはり
中心
にな
つて
やりまするので、大体私共の目的は達せられるのではなかろうかと考えます。更にこれを各
会派
に持ち
帰つて
、各
会派
の
意向
を取りまとめることにな
つて
おりましたので、
民主自由党
といたしましては、早速
只今
の
議員総会
においてこの問題を諮りましたところ、大体その案につきましては異存なく、さような
方針
で
民主自由党
は了承しようというようなことにな
つて
おります。この点も併せて御
報告
を申上げます。本
委員会
もさような
方向
に御
意見がま
とま
つて
頂きますれば、大変私は仕合せではないかと考える次第であります。
小畑哲夫
17
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 他に御
意見
ございませんか。
栗山良夫
18
○
栗山良夫
君 私
只今
提案
したときに、丁度
中川
さんからそういう御
報告
を頂きましたので、問題が明らかになりました。結構と思いますが、問題はこの
通商産業委員会
を
中心
にするという解釈なんでありまして、再
編成
、
開発
、
料金
、そういう問題を全部含むわけでありますから、今の案によりますと含むわけでありますから、この点を本
委員会
としてどう考えるかということを、一応
皆さん方
で御
研究
を願わなければならん。もう
一つ
は、具体的に
通産委員会
を
代表
してという意味におきますと、いろいろな
関係
からいたしまして、
委員長
の問題が直ぐに起
つて
来るわけでありますが、この問題については現在の
通商産業委員長
が兼ねるか兼ねないかという問題は、この
委員会
の
性格
を決定する重要な問題でもありますから、この
二つ
をよく
研究
せらるべきであると私は考えるわけであります。私の
意見
としては兼ねておられた方がいろいろな面で便利じやないか、こういう
工合
に考えます。これは
通産省
の方との
関係
もありますし、いろいろな面から
言つて特別委員会
を置きますが、その
委員長
は
通産委員会
の
委員長
が兼ねる、そうしてそのうちの三十名の
構成メンバー
は、一応現在の
通商産業委員
が優先的に入る、そうして残りの
委員
は
各派
から適当な方が出て頂く。現在の
通商産業委員
の中で、新らしいそういう
性格
を持つた
委員会
或いはその他の情勢を考えて、
委員
の入替えを
各派
でおやりになるのは、自由な話で、そういう
工合
に私は進められたい、こう考えます。第一点の方の再
編成
、
電源開発
、
料金
問題はそういうようなものとしての
特別委員会
ができますれば、私はこの
三つ
をひつくるめて入れて
差支
えない、こういう
工合
に考えます。
玉置吉之丞
19
○
玉置吉之丞
君
栗山
君から
委員長
の問題が出てお
つたの
ですが、これは
議運
の方は、
委員長
は別の方から出す、
互選
の結果出すのが妥当だというような
申合せ
……。
中川以良
20
○
中川以良君
委員長
の問題につきまして、私は
只今栗山委員
の御
主張
の
通り
に、本
委員会
の
委員長
の
兼任
を極力
主張
いたしたのでありますが、いろいろ
議論
の結果
結論
的には、形式上とも
かく
も
委員会
の新らしくできる
特別委員会
において、
委員長
は
互選
をするということに
話がま
とま
つて
おりまするような次第でございます。
兼任
はいけないということを
言つて
いるのではなかろうと存じます。
結城安次
21
○
結城安次
君
ちよ
つと
中川
さんにお伺いしたいのですが、つまり電力問題の
特別委員会
を作るということをいろいろ
議運
でや
つて
お
つて
、
通産委員
が
中心
で、つまり
増加分
だけこれから新たに
各派
に割当てて出すということは、大体納得できたのですか。
中川以良
22
○
中川以良君
納得できました。
結城安次
23
○
結城安次
君 私共の
会派
で話したときは、これは
安本
の問題である、いや
建設省
の問題だ、大体電力問題のときは、
販売方法
、値段のことは
通産省
で決めてもいいけれども、作ること自体は
建設省
の問題じやないか、更に遡ると、どういうふうに
日本
の
総合計画
をするかどいう場合には、
建設省
じやない、
安本
だ、どうしても
安本中心
、
建設省中心
というようにな
つて
、実は私もあなたのような
主張
を
会派
でしてお
つたの
ですが、頗る
弱勢
であつた。それで困
つて
お
つたの
ですが、そういうことに
各派
が納得できたということは愉快に思うのです。それで先程
栗山委員
のおつしやつた
委員長
の問題ですが、これは私は余り触れる必要はないと思います。いわば二十名のところへ十名くつつくわけでありますから、
互選
でも何でも一向
差支
ない。そういうことは余り触れぬがいい。私は
通産省
を
中心
として行くということに決まるなら、その前提が通るなら、何も言うことはない。私はそう思いますから。
中川以良
24
○
中川以良君
今のお答えを申上げます。成る程
緑風会
からは
藤井
君が出ておりまして、そういうようなことも出て参りました。併し
安定委員会
の
委員
としては
委員長
の佐々木君、それから
藤井
君も
安定委員
、これらの
方々
がいろいろ
議論
いたしましたけれども、私共の
主張
した本
委員会
を
中心
にということにはよく
了解
して呉れましたから、その点は御安心頂いて結構であります。尚
建設省関係
も、今の
建設方面
は俺の方の
分野
だという御
主張
もあるようであります。そういうときには
特別委員会
を
中心
に
合同審査
をして行けば何ら問題はないじやないか、
安定委員会
なり
建設委員会
は。
栗山良夫
25
○
栗山良夫
君 それは解決した問題でありますから私論及するのは避けていいわけでありますが、
安定委員会
との
関係
ですけれども、
安定本部
は
青木長官
が言明されておるように、ますます縮小していろいろの問題を扱わないという
方向
に行政的に向いておるのであります。やはりそういう観点からしても将来私は
産業関係
はやはり段々と
通商産業
の方に移
つて
行くだろうと思います。 それから特に今度の当面の
電気事業
の再
編成
問題が
特別委員会
に置かれるのは火急の問題だろうと思いますが、これは当然
通商産業委員会
の問題でありますから、今
議運
の小
委員会
で決定された
方向
が正しいと思います。
建設省
の問題が残りますから、それは今
中川委員
が言われた
通り
で私は結構だと思います。問題は今
結城委員
から、
委員長
の問題に対してそんなにこだわらなくていいじやないかということをおつしやいましたが、それは私共も
異議
はないのですが、円滑にいろいろな
議事
を運んで行きますためには同じ
通商産業委員会
の中で全く同じ問題を扱えるような恰好になるわけで、
通産委員会
と作られようとする
特別委員会
との間に混同が起きまして、これは農林省の中にある
農林委員会
と
水産委員会
の
関係
とは
ちよ
つと違うのでありまして、
従つて
その辺を非常に有機的に而も円滑に
運営
するためには
含み
として、形式的には私は
互選
でも結構でありますけれども、実質的にそういうような形になるような
含み
を以て
了解
をしたい、こういう
工合
に私は考えるわけであります。その辺は今後
議運
で当然問題になることでありますけれども、この
委員会
としてはそういうような
了解
の下に賛成するということに一応して置いて頂きたい、こう考えるわけであります。
小畑哲夫
26
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 如何でしよう。他に御
意見
ございませんか。
結城安次
27
○
結城安次
君 今
栗山委員
の
お話
ですが、当然さような
結論
のつもりで
言つて
お
つたの
です、或いは言葉が足りなかつたかも知れませんが……
小畑哲夫
28
○
委員長
(
小畑哲夫
君) この問題はこの程度でよろしうございますか。その前に
栗山委員
から御
発言
になりました本
委員会
の
法律案
で
只今
予定
されておりますものは、実は可なり多いのであります。
ちよ
つと読み上げて見ますか。
栗山良夫
29
○
栗山良夫
君 私は今その個別の明細を発表して頂くことを希望しているのではないのでありまして、そういうことを含めましてよく
研究
を願う。今日ここに
出席
している人は伺えば直ぐ分るのですけれども、問題は
出席
していない人のことが問題になるので、よく
研究
をいたしまして、そうしてこの
委員会
が
定員数
において、或いは
審議
の
内容
に沸いても十二分に義務を果すようなことができまするように
一つ理事
の間で練
つて
貰いたい、こういうのが私の
意見
です。
小畑哲夫
30
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 分りました。
玉置吉之丞
31
○
玉置吉之丞
君 今の
特別委員会
の問題は大体了承しましたが、我々も各
会派
に
帰つて
一応
了解
を得なければならぬ、この前問題にな
つて
おりますから。問題はなかろうと思いますが……。
小畑哲夫
32
○
委員長
(
小畑哲夫
君) 今
玉置委員
の御注意がありましたように、各
会派
ということは、
議運
の小
委員会
で
報告
があるだろうと思いますから、そのときに
一つ会
の態度のお決め願いたいと思います。それでは
理事会
を開きまして本
委員会
の
運営
につきましては、十分善処いたしますから御了承願います。 それではこれで
委員会
を閉じます。 午後二時二十六分散会
出席
者は左の
通り
。
委員長
小畑 哲夫君 理事 廣瀬與兵衞君
玉置吉之丞
君
委員
栗山
良夫君 下條 恭兵君
中川
以良君 小杉 繁安君 境野 清雄君 宿谷 榮一君 鎌田 逸郎君 結城 安次君 兼岩 傳一君 国務大臣
通商産業
大臣
稻垣平太郎
君
事務局
側 常任
委員会
專門 員
山本友太郎
君