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西郷吉之助君 今の問題はそれ以上追究しませんが、大体そういうような
予算の流用みたいなことをやらなくちやならない現状が、この
法案もこの前政令で、何というか、新聞に発表に
なつた。その際この
委員会で御
説明を願
つたので、その際にもこういう
経過規定が必要ではないかという御
発言があつたと思いますが、おくれ馳せながら
政府がその
経過規定を
法的措置が必要と感付いて、三十日にな
つて出したわけですが、甚だこういうことをしなくちやならんという原因は
地方税のああいうふうな大きな
法案を出して置いて、これは
議会提案が諸般の事情で非常に遅れた、而もその
法案を、
議会を通過すると同時に
施行するところに無理がある。ああいうふうな
根本的な
改革であるから、それを実行するにおいては少くとも半年くらいの
余裕を以てやるつもりならば、こういうふうな粗雑なことをしなくても済むと思う。そこにもうすでに非常な誤りがあると思う。まあそれはそれとして、今の御
説明においては納得できないけれども、その点何かもう少しそういうふうな場合にはもつと合理的な何か
措置はないのですか。