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1950-04-29 第7回国会 参議院 建設委員会 第23号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十五年四月二十九日(土曜日) 午後二時一分
開会
—————————————
委員
の異動 四月二十八日
委員佐々木鹿藏
君辞任に につき、その補欠として
植竹春彦
君を 議長において指名した。
—————————————
本日の
会議
に付した事件 ○
住宅金融公庫法案
(
内閣提出衆議院
送付
) ○
熱海国際観光温泉文化都市建設法案
(
衆議院提出
) ○
伊東国際観光温泉文化都市建設法案
(
衆議院提出
)
—————————————
中川幸平
1
○
委員長
(
中川幸平
君) それでは
只今
から
建設委員会
を
開会
いたします。
住宅金融公庫法案
を
議題
に供します。
質疑
のおありの方は順次御
発言
を願います……別に御
発言
もないようですから
質疑
は盡きたものと認めて御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中川幸平
2
○
委員長
(
中川幸平
君) それでは御
異議
ないものと認めます。 それではこれより
討論
に入ります。御
意見
のある方はそれぞれ
賛否
を明らかにしてお述べを願います。
石坂豊一
3
○
石坂豊一
君
住宅金融公庫法案
に対する我々の
考え
はまだ金利の問題、
貸付年限
の
問題等
について多くの
意見
を持
つて
おりますが、かような
修正
を加えまするときには、非常に
法案
の
成立
を妨げるような憂えもありますので、つきましてはとにかく
本案
の
施行
を急ぐ必要があります、ついては
衆議院
において
本案通過
の際に
修正
をしておりまするその
修正
に同調いたしまして、
本案
の
修正意見
とし、これを以て本
委員会
の
意見
として
原案
を
修正
して
通過
することに同意するように発議いたしますから、どうぞ満場の
諸君
の賛同を仰ぎたいと思います。
中川幸平
4
○
委員長
(
中川幸平
君) 他に御
意見
もないようですから、
討論
は終局したものと認めて御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中川幸平
5
○
委員長
(
中川幸平
君) 御
異議
ないと認めます。それでは直ちに
採決
に入ります。
住宅金融公庫法案
について
採決
いたします。
衆議院
の
送付案
に
賛成
の方の
挙手
をお願いいたします。 〔
総員挙手
〕
中川幸平
6
○
委員長
(
中川幸平
君)
全会一致
と認めます。よ
つて本案
は
衆議院
送付
通り
可決されました。 では例により御
署名
願います。 多数
意見者署名
赤木
正雄
石坂
豊一
大隅
憲二
安達
良助
安部
定
久松
定武
—————————————
中川幸平
7
○
委員長
(
中川幸平
君) 次に
熱海国際観光温泉文化都市建設法案
、
伊東国際観光温泉文化都市建設法案
を一括上程することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中川幸平
8
○
委員長
(
中川幸平
君) 御
異議
ないと認めます。御
質疑
のある方は順次御
発言
を願います。
赤木正雄
9
○
赤木正雄
君 昨日の
質疑
でもいろいろ問題がありましたが、第四條の問題であります。つまりこういう
法案
が各
都市
にでき得るものと想像せねばなりません。そういう場合に、この第四條のような
規定
を置きますと、国の
財産
に対して
無償
でこれを
譲与
するというふうなことになりますので、非常に弊害があろうと思います。でありますから、この
法案
全体はとにかく、私は少くともこの第四條に対して
修正
を試みたいと思います。その
修正
を説明いたしますと、この第四條の
規定
によりますと、
熱海
も
伊東
も
国際観光文化都市建設事業
の用に供するため、必要があると認める場合においては、
国有財産法
の五十八條の
規定
に拘わらず、その
事業
の
執行
に要する
費用
を負担する
公共団体
に対し、
普通財産
を
譲与
、即ち
無償
で
譲渡
することができることにな
つて
おるのでありますが、この
規定
は余りにも
恩惠
が厚きに過ぎるのではないかとの国民の譏りを免れないと
考え
ますので、以前に審議いたしました
首都建設法
の例に倣いまして、單に
譲渡
することができるというふうに
修正
しようとするものであります。従いまして、この
修正
によりますと、
国有財産
たる
普通財産
の
譲渡
について、価額の割引をいたすとか、或いは
無償
にする等の
効果
は伴わないのでありまして、
国有財産法
の
規定
によ
つて
譲渡
されることになるのでありますが、運用上実際問題といたしましては、
大蔵大臣
は
普通財産
の譲受け
希望者
が競合
つて
おりますような場合におきまして、この
事業
の
主要性
を考慮に置いて、
譲渡順位
を優先的に取扱われることになるであろう等の
効果
は期待できると
考え
ます。かような
意味
で、私はこの第四條に対して、「国は、
熱海国際観光温泉文化都市建設事業
の用件に供するため、必要と認めるときは、その
事業
の
執行
に要する
費用
を負担する
公共団体
に対し、
普通財産
を
譲渡
することができる。」かように
修正
いたしたいと存じます。これが私の
修正
に対する
意見
であります。この問題は
伊東
に対しても同じであります。
中川幸平
10
○
委員長
(
中川幸平
君) 他に御
発言
ございませんか。
久松定武
11
○
久松定武
君 私は今後
温泉
の
都市
というものがこういう……
中川幸平
12
○
委員長
(
中川幸平
君)
討論
でございますか。
久松定武
13
○
久松定武
君 いや、
質問
でございます。
文化都市
の
建設法
のようなものが今後全国的に私は波及すると思うのでありますが、
政府
はこれに対しまして今後
委員会
その他においてこういうものについての検討されるというような
機関
を設けられているようなお
気持
はありませんでしようか。
八嶋三郎
14
○
政府委員
(
八嶋三郎
君) これは私から…‥或いは答弁する方がいいのかどうか分りませんけれども、別に今のところこういう
法案
につきまして
政府
に別個の
機関
を設けてやるというような意図は現在のところは
考え
ておらないようでございます。これらの問題はやはりこういう国会の
委員会等
において御審議願うことになるのでなかろうかと、こう実は
考え
ておる次第であります。
岩崎正三郎
15
○
岩崎正三郎
君 これは
政府
に
質問
したいのです。
別府
のこの
特別法案
が
通り
まして、それについて
政府
がいろいろ
法案
に
従つて
施策しなければならんと思いますが、これもそれと似ていることで、この
別府
の
法案
に関連して
政府
が直に何か具体的にや
つて
おりますか。
八嶋三郎
16
○
政府委員
(
八嶋三郎
君)
別府
の
法案
が
通り
ましたのは、まあつい最近でございますので、その後におきまして
政府
は別に今のところはこの
法案
が
通つた
後における
処置
といたしましては、何らや
つて
おりませんが、ただまあ具体的のことといたしましては、法規に従いまして、その
法案
の
通つた
という
手続
の問題は、
只今
や
つて
おるだろうと思います。私共
建設
省といたしましては、別に今のところこの
法案
が
通り
ました後におきまする
処置
といたしましては何ら具体的にや
つて
おりません。
岩崎正三郎
17
○
岩崎正三郎
君 この問題はやはり関連した問題だけに、
別府
がああいう問題を一応解決したということを我々は見本にして、この
法案
は、
別府
の
特別都市
というような
法案
が
通過
して、それを実施して見て、そうしてその結果がよかつたらば大いにやるべし、よくなかつたら少し
考え
た方がいいだろうと
思つたの
ですけれども、そういう
意味
で
熱海
の問題も、そう急がなくてもいいだろうと私共は
思つたの
ですけれども、続いて出て参りましたので、その点で
政府
にまあお伺いしたのですけれども、大体
政府
としては、この
特別文化都市建設法案
が
通つて
、
熱海
でも
別府
でも特段によくなるという見通しを持
つて
おられるのかどうか伺います。
八嶋三郎
18
○
政府委員
(
八嶋三郎
君) まあ先程の言葉が少し足らなかつたので、もう少し補足さして頂きたいと思いまするが、この
特別法案
がまあ
成立
いたしまするがためには、実は
住民
の
投票
を要するということにな
つて
おりまするので、現在
議会
は
通り
ましたが、いよいよ本当の
法案
として
成立
をして参りまするには、
法律
の
手続
に従いまして、
住民
の
投票
が
通つて
上におきまして確定した
法律
になると思うのでございます。その後における問題といたしまして、
政府
はできるだけ、若しもこの
法案
が
通り
ました場合におきましては、
議会
の
意思
を尊重いたしまして、
国際観光都市
らしい
一つ
の
都市計画
ということにつきましては、できるだけの御
援助
は惜しまないつもりで私共は努力を払
つて
行きたいということは、
都市局
といたしましては
考え
ておる次第でございます。
岩崎正三郎
19
○
岩崎正三郎
君 具体的に目下そういうことについてこうしてやりたい、ああしてやりたいと、そういうところの具体的な
考え
はまだ持
つて
いないわけですね。
八嶋三郎
20
○
政府委員
(
八嶋三郎
君)
別府
の問題につきましては
一つ
の
計画
はございます。
別府
といたしましても、その実施するにつきましては、勿論重要の度合というものはありまするので、そのまあ重要なものにつきましては、私共は
国家財政
、
地方財政
の許す限りにおいて、
一定
の何か
援助
は申上げたいというような
気持
を持
つて
おる次第であります。もつと詳しい
別府
の
都市計画
を
お話
した上で申上げる方がいいと思いますけれども、今日はまあその時間はないようでありますから、改めて
一つ
又……
赤木正雄
21
○
赤木正雄
君 今
政府当局
から言われたことについて少し
質問
があるのです。この
法案
が
通つた
らば、特にこの
法案
の趣旨に鑑みて考慮すると、こういうような
お話
でありますが、そういたしますと、これは私
別府
の場合にも又
首都建設
の
法案
のときにも何回も
質問
もし、
政府
の答弁も聞いたんですが、全国には百二十数ヶ所の
戦災都市
がある、又
戦災都市
でない
都市
におきましても或いは
日光
のごとき、或いは
箱根
のごとき、現在
日本
の
外客誘致
として最も優れた場所が澤山ある、そういうふうなものに対しては、まだこういうふうな特殊な
法案
が出ていない、
法案
が出ていないために
政府
は
差別待遇
をされる
考え
でありますかどうか。
八嶋三郎
22
○
政府委員
(
八嶋三郎
君) その点は前にも
大臣
が
お話
を申上げましたように、私共といたしまして、
戦災復興
の
都市
を犠牲にしてまで
考え
ておらない次第であります。又特別な
法案
が
通つた
通らないで、又出されておらないでも
観光都市
といつたようなものを全然整備しないのかというような
お話
がございまするが、この点につきましてはやはり
観光都市
として私共は
重要性
のあるところにつきましては、できるだけの御
援助
は申上げて行きたいという
工合
に実は
考え
ておる次第でございます。この
法案
の
都市
だけを
観光都市
として取上げるというようなことには実は
考え
ておらない次第であります。
赤木正雄
23
○
赤木正雄
君
観光都市
のものが整備してないと私は言わない。
差別待遇
をされるかどうか、その問題です。
八嶋三郎
24
○
政府委員
(
八嶋三郎
君)
差別待遇
というような
気持
はございませんが、まあいろいろとその
都市
につきましては具体的の問題もございますので、そういう点について国際的な面として
観光都市
を伸ばして行かなければならんというようなところと、そうでないような
観光都市
とは、多少趣きを異にしなければならないのではないかという
工合
には
考え
ております。
赤木正雄
25
○
赤木正雄
君 今のことはおつしやるまでもなしによく分
つて
おります。
観光都市
として発達させるべきものは当然発達させなければならん、そういうことは分
つて
いますが、
法案
が
通過
したから特にそれに
重点
をお置きになるか、
重点
を置かなくても
法案
が
通過
したために今までと
考え
をお変えになるか、又一面において
法案
が
通過
してないが、例えば栃木県の
日光
のごとき相当重要な
都市
と私は思います。そういうところまで現在も施設しておられますが、今後もよし
法案
はなくても
法案
があると同等の
考え
を持
つて
仕事をなさるか、それを聞きたい。
八嶋三郎
26
○
政府委員
(
八嶋三郎
君) そういう点はお説までもなく、私共は
法案
がなくても
観光都市
として主要なところは、相当の御
援助
をするつもりであります。
久松定武
27
○
久松定武
君 今の
観光都市
の
建設
については国が必要とあれば
財産
を
譲渡
するという第四條の
規定
ですね、
戦災都市
や何かに対しては、どういう
規定
が、そういう
譲渡
する
規定
がありますか。
八嶋三郎
28
○
政府委員
(
八嶋三郎
君)
戦災都市
だけに限
つて
譲渡
するというような
規定
はございません。実は
国有財産法
に基きまして、或る
一定
の
都市計画
上必要といたしまする例えば公園とか何といつたものにつきましては、
譲渡
する途があると思います。その
規定
だけでございまして、これは何も
戦災都市
に限らず、一般の
都市
につきまして同様でございますので、
戦災都市
なる故を以て、特別に
譲与
するとか
譲渡
するといつたような
規定
はございません。
久松定武
29
○
久松定武
君 そうしますと、国は特に
観光都市
だけは、今のような第四條が非常な優遇をされた
規定
を持つ、
特別戦災
を被つた非常に苦しい思いをしておるところにそういう
規定
がない。私は非常な不公平と思いますけれども、
政府
はどうお
考え
ですか。
八嶋三郎
30
○
政府委員
(
八嶋三郎
君) まあそういうふうな不公平であるかどうかという問題は、結局
政府
が必要と認めた場合ということになると思うのでありますが、私共といたしましては、まあ
戦災都市
に関しまするものにつきましても、或る
一定
のものは欲しいというような実は
気持
は持
つて
おります。
観光都市
なるが故を以て特別の
規定
を置くよりも、広い
意味
を持
つて
いると
考え
て頂く方がよいのではないかという
気持
は持
つて
おる次第でありますが、これらはできるだけ
皆様方
の御
援助
によりまして何とか問題の措置を
考え
て行きたいとは思
つて
おります。
久松定武
31
○
久松定武
君
政府委員
は、それではそういうような
戦災都市
に対して今後
修正
する
意思
がありますのですか。
八嶋三郎
32
○
政府委員
(
八嶋三郎
君)
政府自体
といたしまして、こういう包括的な
規定
で行く方がいいか、もつとやはり細かくや
つて
行くという方がいいか、その点は実は研究をいたしておる次第でございまして、今直ぐこれを
政府提案
として通すというところまでは、
大蔵当局
と話は進んでおらない次第であります。
中川幸平
33
○
委員長
(
中川幸平
君) よろしうございますか。
石坂豊一
34
○
石坂豊一
君 議事の進行について。もう
討論
に入
つて
おるのですか。
中川幸平
35
○
委員長
(
中川幸平
君) いや、まだ……
質疑
が盡きたものと見て御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中川幸平
36
○
委員長
(
中川幸平
君) それでは御
異議
ないと認めます。 それではこれから
討論
に入ります。御
意見
のある方は、それぞれ
賛否
を明らかにしてお述べを願います。尚
修正意見
がおありのお方は
討論
中にお述べをお願いいたします。
赤木正雄
37
○
赤木正雄
君 先程私の
質疑
のときに申しました、この第四條に関する
修正
を
皆さん
にお諮り願います。
石坂豊一
38
○
石坂豊一
君 私は第四條の
修正
に対して
賛成
いたします。その他の箇條に対しては
原案通り
に
賛成
をいたします。
安達良助
39
○
安達良助
君
只今赤木先生
のいろいろな
事情
から
譲与
と
譲渡
という問題に関しまして非常な御高説は御尤もだと思いまするが、この
熱海
と
伊東
との
関係
においては非常に違うという点があるのでございます。という一点は
熱海
は
梅園
を
熱海
市の
住民
がこれを
買つて
いつかこれを国に渡したというような
事情
もありますので、
熱海
の方は
衆議院
の
通過
を
賛成
をいたしまして、
伊東
の方はそういう具体的な
内容
がありませんので、
伊東
の方は
譲渡
という
修正
に対しまして
賛成
いたします。
赤木正雄
40
○
赤木正雄
君
熱海
の方は以前に土地の人の持
つて
いたのを国に上げたと、そういう
関係
があるからして
譲与
でよい、こういうことでありますが、そういうことを段々
考え
ますと、
日光
にいたしましても、その他
箱根
にいたしましても、昔は誰かが持
つて
いた、それを国に上げた、こういうものは澤山ある。実際問題として
国有林
のごときはそれが非常に多い、でありますから私はそういうことは若しよしんば誰が持
つて
たか知りませんが、それを
熱海
が国に寄附したという意でこれを
譲与
にすることは
異議
があります。やはり
修正
に御
賛成
下さつた方が将来これに類する
法案
を処理する場合に公平を期すると思います。
中川幸平
41
○
委員長
(
中川幸平
君) 他に御
意見
もないようでありますから……。
大隅憲二
42
○
大隅憲二
君 私はですね。この四條の問題は
赤木委員
御説の
通り
、その他は
原案通り賛成
をいたすものであります。
従つて
この
熱海
の……以前は
熱海
の
財産
であ
つて国
にやつたものだ、それから尚そういう
事情
もあり、又
熱海
としますとこの
梅園
とお宮の松というのは
熱海
の生命と僕は思
つて
おります。それから尚今度は火災の
災害等
にも同情いたしました場合には、私の
考え
といたしますとこれは
譲与
で行きたいと思うのでありますが、
赤木委員
の御説の
通り他
の関連が多々あるものであるから、私は先程申上げました
通り
、四條はこの
修正
で
赤木委員
の御
意見通り賛成
をいたすものであります。
岩崎正三郎
43
○
岩崎正三郎
君 私も四條の
修正
には
賛成
いたします。それから附加えましてこの
法案
が
通過
した場合には、更に
住民投票
で最後の
施行
が決まると思うのでありますが、これはこの憲法にも
住民投票
をやれとい
つて
おることは、こういう
法案
が作られた場合には、
住民
が本当に
自分
の
法案
だ、
自分
のものだという確信をつけさせるために、
住民投票
をやると思うのでありますが、どうかこの
法案
、
熱海
でも
伊東
でもこの
法案
ができましたらこれは誠に
日本
の現状においては特別のこれは
法案
であるので、
方々
の
戦災都市
その他を
考え
るならば
熱海
、
伊東
の
諸君
は、
別府
も勿論そうでありましようが、この法を本当に活用して、本当によく
熱海
、
伊東
を文化的な立派な
都市
にして貰いたい。こういう強い
希望
を私は申述べて
修正
で
賛成
する次第であります。
中川幸平
44
○
委員長
(
中川幸平
君) 別に御
意見
もないようですから
討論
は終局したものと認めて御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中川幸平
45
○
委員長
(
中川幸平
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
採決
に入ります。先ず
熱海国際観光温泉文化都市建設法案
について
採決
いたします。
討論
中にありました
赤木委員
の
修正案
を
議題
に供します。
赤木委員
の
提出
の
修正案
に
賛成
の方は
挙手
を願います。 〔
挙手者
多数〕
中川幸平
46
○
委員長
(
中川幸平
君) 多数と認めます。よ
つて修正案
は河決されました。 次に
赤木委員修正
にかかる文案を除いた
法案
全部を問題といたします。この
衆議院送付案
に
賛成
の方の
挙手
を願います。 〔
挙手者
多数〕
赤木正雄
47
○
赤木正雄
君 ちよつと、この問題について私はこういう立派な、少くとも地元の
方々
には立派な
法案
でしよう、これが
通過
することを非常に
皆さん
御
希望
なさ
つて
おります。併し私はこの
法案
が果していいか悪いか、全体として大変疑問を持
つて
おります。ややもするとタマニーホールのあの悪弊を
日本
の立法府に持ち来すのではないかという懸念もあります。こういう面から折角
皆さん
の
希望
もあ
つて全会一致
で通ることを
希望
しております。
中川幸平
48
○
委員長
(
中川幸平
君)
速記
を止めて。 〔
速記中止
〕
中川幸平
49
○
委員長
(
中川幸平
君)
速記
を始めて。多数と認めます。よ
つて熱海国際観光温泉文化都市建設法案
は多数を以て、
修正
可決されました。 前例により御
署名
願います。 多数
意見者署名
赤木
正雄
岩崎正三郎
石坂
豊一
大隅
憲二
安部
定
—————————————
中川幸平
50
○
委員長
(
中川幸平
君) 次は
伊東国際観光温泉文化都市建設法案
について
採決
いたします。先ず
討論
中にありました
赤木委員
の
修正案
を
議題
に供します。
赤木委員提出
の
修正案
に
賛成
の方の
挙手
を願います。 〔
総員挙手
〕
中川幸平
51
○
委員長
(
中川幸平
君)
全会一致
を以て
赤木委員提出
の
修正案
は可決されました。 次に
只今
採決
いたしました
赤木委員提出
の
修正
にかかる
部分
を除いての
原案
全部を問題にいたします。
修正部分
を除いた
衆議院送付案
に
賛成
の方の
挙手
を願います。 〔
総員挙手
〕
中川幸平
52
○
委員長
(
中川幸平
君)
全会一致
と認めます。よ
つて本案
は
全会一致
を以て可決されました。 尚、本
会議
における
委員長
の
口頭報告
の
内容
は、本
院規則
第百四條によ
つて
、予め多数
意見者
の
承認
を経なければならないことにな
つて
おりますので、これは
委員長
において
本案
の
内容
、本
委員会
における
質疑応答
の
要旨
、
討論
の
要旨
及び表決の結果を報告することとして御
承認
を願うことに御
異議
ございませんか。
安達良助
53
○
安達良助
君
異議
があります。先程の
熱海
の問題に対しましては
全会一致
でないのでございますからその点了承の上に案文を出して頂きたいと思います。
中川幸平
54
○
委員長
(
中川幸平
君) 後で調べて何します。 それから本
院規則
第七十二條によりまして、
委員長
が議院に
提出
いたします
報告書
には、多数
意見者
の
署名
を附することにな
つて
おりますから
本案
を可とされた方は順次御
署名
を願います。 多数
意見者署名
赤木
正雄
岩崎正三郎
石坂
豊一
大隅
憲二
安達
良助
安部
定
中川幸平
55
○
委員長
(
中川幸平
君) 御
署名漏れ
はございませんか……御
署名漏れ
はないと認めます。それでは暫時
休憩
いたします。 午後二時四十一分
休憩
—————
・
—————
午後三時十分
開会
中川幸平
56
○
委員長
(
中川幸平
君)
休憩
前に引続き
委員会
を
開会
いたします。
速記
を止めて…… 午後三時十一分
速記中止
—————
・
—————
午後三時二十四分
速記開始
中川幸平
57
○
委員長
(
中川幸平
君)
速記
を始めて下さい。それでは本日はこの程度で散会いたします。 午後三時二十五分散会
出席者
は左の
通り
。
委員長
中川
幸平
君 理事
岩崎正三郎
君
赤木
正雄
君
委員
石坂
豊一
君
大隅
憲二
君
安達
良助
君
安部
定君
久松
定武君
衆議院議員
畠山 鶴吉君
政府委員
建設事務官
(
都市局長
)
八嶋
三郎
君