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1950-04-05 第7回国会 参議院 建設委員会 第13号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年四月五日(水曜日)    午前十一時二十三分開会   —————————————   委員の異動 三月三十一日委員大隅憲二辞任につ き、その補欠として黒田英雄君を議長 において指名した。 四月一日委員黒田英雄辞任につき、 その補欠として大隅憲二君を議長にお いて指名した。 本日委員田方進君、大隅憲二辞任に つき、その補欠として安達良助君、玉 屋喜章君を議長において指名した。   —————————————   本日の会議に付した事件 ○別府国際観光温泉文化都市建設法案  (衆議院提出)   —————————————
  2. 中川幸平

    委員長中川幸平君) これより建設委員会を開会いたします。ちよつと速記を止めて。    午前十一時二十四分速記中止    ——————————    午前十一時四十分速記開始
  3. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 速記を始めて。では暫時休憩いたします。    午前十一時四十一分休憩    ——————————    午後零時十分再開
  4. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 休憩前に引続き開会いたします。別府国際観光温泉文化都市建設法案を議題に供します。御質疑のある方は……
  5. 仲子隆

    仲子隆君 大分先般来この問題について研究議論も進められ、今日も大変結構な御意見も出ております。議論になる点も相当考えられるのでありますが、かの例えば日光等を例に取つても、普通ちよつと通りがかりに見るというようなものであるけれども、この別府の情勢は土曜日から日曜日にかけて、ちよつと行つて来るという所と違いまして、外国から来る人間が相当長く滯在し、生活しながらやつて行くというのに都合のいい土地であります。それで数年前から私はこの地区交通をよくし、そうしてその温泉と風光と外人に適する自然、自然の中には我々が見ていいと思うのと、外人が見て適するものとの違いがあると思いますが、外人に適する自然その他がある状況で、早く何とかしなければならんと思いまして、昨年度はここに三千トンの船を通わせようという計画をして、私も大分努力したのでありますが、不幸にして船の都合上これもできなかつた。その後数回その方面を動いて見ましても、鉄道その他がまだ交通上適当でない、道路においてもこれに通ずる道路が十分でないというような事情を見ますと、現状のままにしては、現に相当多数の外人がおり、ここに出入りいたしますが、これを何とかしなければならんと思われる点がある。事実上、外人に適する土地であるならば、先程意見もありましたが、外貨を落させる。製品を以て貿易によつて日本に金を入れるというよりも、こういう方面から整備をするならば外人が多数来て、そうしてここに生活して滯在しながら観光するというのに、日本において最も適する土地であると思います。幸いに別府爆弾も何も一発も受けないで、一般的な費用は要りませんので衛生上の設備とか、交通機関とか、或いは外人の生活するに適当なものを若干加えるならば、直ちにこれはできるものであると思います。先程来のお話のように、一日とか、ちよつと行つて来るとか、一度一、二時間見たら済んでしまうというようなものと様子が違いますので、これは私はこの際この別府なるものを先頭に立てて、観光都市として作り上げることが適当ではないかと思います。こういう意味から他の地区、或いはこれから出るであろうという諸法案というような問題については、後に総合的に研究調査もできると思いますが、差当り現状を以てすれば、最も外客誘致に適当な土地である。従来世界に広まつておる名前に対しても、外人にとつては、来て見れば、まだふさわしくないということがあるのであるが故に、一通りの、この法案を以て地方民も、或いは直接それに政府が金を払うのでなしに、交通機関その他を整備するとか、或いは現在の費用の中で衛生その他の設備をする、或いは道路を直すという面をもつとやつて行くならば、特に国家が大きな補助をしなくても、若干の国有財産を譲渡する程度を以て、これは完成するのでないかと思います。こういうふうで大部分御意見もあると思いますが、名前等においても、ちよつと長過ぎるという点もあると思いますが、それらの点に改正の御意見があるならば承るとして、私はそろそろ決議に近くなつておるのでないか、さように思います。
  6. 中川幸平

    委員長中川幸平君) それではこの程度で……    〔「今質問ですか討論ですか」「討論じやない」と呼ぶ者あり〕
  7. 仲子隆

    仲子隆君 俺は意見を述べたのだ。
  8. 石坂豊一

    石坂豊一君 一応只今仲子委員も御意見を開陳せられましたが、それも拝聽いたしますが、ただこの際議事進行上一応質疑を打切りまして、そうして改めて討論に入つて賛否を決せられんことを望みます。    〔「質疑を打切るのじやない」と呼ぶ者あり〕
  9. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 質疑打切つて……尽きたものと認めて御異議ありませんか。    〔「速記をとらなかつた分の質疑をこの際やつた方がいい」と呼ぶ者あり〕
  10. 岩崎正三郎

    岩崎正三郎君 観光部長ですかに承りたいのは、何か一般的な観光特別都市に対する法案を出すとかいうような趣もあるように聞いておりますが、当局としては、さようなことに対して如何なる見解を持つておるか。
  11. 間嶋大治郎

    政府委員間嶋治郎君) 現在私共衆議院建設委員会でそういうふうな基本法を御審議になつておるということを聞いておりますが、法案内容から拝見いたしますと、この所管は建設省になる法案だと思つております。それにつきまして、私に御意見をお訊きになりましたのでありますが、この点につきましては先程申上げました通り、私共といたしましては、国際観光事業振興のために或る程度国有財産の譲与、その他法律趣旨を承けて予算的な措置が講ぜられるということは、非常に望ましいことであります。併しながら一方技術につきましては、私共は今ここで申上げる自信がございません。こう申上げて置きます。
  12. 中川幸平

    委員長中川幸平君) この程度質疑を……
  13. 赤木正雄

    赤木正雄君 先程大臣に承つたのですが、速記が付きましたから尚重ねて質問いたします。私の質問要点は、百二十五の戦災都市があつて、これは日夜非常に苦しんでおる、一日も早く復興して欲しいということを願つております。そういう場合に、成程別府というものは、これは観光都市として、地元の要望もありますし、無理からんことと思います。併し幸いに別府は、先のどなたかの質問通りに、爆弾も受けていないので、先ず土地におる人は安全に住み得る状態と思うのであります。そういう状態であつて、一方は非常にその日を苦しんでおる。この二つを考えるときに、私はどうしてもその日の生活に苦しんでおるということは、先ず第一に国としては考えて行くのが順序じやないかと私は思います。実際そう思います。幾ら立派な人があつても、或いは貧乏な人があつても、その人がとにかくその家に安全に住み得るという者と、住むことができんという人がある場合には、先ず住むことのできない人を何とか住み得るようにしてやるのが、これは国の政治である。そういう観点からいたしまして、私は先ずこの法案を取上げた結果、今まで戦災都市に考えていたような政府の考え方が、この別府の方に重くなつては困ります。今までと同じような公平な考を持つて処置して頂かない以上は、これは日本都市全体の計画上に非常に私は惡いと思います。でありますから、今まで大臣政府として公平に処理しておられたと同じように、やはり従前通りと同じような観点において先ずこれを処理されるかどうかを、第一に伺いたい。
  14. 益谷秀次

    国務大臣益谷秀次君) 政府といたしましては、この法案参議院でお認めになりまして、即ち国会を通過いたしました場合には、本法案趣旨をどこまでも尊重いたして、できるだけのことをいたしたいと存じております。但し只今赤木委員の仰せのごとく、全国八十五の戦災都市の、目下復興途上にあるのであるが、速やかにこれも政府計画通り完成いたしたいということを考えておりますので、その戦災都市を犠牲といたして、専念別府観光都市に対して政府予算を使うというようなことをいたしたくございません。全国戦災都市は一日も速やかに復興いたさなければならんと考えております。と同時に、別府日本における立場と申しまするか、又世界における別府立場と申しまするか、外客を誘致いたしまして外資を導入いたさなければならんということも、政府の政策の重要な一つでありまするから、そういうことも十分に考慮いたしまして、適当に公平に処置をいたして参りたいと存じております。
  15. 赤木正雄

    赤木正雄君 次にお伺いしたいのは、この法案を認めた場合に恐らく、すでに熱海伊東方面のこれに類する法案も出て来ると聞きますが、その他この法案が通過した場合には、地方においてこれに真似ると申しましては語弊があるかも知れませんが、とにかくこういう法案が通過すれば、自分の方もこれに類する法案を出そうというのは、これは当然と思います。従つてそういう法案は沢山出て来ると思います。その場合に現在の都市計画との関係はどうなりますか、都市計画上に支障を来たすようなことはないかどうか、これを一つ都市局長の方から……
  16. 八嶋三郎

    政府委員八嶋三郎君) 只今赤木先生の御意見の、こうした場合いろいろな特別法が出て参れば、都市計画法上非常に支障があるのではないかというお話がございましたが、都市計画法は御承知の通り都市計画を進めて参りますいろいろな法的な措置というものを規定いたしておるのでございます。従いまして今回のこの別府等特別法案内容を見て参りますというと、この建設事業をやるにつきましては都市計画法というものを適用してやつて行こう、こういうことが法律の中に書いてございますが、私はその意味におきましては、決して矛盾を来たすようなことはないと承知いたしておるような次第でございます。
  17. 赤木正雄

    赤木正雄君 では今日の都市計画法ではどこかに実際不十分な点があるかないか、提案者に承りたいと思います。
  18. 永田節

    衆議院議員永田節君) どういう御趣旨でございますか、もう一度……
  19. 赤木正雄

    赤木正雄君 現在の都市計画法、それによつて、その法律では特に何か別府観光都市を新らしく作る上に、不十分な点があるかないかを承りたい。
  20. 永田節

    衆議院議員永田節君) 現行の都市計画法では若干不十分な点を感ずるのでございまして、物心両面から強力な政府援助を希望しておる次第でございます。つきましては、直接国有財産中の普通財産を払下げて頂くとか、或いは又地方起債の枠を拡張して頂くとかする、又必要な建設に物資の配給を大にして頂くとかいうような、かようなことを織込んでやりたいと考えております。
  21. 赤木正雄

    赤木正雄君 都市計画法農地法関係で非常に方々困つた点が起つております。あなたの市においてはどういう関係になつておりますか。
  22. 永田節

    衆議院議員永田節君) 適当に公共団体において話合を進めまして、住民の協力を求めております。かようにお答え申上げます。
  23. 赤木正雄

    赤木正雄君 では農地法のために特に都市計画支障を来たしておるという事実はないのですか。
  24. 永田節

    衆議院議員永田節君) 憲法第九十五條によりまして、この法律国会を通過いたしましたならば、一応住民投票を行いまして、その賛否によつてこの法律案が有効となる次第であります。
  25. 赤木正雄

    赤木正雄君 これはあなたに承つてもお分りにならんかも知れませんけれども、私の質問要点が違うのです。現在の都市計画農地法関係で非常に困つておる都市がありますから……あなたは恐らく別府の方と思いますからして、事実そういう困つておる問題があるかないかという、憲法問題ではないのです、そういう事実を承りたいと思います。
  26. 永田節

    衆議院議員永田節君) 今日までさような声を聞いておりません。
  27. 岩崎正三郎

    岩崎正三郎君 これは数日前もちよつと話を聞いたのでありますが、何か全国市長会というような方面から、特別都市建設という問題に関連して陳情要請か、そういうものがあつたと思うのであります。川崎市長がこんな話をしておつたことを聞きましたが、委員長の方にそういうことはありましたか。
  28. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 先程……
  29. 岩崎正三郎

    岩崎正三郎君 あつたら詳しくお延べ願います。
  30. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 岩崎委員にお答えいたします。数日前に全国戦災都市市長会がありまして、その代表者参議院に参られまして、今別府熱海伊東観光都市建設法案が出ているときでもあるし、四軍港転換法案も出ておる、その他いろいろの都市建設法案が出ておるようであるけれども、そのような法案をいちいち成立さして貰つたのでは、我々戦災都市市長として、何か考えて特別の建設法案を出さんければならんという頭になるから、余程愼重に考えて貰わんければならんという決議文を持つて参りました。その際に私個人として、四軍港は終戦によつて非常に大きな打撃を蒙つたので、我々国会においては非常に同情的な考を持つておる。又別府その他の観光都市外貨獲得の頭から、これは又何とか認めんければならんというような考も持つておるというように話をしておりまして、特殊な、事情のある所では、ともかく、そう次から次と国会を通すという、成立させるというようなことは、余程考えて貰わんければならんということを強く言つて参りました。これだけを御報告いたして置きます。
  31. 岩崎正三郎

    岩崎正三郎君 委員長は……私はどうも説明だけ聴いておると、委員長意見を述べておるような気がする、国会がそういうことをどうこう言うことをまだ決めはせんのに、委員長は言い過ぎであると思う。私はどういう要請があつたかということをお聴きしたい。そういうような文句はさて措きまして、そういうような陳情がある今日において、我々はこの問題は愼重に取上げなければいかん。で私は早急にこの問題を……意見になりますけれども、今直ちに片付けなければならんということについて、委員長はどうお考えですか。
  32. 北條秀一

    北條秀一君 それは各委員に図ればよい……
  33. 岩崎正三郎

    岩崎正三郎君 委員長意見を述べたから言つているのだ。
  34. 中川幸平

    委員長中川幸平君) お答えいたします。委員長は先般の合同審議会意見があつた、その内容を話して、そうしてそういう地方自治権の侵害になりはせんかということと、それから戦災都市をなおざりにするようなことにならんか、それからこういう何で徒らに国家の財政的なことに依存するのじやないかという点を、非常にやかまして審議されておつたということを話しておつたわけなんで、空気はそういう空気でありますということを申上げた。ただ私個人としてそういうふうに見受けられたということを申上げただけなんです。それでこれを早くやるかやらんかということは、私別に意見はありません。ただ次から次へと法案が出て来るから、一つでも片付けられるものは片付けて頂きたいというのが委員長の念願であります。
  35. 安達良助

    安達良助君 提案者にお尋ねいたしまするが、この法案内容には、先程も申上げました通りに、国の援助を非常に頼むというようなことを謳つておりまするが、大分県並びに別府市におきましては、この計画に対しまして、如何なる予算の、まあ予算措置を講じているかというようなことも一応承つて置きたいと存じます。
  36. 永田節

    衆議院議員永田節君) 地元といたしましては、かような計画が実施される以上は、非常に地元負担が多くなることを考えまして、容易ならざる覚悟を県民共に、市民共に想像いたしております。そこでです。県としましても、或いは市民といたしましても、少くとも地方税法によつて軽減されておりまする負担の、最高の税の負担は、十分に覚悟いたしておりますのみならず、或いは又、立退きとか、或いは物の提供という面におきましては、十二分に協力せられることを確信いたしております。
  37. 安達良助

    安達良助君 再度お尋ねしまするが、ての予算的な金額に対しましては、まだお見通しを出してないのですか、その点お尋ねいたしたいと思います。
  38. 永田節

    衆議院議員永田節君) お答えいたしますが、本計画は大体におきましそ、十五ヶ年計画でありまして、従いまして、その間におけるところの、物の物価の見積りということもなかなか困難でございますので、正しい数字は今日まで出てはおりません。併し基本的の計画内容は、すでに御配付申上げてありますところのパンフレットによつて、御了承願いたいと思うのであります。別府市の計画は、直接建設大臣等と協議の上で、この事業進行するものでありまするから、その当年の国家の財政と睨合せまして、無理のない計画を進めて行くということになつておるのでございますから、そのように御了承を願いたいと思います。
  39. 安達良助

    安達良助君 只今計画は拝聴いたしましたが、これは余談になるかも知れませんが、本年の一月二十九日、三十日と、体育会館におきまして、全国陸上競技評議員会がありました際に、別府は、特別市の指定になつているというような意味合におきまして、記念すべきこの法案が通過いたす見込の下に、全国陸上競技大会、即ちブロック大会をやるというようなことで、陸上連盟に対しまして、その旨を申入れになりましたが、その際大会におきまして、この案件をかけまして、これを決定いたしましたが、これらの問題も、この特別市の指定に関する一つの行事として見込んでいるのでありますか、その点若し分り次第、その点をお伺いしたいと思います。
  40. 永田節

    衆議院議員永田節君) 只今ご指摘のようなお話のことは、私、まだ今日存じませんが、私が常識的に判断いたしまして、それはこの国際温泉文化都市建設内容に含まれるものではないものと考えます。或るいは又、それは入場税等の生ずる問題か存じませんが、或いは市の財源に充てるとかというようなことかも知れませんが、全然私存じておりません。
  41. 北條秀一

    北條秀一君 御質問を成るべく簡単にいたしたいと思いますが、一つだけ最後にお聴きして置きたい。提案者にお聴きしますが、東京都でも、別途に首都建設法案を出しております。その法案が成立したときには、これを住民投票に求めるということは、当然憲法によつて決められておるわけでありますが、その住民投票する際に、東京都では相当な金額が必要とするのですが、別府の場合も恐らく大分県民投票を得るでありましようが、そういつた住民投票に要する費用というようなものは検討されたことがあるか、あるとすれば大体どのくらいか、又住民投票に要する費用を、これによりますと国と県が恐らく折半で負担するだろうと思いますが、東京都に拘らず、全額を大分県はとにかく負担してもやろうというような熱意を持つておられるか、この二つの点をお聴きしたい。
  42. 永田節

    衆議院議員永田節君) 住民投票に関する費用というものは、何程要するものであるかという問題は、まだ私承知しておりません。誠に杜撰で申訳ないのでございまするが、但しこの費用は、この法律案ができるまでの負担は勢い別府市民負担でありまするから、従いまして、総ての公聴会費用等も一応別府市が負担するのが当然であろうと思います。
  43. 中川幸平

    委員長中川幸平君) この程度質疑が尽きたものと認めて差支えありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  44. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 御異議がないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のある方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。   (「議事進行」と呼ぶ者あり)
  45. 岩崎正三郎

    岩崎正三郎君 直ちに賛否を明らかにするという発言があつたが、私共はさような、先程質問して、委員長がお答があつたように、全国市長会議というもので、できるだけこういう問題は愼重に取扱つて貰いたいという要請が来ておる今日、今直ちに賛否を取つて決定するということは、慎重を欠くと思う。そういう意味で僕は、一面には赤木委員も強く主張いたしておるように、公聴会を開けということもあろうし、何も公聴会を開けということに拘泥するわけではないので、慎重にして貰いたいという全国の多くの市長の連名とか、そういう団体要請もあるし、この際そういうことは、ただ単に委員長の言うように、法案を上げるのが仕事だから上げるのだ、そういう簡単な考でやることは反対です。
  46. 赤木正雄

    赤木正雄君 実はこの問題については、緑風会といたしましてもまだ態度を決定していないのです、正直の話。これは先程申したように、事簡単ですけれども、将来方々からこういう問題が起りますから、それに関連して、若しも許されるならば、私もそう一週間も二週間もと言いませんから、明日でも又委員会をお開きになればいいと思うから、もう少し研究してほしい。
  47. 中川幸平

    委員長中川幸平君) 本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     中川 幸平君    理事            岩崎正三郎君            仲子  隆君            赤木 正雄君    委員            石坂 豊一君            大隅 憲二君            佐々木鹿藏君            安達 良助君            安部  定君            北條 秀一君   衆議院議員    永田  節君   国務大臣    建 設 大 臣 益谷 秀次君   政府委員    建設事務官    (都市局長)  八嶋 三郎君    運輸事務官    (大臣官房観光    部長)     間嶋治郎君    厚生事務官    (大臣官房国立    公園部長)   飯島  稔君