○兼
岩傳一君
異議があります。受けたあれに対して
謝意を表することは美しい道徳であるし、結構だと思うのですが、併し今回の
渡米は、
参議院から派遣したのじやないので、
参議院の
院議で
謝意を表するという形には、我が党として
賛成できない。尚これだけ申上げると何か不十分な点があるので、簡単な補足をして置きたいんですが、我々の党としての海外の
先進国に対する
視察の問題ですが、原則として我々は遅れた
日本として、
先進国にいろんなことを学ぶということは大
賛成であり、今後大いにやらなければ
いかんと考えておるんでございますが、ただその場合には、広く
先進国を見るということ、それからそれの人の
選び方、それから国の
選び方、費用の出し方などというものは、やはり自主的に我々
国会で
十分討議を盡して、その国々の
選び方選んだ国の順序、それの旅費の出し方、人の
選び方等々、自主的に、民主的に
方針を決定して行きたいという
根本方針を持
つておる。そういうことを参考に申上げたのですが、ともあれ
参議院として
感謝するという、こういうことには我が点としては
賛成できない。