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1950-03-11 第7回国会 参議院 議院運営委員会 第35号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十五年三月十一日(土曜日) 午前十時三十三分開会 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した
事件
○
食糧輸入税
と
食糧政策
に関する
緊急
質問
の件 ○
請願
の
付託
に関する件 ○
決議案
の
取扱
に関する報告 ○
議院
の
運営
に関する件 ○
国会法
第三十九
條但書
の
規定
による
国会
の
議決
を求める件(
国語審議会
委員
) ○
運輸省設置法
第九條第一項の
規定
に よる
運輸審議会委員任命
につき
同意
を求める件 ○
内閣総理大臣
の
出席
に関する件 ○
委員
の辞任及び
補欠選任
の件 ――
―――――――――――
竹下豐次
1
○
委員長
(
竹下豐次君
)
只今
から
議院運営委員会
を開会いたします。
板野勝次
君から
食糧輸入税
と
食糧政策
に関する問題につきまして、
緊急質問
の
通告
がございます。如何取計らいますか、お諮りいたします。許可することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
竹下豐次
2
○
委員長
(
竹下豐次君
) 御
異議
ないと認めます。時間の
申入
は二十分ということにな
つて
おります。 ――
―――――――――――
竹下豐次
3
○
委員長
(
竹下豐次君
) 次に
請願
の
付託
に関する件につきましてお諮りいたします。
河野義克
4
○
参事
(
河野義克
君)
小畑哲夫
君、
境野清雄
君、
油井賢太郎
君、
島清
君、四人の御紹介で
關口俊太
という人から
通商産業大臣罷免
に関する
請願
というのが出ております。それでこれが受理すべき
請願
であることは疑いはないことでありますが、
委員会
のどこに
付託
するかということについて、
通商産業大臣
ということから
通産委員会
、或いはいわば
人事
のことだから
人事委員会
といろいろ
考え
られますが、
特別職
であり
人事委員会
の問題ではないように思いますし、
罷免
の権限は
内閣総理大臣
にございますので、
内閣委員会
に
付託
するのが然るべきだと存じますが、一応お諮りいたします。
竹下豐次
5
○
委員長
(
竹下豐次君
)
内閣委員会
に
付託
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
竹下豐次
6
○
委員長
(
竹下豐次君
) 御
異議
ないと認めます。 ――
―――――――――――
猪名川治郎
7
○
参事
(
猪名川治郎
君)
決議案
の総
司令部
における
取扱方
の
変更
に関しまして報告申上げます。昨日の朝でございますが、
司令部
の
民政局
の
ローブ係官
から、
国会
における
決議案
の総
司令部取扱方
の
変更
に関しまして、私に左の
通報
がございました。 従来
決議案
は
上程
以前におきまして総
司令部
へ送付、審査に付しクリアーをなして来たが、今後は
司令部
としては成るべく
上程
以前において
通報
せられ得れば足り、別に案の可否を伝達しないこととする。こういう
通報
がございまして、同時に附加いたしまして、
本件取扱方変更
の意図するところは、現在までは
司令部
が
内容
を検討してその
責任
を取るような恰好にあ
つた
のを、今後は
国会
の
責任
を重んじ、
国会
の
責任
において
決議案
の適、
不適等
を決定すべきであると思うが故にそうするのである。
従つて国会
としては自己の
責任
において愼重にや
つて
貰いたい、こういう
意味
でございました。 ただその際これはまあ当然なことながら、
決議案
についてもやはり
占領政策
の違反にならないように特に留意してや
つて
貰いたい、こういう
意味
でございました。
佐藤尚武
8
○
議長
(
佐藤尚武
君) 昨日私は
議院運営委員会
に出られなか
つた
ので申上げますが、この私欠席しておる
委員会
で、昨日の朝の本
会議
における
油井賢太郎
君の再
質問
の際における
大蔵大臣
の
答弁
に関しまして、何か
議事課長
でありましたか、その間に介在して
油井賢太郎
君の
質問
のうち
大蔵大臣
に
関係
する部分の
要領
を、
大蔵大臣
がまだ知
つて
いなか
つた
ために、
油井賢太郎
君から書出してはどうかということを、
油井
君へ
申入
れたというと非常にしかつめらしくなりますが、
議事
の
進行
の
便宜
を図るつもりでそういう
お話
をしたということでありましたが、それに関しまして、
運営委員会
で
門屋委員
が言われた、そういうことは
事務局
としては出過ぎたことであるというのは、すべて
大蔵大臣
即ち
政府
の方でやるべきことであ
つて
、それを
議事部
の者が介入するということは出過ぎている。又
大蔵大臣
の方も
便宜
を
事務局員
が果したということになる。それはかねがね同
委員
が指摘しておる、つまり
事務局
の中立ということにも
関係
するんだというような
意味
の御
意見
でありますが、実はこの問題は、私は
議長席
に坐
つて
お
つて
全く
内容
は知らなか
つた
のであります。
大蔵大臣
がその前の本
会議
で以て、
油井賢太郎
君のなした
質問
の
内容
を昨朝まで知らなか
つた
ということにつきまして、これは
政府
の方の
手落
であ
つた
と思いますが、
事情
をよく聽いてみますると、
議事課長
の方では、若しあの際
大蔵大臣
が
油井
君の
質問
の
要領
を知ることができなか
つた
ならば、
従つて答弁
ができない、
油井
君の再
質問
がそれによ
つて
阻止されるということを心配して、自発的に、これは誰からも言いつけられなか
つた
のでありますけれども、自発的に、
油井
君に後日になす
つて
はどうだろうかという御
意見
を申上げたということであります。勿論その間
大蔵大臣
から頼まれてそういうことをや
つた
ということは、これは一切ないそうでありまして、又あるわけはないと思いますが、
事情
はそういうようなことであ
つた
そうであります。而してこの問題は、むしろ
油井
君のために再
質問
を図るというそういう気持から……、(「話が大分違う」と言う者あり)
議事課長
が出て来たというように私は解しますが、何か、私昨日のこの
委員会
にいなか
つた
ために、御
質問
の
趣旨
を私としては取違えているかも知れませんが、私の聽きましたところはそれだけであります。以上申上げた次第であります。
門屋盛一
9
○
門屋盛一
君 そうすると
議長
の言われるのは、不
都合
はないと、こう言われるわけですね。
佐藤尚武
10
○
議長
(
佐藤尚武
君) 先ずそういうふうに私は感じたのであります。
門屋盛一
11
○
門屋盛一
君 それは大変な
間違
いです。あのとき
議長席
には副
議長
が著いてお
つた
と思います。
佐藤尚武
12
○
議長
(
佐藤尚武
君) そうです。
失礼失礼
、その点私
間違
いました。
門屋盛一
13
○
門屋盛一
君 それから問題の経緯は、大体
国会議員
の
質問
に対しては
要求大臣
が……、
大蔵大臣
を
要求
したんだけれども、
大蔵大臣
が
出席
できないというから、
議事
を円満に進める上において、
大臣
はおらんでもいいんじやないかということで……。ところが
政府
の方が怠けて、
政務次官
も
出席
していない。私の衝いているのは、昨日のようなことになると、
要求大臣
が必ずおらなければ
質問
ができないということになると、今後の
議事運営
において支障がある。
大臣
がいなくても、
政務次官
なり
政府委員
なりが聽いてお
つて
、とにかく
油井賢太郎
君個人ではないのですから、
国会議員
たる
油井賢太郎
君の
質問
を
大蔵大臣
が
答弁
していない。一昨昨日の
質問
に対して、これは当然こちらから
要求
しなくても、
出席
したら
劈頭
に
答弁
しなければならない義務がある。それにも拘わらず
答弁
するつもりで来ていないのです、
大蔵大臣
は。それで
答弁
せいと言
つた
ら
質問
の
要点
はどうであ
つた
かということである。こういうわけで
議事課長
か誰か
参事
の人が聽きに来た。そこなんです、問題は。それが不
都合
でないとすれば、
議員
の
質問
というのはどういうことになるか、
速記録
というものはないのか、又
要求大臣
の
出席
を
要求
する根本の理由はなくなるんじやないか。私は
議事
を円満に進めるためにそういうことはよくないことだと思う。
大蔵大臣
から頼まれたのでないと
議事課長
は言うけれども、事実そのときに
大蔵大臣
のところへ
行つて耳
うちし、
油井
君のところヘ来て、それじや
答弁
するから
質問要項
を聽かして呉れと
言つて
来た。それで私は怒
つた
。そんな馬鹿な話はない、こういうことをこういう所で話さずに、本
会議場
で我々の
考え
が
間違
つて
いるかどうか
議長
に御
注意
を喚起しようと
思つて
、
議事進行
の
通告
……
通告
じやない、
発言
したところがうろたえてそれじや
質問
を許すから
議事進行
は止めて呉れということで、
議事進行
は止めた、止めたのですが、これはどうも
大蔵大臣
も不
都合
だし、
事務局
の方でも
扱い
方を感違いしていると思う。
議長
の言われるのは、
油井
君に再
質問
の
機会
を與えるために斡旋したというのだが、再
質問
あるかないか
答弁
を聽かなければ分らない。一昨々日の
油井
君の
質問
に対する
大蔵大臣
の
答弁
がない。昨日
答弁
しなければならないのに
質問要項
も何も聽いていない。
政府部
内の
連絡
が余り悪過ぎるのではありませんか。そういうことは
国会
として
議長
はもつと嚴然と構えて貰わなければならぬ。それは、
油井
君の再
質問
の
便宜
を
図つた
と
答弁
なさるが、それが
議長
の方の
間違
いではないか。
油井賢太郎
14
○
油井賢太郎
君 それは、私は再
質問
するかしないかということは勿論
大蔵大臣
の
答弁
を聽かなければ分らないが、まだ時間が残
つて
いるなら、若し私の
質問
に対して満足な
回答
を得られなければ再
質問
したいからと、そういうふうな
申入
をして置いたのです。ですから今
議長
のおつしや
つた
ような
お話
ではその点大分違うのです。
佐藤尚武
15
○
議長
(
佐藤尚武
君) そうすると問題の
要点
はどこにあるのでございましようか。私は
議事課長
が再
質問
ができるように取計ら
つた
というように伝え聽きましたけれども、それはそうでなくて……。
門屋盛一
16
○
門屋盛一
君 それは後の問題です。
佐藤尚武
17
○
議長
(
佐藤尚武
君) そうして今
門屋
君の言われたのは、
大蔵大臣
はとにかく
前々日
の
油井
君の
質問
を、昨日の朝まで聞いていなか
つた
という点が
政府
としては足りないのじやないか、こういう点が
一つ
。それから昨日の朝にな
つて
、ここで
大蔵大臣
が
質問
の
要領
を知らないとい
つた
ときに、それは本
会議
の席で問題にすべきであるのに、
議事課長
が私に行動した、そういう点が
事務局
として……。
門屋盛一
18
○
門屋盛一
君
議長
さん、副
議長
さんから
お話
をお聞きにな
つて
おるか知らんが、昨日私がここで正式に
発言
して、副
議長御存じ
でしようが、
議事課長
がここで好意的にやられたことは私も認めるのでありますが、好意的であ
つて
も、
苟くも国務大臣
が
議員
の
質問
を、
前々日
の
質問
を、昨日出て来て
質問要項
を
事務局
を通して聞いて来なければ分らないようなことでは、
議員
の
発言
というものはどの程度に
議長
お
考え
になるのか。私は
油井
君が一昨々日
質問
したら、その
質問
に対して
大蔵大臣
が聞いておらないから
答弁
できない、用意して来ておらん、それじや困る、そんな法はないのですから、そのときいなか
つた
からその次に
出席
した
劈頭
に
答弁
しなければならない。だからこの
議事
の
扱い
に関する
議事進行
で、私がかねがね
言つて
おるように
大臣
が
出席
していないときは、
政務次官
でも
出席
を求めて開けということを
議事部
の方へ毎日やかましく言わなければ分らん、そうでしようが。
大蔵大臣
がいなくても
政務次官
がそこに
出席
してお
つた
らこんなことにはならない。だから
議事進行
上に基本に御
注意
を喚起しておるのであ
つて
、
大蔵大臣
が別にその場で問われる必要はない、それ以上に横着なんだから。とにかく
議員
の
質問
を一日半た
つて
も判断する
要項
が分らんというのだから、これ程無茶な
大蔵大臣
はない。
佐藤尚武
19
○
議長
(
佐藤尚武
君) 皆様の
お話
でよくわかりましたが……。
門屋盛一
20
○
門屋盛一
君
参議院
らしい
運営
をや
つて
貰いたい。
国会
らしい、あれじや
国会
じやない。
佐藤尚武
21
○
議長
(
佐藤尚武
君)
議長
としては今までの慣例では、
大臣
が
不在
であ
つた
ときに、例えば
緊急質問
があ
つた
ならばその次の本
会議
でも
つて
大臣
が
答弁
する、これは当然の話であります。そうして又、今までずつとや
つて
来てお
つた
。昨日初めてそういう
事件
が私の時代にな
つて
から起
つた
。私は、勿論
大臣
として当然その前に自分が
不在
であ
つた
ときの
油井
君の
質問
に対しては、
答弁
されることと
思つて
お
つた
。然るに
質問
の
要項
を聞いてなか
つた
というのは、初めてあの本
会議
に出て分
つた
わけなんで、当然
大臣
の
答弁
があることと私は心得てお
つた
、その心得方が
間違
いだという……。
門屋盛一
22
○
門屋盛一
君 当然
答弁
のあるべきものが
答弁
ができないというのだから。それから
議事課長
か誰かが
要項
を知らしてくれと
油井
君のところに聞きに来た。それは
大蔵大臣
から頼まれてお
つた
か、頼まれていないか知らぬが、私の重く
考え
てることは、本
会議
の
発言
というのは重要なものですから、それは一昨々日
油井
君が壇上から
発言
したことが、
大蔵大臣
に
答弁
させるために又
要項
を言えということは、
事務局
としては、平素は真面目な人でありますが、
ちよ
つと行き過ぎじやないかと思う。何がためにこれだけ
速記
をつけてや
つて
るか。又これは丁度
官房長官
来合わせているから、とにかく一番忙しい
大蔵
、
通産
を兼させておいて
議院
は目茶々々ですよ。
油井賢太郎
23
○
油井賢太郎
君 補足しますと、実は
大蔵大臣
が私の
質問
のときにですな、一昨々日の、急にGHQに行かなくちやならんので出られなくなる、
政務次官
ではどうだというわけです。
政務次官
ではこの
責任
のある
回答
をして貰えないから、
是非大蔵大臣
に来て貰いたい。じや
速記録
を見て次の
機会
に返事してもよいかというような
政府委員
からの
申入
れがあ
つた
。じやそれでもよいというので私は
発言
した。ですから当然昨日は
大蔵大臣
は
速記録
を見て返答なされなくちやならない立場だ。併し昨日
大蔵大臣
実は
調べ
てない。この次の月曜まで待
つて
くれないかという話を最初受けた。どうも
調べ
てないものを
要求
してもしようがないから、しようがないと
言つて
帰
つて
来て我々の方で話をしたら、それはけしからんと
門屋
さんあたりからそういう話にな
つた
。ですからこれは当然今後そうい
つた
ようなことのないように
政府
は善処されるべきだ。
門屋盛一
24
○
門屋盛一
君 本
会議
の
速記録
だけはやはり重要に
考え
て貰わなければならん。本
会議
での
発言
が
速記
にの
つて
おるものを又再び
事務局
から
要項
を聞かれるということでは、
議員
は何遍も言わなれればならん。現にこのことでも
議長
と副
議長
の間の
連絡
が完全についてお
つた
ならば、
議長
が今のような
考え
違いの話はない。副
議長
と
連絡
がついておれば……。
佐藤尚武
25
○
議長
(
佐藤尚武
君) それではどういうことにいたしましようか。
議事課長
が自発的にや
つた
ということは出過ぎておることであ
つた
という御
意見
であれば、それは成る程その
通り
でございましよう。でありますからそういう点を
注意
をして、今後そういうふうなことはやらないようにするということに取計らいたいと思います。 それから
政府
の方に対しては、
質問
の
要項
は再び繰返えして返答を頂きたくないということを強く
申入
れたい。その点
政府
の方としてよくお聽取りおき下す
つて
、
かたがた大蔵大臣
へ
官房長官
から御
注意
をお願いしたいと思います。そういうことで
一つ
この問題は終了さして頂きたいと思います。 ――
―――――――――――
竹下豐次
26
○
委員長
(
竹下豐次君
) それでは次に
進行
いたします。
国会法
第三十九
條但書
の
規定
による
議決要求
に関する件を
議題
に供します。
増田甲子七
27
○
国務大臣
(
増田甲子
七君)
国会法
第三十九
條但書
の
規定
による
同意
を求める件を御
説明
をいたします。第一は
国語審議会委員
に
参議院
より
山本勇造
君をお願いしたい。
国語審議会
の
委員
は、従来
国会議員
が参加せずに構成されていましたが、
国会代表
を加えた方がいいという声がございますので、
適任者
の
推薦方
を来院の
文部委員会
に御依頼を申上げておりました、その結果
参議院
におかれましては
山本勇造
氏を推薦されたのでございます。御参考に申上げますが、
衆議院
においては
圓谷光衞
君を推薦されました。
国会議員
の兼職について
国会
で
承認
を求める必要がございますので提案いたした次第でございます。何とぞよろしく御願い申上げます。 それから
運輸審議会
の
委員任命
の件、
運輸審議会
の
岡田信次
君が本年二月
都合
によ
つて
辞任されました。この
後任
として
富山清憲
氏を
任命
いたします。
運輸省設置法
第九條第一項の
規定
によ
つて国会
の
同意
をお願いいたした次第でございます。
竹下豐次
28
○
委員長
(
竹下豐次君
) それでは
運輸審議会議員
の
任命
に関する点につきまして、
只今
すでに
官房長官
から御
説明
がございましたが、この際さきの
議題
と併せまして一緒に
議題
にいたしたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
増田甲子七
29
○
国務大臣
(
増田甲子
七君)
只今
途中まで御
説明
いたしましたが、
運輸省設置法
第九條第一項の
規定
により
国会
の
同意
を求めるの件でございます。
運輸審議会
の
岡田信次
氏が本年二月
都合
によ
つて
辞任されましたので、その
後任
として
富山清憲
氏を
任命
いたしたいのでございます。
富山
氏はその経歴よりいたしまして最も適任であると存ぜられますので、何とぞ御
審議
の上よろしくお願いいたします。
竹下豐次
30
○
委員長
(
竹下豐次君
)
圓谷光衞
君、
山本勇造
君を
国語審議会委員
に、
富山清憲
君を
運輸審議会委員
に
任命
の件につき
同意
を與えることに御
異議
ございませんか。
門屋盛一
31
○
門屋盛一
君 こういう
同意事項
はですね、二、三日前にそれを配
つて
頂いて
会派
の
意見
を聞いて、出た場合は直ぐ
同意
するというように、今日初めて
貰つたの
ですが、一応今日は保留して頂きたい。別に
異議
はありませんが
扱い
が軽卒になる。
竹下豐次
32
○
委員長
(
竹下豐次君
)
只今門屋
君の御
発言
がございました、先例もあるようでございますからその
通り
取計らうことに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
竹下豐次
33
○
委員長
(
竹下豐次君
) 御
異議
ないものと認めます。
中村正雄
34
○
中村正雄
君
運輸審議会
の
委員
の
関係
は、
岡田信次
君の
後任
に
富山清憲
氏とな
つて
おられるのでありますが、この前の
運輸審議会
の
委員
を決定するときに
技術家
の人、
事務関係
の人、或いは
学識経験者
というふうにいろいろ区分されて
委員
の
承認
を求める件を
内閣
が出されたわけですが、
岡田信次
君の
後任
の
富山清憲
君になりますと、これはやつぱり、畑が違うわけじやないのですが、これはどういうふうにお
考え
にな
つて
おられるか。
岡田信次
君はいわゆるこれは
技術関係
から出て貰うというふうな、この前の
内閣
の
趣旨
であ
つた
わけですが、その方の
後任
に純然たる
事務系統
の方を
承認
を求められておられるのは、この前のときの
政府
の
考え
と
相当開き
があると思うのですが、この点についてお伺いしたい。
増田甲子七
35
○
国務大臣
(
増田甲子
七君) 今
中村
さんの御指摘の点は、私しかと
記憶
がございませんが、その点よく
調べ
てみます。ただ
学識経験
というようなことで
技術
と
事務
と分けて申上げたような
記憶
はございませんが、要するに
運輸行政
についての
学識経験者
であるというようなことから、
岡田
君の後として最も適任であるという
意味
で選考されたものと承知しております。
中村正雄
36
○
中村正雄
君 この前
官房長官
並びに
運輸大臣
がここで御
説明
にな
つた
と思いますが、一応当時の
速記録
をお
調べ
にな
つた
上御
答弁
願いたいと思います。
増田甲子七
37
○
国務大臣
(
増田甲子
七君) では
調べ
ます。
中村正雄
38
○
中村正雄
君
官房長官
がお見えにな
つて
おられるので外のことを聞いていいですか……。
簡單
なことですが、この
議題
は一応これで打切りますか。
竹下豐次
39
○
委員長
(
竹下豐次君
) 今の問題は
官房長官
の方でお
調べ
願いまして、こちらの方では各
会派
で相談願うことにしまして本日はこれで打切りまして、次に何か御
質問
がございましたら。 ――
―――――――――――
中村正雄
40
○
中村正雄
君
簡單
なことですが、毎度
参議院
で問題にな
つて
いるんですが、この前の本
会議
のときに、
緊急質問
で
総理大臣
の
出席
を
要求
したのですが、
総理大臣
は
喘息気味
でどうしても本日は出られないという話があ
つた
わけですが、明る日
新聞
を見ておりますと、
衆議院
に登院なさ
つて予算委員会
で
答弁
なさ
つて
おる。こういう
新聞記事
を拜見したわけですが、そういう点から
考え
まして、
衆議院
には、出られない
病気
を押しても出られるけれども、
参議院
であれば出て来られないというふうにしかとれないわけなんですが、これに対しまして
官房長官
はどういうふうにお
考え
になりますか。
増田甲子七
41
○
国務大臣
(
増田甲子
七君) それは
中村
さんの御
質問
は本
国会
のことですか。
中村正雄
42
○
中村正雄
君 一昨々日ですか、
衆議院
の
予算委員会
に出ておられました。
増田甲子七
43
○
国務大臣
(
増田甲子
七君) お答え申上げます。実は
工合
が悪いのでございます。暫くは非常に御元気でしたが最近
ちよ
つと過労の
気味
がございまして、咳込むというように本
会議等
でも御覽と思いますが、発作的に咳込むようなことがありまして、
予算委員会
には、午後
工合
がよくな
つて
出たじやないかと
思つて
おります。
中村正雄
44
○
中村正雄
君
官房長官
の御
答弁
はそれは形式的にはよく分るわけですが、併し本
会議
が十時半から始まる、本
会議
でどうしても
総理大臣
の
出席
を
要求
して、
事務当局
を通じて再三再四話しても今日はどうしても出られないと
言つて
お
つて
、僅か一時間半経
つた
ら
衆議院
に出ておられる。而も
総理大臣
が出て来れば
予算委員会
は開くというような
要求
があれば、
病気
を押しても出るが、
参議院
の方からはそういう話がないから出ないとしか受取れない。
病気
だから五分後の人間の体は予想はできませんけれども、一時間前には
喘息
でどうしても出られないという人が、一時間ばかり経
つた
ら登院できるというような便利な
病気
というものは想像できない。そういう点につきまして毎々問題にな
つて
おるわけですけれども、
官房長官
として相当お
考え
にな
つて
もいいじやないか。
佐藤尚武
45
○
議長
(
佐藤尚武
君) 今の
中村
君の御
意見
に対して、昨日でありましたか
新聞
を見て、
予算委員会
に一昨昨日でありましたか八日ですかその朝の本
会議
、
参議院
の本
会議
には出られないと
言つて
お
つた
にも拘わらずその午後の
衆議院
の
予算委員会
に出られたという事実を
新聞
で見まして、私も同じような感じを持
つた
のであります。早速私もできる範囲内において
調べ
ました。
事情
を
調べ
で見ましたところが、こういうことであります。
参議院
に欠席したという前夜、その前日から何か
総理
は非常に咳込んでおられたそうであります。その夜中にな
つて
非常に
気分
が悪くな
つて医者
を呼んだそうであります。それで朝にな
つて
も
気分
が回復しないので
参議院
の方は止むを得ずお
断わり
をした。然るに午前中はずつと靜養してお
つた
ところが多少
気分
を持直したので、そうして又
予算委員会
のこれも
総理
がどうしても
出席
しなければ又
予算
が一日
延びるというようなことであつたために
、全然回復していなか
つた
けれども多少
気分
がよくな
つた
というので
出席
をした、こういうような事実であるそうであります。私はその
事情
を聞きまして、まあこれはやむを得なか
つた
ことであろうというように私としては一応了解したわけであります。それだけ附加えて私の
調べ
たところを御
説明
申上げます。 ――
―――――――――――
竹下豐次
46
○
委員長
(
竹下豐次君
) それでは裁定の問題を一応今日の日程に上げて置いたのですが。
大隈信幸
47
○
大隈信幸
君 その問題は今日
休むということになつておる
。
竹下豐次
48
○
委員長
(
竹下豐次君
) それではその問題はとりやめまして後日に廻すということにいたします ――
―――――――――――
河野義克
49
○
参事
(
河野義克
君)
常任委員
の
変更
が出て参りましたので申上げます。自由党の
池田宇右衞門
君が
予算委員
を辞任されまして
後任
に
城義臣
君を御指名願いたいという
申出
が出ております。
緑風会
の
予算委員
の
伊達源一郎
君が辞任されて
佐伯卯四郎
君が
後任
に指名されたいという二つの
申出
が出ております。
竹下豐次
50
○
委員長
(
竹下豐次君
)
委員
の
変更
につきまして
只今議事部長
から御報告いたしました件御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
竹下豐次
51
○
委員長
(
竹下豐次君
) それでは
異議
なしと認めます。それでは本日はこれにて散会いたします。 午前十一時九分散会
出席者
は次の
通り
。
委員長
竹下
豐次君
理事
大隈
信幸
君
委員
大野 幸一君
中村
正雄
君
佐々木鹿藏
君
門屋
盛一
君
深川榮左エ門
君
油井賢太郎
君 宇都宮 登君 加賀 操君 鎌田 逸郎君
小宮山常吉
君
板野
勝次
君 ――
―――――――――――
議長
佐藤
尚武
君 ――
―――――――――――
国務大臣
国 務 大 臣
増田甲子
七君
事務局側
参 事 (
事務次長
) 芥川 治君 参 事 (
記録部長
) 小野寺五一君 参 事 (
議事部長
)
河野
義克
君 参 事 (
警務部長
) 丹羽 寒月君 参 事 (
委員部長
) 宮坂 完孝君 参 事 (渉外課長)
猪名川治郎
君 法制局側 法 制 局 長 奧野 健一君