運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login

1950-04-30 第7回国会 衆議院 通商産業委員会 第41号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年四月三十日(日曜日)     午後三時十五分開議  出席委員    委員長代理 理事 神田 博君    理事 有田 二郎君 理事 小金 義照君    理事 澁谷雄太郎君 理事 永井 要造君    理事 村上  勇君 理事 有田 喜一君       阿左美廣治君    岩川 與助君       江田斗米吉君    門脇勝太郎君       關内 正一君    多武良哲三君       中村 幸八君    福田 篤泰君       福田  一君    前田 正男君       坂本 泰良君    田代 文久君  出席政府委員         通商産業政務次         官       宮幡  靖君         通商産業事務官         (通商企業局         長)      石原 武夫君  委員外出席者         專  門  員 谷崎  明君         專  門  員 大石 主計君         專  門  員 越田 清七君     ――――――――――――― 四月三十日  委員田中豊君及び飛嶋繁君辞任につき、その補  欠として小西英雄右及び首藤新八君が議長の指  命で選任された。     ――――――――――――― 四月三十日  商工会議所法案星島二郎君外八名提出、衆法  第三二号)  電力事業編成に関する決議案苫米地義三君  外二十一名提出、決議第二一号)  中日貿易促進に関する決議案志田義信君外十  四名提出、決議第四〇号) の審査を本委員会に付託された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  商工会議所法案星島二郎君外八名提出、衆法  第三二号)  鉱害に関する決議案起草に関する件   請 願  一 電力新規需要に対し島根県を電源地帶県と    して優先取扱請願山本利壽紹介)(    第六六号)  二 電気事業の全国七ブロツク分割案反対の請    願(田代文久君外一名紹介)(第二五八    号)  三 同(岡田春夫君外二名紹介)(第二五九    号)  四 電気事業問題に関する請願外一件(田代文    久君外一名紹介)(第二六〇号)  五 小丸川水系川原、石河内第二発電所復元の    請願川野芳滿外五名紹介)(第三四一    号)  六 電力国家管理法即時廃止請願川野芳満    君外五名紹介)(第三四二号)  七 東北地方電気事業確立に関する請願(志    田義信君外一名紹介)(第四一九号)  八 既設火力発電所の全負荷運転に関する請願    (石野久男紹介)(第五〇八号)  九 同外二件(伊藤憲一君外三名紹介)(第五    〇九号) 一〇 元富山県営発電施設復元請願土倉宗明    君外三名紹介)(第六〇三号) 一一 大淀川発電所及び送電線復元請願(小金    義照君紹介)(第六〇七号) 一二 関東配電株式会社佐野変電所拡充に関する    請願石野久男紹介)(第六四三号) 一三 日本発送電株式会社清水発電所存続請願    (砂間一良君外一名紹介)(第六六五号) 一四 既設発電所設備改修請願風早八十二君    外一名紹介)(第六六七号) 一五 同(川上貫一君外一名紹介)(第六六八    号) 一六 同(園田直紹介)(六六九号) 一七 同(前田榮之助君紹介)(第六七〇号) 一八 電気資源開発促進請願風早八十二君外    一名紹介)(第六七一号) 一九 同(園田直紹介)(第六七二号) 二〇 東北地方電気事業確立に関する請願(志    田義信紹介)(第七〇四号) 二一 元南那珂郡営電気事業復元請願瀬戸山    三男君紹介)(第七三二号) 二二 かんがい排水用電力料金に関する請願(庄    司一郎紹介)(第七二九号) 二三 同(江崎真澄君外七名紹介)第七三〇号) 二四 電気事業問題に関する請願井之口政雄君    外一名紹介)(第七四三号) 二五 東北地方電気事業確立に関する請願(安    部俊吾紹介)(第七六〇号) 二六 同(庄司一郎紹介)(第七九七号) 二七 同(山本猛夫紹介)(第七九八号) 二八 同外百六十七件(志田義信紹介)(第七    九九号) 二九 同(池田正之輔君紹介)(第八〇〇号) 三〇 同外二十二件(志田義信紹介)(第八二    二号) 三一 電気事業問題に関する請願川上貫一君紹    介)(第七八七号) 三二 南九州電源開発に関する請願(上林山栄    吉君外九名紹介)(第八一九号) 三三 公共用電力割当量及び料金の改正に関する    請願江崎真澄紹介)(第八三九号) 三四 かんがい排水用電力料金に関する請願(庄    司一郎紹介)(第八五三号) 三五 電気事業問題に関する請願鈴木茂三郎君    紹介)(第九四三号) 三六 冷凍事業に対する大口電力割当に関する請    願(安部俊吾君外三名紹介)(第九九五    号) 三七 佐野変電所施設拡充に関する請願(大澤    嘉平治紹介)(第一〇六九号) 三八 電気化学工業用自家発電設備復元に関する    請願神田博紹介)(第一〇七二号) 三九 東北地方電気事業確立に関する請願(池    田正之輔君外三名紹介)(一〇八二号) 四〇 元金沢市営電気事業復元請願大森玉木    君紹介)(第一一〇九号) 四一 東北地方電気事業確立に関する請願(牧    野寛索君外四名紹介)(第一一二六号) 四二 既設火力発電所の全負荷運転に関する請願    (石野久男紹介)(第一二〇三号) 四三 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願外六件(坂本泰良紹介)(第一    二〇五号) 四四 同外六件(石野久男紹介)(第一二〇六    号) 四五 東北七県の配電事業分割公営並びに同地区    連絡送電設備建設に関する請願内海安吉    君外五名紹介)(第一二五七号) 四六 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願春日正一紹介)(第一三三二    号) 四七 雨龍村補水地区拡張並びに発電事業費国庫    補助の請願篠田弘作紹介)(第一三六    三号) 四八 配電事業公営に関する請願神田博君紹    介)(第一三六五号) 四九 元東田川郡営電気事業復元請願志田義    信君紹介)(第一四一七号) 五〇 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願小川政信紹介)(第一四七〇    号) 五一 九州地方の電力問題に関する請願村上勇    君紹介)(第一五一八号) 五二 電気安全法制定反対請願伊藤憲一君外    一名紹介)(第一五六六号) 五三 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願外二件(伊藤憲一君外二名紹介)    (第一五六七号) 五四 同(木村榮紹介)(第一五六八号) 五五 同(風早八十二君外一名紹介)(第一六一    八号) 五六 同(伊藤憲一君外一名紹介)(第一六一九    号) 五七 同外二件(岡田春夫君外五名紹介)(第一    六二〇号) 五八 同(赤松勇紹介)(第一六八五号) 五九 同(風早八十二君外一名紹介)(第一六八    六号) 六〇 同外一件(田代文久君外一名紹介)(第一    六八七号) 六一 かんがい排水用電力料金に関する請願(米    原昶君紹介)(第一六〇四号) 六二 農業用電力料金軽減に関する請願青木正    君紹介)(第一六二四号) 六三 輸出工業用電力基準割当増加に関する請願    (今泉貞雄紹介)(第一六五三号) 六四 病院用電力基準割当量増加に関する請願(    丸山直友紹介)(第一六五四号) 六五 ふ(孵)化用電力基準割当量増加に関する    請願江崎真澄君外一名紹介)(第一六五    五号) 六六 日本発送電株式会社清水発電所存続請願    神田博紹介)(第一六六八号) 六七 電気事業問題に関する請願神田博君紹    介)(第一六六九号) 六八 九州地方の電力問題に関する請願外十七件    (村上勇紹介)(第一七六五号) 六九 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願木村榮君外一名紹介)(第一七    六六号) 七〇 同(岡田春夫紹介)(第一七六七号) 七一 電気事業分断及び電気料金地域差設定反対    に関する請願田代文久君外一名紹介)(    第一八〇九号) 七二 病院用電力基準割当量増加に関する請願(    堀川恭平紹介)(第一八七二号) 七三 電気事業分断反対に関する請願志賀義雄    君外五名紹介)(第一八八一号) 七四 電気自動車充電用電力確保等に関する請願    (川野芳滿君外一名紹介)(第一八九七    号) 七五 九州地方の電力問題に関する請願高橋權    六君紹介)(第一九四六号) 七六 同外二件(村上勇紹介)(第一九五五    号) 七七 東北地方電気事業確立に関する請願(安    部俊吾君外二名紹介)(第一九八七号) 七八 電気事業分断反対に関する請願外四件(今    澄勇紹介)(第二〇五一号) 七九 同外二件(高橋清治郎紹介)(第二〇五    二号) 八〇 同(前田榮之助君紹介)(第二〇五三号) 八一 九州地方の電力問題に関する請願外二十八    件(村上勇紹介)(第二〇五四号) 八二 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願岡田春夫君外四名紹介)(第二    〇五五号) 八三 大淀川発電所及び送電線復元請願(龍野    喜一郎君紹介)(第二〇八三号) 八四 電気事業編成実施延期並びに電気料金    軽減に関する請願吉田吉太郎紹介)(    第二一四〇号) 八五 電気事業分断及び電気料金地域差設定反対    に関する請願外十一件(福田喜東紹介)    (第二一四二号) 八六 電気事業分断反対に関する請願川崎秀二    君紹介)(第二一七一号) 八七 同外三件(岡田春夫紹介)(第二二〇二    号) 八八 同(河口陽一紹介)(第二二七九号) 八九 同外三件(大野伴睦紹介)(第二二八〇    号) 九〇 同(上林與市郎君外三名紹介)(第二三一    三号) 九一 同外四件(松本六太郎君紹介)(第二三一    四号) 九二 電気事業再編成案における北陸地区帰属発    電所の容量増加に関する請願鍛冶良作君    紹介)(第二一八七号) 九三 電気事業分断及び電気料金値上げ反対に関    する請願春日正一君外一名紹介)(第二    二八一号) 九四 神島村に海底電線による電力供給請願(    石原圓吉紹介)(第二三〇一号) 九五 電気事業分断及び電気料金地域差設定反対    に関する請願門脇勝太郎紹介)(第二    三三八号) 九六 同外三件(岡田春夫紹介)(第二三八二    号) 九七 病院用電力基準割当量増加に関する請願(    松永佛骨紹介)(第二三三九号) 九八 同(伊藤憲一君外一名紹介)(第二四五七    号) 九九 九州地方の電力問題に関する請願淵上房    太郎君紹介)(第二三四〇号) 一〇〇 同(高橋權六君紹介)(第二三四一号) 一〇一 同(池見茂隆紹介)(第二三四二号) 一〇二 同外十三件(瀬戸山三男紹介)(第二    三四三号) 一〇三 同外二十六件(渕通義紹介)(第二三    四四号) 一〇四 同外九件(村上勇紹介)(第二四三一    号) 一〇五 自家用電気工作物施設法案に関する請願    (岡田五郎紹介)(第二三四七号) 一〇六 かんがい排水用電力料金に関する請願(    大村清一紹介)(第二三六二号) 一〇七 電気事業分断反対に関する請願玉井祐    吉君紹介)(第二三八三号) 一〇八 私鉄の電力割当量増加並びに電気事業分    断反対に関する請願岡田五郎紹介)(    第二四三〇号) 一〇九 朝日、丸山、内ケ谷三発電所建設促進に    関する請願木村公平君外一名紹介)(第    二四九一号) 一一〇 九州地方の電力問題に関する請願外二十    八件(尾崎末吉紹介)(第二五四〇号) 一一一 同外四十七件(原田雪松紹介)(第二    五六五号) 一一二 同外七件(村上勇紹介)(第二六二六    号) 一一三 電気事業再編成案における北陸地区帰属    発電所容量増加に関する請願橘直治君    紹介)(第二五六二号) 一一四 電気事業分断反対に関する請願伊藤憲    一君外一名紹介)(第二五六三号) 一一五 同外一件(河野金昇紹介)(第二五六    四号) 一一六 九州地方電気事業編成に関する請願    (小山長規君外五名紹介)(第二五七六    号) 一一七 元住友共同電力株式会社電気設備復元    反対に関する請願大西弘君外八名紹介)    (第二六〇二号) 一一八 四国地方電気事業編成に関する請願    外三十二件(三木武夫紹介)(第二六二    七号) 一一九 電気事業分断反対並び那賀川電源開発    促進に関する請願外三十九件(三木武夫君    紹介)(第二六二八号) 一二〇 農業用電力に関する請願平川篤雄君紹    介)(第二六五〇号) 一二一 大牧発電所復元に関する請願猪俣浩三    君紹介)(第二六五一号) 一二二 電気事業分断反対に関する請願水谷昇    君紹介)(第二六七〇号) 一二三 同(今澄勇紹介)(第二六七一号) 一二四 同(河口陽一紹介)(第二七七九号) 一二五 電気事業分断並びに元住友共同電力株式    会社の電気設備復元反対に関する請願外百    八十三件(島田末信紹介)(第二六七二    号) 一二六 九州地方の電力問題に関する請願外七件    (渕通義紹介)(第二六九〇号) 一二七 同外二件(瀬戸山三男紹介)(第二六    九一号) 一二八 電気事業分断及び電気料金地域差設定反    対に関する請願村上勇紹介)(第二七    五六号) 一二九 かんがい排水用電力料金に関する請願(    今井耕紹介)(第二七八九号) 一三〇 只見川電源開発計画中の尾瀬ヶ原保存に    関する請願亘四郎紹介)(第二七九〇    号) 一三一 四国地方電気事業編成に関する請願    (小西英雄紹介)(第二七九一号) 一三二 信越地方電気事業編成に関する請願    (亘四郎紹介)(第二七九二号) 一三三 電気料金地域差撤廃並びに農業電化促    進に関する請願橋本龍伍紹介)(第二    七九三号) 一三四 飛彈川水系発電所関西地区帰属反対    に関する請願江崎真澄紹介)(第二八    四六号) 一三五 電気事業分断反対に関する請願堀川恭    平君紹介)(第二八四七号) 一三六 元苫小牧市営電気事業復元に関する請願    (篠田弘作紹介)(第二八四八号) 一三七 信越地方電気事業編成に関する請願    (亘四郎紹介)(第二八四九号) 一三八 信越地方電気事業編成並びに新電気    料金制に関する請願亘四郎紹介)(第    二八五〇号) 一三九 農業用電力に関する請願江崎一治君紹    介)(第二八五一号) 一四〇 私鉄の電力料金値上げ反対に関する請願    (西村榮一紹介)(第二八五九号) 一四一 電気事業分断反対に関する請願大村清    一君紹介)(第二八七三号) 一四二 離島における電気事情改善等に関する請    願(平井義一紹介)(第二八八一号) 一四三 九州地方の電力問題に関する請願(平井    義一君紹介)(第二九〇〇号) 一四四 電気料金地域差設定反対請願(橋本    龍伍君外四名紹介)(第二四四号) 一四五 電気料金値下げ請願松谷天光光君外    一名紹介)(第九七八号) 一四六 長野県における電気料金適正改訂に関    する請願吉川久衛君外十二名紹介)(第    一一六一号) 一四七 電気料金地域差設定反対請願(池見    茂隆君外一名紹介)(第一三一三号) 一四八 電気料金値下げ並びに電力割当制是正に    関する請願田島ひで紹介)(第一三一    五号) 一四九 電気料金値下げ請願春日正一君紹    介)(第一三三三号) 一五〇 電力料金改訂並びに同割当制是正に関す    る請願前田種男紹介)(第一四〇五    号) 一五一 電気料金値上げ反対並びに集団住宅にお    ける電気料金制是正に関する請願外一件(    伊藤憲一君外二名紹介)(第一五六五号) 一五二 電気料金地域差設定反対等に関する請    願外一件(伊藤憲一君外三名紹介)(第一    五六九号) 一五三 同(風早八十二君外一名紹介)(第一六    八八号) 一五四 同(伊藤憲一君外一名紹介)(第一六八    九号) 一五五 電気料金値上げ反対並びに集団住宅にお    ける電気料金制是正に関する請願外一件(    伊藤憲一君外一名紹介)(第一六一六号) 一五六 電力料金改訂並びに同割当制是正に関す    る請願石野久男紹介)(第一六一七    号) 一五七 電気料金地域差設定反対請願(青野    武一君紹介)(第一六三一号) 一五八 電気料金改訂に関する請願高橋清治郎    君紹介)(第一七一一号) 一五九 電力料金改訂並びに同割当制是正に関す    る請願岡田春夫紹介)(第一七七七    号) 一六〇 電気料金値下げ並びに同地域差撤廃の請    願(木村榮君外一名紹介)(第一八八二    号) 一六一 同外三件(木村榮紹介)(第一九五四    号) 一六二 電気料金値下げ並びに同地域差撤廃の請    願外二件(木村榮君外一名紹介)(第二一    四一号) 一六三 電気料金値上げ反対並びに集団住宅にお    ける電気料金制是正に関する請願風早八    十二君外一名紹介)(第二一七〇号) 一六四 電気料金値下げ並びに同地域差撤廃の請    願(米原昶君外一名紹介)(第二二八二    号) 一六五 電気料金改訂に関する請願風早八十二    君紹介)(第二三一五号) 一六六 電気料金改訂に関する請願風早八十二    君紹介)(第二五一三号) 一六七 銅鉱業対策に関する請願笹山茂太郎君    外二名紹介)(第四六号) 一六八 下北炭鉱復興対策に関する請願苫米地    義三君外一名紹介)(第一六三号) 一六九 笹ケ谷銅山鉱毒防除施設に関する請願    (木村榮紹介)(第二九一号) 一七〇 荒尾市における鉱害復旧費国庫補助の請    願(田代文久君外二名紹介)(第二九二    号) 一七一 金属鉱山危機打開のための鉱業政策に    関する請願今澄勇紹介)(第三八一    号) 一七二 特別鉱害復旧臨時措置法案の修正に関す    る請願(關内正一君外十一名紹介)(第六    一〇号) 一七三 同(岩川與助紹介)(第一二四七号) 一七四 米代川流域諸鉱山の鉱害除去に関する請    願(石田博英紹介)(第二一七三号) 一七五 特別鉱害復旧臨時措置法制定促進請願    (寺本齋君外一名紹介)(第二一九九号) 一七六 ゼラチン産業助成等に関する請願(川    上貫一君外一名紹介)(第三八五号) 一七七 中小工業対策に関する請願風早八十二    君紹介)(第三九二号) 一七八 中小企業等協同組合法による信用協同組    合の設立に関する請願塚田十一郎君紹    介)(第六〇一号) 一七九 自転車、リヤカー配給規則廃止請願(    加藤隆太郎君外一名紹介)(第七六三号) 一八〇 中小企業救済に関する請願川上貫一君    紹介)(第七八八号) 一八一 中小企業金融金庫設置に関する請願(塚    田十一郎君外四名紹介)(第九三三号) 一八二 中小企業等協同組合法の一部改正に関す    る請願門脇勝太郎紹介)(第一四〇六    号) 一八三 商工会議所法制定に関する請願志田義    信君紹介)(第一八一二号) 一八四 戰争による転換工場の復元に関する請願    (河野金昇紹介)(第四六一号) 一八五 中国、ソ連邦、朝鮮三国との貿易促進に    関する請願田島ひで君外一名紹介)(第    四六八号) 一八六 同(早稻田柳右エ門紹介)(第四六九    号) 一八七 日伯通商協定締結促進に関する請願(降    旗徳弥紹介)(第一七〇七号) 一八八 医療用変性アルコール配給に関する請願    (降旗徳弥紹介)(第一九三八号) 一八九 同(降旗徳弥君外一名紹介)(第一九八    五号) 一九〇 商工会議所法案に関する請願井手光治    君紹介)(第二〇三〇号) 一九一 ゴム産業における人員整理及び工場閉鎖    反対に関する請願赤松勇紹介)(第二    一一四号) 一九二 舞鶴市に競輪場設置請願大石ヨシエ    君紹介)(第二一一八号) 一九三 中小企業救済緊急施策に関する請願(今    澄勇君外十二名紹介)(第二四九五号) 一九四 火薬類取締法反対に関する請願田代文    久君一名紹介)(第二六八九号) 一九五 木材防腐加工処理法制化に関する請願    (有田喜一君外二名紹介)(第二七八八    号) 一九六 中小企業危機打開に関する請願(前田    種男君紹介)(第二八三九号) 一九七 同(大泉寛三君紹介)(第二八四〇号) 一九八 尼崎市に小型自動車競走場設置請願(    吉田吉太郎紹介)(第二八五六号) 一九九 鶴岡纖維製品検査所川俣支所昇格並び    に小高支所設置請願外一件(松本善壽君    紹介)(第二四五号) 二〇〇 山梨県に纖維製品検査所支所設置請願    (樋貝詮三君紹介)(第四九三号) 二〇一 工業技術庁地質調査所職員給與改善に    関する請願田代文久君外二名紹介)(第    九八四号) 二〇二 工業技術庁地質調査所職員交通費に関    する請願坂本泰良紹介)(第一〇六六    号) 二〇三 岡山、福山両市に神戸纖維製品検査所支    所設置請願星島二郎君外一名紹介)(    第一〇七七号) 二〇四 神戸纎維製品検査所福岡支所設置に関す    る請願池見茂隆紹介)(第二二二一    号) 二〇五 同(守島伍郎君紹介)(第二二二二号) 二〇六 測量法による工業技術庁地質調査所の測    量予算増額に関する請願田渕光一君紹    介)(第二四二五号) 二〇七 度量衡器検定統一に関する請願(川西    清君紹介)(第一〇一〇号) 二〇八 甲種度量衡器及び計量器検定地方移讓    に関する請願(稻村順三君紹介)(第一四    二八号) 二〇九 釜石線沿線開発に関する請願山本猛夫    君紹介)(第二三一号) 二一〇 津島市に小型自動車競走場設置請願(    江崎真澄紹介)(第二八六号) 二一一 鉱石産電気銅価格差補給金廃止後の施策    に関する請願小西英雄紹介)(第五四    八号) 二一二 官営アルコール工場拂下げ反対に関する    請願赤松勇紹介)(第一四一九号) 二一三 帝国石油株式会社法廃止に伴い日本鉱業    株式会社石油鉱業権等返還に関する請願    (神田博君外二名紹介)(第一七六八号) 二一四 安中町所在東邦亞鉛精錬工場鉱害対策に    関する請願小峯柳多君外二名紹介)(第    二八七四号)   陳情書  一 海外における国際見本市博覧会等への参加    に関する陳情書(    第七号)  二 輸出貿易シー・アイ・エフ取引に関する    陳情書(第八号)  三 日本船舶海外配船に関する陳情書    (第九号)  四 輸出許可事務大阪通商産業局全面的委    讓の陳情書(第一    一号)  五 企業合理化に関する陳情書    (第一六号)  六 生産要素の確保に関する陳情書    (第一七号)  七 海外市場調査員の派遣常駐に関する陳情書    (第一八号)  八 中小企業金融円滑化に関する陳情書    (第二〇号)  九 電気事業分断反対陳情書    (第三三号) 一〇 富山市に通商事務所設置陳情書    (第一一    〇号) 一一 同(    第一二三号) 一二 鉱害復旧事業施行の陳情書    (第一三九号) 一三 中小企業金融難打開に関する陳情書    (第    一四二号) 一四 中小商工業者に対する融資促進の陳情書    (第一六二号) 一五 交易の改善に関する陳情書    (第一八六号) 一六 笹ヶ谷鉱毒防除施設促進の陳情書    (第一    九〇号) 一七 度量衡法中改正の陳情書    (第一九五号) 一八 防府工場返還問題に関する陳情書    (第二一二号) 一九 特別鉱害臨時措置法案中修正に関する陳情    書(    第二一四号) 二〇 只見川電源開発に関する陳情書    (第二一八号) 二一 上椎葉電源開発促進の陳情書    (第二五二号) 二二 電力分割案反対に関する陳情書    (第二六九号) 二三 電気事業編成に関する陳情書    (第二九七号) 二四 笹ヶ谷鉱毒防除施設促進の陳情書    (第三    〇八号) 二五 指定を解除された賠償工場の自立再建に関    する陳情書    (第    三一二号) 二六 電力対策に関する陳情書    (第三五七号) 二七 工業技術庁陶磁器試験所の移転反対に関す    る陳情書    (第三六七号) 二八 大森川開発事業促進に関する陳情書    (第三七〇号) 二九 特別鉱害復旧臨時措置法制定促進陳情書    (第三七四    号) 三〇 九州地区電源開発促進に関する陳情書    (第三七九号) 三一 かんがい排水用電力料金国庫負担の陳情書    (第    三八二号) 三二 電気料金の適正化に関する陳情書    (第三九四号) 三三 富山県水力発電施設を県へ復元の陳情書    (第三九九号) 三四 東北地方電気事業確立陳情書    (第四〇〇    号) 三五 電力分割案反対に関する陳情書    (第四〇四号) 三六 電力分割案反対に関する陳情書    (    第四〇五号) 三七 電気料金値上反対陳情書    (第四〇六号) 三八 電気事業分断反対陳情書    (第四    三一号) 三九 電力料金の地域差に関する陳情書    (第四四五号) 四〇 電力分割案反対に関する陳情書    (第四四六号) 四一 電気料金の値上反対陳情書    (第四五六号) 四二 電気事業の再編成に関する陳情書    (第四五七号) 四三 電気事業の再編成に関する陳情書    (第四五八号) 四四 東北の電気事業確立陳情書    (第四五九号) 四五 電気料金地域差撤廃に関する陳情書    (第四八九号) 四六 東北の電気事業確立陳情書    (第四九一号) 四七 度量衡法中改正の陳情書    (第五一九号) 四八 東北地方電気事業確立陳情書    (    第五三〇号) 四九 工業技術庁陶磁器試験所の移転反対に関す    る陳情書(第    五三二号) 五〇 福岡市に纎維製品検査所支所設置陳情書    (第五三四号) 五一 日本発送電株式会社琴浦火力発電所存続の    陳情書    (第五五〇号) 五二 大淀川自家発電所返還に関する陳情書    (第五五八号) 五三 東北の電気事業確立に関する陳情書    (第五六〇号) 五四 電気事業分断中止の陳情書    (    第五六六号) 五五 元東田川郡営の電気事業返還に関する陳情    書    (第五七五号) 五六 電気料金の地域差に関する陳情書    (第六〇一号) 五七 新郷及び山郷両発電所の発電機増設等に関    する陳情書    (第六一三号) 五八 現行電気料金制度改訂に関する陳情書    (第六四三号) 五九 九州地区地域差電力料金制度改善に関する    陳情書    (第六四四号) 六〇 電力事業断反対陳情書    (第六四五号) 六一 電気料金値上並びに分断反対等の陳情書    (第六四七号) 六二 商工会議所法制定促進の陳情書外十一件    (第六五〇号) 六三 電気事業分断中止の陳情書    (第六六三号) 六四 九州地区地域差電力料金制度改善に関する    陳情書(第六    七二号) 六五 電気料金の値上反対陳情書    (第六七六号) 六六 電気事業の市営復元に関する陳情書    (第六七九号) 六七 電気事業分断反対陳情書外一件    (第六八一号) 六八 商工会議所法制定促進の陳情書    (第六八九号) 六九 特別鉱害復旧臨時措置法成立促進に関する    陳情書    (第六九二    号) 七〇 東北興業株式会社幹部の異動に関する陳情    書(第七〇    四号) 七一 電力分割案反対に関する陳情書    (第七一一号) 七二 電気事業の再編成に関する陳情書    (第七一二号) 七三 度量衡器並びに計量取締に関する陳情書    (第七一五号) 七四 電気料金の値上反対陳情書外二件    (第七一七号) 七五 電気事業分断中止の陳情書    (第七二三号) 七六 電気事業編成に関する陳情書    (第七    二五号) 七七 特別鉱害復旧臨時措置法成立に関する陳情    書外二件    (第七二六号) 七八 改訂電気料金制度の適正化に関する陳情書    (第七三四    号) 七九 電力分割案反対に関する陳情書    (第七三九号) 八〇 商工組合中央金庫松山出張所を支所に昇格    の陳情書    (第七四〇号) 八一 商工会議所法制定促進の陳情書    (第    七四九号) 八二 中小企業対策確立に関する陳情書    (第七六二号) 八三 電気工事法制定に関する陳情書    (第七六三    号) 八四 電力分割案反対に関する陳情書    (第七六七号) 八五 丸山発電所開発促進の陳情書    (第七七六号) 八六 特別鉱害復旧臨時措置法制定促進陳情書    (第七八〇    号) 八七 商工会議所法案に関する陳情書    (第七八三号) 八八 大牧発電所を日本水力工業株式会社に返還    の陳情書    (第七九二号) 八九 電力基準割当量増配に関する陳情書    (第七九四号) 九〇 商工会議所法制定促進の陳情書    (第八一三号) 九一 中小企業育成強化に関する陳情書    (第八一七    号) 九二 信用保証協会に対する国庫補助の陳情書    (第八三五号) 九三 産業技能者養成費国庫補助の陳情書    (第八四〇号) 九四 特別鉱害復旧臨時措置法成立促進に関する    陳情書(第    八五一号) 九五 木材の輸出許可に関する陳情書    (第八五五号) 九六 商工会議所法制定促進の陳情書    (第八五六号) 九七 京都市に中小金融特別店舗設置の陳情書    (第八六    〇号)     ―――――――――――――
  2. 神田博

    神田委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  前会に引続きまして私が委員長の職務を行います。ただいまより本日の請願及び陳情書日程全部を一括議題として審査を行います。この際請願及び陳情書審査小委員長の報告を求めます。關内正一君。
  3. 關内正一

    ○關内委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書につきまして、小委員会における審査の結果を御報告いたします。  今第七国会において、当通産委員会に付託されました請願は総数二百十四件でありまして、そのうち電気関係は百六十六件、商業及び鉱工業関係は四十八件であります。付託されました請願のうち、本院において現在審議中の議案またはすでに審査を終わました議案と関係ある請願その他、趣旨において種々問題のありまするものにつきましては、その可否を決することを留保いたしまして、その他、請願の趣旨におきまして妥当と認められるものは、つとめて採択すべきものといたした次第であります。  次に採択すべきものと決しました請願を公報の日程に従い御報告申し上げます。日程第一、五から一二まで、一四から二三まで、二五から三〇まで、三二から三四まで、三六から四二まで、四七、四九、六一から六五まで、七二、七四、七七、八三、九四、九七、九八、一〇五、一〇六、一〇九、一二〇、一二一、一二九、一二〇、一三六、一三九、一四〇、一四二、一四四から一四六まで、一四八、一四九、一五一から一五五まで、一五七、一五八、一六〇から一六六まで、一六九から一七八まで、一八○から一九三まで、一九五から二〇〇まで、二〇三から二〇五まで、二〇九、二一〇、二一三、以上百十五件を採択のうえ内閣に送付すべきものと決定いたした次第であります。  次に陳情書について御報告いたします。当通産委員会に送付されました陳情書は九十七件でありまして、その趣旨はおおむね請願とほとんど同一のものが多く、これらは先例によりまして、当委員会の議案の審査または国政調査の参考に資するという意味におきまして、委員会において了承すべきものといたした次第であります。  以上簡單でございますが、御報告申し上げます。
  4. 神田博

    神田委員長代理 ただいまの小委員長の報告について、何か御質疑はありませんか。——別に御発言もないようでありますから、ただちに各請願及び陳情書の可否を決することにいたします。ただいまの小委員長の報告通り、請願については百十五件を採択の上内閣に送付すべきものとし、その他の各請願はこれを留保いたしまして、陳情書につきましては、本委員会において日程全部を了承することに決するに御異議ありませんか。     〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕
  5. 神田博

    神田委員長代理 御異議なしと認めまして、そのように決しました。     〔神田委員長代理退席、澁谷委員長代理着席〕
  6. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 この際お諮りいたします。本日星島二郎君外八名提出商工会議所法案が本委員会に付託されました。ただいまより本案を議題として審議を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 御異議なしと認めます。  それではただいまより本案を議題として審査を進めます。まず本案の提案者より提出理由の説明を求めます。神田博君。     —————————————
  8. 神田博

    神田委員 ただいま議題となりました商工会議所法案の提案理由につきまして、大要を御説明いたします。  昭和二年四月商工業の改善発達をはかる目的をもつて、商工会議所法が公布せられ、各地に商工会議所が設立され、商工業に関する調査、斡旋、仲裁その他の業務を行つて参つたのでありますが、戰争勃発に伴う統制経済の強化に伴い、従来の商工会議所は、その存在意義を失い、昭和十八年同法は廃止されたのであります。その際統制経済下における行政機関の下部機構としての役割を果させるために、商工経済会法が制定公布されたのであります。終戰後、戰時統制的色彩の濃厚であつた同法は、昭和二十一年九月に廃止され、そのまま現在に至つているのであります。しかるに同法廃止後各地におきまして、商工会議所が自然発生的に生じ、商工業の改善発達のため、地域的推進団体として活動をしているのでありまして、その数も全国的三百余に達している次第であります。そこでこの際商工会議所の一層の普及、改善発達をはかるため、その基準となるべき法律を制定する必要を認めるに至りましたので、本法案を提出いたしました次第であります。  その概要を御説明いたしますと、第一に、その目的といたしまして、在来のように商工業の改善発達という点のみにとどまらず、社会一般の福祉の増進をも同時に目的といたしまして、その活動範囲を広げたことであります。  第二に、商工会議所の基準及び原則を明確に規定し、一、地区内の商工業の改善発達を促進し、あわせてその地区内の福祉と繁栄を増進することを目的とすること。二、会員が任意に加入し、または脱退することができること。三、会員はおのおの一個の議決権を有すること、こう規定いたしました。  第三に、前述のごとく、商工会議所は、相当古い伝統を持つておりますので、その社会的評価も高いのであります。従つてその兼礎を鞏固にするため、民法の公益法人の規定によつて設立されたものに統一し、單なる組合団体等法人でないものが商工会議所の伝統をはずかしめることがないようにいたしております。  第四に商工会議所は、原則として市の区域に一個に限つて存立せしめることといたしましたが、商工業の状況により、県または町及びそれらが合同してつくるもの、並びに全国的または都道府県ごとの商工会議所の連合体を設立することを認めました。  第五に商工会議所は、事業者団体として事業者団体法の適用を受けるのでありますが、その事業の主要なものを列挙いたしました。  第六にこの法律に規定する商工会議所としての要件を備えていないものに対し、商工会議所という名称を使用することを禁止し、必要な罰則を設けたことであります。  終りに現存する商工会議所については、この法律の規定に適合するよう必要な措置をとるべき旨の経過規定を設けました。すなわち商工会議所の地区の全部または一部が軍複するものはこの法律施行後六箇月以内に必要な措置をとること、及び商工会議所でないものであつて、その名称を使用しているものも、この法律施行の日から六箇月以内に、その名称を変更するか、または定款の変更その他必要な措置をとり、商工会議所としての要件を備えることであります。  以上この法律案の提案の理由につきまして大略を説明いたしましたが、なお、去る三月で役員の改選期を迎えた商工会議所も相当存在するのでありますが、これらの商工会議所は、本法の成立を期待いたしまして、本法による改組後の新しい発足の際まで、その改選を待機している状況のものもあることを付言いたします。  何とぞ諸般の状況を御了察の上、すみやかに御可決あらんことを切望いたす次第であります。
  9. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 これにて提案理由の説明は終りました。
  10. 關内正一

    ○關内委員 私はここに質疑及び討論の省略の動議を提出いたします。  すなわち本案につきましては、ただいまの提案理由の御説明によりまして十分了承できると存ずるのであります。会期も切迫いたしておりますし、なお他の重要議案が残されておりまするので、法案の質疑及び討論を省略して、ただちに採決せられんことを望みます。
  11. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 ただいまの關内君の動議について採決いたします。賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立)
  12. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 起立多数。よつて本動議は可決いたしました。  ただちに採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
  13. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 起立多数。よつて本案は可決いたしました。  この際本日議決いたしました請願及び本案の委員会報告書作成の件についてお諮りいたします。これは先例によりまして、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 澁谷雄太郎

    ○澁谷委員長代理 御異議なしと認めます。委員長に御一任をいただいたことに決します。     〔澁谷委員長代理退席、神田委員長代理着席〕     —————————————
  15. 神田博

    神田委員長代理 それでは次に鉱害に関する決議案の案文について御協議を願うことといたします。  まず案文につきまして、谷崎專門委員をして朗読せしめます。   〔谷崎專門員朗読〕    鉱害に関する決議案  石炭採掘による、鉱害のため、美田は変じて泥海と化し、住宅は日夜倒壞の危険に脅さ れ、交通通信は杜絶し、祖先の墳墓は、水底に沒する等、惨憺たるその実情は路傍の人 も尚正視するに忍びないものがある。   昨年十月資源庁の調査にかかる、炭鉱の鉱害復旧費は、総額実に二百三十一億円に上 り、そのうち特別鉱害復旧臨時措置法によつて処理せられるものは、約五十億円に過ぎ ない。   而も炭鉱の鉱害は、更に今後も続続発生する事に想い到る時、厖大なる此等鉱害のた めに被る経済上の損失、公共福祉の阻害、或いは、人心の不安等、寔に憂慮に耐えない ものがある。   本院は、今般特別鉱害復旧臨時措置法の成立せるに際し、一般鉱害の復旧に就いても 、亦、これと一体不可分の関係にあるものとして、特別の関心を有するとともに、鉱害 対策は、総合的な国土計画の一環たる性質を有するものと認める。   政府は、本件の重大性、特に今日の事態を招来した原因に深く鑑み、既存鉱害の復旧 を促進するため、あらゆる手段を講ずるは勿論国土計画の観点からも対策を樹て、今後 の発生を最小限度に喰い止めるため、鉱業権の設定、施業案の認可等に関する拔本塞源 的措置に就いても万遺漏なきを期すべきである。   右決議する。
  16. 神田博

    神田委員長代理 ただいま谷崎專門員をして朗読せしめました案文につきまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 神田博

    神田委員長代理 御異議なしと認めます。  そこでお諮りいたしますが、本案の扱い方はいかがいたしましようか。     〔「委員長に一任」と呼ぶ者あり〕
  18. 神田博

    神田委員長代理 委員長に一任するということでございますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 神田博

    神田委員長代理 それではさようにとりはからうことにいたします。  この際委員長から一言委員の方々に御了解を得ておきたいと思います。ただいま一任になりました本決議案は、明日上程できるようなことにそれぞれ手配をいたしたいと考えております。委員の方々も御出身の党にできましたら御連絡願いたいと思います。  それでは本日はこれにて散会いたします。     午後三時五十八分散会      ————◇—————