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1950-03-06 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第10号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年三月六日(月曜日)     午前十一時四十七分開議  出席委員    委員長 堀川 恭平君    理事 青柳 一郎君 理事 田中 重彌君    理事 中川 俊思君 理事 松永 佛骨君       幡谷仙次郎君    丸山 直友君       亘  四郎君    堤 ツルヨ君       渡部 義通君  出席国務大臣         (厚生大臣)  林  讓治君  出席政府委員         厚生事務官         (保険局長)  安田  巖君  委員外出席者         專  門  員 川井 章知君         專  門  員 引地亮太郎君 三月四日  厚生年金保険法等の一部を改正する法律等の一  部を改正する法律案内閣提出第八六第)(  予) の審査を本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  厚生年金保険法等の一部を改正する法律等の  一部を改正する法律案内閣提出第八六号)(  予)     —————————————
  2. 堀川恭平

    堀川委員長 それではこれより会議を開きます。  まず厚生年金保険法等の一部を改正する法律等の一瞬を改正する法律案議題といたし、審査に入ります。まず政府側より提案理由説明を求めます。林厚生大臣
  3. 林讓治

    林国務大臣 ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  厚生年金保険保険料は現在のところ事業主及び被保険者負担力を考慮いたしまして、臨時の低い料率によつて徴収いたしておりますが、被保険者であつた期間十年以上の者が希望によつて加入できるいわゆる任意継続保険者につきましては、資格條件の関係で、該当者がありませんでしたので、ただいままでは、臨時保険料率は設けておりませんでした。しかし近くこの種の被保険者に該当する者が出て参ることが予想されますので、この際他の被保険者同様暫定料率を設けることにいたしたいと存じます。  また旧退職積立金及び退職手当法に基く退職積立金退職手当は、昭和十九年十月に同法を廃止した当時から、その支払いを、実際の退職條件として制限して参りましたが、今日、事業主の保管しているこれらの金額はわずかであり、一方事業主並びに被保険者からも強い清算の要望がありますので、この際一切を精算させることにいたしたいと考えた次第であります。何とぞ御審議の上、すみやかに可決せられるようお願いいたします。なお詳細につきましては、政府委員並びに説明員から御説明申し上げる機会があろうかと考える次第であります。
  4. 堀川恭平

    堀川委員長 本日はこの法案の提案理由説明をお聞きすることのみにいたしまして、この程度で散会いたします。     午前十一時五十一分散会