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1950-04-29 第7回国会 衆議院 議院運営委員会 第52号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十五年四月二十九日(土曜日) 午前十一時四十分
開議
出席委員
委員長
大村
清一君
理事
石田
博英
君
理事
菅家 喜六君
理事
倉石
忠雄君
理事
寺本 齋君
理事
福永 健司君
理事
石田
一松君
岡延右エ門
君 岡西 明貞君
篠田
弘作
君
田中
元君 田渕 光一君 塚原 俊郎君 中川
俊思君
山本 猛夫君
椎熊
三郎君
園田
直君
長谷川四郎
君
井上
良二
君
佐竹
新市
君
田中
織之進君
土橋
一吉
君 林 百郎君
石野
久男
君
委員外
の
出席者
議 長
幣原喜重郎
君 議 員 高倉 定助君 事 務 総 長
大池
眞君
—————————————
四月二十九日
委員
田中
織之進君、
松井政吉
君、
伊藤憲一
君、 及び
黒田寿男
君
辞任
につき、その
補欠
として井
上良二
君、
佐竹新市
君、
土橋一吉
君、及び
石野
久男
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 同日
委員土井直作
君
辞任
につき、その
補欠
として田 中織之進君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。
—————————————
本日の
会議
に付した事件
回付案
の
取扱い
に関する件
法案
の
付託委員会
に関する件
文化財保護法案
の
取扱い
に関する件
日本国憲法施行
三周年
式典式辞
に関する件
決議案
の
取扱い
に関する件
緊急質問
の
取扱い
に関する件 本日の本
会議
の
議事
に関する件
—————————————
大村清一
1
○
大村委員長
これより開会いたします。
事務総長
より
報告
があります。
大池眞
2
○
大池事務総長
本日の
議題
に入る前に、ちよつと御
報告
を申し上げることがあります。今般
民主党
と
国民協同党
、新
政治協議会
の三派が合同いたしまして、
国民民主党
となりましたので、昨日御届けがありましたから、その点御
報告
申し上げておきます。
所属議員数
は六十七名に相な
つて
おります。従いまして、現在のところ
自由党
が二百八十六名、
国民民主党
が六十七名、
日本社会党
が四十六名、
日本共産党
が三十六名、
農民協同党
が九名、
労働者農民党
が六名、
社会革新党
が四名、それから
公正クラブ
におりました尾崎さんが、
自分
は純
無所属
に入
つて
おるはずで、
公正グラブ
の方に入
つて
おるはずはなかつたと言うて、特に昨日御
申出
がありましたので、
公正クラブ
が一名減りまして、
公正クラブ
は二名、純
無所属
三名ということになりました。その点、御
報告
申し上げておきます。
—————————————
大村清一
3
○
大村委員長
それでは
牧野法案
、
家畜改良増殖法案
及び
弁護士法
第
五條
第三号に規定する
大学
を定める
法律案
の
参議院回付案
の
取扱い
の件を
議題
といたします。
大池眞
4
○
大池事務総長
牧野法案
はこの前御
報告
を申し上げましたが、
施行
の期日が、
公布
の日から起算をして九十日ーを越えない範囲で政令できめるように相な
つて
お
つたの
を、来年度四月一日からこの
法律
を
施行
するようにというのが
参議院
の
修正
であります。その
意味
合いは、前会申し上げました
通り
、本年の
予算
の中にはこれを
施行
するための
予算的措置
がないのであるから来年度からやれ、こういう
意味
の
修正
であります。それについて、こちらの方では、そういう
予算
があらかじめ本年の
予算
の中にはないが、
公布
の日から起算して九十日以内に
施行
でき得る
法律
にいたしたいというのには何らかの
意味
があるのであろう、こういうことであつた次第でありまして、
各党
でこの点についての御
意見
が定ま
つて
おれば、本日上程しておきめ願いたいと思
つて
おります。
家畜改良増殖法案
の方は、前会申し上げました
通り
、今まで千円ずつ
払つて
お
つた種馬
、種牛の
定期検査
並びに
臨時検査
の
手数料
をゼロにしようというのであります。それから
弁護士法
の第
五條
第三号に規定する
大学
を定める
法律案
につきましては、この中に
法律学
を
研究
する
大学
院の置かれておるもの及び旧
大学令
による
大学
、旧
満州国建国大学
を入れてお
つたの
でありますが、そのうち旧
満州国建国大学
は削除して参つた次第であります。この
法律案
は、前会は申し上げてございません。今回初めてでございますが、少くとも前二條について、御
態度
がきま
つて
おりますればお願いいたしたいと思います。この
牧野法案
及び
家畜増殖法案
につきましては、
農林委員会
の方で御
研究
の結果、これは
参議院
の
修正
通り
承認してよかろうということに相な
つて
おることを聞いております。
大村清一
5
○
大村委員長
それでは
牧野法案
及び
家畜増殖法案
は
参議院
修正
通り
承認することにして本日の本
会議
に上程することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
6
○
大村委員長
そのように決します。
土橋一吉
7
○
土橋委員
弁護士法
の第
五條
ですが、あの規定の内容については
弁護士
において心配しており、実際に
弁護士会
で登録の
手数料
の問題もあるのですが、もう少し考えさせていただいて
研究
したいと思います。
大村清一
8
○
大村委員長
弁護士法
は、
次会
の
運営委員会
までに
各党
で御
研究
をおまとめの上、
次会
で御
相談
をしたいと思います。
—————————————
大村清一
9
○
大村委員長
次に
国土総合開発法案
の
付託委員会
の件を
議題
といたします。
大池眞
10
○
大池事務総長
国土総合開発法案
が四月二十八日に提案を受けたのでありますが、この
付託委員会
をどこにいたそうかということをおきめ願いたいと思
つて
おるわけであります。この
国土開発法案
は当然に
建設委員会
の
所管
であるべきものであるからということで、
建設委員会
の方から、当然
所管
を
自分
の方にすべきであるということの要求的な御
意見
を寄せられて来ておるわけであります。実際にこの
法案
は、経済安定並びに
内閣
の方で御
協議
の上出て来た案でありまして、経済安定の方からいたしますと、
所管別
の
委員会
ができたからには、
経済安定本部
が中心にな
つて
つく
つた案
であるから
経済安定委員会
の方に持
つて
来てもらいたい、こういう強い希望があるわけであります。従いまして、会期末のことでもあり、
経済安定委員長並び
に
建設委員長
の方で御
相談
をして各
委員会
の御協定ができれば、そういうようにしたいと申し入れしてお
つたの
でありますが、どうも
意見
が両々相対峙しておるように承
つて
おるのであります。内容的には、
内閣
の中に
国土総合開発審議会
というものができておりまして、その
内閣所管
の
総理
府の中の
審議会
で実際の
国土総合開発
の
根本方針等
をおきめに相な
つて
おるような次第であります。従いまして、場合によると
内閣
の方に持
つて
来いという御
議論
もあるかと思いますので、
建設
にすべさや、経済安定にすべきや、
内閣
の方に持
つて
行くべきやという点について一応皆さんの御
意見
を承
つて
、
議長
において
付託
を決定したいと考えております。
倉石忠雄
11
○
倉石委員
この
付託委員会
については
建設
の方にも重大な
関係
がございまするが、今
事務総長
のお話のように、主として
安定本部
の
関係
で立案いたしたのであ
つて
、各省に関連があることであります。
ひとり建設者関係
だけでないのであります。これは必要があれば
連合審査
をや
つて
いただくことにして主管の
委員会
は
経済安定委員会
に
付託
していただきたいと思います。
大村清一
12
○
大村委員長
それでは御
異議
がないようでありますから
経済安定委員会
に
付託
することに決しました。
—————————————
大村清一
13
○
大村委員長
次に
文化財保護法案
の
取扱い
の件を
議題
といたします。
大池眞
14
○
大池事務総長
文化財保護法案
は、これは前議会から問題にな
つて
お
つた重要法案
でありますが、ただいま
参議院
が
地方税案
の方を
修正
をいたして来ておる
関係
で、
地方税案
が通らない場合にはその改正の点が空文に帰するといいますか、無効になるといいますか、そういう状態にありますので、いかなることを、どういうぐあいに処置したらよいか、
地方税法案
の運命のきまるまで
議長
の手元にお預かりした方がよいか、
委員会
において
十分検討
の上、
向う
の見定めをみて適当に御処理願うがよいか、今日まで延期いたしてお
つたの
でありますが、いかがいたしたものでございましよう。
倉石忠雄
15
○
倉石委員
本案につきましては、この間
事務総長
の御説明もありました
通り
に、若干まだおかしいと思うのでありますが、ここにあたためておくのもどうかと思います。一応
当該委員会
である
文部委員会
に
付託
して、
文部委員会
において適当にこれを処理するようにされたらいかがですか。
大村清一
16
○
大村委員長
文化財保護法案
はこれを
文部委員会
に
付託
したらどうかという御
意見
がございますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
17
○
大村委員長
それではそのように決します。
—————————————
大村清一
18
○
大村委員長
次には
憲法施行
三周年
式典式辞
の件を
議題
といたします。
大池眞
19
○
大池事務総長
五月に
憲法施行
第三周年の
記念式典
を昨年
通り
の形で行うて、
議員
さん方にもおいで願う順序に相な
つて
おりますが、そのときの
主催者
が両院並びに
内閣
、最高裁判所、東京都と五つございますので、第一番に
衆議院議長
の
式辞
を読んでいただくことに相な
つて
おります。
議長
の
式辞
につきましては、
衆議院
を代表しておられることでもありますので、毎度当
委員会
で御了承を得ておる次第でありますから、一応案としてできましたものをお目にかけまして、これでよければ、この
通り至急
に準備をいたしたい、こう思
つて
おる次第であります。念のために一応朗読をいたして参ります。
日本国憲法施行
三周年
式典式辞
(案)
天皇皇后
両陛下御臨席の下に本日ここに
日本国憲法施行
の三周年
式典
を挙げることになりましたが、この際過去三ケ年間におけるわが
国内情勢
の
移り変り
を想い起しますと部分的にはなお不満足な、又遺憾な事態もないではありませんけれ
ども
、大体においては
政治
上、
社会
上その他各般の制度を通じて、
民主主義
が漸次深く根を下ろし、
憲法
の指し示すところに
従つて
、健全な、正しい方向に着々歩を進めて来たことが認められ、まことに御同慶の至りに堪えません。
日本国憲法
は先ず
人類普遍
の
原理
として、国政の
権威
は
国民
に由来し、その権力は
国民
の
代表者
がこれを行使し、その福利は
国民
がこれを享受することを宣言しています。さきに
わが国
の
指導者
はこの
原理
を無視し、偏狭な、封建的な、
武断主義
の理念によ
つて
、
国際的冒險政策
の泥沼に足を踏み入れ、わが
対外関係
の真相を
国民
に隠蔽し、
国内人心
の
帰向
を恣に抑圧し、歪曲し、遂に無謀な
戰争
に突進しました。これがため
わが国
の被
つた傷手
は終後五ヶ年になんなんとする今日、なお
国民生活
の諸方面を、限りなく悩ましているのであります。
從つて
わが国
民は
戰争
の悲劇にこりごりし、子々
孫孫
に至るまで二度とその総意に反して、血と涙の渦中に絶対に引込まれるが如きことなきよう祈り、この念願の成就が
日本国憲法
の宣言する
原理
の裏づけによ
つて
、期待し得られるものと確信しております。これと共に
国民一般
に
敗戰
の
冷嚴
な現実をたえず肝に銘じ、他人の犠牲において安易な復興を求むるが如きことなく、自らあらゆる試練に耐え、身を挺んでて、茨の道を切り開くならば、やがて国運の前途に鮮かな光明の輝くことは疑いを容れません。本日の
式典
にあたり、お互にこの覚悟、この信念を新にして、
日本
が正当に占むべき
国際的地位
に邁進せんことを誓いたいのであります。
昭和
二十五年五月三日
衆議院議長幣原喜重郎
大村清一
20
○
大村委員長
式辞
は
原案通り
で御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
21
○
大村委員長
それではそのように決しました。
—————————————
大村清一
22
○
大村委員長
決議案
の
取扱い
の点を
議顧
にいたします。
石田博英
23
○
石田
(博)
委員
決議案
は、きようは
議案
も山積しておりますので、明日の御
相談
に願いたい。
井上良二
24
○
井上
(良)
委員
特にきよう出ております
在外
同
胞引揚促進
並びにその
留守遺家族援護
に関する
決議案
、これは
参議院
でもすでに
質問
が行われておりますし、
衆議院
でもぜひひとつ
総理
及び
関係大臣
の御
出席
を
願つて
、この問題だけはせひ本日
決議
をしてもらいたい。
石田博英
25
○
石田
(博)
委員
御趣意は十分よくわかりますが、本日は
法案
も山積しておりますから、これを
次会
に上程することとしたい。きようでなければ、ならぬという
理由
はないと思います。まだ三日もありますから、適当な機会にいたしたい。
井上良二
26
○
井上
(良)
委員
これだけはきようや
つて
もらいたい。
石田博英
27
○
石田
(博)
委員
本日は
法案
を
参議院
に回付する等の
関係
で、
参議院
の
審議権
を尊重する
意味
から、きようはできるだけ
法律案
を先にあげて、
決議
はあとにや
つて
いただくようにしたい。
大池眞
28
○
大池事務総長
本日の
決議案
は
各派一致
のものばかりを取上げておりまして、
在外
同
胞引揚げ促進
の
決議案
は
大分
前に出されたのでありますが、その後に
事情
が
大分
かわ
つて
参りましたから、文書を少しお手入れを願わないと、あのままでは
むりな状況
がありますから、この次の方がよいと思います。
井上良二
29
○
井上
(良)
委員
そういう
理由
があるならよろしい。
大村清一
30
○
大村委員長
決議案
は明日御
相談
申し上げることに御
異議
ありませんか。 9
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
31
○
大村委員長
そのように決します。
—————————————
大村清一
32
○
大村委員長
緊急質問
の
取扱い
の点を
議題
にいたします。
大池眞
33
○
大池事務総長
緊急質問
で前会から
議題
とな
つて
残
つて
おりますものに、
標準義務教育費確保
に関する
緊急質問
と、
池田大蔵大臣
並びに
白洲特使
の
渡米
に関する
緊急質問
の二つが残
つて
おる次第であります。その後、
標準義務教育費確保
に関する
緊急質問
については、まつたく同じ名前において
小林信一
さんからも出されました。それから
海外抑留同胞
に関する
緊急質問
というのが
受田新吉
君から出されております。
石田博英
34
○
石田
(博)
委員
緊急質問
も、本日は
法案
が山積しておるから、明日御
相談
願いたいと思います。
園田直
35
○
園田委員
池田大蔵大臣
並びに
白洲特使
の
渡米
に関する
緊急質問
は、一昨日
自由党
の方のお
言葉
によ
つて
、その
取扱い
をきようやることにな
つて
おるはずである。
田中織之進
36
○
田中
(織)
委員
大蔵大臣
と
白洲特使
に関する
緊急質問
はこの間から懸案にな
つて
お
つて
、
総理
がおいでになれば大体やろうということであつたが、
総理
は
定例日
でない
関係
から出られない、こういうことで、あとまわしに
なつ
たいきさつがある。これは私、
日本
の
外交政策全般
の上から見ても、特に
白洲特使
の資格、目的、そういう問題については明らかにしておくことが、かりに
白洲
さんが現在
向う
に
行つて
、いろいろ外交的な面で
日本
の国全体のために効果的な動きをされる上においても、私はよいことだと思う。そういう
意味
で、特にきよう
総理
の
出席
を願われて、これは党派の
立場
を離れて、
大乗的見地
から、
与党側
においても本日取上げていただくように、私から強く申しておきたいと思います。
井上良二
37
○
井上
(良)
委員
私は
議院運営委員会
の
やり方
に対して、
外部
から見ておりまして、非常に気に入らぬところがある。実を申しますると、御覧の
通り
、ここの
議論
は長く時間がかかりまして、かんじんの本
会議
においてやる問題は短時間にやろうという
傾向
が最近非常に強くな
つて
おります。これは非常にわれわれ遺憾といたしおる。
石田博英
38
○
石田
(博)
委員
外部
のお
立場
からの御
発言
ならばおかしい。整理願います。
井上良二
39
○
井上
(良)
委員
本
会議
においては、できるだけ
議論
を盡すことが必要でありまして、そういう面から、この
委員会
ができるだけ
定期
に開催し、
定期
に終りまして、本
会議
を
定期
に開きさえすれば、たとえば
討論
の時間にいたしましても、
質問
の時間にいたしましても、十分それだけの時間があり得るのです。それを二時半や三時まで待
つて
本
会議
を開いて、本
会議
でやる
討論
の時間は五分か十分であるということは、実にけしからぬと思う。
従つて
、少くとも重要なる
緊急質問
であるとか、
決議案
というものは、できるだけ
国会
の
権威
を生かして、これが
審議
を盡して行くという
やり方
に
運営
してもらいたいと思う。そういう
意味
から、重要な
緊急質問
は本日ぜひ取上げていただいて、
議題
に上せていただきたい。
石田博英
40
○
石田
(博)
委員
井上
君は
外部
からの御見解ということを申されたが、本
委員会
において
外部
からのお
立場
で御
発言
をなされるという
意味
はどういう
意味
ですか。
井上良二
41
○
井上
(良)
委員
私の申しておりますのは、私は今までここの
委員
でございませんし、
委員外
としていろいろ
運営委員会
の
運営
の仕方を見ておりますと、そういう
傾向
が非常に最近強いのですから、特にそういう点を
委員会
として改めてもらいたいという
意味
の
発言
を私はしておるのであります。
石田博英
42
○
石田
(博)
委員
運営委員会
は、今まで必要に応じて、
委員長
の御
指導
のもとに最大限の努力をしてや
つて
おるのでありまして、
外部
から、今までおられなかつた人が、その間の
運営
上の詳細なる
事情
というものを十分御
承知
のない御批判というものは、この際参考にする必要がないと思う。ただし、早くものを処理しなければならぬという建前については私
ども賛成
であります。そういうことで、
緊急質問
の
取扱い
は、この際明日まで延期せられんことを望みます。
田中織之進
43
○
田中
(織)
委員
そういう
議論
をやることは
建設
的でないというのが
井上
君の
発言
だと思う。今
石田
君は、最後に、きようの
緊急質問
をあすに延ばしてやるということでありますが、私先ほど申し上げますように、水曜日に特に本
会議
を開いたときに、これは済んでおるべき
緊急質問
である。それを、いろいろ
総理
の御
出席
が期待できないというような
事情
で保留にな
つた分
ですから、この点はくどくは申しませんが、
国会
として、また
日本
の
外交政策
全体を推進する上において、きわめて重要な問題だと思うので、その
意味
において本日取上げていただくように、特に
与党
の諸君の大乗的な互譲をお願いしたい。
倉石忠雄
44
○
倉石委員
本日は、いろいろ調べてみますると
法案
が山積しておりますので、明日になれば大体片づくと思いますから、明日もう一ぺん御
相談
をしてきめることにしていただきたい。
田中織之進
45
○
田中
(織)
委員
明日必ずこれを上程するということをここでおきめになるなら、
民主党
の意向も聞いてみなければいけませんが、われわれも
倉石
君、
石田
君の
意見
に同調してよいが、問題は、あすにな
つて
、またやれ認めるとか認めぬという
議論
をすることでは、これは
委員会
の
運営
の能率の点からみてもどうかと思いますので、これは明日の本
会議
に取上げることを決定なされた上で、あすにまわされるということであれば賛成したい。
石田博英
46
○
石田
(博)
委員
あす
議論
せずにきめましよう。
石田一松
47
○
石田
(一)
委員
今
石田博英
君より、あす
議論
せずにきめましようと言われましたが、まことに大きなとげを含んでおるお
言葉
である。要するにいろいろな疑義とか何とかはほ
つて
おいて、採決すればよいじやないかということと同じである。それでなくて、
田中
君あたりの言
つて
おるのは、あす
議論
をしないでというのは、あすは本
会議
に取上げることを確認して、きようは
法案
が山積しておるから、あすに延期するというので、それなら賛成するが、それを
議論
せずにやりましようということには承服できぬ。
田中織之進
48
○
田中
(織)
委員
その点は、あす
緊急質問
を取上げるということで、あすにまわすことにしよう。
園田直
49
○
園田委員
この八の
緊急質問
の問題は、ほかの
質問
と違いまして、御
承知
の
通り
に、すでにやる
運びになつて
、
総理大臣
が
出席
できなくて、政務次官の答弁でもよいかという話さえ出て、それでは困るので延ばした問題であ
つて
、しかも出発の当日やらねばならぬ
質問
を延ばして来ております。それを今にな
つて
、
法案
があるからということで
議論
せずにきめようということでは、断じて承服できない。これは大政党としてとるべき
態度
でない。
倉石忠雄
50
○
倉石委員
本件は、なるべく
緊急質問
をや
つて
いただくことに努力することに努めますが、
取扱い
は明日に御延期願いたいと思います。
大村清一
51
○
大村委員長
倉石委員
の動議に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
52
○
大村委員長
それでは明日あらためて御
相談
申し上げます。
林百郎
53
○林(百)
委員
一から五までの問題は、いつやります。これは
緊急質問
の形でなくてもよろしいが……
石田博英
54
○
石田
(博)
委員
全部明日の御
相談
に願いたい。明日結論をここで出しましよう。
—————————————
大村清一
55
○
大村委員長
それでは本日の
議事日程
を
議題
にいたします。
大池眞
56
○
大池事務総長
それでは本日の
議事日程
について御説明申し上げます。
日程
第一、第二は
参議院
の
回付案
に承認を与えることにな
つて
おるようでありますから、これを承認するかしないかをおきめ願います。
日程
第三は、
農林委員会
の
理事野原正勝
さんの御
報告
があります。これは
全会一致
であります。
井上良二
57
○
井上
(良)
委員
これは一昨日農業問題の
決議案
をや
つて
おる
留守
中に、
与党側
がたつた二人で可決したもので、このようなものは
成規
の決定というわけにはいかぬ。
倉石忠雄
58
○
倉石委員
正式に
委員会
を開いて、正式に
委員長
から御
報告
があれば、
全会一致
と見ないわけにはいかぬ。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大池眞
59
○
大池事務総長
日程
第四、第五、第六、この三案は
大蔵委員会
の
理事西村直己
君が
報告
されます。これは
共産党
が
反対
であります。
日程
第七は
水産委員長石原圓吉
君の
報告
で、
反対討論
が
共産党
の
井之口政雄
君であります。
日程
第八は、
趣旨弁明
を
法務委員会
の
理事北川定務
君がいたします。
日程
第九、
漁船法案
は、
趣旨弁明
を
委員長
の
石原
さんがいたします。
日程
第十は
地方行政委員長
の提出のものでありますが、
趣旨弁明
を
理事
の
川本末治
君がいたします。これは
共産党
が
反対
であります。それから
日程
第十一、第十二、第十三、第十四、第十五、この五案は
内閣委員会
のものなありまして、
委員長鈴木明良
君の
報告
があります。
林百郎
60
○林(百)
委員
十一の
行政機関職員定員法
の一部を改正する
法律案
については、わが党から
土橋
君が
反対討論
をいたします。
大池眞
61
○
大池事務総長
本日は
大分
上
つて
来るのがございまして、
緊急上程
をお願いしたいのであります。本
院委員会
において
審査
中の
議案
というのをごらん願います。最初に
内閣委員会
から
大蔵省設置法
の一部を改正する
法律案
、次に
法務委員会
より商法の一部を改正する
法律案
、それから
厚生委員会
より
公衆浴場法
の一部を改正する
法律案
と
クリーニング業法案
、それから
通産委員会
から
滅失鉱業原簿調整臨時措置法案
、
運輸委員会
から
港湾法案
と
運輸省設置法
及び
日本国有鉄道法
の一部を改正する
法律案
、
経済安定委員会
から
外資
に関する
法律案
と
外資委員会設置法案
、今のところ、この九件が上
つて
来る
予定
にな
つて
おります。なお
法務委員会
より
土地家屋調査士法案
というのが
緊急上程
されるかと思います。これは前に出ました
土地台帳法案
と
家屋台帳法案
に対する
姉妹法案
で、これが出る
予定
にな
つて
おります。全部で十
法案
でございますが、これを
緊急上程
いたす
予定
にな
つて
おります。
討論等
の
申出
がありますればお
申出
を願いまして、逐次上程したいと思います。
長谷川四郎
62
○
長谷川委員
委員長
の
報告
も時間を整理できないか。
林百郎
63
○林(百)
委員
討論者
は今ここで申し込まなければいけないか。
大村清一
64
○
大村委員長
場内で申入れ願います。
討論
は五分以内ということでいけませんか。
大村清一
65
○
大村委員長
大体五分ということに御了解願います。
石田一松
66
○
石田
(一)
委員
これは党にはかつたものではありませんが、先般の
地方行政委員会
、あるいは本
会議
において、
地方税法案
に関する
与党
の
態度
は、野党の人がいなくても、
定足数
さえ足りれば
与党
のみでやるという
慣例
をおつくりになりました。その点において、今後の
委員会並び
に本
会議
は、
議長
、副
議長
において
定足数
があるかないかを見定めて、しかる後に
会議
をお開き願いたい。
定足数
が足りない場合は、私
場内交渉係
の一人として、必ず
定足数
の足りないことを
議長
まで申し出ます。
与党
は大多数をも
つて
いて、
定足数
に足るだけの
与党
であると私
ども
は考えております。これは
与党
みずからが考えた
慣例
であり、
与党自身
がやるように申し入れておきます。
篠田弘作
67
○
篠田委員
自分
らが退席してお
つて
何を言
つて
おる。
林百郎
68
○林(百)
委員
とにかく、あまりにひどかつた。
大村清一
69
○
大村委員長
本日は定刻一時から開きます。これをも
つて
散会いたします。 午後零時三十分散会