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椎熊委員 従つて、きようの
運営委員会においていろいろ論議すべき筋合いでないと思いますが、
さつき事務総長の言われたように、新
議会にな
つてから、西尾さんの除名問題が本
会議に上程されたときに、井上良二君が場外に出された。しかるに、三たび場内に入
つて乱斗さわぎが起
つた。その場合に
実地検証に来ておる。それより先、幣原さんが臨時総理大臣代理のときに、非常な
暴行事件があ
つた。その際、
検事が写真班を連れて来て実際の状況を撮影した。そのことが大問題に
なつた。それを取上げたのは、そのときの政友会の島田俊雄氏です。その際派出問題として、警視庁の刑事が私服で廊下を歩いているのをつかまえて、
国会の
権威を蹂躪したということで、ネクタイをつかんで引出した。そのために、
予算委員会の審議が数日間とま
つた。それほど昔の人は
国会の
権威を保
つためにや
つた。島田さんの議論に対しては、そのときの憲政会の人も反駁できなか
つた。一刑事が廊下を歩いてお
つても許さなか
つた。もう
一つは、一刑事が守衛長のところに私服で来ておるのを大野伴睦さんが見て、引きずり出しておる。その当時、大野さんはまだ
議員でなか
つた。しかるに、われわれ
国会議員の中から、かかる
事態を惣起したといことは、われわれとして見のがすわけにいかぬ。しかし私は、きようこれをどうしろというのではありません。