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1949-12-22 第7回国会 衆議院 議院運営委員会 第8号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十四年十二月二十二日(木曜日) 午後零時二十九分
開議
出席委員
委員長
大村
清一君
理事
石田
博英君
理事
福永 健司君
大橋
武夫君
岡延右エ門
君 倉石 忠雄君 田中 元君
田渕
光一君
成田
知巳
君
松澤
兼人
君 園田 直君
神山
茂夫君 寺本 齋君
竹山祐太郎
君
岡田
春夫君
中野
四郎
君
委員外
の
出席者
議 長
幣原喜重郎
君 副 議 長 山本
利壽
君
法務委員長
花村
四郎
君 議 員
川本
末治
君 議 員
田嶋
好文
君 議 員 小林 信一君 議 員 北
二郎
君 議 員
佐竹
晴記
君 事 務 総 長
大池
眞君
衆議院参事
西澤哲四郎
君 十二月二十二日
委員淺沼稻次郎
君及び
土井直作
君辞任につき、 その補欠として
成田知巳
君及び
松澤兼人
君が議 長の指名で
委員
に選任された。 ————————————— 本日の
会議
に付した
事件
国政調査承認要求
に関する件
委員派遣承認申請
に関する件
緊急質問
の
取扱い
に関する件
決議案
の
取扱い
に関する件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 —————————————
大村清一
1
○
大村委員長
これより
会議
を開きます。
常任委員会
の
国政調査承認要求
の件につきまして
議長
から諮問があります。
事務総長
より御
説明
を願います。
大池眞
2
○
大池事務総長
大蔵委員会
から
国政調査承認要求
が参
つて
おります。
本会期
中
税制
及び
金融制度
に関して
調査
をいたしたいという
申出
であります。これは
税制
の改正及び
金融政策確立
のために
調査
をいたしたいというのであります。
大村清一
3
○
大村委員長
御
発言
ありませんか。
大村清一
4
○
大村委員長
ただいまの
大蔵委員会
の
国政調査承認要求
の件は、
議長
においてこれを承認すべきものと答申するに御
異議
ございませんか。
大村清一
5
○
大村委員長
御
異議
なければさ
よう
に決しました。 次に
法務
及び
地方行政委員会
の
委員派遣承認申請
の件について
議長
から諮問されております。
事務総長
の御
説明
を願います。
大池眞
6
○
大池事務総長
法務委員会
から
委員派遣
の
承認申請
が参
つて
おります。これは
裏日本
におきまする
福井
、
武生
、
米子各市
及び
福井
県の
今立
町の
裁判所
または
検察庁怪火事件調査
のためということに
なつ
ております。
派遣
の
期間
は十日間
休会
中を利用して行きたい。行かれる方の氏名は
田嶋好文
さん、
武藤嘉一
さん、田万
廣文
さん、
大西正男
さん、この四名を十日間
福井
、
武生
、
米子
及び
今立
の
検察庁
並びに
裁判所
の
怪火事件調査
のためにやりたいということであります。
なほ地方行政委員会
からも
委員派遣
の
申請
が参
つて
おります。
派遣
の目的は
地方自治
、
地方財政
、
警察
及び
消防
に関する
実情調査
をいたしたい、
派遣
の
期間
は一月十日から十日間くらいをねら
つて
おる
よう
でございます。
派遣場所
は一班ないし四班ございまして、一班は
東海北陸地方
、二班は
近畿地方
、三班は
中国四国地方
、四班は
九州地方
、この四
地方
にわた
つて
約十日間、
休会
中を利用して
地方自治
、
地方財政
、
警察
並びに
消防
に関する
実情調査
をやりたい。行かれれば、
人員
は一班、二班、三班、四班とも、ほぼ三、四名
づつの予定
ということでありますが、これは
相当人数
も多くなります
関係
上、当
委員会
の御
希望
といいますか、御
意見等
を徴して、人繰りについては再調をいたす
よう
でございます。大体四人ぐらいの
希望者
が
申出
ておりますけれ
ども
、まだ確定いたしておりませんので、当
委員会
のお
申出
によりまして、適当に取捨選擇したいということであります。各
委員会
から
理事
が来ておられますので、
説明
をお願いしたいと思います。
田渕光一
7
○
田渕委員
四名ですと四班で十六名、十日間で百六十、相当な
費用
だと思います。
前回水産委員会
の
公聽会
の問題で、
費用
がないから
人員
は整理をしていただいたことがあります。来年度もまたいろいろなことも起ると思いますから、そういう
よう
な
意味
において来年度に
費用
がないという事態の起らない
よう
に願いたいと思います。そのところをよく
議長
においてお考えを願います。
神山茂夫
8
○
神山委員
今の
田渕
君の見解に
賛成
いたします。それからさらに
裏日本
の
派遣
の問題ですが、今聞くところによりますと、
福井
、
武生
、
米子
と
なつ
ておりますが、
武生
にはこの前、き
よう
この
候補者
に
なつ
ておる
委員
の中の大部分が行かれたのであります。こういう
事情
もあるので、ここでも
人員
、
派遣日数
その他の点を考えて、二度も三度もダブ
つて
行くということは、やはり十分考える必要があると思います。問題の真相がはつきりしなか
つた
ということになれば、この前行
つた委員
が無能、無責任だということになります。ここはやはり
田渕
君の言われる全体としての
費用
の点、その他の
関係
から
研究
をしてもらうことは、今さらいうまでもありませんが、
派遣委員
については
各党
の
関係
を十分にらみ合して、
片寄つた
ことのない
よう
に、
議長
において
考慮
を願いたいと思います。
大村清一
9
○
大村委員長
ただいまの
委員派遣
の
申請
の件の中で、
地方行政委員会
の分につきましては、当
委員会
に
川本理事
も御
出席
に
なつ
ておりますが、ただいま
田渕
君の御
意見
あるいはまた
神山
君の御
意見
もありまして、大体
皆さん
の御
意向がま
とま
つた
方が、
議長
においての御処理が都合がよいと思います。
岡田春夫
10
○
岡田
(春)
委員
先ほど
田渕
君の
お話
の
趣旨
で、具体的には大体半分くらいの
程度
で、せいぜい七名ないし八名でいかがですか。
佐竹晴記
11
○
佐竹晴記
君 具体的に
事件
が起きた場合はこれは当然と思います。具体的の問題を検討するために
委員
を
派遣
することは当然と思いますが、その
委員
の方で国務を全体として調べるために
派遣
するということであ
つた
ならば、各
委員会
とも全部がそうなると思います。
従つて地方行政委員会
が四班にわけてやるということであ
つた
ならば、
大蔵委員会
も
全般
にわたり税務の
関係
を調べる、
法務委員会
も
全般
にわた
つて
調べる、そうなると各
委員会
全部が、全国的に
相当人数
を
派遣
するということになりますので、これは前例にもないことでありますからして、この際十分御検討をなさ
つて
おかれる必要があるのではないかと私は思います。これは具体的な
事件
が起きて、その具体的な問題を
調査
させるためには必要であるかもしれませんが、
全般
的に
調査
をやるということになると各
委員会
とも全部そうなると思いますので、この
委員会
を許して他の
委員会
を許さぬということになると困りますし、その基準をなすことでありますから、これは
十分研究
を願いたいと思います。
川本末治
12
○
川本末治
君
ちよ
つと
地方行政
の方からお願いしたいと思います。ただいまごもつともな御
意見
を拜聽いたしておりまするが、実は
地方行政
は御
承知
の
よう
に、本
国会
では非常に
税制
の問題などやかましい問題がたくさんあります。特に具体的に申し上げますれば、今各
方面
から
陳情
が来ております
鉱産税
の問題とか、また
消防制度
の問題などにつきましては、どうしても私
ども
としてはよく
調査
しておかなければならぬ問題であります。
自治体警察
の定員の問題などは、すでに御
承知
の
よう
に、相当広島、
尼ケ崎あたり
の問題で
陳情等
が来ておりますので、まことに恐縮に存じますが、できましたならば十名ぐらいはお
認め
をいただきいたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
13
○
大村委員長
それでは
地方行政委員会
の
委員派遣
の件につきましては、大体十名
程度
で四
方面
に
派遣
する、その
派遣
する人については、かねて当
委員会
におきまして
取扱い
の方式が
申合せ
に
なつ
ておりますから、その線に沿うて
議長
において処理せられる
よう
に答申することにいたしたらいかがかと思います。御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
14
○
大村委員長
それではその
よう
に決しました。 それから
法務委員会
の
委員派遣申請
の件を御
協議
願います。
田嶋好文
15
○
田嶋好文
君 それでは私から
ちよ
つと御
説明
いたします。実はこちらの御
了解
を得まして、
福井
県の
武生
市に
委員
を
派遣
して
調査
をいたしたわけであります。結果は
国会
の方に御
報告
いたしました通りでありますが、この
事件
は実は
福井
県の
武生
市のみの
事件
とは考えられないのでありまして、そのほかに
調査
の結果
福井
市に起
つた
と
同種
の
事件
、それから
福井
県の
今立
町に起
つた
同種
の
事件
、それから鳥取県の
米子
市に起
つた
同種
の
事件
、こうした
事件
が連続的に起
つて
おるのであります。そこで今回の
調査
は
武生
市の再
調査
ということでなくして、こうした
関連性
を持
つた
福井
市、
今立
町、
米子
市の
事件
を、こういう
関係
において
調査
を進めたいと思
つて
おるのであります。
なほ
この
武生
市におきましても
委員会
の
調査
に対する
報告
はいたしてありますが、
最終的結論
といたしましては、いまだ出ていない。四地区を総合いたしまして、初めてわれわれ
委員会
といたしましても、最終的な
意見
がまとまるものと考えておるのであります。よろしく御
審議
を願いたいと思います。
神山茂夫
16
○
神山委員
今の
田嶋
君の
報告
を兼ねた
意見
を聞きまして、私
たち趣旨
としては心から
賛成
したいのです。ことに
裏日本
全体のこの
事件
については、いろいろとりざたもありますけれ
ども
、先般行かれた
委員諸君
の
調査
によ
つて
、大体
事件
の一斑と、根底にあるものがわか
つて
来たと思うのです。
従つて
これを全体として究明されることは、
法務委員会
としてぜひや
つて
いただきたといと思います。
武生
の問題は全体の
関連
としてとらえるというのであ
つた
ならば、あえて反対するものではありませんが、
人員
の点や
期間
の点で、できるだけ
人員
を少くして能率を上げていただきたいということは、
運営委員会
として現在の予算の
関係
から共通の
希望
だろうと思います。その点がいれられれば、
趣旨
にはま
つた
く
賛成
でありますから、この点について他の
各派
の御
意見
をお聞きの上で御決定を願いたいと思います。
花村四郎
17
○
花村法務委員長
ただいまの
田嶋委員
の
お話
につけ加えておきたいと思うのであります。すでに
議長
に
報告
をいたしてありますので御
承知
だろうと思いますけれ
ども
、この
事件
はわが
法政史上前代未聞
の
事件
でございます。しかもその裏面につら
なつ
ておりますところの幾多の複雑した問題があるのでございます。これは要するに
武生事件
の
調査
から生れたので、
従つて
この一連の
事件
を調べるということは、
武生事件
を
調査
した結果として当然なさなければならぬということで、私の方でも相当
資料
が集ま
つて
おります。その
資料
の真偽のほどが明確ではありませんので、
従つて委員
を
派遣
して、つぶさに
調査
をし
よう
というのでありまするが、もし
諸君
がその
資料
が必要であり、
なほ
かつ詳細に述べろということでありまするならば、
資料
を取寄せて、詳細に申し上げてもよかろうと思います。ただ時間の
関係
もありますので、簡單にかいつまんで
田嶋委員
から御
報告
した次第でありまするが、これは議会の
国政調査
によらずんば、この重大なる問題はとうてい究明し得ないことは、きわめて明瞭でありまするので、この点御了承の上
委員
だとか
費用
とか、そういうことはあまり論ぜずに、この暗いところの
事件
を明らかにして、わが
法務関係
並びに
検察行政
の上に、明瞭なる光明を見出すことができる
よう
に、御配慮を願いたいと思います。
大村清一
18
○
大村委員長
いかがでし
よう
。
神山
君から御
意見
もありましたが、
関連
的に調べるとするならば、
武生
も
認め
てよかろうという御
意向
でありますし、大分広範囲でもありますから、この
程度
でいかがでありますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
19
○
大村委員長
それではこの
委員派遣
の件は、
議長
において承認する
よう
に答申いたしまして御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
20
○
大村委員長
それではその
よう
に決しました。
大村清一
21
○
大村委員長
それでは次に本日の
議事
に
関連
いたしまして、
緊急質問
及び
自由討議
の点につきまして御
協議
を願います。
なほ
この際申し上げますが、
場内交渉
によりまして本日は
自由討議
で
選挙法
に関する問題を討議したらということに伺
つて
おるのでありますが、
緊急質問等
の
関係
もありましたので、公報には
選挙法
と前提をしないで掲載をしである次第であります。御参考までに申し上げておきます。
中野四郎
22
○
中野
(四)
委員
き
よう
は
自由討議
はありませんか。
大村清一
23
○
大村委員長
や
つた
ら、いかがでし
よう
か。
松澤兼人
24
○
松澤委員
そのほかに
決議案
もあるのですか。
大池眞
25
○
大池事務総長
決議案
はきのうまでの分は済んでおります。
赤松
さんの方から出た公務員の
給與ベース改訂
に関する
決議案
というのがあります。それから
松澤
さんからお出しに
なつ
でおります
政府職員
の新
給與
の実施に関する
法律
の一部を改正する
法律案
、これはき
よう
の十一時に不許可ということに
なつ
ておりますが、二十二日に御
提出
になりましたのはこれと
関連性
ある
決議案
でございます。これは内容は書いてございません。人事院の勧告に
従つて給與ベース
の
改訂
を十二月一日より行うべきものだという
決議案
であります。これをどう扱うべきか
社会党
の方にお伺いしたいと思います。
神山茂夫
26
○
神山委員
今
事務総長
の
お話
しの出ました
決議案
と
法律案
ですが、これは一見しますと
関連
しておる
よう
に見えますけれ
ども
、一方の方は
松澤
君その他
社会党
の方の提案だ
つた
と思うのです。これと別個に
赤松
さんほか百五十七名に
なつ
ておるのじやないかと思いますが、
野党各派
が全体として
提出
した
決議案
があります。これはペースを幾らにしろということは一言も觸れていない。ただ現在の六千三百七円
ベース
ではどうにもならないという点か中心に
なつ
ておりますが、これは別個に切り離して取扱
つて
もらいたいと思います。
松澤兼人
27
○
松澤委員
決議案
の方は、こちらの
法律案
が
了解
を得なか
つた
ことと別に
議題
にしていただきたい。
中野四郎
28
○
中野
(四)
委員
緊急質問
を先に
議題
にしてもらいたい。
大村清一
29
○
大村委員長
今
自由討議
の
お話
が中途でございましたが、
緊急質問
からやりますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
30
○
大村委員長
それでは
緊急質問
を御
協議
願います。
中野四郎
31
○
中野
(四)
委員
「
食糧確保
のための
臨時措置
に関する
政令
」に関する、
労働者農民党
から出ておるところの
緊急質問
、それから
社会党
の
食糧確保臨時措置
に関する
ポツダム政令
についての
緊急質問
と、
食確法ポ政令
に対し
農相
の
言明
に関する
緊急質問
、この三つの大体今こちらで話し合いまして、
労働者農民党
の
玉井
君の
質問
は、私の方に讓
つて
くださるという話であります。
従つて
残される問題は、
食糧確保臨時措置
に関する
ポツダム政令
についての
猪俣
君の
緊急質問
と、
農相言明
に関する私の方の
緊急質問
の二本という結果に
なつ
たわけでありますが、これは
社会党
の
質問
と私の方の
質問
の論旨がま
つた
く違
つて
おりますので、ぜひとも両者の立場において
緊急質問
を、二本建で行く
よう
にお
認め
を願いたいと思います。
大村清一
32
○
大村委員長
これは他の日程とも
関連
のあることでありますが、
岡田勢
一君
提出
の
緊急質問
は依然おやりになりますか。昨日の
運営委員会
におきまして
中野
君から御
発言
があ
つて
、一本にするか、三本
認め
るかというのが懸案に
なつ
ておりました。それから
岡田勢
一君の
外国航路
に関する
緊急質問
は、前からの引続きであるから、これを
認め
る。その他は
委員会等
でも大分明らかに
なつ
ておるから留保したらどうかという御
意向
であ
つた
よう
に思うのでありますが、その
程度
でいかがでありますか。
神山茂夫
33
○
神山委員
昨日の話は話としまして、私
たち
は全部それをひつくり返そうとも、ひつくり返さないとも今
言つて
おるわけじやない。ことに
民自党
の
委員
の
諸君
が今少いから、ここでどうし
よう
というけちな根性じやない。そうじやなくして、共産党から新しく
緊急質問
が出ておる
よう
な次第でありますので、この問題は十分
考慮
した上で
審議
をしていただきたいと思います。
岡田春夫
34
○
岡田
(春)
委員
一本にまとめられる
よう
なものはここでまとめて、まとまらないものはまとまらないのだから、そういうことで一応これを順次や
つて
もらうということではいかがですか。
神山茂夫
35
○
神山委員
そうしますと、
議事進行
のために私の方から積極的に言いますけれ
ども
、たとえば年末
金融対策
に関する風早八十二君
提出
の
緊急質問
、私が出しております最近における
株式暴落
に対する
緊急質問
、これはけさほど
大蔵当局
から連絡がありまして、き
よう
は
大蔵大臣
が
渉外関係
で出られない、
水田政務次官
もき
よう
は病気であるから、き
よう
一日だけは何とか御
考慮
願いたいという
申出
がすでにあ
つた
のでありますから、私
たち
としては明日の機会にこれを取上げていただくことを
了解
願えれば、き
よう
の
議題
から除外していただいても
けつ
こうですから、この点
民自党諸君
にしても十分御
考慮
を願いたいと思います。
大村清一
36
○
大村委員長
自由討議
もあることでありますし、ことに
神山
君から本日はこの二件は明日に延ばしてもよろしいという御
発言
もありましたが、
緊急質問
の
外国航路
に関する件、それから
食糧確保
の二件が残
つて
おりますが、この範囲で本日はおしまいにしたらいかがでありますか。
岡田春夫
37
○
岡田
(春)
委員
それは
けつ
こうですが、そうするとき
よう
は
外国航路
と
食確
の
二つ
だけという
意味
ですか。
大村清一
38
○
大村委員長
緊急質問
としては
二つ
だけにしまして、
自由討議
をや
つた
らいかがですか。
岡田春夫
39
○
岡田
(春)
委員
残余
は明日に譲るのですか。
大橋武夫
40
○
大橋委員
残余
はき
よう
決定しないという
意味
でいかがですか。
神山茂夫
41
○
神山委員
そういうことになると、また話がむずかしくなる。
自由討議
を軽視することに反対しておるのは私
たち
でありますけれ
ども
、
緊急質問
の問題の
緊急性
にかんがみて、もう少しフリーな
態度
をと
つて
もらいたい。具体的に
言つて
、
電気料金
の問題のごときは、問題の重点は違うけれ
ども
、二件出ておる。これを折り合てくれないかという
お話
なら御相談できる。しかし一方私
ども
から出しておる
外国船
の
傭船契約
に関するものは非常に重大でありまして、き
よう
岡田
君の出されております
外国航路進出
及び二
A型改裝促進
の
決議案
という
よう
なものは、ま
つた
く
意味
がなくなるわけであります。というのは、これは
皆さん
も御
承知
でありまし
よう
が、
アメリカ
の
ラウンドリー汽船会社
と
日本
郵船、
大阪商船
、
三井船舶
、これが新しい
合併会社
をつくりまして、
アメリカ
のビクトリヤや
リバテイ等
の戰時中のボロ船を持
つて
来て、
日本
の
外国航路
を独占し
よう
という
計画
が現に進められつつある。もしもこういうことが行われると、
日本海運
は全滅する。たとえば飯野
海運
、
山下汽船
、川崎汽船、
東邦海運
にしても完全に除外されるので、参
つて
しまう。しかも
内国航路
だけに限定されることになる。さらに加えまして、この
計画
が実行されると現在進められておる第五次
造船計画
は、全体として中止せざるを得ない。そうすると
日本
の
造船業
は全滅する結果になるわけであります。しかも
傭船料
が非常に高い。
国際相場
が二ドルであるのに、この
契約
によると二・六六ドルで〇・六六ドル高い。こういうことになると、
日本
の
海運
は完全に破滅してしまう。だからりくつから言うと、
岡田
君の出されておる
決議案
のごときは問題にならない。
緊急性
から
言つた
ならば、私の方で出しておる
外国船
の
傭船計画
に関する問題の方がま
つた
く緊急である。もしこれが行われれば、
日本
の
海運
、
造船業
も壊滅してしまうという重大問題である。こういうふうな問題が出て来れば、問題はどうしても、せいぜい
岡田
さんの面子と、今までの約束がありますので、これをやるとすれば、当然
総理大臣
も出て来ることでありますので、あわせてこの問題もき
よう
や
つて
もらうとか、こういうふうな全体の
話合い
なら、ぼく
たち
の方でも初めから讓歩しておるのだから譲ることができるけれ
ども
、
あと
はあしたということでは、本日の
運営委員会
は何のために開いたのかわからぬ。
各党
の
運営委員
はき
よう
は新顔が多いけれ
ども
、しかしそういう不見識なことではだめだ。全部あしたあしたという不見識ことを言うと、話がまとまらない。
岡田春夫
42
○
岡田
(春)
委員
建前
としてこの問題の
緊急性
、
重要性
を
認め
て、今明日に
議題
に上げるという上に立
つて
、引続きき
よう
の
議題
のうちで、どれとどれをやるという
よう
に整理して行かれるならば、われわれは了承するが、明日に延ばして、今
大橋
君の言われる
よう
に、おしやかにしてしまうというのでは、われわれは了承することができない。その
建前
をはつきりして、その中で同じ種類のものはできるだけ整理して一本にするという
趣旨
ならわかります。
さつき労農党
からも遠慮しますということを申し上げておるのですから、そういう
意味
で整理してやられるという
建前
で御
協議
を願いたいと思います。
大村清一
43
○
大村委員長
私はその
建前
で御相談しておるつもりであります。そこで
岡田
さんにお尋ねしたいのですが、本日二、三ピックアップしてやれば、
あと
は全部明日やるという御
意向
ですか。
岡田春夫
44
○
岡田
(春)
委員
あと
は全部明日やる。しかし整理して事務的に一括できるものは、き
よう
事務的に一括しておいていただいて……
大村清一
45
○
大村委員長
明日になればまたいろいろな
事情
でできないことになるかもしれませんので、き
よう
残
つた
ものを全部あしたやると確約しておくことは困難でないかと思います。
岡田春夫
46
○
岡田
(春)
委員
明日新しい
議題
が出たなら、それは別個に考えればいいと思います。き
よう
出ているものは一応整理して、本日やらないものは明日やるという点だけ、はつきりしておけばいいと思います。
大村清一
47
○
大村委員長
明日全部やると確約することは困難です。今
神山
君の
お話
の
よう
に、最近における
株式暴落
の
緊急質問
、それから年末云々の問題は明日にして一本にすることも
考慮
し
よう
というのなら、この分は明日やることを確約することもできますが、残りの
緊急質問
を全部あしたやると確約することはどうかと思います。
岡田春夫
48
○
岡田
(春)
委員
私の方の
小作料
の値上げに関する
緊急質問
、これも実は非常に重要な問題であり、
政府
は
政令
をも
つて
やるという、非常に緊急を要する問題でありますが、しかし今の
委員長
の御
趣旨
に沿いまして、明日取上げていただくなら明日でも
けつ
こうです。
大村清一
49
○
大村委員長
それでは
速記
をとめてしばらく
懇談
に移ります。
大村清一
50
○
大村委員長
懇談会
でだんだん
結論
に達した
よう
でありますから、それでは
速記
を始めていただきます。
石田博英
51
○
石田
(博)
委員
緊急質問
につきましては、
岡田勢
一君
提出
の
緊急質問並び
に
江崎
君
提出
の
緊急質問
は一本にして、
外国航路
並びに
外国船傭船契約
に関する
緊急質問
として
岡田
君、
江崎
君二名がやり、
答弁
は一括して行う。
食確法
に関する
緊急質問
は、
玉井
君は辞退されたそうでありますから
残余
の方は一本にまとめて行うべきだと思いますが、
話合い
がつかないそうでありますので、
猪俣浩三
君
提出
の
緊急質問
に対しては、わが党は
賛成
、
北二郎
君
提出
の
緊急質問
に対しては反対、
残余
のものは明日
運営委員会
において再び御相談願いたいと思います。
佐竹晴記
52
○
佐竹晴記
君
せつかく
の
食確法
が
話合い
まで行
つて
いるのですから、
中野
君の
態度
がどうあろうとも、そのために北君の出したものについては、いささかの変更を受けないわけであります。この
会議
における
態度
、感情の問題で
国政
を左右することは、将来非常な惡例を残すおそれがありますので、この問題はぜひとも
委員長
のお骨折りで、
二つ
を一括して一本にして、二人に
質問
を許して、
答弁
は一括して願う
よう
に願いたいと思います。時間もわずか十分で解決する問題でありますから、ぜひとも
食確法
の
問題もさよう
におとりはからいを願う
よう
に
希望
いたします。
神山茂夫
53
○
神山委員
佐竹
さんから懇切なる
意見
もあることでありますし、
外国航路
に関する問題の
よう
な、非常にむりなものも一本にしておるのでありますから、
猪俣
君、北君の
緊急質問
も一本にして
答弁
は一括してされることが自然だと思います。ここでは気持よくそういう
よう
に御協力願います。
石田博英
54
○
石田
(博)
委員
われわれは遺憾ながらお
申出
に応じかねます。
松澤兼人
55
○
松澤委員
委員長
の御
裁量
で何とかお願いいたします。
石田博英
56
○
石田
(博)
委員
私は
委員長
の御
裁量
であろうと何であろうと、
懇談
をいたした結果の
結論
であります。
大村清一
57
○
大村委員長
それでは
話合い
がつかない
よう
でありますから、採決するほかないと思います。この際採決いたします。
外国航路進出
及び二
A型改装
促進並びに
外国船傭船契約
に関する
緊急質問
ということにいたしまして、
岡田勢
一君及び
江崎
一治君が御
質問
になり、
政府
は一括してこれに
答弁
するという点につきましては、大体
意見
か一致しておる
よう
に思いますが、その
よう
にとりはからいまして御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
58
○
大村委員長
それではその
よう
に決しました。 次に
食確法
に関する三つの
質問
につきましては一つは辞退され……
中野四郎
59
○
中野
(四)
委員
労農党の
玉井
君は、農民協同党の
北二郎
君に讓るということでありますから、この場合労農党の方は残るわけです。
大村清一
60
○
大村委員長
それでは
玉井
君
提出
にかかる
食確
の
臨時措置
に関する
政令
に関する
緊急質問
、これを上程することに
賛成
の
諸君
の挙手を願います。 〔
賛成
者挙手〕
大村清一
61
○
大村委員長
反対の
諸君
の挙手を願います。 〔反対者挙手〕
大村清一
62
○
大村委員長
反対多数。よ
つて
上程せざることに決しました。 次に
猪俣浩三
君
提出
、
ポツダム政令
についての
緊急質問
、これを上程するに
賛成
の
諸君
の挙手を願います。 〔
賛成
者挙手〕
大村清一
63
○
大村委員長
多数。よ
つて
上程に決しました。 次に
北二郎
君
提出
に関する
食確法ポ政令
に対して
農相言明
に関する
緊急質問
、これを上程するに
賛成
の
諸君
の挙手を願います。 〔
賛成
者挙手〕
大村清一
64
○
大村委員長
念のため反対の方の挙手を願います。 〔反対者挙手〕
大村清一
65
○
大村委員長
反対多数。よ
つて
上程せざることに決しました。 なお残りは明日御相談することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
66
○
大村委員長
それではその
よう
に決します。
緊急質問
の
発言
時間は一人十分ということでいかがですか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
67
○
大村委員長
それではその
よう
にいたします。
大村清一
68
○
大村委員長
次に
自由討議
の件について御相談願いたいと思います。
園田直
69
○園田
委員
順序はどうなりますか。
西澤哲四郎
70
○西澤事務次長 船が先になります。
石田博英
71
○
石田
(博)
委員
自由討議
ですが、き
よう
は例の裁定案が参議院に回付せられておるので、運輸大臣、
大蔵大臣
は参議院に時間的に拘束されることを御
承知
願います。
従つて
御
答弁
は政務次官になるかもしれませんから、そういう
事情
を御了承願います。
神山茂夫
72
○
神山委員
そういう
事情
は
了解
いたしますけれ
ども
、問題はどちらも重要でありますので、そこはできるだけ繰合せがつく
よう
に、與党側でごあつせん願いたいと思います。
西澤哲四郎
73
○西澤事務次長 二時間の割当時間を申し上げます。
民自党
六十九分、
社会党
十二分、民九、十分、共産党九分、民十九分、新政治
協議
会五分、農民協同党二分、
労働者農民党
二分’社革、公正倶楽部各一分ずつ、以上であります。
田渕光一
74
○
田渕委員
ちよ
つと伺
つて
おきます。わが党の
石田
委員
が主張せられて来た年内における
国会
の
議事
について、国鉄の裁定案が提案され大分情勢が変化して来ました。そこで
政府
において緊急に提案するものがなければ、およそいつごろ
運営委員
長としてこの
会議
を終らせるおつもりであるか。私は国費の節減という
意味
からい
つて
、緊急なものがなければ一日も早く年末年始の休暇に入
つて
、国費を節減いたしたいと思います。決して帰郷なんかに憧れておるわけでありませんが、このままずるずる三十日まで引きずられることは、われわれとしてま
つた
く迷惑千万であります。この議会運営に対してもつとお考えがないものかどうか。私はわが党の代議士会でもき
よう
はつきり言いましたが、こういう点について
各党
はもつと
研究
すべきではないかと思います。少々ともこの
国会
というものに対して国民がどう批判しておるか。これに対して
委員長
の御
意見
を伺いたいと思います。
大村清一
75
○
大村委員長
お尋ねの点でありますが、これは私一存で決すべき問題でありません。私の気持を申し上げますと、議案がないのにだらだらした議会にしておくことはいろいろな点からよろしくない。しかしながら重要議案が参議院に回付された直後でありますので、参議院の
審議
の模様等にもよることでありますが、参議院の
審議
も順調に進みまして、遅くも二十四日には前例によりまして議決による
休会
に入る
よう
なことに
なつ
たら
けつ
こうであろう。多分それは可能であろうという
よう
に考えております。なお
石田
委員
あたりから、党としてのいろいろな御配慮もありまし
よう
から、この際御参考のため御
発言
願えれば
けつ
こうだと存じます。
石田博英
76
○
石田
(博)
委員
私
ども
の大体の見通しとしては、ただいま
委員長
御
発言
の通り行ける、あるいはもう一日くらい早く実際には終了できるものではないかと考えております。 なおこの際
ちよ
つと御
報告
申し上げたいことがあります。それは
政府
として明日特に
発言
を許していただいて申し上げたいことがあるそうであります。それは最終的決定をいたしたときにあらためて
政府
から
申出
があると思いますが、前も
つて
御
報告
だけしておきます。
神山茂夫
77
○
神山委員
今の、
石田
君のおつしやる点が、何に
関連
しておるか明らかでありませんが、この際私聞いておきたい点がある。先に予算の大綱でなく、予算書そのものを大体二十四日ごろ出したいということを官房長官が
言つて
おられますが、その方の模様はどう
なつ
ておるか。その点について、あなたの方でわか
つて
おる
事情
をお聞かせ願いたい。
石田博英
78
○
石田
(博)
委員
予算につきましては新聞紙上等で御
承知
であろうと思いますけれ
ども
、勤労所得税の減税の点のみが、交渉として残
つて
おりましたのが解決がついた模様でありますので、
あと
は編成上の事務的な手続を終了いたしましたならば、おそらく年内中には
提出
でき得るものと考えております。期日等のことにつきましては詳細なことを申し上げる段階に達しておりません。
岡田春夫
79
○
岡田
(春)
委員
石田
君が先ほど
政府
としてという
よう
な
お話
は、本
会議
においてですか、
運営委員会
においてですか。
石田博英
80
○
石田
(博)
委員
本
会議
においてです。その内容は、
政府
から私
ども
の党の基本政策に沿
つて
、種々折衝を続けておりました各種の物資に対する統制撤廃の問題が、最終的な
結論
に到達いたしましたので、それを実施する措置等について目下
研究
中であります。あるいは法制的措置をとらないものがあるかもしれませんが、あるいはまた行政措置をも
つて
十分なものがあるかもしれません。まだ
最終的結論
に達しておりませんが、いずれにしても問題が広汎かつ重要なものであり、
日本
経済界にかなり大きな影響を與えますので、
政府
はそれに対する所信と、その概要を、本
会議
において御
報告
申し上げたいということであります。立法的措置を伴うものならもちろん、立法的措置を伴わない
国会
に付議する必要のないものでも、
国会
において
発言
し、できるならそれに対する質疑等も許したいと思
つて
おります。
神山茂夫
81
○
神山委員
今の話に
関連
して、立法的措置を伴うものがあると思います。一月一日から統制撤廃があると、当然年内に立法的措置をとらなければならぬものがあると思う。この点については……
石田博英
82
○
石田
(博)
委員
立法的措置をしなければならぬものは、当然立法的措置をと
つて
来るでし
よう
けれ
ども
、そうでないものも御
報告
いたしたいということであります。これらはいずれも広汎にして、かつ重要なものでありますので、目下
研究
中であります。 —————————————
大村清一
83
○
大村委員長
この際お諮りいたします。
決議案
の
取扱い
が残
つて
おります。それは
政府職員
の
給與
に対する昭和二十四年度予算措置に関する
決議案
、これが昨日の
運営委員会
において
委員
付託に
なつ
たのであります。本件を付託いたしました
委員会
では、すみやかに御
審議
の上、御処置を願うということでいかがですか。
神山茂夫
84
○
神山委員
これは提案者
赤松
君がおられませんけれ
ども
、
野党各派
としてこれを提案しました場合には、一日も早くこの問題を処理してもらいたい。ことにぜひ院議にかけていただきたいというつもりだ
つた
と思います。
従つて
この点は今
委員長
のおつしや
つた委員
付託も当然考えられますけれ
ども
、一応本
会議
でこの問題について
態度
を決定するということならないものですか。
松澤兼人
85
○
松澤委員
一応本
会議
に上程して
趣旨
弁明だけして、
あと
委員
付託にされてはどうですか。
石田博英
86
○
石田
(博)
委員
この
決議案
は大体
委員会
審査省略の要求がついておりません。次には今までの
取扱い
で、同様
趣旨
の労農党
提出
のものも
委員
付託に
なつ
ておりますし、これと同じ
よう
な性質のものであると思いますので、片方を
委員
付託にし、片方を別な
取扱い
にするわけにも参りません。それから
決議案
は原則として
各派
共同提案に
異議
のないものに関しては、
委員会
審査を省略してもいいが、そのほかのものは
委員
付託にして参
つた
のであります。さらにこの
決議案
は予算に非常に重大な影響を與えるものでありますから愼重に
考慮
しなければなりませんので、私
ども
は
委員
付託を主張いたします。
大村清一
87
○
大村委員長
き
よう
はどうですか、時間もございませんし、
委員
付託にしてすみやかに進めた方が賢明じやありませんか。これは
委員会
付託に御
異議
ございませんか。
大村清一
88
○
大村委員長
それでは
委員会
付託に決しました。 —————————————
山本利壽
89
○山本副
議長
農民党、労農党の方に申し上げておきますが、き
よう
の
選挙法
に関する
自由討議
、これは二分ではやれないと思いますから五分ぐらいにして、時間を守
つて
いただきたいと思います。
岡田春夫
90
○
岡田
(春)
委員
労農党の
自由討議
の問題は農民協同党にお讓りいたします。
神山茂夫
91
○
神山委員
これは與党各位も御
承知
だと思いますが、祕書
諸君
に年末、何らかの手当を差上げたい。そういうことについて一応
運営委員会
なり、福利
委員会
で何か話が出ておるということを聞いておりますが、その点について
ちよ
つと伺
つて
おきたいと思います。
園田直
92
○園田
委員
先ほど参議院の副利
委員長
が来たのですが、衆議院の福利
委員長
が不在だ
つた
ため
お話
できませんでした。そこで参議院の副利
委員長
は私の党の出身者でありますので、私から特にお願いしてくれということであります。それは参議院では祕書の資冬資金については、全会一致で衆議院から單行法を出していただきたい。出してくれればそれを
審議
して採択する準備があるから、さ
よう
なことをするために副利
委員会
を開いてくれという要求がありましたので、
各党
の
了解
を得て、福利
委員会
を開いてこの問題を考究していただきたいと思います。
中野四郎
93
○
中野
(四)
委員
そこで総長に伺
つて
おきますが、
費用
はございますか。
大池眞
94
○
大池事務総長
予算は全然ございません。新たに要求しなければなりません。
中野四郎
95
○
中野
(四)
委員
祕書は何人おりますか。
大池眞
96
○
大池事務総長
両院合せて七百二十名くらいになります。
中野四郎
97
○
中野
(四)
委員
き
よう
、あす中に至急に福利
委員会
を開いて、
審議
していただきたいと思います。
大村清一
98
○
大村委員長
それでは本日はこれにて散会いたします。 午後一時八分散会