○
神山委員 その
委員会をきめる前に、
田中君の提出された問題を
決定すベきだと思うのであります。これは何も私
たちが
国会法を云々しないでも当然のことでありますし、さらに先ほど
田中君が言われました本
日本会議を開くべしという
野党各派の、非常に熱烈なる要求を取入れられなか
つたことについては、私は
與党側、ことに
石田君に大きな
責任を感じてもらわなければ困ると思う。一昨日
椎熊君を初め
野党各派の
場内交渉係りが、こぞ
つてこの点について起り得る
事態に対処するために、十九日はぜひ本
会議を開くようにしてもらいたいということを、口をすつぱく、足を
すりこぎにして頼んだにもかかわらず受付けられなか
つた。さらに
大村委員長に対して
委員会の
権限で、
即時運営委員会を開いてこの問題に対する準備をしてもらいたいと言
つたときに、
大村委員長が受諾しないで、途中で姿を消してしま
つた。そこで
田中君のおつしやるように、何らか正式の
手続によ
つて、きようは本
会議を開いてもらいたいと
言つておりましたときに、
石田君がお見えにな
つて、日ごろ
政治的信義に非常に厚い
石田君でありますので信用して伺いました。おつしやることは、十九日はできるだけ本
会議を開くようにしたい。おれ
たちの方でもそうしたい。一日も早く
一般公務員諸君の安心ができるようにしたいという気持は同じだ。真正面き
つてやかましく言われれば、われわれとしても否決せざるを得ない。これは本心ではない。
従つてこれをやかましく言わないでくれ。十九日には本
会議を開くようにするからやかましいことを言わないでくれとおつしやる。そこで
石田君の
言葉を百パーセント以上信用して、本日は必ず本
会議は開かれるものと予想しておりましたところ、何ぞはからん、本
会議は開かれないどころか、
運営委員会もさつき言うようなていたらくであります。日ごろから信頼しておる
石田君を信用できないということを、残念ながら言わざるを得ないわけであります。そこでこの重大な問題を本
会議で一応論議して、その上で
委員付託の問題をきめようと
田中君が言うのも当然であります。私
どもは
議論の進め方をまず
付託する
委員会をきめるということではなくして、一応本
会議で論議するかいなかということをきめて、その上で論議を進めたいと思います。