○
淺沼委員 問題をこういうぐあいにやるべきだという御
意見であれば、私
どもかくすべきだということは言えると思うが、ただ問題を提起しただけで、
公正倶楽部の方の
態度に対する
批判が行われ、北君
個人のと
つた態度について
批判が行われておるわけですが、北君の問題は北君自身の問題であ
つて、その
行動が
規則に触れ、あるいは
国会法に触れて、何らかのことをしなければならぬというなら、ここで大いに
議題とすべきだと思うが、そうでない場合においては、大体今の
注意を喚起した
程度で本日はとどめて、ただ問題は北君を弁護するわけではないが、
発言があまりきゆう
くつであるから、
発言したいということが、
委員の交替という形式にな
つて現れて来ておるということも、
言論尊重という
意味から幾分認めてやるということもしなければならぬと思う。北君のや
つた行動が
政治家として節操の問題から行けば、きようは
公正倶楽部、あすは
無所属ということは、これは捨てなければならぬと思うが、それは
選挙民及び院外の方々がこれをよく
批判してくれると思う。戒告に付すべきである
といつても、一応
議員の
行動に関する問題でありますから、
懲罰委員会の議を経なければならぬ。
議員の
行動に対してとやかく言うことは、
議長としても言えないと思う。
従つてもしそういうことをなされば別、それらについて大体
批判があ
つて、見当もついたようですから、本日はこの
程度にとどめられたい。