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1949-11-24 第6回国会 衆議院 議院運営委員会 第16号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十四年十一月二十四日(木曜日) 午前十一時四十二分
開議
出席委員
委員長
大村
清一君
理事
石田
博英君
理事
今村 忠助君
理事
佐々木秀世
君
理事
福永
健司君
理事
山本 猛夫君
理事
椎熊
三郎君
理事
神山
茂夫君
理事
河口 陽一君 江崎 真澄君
大橋
武夫君
岡延右エ門
君 岡西 明貞君 田中 元君 田渕 光一君 塚原 俊郎君
福永
一臣君
淺沼稻次郎
君
松井
政吉君 園田 直君
土橋
一吉君
寺本
齋君
竹山祐太郎
君
中野
四郎君
出席国務大臣
国 務 大 臣
増田甲子
七君
委員外
の外の
出席者
議 長
幣原喜重郎
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員 逢澤 寛君 議 員 中原 健次君 議 員 佐竹
晴記
君 事 務 議 長
大池
眞君 十一月二十四日
委員赤松勇
君辞職につき、その補欠として淺沼 稻次郎君が
議長
の指名で
委員
選任された。 ————————————— 本日
会議
に付した事件
委員派遣承認申請
の関する件
人事官弾劾
の
訴追
に関する
法律案
及び
人事官弾
劾訴追手続
現
庭案
の
起卓
に関する件
外務委員会
の
員数増加
に関する件
昭和
二十四年度
一般会計予算補正
(第一号)及
び昭和
二十四年度
特別会計予算補正
(特第一 号)に対する
内閣
の
修正申入
の件
決議案
の
取扱い
の関する件
緊急質問
の
取扱い
に関する件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 —————————————
大村清一
1
○
大村委員長
それではこれより
会議
を開きます。 本日は
議事日程
も盛りだくさんありますから、できれば本
会議
は午後一時から開きたいと思います。もし
運営委員会
の必要がありますれば、また
会議
中にでもお開き願うことにして、一応一時に開会できる
よう
にお願いいたしたいと思います。 まず
議案
にな
つて
おります
講和問題調査
に関する
特別委員会設置
に関する件及び
外務委員会補充
の件を
議題
にいたします。 〔
速記中止
〕
大村清一
2
○
大村委員長
それでは
速記
を始めてください。ただいまの件はなお後刻あらためて御協議申し上げます。 —————————————
大村清一
3
○
大村委員長
次に
人事官弾劾訴追
に関する
法律案
並びに
人事官弾劾訴追手続規定案
の両案について御協議を願います。
大池眞
4
○
大池事務総長
ただいまの
人事官弾劾訴追
の関する
法律案
については
各派
とも御
異議
がない
よう
であります。ただ
訴追手続規定案
の第六条に、
訴追手続
に関する分が入
つて
おる
関係
から、
大橋委員
から御指摘がありまして、
法制局
においても御研究願いましたが、
公務員法
第九条第六項に
弾劾審判
の
手続
の方は
裁判所見
できめることとについております。その運用のことをこの六条できめることは、
両方
で
違つた
場合に困りますから、
公務員法
第九条第一項に「
国会
から
人事官
の
弾劾
の
訴追
をし
よう
とするときは、
訴追
の
事由
を、記載した書面を
最高裁判所
に提出しなければならない。」という
事務規定
がありますので、これを全部
裁判所見
規則
にお譲り申し上げるという建前にお直しを願いたいと思
つて
おります。従いましてただいまの
原案
では、第六条は「
人事官弾劾
の
訴追
について、両
議院
の
議決
が一致したときは、
衆議院議長
は、
訴追
し
よう
とする
人事官
の官職、氏名及び
訴追
の
事由
を記帳した
訴追状
を
最高裁判所
に提出しなければならない。
証拠書類
がある場合には、
訴追状
にその写を添付しなければならない。」とありますのを、「
人事官弾劾
の
訴追
について、両
議院
の
議決
の一致したときは、
衆議院議長
は
訴追状
を
最高裁判所
に提出するとともに、その写を
訴追
に係る
人事官
に送付する。」というふうにして、これだけの
手続
をとるのだという
よう
に、一切
裁判所規則
の方にお譲りを願う、こういうふうに
修正
お願いたしたいと思
つて
おります。
大橋武夫
5
○
大橋委員
ただいま
事務総長
から御指示になりました
修正案
はきわめて適切妥当だと考えます。
神山茂夫
6
○
神山委員
これは
あと
で相談してもよいと思いますが、私
たち
としては、
法案
の急速な
議決
が必要であるということは異論ありません。ただこの前の
運営委員会
で
土橋
君が申し上げた
よう
な点が気になりますのでできればこの点を
討論
の場合にはつきりして
賛成
いたしたいと思
つて
おります。
大村清一
7
○
大村委員長
いかがでし
よう
。この問題は御
異議
がなければ仮
決議
にいたしまして、
人事委員会
の方に回付して
人事委員会
の
意見
を聞く。そうしてこれは両院の
関係
がありますから、
人事委員会
の議が整いましたならば、また参
議院
と打合した上で、
最終決定
をして
上程
することになろうと思います。また後日他の方から
意見
によ
つて
御相談する
機会
もあろうと思いますから、一応できれば、本日ここで仮
決定
を願いたいと思います。仮
決定
をするについては、ただいま
土橋
君の方から御
発言
を
願つて
もけつこうだと思います。いかがでし
よう
。
土橋一吉
8
○
土橋委員
私の方は本
会議
で申し上げたいと思います。
大村清一
9
○
大村委員
それではこの両案はただいま
事務総長
から
説明
のありました
よう
に、
手続規定
の方は
修正
いたし、
法律案
の方は
原案通り
ということに決することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
10
○
大村委員長
それではその
よう
に決しました。 —————————————
大村清一
11
○
大村委員長
次に
緊急質問
が一件出ておりますから、
事務総長
から御
説明
を願います。
大池眞
12
○
大池事務総長
川上貫一
さんから、
日英通商協定
に関する
緊急質問
が一件提出されました。これを本日許可するかどうかお決め願いたいと思います。
土橋一吉
13
○
土橋委員
川上貫一
君がただいま出しておる
緊急質問
はこういうわけであります。二十二日に
日英通商協定
が結ばれまして、二十三日に
通商産業大臣稻垣氏
より、
衆議院
の
通商産業委員会
で御報告があ
つたよう
でありますが、この問題は
日本
と英国各連邦、特に
豪州方面
その他における
輸入
に関しまして非常な制限が加えられ、同時にたとえば
ゴム
とか、羊毛という
よう
なものを、
日本
の現実の
有効需要
以上に
輸入
するという
よう
な
事情
もあるのでありまして、決済の
関係
、あるいは
日本
の
貿易関係
に特に入超という
よう
な点が考えられますので、どういう
よう
な方法で
日英通商協定
が結ばれたのであるか、それに対して
日本
の
産業方面
に至大な影響を及ぼし、特に将来
外国為替管理法
ができる
関係
上、緊急に
質問
をいたしたいという
趣旨
で、
川上
君が出しておるのであります。
石田博英
14
○
石田
(博)
委員
日英通商協定
に関する問題は、私昨日の
通商委員会
も
予算委員会
も
両方
傍聽してお
つたの
でありますが、すでに
十分論議
を盡されて、一応
通産委員会
では
川上
君が御
質問
され、それからき
よう
の新聞にもちよつと見えてお
つたよう
に、
予算委員会
においては
風早
君が約一時間近くにわた
つて
質問
されてお
つた
。そういう
よう
な次第で、すでに
岡委員長
において十分な
論議
を盡したものを、再び本
会議
へ持
つて
来るということはどういう
理由
でし
よう
か
土橋一吉
15
○
土橋委員
右田君は両
委員会
を傍聴されたということですが、
風早
君、
川上
君がいかなる
質問
をされたか、私は存じません。しかし御
本人
が特に必要なことでもあるし、ぜひ本
会議
において十分聞かなければならぬ。こういう御
本人
の御
意見
でありますから、ぜひ
皆さん
の御
賛成
を願いたいと思います。
石田博英
16
○
石田
(博)
委員
私はほかの
機会
で
論議
されないもの、あるいはそういう
機会
がないもの、あるいはどうしても他の
機会
においてやれないものなら許可することもいいが、実はきのう
川上
氏から詳細な
質問
がなされ、
稻垣通商大臣
から詳細な
答弁
があ
つた
。さらに午後の
予算委員会
においては
風早
君から
質問
があ
つた
。
両方
の
質問
時間を合すると、およそ二時間近くの時間を費しておる。そうして
日英通商協定
、特に
ゴム
及び鉄鋼という
よう
なものの
輸入協定
の
内容
について、あるいは
協定
の経過について実に詳細な
質疑応答
をされ、
風早
君のごときはその
答弁
に満足されて、
大蔵大臣
に対する
質疑
だけを留保して
質問
を打切
つて
おられる。それをさらに本
会議
においてやられるということは、何の
目的
をも
つて
やられるのか、私どもは
了解
に苦しむ。これは本
会議
における
緊急質問
の本旨を非常に弱めて来ると思う。
土橋一吉
17
○
土橋委員
御
本人
の希望もありますので、できれば
運営委員会
に御
本人
を呼んで
趣旨弁明
をさしていただきたいと思います。
石田博英
18
○
石田
(博)
委員
先ほど
委員長
からも
申出
があります
通り
、き
よう
上程
されておる
法律案
は七件以上もあります。さらに
自由討論
が予定されておりますので、
発言予定
をされておる
諸君
も相当ある。そこでこの問題について、き
よう
これ以上
論議
してもし
よう
がないと思いますから、次の
自由討論
のときにでもや
つて
いただきたいと思います。
神山茂夫
19
○
神山委員
今
石田
君の御
意見
もあるので、ここでりくつを
言つて
時間をと
つて
もし
よう
がありませんから、これは保留していただきたいと思います。
大村清一
20
○
大村委員
き
よう
は一時からから開会することに御同意の
よう
でありますから、ただいまの
緊急質問
の時間はまた追
つて
御相談申し上げることにいたします。 それでは本日の
議事
の点について、
事務総長
から御
説明
を願います。
速記
をとめてください。 〔
速記中止
〕
大村清一
21
○
大村委員長
それでは
速記
を始めてください。 暫時休憩いたします。 午後零時十三分仕憩 ————◇————— 午後三時四十二分
開議
大村清一
22
○
大村委員長
それでは休憩前引続き
開議
を開きます。 まず、第一に
議案
にな
つて
おります
外務委員会
の
委員増員
の件及び
共産党
から提出されております
講和特別委員会設置
の件、これを
議題
といたします。
松井政吉
23
○
松井
(政)
委員
外務委員会委員拡充
の件と
講和特別委員会
の件でありますが、わが党は最初から、
講和特別委員会
という
特別委員会
は、今の段階においては、
外務委員会
を
拡充
して、その
趣旨
を生かすがよいという主張に
かわり
はありません。しかも
外務委員会拡充
については
予算委員会
に匹敵するものとし、さらに四十名
程度
ならば妥協するということを主張いたしたのでありますが、本日新たに三十五名
程度
ではどうかという
委員長
の
仲介
も受けたのであります。それでいろいろ、議論をしたのでありますが、結局
本国会
ももう
会期
が短かいのでありまして、
講和
及び
外務委員会等
に対しては、
通常国会
においてまたあらためて
討議
をすることとして、
本国会
においては三十五名でよかろうじやないか、こういう結論に達しましたので、党の
態度
としてお取り願います。
椎熊三郎
24
○
椎熊委員
わが党は先般来主張した
通り
、
特別委員会
を設けずに、
外務委員会
を
拡充
するという考え方で、本日大体その筋道が通
つて
現実することにな
つたの
ですし、ことに
委員長
の
仲介
による三十五名が最も妥当だと思いますので、
賛成
であります。
神山茂夫
25
○
神山委員
これは
各党
の了承も得ました
よう
に、わが党では
講和特別委員会
を固執するものではない、われわれのねら
つて
いるところに、
講和
の問題が全
国民
の間で議論され、また考えられておるのを、十分に反映する
よう
な
委員会
をつくろうということであ
つたの
でありますが、この精神が生かされるならば、
外務委員会拡充
にもあえて
反対
しないという
趣旨
で今日まで来たわけであります。その場合最低限四十名なければということを主張して参りましたが、本日新しい
提案
として、三十五名という相当歩み寄
つた意見
もあります。けれども私
たち
としては、これでは
趣旨
が生かされませんので、やはり
講和特別委員会設置
が必要であるという見解をすてるわけにいかないわけであります。
従つて講和特別委員会
の
設置
の問題について、本
委員会
においてこれに対する
態度
を
決定
いたしたい。それから
外務委員会
の三十五名の
拡充
については、私
たち
としては数が足らないという
理由
で
反対
したい。
寺本齋
26
○
寺本委員
私のところでは先般申し上げました
よう
に、
講和特別委員会
を設けることは、諸般の
事情
を考慮して、
外務委員会
を
拡充
することに大体きま
つて
おります。人数は三十人でもよいと思いましたが、
委員長
の方から三十五名という説もございます。
各党
が御
賛成
であれば三十五名に
賛成
であります。
竹山祐太郎
27
○
竹山委員
私の方は
委員長
の案に
賛成
いたします。
中野四郎
28
○
中野
(四)
委員
委員長
の案に
賛成
いたします。必ず、その前提として一名を割当ててもらいたい。
石田博英
29
○
石田
(博)
委員
私の方は
委員長調整案
に
賛成
であります。自由は前会までるる申し述べたことでありますので、省略いたします。
大村清一
30
○
大村委員長
それでは
各派
の御
意見
がはつきりいたしましたので、この際これを決したいと思います。まず
講和会議
のために
特別委員会設置
の
決議案
、これを
上程
するかいなかについて採決いたします。
上程
に
賛成
の方
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
大村清一
31
○
大村委員長
三名であります。それでは
上程
の案に
反対
の方
挙手
を願います。 〔
反対者挙手
〕
大村清一
32
○
大村委員長
多数であります。よ
つて
これは
上程
すべからざることに決しました。 なお次に
外務委員会
の
委員
を三十五人に
増員
すべしという
意見
がありますので、これに御
賛成
の方の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
大村清一
33
○
大村委員長
多数であります。よ
つて外務委員会
の
委員
の数は三十五人に決しました。
大池眞
34
○
大池事務総長
この
取扱い
について私から申し上げますが、
衆議院規則
の第九十二条に各
常任委員会
を列挙いたしまして、その
員数
は一応
決定
しておるわけであります。その
員数
は
本国会
の初めに御
決定
を願いまして、今お
手元
にあるものとは
違つて
、一応
決定
しておりますが、九十二条の本文は少しも
かわり
ないのでありまして、それによりますと一応左の
通り
定める「但し、
議院
の
議決
によりその
員数
を増減し又はその
所管
を変更することができる」とな
つて
おりますから、
議員
の
決議
をも
つて
、
外務委員会
は二十名を三十五名に
増員
するという御
決議
を得れば、
本会期
中はできることと思います。特に将来継続的に三十五名にしてしまうならば、思いき
つて
さらに
規則
を改正することも一方法であります。しかしただいま
社会党
の
お話
の
通り
、
通常会
においてあらためてその問題を論じらるるというならば、
本会期
中は二十名の
外務委員会
を三十五名に
増員
するということに御
決議
したならば、三十五名になるのでありますから、その
委員
をお申しでていただいて
増員
ができることになります。
中野四郎
35
○
中野
(四)
委員
この
機会
に
社会党
の
松井
君、
淺沼君
がおられるから伺いたい。
共産党
の出した
講和会議
に対する
特別委員会設置
の件には、
社会党
は
反対
の
よう
ですが先ほどの
松井
君の御
説明
は、私聞き違いかもしれないが、
講和会議
の問題をこれに含むという
よう
に
お話
があ
つたよう
で、そしてこの
員数
を五十名ないし四十五名にふやすという御
意見
の
よう
に承
つた
が、そもそも
外務委員会設置
当時の
速記録
は、
土橋
君御
説明
の
通り速記
の上にも明らかにな
つて
おります。
講和
の問題は
外務委員会
に一切含まない。
外務委員会
は事務的の面でのみで、
講和開議
のときには別に考慮するということにか
つて
おる。これは
速記録
をお読みになればわかる。そこで
淺沼君
に伺
つて
おきますが、この
外務委員会
を三十五名にする場合において、やはり
講和会議
の問題はこれに含むという
意味
ですか。
淺沼稻次郎
36
○
淺沼委員
それはそういう
意味
です。というのは、この前は
委員会
が
事項別
の
委員会
であ
つた
が、最近において
委員会
が
事項別
から
各省委員会
にかわ
つたの
である。
従つて
おのずから
外務委員会
の中には外務省の
所管事項
全部が入るわけでありまして、当然
講和会議
の問題が入
つて
来るという解釈です。
事項別
から各
章委員会
にかわ
つた
ということによ
つて
、その中に含むべしという原則であるということを御了承願いたい。
神山茂夫
37
○
神山委員
一言その点、
淺沼君
のそういう御
意見
もありましたけれども、当時の
速記録
を調べればわかると思います。
中野
君の言われた
意見
が強過ぎるにしても、そういう
趣旨
も盛られていたわけです。
従つて
この点については
速記録
を調べてやられないと、今の
発言
と、その当時において
淺沼君
は
委員長
であ
つた
が、若干
違つて
おります。この点について、
あと
で十分審議する必要がある。
大村清一
38
○
大村委員長
中野
君の問題については、
速記録
を調べた上で
お話
合いを願います。 —————————————
大村清一
39
○
大村委員長
この際お諮りいたしますが、
内閣総理大臣
から
議長
にあてまして、さきに提出いたしました
昭和
二十四年度
一般会計予算補正
第一号及
び昭和
二十四年度
特別会計予算
といたしまして特第一号中、別紙の
通り
修正
いたしたいというので
承認
を求めて来ました。この件を
議題
といたします。まず
官房長官
から御
説明
を願いたいと思います。
増田甲子七
40
○
増田国務大臣
ただいま
委員長
が言われました
よう
に、
修正書
を
提案
いたした次第であります。何とぞ御
承認
を願います。その
理由
といたしまして、この前の
予算書
には
輸出金融補償法
、それから
輸出金融補償特別会計法
、こういう
法律
を出すことを予定いたしておりまして、その
法律施行
のための
予算書
を
提案
いたした次第でありまするが、
関係方面
におきまして、
輸出金融補償法並び
に
輸出金融補償特別会計法
というのは、
輸出信用保險法並びに輸出信用特別会計法
と改めたらよかろう、金額は同じ額でよいということで、それを改める
関係
上、
予算書
を
修正
いたした次第であります。この
予算書
の
基礎
をなすところの
法律
につきましては、実は本日
提案
いたしたいのでありまするが、本日は
関係方面
においては休日でございますために、明日
提案
いたしたい、こう考えております。しかし時期が切迫しておりますので、この際
修正書
の
提案
をいたしましたので、何とぞ御
承認
を願いたいと思います。
大池眞
41
○
大池事務総長
御承知の
通り
昔は
法律案
が出されておりまして、一応
議題
にな
つて
おりましても、
政府
の方で自由に何どきも
修正
できるいう
規定
があ
つた
わけです。今度の新しい
国会法
によりますと、
政府
が一ぺん出して
議題
に
なつ
た
提案
を
修正
する場合には、その院の
承認
を得ることにな
つて
おります
関係
で、前も
つて
こういう名前の
法律
を出すということで出てお
つた予算
が、その
法律
の題名がかわ
つたの
で、題目のところだけ
修正
したい、こういう申し出でありますので、それを本院で
修正
の
申出
を
承認
するかしないかということを
院議
に問わなければならない。そこで
衆議院
に諮
つて
お願いする前に、
修正
の
事情
を目して
皆さん
の御
了解
を得れば、本
会議
で
異議
なく簡単にできる。こういうことであります。その際に
大蔵大臣
からその
修正
をする
意味
の御
発言
をする。こういう通告が来ております。
従つて
これについて
大蔵大臣
が
発言
をされて、その
あと
で
院議
にお諮りをいたすことに相なります。
神山茂夫
42
○
神山委員
ちよつと
官房長官
にお伺いしたいが、
法案
の
内容そのもの
には何らかの
かわり
はないのですか。
増田甲子七
43
○
増田国務大臣
実質においてはほとんど
かわり
はないわけであります。
神山茂夫
44
○
神山委員
そのほとんどが問題なんだ、どういう点がどうかわ
つた
かを聞いておきたい。
増田甲子七
45
○
増田国務大臣
この
法案
は、
修正
する前の
法案
も
国会
にはまだ提出しておりません、というのは折衝中でございます。それで今まで提出せんと欲してお
つて
、
そり基礎
の
予算書
をつく
つて
おります。その
基礎
である
輸出金融補償法
というのは、
輸出業者
に対しての
金融措置
と申しまする、その
金融業者等
において損失を受けた場合に補償する。今度の
輸出信用
につきましてもほとんど同様でございまして、
政府
が
特別会計
をつくりまして、
輸出業者
に対して信用提供する、その
信用供與業者
の
危險
に対して
保險
をしておく。こういうことにな
つて
おります。
神山茂夫
46
○
神山委員
内容
において範囲が広くな
つて
おるのではないか。
増田甲子七
47
○
増田国務大臣
前の
補償料
というのは、
金融業者
からと
つた
りして、
危險
を負担しておりますが、今度は
一般会計
から
特別会計
に出しまして、国家も、
金融業者
それ自身も、それぞれ負担をして、相互に
危險
を分担するという
趣旨
であります。
大村清一
48
○
大村委員長
ほかに御
発言
はありませんか——なければ本案は本日の本
会議
に
上程
することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
49
○
大村委員長
それでは
上程
することに決しました。 —————————————
大池眞
50
○
大池事務総長
地方行政委員会
から
委員派遣承認
の要求がありますので、一応お諮りいたします。
地方公務員
の
行政整理
の実情を
調査
いたした。こういうことで、一班は
東京
都、
神祭川
県及び
千葉
県。二班は
京都
及び
兵庫
、これがおのおの二十五日から五日間
調査
をしたいということで、
東京
都、神奈川、
千葉
に行く人は、
河原伊三郎
さん、
清水逸平
さん。
京都
、
兵庫
の方は
久保田鶴松
さん、
立花敏男
さん、この四名でございます。
椎熊三郎
51
○
椎熊委員
会期
がないのに五日間というのはどうか。
石田博英
52
○
石田
(博)
委員
実は
地方行政委員長
がお見えにな
つて
御
説明
を願うのでありますが、先ほど私のところへ
事情
があ
つて
行けないから、
かわり
に
説明
をしてくれる
よう
にという御依頼がありましたので、一言申し上げます。この
派遣
の
目的
は、ここに書いてあることで盡きると思いますが、
行政整理
の進行の状況、あるいはその他についての
調査
であろうと思うのであります。
会期切迫
の折、いろいろの
事情
があると存じますのでで、その間の
取扱い等
については、なお
議長
の
手元
において
委員長
と考慮していただきたい。ただ
地方公務員法
が今
議会
は間に合わないかもしれませんが、
行政
を
調査
される際でもありますので、
期間
その他は、二十四日という土曜日に次いで日曜日をはさんでおるわけでありますので、
期間
の点、その他は
議長
において考慮してもらうことをも
つて
、何とぞ御
賛成
を願いたいと思います
大村清一
53
○
大村委員長
ただいまの
委員派遣承認
の
申請
の件は、これを
承認
するに御異存ございませんか。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
大村清一
54
○
大村委員長
御
異議
なしと認めてさ
よう
に決します。 —————————————
神山茂夫
55
○
神山委員
自由討論
の進め方についてですが、き
よう
の現状を見ますと、
討論
する人にはまことにお気の毒な
状態
であるばかりでなく、
国会議員
の
国会
における面目にもかかわる
状態
にな
つて
おる。き
よう
は各
委員会
が忙しか
つた
ことも事実でありますけれども、出る
可能性
があ
つた
人が出なか
つたよう
に見られるふしもある。これはぜひ
各党
が
お互い
に
申合わせ
をして、できるだけ
自由討論
をまじめに聞くことが必要だと思う。私はき
よう
大体聞いてみたが、
自由討論
の
内容
についてはなかなか傾聽すべきものが多い。党派を越えて
お互い
に聞くばかりでなく、これを
国民
全体の見ておる前で、われわれが尊重しておることを、事実によ
つて
認めさせる必要がある。これはぜひ
大会派
である民自党の
諸君
が先頭に立
つて
、
自由討議
の場合にできるだけ出て、
意見
の違いは別として一致する点ははつきりさせるという
よう
に協力したいと思う。この点一応
運営員会
として
申合せ
まして、全力をあげて
議員側
も真劍に聞く。そしてこれに対しはほかの
議会
に
討議
するということになれば、文字
通り
自由討議
になると思う。
大村清一
56
○
大村委員長
ただいまの
神山
君の御
発言
は了承することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
椎熊三郎
57
○
椎熊委員
それなら
自由討論
に関し定足数を厳重のに守るということにしておくがよい。
大村清一
58
○
大村委員長
それでは
各党自由討論
にはみな出まして、まじめに進行することに
申合せ
をすることに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
59
○
大村委員長
さ
よう
に決します。 —————————————
大村清一
60
○
大村委員長
明日は
自由討論
を継続することにいたしまして、なお
法案等
があがりましたならばそれを
上程
したいと思います。それらのことは明日午前十一時
運営委員会
を開いて御協議願いたいと思います。 それでは、本日はこれにて散会いたします。 午後四時十五分散会