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神山委員 この問題が出たのは今年の夏でしたが、そのときに私は、先ほど述べたような立場から、この問題については
意見を保留したわけであります。しかもその当時から私
どもは強調しておりますように、これは
日本国家の正式の代表でない。
従つて正式に言えば本
運営委員会でこれを論議すべきじやない。こういうふうな事能が起
つたので、
了解を求めたいと言われたから、
了解したという程度であ
つたのであります。その後の事態の発展を見ておりますと、本年の春とはすつかり情勢がかわ
つておる。ことにわれわれから言えば、
日本の運命に新しい視点から見直さなければならぬという重大な時期にな
つております。その点については、幣原君は
十分考慮して空白をつくらないとおつしやるのは、事実上どういう形になるのか知らないが、とにかく
議長、副
議長がおらないのであるから、
国会の
運営が完全な姿に行かないと考えるよりほかにしようがない。今となると
国会の
運営上障害になりますので、私
たちとしては夏言
つたことをそのままでは済まされないという
状態にあると思います。
従つてこの問題の処理については、
議長自身ももう少しお考えになり、
委員長も
事務当局も、さらに
各党とも十分お考えにな
つて、これを
運営委員会に諮らず、
各党が
お客さまで行くのだということになればどうぞ御自由にということになりますが、一応
運営委員会に諮るということになりますと、私
たちは夏の場合と違
つた態度をとらなければならないということになりますから、きようきめようということになれば
各党ともお困りになるし、
事務総長、
委員長もお困りになりますので、これは
運営委員会に関連なしにやるとか、何かそういうことにしてほしいと思います。