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石田(博)
委員 これはまた奇怪な御質問を承わるもので、それは理の当然であ
つて、返事をする必要もないことである。私
ども議論を行いますときは、出ておるものを議題として
お話合いをするよりしかたがないので、あのとき議題として出てお
つたものは、ここに
決定をいたした五件と、岡田勢一君、米窪滿亮君、そこまでが出てお
つただけであ
つて、それが議題とな
つておるときに今野武雄君以下のものが出て来た。そうするとそれを処理する上のわれわれの立場としては、当然米窪滿亮君までを議題として、それが処理されたときに次の問題に移
つて行くよりしようがない。これが結果的には社会党と新政治協議会だけに
なつたかもしれないが、これはやむを得ざる
事情によ
つたのであ
つて、あなたの方が一番先にお出しにな
つておれば、これはやはりあなたの方からよけい出て来るということになるのもやむを得ない。結局党派によ
つて問題を処理するということは考えていない。
もう一つ、
さつき申し上げた
通り、本日一時から開会するとしましても、処理をする
限度というものは五件がせいぜい、六件以上ということになると、これはおやりになる人もお気の毒のような結果になる。議院はぞろぞろ帰
つてしまい、議場はだれるし、つまらぬことになりますから、もう一件ぐらいというところに
限度を置いて、
あとの一件をどれを選ぶかということにしないと、処理できないものを
原則的にいろいろ議論しても始まらない。