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1949-12-01 第6回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十四年十二月一日(木曜日) 午後二時六分閣議
出席委員
委員長 稻田 直道君 理事
大澤嘉平治
君 理事
岡村利右衞門
君 理事 關谷 勝利君 理事 前田 郁君 理事 松本 一郎君 理事 田中 堯平君 岡田 五郎君 尾崎 末吉君 尾関 義一君
片岡伊三郎
君
黒澤富次郎
君 土倉 宗明君 坪内 八郎君 畠山 鶴吉君 滿尾 君亮君 石野 久男君
出席政府委員
(
鉄道監督局
長)
運輸事務官
足羽 則之君 (
鉄道監督局国
有
鉄道部長
)
運輸事務官
石井 昭正君 委員外の出席者 議 員 川西 清君
運輸事務官
今井 榮文君
運輸事務官
中道 峰夫君
運輸事務官
宮澤 吉弘君 専 門 員 岩村 勝君 専 門 員 提 正威君 十二月一日
岡村利右衞門
君が理事に補欠当選した。 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 理事の互選 請願 一
高山線電化
の請願(
岡村利右衞門
君紹介) (第四四三号) 二
山口線電化
に関する請願(
佐藤榮作
君外二 名紹介)(第九〇一号) 三 上野、宇都宮間及び
両毛線電化促進
の請願 (
大津嘉平治
君外一名紹介)(第四五三 号) 四 札幌、
小樽間電化
の請願(
苫米地英俊
君外 一名紹介)(第五九六号) 五
野岩羽鉄道
を
西那須野
駅まで延長並びに大 宮、
白河間電化
の請願(森山欽司君紹介) (第一〇八七号) 八 千葉、
佐倉間電化促進
の請願外三件(竹尾
弌君紹介
)(第一一七号) 七 大宮、宇都宮間及び大宮、
高崎間並び
に高 崎、小
山間電化促進
に関する請願(山口好 一君外
二名紹介
)(第一一七八号) 八 鶴岡、落合間に
電車線敷設
の請願(池田正 之
輔君紹介
)(第八九五号) 九 岐阜駅
改築促進
の請願(
大野伴睦
君紹介) (第五八二号) 一〇 湧別駅改築の請願(林好次君紹介)(第八 八九号) 一一 大山口駅改築の請願(
稻田直道
君紹介)( 第一〇八六号) 一二 山形市
飯塚踏切
に
こ線橋架設
の請願(松浦 東介君外一名紹介)(第一〇一号) 一三
丹波大山
駅
上家復旧促進
に関する請願(佐 々木盛雄君紹介)(第二七二号) 一四 本楯駅に
こ線架設
の請願(志田義信君紹 介)(第三三二号) 一五 平野駅の
ホーム拡張
の請願(高橋英吉君紹 介)(第六七八号) 一六 吹田駅
北出口地下道開設促進
の請願(小西 寅松君紹介)(第三四四号) 一七
岐阜駅前
と加納町を直結する
地下道開設
の 請願(
大野伴睦
君紹介)(第五八一号) 一八 吹田駅
北出口地下道開設工事促進
の請願(
田中萬逸
君紹介)(第五八八号) 一九 金島村小野子に
停車場設置
の請願(小峯柳 多君紹介)(第三〇四号) 二〇 可美村に
国鉄操車場設置反対
の請願(中村 幸八君紹介)(第七六一号) 二一
花蓋線上有住
村に
新駅設置
の請願(鈴木善 幸君紹介)(第一六三号) 二二 岩原駅を荷物駅として存続の請願(長野長 廣君紹介)(第一〇四二号) 二三 姫路市に
鉄道局設置
の請願(
井之口政雄
君 外
五名紹介
)(第七〇七号) 二四 盛岡市に
鉄道局設置
の請願外一件(山本猛
夫君紹介
)(第九八〇号) 二五 盛岡市に
鉄道局設置
の請願(
山本猛夫
君紹 介)(第一七号) 二六
千葉鉄道局設置
の請願(田中豊君外一君紹 介)(第一〇二四号) 二七 姫路市に
鉄道局設置
の請願(立花敏男君紹 介)(第一二一〇号) 二八
岡崎市内
の
鉄道路線下
の
トンネル拡張
の請 願(千賀康治君紹介)(第二七〇号) 二九 日振
トンネル工事継続
の請願(
篠田弘作
君 紹介)(第九一四号) 三〇 松草、平津戸間の
鉄橋修築
の請願(山本猛
夫君紹介
)(第一三号) 三一 山形市の都市計画に伴う
物件移転費補償
に 関する請願(
松浦東介
君外一名紹介)(第 一一四号) 三二 日の
影線列車増発
に関する請願(佐藤重遠 君紹介)(第六九号) 三三 湯の元駅に下り
急行列車停車
の請願(床次 徳二君紹介)(第一一六号) 三四 鹿兒島、
門司間夜行列車運輸開始
の請願( 上林山榮吉君紹介)(第二七四号) 三五
鉄道用品
の地方調達に関する請願(山本猛
夫君紹介
)(第一八号) 三六 日出駅に
貨物取扱開始
の請願(
松田鐵藏
君 紹介)(第三〇二号) 三七 千里丘駅に
貨物取扱開始
の請願(
田中萬逸
君紹介)(第五八七号) 三八 要田駅の
正式営業開始
の請願(
大和田義榮
君紹介)(第五五九号) 三九
鉄道用炭
を
海上輸送復活
の請願(橘直治君 紹介)(第四五四号) 四〇 同(
池田正之輔君外
三名紹介)(第八一九 号) 四一
鉄道用炭
を
海上輸送継続
の請願(橘直治君 紹介)(第三四二号) 四二 大阪港に自由港区設置の請願(
前田種男
君 外一名紹介)(第二号) 四三
尼崎港湾施設費国庫負担増額
の請願(吉田 吉太郎君紹介)(第七号) 四四 小名浜港
修築費全額国庫負担
の請願(大内 一郎君外十一名紹介)(第六〇号) 四五 青森港修築の請願(
山崎岩男
君紹介)(第 二五三号) 四六 奈半利港築設の請願(大西正男君外一名紹 介)(第四六七号) 四七 下松港修築の請願(
佐藤榮作
君外五名紹 介)(第五三四号) 四八 尾札部港
拡張工事施行
の請願(田中元君紹 介)(第六〇七号) 四九 深浦港に防波堤築設の請願(
山崎岩男
君紹 介)(第八二三号) 五〇 鳴門港改修の請願(生田和平君紹介)(第 一〇〇一号) 五一 久美浜港修築の請願(
前尾繁三郎
君紹介) (第一〇〇二号) 五二 広尾港修築の請願(伊藤郷一君紹介)(第 一一三一号) 五三 河下港
修築工事促進
の請願(大橋武夫君紹 介)(第一一七六号) 五四 甲浦港口の暗しよう
除去工事施行
の請願(
長野長廣
君紹介)(第一〇七〇号) 五五 室蘭港の
ふ頭倉庫増設
の請願(
篠田弘作
君 紹介)(第九一一号) 五六 室蘭港
ふ頭工事促進
の請願(
篠田弘作
君紹 介)(第九一二号) 五七 室蘭港に漁船及び
機帆船けい留施設
築設の 請願(
篠田弘作
君紹介)(第九一三号) 五八 大牟田、
島原間航路
に就航許可に関する請 願(前田郁君紹介)(第四三八号) 五九 室蘭港を中心とする内地定期
航路設定
の請願(
篠田弘作
君紹介)(第九 一〇号) 六〇
道南海運株式会社
に
航路補助金交付
の請願 (
冨永格五郎
君紹介)(第七〇一号) 六一
国営バス運輸開始
の請願(
淵上房太郎
君紹 介)(第三〇三号) 六二 瀬戸、
明知間国営自動車運輸開始
の請願(
三宅則義
君紹介)(第八四四号) 六三 佐川、
松山間国営自動車
を別府村森まで延 長の請願(
長野長廣
君紹介)(第一二一九 号) 六四 吾妻郡における省
営自動車拂下反
対の請願 (
壇田連也君紹介
)(第三四三号) 六五
五日市線拂下反
対の請願(佐々木更三君外
五名紹介
)(第四四八号) 六六
国営長崎自動車
区拂下反対の請願(岡西明 貞君紹介)(第八六二号) 六七
四国地区国営バス拂下げ
の請願(大澤嘉平 治君紹介)(第一一九九号) 六八
通学運賃引下げ
の請願(
若林義孝
君紹介) (第三八四号) 六九
鉄道貨物運賃値
上反対の請願(
黒澤富次郎
君外一名紹介)(第二七三号) 七〇
貨物運賃値上げ反対
並びに
運送業務複数制
実施促進
の請願(田嶋ひで君外
二名紹介
) (第一二一七号) 七一 石灰の
鉄道運賃
に関する請願(
阿左美廣治
君紹介)(第七五四号) 七二 亜炭の
鉄道運賃軽減
の請願(
野坂參三君外
二名紹介
)(第一〇六〇号) 七三
私鉄貨物運賃
を通算制に復帰の請願(小峯 柳多君紹介)(第二七六号) 七四
貨物運賃通算制実施
の請願(
早稻田柳右エ
門君紹介)(第一〇六三号) 七五 げたを
貨物運賃値上げ
から除外の請願(神 田博君紹介)(第四七九号) 七六 同(船越弘君外
二名紹介
)(第五九三号) 七七 同(
柄澤セ志子
君外一名紹介)(第七五五 号) 七八 同(
砂間一良
君外
二名紹介
)(第七五八 号) 七九 げたを
貨物運賃値上げ
から除外の請願(田 中
堯平君外
一名紹介)(第一二一六号) 八〇 紙及びパルプの
貨物運賃制度改善
に関する 請願(
片岡伊三郎
君紹介)(第九七〇号) 八一
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する請願 外二件(林百郎君紹介)(第五三号) 八二 同(佐々木更三君紹介)(第五七号) 八三 同外六件(
小坂善太郎
君紹介)(第一一八 号) 八四 同外八件(
植原悦二郎
君紹介)(第一一九 号) 八五
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する請願 (小川平二君紹介)(第一五六号) 八六 同(逢澤寛君紹介)(第一五七号) 八七 同(近藤鶴代君紹介)(第一六一号) 六八 同(中原健次君紹介)(第一六二号) 八九 同(
小淵光平
君紹介)(第二〇九号) 九〇
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する請願 (伊藤郷一君紹介)(第三四八号) 九一
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する請願 (稻葉修君紹介)(第四五六号) 九二 同(渡邊良
夫君紹介
)(第五三六号) 九三 同(林百郎君外
二名紹介
)(第六一四号) 九四 同(上村進君外
二名紹介
)(第六一五号) 九五 同(
田中堯平君外
一名紹介)(第六一六 号) 九六 同(小林信一君紹介)(第六一七号) 九七 同外三十五件(
今村忠助
君外
五名紹介
)( 第六九〇号) 九八 同(
山本利壽
君紹介)(第六九一号) 九九 同外二件(保利茂君紹介)(第七一七号) 一〇〇 同(黒田寿男君外
五名紹介
)(第七一二 号) 一〇一 同(高橋定一君紹介)(第七三〇号) 一〇二 同(松木弘君紹介)(第七九六号) 一〇三 同(
高倉定助
君外一名紹介)(第七九七 号) 一〇四 同(
小淵光平
君紹介)(第七九八号) 一〇五 同(
風間啓吉
君紹介)(第七九九号) 一〇六 同外一件(
篠田弘作
君紹介)(第八七八 号) 一〇七 同(木村榮君外
二名紹介
)(第八七九 号) 一〇八 同(林好次君紹介)(第八八〇号) 一〇九
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する請 願(
田中彰治
君紹介)(第九五七号) 一一〇 同(木村榮君外
二名紹介
)(第九五八 号) 一一一 同(保利茂君紹介)(第九五九号) 一一二 同(
佐々木秀世
君紹介)(第一一一一 号) 一一三 同(
井出一太郎
君紹介)(第一一一二 号) 一一四 同外一件(三池信君紹介)(第一一二 二号) 一一五 同外二件(
北川定務
君紹介)(第一一一 四号) 一一六 同外一件(永井英修君紹介)(第一一一 五号) 一一七 同(
柄澤セ志子
君外一名紹介)(第一一 一六号) 一一八 同外一件(木村榮君外
二名紹介
)(第一 一一七号) 一一九
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する請 願(坪内八郎君紹介)(第三一五号) 一二〇 (一戸、
久慈間鉄道敷設
の請願(山本猛
夫君紹介
)(第二〇号) 一二一 三戸、
毛馬内間鉄道敷設
の請願(小笠原 八十美君紹介)(第四七号) 一二二 大垣、
樽見間鉄道敷設促進
の請願(大野 伴睦君紹介)(第二二五号) 一二二 築別、遠別両駅間に
鉄道敷設促進
の請願 (玉置信一君外一名紹介)(第二三二号) 一二四 朱鞠内、
羽幌間鉄道敷設促進
の請願(玉 置信一君外一名紹介)(第三一四号) 一二五 猪谷から船津上宝を経て松本に至る間に
鉄道敷設
の請願(
岡村利右衞門
君紹介)( 第四三六号) 一二六 相生、西大寺両駅間に
鉄道敷設促進
の請 願(
若林義孝
君外七名紹介)(第四四六 号) 一二七 今市、
田島間鉄道敷設促進
の請願(大澤 嘉平治君外一名紹介)(第四七五号) 一二八 竹田、日の影両駅間に
鉄道敷設
の請願(
羽田野次郎
君外
五名紹介
)(第五三二号) 一二九 鳴門、明石間の省
営連絡航路開設並び
に 鳴門、讃岐相生間に
鉄道敷設
の請願(生田 知平君紹介)(第五八六号) 一三〇
釧美線敷設促進
の請願(
松田鐵藏
君紹 介)(第六二六号) 一三一 隼人、
大泊間鉄道敷設等
に関する請願( 岩川與助君紹介)(第六三〇号) 一三二 八尾駅、堺港間に
臨港鉄道敷設
の請願( 小西寅松君外
二名紹介
)(第六三八号) 一三三
長崎佐世保
間に
西彼杵半島経由鉄道敷設
の請願(
岡西明貞
君紹介)(第八四一号) 一三四 様似村から幌泉村を経て広尾町に至る間 に
鉄道敷設
の請願)(
篠田弘作
君紹介)( 第九八四号) 一三五
三陸鉄道敷設促進
の請願(大石武一君紹 介)(第一〇三四号) 一三六
野岩羽鉄道全通促進
の請願(
大和田義榮
君紹介)(第五五七号) 一三七
只見線全通促進
の請願外一件(
圓谷光衞
君外八名紹介)(第五九五号) 一三八 北陸線の
増設工事継継
の請願(河原伊三 郎君紹介)(第一四八号) 一三九
山田線並び
に宮古港復旧の請願(山本猛
夫君紹介
)(第一六号) 一四〇 橋場線の
復活並び
に生保内まで延長の請 願(山本猛
夫君紹介
)(第二一号) 一四一 正明市、長門三隅両駅間の路線を仙崎駅 経由に変更の請願(周東英雄君紹介)(第 二八三号) 一四二 一戸、
沼宮内間鉄道路線変更
に関する請 願(山本猛
夫君紹介
)(第七一一号) 一四三 仙石線を複線化の請願(
庄司一郎
君外一 名紹介)(第二八五号) 一四四
仙山線電化促進
の請願(
庄司一郎
君紹 介)(第三四七号) 一四五 千代駅昇格の請願(
今村忠助
君紹介) (第四六一号) 一四六 上有住駅を一般駅に昇格の請願(小津佐 重喜君外三名紹介)(第八〇九号) 一四七 草軽
電気鉄道株式会社線路縮小反対
に関 する請願(小峯柳多君紹介)(第二七七 号) 一四八 同(
黒澤富次郎
君外一名紹介)(第四五 二号) 一四九 同(林百郎君外
二名紹介
)(第一一三七 号) 一五〇 塩竈港を第一種港湾に認定並びに昭和二 十五年度
修築工事
に関する請願(安部俊吾 君外八名紹介)(第三〇〇号) 一五一 塩竈港の
修築費国庫負担増額
その他に関 する請願(
庄司一郎
君外八名紹介)(第三 〇一号) 一五二
仙石線拂下
の請願(
庄司一郎
君紹介)( 第三〇号) 一五三
仙台陸運局
の所管区域を東北六県に変更 の請願(
庄司一郎
君紹介)(第一一四九 号) 一五四
日本通運株式会社
の
港湾運送業進出反対
の請願(前田郁君紹介)(第七六二号) 一五五
自動車運転技術者養成
のための燃料特配 の請願(大西弘君紹介)(第三八八号) 一五六
観光事業振興対策
に関する請願(岡村利 右衞門君紹介)(第五二三号) 一五七 余部埼に
燈台設置
の請願(有田喜一君紹 介)(第三七五号) 一五八 陸中黒崎に
燈台設置
の請願(鈴木善幸君 紹介)(第六四八号) 一五九
気象官署拡充
に関する請願(
柄澤セ志子
君外一名紹介)(第一一八三号) 陳情書 一 北福岡駅に
急行列車停車
の陳情書 (第三号) 二
国営自動車拂下反
対の陳情書 (第八号) 三 交通機関の整備に関する陳情書 (第三九号) 四
市営バス特免
の陳情書 (第四九号) 五
鉄道用石炭
の
陸揚げ再開
の陳情書 (第七四号) 六
国際観光事業
の振興に関する
陳情書外
一件 (第七九号) 七 粟生島に
燈台設置
の陳情書 (第九〇号) 八
三島測候所復活
の陳情書 (第九二号) 九 鉄道暗きよの拡張に関する陳情書 (第九四号) 一〇 唐津市に
測候所設置
の陳情書 (第九五号) 一一 国鉄線を神奈川県三崎町まで延長の陳情書 (第一 一一号) 一二
陸運行政
の一元化に関する陳情書 (第一二 七号) 一三 岐阜、太田、多治見、名古屋間の
複線電化
による
循環電車運行
の陳情書 (第一三八号) 一四 芦別、深川両町間に
鉄道敷設
の陳情書 (第一四 三号) 一五
国有鉄道用石炭
の
陸上輸送切替緩和
に関す る陳情書 (第一四四号) 一六 青森市に
地方鉄道局設置
の陳情書 (第二八五号) 一七
北陸線電化促進
の陳情書 (第一六七号) 一八
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
に関する陳情 書外一件 (第 一六八号) 一九
魚類容器返還運賃現行
すえ置に関する陳情 書外二件 (第一八一号) 二〇
県営バス長崎市内線延長免許
の陳情書 (第一八三 号) 二一 秋田市に
鉄道局設置
の
陳情書外
三件 (第 一八四号) 二二
陸運局分室
の
地方庁移譲反対等
に関する陳 情書 (第一八八号) 二三
国有鉄道用石炭
の
陸上輸送切替反対
に関す る陳情書 (第二〇三号) 二四、長野市に
鉄道局設置
の陳情書 (第二〇五号) 二五
山田線平津戸
、
茂市間復旧工事施行
の陳情 書(第 二〇九号) 二六
貨物運賃値
上反対の陳情書 (第二二八 号) 二七 盛岡市に
鉄道局設置
の陳情書 (第二四 二号) 二八
府県道大曽根山形停車場踏切
に
こ線橋架設
の陳情書 (第二四四号) 二九 げたを
貨物運賃値上げ
から除外の陳情書 (第二五三号) 三〇 石灰石に対する
鉄道運賃引下げ
の陳情書 (第二五五号) 三一 米原、
姫路間鉄道電化
の陳情書 (第二七二号) 三二 げたを
貨物運賃値上げ
から除外の陳情書 (第二七三号)
關谷勝利
1
○
關谷委員長代理
それではこれより
運輸委員会
を開きます。
請願
の
審査
に入ります前に
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。さる十一月二十八日
理事岡村利右衞門
君の
委員辞任
に伴いまして、現在
理事
一名欠員に
なつ
ておりましたが、去る十一月二十九日
岡村
君が再び
運輸委員
に選任せられましたので、この際同君を
理事
に選任いたしたいと思いますが、これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
關谷勝利
2
○
關谷委員長代理
御
異議
がなければ、
岡村
君が遺任いたされました。
關谷勝利
3
○
關谷委員長代理
前会に引続き
請願
の
審査
を行いたいと思いますが、本日の
請願日程
中第一二〇以降につきましては、すでに前会において
紹介説明
並びに
政府
の
意見
の
聽取
を
終つて
おりますので、本日はまず
請願日程
第一ないし第一一九の各
請願
について
審査
を行います。なお各
請願
の
審査方法
につきましては前会同様、
紹介議員
のお見えに
なつ
たものについてのみ
紹介説明
を承ることにいたし、他は
紹介説明
の
聽取
はこれや省略し、
政府
の御
意見
を承ることにいたします。 それでは
審査
に入ります。
日程
第一、
高山線電化
の
請願
、
日程
第二、
山口線電化
に関する
請願
、
日程
第三、
上野
、
宇都宮
間及び
両毛線電化促進
の
請願
、
日程
第四、
札幌
、
小樽間電化
の
請願
、
日程
第五、
野岩羽鉄道
を
西那須野
駅まで
延長
並びに
大宮
、
白河間電化
の
請願
、
日程
第六、
千葉
、
佐倉間電化促進
の
請願外
三件、
日程
第七、
大宮
、
宇都宮
間及び
大宮
、
高崎間並び
に
高崎
、小
山間電化促進
に関する
請願
、
日程
第八、
鶴岡
、
落合
間に
電車線敷設
の
請願
、
日程
第九、
岐阜
駅
改築促進
の
請願
、
日程
第一〇、
湧別
駅
改築
の
請願
、
日程
第一一、
大山口
駅
改築
の
請願
、
日程
第一二、
山形
市
飯塚踏切
に
こ線橋架設
の
請願
、
日程
第
一三
、
丹波大山
駅
上家復旧促進
に関する
請願
、
日程
第一四、
本楯
駅に
こ線橋架設
の
請願
、
日程
第一五、
平野
駅の
ホーム拡張
の
請願
、
日程
第
一六
、
吹田
駅
北出口地下道開設促進
の
請願
、
日程
第一七、
岐阜駅前
と
加納
町を直結する
地下道開設
の
請願
、
日程
第一八、
吹田
駅
北出口地下道開設工事促進
の
請願
、
日程
第一九、
金島
村
小野子
に
停車場設置
の
請願
、
日程
第二〇、
可美
村に
国鉄操車場設置反対
の
請願
、
日程
第二一、
花釜線上有住
村に
新駅設置
の
請願
、
日程
第二二、
岩原
駅を
荷物
駅として
存続
の
請願
、
日程
第二三、
姫路
市に
鉄道局設置
の
請願
、
日程
第二四、
盛岡
市に
鉄道局設置
の
請願外
一件、
日程
第二五、
盛岡
市に
鉄道局設置
の
請願
、
日程
第二六、
千葉鉄道局設置
の
請願
、
日程
第二七、
姫路
市に
鉄道局設置
の
請願
、
日程
第
二八
、
岡崎市内
の
鉄道路線下
の
トンネル拡張
の
請願
、
日程
第二九、日振
トンネル工事継続
の
請願
、
日程
第三〇、
松草
、
平津戸
間の
鉄橋修築
の
請願
は同一性質のものでありますので、
一括
して
議題
とし
政府
の
意見
を求めます。
宮澤吉弘
4
○
宮澤説明員
本日
一括議題
に供されました点につきまして、性格の違うものもございますから、大体
性絡
の一致しておるものにつきまして、順次御答弁申し上
げた
いと存じます。 まず第一に
電化
の問題でございますが、現在
国有鉄道
の
電化
を促進させますわれわれの見地といたしましては、当然
輸送量
の多いところに優先に考えております、また特殊の
区間
といたしまして、勾配、隧道の非常に多い
区間
、そういう点が経済的にもまた有利と
なつ
て参りますので、そういう点を第二というふうに考えております。まずそういうものを優先
電化
いたしまして、しかる後にまた
支線
の方に及ぼして行きたいというのが、われわれ
政府
の方針でございます。従いまして第一の
高山線電化
につきましては、そういう
順位
が
終つて
から、当然着工するという
区間
かと存ぜられます。
山口線
につきましても同じく
支線
でございますので、
山陽線
の
電化
が済んだ後において考慮されるというふうに考えております。 三つの
上野
・
宇都宮
間につきましては、非常に
順位
を高くとつております。近き将来においては
電化
されることだろうと思います。
両毛線
につきましてはなお
研究
の余地があろうかと存ぜられます。
日程
第四の
札樽
間につきましては、北海道の幹線ではございますけれども、
輸送量
その他の関係で、現在
考慮研究
中でございます。
日程
第六の
千葉
・
佐倉間電化
の問題につきましては、やはり全体の
輸送量
その他から考えますと、現在の
電化状況
といたしましては
支線
に属するという考え方で、なお将来考慮すべき
線区
かと存ぜられます。
日程
第七の
大宮
・
宇都宮
間につきましては、第三と同様でございますが、
大宮
・
高崎
、いわゆる
高崎線
につきましては、これまた近き将来に当然
電化
さるべき
区間
だと考えております。その次の
高崎
・小
山間
は、
日程
第三の
両毛線
と同様でございます。 その次は
日程
第八の
鶴岡
・
落合
間に
電車線敷設
の
請願
でございますが、本
区間
は坦々たる土地を通過いたす
区間
でございますので、現在といたしましては新設の問題でございまして、本
区間
の
輸送量
その他から考えまして、
早急実施
は困難かと存ぜられます。 以上
電化
に関連いたしましたことにつきまして、
一括
御返答申し上
げた
次第でございます。 次に
建設線
の問題といたしまして、
日程
第五の
野岩羽鉄道
を
西那須野
駅まで
延長
について御返答申し上げます。この
鉄道
は現在
予定路線
といたしましては、
日光線
の
今市
から若松を通りまして、いわゆるわれわれの方で言つております
日中線
を通過いたしまして、米沢に抜ける
線区
と存ぜられますが、この線を
西那須野
駅まで、上三寄という駅から
今市
に抜けずに、
東北本線
の
西那須野
に結ばれたいという
請願
の御趣旨のように存ぜられますが、これについては現在
調査研究
中でございます。調査いたしましたところによりますと、
路線
は十キロ近く短くなるようでございますが、途中に長大な墜道ができる点が難点かと存ぜられます。ただ従来の
予定線
を通りますと、現在鬼怒川調整池ダム計画もございますので、その間とのにらみ合せにおきまして、線を
今市
に結ぶか、
西那須野
に結ぶかということは、それとも勘案いたしまして決定すべき問題かと存ぜられます。 後半の
大宮
、白河
電化
は、先ほど申し上げましたが、
東北本線
の
電化
につきましては、なお白河まで
延長
するということは、割合に早い機会に実現可能かと存ぜられます。 次に
日程
の第九に参りまして、
岐阜
駅の
改築
の問題でございますが、これはすでに第一期工事を終りましたから、第二期工事の計画を早急に促進されたいという御意向かと存ぜられますが、この第二期工事の関係は、
都市計画
その他との関連もございまして、現在の貨物関係の設備を
一括
全部取り拂いまして、別に貨物設備をつくるという大計画でございまして、現在の国鉄の財政状況から見れば、
早急実施
はやや困難かと存じております。 次に
日程
第一〇、
湧別
駅の
改築
の
請願
でございますが、現在の予算状況と、この駅の扱い量からいたしまして、まだ
改築
することはやや困難ではないかと存ぜられます。 次は一一の
大山口
駅
改築
の
請願
でございますが、これは附近が観光国立公園地帯でございまして、将来旅客は当然相当増大するというふうに考えておりますので、そういつた地方の特殊事情と勘案いたしまして、なお予算の許す限り早い機会に御趣旨に沿うよう努力したいと存じております。 第一二番の
山形
市の
飯塚踏切
に跨線橋架設の
請願
につきましては、人道橋梁を立休橋梁にするようにという御
請願
のように拜されますが、本件は
国有鉄道
の費用をまつのみならず、一般会計とも費用分担の問題が当然起りますので、この問題につきましては建設省とも打合せいたしまして、必要を認めておりますから、早急に実施をいたすようとりはからう予定であります。
日程
第
一三
の
丹波大山
駅の上屋
復旧
促進の件でございますが、この上屋は戰時中は鉄鋼回收のために撤去されたのでございまして、現地で御利用の方がたいへん御不便を感じておられることはもつともだと存じておりますが、戰災によりまして、
国有鉄道
は非常に厖大な駅舎を失つておりまして、その
復旧
状況もまだ約五〇%程度でございますので、そういう方に相当の費用をさかなければならない現状において、
改築
することは遺憾ながらむつかしかろう、かように存じております。
日程
第一四の
本楯
駅の跨線橋架設につきましては、これも資材供出のために撤去されたものでございまして、
本楯
駅に跨線橋をつくるということについては異存はございませんが、やはり現在の財政状況では幾分御不便を忍んでいただかねばならない、かように存じております。
日程
第一五の
平野
駅の
ホーム拡張
の
請願
でございますが、本ホームも現在の貨物の扱い数量に比べて、非常にホームが狭隘でございますので、事情が許ぜば来年度からでも着工いたしたいと存じております。
日程
第
一六
の
吹田
駅北出口の
地下道開設
促進の
請願
でございますが、これにつきましては現在七〇%以上もできておつて、一時中止と
なつ
た工事でございまして、現在の御不便もよく承知しておるはずでございますので、来年度
国有鉄道
をして実施させるように計画いたしております。
日程
第一七の
岐阜駅前
と
加納
町を直結する
地下道開設
の
請願
でございますが、これは道路関係でございまして、駅の地下道でないように拜察されますので、建設委員会の方におまわしくださるのが至当かと存じております。
日程
第一八は、
日程
第十六と同じものと思われます。
日程
第二一の花輪線
上有住
村に
新駅設置
の
請願
でございますが、これは現在建設中の花釜線のうち足ケ瀬・陸中大橋間の途中にあるもので、現在信号所として駅を
設置
することに
なつ
ておりますので、これはおそらく一般駅を
設置
せよと、いう御要望かと存ぜられますが、現在
上有住
信号所は、もしその附近における客貨の状態が、当然駅にしなければならないということであれば、いつでも駅にできるように用地その他してありますので、信号所
設置
ということで御了承願いたいと存じております。
日程
第
二八
の
岡崎市内
の
鉄道路線下
の
トンネル拡張
の
請願
でございますが、これは東海道本線中の岡崎附辺の
鉄道
の下を通つております暗渠を
拡張
して、その下の道路を拡げて大型の
交通機関
を通したいという御趣旨の御
請願
のように拜せられますので、これはやはり
国有鉄道
をして行わせる工事でないと存ぜられますので、建設委員会の方に付議していただくものと存じます。
日程
第二九の日振
トンネル工事継続
の
請願
でございますが、これはいわゆる辺富内線の一部にほとんど工事ができかかつておりましたのでございますが、いろいろの事情から中止のやむなきに至つた隊道でございますが、現在五十線の
建設線
のうち、花釜線を除きまして一線も着工できないような財政状況にございますので、ここのみ取上げて一部のトンネル工事を継続するということは、ややむつかしかろうと存ぜられます。もちろん経済情勢が好転いたしましたならば、こういう
区間
につきましては、最優先的に着手するようには考えております。
日程
第三〇の
松草
、
平津戸
間の
鉄橋修築
の
請願
につきましては、すでに鉄橋を仮
修築
をいたしまして、現在列車が
平津戸
まで入つております。十一月八日から開通いたしましたので、さよう御了承願いたいと存じます。 —————————————
關谷勝利
5
○
關谷委員長代理
それでは次の
日程
第一九、
金島
村
小野子
に
停車場設置
の
請願
、
日程
第二〇、
可美
村に
国鉄操車場設置反対
の
請願
、
日程
第二二、
岩原
駅を
荷物
駅として
存続
の
請願
、
日程
第二三、
姫路
市に
鉄道局設置
の
請願
、
日程
第二四、
盛岡
市に
鉄道局設置
の
請願外
一件、
日程
第二五、
盛岡
市に
鉄道局設置
の
請願
、
日程
第二六、
千葉鉄道局設置
の
請願
、
日程
第二七、
姫路
市に
鉄道局設置
の
請願
、
日程
第三二、日の
影線列車増発
に関する
請願
、
日程
第三三、湯の元駅に下り
急行列車停車
の
請願
、
日程
第三四、
鹿兒島
、
門司間夜行列車運輸開始
の
請願
、
日程
第三五、
鉄道用品
の
地方調達
に関する
請願
、
日程
第三六、日出駅に
貨物取扱開始
の
請願
、
日程
第三七、千里丘駅に
貨物取扱開始
の
請願
、
日程
第三八、要田駅の
正式営業開始
の
請願
、
日程
第六一、
国営バス運輸開始
の
請願
、
日程
六二、瀬戸、
明知間国営自動車運輸開始
の
請願
、
日程
六三、佐川、
松山間国営自動車
を
別府村森
まで
延長
の
請願
、
日程
六四、吾妻郡における省
営自動車拂下反
対の
請願
、
日程
六五、
五日市線拂下反
対の
請願
、
日程
六六、
国営長崎自動車
区
拂下反
対の
請願
、
日程
六七、
四国地区国営バス拂下げ
の
請願
、
日程
六九、
鉄道貨物運賃値
上
反対
の
請願
、
日程
七○、
貨物運賃値上げ反対
並びに
運送業務複数制
実施促進
の
請願
、
日程
七一、石灰の
鉄道運賃
に関する
請願
、
日程
七二、豆灰の
鉄道運賃軽減
の
請願
、
日程
七五、
げた
を貨物運賃上げから
除外
の
請願
、
日程
七六、同、
日程
七七、同、
日程
七八、同、
日程
七九、
げた
を
貨物運賃値上げ
から
除外
の
請願
、
日程
八○、紙及びパルプの
貨物運賃制度改善
に関する
請願
は、いずれも類似の案件でありますので、
一括
して
議題
とし、
政府
の
意見
を求めます。
宮澤吉弘
6
○
宮澤説明員
日程
一九、
金島
村
小野子
に
停車場設置
の御
請願
でございますが、この線には現在国営自動車を通じておりまして、
小野子
に停車場を新たに
設置
いたしましても、小野上駅からの距離が約三キロ、非常に近い地点にございますし、国営自動車を御利用くださるようにしてはいかがと存ぜられますので、現状でごしんぼう願いたい、かように考えております。
日程
二〇、
可美
村に
国鉄操車場設置反対
の御
請願
でございますが、現在実施計画がございませんので、将来慎重に考慮いたしたい、かように存じております。 次に
日程
二二、
岩原
駅を
荷物
駅として
存続
の御
請願
でございますが、現在貨物取扱い廃止について何ら計画がございません。
日程
二三から二七の
鉄道局設置
の
請願
につきましては、私が申し上げる筋ではないようでございますので、これは一応保留していただきたい、かように考えられます。
日程
三二、日の
影線列車増発
に関する御
請願
でございますが、これについては繭今の列車時刻改正の機会において、十分
研究
させることにいたしたい、かように存じております。
日程
三三、湯の元駅に下り
急行列車停車
の御
請願
でございますが、これに関しましても、前同様今後の時刻改正におきまして十分
研究
させたい、かように考えております。 次に
日程
三四、
鹿兒島
。
門司間夜行列車運輸開始
の御
請願
でございますが、現在の状況からいたしますと、なお石炭とか、車両とか、要員とかいつたような各種の面における制約を受けておりますので、列車増発を急速に実施することはやや困難ではないか、かように考えております。しばらくの間、現在設定されております一〇一、一〇二列車、あるいは門司・東京間の五、六列車というようなものを御利用願いたい、かように考えております。 次に
日程
三五、
鉄道用品
の
地方調達
に関する御
請願
でございますが、これは本年度から資材及び役務の調達を全面的に公入札制度にすると同時に、中央調達制度を実施したところでございまして、この実施につきましては日なお浅く、その地方に及ぼす影響なり、あるいは中央調達にかえたことによつて起る
国有鉄道
自体の利点、あるいは欠点というような問題についての結果が、まだ判然といたしておりませんので、将来は十分
研究
する余地はあろうかと存ぜられます。われわれといたしましては、こういう制度の採用によりまして、地方業者の参加を排除するというようなことについては、全然そういう考えを持つておりません。順次実情に沿うように改正して進めて行きたい、かように考えております。 次に
日程
三六、日出駅に
貨物取扱開始
の御
請願
でございますが、現在は仮乗降場に
なつ
ておりますから、まず旅客駅に正式に承認するということが先決問題でございます。それで現在その手続が進められておりますから、貨物取扱いにつきましては、その後になお附近の取扱い数量なりを勘案いたしまして考えることにいたしたい、かように存じております。
日程
三七、千里丘駅に
貨物取扱開始
の御
請願
でございますが、千里丘は大阪、京都間の
吹田
操車場の東の端にある駅でございますが、この附近には貨物取扱い駅も多いばかりでなく、操車場を附近に控えておりまして、もし貨物取扱いを開始いたすといたしますれば、その
改築
に要する費用は非常に多額に上るように存ぜられますので、現状のままでごかんべん願いたいと存じております。なお千里丘駅から、現在貨物扱いをしております茨木駅までは三キロ、
吹田
駅までは二キロ半、半道ちよつとというのが実情でございます。 次に
日程
三八、要田駅の
正式営業開始
の御
請願
でございますが、本駅につきましては、十二月中旬工事をいたしまして、正式に営業を開始する予定に
なつ
ております。
日程
六一、
国営バス運輸開始
の御
請願
でございますが、この御
請願
は福岡市と石炭の宝庫である筑豊炭田を結ぶ
区間
に、国営バスを開始してもらいたいという御趣旨のように存じますが、その
区間
につきましては、
昭和
十年に国鉄が
予定線
に編入いたしまして、実施方について
研究
いたしておつたところでございまして、今まで種々の事情から運輸開始に至りませんで、今日に及んでおるわけであります。最近道路も完備いたしたとのことでございますが、近い将来において善処いたしたいかように考えております。
日程
六二、瀬戸、
明知間国営自動車運輸開始
の御
請願
でありますが、本
区間
に関しまする
請願
は、第三国会においても提出されたと記憶いたしております。従いまして御要望の事情はよく存じておる次第でございますが、何分国営自動車の現状といたしましては、本件の実施は当分の間かなり困難ではなかろうかと存ぜられます。 次に
日程
六三号の佐川、
松山間国営自動車
を
別府村森
まで
延長
の御
請願
でありますが、これにつきましても前号同様、
早急実施
は種々の事情からやや困難かと存ぜられます。なおよく実情を
調査研究
いたしたいと存じております。
日程
六四号、吾妻郡における省
営自動車拂下反
対の御
請願
でございますが、本線における自動車の拂下げに関しては、現在何らわれわれといたしましても考慮しておらない
区間
でございます。
日程
六五、
五日市線拂下反
対の御
請願
でございますが、これにつきましては、買収
鉄道
の問題は、一部においてなお拂い下げられたいという議論もございますし、この点につきましては法律案について現在検討をいたしておりますので、各
線区
につきまして拂い下げるかいなかという問題については、その法案の検討のうちに十分考慮いたしたい、かように存じております。
日程
六六号の
国営長崎自動車
区
拂下反
対の御
請願
でございますが、前同様、国鉄の自動車の拂下げにつきましては、種々の事情を勘案いたしまして、目下慎重に検討いたしております。なお御
請願
の趣旨につきましては、われわれといたしましてはなお国営として
存続
いたして行きたい、かように考えております。
日程
六七号の
四国地区国営バス拂下げ
の御
請願
につきましても、前号同様にお考えくだされたい、かように存ぜられます。 六九号以下につきましては、私の所管の外の問題だと存ぜられますので、ちようど
国有鉄道
部長もお見えになりましたので、
国有鉄道
部長の方から御答弁していただくようにとりはからいたいと存じます。
石井昭正
7
○石井
政府
委員
日程
二三、
姫路
市に
鉄道局設置
の
請願
でございますが、今回
国有鉄道
におきましてその地方機構を改革いたしまして、現在
鉄道
局の下に管理部がございまして、その下に各現場機関が所属しておるのでございますが、その管理部を廃止いたしまして、新たに
鉄道
局を増設いたしまして、
鉄道
局が直接に現場各機関を所管するような機構の改革も考えておる。それをさしあたり北海道地方にこれを及ぼしまして、
札幌
鉄道
局管内を旭川及び釧路の三局に、二局を増設いたしまして合計
一三
局といたしました。従来の七管理部を廃止いたしまして、そのために今後本州におきまして同様の機構改正が行われるだろう。その節には
姫路
市は交通の要点であるから、ここに新しい
鉄道
局を
設置
されたい、こういう御
請願
であります。ただいまのところこの地方機構の改正につきましては、いろいろむずかしい問題もございます。そこでさしあたり九月から北海道において実施いたしておりますが、これはほんとうに試験的にやつておるのでございます。その実績を十分見きわめた上で、今後の方針を決定しようと考えておるのでございまして、従いましてただいまの北海道以外の地にこういう組織をとるかとらないか、これも未定でございますし、またとるとした場合、どこに新しい
鉄道
局を
設置
するかということも全然未定で、今後の問題でございますので、さよう御了承を願いたいと思います。 次に
日程
二四、
盛岡
市に
鉄道局設置
の
請願外
一件、これもただいま申し上げましたと同じ趣旨でございまして、まだ何とも決定いたしておらないのでございますので、さよう御了承を願いたい。 二五も同じく、ただいまと同様の趣旨でございますので、省略さしていただきます。 二六、
千葉鉄道局設置
の
請願
でございますが、これもただいま申し上げましたとまつたく同じ理由で、いまだに決定いたしたことではございません。さよう御了承を願いたい。 二七建言と同じく、
姫路
市に
鉄道局設置
の
請願
でございます。二三と同じことでございます。 次に
日程
六九、
鉄道貨物運賃値
上
反対
の
請願
、これは今回の貨物運賃の値上げに際して、特に木材工業者を初め、中小企業者の営業不振に苦しんでいるとき、この運賃値上げは耐えられない。のみならず山林所有者の造林意欲を減退させて、治山治水に重大な影響を與えるから、運賃値上げに
反対
だという御
請願
であります。今回の運賃値上げにつきましては、過日当委員会におきまして慎重御審議を願いまして、原案通り八割値上げの御承認を得たのでございます。従いまして運賃値上げそのものに対しまして、考慮をする余地はないのでございますが、その御審議の際に、その値上げは認めるけれども、木材その他の物資について、特に負担増加に耐えられないというような貨物については、適当な考慮を拂い、また現在の貨物等級表については、戦後の新しい経済事情に即応して、これが改変を行つて、至急実施するようにという御要望がございました。その御要望の線に沿つて、行政措置いたすべく考えている次第でございますので、御了承願いたいと存じます。 それから
日程
七五、
貨物運賃値上げ
に
反対
の
請願
、これは内容は
げた
であります。この件につきましては先ほど申し上げましたように、運賃値上げ全体といたしましては、すでに当委員会の議決を願つておりますので、十分今後の等級等の改正の際に、内容を検討いたしたいと存じております。 次に七〇の
貨物運賃値上げ反対
並びに
運送業務複数制
実施促進
の
請願
でございます。これは運賃値上げの
反対
の御
陳情
の内容は蔬菜でございます。その点につきましてはただいま申し上げましたと同じようなことでありまして、すでに運賃値上げ自体につきましては御了承願つているのであります。この御
請願
の趣旨は、今後の等級改正等におきまして、十分検討さしていただきたいというように考える次第であります。なお複数制の実施につきましては、すでに一部実施しております。逐次敷衍されるように目下計画中でございます。 次に
日程
七二は、亜炭の
鉄道運賃
降級の
請願
でございますが、これは先ほど木材について申し上げましたと同じように、運賃値上げ自体につきましては、当委員会の御承認を得て、本会議を通過いたしたのでございます。この亜炭につきましては木材と同じように、負担力の関係から適当な緩和策を講ずることが妥当であるという御要望がございましたので、この趣旨に沿うように至急措置を講ぜしめたいと思つております。 次に
日程
七六から七九まで、
げた
の
貨物運賃値上げ
除外
の
請願
でございます。七九まで全部同じ
議題
でございます。これは先ほど申し上げました
日程
七五とまつたく同様のことでありまして、貨物運賃の値上げ自体はすでに御承認をいただいて、おります。今後行われるであろうところの等級の改変の際に、実情をよく調査さしていただきたい、かように考えております。 次に
日程
八〇、紙及びパルプの
貨物運賃制度改善
に関する
請願
、内容は紙及びパルプの運賃を上げることをなるべくやめてもらいたいというような御
請願
でございます。これもただいま申し上げましたように、特に一般の貨物に御了承を願つているのであります。今後新しい等級の改変をいたす際に、実情をよく調査の上、検討さしていただきたい、かように考える次第でございます。 —————————————
關谷勝利
8
○
關谷委員長代理
次は
日程
第
三一
を
議題
といたします。
山形
市の
都市計画
に伴う
物件移転費補償
に関する
請願
、
政府
の
意見
を求めます。
石井昭正
9
○石井
政府
委員 この件につきましては後刻検討いたして、御答弁申し上
げた
いと思います。 —————————————
關谷勝利
10
○
關谷委員長代理
日程
第三九、
鉄道用炭
を
海上輸送復活
の
請願
、
日程
第四 ○、同
日程
第四一、
鉄道用炭
を
海上輸送継続
の
請願
、
一括
して
議題
といたします。
政府
の答弁を求めます。
石井昭正
11
○石井
政府
委員
鉄道
用灰を海上輸送から
鉄道
輸送に最近切りかえました。その結果海運業者あるいは港運業者の方々に、たいへん御迷惑をかけているということは、重々承知いたしているのであります。しかしながら
鉄道用炭
は現在海陸運賃のバランスから参りますと、
鉄道
自体の経費といたしましては、どうしても
鉄道
輸送によつた方が経費が安くなる。かような観点で、極端に経費の節減を要求されております本年度におきましては、やむを得ずかような手段をとつているのでありますが、しかしながらもともと九州なり北海道というような、遠隔の地の石炭を陸上輸送いたしますことは、明らかに正常の輸送分野と異
なつ
ております。また
鉄道
に対する負担も相当大きなものであろうと考えるのであります。今般御審議願いました貨物運賃の改正実施のあきつきには、海陸運賃の均衡がとれまして、運賃面からの障害が相当除去されると考えております。さような状態になりましたあかつきにおきましては、恐らく最低必要度のものを残しまして、再び海上輸送に切りかえた方が、
鉄道
としても経費が安く済むという結果になるのではないかと考える次第であります。 —————————————
關谷勝利
12
○
關谷委員長代理
次は
日程
第七三、
私鉄貨物運賃
を
通算制
に復帰の
請願
、
小峯柳
多君
紹介
、文書表第二七六号、
日程
第七四、
貨物運賃通算制実施
の
請願
、
早稻田柳右エ
門君
紹介
、文書表第一〇六三号を
一括
して
議題
といたします。
政府
の
意見
を求めます。
石井昭正
13
○石井
政府
委員 私鉄の貨物運賃は、昨年の十一月まで通管制でございましたが、昨年の十一月に私鉄の大部分の要望によつて、これを併算制に改めたのであります。今般運賃の値上げが実施せられますと、逆に今度は
通算制
による方が相当割高の運賃と
なつ
て、近距離におきましてはトラック等に対抗できないので、再び
通算制
にもどしてくれという御
請願
が多いのでございますが、運賃制度の建前から申しますと、併算制の方が合理的で、各企業企業の自主性を重んじているということになると思うのであります。しかしながら御希望の点も了承できますので、これは全般的に
研究
いたし、またこの
通算制
以外の方法で、どういう処置がとれるかというようなことなども十分
研究
した上で、御要望の点を考慮したいと思いますが、かりに
通算制
を実施するにいたしましても、全般の問題でなく、例外的な問題として処理いたす方が、妥当ではないかと考えている次第であります。 —————————————
關谷勝利
14
○
關谷委員長代理
日程
第六八、
通学運賃引下げ
の
請願
、
若林義孝
君
紹介
、文書表第三八四号を
議題
といたします。
政府
の
意見
を求めます。
石井昭正
15
○石井
政府
委員 本件は、特に片上
鉄道
の学生の通学運賃値上げの
請願
のようでございます。この件につきましては、実情をよく調査いたしまして善処いたしたい、かように考えております。 —————————————
關谷勝利
16
○
關谷委員長代理
日程
第八一ないし第一一九の各
請願
は、皆
陸運局分室
の
地方庁移譲反対
の
請願
であります。これらの問題につきましては、先般道路運送法の一部を改正する法律案の
審査
にあたり、愼重に
審査
をいたしたところでありますから、これらの
審査
を省略することにいたします。
關谷勝利
17
○
關谷委員長代理
日程
第四二、大阪港に
自由港
区
設置
の
請願
、
日程
第四三、
尼崎港湾施設費国庫負担増額
の
請願
、
日程
第四四、小名浜港
修築費全額国庫負担
の
請願
、
日程
第四五、
青森
港
修築
の
請願
、
日程
第四六、奈半利港築設の
請願
、
日程
第四七、下松港
修築
の
請願
、
日程
第四八、尾札部港
拡張工事施行
の
請願
、
日程
第四九、深浦港に防波堤築設の
請願
、
日程
第五〇、
鳴門
港改修の
請願
、
日程
第五一、久美浜港
修築
の
請願
、
日程
第五二、
広尾
港
修築
の
請願
、
日程
第五三、河下港
修築工事促進
の
請願
、
日程
第五四、
甲浦港口
の暗しよろ
除去工事施行
の
請願
、
日程
第五五、
室蘭
港の
ふ頭倉庫増設
の
請願
、
日程
第五六、
室蘭
港
ふ頭工事促進
の
請願
、
日程
第五七、
室蘭
港に漁船及び
機帆船けい留施設
築設の
請願
を
一括
して
議題
といたします。
政府
の
意見
を求めます。
中道峰夫
18
○中道説明員 大阪港に
自由港
区
設置
の
請願
について御説明申し上げます。大阪港は、わが国産業経済の中枢である大阪市の門戸でありまして、貿易
振興
のわが国基本政策を推進するためにも、本港の重要性はますます加わるものと考えられます。
自由港
区の
設置
に関しましては、関係方面の示唆に基き、経済安定本部を中心に、関係各省方面で協議を進めております。いまだ最終的な結論を得ておりませんが、大阪港については、本港の重要性にかんがみまして、大いに考慮し、
研究
いたしたいと考えております。 次に
尼崎港湾施設費国庫負担増額
の
請願
について、御答弁申し上げます。現在わが国の
港湾
修築
費は、第一種重要
港湾
のうち、国自体で経営している横浜、神戸、関門の三港が全額国庫負担と
なつ
ておりまして、他の地方公共団体の経営にかかる
港湾
は、五割以内の補助を行つているのでありますから、尼ヶ崎港のみを高率の補助とすることは困難であります。防波堤、臨港
鉄道
施設工事は、尼ケ崎港整備五箇年計画には考えられておりませんが、必要欠くべからざる工事と認められますれば、現地調査の上将来において考えたいと思つております。 次に小名浜港
修築
費額国庫負担の
請願
について、御答弁申し上げます。現在わが国で全額国費をもつて
修築
しているものは、第一種重要
港湾
のうち、国自体で経営している横浜、神戸、関門の三港のみで、他の地方公共団体の経営にかかる
港湾
は、五割以内の補助をもつて
修築
しているものでありますから、小名浜港の
修築
費を全額国費で負担することは、他の
港湾
との均衡もあるので、困難と考えます。今後につきましては、
港湾
法の制定によりまして、
港湾
修築
に要する経費の負担区分を定めることといたしたいと考えております。 次に
青森
港
修築
の
請願
について御答弁申し上げます。
青森
港は日本海、太平洋の両海にまたがりまして、本州と北海道の交流、さらに外国を結ぶ至近距離に位置する地理的一大重要拠点にありますにもかかわらず、いまだに
港湾
施設はもちろん、本船岸壁がないために、貿易、輸送上多大の支障を来している現状であります。このため終戦直後よりこれが施設の緊急を要する
復旧
整備を実施いたして来ておりますが、公共事業費が本年度より著しく減少しない限り、
昭和
二十五年度におきましては、施設の改良を継続実施する予定をいたしております。 次に奈半利港施設の
請願
について御答弁申し上げます。高知県東部における物資の輸送は、陸運がきわめて脆弱でありますために、
港湾
が唯一の輸送機関と
なつ
ております。しかしながら室津・高知間には
港湾
がきわめて僅少でありますので、その間に介在いたしております奈半利港の当地方における重要の度は、年々増加する傾向にあります。さらに奈半利港背後地は、豊富な林産資源に恵まれておりますので、これら物資の積出港としても、本港は重要な湾と考えられます。しかしながら奈半利港附近海岸は漂砂がはなはだしいので、本港の
修築
計画につきましては、さらに愼重な調査検討を必要と考えます。このため
昭和
二十五年度は、本港の調査を国庫において補助して実施する予定をいたしております。 次に下松港
修築
の
請願
について御答弁申し上げます。本港はその背後地が工業都市として、急激なる発展を来しつつありまして、原料、製品等の海上輸送のため、
港湾
施設整備の重要性は十分認められるところでありますが、
昭和
二十五年度
港湾
関係公共事業費は大幅の削減によりまして、総額において
昭和
二十四年度より減少されるおそれが多分にございますので、そのような場合におきましては相当困難が予想せられますが、できるだけ
請願
の御趣旨に沿うよう考慮いたしたいと考えております。 次に尾札部港の
拡張工事施行
の
請願
について御答弁申し上げます。尾札部港は、北海道開発上地方的に重要な
港湾
でありますので、
昭和
二十四年指定
港湾
に編入されたのでありますが、
昭和
二十五年度
港湾
関係公共事業費は、総額におきまして本年度より減少される模様でございますので、木港の
修築
計画につきましては、さらに調査検討の上、後年度において可及的すみやかにこれが事業化を考慮いたしたいと考えております。 次に深浦港に防波堤築設の
請願
について御答弁申し上げます。本港は北海道と
東北
地方とを結ぶ機帆船航路の難所に位し、避難港として重要であり、その防波堤の築設の必要性は十分認められるところでございますが、国庫財政の緊迫によりまして、新規事業はきわめて困難であり、なお防波堤についても
研究
すべき事項がございますので、今後十分調査の上、事業化したいと考えております。
關谷勝利
19
○
關谷委員長代理
日程
第五〇に対しましては、
紹介議員
が見えておりませんので、説明議員の説明を求めます。川西清君。
川西清
20
○川西清君
鳴門
港改修についての
請願
につきまして、
紹介議員
の
生田
君にかわつて要旨を御説明申し上げます。
鳴門
港は四国の
東北
端に位する有名なる阿波の
鳴門
に直面する天然の要港であり、内港また広域にして水深く、良港たる資格を具備するのでありますが、遺憾ながら港口に暗礁があり、四百トン以上の船舶の出入が不可能であります。往時にありましては阿波国随一の
港湾
として、船舶の出入すこぶる頻繁でありましたが、時代の進歩により大船巨船の航行時代となり、港口の暗礁は遂に
鳴門
港の声価を失墜せしめるに至つたのであります。
昭和
七年国県費三十七万円を投じて内港の改修が行はれたのでありまするが、港口の暗礁を除去するに至らず、今日に至つたのであります。以上の隘路を打開し、天然の良港たらしめ、最高度の利用をなし得ることは、一にかかつて堀越と名づくる港口開鑿にあるのであります。詳しいことは、
請願
書をごらんいただきたいのでありますが、何とぞすみやかに御審議の上採択あらんことをお願いする次第であります。
關谷勝利
21
○
關谷委員長代理
政府
の
意見
を求めます。
中道峰夫
22
○中道説明員
鳴門
港は
鳴門
海峡に面しまして、徳島県北部の中心港として、重要性はきわめて大ではございますが、港口及び航路が浅くて、そのために出入船舶に多大の不便を来しておりますので、毎年浚渫工事を施行して参つたのであります。しかしいまだに完成するまでにいたつておりませんので、
昭和
二十五度におきましても、引継いて浚渫を実施する予定で目下予算を要求中でございます。 —————————————
關谷勝利
23
○
關谷委員長代理
続いて
日程
第五一より
日程
五七までの
政府
の
意見
を求めます。
中道峰夫
24
○中道説明員 久美浜港
修築
の
請願
につき御答弁申し上げます。久美浜港は、円後地域における農林水産物資の集積港として、当該地方における重要なる
港湾
でございます。しかしながら本港は港口が非常に狭いために、その利用価値を著しく阻害されておりますので、
昭和
二十五年度においては緊急を要するこれが浚渫を実施すべく、予算要求中でございます。なお本港の施設整備につきましては、愼重調査の上、これが対策を考慮いたしたいと考えております。 次に
広尾
港
修築
の
請願
について御答弁申し上げます。北海道開発のため重要なる地位にございますが、初期の計画が一応完成しておりまして、現在荷役には支障ないと考えまするので、国家財政の困難な現在におきましては、爾後の計画の実施につきまして、十分
調査研究
いたしたいと考えております。次に河下港の
修築工事促進
の
請願
について御答弁申し上げます。本港は石膏の積出港として必要でございます。これを取扱う
港湾
施設が不備でありましたので、これが整備については
昭和
二十三年度に着工し、整備の完成に努力して参つたのでございます。二十四年度において一応整備の目的を達したものと考えられますので、これ以外の計画につきましては、
調査研究
の上、後年度において考慮いたしたいと考えております。 次に
甲浦港口
の暗礁除去に関する
請願
につき御答弁申し上げます。本港は、阪神高知間定期航路の寄港地でありまして、陸上交通の不便な四国東部の重要港でありますが、本港の港口には暗礁が存在いたしまして、小型汽船の入出港さえも不可能な状態でございます。このためにきわめて危険なる荷役を行つております。これを救済するために、暗礁除去の必要が認められますので、これを
昭和
二十五年度において実施すべく、予算を計上して目下折衝中でございます。 次に
室蘭
港の埠頭倉庫増設の
請願
につき御答弁申し上げます。
室蘭
港の貯溜施設につきましては、本港埠頭の完成とともに、その必要性は十分認められるところでございますが、貯溜施設につきましては、その性質上、国庫による建設は、現在の情勢におきましてはすでに適当ではないと考えられますので、
昭和
二十五年度におきましては、全国的に中止したい考えでございます。 次に
室蘭
港埠頭工事促進の
請願
につき御答弁申し上げます。本港の埠頭整備につきましては、本港が北海道開発の一大門庫としての使命を達するため、緊急整備を要するものとして、着工以来鋭意その完成に努力いたしており、
昭和
二十四年度は上部工の一部を残すまでとなりまして、二十五年度においては大型船接岸施設についてはこれを完成させるよう予算を要求中でございます。 次に
室蘭
港に漁船及び機帆船繋留施設築設の
請願
につき御答弁申し上げます。本港の小型船施設の不足、不備につきましては、いまだ建設途上にあります本港につきましては、十分その必要性を認められるところでございます。国庫財政の緊迫によりまして、いまだ未完成のまま放置されておりますことは、まことに遺憾に考えております。今後埠頭の完成とともに、工事の促進に努力をいたしたいと考えております。
關谷勝利
25
○
關谷委員長代理
次は
日程
第五八、大牟田、
島原間航路
に
就航許可
に関する
請願
、
日程
第五九、
室蘭
港を中心とする
内地定期
航路設定
の
請願
、
日程
第六〇、
道南海運株式会社
に
航路補助金交付
の
請願
を
一括
して
議題
といたします。
政府
の
意見
を求めます。
今井榮文
26
○今井説明員 ただいまの問題について、海運局の総務課長でありますが、お答え申し上げます。 大牟田・島原航路につきましては、御承知のように雲仙観光地帯を控えまして、将来有望な国際観光航路でございますが、現状におきましては必ずしも旅客の数もそう多くなく、また現在就航しております船におきましても、必ずしも十分に活動し得る燃料を獲得することができない状況に
なつ
ております。従いまして現状におきましては燃料その他の面から、この航路をただちに開設するということは困難であると思いますが、将来の雲仙開発あるいは国際観光ルートとしての発展の状況に応じて、十分
研究
をすべきものであると考えております。 それから道南海運の航路補助金の
請願
の点につきましては、航路補助に対する
昭和
二十五年度の予算も、ある程度の見込みが立ちましたので、これについては他の航路補助の申請と合せて十分検討いたして、善処したいと思います。 もう一つの
内地定期
航路開設の
請願
につきましては、御承知のように現在船舶用の燃料の面で、非常に強度な規正を行つております。将来燃料面あるいは航路の実際の重要性、あるいはその航路の利用の価値を十分検討した上で、処置して行きたいと存じております。
關谷勝利
27
○
關谷委員長代理
これをもつて全部の
請願
の説明及び
政府
の
意見
の
聽取
は終わましたが、本日の
日程
に掲げてあります
請願
は、本委員会に付託に
なつ
ております
請願
の全部でありますので、これより各
請願
の採択、不採択について、本委員会の意思を決定いたしたいと思いますが、このことにつきまして委員各位の御
意見
をまとめるため、しばらく懇談いたしたいと存じます。速記をとめてください。 〔速記中止〕
關谷勝利
28
○
關谷委員長代理
それでは速記を始めてください。お諮りいたします。
日程
第五、第一七、第
二八
、第三〇、第六五、第六七、第六九、第七〇、第七五ないし第一一九以外の各
請願
は、いずれも趣旨妥当なるものと認め、議院の会議に付して採択し、採択の上は内閣に送付すべきものと議決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
關谷勝利
29
○
關谷委員長代理
御
異議
なしと認めます。さよう決定いたしました。なおただいまの各
請願
の報告書の件に関しましては、
委員長
に御一任を願います。御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
關谷勝利
30
○
關谷委員長代理
これより
陳情書
の
審査
に入りたいと思いますが、
日程
に掲げてあります
陳情書
は、すでに文書表により十分に御承知のことと思います。さらにまたこれらの
陳情書
の内容は、今国会において付託法案並びに
請願
の
審査
にあたり慎重に
審査
をいたしたものであります。従いましてこれらの
陳情書
につきましては、その趣旨を了承いたし、来る四日から引続き開かれます第七国会におきましてその趣旨に沿うよう、本委員会において十分
研究
を加えることにいたしたいと思います。さよう御了承を願います。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時四十九分散会