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1949-12-01 第6回国会 衆議院 運輸委員会 第16号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十四年十二月一日(木曜日)     午後二時六分閣議  出席委員    委員長 稻田 直道君   理事 大澤嘉平治君 理事 岡村利右衞門君    理事 關谷 勝利君 理事 前田  郁君    理事 松本 一郎君 理事 田中 堯平君       岡田 五郎君    尾崎 末吉君       尾関 義一君    片岡伊三郎君       黒澤富次郎君    土倉 宗明君       坪内 八郎君    畠山 鶴吉君       滿尾 君亮君    石野 久男君  出席政府委員         (鉄道監督局         長)         運輸事務官   足羽 則之君         (鉄道監督局国         有鉄道部長)         運輸事務官   石井 昭正君  委員外の出席者         議     員 川西  清君         運輸事務官   今井 榮文君         運輸事務官   中道 峰夫君         運輸事務官   宮澤 吉弘君         専  門  員 岩村  勝君         専  門  員 提  正威君 十二月一日  岡村利右衞門君が理事に補欠当選した。     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  理事の互選   請願  一 高山線電化の請願(岡村利右衞門君紹介)    (第四四三号)  二 山口線電化に関する請願(佐藤榮作君外二    名紹介)(第九〇一号)  三 上野、宇都宮間及び両毛線電化促進の請願    (大津嘉平治君外一名紹介)(第四五三    号)  四 札幌、小樽間電化の請願(苫米地英俊君外    一名紹介)(第五九六号)  五 野岩羽鉄道西那須野駅まで延長並びに大    宮、白河間電化の請願(森山欽司君紹介)    (第一〇八七号)  八 千葉、佐倉間電化促進の請願外三件(竹尾    弌君紹介)(第一一七号)  七 大宮、宇都宮間及び大宮、高崎間並びに高    崎、小山間電化促進に関する請願(山口好    一君外二名紹介)(第一一七八号)  八 鶴岡、落合間に電車線敷設の請願(池田正    之輔君紹介)(第八九五号)  九 岐阜駅改築促進の請願(大野伴睦君紹介)    (第五八二号) 一〇 湧別駅改築の請願(林好次君紹介)(第八    八九号) 一一 大山口駅改築の請願(稻田直道君紹介)(    第一〇八六号) 一二 山形市飯塚踏切こ線橋架設の請願(松浦    東介君外一名紹介)(第一〇一号) 一三 丹波大山上家復旧促進に関する請願(佐    々木盛雄君紹介)(第二七二号) 一四 本楯駅にこ線架設の請願(志田義信君紹    介)(第三三二号) 一五 平野駅のホーム拡張の請願(高橋英吉君紹    介)(第六七八号) 一六 吹田駅北出口地下道開設促進の請願(小西    寅松君紹介)(第三四四号) 一七 岐阜駅前と加納町を直結する地下道開設の    請願(大野伴睦君紹介)(第五八一号) 一八 吹田駅北出口地下道開設工事促進の請願(    田中萬逸君紹介)(第五八八号) 一九 金島村小野子に停車場設置の請願(小峯柳    多君紹介)(第三〇四号) 二〇 可美村に国鉄操車場設置反対の請願(中村    幸八君紹介)(第七六一号) 二一 花蓋線上有住村に新駅設置の請願(鈴木善    幸君紹介)(第一六三号) 二二 岩原駅を荷物駅として存続の請願(長野長    廣君紹介)(第一〇四二号) 二三 姫路市に鉄道局設置の請願(井之口政雄君    外五名紹介)(第七〇七号) 二四 盛岡市に鉄道局設置の請願外一件(山本猛    夫君紹介)(第九八〇号) 二五 盛岡市に鉄道局設置の請願(山本猛夫君紹    介)(第一七号) 二六 千葉鉄道局設置の請願(田中豊君外一君紹    介)(第一〇二四号) 二七 姫路市に鉄道局設置の請願(立花敏男君紹    介)(第一二一〇号) 二八 岡崎市内鉄道路線下トンネル拡張の請    願(千賀康治君紹介)(第二七〇号) 二九 日振トンネル工事継続の請願(篠田弘作君    紹介)(第九一四号) 三〇 松草、平津戸間の鉄橋修築の請願(山本猛    夫君紹介)(第一三号) 三一 山形市の都市計画に伴う物件移転費補償に    関する請願(松浦東介君外一名紹介)(第    一一四号) 三二 日の影線列車増発に関する請願(佐藤重遠    君紹介)(第六九号) 三三 湯の元駅に下り急行列車停車の請願(床次    徳二君紹介)(第一一六号) 三四 鹿兒島、門司間夜行列車運輸開始の請願(    上林山榮吉君紹介)(第二七四号) 三五 鉄道用品の地方調達に関する請願(山本猛    夫君紹介)(第一八号) 三六 日出駅に貨物取扱開始の請願(松田鐵藏君    紹介)(第三〇二号) 三七 千里丘駅に貨物取扱開始の請願(田中萬逸    君紹介)(第五八七号) 三八 要田駅の正式営業開始の請願(大和田義榮    君紹介)(第五五九号) 三九 鉄道用炭海上輸送復活の請願(橘直治君    紹介)(第四五四号) 四〇 同(池田正之輔君外三名紹介)(第八一九    号) 四一 鉄道用炭海上輸送継続の請願(橘直治君    紹介)(第三四二号) 四二 大阪港に自由港区設置の請願(前田種男君    外一名紹介)(第二号) 四三 尼崎港湾施設費国庫負担増額の請願(吉田    吉太郎君紹介)(第七号) 四四 小名浜港修築費全額国庫負担の請願(大内    一郎君外十一名紹介)(第六〇号) 四五 青森港修築の請願(山崎岩男君紹介)(第    二五三号) 四六 奈半利港築設の請願(大西正男君外一名紹    介)(第四六七号) 四七 下松港修築の請願(佐藤榮作君外五名紹    介)(第五三四号) 四八 尾札部港拡張工事施行の請願(田中元君紹    介)(第六〇七号) 四九 深浦港に防波堤築設の請願(山崎岩男君紹    介)(第八二三号) 五〇 鳴門港改修の請願(生田和平君紹介)(第    一〇〇一号) 五一 久美浜港修築の請願(前尾繁三郎君紹介)    (第一〇〇二号) 五二 広尾港修築の請願(伊藤郷一君紹介)(第    一一三一号) 五三 河下港修築工事促進の請願(大橋武夫君紹    介)(第一一七六号) 五四 甲浦港口の暗しよう除去工事施行の請願(    長野長廣君紹介)(第一〇七〇号) 五五 室蘭港のふ頭倉庫増設の請願(篠田弘作君    紹介)(第九一一号) 五六 室蘭港ふ頭工事促進の請願(篠田弘作君紹    介)(第九一二号) 五七 室蘭港に漁船及び機帆船けい留施設築設の    請願(篠田弘作君紹介)(第九一三号) 五八 大牟田、島原間航路に就航許可に関する請    願(前田郁君紹介)(第四三八号) 五九 室蘭港を中心とする内地定期    航路設定の請願(篠田弘作君紹介)(第九    一〇号) 六〇 道南海運株式会社航路補助金交付の請願    (冨永格五郎君紹介)(第七〇一号) 六一 国営バス運輸開始の請願(淵上房太郎君紹    介)(第三〇三号) 六二 瀬戸、明知間国営自動車運輸開始の請願(    三宅則義君紹介)(第八四四号) 六三 佐川、松山間国営自動車を別府村森まで延    長の請願(長野長廣君紹介)(第一二一九    号) 六四 吾妻郡における省営自動車拂下反対の請願    (壇田連也君紹介)(第三四三号) 六五 五日市線拂下反対の請願(佐々木更三君外    五名紹介)(第四四八号) 六六 国営長崎自動車区拂下反対の請願(岡西明    貞君紹介)(第八六二号) 六七 四国地区国営バス拂下げの請願(大澤嘉平    治君紹介)(第一一九九号) 六八 通学運賃引下げの請願(若林義孝君紹介)    (第三八四号) 六九 鉄道貨物運賃値上反対の請願(黒澤富次郎    君外一名紹介)(第二七三号) 七〇 貨物運賃値上げ反対並びに運送業務複数制    実施促進の請願(田嶋ひで君外二名紹介)    (第一二一七号) 七一 石灰の鉄道運賃に関する請願(阿左美廣治    君紹介)(第七五四号) 七二 亜炭の鉄道運賃軽減の請願(野坂參三君外    二名紹介)(第一〇六〇号) 七三 私鉄貨物運賃を通算制に復帰の請願(小峯    柳多君紹介)(第二七六号) 七四 貨物運賃通算制実施の請願(早稻田柳右エ    門君紹介)(第一〇六三号) 七五 げたを貨物運賃値上げから除外の請願(神    田博君紹介)(第四七九号) 七六 同(船越弘君外二名紹介)(第五九三号) 七七 同(柄澤セ志子君外一名紹介)(第七五五    号) 七八 同(砂間一良君外二名紹介)(第七五八    号) 七九 げたを貨物運賃値上げから除外の請願(田    中堯平君外一名紹介)(第一二一六号) 八〇 紙及びパルプの貨物運賃制度改善に関する    請願(片岡伊三郎君紹介)(第九七〇号) 八一 陸運局分室地方庁移譲反対に関する請願    外二件(林百郎君紹介)(第五三号) 八二 同(佐々木更三君紹介)(第五七号) 八三 同外六件(小坂善太郎君紹介)(第一一八    号) 八四 同外八件(植原悦二郎君紹介)(第一一九    号) 八五 陸運局分室地方庁移譲反対に関する請願    (小川平二君紹介)(第一五六号) 八六 同(逢澤寛君紹介)(第一五七号) 八七 同(近藤鶴代君紹介)(第一六一号) 六八 同(中原健次君紹介)(第一六二号) 八九 同(小淵光平君紹介)(第二〇九号) 九〇 陸運局分室地方庁移譲反対に関する請願    (伊藤郷一君紹介)(第三四八号) 九一 陸運局分室地方庁移譲反対に関する請願    (稻葉修君紹介)(第四五六号) 九二 同(渡邊良夫君紹介)(第五三六号) 九三 同(林百郎君外二名紹介)(第六一四号) 九四 同(上村進君外二名紹介)(第六一五号) 九五 同(田中堯平君外一名紹介)(第六一六    号) 九六 同(小林信一君紹介)(第六一七号) 九七 同外三十五件(今村忠助君外五名紹介)(    第六九〇号) 九八 同(山本利壽君紹介)(第六九一号) 九九 同外二件(保利茂君紹介)(第七一七号) 一〇〇 同(黒田寿男君外五名紹介)(第七一二    号) 一〇一 同(高橋定一君紹介)(第七三〇号) 一〇二 同(松木弘君紹介)(第七九六号) 一〇三 同(高倉定助君外一名紹介)(第七九七    号) 一〇四 同(小淵光平君紹介)(第七九八号) 一〇五 同(風間啓吉君紹介)(第七九九号) 一〇六 同外一件(篠田弘作君紹介)(第八七八    号) 一〇七 同(木村榮君外二名紹介)(第八七九    号) 一〇八 同(林好次君紹介)(第八八〇号) 一〇九 陸運局分室地方庁移譲反対に関する請    願(田中彰治君紹介)(第九五七号) 一一〇 同(木村榮君外二名紹介)(第九五八    号) 一一一 同(保利茂君紹介)(第九五九号) 一一二 同(佐々木秀世君紹介)(第一一一一    号) 一一三 同(井出一太郎君紹介)(第一一一二    号) 一一四 同外一件(三池信君紹介)(第一一二    二号) 一一五 同外二件(北川定務君紹介)(第一一一    四号) 一一六 同外一件(永井英修君紹介)(第一一一    五号) 一一七 同(柄澤セ志子君外一名紹介)(第一一    一六号) 一一八 同外一件(木村榮君外二名紹介)(第一    一一七号) 一一九 陸運局分室地方庁移譲反対に関する請    願(坪内八郎君紹介)(第三一五号) 一二〇 (一戸、久慈間鉄道敷設の請願(山本猛    夫君紹介)(第二〇号) 一二一 三戸、毛馬内間鉄道敷設の請願(小笠原    八十美君紹介)(第四七号) 一二二 大垣、樽見間鉄道敷設促進の請願(大野    伴睦君紹介)(第二二五号) 一二二 築別、遠別両駅間に鉄道敷設促進の請願    (玉置信一君外一名紹介)(第二三二号) 一二四 朱鞠内、羽幌間鉄道敷設促進の請願(玉   置信一君外一名紹介)(第三一四号) 一二五 猪谷から船津上宝を経て松本に至る間に    鉄道敷設の請願(岡村利右衞門君紹介)(    第四三六号) 一二六 相生、西大寺両駅間に鉄道敷設促進の請    願(若林義孝君外七名紹介)(第四四六    号) 一二七 今市、田島間鉄道敷設促進の請願(大澤    嘉平治君外一名紹介)(第四七五号) 一二八 竹田、日の影両駅間に鉄道敷設の請願(    羽田野次郎君外五名紹介)(第五三二号) 一二九 鳴門、明石間の省営連絡航路開設並びに    鳴門、讃岐相生間に鉄道敷設の請願(生田    知平君紹介)(第五八六号) 一三〇 釧美線敷設促進の請願(松田鐵藏君紹    介)(第六二六号) 一三一 隼人、大泊間鉄道敷設等に関する請願(    岩川與助君紹介)(第六三〇号) 一三二 八尾駅、堺港間に臨港鉄道敷設の請願(    小西寅松君外二名紹介)(第六三八号) 一三三 長崎佐世保間に西彼杵半島経由鉄道敷設    の請願(岡西明貞君紹介)(第八四一号) 一三四 様似村から幌泉村を経て広尾町に至る間    に鉄道敷設の請願)(篠田弘作君紹介)(    第九八四号) 一三五 三陸鉄道敷設促進の請願(大石武一君紹    介)(第一〇三四号) 一三六 野岩羽鉄道全通促進の請願(大和田義榮    君紹介)(第五五七号) 一三七 只見線全通促進の請願外一件(圓谷光衞    君外八名紹介)(第五九五号) 一三八 北陸線の増設工事継継の請願(河原伊三    郎君紹介)(第一四八号) 一三九 山田線並びに宮古港復旧の請願(山本猛    夫君紹介)(第一六号) 一四〇 橋場線の復活並びに生保内まで延長の請    願(山本猛夫君紹介)(第二一号) 一四一 正明市、長門三隅両駅間の路線を仙崎駅    経由に変更の請願(周東英雄君紹介)(第    二八三号) 一四二 一戸、沼宮内間鉄道路線変更に関する請    願(山本猛夫君紹介)(第七一一号) 一四三 仙石線を複線化の請願(庄司一郎君外一    名紹介)(第二八五号) 一四四 仙山線電化促進の請願(庄司一郎君紹    介)(第三四七号) 一四五 千代駅昇格の請願(今村忠助君紹介)    (第四六一号) 一四六 上有住駅を一般駅に昇格の請願(小津佐    重喜君外三名紹介)(第八〇九号) 一四七 草軽電気鉄道株式会社線路縮小反対に関    する請願(小峯柳多君紹介)(第二七七    号) 一四八 同(黒澤富次郎君外一名紹介)(第四五    二号) 一四九 同(林百郎君外二名紹介)(第一一三七    号) 一五〇 塩竈港を第一種港湾に認定並びに昭和二    十五年度修築工事に関する請願(安部俊吾    君外八名紹介)(第三〇〇号) 一五一 塩竈港の修築費国庫負担増額その他に関    する請願(庄司一郎君外八名紹介)(第三    〇一号) 一五二 仙石線拂下の請願(庄司一郎君紹介)(    第三〇号) 一五三 仙台陸運局の所管区域を東北六県に変更    の請願(庄司一郎君紹介)(第一一四九    号) 一五四 日本通運株式会社港湾運送業進出反対    の請願(前田郁君紹介)(第七六二号) 一五五 自動車運転技術者養成のための燃料特配    の請願(大西弘君紹介)(第三八八号) 一五六 観光事業振興対策に関する請願(岡村利    右衞門君紹介)(第五二三号) 一五七 余部埼に燈台設置の請願(有田喜一君紹    介)(第三七五号) 一五八 陸中黒崎に燈台設置の請願(鈴木善幸君    紹介)(第六四八号) 一五九 気象官署拡充に関する請願(柄澤セ志子    君外一名紹介)(第一一八三号)   陳情書  一 北福岡駅に急行列車停車の陳情書    (第三号)  二 国営自動車拂下反対の陳情書    (第八号)  三 交通機関の整備に関する陳情書    (第三九号)  四 市営バス特免の陳情書    (第四九号)  五 鉄道用石炭陸揚げ再開の陳情書    (第七四号)  六 国際観光事業の振興に関する陳情書外一件    (第七九号)  七 粟生島に燈台設置の陳情書    (第九〇号)  八 三島測候所復活の陳情書    (第九二号)  九 鉄道暗きよの拡張に関する陳情書    (第九四号) 一〇 唐津市に測候所設置の陳情書    (第九五号) 一一 国鉄線を神奈川県三崎町まで延長の陳情書    (第一    一一号) 一二 陸運行政の一元化に関する陳情書    (第一二    七号) 一三 岐阜、太田、多治見、名古屋間の複線電化    による循環電車運行の陳情書    (第一三八号) 一四 芦別、深川両町間に鉄道敷設の陳情書    (第一四    三号) 一五 国有鉄道用石炭陸上輸送切替緩和に関す    る陳情書    (第一四四号) 一六 青森市に地方鉄道局設置の陳情書    (第二八五号) 一七 北陸線電化促進の陳情書    (第一六七号) 一八 陸運局分室地方庁移譲反対に関する陳情    書外一件    (第    一六八号) 一九 魚類容器返還運賃現行すえ置に関する陳情    書外二件    (第一八一号) 二〇 県営バス長崎市内線延長免許の陳情書    (第一八三    号) 二一 秋田市に鉄道局設置陳情書外三件    (第    一八四号) 二二 陸運局分室地方庁移譲反対等に関する陳    情書    (第一八八号) 二三 国有鉄道用石炭陸上輸送切替反対に関す    る陳情書    (第二〇三号) 二四、長野市に鉄道局設置の陳情書    (第二〇五号) 二五 山田線平津戸茂市間復旧工事施行の陳情    書(第    二〇九号) 二六 貨物運賃値上反対の陳情書    (第二二八    号) 二七 盛岡市に鉄道局設置の陳情書    (第二四    二号) 二八 府県道大曽根山形停車場踏切こ線橋架設    の陳情書    (第二四四号) 二九 げたを貨物運賃値上げから除外の陳情書    (第二五三号) 三〇 石灰石に対する鉄道運賃引下げの陳情書    (第二五五号) 三一 米原、姫路間鉄道電化の陳情書    (第二七二号) 三二 げたを貨物運賃値上げから除外の陳情書    (第二七三号)
  2. 關谷勝利

    關谷委員長代理 それではこれより運輸委員会を開きます。  請願審査に入ります前に理事補欠選任についてお諮りいたします。さる十一月二十八日理事岡村利右衞門君の委員辞任に伴いまして、現在理事一名欠員になつておりましたが、去る十一月二十九日岡村君が再び運輸委員に選任せられましたので、この際同君を理事に選任いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 關谷勝利

    關谷委員長代理 御異議がなければ、岡村君が遺任いたされました。
  4. 關谷勝利

    關谷委員長代理 前会に引続き請願審査を行いたいと思いますが、本日の請願日程中第一二〇以降につきましては、すでに前会において紹介説明並びに政府意見聽取終つておりますので、本日はまず請願日程第一ないし第一一九の各請願について審査を行います。なお各請願審査方法につきましては前会同様、紹介議員のお見えになつたものについてのみ紹介説明を承ることにいたし、他は紹介説明聽取はこれや省略し、政府の御意見を承ることにいたします。  それでは審査に入ります。日程第一、高山線電化請願日程第二、山口線電化に関する請願日程第三、上野宇都宮間及び両毛線電化促進請願日程第四、札幌小樽間電化請願日程第五、野岩羽鉄道西那須野駅まで延長並びに大宮白河間電化請願日程第六、千葉佐倉間電化促進請願外三件、日程第七、大宮宇都宮間及び大宮高崎間並び高崎、小山間電化促進に関する請願日程第八、鶴岡落合間に電車線敷設請願日程第九、岐阜改築促進請願日程第一〇、湧別改築請願日程第一一、大山口改築請願日程第一二、山形飯塚踏切こ線橋架設請願日程一三丹波大山上家復旧促進に関する請願日程第一四、本楯駅にこ線橋架設請願日程第一五、平野駅のホーム拡張請願日程一六吹田北出口地下道開設促進請願日程第一七、岐阜駅前加納町を直結する地下道開設請願日程第一八、吹田北出口地下道開設工事促進請願日程第一九、金島小野子停車場設置請願日程第二〇、可美村に国鉄操車場設置反対請願日程第二一、花釜線上有住村に新駅設置請願日程第二二、岩原駅を荷物駅として存続請願日程第二三、姫路市に鉄道局設置請願日程第二四、盛岡市に鉄道局設置請願外一件、日程第二五、盛岡市に鉄道局設置請願日程第二六、千葉鉄道局設置請願日程第二七、姫路市に鉄道局設置請願日程二八岡崎市内鉄道路線下トンネル拡張請願日程第二九、日振トンネル工事継続請願日程第三〇、松草平津戸間の鉄橋修築請願は同一性質のものでありますので、一括して議題とし政府意見を求めます。
  5. 宮澤吉弘

    宮澤説明員 本日一括議題に供されました点につきまして、性格の違うものもございますから、大体性絡の一致しておるものにつきまして、順次御答弁申し上げたいと存じます。  まず第一に電化の問題でございますが、現在国有鉄道電化を促進させますわれわれの見地といたしましては、当然輸送量の多いところに優先に考えております、また特殊の区間といたしまして、勾配、隧道の非常に多い区間、そういう点が経済的にもまた有利となつて参りますので、そういう点を第二というふうに考えております。まずそういうものを優先電化いたしまして、しかる後にまた支線の方に及ぼして行きたいというのが、われわれ政府の方針でございます。従いまして第一の高山線電化につきましては、そういう順位終つてから、当然着工するという区間かと存ぜられます。  山口線につきましても同じく支線でございますので、山陽線電化が済んだ後において考慮されるというふうに考えております。  三つの上野宇都宮間につきましては、非常に順位を高くとつております。近き将来においては電化されることだろうと思います。両毛線につきましてはなお研究の余地があろうかと存ぜられます。  日程第四の札樽間につきましては、北海道の幹線ではございますけれども、輸送量その他の関係で、現在考慮研究中でございます。  日程第六の千葉佐倉間電化の問題につきましては、やはり全体の輸送量その他から考えますと、現在の電化状況といたしましては支線に属するという考え方で、なお将来考慮すべき線区かと存ぜられます。  日程第七の大宮宇都宮間につきましては、第三と同様でございますが、大宮高崎、いわゆる高崎線につきましては、これまた近き将来に当然電化さるべき区間だと考えております。その次の高崎・小山間は、日程第三の両毛線と同様でございます。  その次は日程第八の鶴岡落合間に電車線敷設請願でございますが、本区間は坦々たる土地を通過いたす区間でございますので、現在といたしましては新設の問題でございまして、本区間輸送量その他から考えまして、早急実施は困難かと存ぜられます。  以上電化に関連いたしましたことにつきまして、一括御返答申し上げた次第でございます。  次に建設線の問題といたしまして、日程第五の野岩羽鉄道西那須野駅まで延長について御返答申し上げます。この鉄道は現在予定路線といたしましては、日光線今市から若松を通りまして、いわゆるわれわれの方で言つております日中線を通過いたしまして、米沢に抜ける線区と存ぜられますが、この線を西那須野駅まで、上三寄という駅から今市に抜けずに、東北本線西那須野に結ばれたいという請願の御趣旨のように存ぜられますが、これについては現在調査研究中でございます。調査いたしましたところによりますと、路線は十キロ近く短くなるようでございますが、途中に長大な墜道ができる点が難点かと存ぜられます。ただ従来の予定線を通りますと、現在鬼怒川調整池ダム計画もございますので、その間とのにらみ合せにおきまして、線を今市に結ぶか、西那須野に結ぶかということは、それとも勘案いたしまして決定すべき問題かと存ぜられます。  後半の大宮、白河電化は、先ほど申し上げましたが、東北本線電化につきましては、なお白河まで延長するということは、割合に早い機会に実現可能かと存ぜられます。  次に日程の第九に参りまして、岐阜駅の改築の問題でございますが、これはすでに第一期工事を終りましたから、第二期工事の計画を早急に促進されたいという御意向かと存ぜられますが、この第二期工事の関係は、都市計画その他との関連もございまして、現在の貨物関係の設備を一括全部取り拂いまして、別に貨物設備をつくるという大計画でございまして、現在の国鉄の財政状況から見れば、早急実施はやや困難かと存じております。  次に日程第一〇、湧別駅の改築請願でございますが、現在の予算状況と、この駅の扱い量からいたしまして、まだ改築することはやや困難ではないかと存ぜられます。  次は一一の大山口改築請願でございますが、これは附近が観光国立公園地帯でございまして、将来旅客は当然相当増大するというふうに考えておりますので、そういつた地方の特殊事情と勘案いたしまして、なお予算の許す限り早い機会に御趣旨に沿うよう努力したいと存じております。  第一二番の山形市の飯塚踏切に跨線橋架設の請願につきましては、人道橋梁を立休橋梁にするようにという御請願のように拜されますが、本件は国有鉄道の費用をまつのみならず、一般会計とも費用分担の問題が当然起りますので、この問題につきましては建設省とも打合せいたしまして、必要を認めておりますから、早急に実施をいたすようとりはからう予定であります。  日程一三丹波大山駅の上屋復旧促進の件でございますが、この上屋は戰時中は鉄鋼回收のために撤去されたのでございまして、現地で御利用の方がたいへん御不便を感じておられることはもつともだと存じておりますが、戰災によりまして、国有鉄道は非常に厖大な駅舎を失つておりまして、その復旧状況もまだ約五〇%程度でございますので、そういう方に相当の費用をさかなければならない現状において、改築することは遺憾ながらむつかしかろう、かように存じております。  日程第一四の本楯駅の跨線橋架設につきましては、これも資材供出のために撤去されたものでございまして、本楯駅に跨線橋をつくるということについては異存はございませんが、やはり現在の財政状況では幾分御不便を忍んでいただかねばならない、かように存じております。  日程第一五の平野駅のホーム拡張請願でございますが、本ホームも現在の貨物の扱い数量に比べて、非常にホームが狭隘でございますので、事情が許ぜば来年度からでも着工いたしたいと存じております。  日程一六吹田駅北出口の地下道開設促進の請願でございますが、これにつきましては現在七〇%以上もできておつて、一時中止となつた工事でございまして、現在の御不便もよく承知しておるはずでございますので、来年度国有鉄道をして実施させるように計画いたしております。  日程第一七の岐阜駅前加納町を直結する地下道開設請願でございますが、これは道路関係でございまして、駅の地下道でないように拜察されますので、建設委員会の方におまわしくださるのが至当かと存じております。  日程第一八は、日程第十六と同じものと思われます。  日程第二一の花輪線上有住村に新駅設置請願でございますが、これは現在建設中の花釜線のうち足ケ瀬・陸中大橋間の途中にあるもので、現在信号所として駅を設置することになつておりますので、これはおそらく一般駅を設置せよと、いう御要望かと存ぜられますが、現在上有住信号所は、もしその附近における客貨の状態が、当然駅にしなければならないということであれば、いつでも駅にできるように用地その他してありますので、信号所設置ということで御了承願いたいと存じております。  日程二八岡崎市内鉄道路線下トンネル拡張請願でございますが、これは東海道本線中の岡崎附辺の鉄道の下を通つております暗渠を拡張して、その下の道路を拡げて大型の交通機関を通したいという御趣旨の御請願のように拜せられますので、これはやはり国有鉄道をして行わせる工事でないと存ぜられますので、建設委員会の方に付議していただくものと存じます。  日程第二九の日振トンネル工事継続請願でございますが、これはいわゆる辺富内線の一部にほとんど工事ができかかつておりましたのでございますが、いろいろの事情から中止のやむなきに至つた隊道でございますが、現在五十線の建設線のうち、花釜線を除きまして一線も着工できないような財政状況にございますので、ここのみ取上げて一部のトンネル工事を継続するということは、ややむつかしかろうと存ぜられます。もちろん経済情勢が好転いたしましたならば、こういう区間につきましては、最優先的に着手するようには考えております。  日程第三〇の松草平津戸間の鉄橋修築請願につきましては、すでに鉄橋を仮修築をいたしまして、現在列車が平津戸まで入つております。十一月八日から開通いたしましたので、さよう御了承願いたいと存じます。     —————————————
  6. 關谷勝利

    關谷委員長代理 それでは次の日程第一九、金島小野子停車場設置請願日程第二〇、可美村に国鉄操車場設置反対請願日程第二二、岩原駅を荷物駅として存続請願日程第二三、姫路市に鉄道局設置請願日程第二四、盛岡市に鉄道局設置請願外一件、日程第二五、盛岡市に鉄道局設置請願日程第二六、千葉鉄道局設置請願日程第二七、姫路市に鉄道局設置請願日程第三二、日の影線列車増発に関する請願日程第三三、湯の元駅に下り急行列車停車請願日程第三四、鹿兒島門司間夜行列車運輸開始請願日程第三五、鉄道用品地方調達に関する請願日程第三六、日出駅に貨物取扱開始請願日程第三七、千里丘駅に貨物取扱開始請願日程第三八、要田駅の正式営業開始請願日程第六一、国営バス運輸開始請願日程六二、瀬戸、明知間国営自動車運輸開始請願日程六三、佐川、松山間国営自動車別府村森まで延長請願日程六四、吾妻郡における省営自動車拂下反対の請願日程六五、五日市線拂下反対の請願日程六六、国営長崎自動車拂下反対の請願日程六七、四国地区国営バス拂下げ請願日程六九、鉄道貨物運賃値反対請願日程七○、貨物運賃値上げ反対並びに運送業務複数制実施促進請願日程七一、石灰の鉄道運賃に関する請願日程七二、豆灰の鉄道運賃軽減請願日程七五、げたを貨物運賃上げから除外請願日程七六、同、日程七七、同、日程七八、同、日程七九、げた貨物運賃値上げから除外請願日程八○、紙及びパルプの貨物運賃制度改善に関する請願は、いずれも類似の案件でありますので、一括して議題とし、政府意見を求めます。
  7. 宮澤吉弘

    宮澤説明員 日程一九、金島小野子停車場設置の御請願でございますが、この線には現在国営自動車を通じておりまして、小野子に停車場を新たに設置いたしましても、小野上駅からの距離が約三キロ、非常に近い地点にございますし、国営自動車を御利用くださるようにしてはいかがと存ぜられますので、現状でごしんぼう願いたい、かように考えております。  日程二〇、可美村に国鉄操車場設置反対の御請願でございますが、現在実施計画がございませんので、将来慎重に考慮いたしたい、かように存じております。  次に日程二二、岩原駅を荷物駅として存続の御請願でございますが、現在貨物取扱い廃止について何ら計画がございません。  日程二三から二七の鉄道局設置請願につきましては、私が申し上げる筋ではないようでございますので、これは一応保留していただきたい、かように考えられます。  日程三二、日の影線列車増発に関する御請願でございますが、これについては繭今の列車時刻改正の機会において、十分研究させることにいたしたい、かように存じております。  日程三三、湯の元駅に下り急行列車停車の御請願でございますが、これに関しましても、前同様今後の時刻改正におきまして十分研究させたい、かように考えております。  次に日程三四、鹿兒島門司間夜行列車運輸開始の御請願でございますが、現在の状況からいたしますと、なお石炭とか、車両とか、要員とかいつたような各種の面における制約を受けておりますので、列車増発を急速に実施することはやや困難ではないか、かように考えております。しばらくの間、現在設定されております一〇一、一〇二列車、あるいは門司・東京間の五、六列車というようなものを御利用願いたい、かように考えております。  次に日程三五、鉄道用品地方調達に関する御請願でございますが、これは本年度から資材及び役務の調達を全面的に公入札制度にすると同時に、中央調達制度を実施したところでございまして、この実施につきましては日なお浅く、その地方に及ぼす影響なり、あるいは中央調達にかえたことによつて起る国有鉄道自体の利点、あるいは欠点というような問題についての結果が、まだ判然といたしておりませんので、将来は十分研究する余地はあろうかと存ぜられます。われわれといたしましては、こういう制度の採用によりまして、地方業者の参加を排除するというようなことについては、全然そういう考えを持つておりません。順次実情に沿うように改正して進めて行きたい、かように考えております。  次に日程三六、日出駅に貨物取扱開始の御請願でございますが、現在は仮乗降場になつておりますから、まず旅客駅に正式に承認するということが先決問題でございます。それで現在その手続が進められておりますから、貨物取扱いにつきましては、その後になお附近の取扱い数量なりを勘案いたしまして考えることにいたしたい、かように存じております。  日程三七、千里丘駅に貨物取扱開始の御請願でございますが、千里丘は大阪、京都間の吹田操車場の東の端にある駅でございますが、この附近には貨物取扱い駅も多いばかりでなく、操車場を附近に控えておりまして、もし貨物取扱いを開始いたすといたしますれば、その改築に要する費用は非常に多額に上るように存ぜられますので、現状のままでごかんべん願いたいと存じております。なお千里丘駅から、現在貨物扱いをしております茨木駅までは三キロ、吹田駅までは二キロ半、半道ちよつとというのが実情でございます。  次に日程三八、要田駅の正式営業開始の御請願でございますが、本駅につきましては、十二月中旬工事をいたしまして、正式に営業を開始する予定になつております。  日程六一、国営バス運輸開始の御請願でございますが、この御請願は福岡市と石炭の宝庫である筑豊炭田を結ぶ区間に、国営バスを開始してもらいたいという御趣旨のように存じますが、その区間につきましては、昭和十年に国鉄が予定線に編入いたしまして、実施方について研究いたしておつたところでございまして、今まで種々の事情から運輸開始に至りませんで、今日に及んでおるわけであります。最近道路も完備いたしたとのことでございますが、近い将来において善処いたしたいかように考えております。  日程六二、瀬戸、明知間国営自動車運輸開始の御請願でありますが、本区間に関しまする請願は、第三国会においても提出されたと記憶いたしております。従いまして御要望の事情はよく存じておる次第でございますが、何分国営自動車の現状といたしましては、本件の実施は当分の間かなり困難ではなかろうかと存ぜられます。  次に日程六三号の佐川、松山間国営自動車別府村森まで延長の御請願でありますが、これにつきましても前号同様、早急実施は種々の事情からやや困難かと存ぜられます。なおよく実情を調査研究いたしたいと存じております。  日程六四号、吾妻郡における省営自動車拂下反対の御請願でございますが、本線における自動車の拂下げに関しては、現在何らわれわれといたしましても考慮しておらない区間でございます。  日程六五、五日市線拂下反対の御請願でございますが、これにつきましては、買収鉄道の問題は、一部においてなお拂い下げられたいという議論もございますし、この点につきましては法律案について現在検討をいたしておりますので、各線区につきまして拂い下げるかいなかという問題については、その法案の検討のうちに十分考慮いたしたい、かように存じております。  日程六六号の国営長崎自動車拂下反対の御請願でございますが、前同様、国鉄の自動車の拂下げにつきましては、種々の事情を勘案いたしまして、目下慎重に検討いたしております。なお御請願の趣旨につきましては、われわれといたしましてはなお国営として存続いたして行きたい、かように考えております。  日程六七号の四国地区国営バス拂下げの御請願につきましても、前号同様にお考えくだされたい、かように存ぜられます。  六九号以下につきましては、私の所管の外の問題だと存ぜられますので、ちようど国有鉄道部長もお見えになりましたので、国有鉄道部長の方から御答弁していただくようにとりはからいたいと存じます。
  8. 石井昭正

    ○石井政府委員 日程二三、姫路市に鉄道局設置請願でございますが、今回国有鉄道におきましてその地方機構を改革いたしまして、現在鉄道局の下に管理部がございまして、その下に各現場機関が所属しておるのでございますが、その管理部を廃止いたしまして、新たに鉄道局を増設いたしまして、鉄道局が直接に現場各機関を所管するような機構の改革も考えておる。それをさしあたり北海道地方にこれを及ぼしまして、札幌鉄道局管内を旭川及び釧路の三局に、二局を増設いたしまして合計一三局といたしました。従来の七管理部を廃止いたしまして、そのために今後本州におきまして同様の機構改正が行われるだろう。その節には姫路市は交通の要点であるから、ここに新しい鉄道局を設置されたい、こういう御請願であります。ただいまのところこの地方機構の改正につきましては、いろいろむずかしい問題もございます。そこでさしあたり九月から北海道において実施いたしておりますが、これはほんとうに試験的にやつておるのでございます。その実績を十分見きわめた上で、今後の方針を決定しようと考えておるのでございまして、従いましてただいまの北海道以外の地にこういう組織をとるかとらないか、これも未定でございますし、またとるとした場合、どこに新しい鉄道局を設置するかということも全然未定で、今後の問題でございますので、さよう御了承を願いたいと思います。  次に日程二四、盛岡市に鉄道局設置請願外一件、これもただいま申し上げましたと同じ趣旨でございまして、まだ何とも決定いたしておらないのでございますので、さよう御了承を願いたい。  二五も同じく、ただいまと同様の趣旨でございますので、省略さしていただきます。  二六、千葉鉄道局設置請願でございますが、これもただいま申し上げましたとまつたく同じ理由で、いまだに決定いたしたことではございません。さよう御了承を願いたい。  二七建言と同じく、姫路市に鉄道局設置請願でございます。二三と同じことでございます。  次に日程六九、鉄道貨物運賃値反対請願、これは今回の貨物運賃の値上げに際して、特に木材工業者を初め、中小企業者の営業不振に苦しんでいるとき、この運賃値上げは耐えられない。のみならず山林所有者の造林意欲を減退させて、治山治水に重大な影響を與えるから、運賃値上げに反対だという御請願であります。今回の運賃値上げにつきましては、過日当委員会におきまして慎重御審議を願いまして、原案通り八割値上げの御承認を得たのでございます。従いまして運賃値上げそのものに対しまして、考慮をする余地はないのでございますが、その御審議の際に、その値上げは認めるけれども、木材その他の物資について、特に負担増加に耐えられないというような貨物については、適当な考慮を拂い、また現在の貨物等級表については、戦後の新しい経済事情に即応して、これが改変を行つて、至急実施するようにという御要望がございました。その御要望の線に沿つて、行政措置いたすべく考えている次第でございますので、御了承願いたいと存じます。  それから日程七五、貨物運賃値上げ反対請願、これは内容はげたであります。この件につきましては先ほど申し上げましたように、運賃値上げ全体といたしましては、すでに当委員会の議決を願つておりますので、十分今後の等級等の改正の際に、内容を検討いたしたいと存じております。  次に七〇の貨物運賃値上げ反対並びに運送業務複数制実施促進請願でございます。これは運賃値上げの反対の御陳情の内容は蔬菜でございます。その点につきましてはただいま申し上げましたと同じようなことでありまして、すでに運賃値上げ自体につきましては御了承願つているのであります。この御請願の趣旨は、今後の等級改正等におきまして、十分検討さしていただきたいというように考える次第であります。なお複数制の実施につきましては、すでに一部実施しております。逐次敷衍されるように目下計画中でございます。  次に日程七二は、亜炭の鉄道運賃降級の請願でございますが、これは先ほど木材について申し上げましたと同じように、運賃値上げ自体につきましては、当委員会の御承認を得て、本会議を通過いたしたのでございます。この亜炭につきましては木材と同じように、負担力の関係から適当な緩和策を講ずることが妥当であるという御要望がございましたので、この趣旨に沿うように至急措置を講ぜしめたいと思つております。  次に日程七六から七九まで、げた貨物運賃値上げ除外請願でございます。七九まで全部同じ議題でございます。これは先ほど申し上げました日程七五とまつたく同様のことでありまして、貨物運賃の値上げ自体はすでに御承認をいただいて、おります。今後行われるであろうところの等級の改変の際に、実情をよく調査さしていただきたい、かように考えております。  次に日程八〇、紙及びパルプの貨物運賃制度改善に関する請願、内容は紙及びパルプの運賃を上げることをなるべくやめてもらいたいというような御請願でございます。これもただいま申し上げましたように、特に一般の貨物に御了承を願つているのであります。今後新しい等級の改変をいたす際に、実情をよく調査の上、検討さしていただきたい、かように考える次第でございます。     —————————————
  9. 關谷勝利

    關谷委員長代理 次は日程三一議題といたします。山形市の都市計画に伴う物件移転費補償に関する請願政府意見を求めます。
  10. 石井昭正

    ○石井政府委員 この件につきましては後刻検討いたして、御答弁申し上げたいと思います。     —————————————
  11. 關谷勝利

    關谷委員長代理 日程第三九、鉄道用炭海上輸送復活請願日程第四 ○、同日程第四一、鉄道用炭海上輸送継続請願一括して議題といたします。政府の答弁を求めます。
  12. 石井昭正

    ○石井政府委員 鉄道用灰を海上輸送から鉄道輸送に最近切りかえました。その結果海運業者あるいは港運業者の方々に、たいへん御迷惑をかけているということは、重々承知いたしているのであります。しかしながら鉄道用炭は現在海陸運賃のバランスから参りますと、鉄道自体の経費といたしましては、どうしても鉄道輸送によつた方が経費が安くなる。かような観点で、極端に経費の節減を要求されております本年度におきましては、やむを得ずかような手段をとつているのでありますが、しかしながらもともと九州なり北海道というような、遠隔の地の石炭を陸上輸送いたしますことは、明らかに正常の輸送分野と異なつております。また鉄道に対する負担も相当大きなものであろうと考えるのであります。今般御審議願いました貨物運賃の改正実施のあきつきには、海陸運賃の均衡がとれまして、運賃面からの障害が相当除去されると考えております。さような状態になりましたあかつきにおきましては、恐らく最低必要度のものを残しまして、再び海上輸送に切りかえた方が、鉄道としても経費が安く済むという結果になるのではないかと考える次第であります。     —————————————
  13. 關谷勝利

    關谷委員長代理 次は日程第七三、私鉄貨物運賃通算制に復帰の請願小峯柳多君紹介、文書表第二七六号、日程第七四、貨物運賃通算制実施請願早稻田柳右エ門君紹介、文書表第一〇六三号を一括して議題といたします。政府意見を求めます。
  14. 石井昭正

    ○石井政府委員 私鉄の貨物運賃は、昨年の十一月まで通管制でございましたが、昨年の十一月に私鉄の大部分の要望によつて、これを併算制に改めたのであります。今般運賃の値上げが実施せられますと、逆に今度は通算制による方が相当割高の運賃となつて、近距離におきましてはトラック等に対抗できないので、再び通算制にもどしてくれという御請願が多いのでございますが、運賃制度の建前から申しますと、併算制の方が合理的で、各企業企業の自主性を重んじているということになると思うのであります。しかしながら御希望の点も了承できますので、これは全般的に研究いたし、またこの通算制以外の方法で、どういう処置がとれるかというようなことなども十分研究した上で、御要望の点を考慮したいと思いますが、かりに通算制を実施するにいたしましても、全般の問題でなく、例外的な問題として処理いたす方が、妥当ではないかと考えている次第であります。     —————————————
  15. 關谷勝利

    關谷委員長代理 日程第六八、通学運賃引下げ請願若林義孝紹介、文書表第三八四号を議題といたします。政府意見を求めます。
  16. 石井昭正

    ○石井政府委員 本件は、特に片上鉄道の学生の通学運賃値上げの請願のようでございます。この件につきましては、実情をよく調査いたしまして善処いたしたい、かように考えております。     —————————————
  17. 關谷勝利

    關谷委員長代理 日程第八一ないし第一一九の各請願は、皆陸運局分室地方庁移譲反対請願であります。これらの問題につきましては、先般道路運送法の一部を改正する法律案の審査にあたり、愼重に審査をいたしたところでありますから、これらの審査を省略することにいたします。
  18. 關谷勝利

    關谷委員長代理 日程第四二、大阪港に自由港設置請願日程第四三、尼崎港湾施設費国庫負担増額請願日程第四四、小名浜港修築費全額国庫負担請願日程第四五、青森修築請願日程第四六、奈半利港築設の請願日程第四七、下松港修築請願日程第四八、尾札部港拡張工事施行請願日程第四九、深浦港に防波堤築設の請願日程第五〇、鳴門港改修の請願日程第五一、久美浜港修築請願日程第五二、広尾修築請願日程第五三、河下港修築工事促進請願日程第五四、甲浦港口の暗しよろ除去工事施行請願日程第五五、室蘭港のふ頭倉庫増設請願日程第五六、室蘭ふ頭工事促進請願日程第五七、室蘭港に漁船及び機帆船けい留施設築設の請願一括して議題といたします。政府意見を求めます。
  19. 中道峰夫

    ○中道説明員 大阪港に自由港設置請願について御説明申し上げます。大阪港は、わが国産業経済の中枢である大阪市の門戸でありまして、貿易振興のわが国基本政策を推進するためにも、本港の重要性はますます加わるものと考えられます。自由港区の設置に関しましては、関係方面の示唆に基き、経済安定本部を中心に、関係各省方面で協議を進めております。いまだ最終的な結論を得ておりませんが、大阪港については、本港の重要性にかんがみまして、大いに考慮し、研究いたしたいと考えております。  次に尼崎港湾施設費国庫負担増額請願について、御答弁申し上げます。現在わが国の港湾修築費は、第一種重要港湾のうち、国自体で経営している横浜、神戸、関門の三港が全額国庫負担となつておりまして、他の地方公共団体の経営にかかる港湾は、五割以内の補助を行つているのでありますから、尼ヶ崎港のみを高率の補助とすることは困難であります。防波堤、臨港鉄道施設工事は、尼ケ崎港整備五箇年計画には考えられておりませんが、必要欠くべからざる工事と認められますれば、現地調査の上将来において考えたいと思つております。  次に小名浜港修築費額国庫負担の請願について、御答弁申し上げます。現在わが国で全額国費をもつて修築しているものは、第一種重要港湾のうち、国自体で経営している横浜、神戸、関門の三港のみで、他の地方公共団体の経営にかかる港湾は、五割以内の補助をもつて修築しているものでありますから、小名浜港の修築費を全額国費で負担することは、他の港湾との均衡もあるので、困難と考えます。今後につきましては、港湾法の制定によりまして、港湾修築に要する経費の負担区分を定めることといたしたいと考えております。  次に青森修築請願について御答弁申し上げます。青森港は日本海、太平洋の両海にまたがりまして、本州と北海道の交流、さらに外国を結ぶ至近距離に位置する地理的一大重要拠点にありますにもかかわらず、いまだに港湾施設はもちろん、本船岸壁がないために、貿易、輸送上多大の支障を来している現状であります。このため終戦直後よりこれが施設の緊急を要する復旧整備を実施いたして来ておりますが、公共事業費が本年度より著しく減少しない限り、昭和二十五年度におきましては、施設の改良を継続実施する予定をいたしております。  次に奈半利港施設の請願について御答弁申し上げます。高知県東部における物資の輸送は、陸運がきわめて脆弱でありますために、港湾が唯一の輸送機関となつております。しかしながら室津・高知間には港湾がきわめて僅少でありますので、その間に介在いたしております奈半利港の当地方における重要の度は、年々増加する傾向にあります。さらに奈半利港背後地は、豊富な林産資源に恵まれておりますので、これら物資の積出港としても、本港は重要な湾と考えられます。しかしながら奈半利港附近海岸は漂砂がはなはだしいので、本港の修築計画につきましては、さらに愼重な調査検討を必要と考えます。このため昭和二十五年度は、本港の調査を国庫において補助して実施する予定をいたしております。  次に下松港修築請願について御答弁申し上げます。本港はその背後地が工業都市として、急激なる発展を来しつつありまして、原料、製品等の海上輸送のため、港湾施設整備の重要性は十分認められるところでありますが、昭和二十五年度港湾関係公共事業費は大幅の削減によりまして、総額において昭和二十四年度より減少されるおそれが多分にございますので、そのような場合におきましては相当困難が予想せられますが、できるだけ請願の御趣旨に沿うよう考慮いたしたいと考えております。  次に尾札部港の拡張工事施行請願について御答弁申し上げます。尾札部港は、北海道開発上地方的に重要な港湾でありますので、昭和二十四年指定港湾に編入されたのでありますが、昭和二十五年度港湾関係公共事業費は、総額におきまして本年度より減少される模様でございますので、木港の修築計画につきましては、さらに調査検討の上、後年度において可及的すみやかにこれが事業化を考慮いたしたいと考えております。  次に深浦港に防波堤築設の請願について御答弁申し上げます。本港は北海道と東北地方とを結ぶ機帆船航路の難所に位し、避難港として重要であり、その防波堤の築設の必要性は十分認められるところでございますが、国庫財政の緊迫によりまして、新規事業はきわめて困難であり、なお防波堤についても研究すべき事項がございますので、今後十分調査の上、事業化したいと考えております。
  20. 關谷勝利

    關谷委員長代理 日程第五〇に対しましては、紹介議員が見えておりませんので、説明議員の説明を求めます。川西清君。
  21. 川西清

    ○川西清君 鳴門港改修についての請願につきまして、紹介議員生田君にかわつて要旨を御説明申し上げます。鳴門港は四国の東北端に位する有名なる阿波の鳴門に直面する天然の要港であり、内港また広域にして水深く、良港たる資格を具備するのでありますが、遺憾ながら港口に暗礁があり、四百トン以上の船舶の出入が不可能であります。往時にありましては阿波国随一の港湾として、船舶の出入すこぶる頻繁でありましたが、時代の進歩により大船巨船の航行時代となり、港口の暗礁は遂に鳴門港の声価を失墜せしめるに至つたのであります。昭和七年国県費三十七万円を投じて内港の改修が行はれたのでありまするが、港口の暗礁を除去するに至らず、今日に至つたのであります。以上の隘路を打開し、天然の良港たらしめ、最高度の利用をなし得ることは、一にかかつて堀越と名づくる港口開鑿にあるのであります。詳しいことは、請願書をごらんいただきたいのでありますが、何とぞすみやかに御審議の上採択あらんことをお願いする次第であります。
  22. 關谷勝利

    關谷委員長代理 政府意見を求めます。
  23. 中道峰夫

    ○中道説明員 鳴門港は鳴門海峡に面しまして、徳島県北部の中心港として、重要性はきわめて大ではございますが、港口及び航路が浅くて、そのために出入船舶に多大の不便を来しておりますので、毎年浚渫工事を施行して参つたのであります。しかしいまだに完成するまでにいたつておりませんので、昭和二十五度におきましても、引継いて浚渫を実施する予定で目下予算を要求中でございます。     —————————————
  24. 關谷勝利

    關谷委員長代理 続いて日程第五一より日程五七までの政府意見を求めます。
  25. 中道峰夫

    ○中道説明員 久美浜港修築請願につき御答弁申し上げます。久美浜港は、円後地域における農林水産物資の集積港として、当該地方における重要なる港湾でございます。しかしながら本港は港口が非常に狭いために、その利用価値を著しく阻害されておりますので、昭和二十五年度においては緊急を要するこれが浚渫を実施すべく、予算要求中でございます。なお本港の施設整備につきましては、愼重調査の上、これが対策を考慮いたしたいと考えております。  次に広尾修築請願について御答弁申し上げます。北海道開発のため重要なる地位にございますが、初期の計画が一応完成しておりまして、現在荷役には支障ないと考えまするので、国家財政の困難な現在におきましては、爾後の計画の実施につきまして、十分調査研究いたしたいと考えております。次に河下港の修築工事促進請願について御答弁申し上げます。本港は石膏の積出港として必要でございます。これを取扱う港湾施設が不備でありましたので、これが整備については昭和二十三年度に着工し、整備の完成に努力して参つたのでございます。二十四年度において一応整備の目的を達したものと考えられますので、これ以外の計画につきましては、調査研究の上、後年度において考慮いたしたいと考えております。  次に甲浦港口の暗礁除去に関する請願につき御答弁申し上げます。本港は、阪神高知間定期航路の寄港地でありまして、陸上交通の不便な四国東部の重要港でありますが、本港の港口には暗礁が存在いたしまして、小型汽船の入出港さえも不可能な状態でございます。このためにきわめて危険なる荷役を行つております。これを救済するために、暗礁除去の必要が認められますので、これを昭和二十五年度において実施すべく、予算を計上して目下折衝中でございます。  次に室蘭港の埠頭倉庫増設の請願につき御答弁申し上げます。室蘭港の貯溜施設につきましては、本港埠頭の完成とともに、その必要性は十分認められるところでございますが、貯溜施設につきましては、その性質上、国庫による建設は、現在の情勢におきましてはすでに適当ではないと考えられますので、昭和二十五年度におきましては、全国的に中止したい考えでございます。  次に室蘭港埠頭工事促進の請願につき御答弁申し上げます。本港の埠頭整備につきましては、本港が北海道開発の一大門庫としての使命を達するため、緊急整備を要するものとして、着工以来鋭意その完成に努力いたしており、昭和二十四年度は上部工の一部を残すまでとなりまして、二十五年度においては大型船接岸施設についてはこれを完成させるよう予算を要求中でございます。  次に室蘭港に漁船及び機帆船繋留施設築設の請願につき御答弁申し上げます。本港の小型船施設の不足、不備につきましては、いまだ建設途上にあります本港につきましては、十分その必要性を認められるところでございます。国庫財政の緊迫によりまして、いまだ未完成のまま放置されておりますことは、まことに遺憾に考えております。今後埠頭の完成とともに、工事の促進に努力をいたしたいと考えております。
  26. 關谷勝利

    關谷委員長代理 次は日程第五八、大牟田、島原間航路就航許可に関する請願日程第五九、室蘭港を中心とする内地定期航路設定請願日程第六〇、道南海運株式会社航路補助金交付請願一括して議題といたします。政府意見を求めます。
  27. 今井榮文

    ○今井説明員 ただいまの問題について、海運局の総務課長でありますが、お答え申し上げます。  大牟田・島原航路につきましては、御承知のように雲仙観光地帯を控えまして、将来有望な国際観光航路でございますが、現状におきましては必ずしも旅客の数もそう多くなく、また現在就航しております船におきましても、必ずしも十分に活動し得る燃料を獲得することができない状況になつております。従いまして現状におきましては燃料その他の面から、この航路をただちに開設するということは困難であると思いますが、将来の雲仙開発あるいは国際観光ルートとしての発展の状況に応じて、十分研究をすべきものであると考えております。  それから道南海運の航路補助金の請願の点につきましては、航路補助に対する昭和二十五年度の予算も、ある程度の見込みが立ちましたので、これについては他の航路補助の申請と合せて十分検討いたして、善処したいと思います。  もう一つの内地定期航路開設の請願につきましては、御承知のように現在船舶用の燃料の面で、非常に強度な規正を行つております。将来燃料面あるいは航路の実際の重要性、あるいはその航路の利用の価値を十分検討した上で、処置して行きたいと存じております。
  28. 關谷勝利

    關谷委員長代理 これをもつて全部の請願の説明及び政府意見聽取は終わましたが、本日の日程に掲げてあります請願は、本委員会に付託になつております請願の全部でありますので、これより各請願の採択、不採択について、本委員会の意思を決定いたしたいと思いますが、このことにつきまして委員各位の御意見をまとめるため、しばらく懇談いたしたいと存じます。速記をとめてください。     〔速記中止〕
  29. 關谷勝利

    關谷委員長代理 それでは速記を始めてください。お諮りいたします。日程第五、第一七、第二八、第三〇、第六五、第六七、第六九、第七〇、第七五ないし第一一九以外の各請願は、いずれも趣旨妥当なるものと認め、議院の会議に付して採択し、採択の上は内閣に送付すべきものと議決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 關谷勝利

    關谷委員長代理 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。なおただいまの各請願の報告書の件に関しましては、委員長に御一任を願います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 關谷勝利

    關谷委員長代理 これより陳情書審査に入りたいと思いますが、日程に掲げてあります陳情書は、すでに文書表により十分に御承知のことと思います。さらにまたこれらの陳情書の内容は、今国会において付託法案並びに請願審査にあたり慎重に審査をいたしたものであります。従いましてこれらの陳情書につきましては、その趣旨を了承いたし、来る四日から引続き開かれます第七国会におきましてその趣旨に沿うよう、本委員会において十分研究を加えることにいたしたいと思います。さよう御了承を願います。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時四十九分散会