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岡田喜久治君 今
專門員の御
報告もありまして、御
用意の程は大体分りましたが、併し
委員会として改めてお諮り願いたいことがあります。大体
参考になる限り、
差支ない限り、今
内面折衝というふうな筆法で、これができるものなら重要なやはり
警察、諸
官廳方面にこういう
報告書の形式でやることはちつとも
差支ないのじやないかと思いますので、
内容さえ
差支ない場合においては幸いこれをやはりずつと全國に何といいましようか、
関係者方面に頒布するということは非常に有意義なことであると思うのであります。なにしろこの
事件は典型的な
事件で、何を申しましても將來の
社会運動の情勢の
一般を把握、捕捉するには非常に便宜な
事件のように思われる。世間も又そういう意味に非常に注目の的にな
つておる。
從つてこれが直接
警察方面においては、要するに
執行部に対する非常な
用意と
参考になるのではないかという感じがいたすので、特に今のような
お話で以て
國警側なり
自治体警察側におきまして、向うの費用でこれを適当な処置をするというならば誠に幸いなことでありますから、
内容の
審議の上において
差支ないと思うのであります。是非むしろそういうふうに進んでお計り願いたい。
内容審議については
委員会の御相談を求めるのも
一つでしようが、大体のことはお分りのことでしようから
委員長において然るべくお計りを
願つて、又各
委員からいろいろな御注意を受けるなら受けることにして、そのお取計らいは
一つ委員長において願う。かようなことにしてできることから御承認を得たらどうかと思いますが、
如何でしようか。