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小川友三君 この第十のところで
意見がありますわけですが、この五千円を三万円に改めるという
條項でございますが、
選挙法改正に当りまして、先ず第一番に
恒久性を持たせるというように重点的なところから批判をいたしまして、今
爲替の
レートが三百六十円が一ドルに
なつておる。それから計算した場合、そういう
経済自体の場合は三万円は
賛成ですが、これから
紙幣の
発行高が
減つて來る。
國力が増して來るというような場合に、この
爲替レートも或いは三百円、或いは二百五十円、しまいには昔と同じように一ドルが二円五十銭ぐらいまで行ける時代が
將來は來るであろうと思いますので、これはこの三万円に改めるということは、今の
爲替レートの場合が三万円であ
つて、
將來これが一ドルが百円とか、五十円に
なつた場合は、これを変えなくてはならないように思いますので、これを現在の一ドルが三百六十円で行けば三万円だが、ドルを基準として下げて行き、上げて行くといつたようにした方がいいと思いますが、この点につきまして
一つお伺い申します。