○
参事(
寺光忠君) お
手許に数人の
履歴書をお配りいたしたのですが、これは
地方自治廳設置法案に基きます
地方自治委員の
候補者の名前でございます。
地方自治廳設置法案は
政府原案に対しまして、
衆議院が
修正を加えまして、これを十二名にいたし、
参議院に送付せられましたが、
参議院にこれを八名に減じまして、現在
衆議院に回付いたしておるのでございます。そこで
衆議院の態度は三十日の本
会議にならないと決りませんので八名になるか、十二名になるか、未決定であります。ところが実は
会期末で、こういう
状態でありますので、事前にとにかく八名の場合にはこうなる、十二名の場合にはこうなるという
候補を挙げまして、一
應候補名簿だけはお
手許に差上げて御吟味を願いたいという希望なんであります。そこでお
手許に配
つてありますのは十二名の場合の全員でございまして、十二名と申しますのは、この内で
参議院で選ばなければならんのもあり、いろいろありまして、
政府が選び得るのはこれだけなんで、
政府が選ぶことができるものが八名でございます。そして若し
参議院案が通過いたしました場合に、この八名の中から削りますのは四人目の石原さん、それから藤本さん、それから七人目の春さん、それから小暮さん。もう一度申上げますと、
参議院の
修正が
通りました場合には安井さんと神戸さんと伊藤さんと田中さんの四人になる、こういうことでございます。それで正式に決まりましたときに、改めて
政府が出て参りますが、一
應履歴書だけを差し上げまして御吟味願
つて置きたい。こういうことでございます。尚念のため申上げて置きますと、
参議院議員のうちから
参議院の指名したその一人というものが、やはり
地方自治委員になるということにな
つておりますから、それも予め御
承知を願
つて置けば結構だと思います。