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1949-10-12 第5回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十四年十月十二日(水曜日)    午後一時二十五分開会   ―――――――――――――   本日の会議に付した事件 ○庶務関係小委員補欠選任の件 ○昭和二十五年度本院予算に関する件 ○小委員長報告総務部長任用に関する件 ○継続審査中の議員手当に関する件 ○参観人及び面会人に関する件   ―――――――――――――
  2. 高田寛

    理事高田寛君) これより議院運営委員会を開きます。最初共産党板野勝次君が議院運営委員会を辞任されたに伴いまして、庶務関係小委員として、補欠として共産党から兼岩傳一君を出して來られておりますが、これを認めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 高田寛

    理事高田寛君) それでは左樣決定いたします。   ―――――――――――――
  4. 高田寛

    理事高田寛君) 次に参議院予算につきましては前回委員会におきまして、要求書内容の案について御協議を願いましたが、その後の折衝の過程につきまして、庶務小委員長から最初一つ報告を願います。
  5. 中村正雄

    中村正雄君 昭和二十五年度の歳出予算及び昭和二十四年度の補正予算要求につきましては、去る九月二十七日の議院運営委員会において御了承を得まして、その後大藏省に出しまして、爾來事務当局の間におきまして折衝を重ね、大体の決定を見た次第でありますが、一應お手許に配つてありまする印刷物に從いまして、内容の御説明をいたします。  第一に國会運営のため必要な経費のうち  1の議員に関する経費一億四千三百八十七万三千円でありますが、これは議員の歳費、通信手当旅費滯在雜費及び秘書手当等でありますが、ここで特に附加して申上げておきたいと思いますのは、予て懸案になつておりました議員秘書手当増額、即ち從來の月額七千円を九千円にすること、及び議員滯在雜費日額二百円を五百円に増額することの二件でありますが、秘書手当滯在雜費とも來る十一月分から増額を実現する予定に相成つております。從つて昭和二十五年度予算においては、両者とも新單價を以て計上してあることであります。  次に2の常任委員会に関する経費二千八百九十三万五千円は專門員、調査員及び調査主事等俸給継続審査の場合の審査手当國政研究会等謝礼金國政調査旅費委員長交際用賄費公聽会廣告料経費等であります。この事項の中で二十四年度予算と異る点を申上げますと、電氣通信委員会を設置するため調査員二人、調査主事二人、主事補一人計五人を増員することと継続審査手当從來日額三百円を滯在雜費との権衡上比例的に七百五十円としたこと、法務委員会に対する檢察及び裁判運営調査に関する経費並びに厚生委員会に属する社会保障制度に関する調査に必要な経費は、前の議院運営委員会における御意見に從いまして、この事項の中に一括計上いたして要求することとしたことであります。  次に3の事務局に関する経費一億六千三百三万六千円は事務総長以下事務局職員全部の俸給旅費、諸手当及び一般経費の全部を一括計上いたしてあります。4の法制局に関する経費一千三十六万八千円は局長以下法制局員全部の俸給旅費法令集印刷代及び一般経費合計総額であります。  第二の職員手当等に必要な経費六千五十万六千円でありますが、これは常任委員会所属職員事務局及び法制局所属職員全部を対象として計算した勤務地手当扶養手当超過勤務手当死亡退職等の諸手当並びに職員共済組合交付金なのであります。  第三の人事院事業計画に伴う経費といたしまして九万五千円は人事研修旅費人事記録関係文具費等であります。  第四の営繕に必要な経費千九百六十五万九千円は特殊職員詰所の新営費自動車庫の新営費電氣関係工事費各所修繕費及びこれらの事務取扱に関する経費であります。  第五は予備費として必要な経費五百万円でありますが、これは前年度と同額を計上いたしてあります。  最後の第六は彈劾裁判所運営に必要な経費三百七十四万六千円、これは事務局長以下職員俸給手当裁判員手当裁判員及び証人等旅費その他一般事務上必要な経費を計上したのであります。  次に昭和二十四年度補正予算四千三百五十七万六千円について申上げますと、去る第五國会において会期の延長された五月分及び來る十月二十五日以降十一月に亘る第六臨時國会に関する経費は共に通常の予算に計上してありませんので、その経費に当てるため議員應召旅費滯在雜費國政調査旅費議案類印刷費職員超過勤務手当及び十一月以降年度内五ケ月間の議員滯在雜費及び議員秘書手当増額等を計上したものであります。以上簡單ながら、昭和二十五年度参議院及び彈劾裁判所歳出予算並びに昭和二十四年度参議院補正予算要求額内容の概略であります。この予算額が、あらゆる希望の全部を充たし得る満足すべきものとは考えておりません。多少不足の点は、工夫によりまして、忍び得るかも分らないと考えられますので、この点御了解願いたいと思います。尚以上本年度の補正予算及び來年度の予算は、前に申上げました通り大藏省との折衝は済みまして、言い換えれば國内手続はこれで一應完了いたしたわけでありますが、未だ関係方面に関する報告了承手続が残されておりますので、或いは多少の変更があるかも知れませんが、この点についても予めお含み置き願いたいと存じます。以上です。
  6. 高田寛

    理事高田寛君) では何かこの案につきまして、御質問なり御意見なりありましたら。
  7. 小林勝馬

    小林勝馬君 ちよつとお伺いしたいのですが、この法制局経費並びに事務局経費が減額されておりますが、法制局なんかは拡充されて行くし、段々殖えて行くのじやないかと思うのに、減額されておる理由をお伺いしたいと思います。
  8. 清水齊

    参事清水齊君) 法制局経費が三万四千円減つておりますのは、昨年法制局開廳のときに、特別に必要な設備費があつたのです。それは全部要らないことになりました。実質的には今年は殖えております。それから事務局の方も、現に同じように、昨年は、事務局の中に二千二百万円という会館の設備費が入つておりました。設備が完了しましたので、それを落しました結果、四百七十八万一千円減つておりますけれども、実質的には千五百万円殖えておるわけです。
  9. 高田寛

    理事高田寛君) 外に御質問なり御意見なりございませんか。別段御意見もなければ、それでは只今庶務小委員長からの御報告通り、本委員会において、これを了承することに決定いたします。  今日の議題はこれだけであります。外に何か御発言ありましたら。   ―――――――――――――
  10. 中村正雄

    中村正雄君 ちよつとお断りかたがた御了解を得たいと思いますのは、この前の運営委員会に、私欠席いたしまして、総務部長後任としまして、芥川治君の承認の議案が上程されたわけでありますが、実はあのときに、一應私からでも事情説明して置けばよかつたわけでありますが、最初事務次長総務部長兼任が解かれまして、その後任につきまして、一應庶務関係委員長としまして相談を受けたわけでありますが、一應内部の人から総務部長を選考するという方針によりまして、事務総長次長とも相談いたしたわけでありますが、いろいろの関係で適当な人がなくて、それで外部の方から選考するという結果になりまして、いろいろの点から、前の運輸省の公安局長をいたしておりました芥川治君が適当だというふうに推薦されましたので、一應履歴その他については、この前の委員会で、皆さんのお手許に配付になつておると思いますので、この委員会で御承認願いたいと思います。
  11. 高田寛

    理事高田寛君) 何か御意見ございませんか。
  12. 門屋盛一

    門屋盛一君 大体この問題は、当初意見があつて保留したのですけれども、なるたけ早く慣れさして置いた方がよいのじやないかというよう意見もあり、承認した方がよいと思います。
  13. 高田寛

    理事高田寛君) それでは芥川君を総務部長に任用する件については別段御異議ございませんか。
  14. 島清

    島清君 異議があるとかないとかいう問題ではなくて聞くところによると、内部から総務部長に適任でないという理由明示を、何か先般の運営委員会の方に求められたという話を私は聞いている。それに対する何も理由がなかつたやに私は聞いている。先般の運営委員会では、無所属懇談会佐々木君の方から、内部から総務部長を推薦できないという理由明示願つたという何かことがあつた、それに対して明示をなされていないようでありますが、又今日は何が本当に重要な会議をするときに、正式の委員会で……、数を足りておりますか。
  15. 高田寛

    理事高田寛君) 今日は只今出席は二、三名足りないように思いますが、ただ閉会中の議院運営委員会といたしましては、この程度の、大体半数に近い数があれば、これを有効な委員会として開いて行く慣習になつておると思いますので、閉会中のことでもあり、この程度の数が集まれば、決めるべきものは決めて行くように御了承願いたいと思います。
  16. 島清

    島清君 只今中村君から御説明があつて、御了承願うということでしたが、この前の運営委員会ではそういうよう要求があり、その要求に対して何ら明示がなされていない場合に、定員を欠いた場合、採決に入つていいかどうか、それから後日運営をするのに非常なさしさわりができて來るのじやないかということを憂えている。
  17. 門屋盛一

    門屋盛一君 島さんの言われることは尤もな話で、一番最初のことから申しますと、一番最初こういう重要人事は、履歴書を前に廻わして置いて貰つて、そうしてこちらの判断の余地を與えて貰うということで事務申合せがあつた。それにそむいておるというので、私と佐々木君からこれは保留すべきであるということがあつた。この問題に対しては、特に次の委員会明示するとも何とも決定は見ていない。又一々明示して、細かく洗い立てるというよう慣習を、人事問題で残すということもどうかと我々は思つている。それで定足数の問題ですけれども、まあこれは閉会中のことだから、嚴格にいえばそれは定足数の問題もあるけれども、もうこのことは相当長くもなつておるし、もう一つ更に古い議運申合せからいいますと、閉会中の審議については、運営委員長に一任するというような、どなたが発言されたか、発言された人はちよつと覚えておりませんが、人事議運に諮るということの規定ができましたときに、閉会中は委員長一任というまでになつた情勢もございますので、それで採決というようなことをすると、やつぱりあとが面白くない。できればやはり滿場一致で承認した方がいいのではないかと思うのです。現実に大体次長が三つも四つも兼ねておるという状態なんですから、やはり決められるものなら早く決めて、少しでも慣れて貰つた方がいいのではないか思うのです。
  18. 下條恭兵

    下條恭兵君 私は前々回は病氣で休んでいて知らなかつたのですが、前回私が聞いておつたところによりますと、大体突如として事務総長が辞任されたので、開会へき頭に事務総長の選考がある。從つてもう臨時國会も間近に控えているのだから、それまで、その総務部長の要職は、新らしい事務総長によつてやり直すのが妥当だということが論拠になつて前回は保留になつていたと私は記憶しておるのですが、そういう意味からいうと、今日又急に、それもいろいろの事情があつて事務次長が多忙だからという理由なら、私は別にその候補である人を知つておるわけではないので、いいも惡いもないですし、殊に部内適任者がいないという理由明示しろといつても、これは人事ですから、秤にかけて何貫目(笑声)ということはできないと思いますから、そういう特別の理由があるならば、余り島君のようにこだわらずに決定してしまうのがいいと思いますし、或いはこのままで新らしい事務総長によつてやるのが妥当とするなら、もう後幾日もないのですから、待つて穏やかにやるのがいいと、私はこう思うのであります。
  19. 門屋盛一

    門屋盛一君 今下條さんの言われたような話も、確か私語の間ではあつたと思いますが、委員会発言としては、新らしい事務総長ができてからということは私は記憶しておらんのです。確か散会後そういうことを言われた方もあつたように私は記憶いたしております。若しそれといたしましても、事務総長を、それから各部長というと大変なことでもあるし、これはもう非常に早くから総務部長人選にかかつて、そうして余程愼重に人選をされておる。最近私もそれを引受けた関係上、いろいろと調査して見たのですが、我々の疑つていた点も皆合つていないので、こちらの、参議院の方からこの人がほしいという意向で申入れて、それによつて向うではもう一般手続きを取つた、これは手続きからいえば早かつたかも知れませんけれども、そういう事情がある。決して行政整理の人員に入つておるのを、行政整理の結果に人間を入れるということで、どんどんそういう人間を引受けて呉れては困るという佐々木君の説にもあてはまらんので、どちらかといえば來て頂くなら閉会中でもあるが、滿場一致で來て頂いた方がいいのじやないかと、それとも來てはいかんという理由でもあれば別問題ですが、私の調査した結果は、別段こちらの取扱には、本人の今までの履歴から、國会に適任であろうという結論を得ましたので、一番最初採決することは困るということを言い出したのは私なんです、その後の調査の結果もありますから、余りこだわらずに滿場一致で御承任願つた方がいいのじやないかと思いますがね。
  20. 高田寛

    理事高田寛君) 如何でございましようか。今いろいろとお話がありましたが、最初履歴を出してから相当日数も経つて、いろいろと御檢討を願つて、大体書いておる中に、ここの人事に惡いという点もないようだということですから、今日事務次長が一人数役という負担を軽減する意味から行きましても、この辺で一つ早く採用して慣れさせるという、そういうことで別段御異議ございませんですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 高田寛

    理事高田寛君) 御異議なければ……。
  22. 島清

    島清君 御採決をなさるということですね、私は門屋さんの言われるように、例えば休会中の人事というものは、運営委員長一任で行つたらいいというようなお声があつたと、そういうような大体院議の人事だからして、こだわるのではないのだということをおつしやる、そういうことは委員長責任において処置すればいいと思います。先日、成規運営委員会採決するということになると、問題がない場合は別ですが、やはり発言した諸君も今日は來ていない、そういう場合に変則的な採決による方法をお取りになるならば、私は異議があつて申上げるわけではありませんが、將來運営委員会運営上から考えて、私はその採決には賛意を表しません。
  23. 中村正雄

    中村正雄君 私は休会前の運営委員会において、休会中の人事については、運営委員長代理庶務小委員長に一任するというそういう決議がなされました。從つて今島君の仰つしやるのは尤もですから、運営委員長代理庶務小委員長に一任して、本日の審議運営と共に責任を持つて頂く、それで御了承願うということでやつて頂いたらいいのじやないかと思うのであります。採決で……、反対がないようでしたら御了承願うと……。
  24. 高田寛

    理事高田寛君) 今島委員の御意見がありましたが、今中村委員からの御発言ような、さように取計らうことによつて、今日は御了承願う、さように取計らいます。
  25. 門屋盛一

    門屋盛一君 それなら筋が通る。
  26. 高田寛

    理事高田寛君) それでは今中村委員発言通りに取計らうことにいたしまして了承願います。    〔「了承」と呼ぶ者あり〕
  27. 高田寛

    理事高田寛君) 外に何か御発言ございませんか。   ―――――――――――――
  28. 近藤英明

    参事近藤英明君) 第六國会提出法律案という、これをお配りいたしましたのは、昨日内閣の方から御参考までにということで届けて参りましたので、印刷してお手許にお配りいたしたわけであります。
  29. 小川久義

    小川久義君 この閉会中の継続審査に関して議員手当ですが、委員会は継続しておるのですが、滞在手当を、その日当を出すというように変えて行つたらどうかと思います。特別手当という名称になりますと、具体的にいうと、支給されるのは半額になるので、それが総合所得に加算されて大方皆んな国家に食べられてしもうて、貰うのは名義だけで、これは技術的にお考えになつて滞在手当と同樣な支給になるように、いろいろな議員からそういうことを言われるのであります。御研究願つてその線に沿うようにお取計らい願いたいと思うのであります。
  30. 近藤英明

    参事近藤英明君) 只今継続審査出席手当の件でございますが、これは成立の経過を申上げますと、小川さん御希望通り滞在雜費閉会中出す方向に持つて行きたいというのが皆さんの御意見であり、私ども関係方面折衝いたしました内容でございます。ところが当時あらゆる事情からさようなふうには参りませんで、止むに止まれず、この議員手当支給という方式になつたのであります。この二百円という原案を、然らばいろいろな事絵もあるから、三百円にして呉れというようなことで、三百円ならよかろうということになつた。それが当時の経過でありまして、それでできますれば、小川さんの仰つしやつたようなことが結構と思います。それは右から右へ、私どもが引受けまして、さよう趣旨からさよう折衝するという見込を申上げることができませんので、更に庶務小委員会とか、何とかで御檢討願つて、今度は滞在雜費の問題もありますし、この方の手続もございますし、これの規定の改正もございますので、それと併せてお考え願うようになすつたらどうかと思います。
  31. 小川久義

    小川久義君 御研究願う……。
  32. 高田寛

    理事高田寛君) それではこの問題は尚小委員会の方で御檢討願います。   ―――――――――――――
  33. 小林勝馬

    小林勝馬君 ちよつと外のことですけれども、現在この議会を参観している参観人の数が分りましたら、ちよつとお知らせ願いたいと思います。
  34. 近藤英明

    参事近藤英明君) ちよつと只係今のものがおりませんから、後に取調べまして、これは小林さんまで御返事したらいいのでしよう……。
  35. 小林勝馬

    小林勝馬君 結構です。非常に今参観人が多くつて警務受付あたりでは、非常に轉手古舞をしておるというよう状態を見聞きしておりますが、これはあのままでずつと継続されて参観を許可されるということになれば、警務の方の人を殖すとか何か外の方法を取つて頂きたいと思います。実際あのままでは、やり切れない結果になるのじやないかと思います。結局現在の状態ですと、殆んど今携つておる人は、心身共にくたくたになつておる状態であります。これはそういうことができるかできないか私共存じませんが、何か整理費とか何とかいうものを取つてやれば、來る人も少くなるのじやないかと思います。又その整理費がああいう過労に陥つておる人々の労苦に報いるということになれば、一挙両得ではないかと思いますが、それを研究して見たいと思います。
  36. 近藤英明

    参事近藤英明君) 御説の通り参観相当ございます。殊に閉会中はなるべく折角來られた人の便宜を図るという趣旨でいたしております。開会になりますと、参観が極端に制限を加えられますから、面会の方が殖えて参ります。そうして参観面会取扱につきましては、皆樣方にいろいろ今まで御心配を頂きまして、相当制限方法を考究して参つておりますので、今後のことにつきまして、何れ皆さんに御相談を申上げることになることがあるのじやないかと思つております。かように考えております。併しまだ今日確実に成案をここに持ち出しまして、御相談をするという状況ではございません。
  37. 小川久義

    小川久義君 現在のところでは時々私見受けるのですが、まるで修学旅行に殆んどここを使つておるよう状態で、あれで行きますと、相当過労に陥いるということが考えられるのでありますが、何とかその方法を講じて頂いて、それから面会人の通行は、衆議院に比べて、参議院は樂であるからというので、衆議院で入れないのを殆んど参議院では通しておるというようなこともあり、この点を一つ研究して頂いて、余り無條件でどんどん通さないように、その点を一つ研究して頂きたいと思います。
  38. 近藤英明

    参事近藤英明君) 只今面会の問題につきまして、以前面会所ができました当時、ここで一應お話が出まして、衆議院はあのときから非常に嚴重制限されまして、前回面会所以外ではいたさない、内部では各党にある程度記章を出しておりますのでそれ以外は入れないということを嚴重にお取扱いになつております。こちらはいかがにしようかということを、ここで御協議いたしましたが、こちらは衆議院と比較しまして、議員数が少い関係で、必ずしもそうはいかないから、いろいろ面会される方の手も足らないという点があるから、衆議院通りには行かないが、こちらも相当しめて行こう、併し各党の都合もあるから各党においていろいろ自粛するよう方法を考えようということで、成るべく面会所面会する、止むを得ない者は入れるという申合せが当時あつたように思つております。併し事実は前國会あたりから相当多かつたかと思いますし、今日ではだんだん殖えております。但し申合せ直後は相当減つておりましたが、併しだんだん殖えて参りまして、今後あれに輪を掛けて、あの調子で参りますと、事務局は音を上げてしまうわけでありまして、できますればこの次の國会あたりで、もう少し何とかするという方法で皆樣の御申合せができれば、事務局は非常に助かるのであります。
  39. 小林英三

    小林英三君 それから承認されに人事の問題ですが、佐々木さん並に共産党の方からの申出は、結局この部内の人を頼もうと思つておる。こういうふうに進めたいというのが大部分の希望ようでありましたし、尚又現在おられる方々の進んで行かれる目標になるのじやないかと思います。今まで例えば何々部長とかいうような人は、殆んど輸入といいますか、いろいろのことをやつておられるというところに原因があつたのじやないかと思いますが、今後は一つなるべく輸入ではなくして、中の皆樣方を引上げるという線で、事務局で考えて頂きたいということをお話し申上げる次第であります。
  40. 高田寛

    理事高田寛君) 外に御発言ございませんか。それでは本日はこれを以て閉会といたします。    午後一時五十五分散会  出席者は左の通り。    理事            川村 松助君            平岡 市三君            大隈 信幸君            高田  寛君    委員            島   清君            下條 恭兵君            中村 正雄君            山田 佐一君            門屋 盛一君            小林 勝馬君            鈴木 順一君            藤井 丙午君            小川 久義君   事務局側    参     事    (事務次長)  近藤 英明君    参     事    (委員部長)  河野 義克君    参     事    (会計課長)  清水  齊君   法制局側    参     事    (第二部長)  寺光  忠君