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門屋盛一君 大体私は結論的に申上げまして、今回の
議員派遣は必要止むを得ないものと認めます。それはなぜかと言いますと、今
板野議員もおつしやるように、ここに今一回に纏めますと非常に
記憶にも困難するくらいなことに
なつておりまするが、大体において、多少新らしいものもあるようですが、第四
國会の終り頃にこの
運営委員会に出されて、この
議員派遣については第四
國会において相当にもう
審議されておるものが大部分のように
記憶を喚び起しております。そこで必要なものではあるが、
予算の面との
睨み合せということもこれは考えなければならんことでありますが、必要であるならば
予算の方は何とかやり繰りのつく範囲において実行すべきことであると、但し今の
委員部長の読み上げられまする中に、非常に一班の
人数が多過ぎるようなところもあるように思うのです。これらの点は一
應本会議で
承認を取
つた後において、
議長と
委員長とのお打合せによりまして、例えば一班五人のところを三人くらいで行くとか、
日にちの方も、十日間の予定を組んでおる
委員会があれば一週間につめて貰うとか、或いは八日間につめて貰うとか、要するに
人数と
日にちの方を能率に
差支ない
程度に縮めて貰えば
予算も相当節約できるのではないか、これらのことは
委員長と
議長との御折衝に一任しまして、総括的にこれは
承認すべきものであると、私はこういうふうに考えるのであります。
それから今後の
議員派遣に関する
基準を決めるということは、これは非常に大きな問題でございます。
板野議員の御
著眼には賛成いたしますけれども、今第四
國会以來すでにこの
委員会が
審議をしておりますところの今回の
議員派遣にそれを当て嵌めるということは、事実困難でありますので、今後においてその
制度或いはそういうことをやるということは大いによいことと思います。結論において私は
承認すべきものと思います。