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1949-04-05 第5回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十四年四月五日(火曜日) 午前十時五十一分
開議
出席委員
委員長
辻 寛一君
理事
飯塚 定輔君
理事
松井 政吉君
理事
田島 ひで君
理事
大西
禎夫
君
宇野秀次郎
君
大和田義榮
君 高塩 三郎君
松本
善壽
君 土井 直作君
神山
茂夫君 浦口 鉄男君 山手
滿男
君 石野 久男君
出席國務大臣
逓 信 大 臣
小澤佐重喜
君
出席政府委員
逓信事務官
(
郵務局長
)
小笠原光壽
君
逓信事務官
(
主計課長
)
横田
信夫君
委員員外
の
出席者
逓 信 次 官
鈴木
恭一君 專 門 員 吉田
弘苗
君 專 門 員 稻田 穰君 四月五日
大西禎夫
君が
理事
に追加当選した。
—————————————
四月二日
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
世耕弘一
君
紹介
)(第八四号)
中村郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
多田勇
君紹 介)(第一二七号)
赤井郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
江花靜
君紹 介)(第一三三号)
歌垣郵便局
に
電信電話事務開始
の
請願
(
井上良
二君
紹介
)(第一四五号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
武藤嘉一
君
紹介
)(第一五九号) 同(
山口好一
君
紹介
)(第一六〇号)
簡易生命
保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(淺
香忠雄
君
紹介
)(第一八一号) の審査を本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した事件
理事
の互選
逓信行政
に関する
説明聽取
—————————————
辻寛一
1
○
辻委員長
これより
会議
を開きます。 お諮りいたしますが、昨日の
議院運営委員会
におきまして、各
委員会
の
理事
を一名ずつ増員することに決定いたしましたが、
理事
の選任はいかがな
方法
にいたしましようか。
宇野秀次郎
2
○
宇野委員
理事
は
委員長
において御指名あらんことを望みます。
辻寛一
3
○
辻委員長
宇野
君の動議に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
辻寛一
4
○
辻委員長
御
異議
がなければ、
大西禎夫
君を
理事
に指名いたします。
—————————————
辻寛一
5
○
辻委員長
次に
逓信行政
について当局より
説明
を聽取いたします。
逓信大臣
はただいま参議院の方に参
つて
おりますので、終り次第こちらへ出席いたします。御了承願います。
鈴木恭一
6
○
鈴木説明員
まず
逓信省
の
所管
の
予算
の
概要
を御
説明
申し上げ、さらに
今期國会
に
提出
を予定せられます
法律案
の
内容
を
概略
御
説明
申し上げまして、
事業全般
の御
説明
にかえたいと任じます。お
手元
に大体予定されておりまする
予算
の
概要
をお届けしてございますが、
一般会計
の分につきましては、間に合いませんので、出してございません。
一般会計
の
所管
の
予算
といたしまして
歳出
は総額が四十二億九千百余万円であります。その内訳は大体六項目にわかれてございます。 第一は
逓信省
の
基幹職員
に必要な
経費
でございます。これに約百万円計上いたしております。これは
郵政
、
電氣中心両省
の分割を
見込み
まして
大臣
のお二人分の給與、廳費等を一人分全年、一人分は十箇月、これを要求いたしております。 第二は
航空保安施設
の
維持運営等
、これに関連いたしまする
施設
の
整備改善
に必要な
経費
でございまして、一億九千六百万円余を計上いたしております。このうちで
施設
の
整備改善
に要する
経費
は九百万円余でございます。 第三は
電波
の
監督行政
並びに
電波
の檢査、監視、
標準測定
などの
施設
の
維持運営
及び
整備
に必要な
経費
でありまして、これに十億二千四百万円余を計上いたしました。このうちで
施設
の
整備
に要する
経費
は一億五千五百万円余でございます。 第四番目は
臨時物資需給調整法
に基きまして、
逓信省関係物資
の
割当事務
を行うための
経費
といたしまして、五百万円余を計上いたしました。 第五は
文官恩給
、
文官遺族扶助料
、
外國人恩給
などの
支給所要額
でございますが、二十九億九千百万円余を計上いたしております。 第六は
簡易生命保險
の被
保險者
の戰死による
保險金
の
支拂い
を補償するため、必要な
経費
といたしまして七千二百万円余を計上いたしております。 なお御参考までに
逓信省所管
の
一般会計歳入金
の大要を申し上げますと、
印紙収入
におきまして六十七億四千五百万円、雑
収入
で二千万円余でございまして、
合計
六十七億六千五百万円余と
なつ
ております、 その次に
通信事業特別会計
の
歳入歳出予算
でございます。これはお
手元
に刷りものを差上げてございますが、一両日前
政府
から提案いたしておりまする
通信事業特別会計法
の一部を
改正
する
法律案
によりまして、
勘定
を
二つ
にわけてございます。
郵政勘定
におきましては、
歳入歳出とも
に四百八十一億七千六百万円でございます。
電氣通信勘定
におきましては、
歳入歳出とも
に四百六十五億九千三百万円余でありまして、この両
勘定
は、
郵政省
と
電氣通信省
が
設置
せられます場合に、それぞれ
郵政事業特別会計
、
電氣通信事業特別会計
の
予算
となるべきものであります。
郵政勘定
の
歳入
は、
事業収入
におきましては、
業務収入
が四百九億三千百万円余と、
事業整備
の建設に関する
預金部特別会計
その他の
分担額受入れ
が五億円、
会計
いたしまして四百十四億三千百万円余でありまして、これに
事業外収入
六十七億四千五百万円余を加えまして、
総計
が四百八十一億七千六百万円余に
なつ
ておるのでございます。これに対しまして
歳出
は、
事業支出
といたしまして、
事業費
が三百九十五億四千二百万円余、
事業外支出
が六十七億四千五百万円余、
予備費
が十八億八千九百万円余、これを
総計
いたしまして四百八十一億七千六百万円余となりております。以上の
業務収入
には
郵便料金
の値上りによる
増収額
の四十八億五千六百万円余を含んでおるのでございます。
逓信省
で
所管
いたしまする
事業
のうちで、
郵便
以外の
事業
は、
経費
の
合理化
に努めました結果、
現行料金
をすえ置きまして、
採算
のとれる
見込み
がついておるのでございまするが、
郵便事業
につきましては、極力
経費
の
合理化
をはかつたのでございまするけれ
ども
、
採算
の
見込み
が立ちませんので、やむを得ず
料金値上げ
を実施いたしまして、
独立採算
をとる
方法
をとつた次第でございます。 次に
電氣通信勘定
は、
事業収入
におきましては、
業務収入
三百二十億四百万円余と、
事業設備
の
建設財源
といたしまして、公債の
受入れ
が百二十億円、それと
終戰処理費
から参りまする
設備負担金
の
受入れ
が、二十五億八千九百万円余、これを
合計
いたしまして百四十五億八千九百万円余でありまして、
総計
いたしますると、四百六十五億九千円百万円余となるのでございます。 これに対しまして
歳出
は、
事業支出
におきましては、
事業費
四百十三億円の方へ繰入れるものといたしまして四十四億四千三百万円余を計上いたしております。これを合せまして四百五十七億四千三百万円で、これと
予備費
の八億五千万円とを合せまして、
総計
が四百六十五億九千三百万円余となるのでございます。 次に
簡易生命保險及び郵便年金特別会計歳入歳出予算
でございますが、これは
保險勘定
におきまして
歳入
が二百三十六億三千万余でございます。
歳出
は百十一億九千百万円余、差引いたしまして
歳入歳入超過額
が百二十四億三千九百万円余、
年金勘定
は
歳入
が九億七千五百万円余、
歳出
が三億三千五百万円余、
差引歳入超過額
が六億四千万円余に
なつ
ております。
保險勘定予算
について申しますると、
歳入
は
新規目標
を十五億として
見積
りまして、
歳出
は
新規目標
を二十億として計上いたしておりまするので、千万円に比較いたしますると、十五億五千七百万円余の不足となるのでございます。しかしながら
実行目標
といたしましては、
歳入
の
新規目標
を二十億といたして実施するのでありまして、二十億円の
目標
が達成されますと、
責任準備金
を満たしまして、なおかつ三億六千二百万円余の余裕を生ずるのであります。これは別途
準備金
として積み立てられることになるのでございます。これに反しまして
目標
が十五億円しか達せられないというような場合は、
募集関係
の
比例的経費
が十億九千五百万円余不用となりますので、
責任準備金
が四億六千三百万円
余不足
となるわけでございます。
年金勘定
は
歳入超過額
をもちまして
責任準備金
六億三千五百万円余を充当いたして、なお四百万円余を別途
準備金
に充てることができることに
なつ
ております。
最後
に
行政整理
につきまして申しますと、
人員整理
は
経費節減
の中心問題でございますが、
逓信省所管
の
業務
は
通信事業特別会計
はもちろん、
一般会計
におきましても、
航空保安
の
業務
は直接
連合軍
に
関係
するものでありますし、また
電波監督
の
業務
の
相当部分
は、
國際條
約の制約を受けて参つている特殊の事情もございまして、
予算
の面におきましては、一律に二割、三割といつたような
整理
を行うことが事実でません。でき得る限りその
整理
の趣旨に沿うことにいたしたのでございますが、
一般会計
におきましては、
航空保安廳
は
航空基地
の
派遣要員
、あるいはラジオ、
ビーコン要員
、
航空燈台要員——
これは
整理対象外
にいたしてお二割を減らしております。
本部要員
はもちろん三割を
減員
いたしております。
電波廳
は
電波観測所
、
標準電波発射所要員
及び
無線施設
の
檢査要員
、これはまつたく現場の
事務
でございまして、また必要な
要員
がそこにぜひともいたしておりますが、その他は全部三割を
減員
することにいたしておます。
物資需給調整法
に基く
物資割当事務
に從事いたします
要員
につきましては、
事務
の減少をも考慮いたしますして、約七割を落としております。 次に
特別会計
について申し上げますと、
事業会計
におきましては、
人件費
も、
物件費
も、收入を確保し、
サービス
を維持するためには、その節減というものに
一定
の限界があるのでございます。ことに
通信事業
におきましては、今日まで
人員増加
の抑制に努力して参りましたので、
人員整理
の余地がきわめて乏しいのでございます。
管理要員
につきましては、もちろんある
程度
まで減ずることはできるのでございますが、
現場要員
につきましては、私
ども
といたしましては、
昭和
九、十、十一の最も能率の高かつた時代を標準といたしまして、定員を再檢討いたしましたので、その結果
通信事業特別会計
におきましては、三万八千名余の
減員
と
なつ
ておるのでございます。これを
勘定別
に見ますと
郵政事業
におきましては、
昭和
二十三年度
予算定員
に比べまして、一万八千名余の
減員
、
電氣通信事業
におきましては約二万名の
減員
を見ております。しかしながら
電氣通信事業
におきましては、一面に
警察電話
あるいは
増接続電話等
の
新規事業
が
政府
の
事業
に
なつ
て参りますので、これに應じますためには、増員が九千五百名ばかりあるのでございます。 以上をもちまして、
昭和
二十四年度の
逓信省所管
の
歳入歳出予算
の
概要
を申し上げましたのでありますが、本年度の
予算
は、申し上げるまでもなく、経済九原則の線に沿いまして、
健全財政
と
独立採算制
、この確立を期するために、
歳出
の面につきましては、相当節減いたしておりますことは申し上げるまでもないのであります。しかしながら
予算
の使用にあたりましては、
経費
の
効率的使用
と、冗費の節約をいたし、できる限り
サービス
の向上をはかりまして、この難局を切抜けたい、
経済復興
に資することにいたしたいという
考え
を持つておる次第でございます。 次に、
今期國会
に
提出
を予定いたしております
法案
の
概要
を、簡単にお
説明
いたしたいと存じます。お
手元
に第五回
國会提出予定法律案等一覧
がございますが、これを順を追いまして、簡単に御
説明
いたしたいと思うのでございます。 すでに閣議の決定を見まして、
目下司令部
の承認を求めつつある
法案
といたしましては、
簡易生命保險法案
と
郵便年金法案
がございます。これは
全文改正
でございまして、新
憲法下
に即しますために、両
法案
を根本的に改めておるのでございます。
内容等
につきましては、後日に譲ることといたします。この
法案
によりまして、
簡易保險
におきましては、從來二万五千円を
最高額
としておりましたものを、五万円といたし、
郵便年金
は二万四千円でございましたが月一万円の、十二万円の制限を置くことにしておるのでございます。 なお
今期國会
に
提出
を一應決定されておりますものといたしましては、
郵政省設置法
の一部を
改正
する
法律案
、
電氣通信省設置法
の一部を
改正
する
法律案
、
郵政省設置法
及び
電氣通信省設置法
の施行に伴う
関係法令
の
整理等
に関する
法律案
、この一、二、三に、御案内のような
行政機構
の
簡素化
の方針に則りまして、十二月の
國会
に御
審議
をいただきまして成立いたしております
郵政省
、
電氣通信省
の
内容
の機構を
簡素化
いたしますために、目下
政府
におきまして
審議
いたしておる問題でございますから、不日これが
提出
さるることに相なることと存じます。なおこの第三番目の
関係法令
の
整理等
に関する
法律案
は、両省にわかれますために、いろいろ他の
関係法令
の文字その他を改めなければならない
事務
的な問題でございます。 四番目の
郵便法等
の一部を
改正
する
法律案
、これはただいま
予算
の際に申し上げました、
料金
の
改正
をいたしたいと存じます
改正法律案
でございます。 その次に
郵便物運送委託法案
、これは先般通過いたしました
郵便法
におきまして規定されておのでございまして、
通便物
を運送いたしますいわゆる逓送の問題でございますが、これは
法律
によつて行われることに
なつ
ておるのでございます。
從來鉄道船舶郵便法等
がございまして、一應の
法律
はあるのでございますが、これがすでに古く、かつその範囲も制限されておりますので、廣く
郵便
を輸送いたします場合の事柄を規定いたします
法律案
でございます。 第六番目は
郵便切手賈
りさばき所及び
印紙賈さばき所
に関する
法律案
、これも先般成立しておりまする
郵便法
に則りまして、
法律
の定むるところにより、この
賈さばき
の
事務
をいたすことになるわけで、これに関しまする
法律案
でございます。 次は
電信電話料金法
の一部を
改正
する
法律案
、これは
警察通信
の補修を現在
逓信省
が委託されてやつておりますので、これに対する專用料の問題でございます。これはきわめて安きに失すると思いますので、これを
一般
と比較較量いたしまして、適当な
料金
を算定いたしたいと存じ、この
改正
をいたしたい所存でございます。 第八番目は
航空保安施設
の
設置
及び管理に関する
法律案
でございます。ただいま
逓信省
におきまして、
航空保安部
が実施いたしておりまする
航空保安
の問題は、これは御案内のように、主として
進駐軍
その他の
航空
に必要な、あるいは飛行場であるとか、
航空路
であるとか、
航空燈台
、
ビーコン
、
航空無線
、こういつた
仕事
をいたしておるのでありますが、
航空法
が一應効力をストツプいたしておりまする今日といたしましては、
航空保安
の
仕事
に対しまして、
一定
の法規、基準を必要といたしますので、この
法案
をお願いいたしたいと存ずるのでございます。 九番目は
郵便貯金法
の一部を
改正
する
法律案
、これにはいろいろ
内容
がございまするが、この
法律案
は今まだ
審議
の途中でございまして、あるいはこれは
今期國会
には
提出
が間に合わないかもしれないと
考え
ております。 十は
郵便貯金法
に基いて
取扱
う
國債証券
その他の
証券整理
に関する
法律案
でございます。現在
逓信省
は
國債
その他の
証券
の保管を委託されているのでございまするが、これの
処置等
に対しては、いろいろ要求もございまするし、私
ども
といたしましても、きわめて少額な
証券等
の
処理等
につきましては、処理上も手数がかかりますために、場合によりましては、これを賣りさばきする
方法
もこの際としては適宜な処置ではないかというふうに
考え
られますので、この
法案
をお願いいたしたいと存じます。 十一の
郵便為替法等
の一部を
改正
する
法律案
、これは実は
外務委員会
の方で御
審議
と存じまするが、今度
郵便為替
、
郵便振替
に関する約定に加入する御承認を得ているのでございます。この條約に加盟いたしまする際、
料金
の問題につきましては、これに
郵便法等
の中にも規定されておるのでございますが、條約
関係
の
料金
につきましては
一定
の限度がございますので、その限度の範囲内において、
法律
の委任によりまして、特に
法律
によらなくてもよろしいというようにいたしたいと思う次第でございます。この十一の諸
法案
は、ぜひとも私
ども
としては御
審議
をお願いしたいのでございます。 なお
大藏省関係
から
提出
されるものといたしましては、
郵政事業特別会計法案
、
電氣通信事業特別会計法案
、
郵政事業特別会計
法及び
電氣通信事業特別会計法
の施行に伴う
関係法令
の
整理等
に関する
法律案
、この三つは、六月一日に
郵政省
と
電氣通信省
がわかれますと、当然その
会計
も
二つ
にわけなければなりませんので、現在の
通信事業特別会計
が
二つ
にわかれる
法案
でございます。 第四の
通信事業特別会計法
の一部を
改正
する
法律案
は、昨日あたり提案されたと思うのでございますが、先ほど
予算
のときに申しました
郵政勘定
と
電氣通信勘定
を設ける
法律案
でございます。 大体今まで予定いたしておりまする
法律案
の
概要
をここに申し述べた次第でございます。
松本善壽
7
○
松本
(善)
委員
ただいま
次官
から
事業概要
と
会計状況
の
一般
的な御
説明
を願いましたが、
通信事業特例会計
の
郵政勘定
、この
勘定科目
の第二枚目の
最後
において、
歳出
の
合計
が四百八十一億、それからその上におる
予備費
がそれに対して十八億というこのパラレルを
考え
てみますとき、
歳出
における
合計
の
内容
を
考え
てみますと、
ちよ
つとふに落ちない点がありますが、
予備費
というものは、どうしてこういう
数字
ができて、かつまたどういうようなものを
内容
とするかということがおわかりであれば、
簡單
に御
説明
願いたい。
横田信夫
8
○
横田政府委員
お話のごとく、
郵政事業
におきまして、全体の
歳出
に対して通り抜け
勘定
を除いたものと、この
予備費
に上
つて
いる金額との間に相当不均衡がありまして、
予備費
は多額に
なつ
ておりますが、これは実は先ほど
次官
から御
説明
いたしましたように、
簡易生命保險特別会計
におきまして、
歳入
におきましては
新規目標
を十五億として
見積
つて
おります。この
新規目標
の十五億と申しますのは、第一回の
保險料拂込み
の全額をそういうように
見積
つて
おります。 これは
歳入
においては非常にかたく
見積
る。しかしわれわれの
募集目標
におきましては、二十億円の
募集目標
の達成が可能であると信じております。また
新規目標
を二十億円とすることによ
つて
、初めて
保險会計
も
独立採算制
が可能であるわけであります。そういう
状況
でありますが、しかし
歳出
におきましては、
保險
の
業務取扱費
を全面的に本
予算
の中へ盛り込むことは危險性があるというので、三分の二の
経費
を
手術費
の中に
見積
つたわけであります。そのため、この
予備費
の十八億のうちには、約十七値二千万円という
保險
の
取扱事業費
の三分の一を含めております。從いまして、
保險募集目標
がどんどん進行して行くということになれば、これを
予備費
から解除してもら
つて
、
保險
の
業務取扱費
にあけて行くというように
考え
ておりますので、
あと
の約八千万円
程度
が
ほんとう
の
予備費
であるというぐあいに
なつ
ております。
松本善壽
9
○
松本
(善)
委員
大体
概略
はわかりましたが、その
予算
の
予備費
に対する
収支バランス
について、また
収入
の目途と実際の方向とをよくにらみ合せてやられんことを望みます。 次に現在
郵便事業
として、
対外関係
では
進駐軍関係
の
郵便
も扱うことを許されていると思うのでありますが、現在の
進駐軍
に関する
郵便物
の
扱い件数
、あるいは今後における
収入
の
見込み——
これはあるいはこの
科目
には組まれていないように
考え
ますが、その点の御
回答
を
簡單
に願いたいと思います。
小笠原光壽
10
○
小笠原政府委員
進駐軍関係
の
郵便物
はきわめて例外的な場合に非常にわずか
取扱
つて
おります、從いまして、それに対する
経費
というものは、ほとんど問題にならない
程度
でございます。
松本善壽
11
○
松本
(善)
委員
それに関連しまして、今後の見通しについては、どういう
考え
を持たれるかという点を伺います。
小笠原光壽
12
○
小笠原政府委員
今後におきましては、特にそれが増大するということは、ただいまのところ
考え
ておりません。
松本善壽
13
○
松本
(善)
委員
了解しました。
神山茂夫
14
○
神山委員
いつも一言ずつ言うようでいやだけれ
ども
、今聞いていると質問したくなるので、質問します。まずお願いしたいことは、今の
予算
の
概要
、これでは
ほんとう
のことは、何にもわからないということです。だからすでに
國政調査
のこともきめてありますし、
ちようど大臣
も見えているので、この
概要
なり、あるいは
特別会計
のこういうものが出て來る根拠のこまかな
数字
を、ぜひ
委員会
に
提出
してわれわれに見せてもらいたい。これを
大臣
にお願いしておきたい。 その次に、今の
次官
の
報告
は文字通り
概要
なんで、今日ここで論爭するつもりも全然ありませんし、本格的に質問する氣もないのですが、今度の
行政整理
を行うという点について、この間
松本
君が聞いて、
逓信大臣
に
ひじ鉄砲
を
食つて
、あの
概要
がわかつたのですが、これを現在
逓信省
が特に取上げている
通信復興
との
関係
、これがどうなるかということについて、もうすでに成果があることと思うので、ごく大まかでいいから今日はそれを聞きたい。私たちの
考え
では、今までの
予算
でもすでに
通信事業
はこうや
つて
崩壊して行
つて
いるのに、今年度の
予算
では全面的に壊滅するほかはないのではないか。そのこまかな
数字
やデーターについては、
あと
でこの
委員長
で十分論議したいと思いますけれ
ども
、今の
報告
を聞いただけでも、その点がたいへん心配になるし、当
委員会
としては、そのために特別に
國政調査
など重要な要項とした点もありますから、一應この点についてお聞きしておきたいと申します。 それからこれは
政府委員側
でも非常に
関心
を持
つて
おる問題と思うからお聞きするのですが、
大藏省預金部
の
特殊金融課
で運用している例の
貯金
や
保險金
の資金を
逓信省
へ移管して、さらにこれを地方に返還するということが、非常に
一般大衆
の
関心
に
なつ
ている。しかもこれはたくさん
請願
が出ている。この問題について
政府委員
、特に
大臣
はどう
考え
ておるか。またこれについて実際に折衝を行
つて
おるかどうかということをお聞きしたいと思います。 それから
警察電話
の移管が問題に
なつ
ておりますが、これには実際どの
程度
の
人員
や
予算
をあなた方は用意しておられるか。この点をお聞きしておきたいと思います。
最後
に小さいことですが、今の
報告
の中にも
進駐軍関係
の
仕事
を主としている
航空保安廳
あるいは
航空保安部
の問題が出ましたが、ここの
仕事
は本
來逓信省
でやるべき
仕事
なのかどうかという点について
政府委員側
の見解を聞いておきたいと思います。ごく大まかに数えて五つありますけれ
ども
、これだけについて御
回答
を願いたい。 さらに希望ですけれ
ども
、一番初めのときから
法案
を早く出してもらいたいとお願いしておいたのでありますが、きよう打
合会
だというのでのんびり出て來たところが、いきなり一束ぶつけられるということでは、まことに
委員諸君
も迷惑だと思います。
あと会期
も短かいし、現在
審議
中の問題についても要綱だけでも早く本
委員会
に
提出
されて、
委員諸君
も十分勉強して、
政府側
とも、
十分意見
を闘わし、
意見
の違いは違いとして、また決定すべきことは一日も早く決定する。そういうふうにしてもらいたいと思います。ですからこれは
最後
に
言つた点
を含んで、
十分委員会
をうまく運営するように、
委員長
から
大臣
に一本くぎを刺しておいていただきたいと思います。
小澤佐重喜
15
○
小澤國務大臣
お答えします。第一の問題は非常に大きくて、どこを
神山
君がお尋ねになろうとするのか、
ちよ
つと見当がつかないのですが、大体
予算
の
編成方針
が、先ほど
次官
がお話したように
独立採算制
、それから出費の
節約
ということに非常に力を入れておりますから、
從つて
われわれの
逓信事業
の本來のあり方であるべき、たとえば
建設事業
において、当時四百二十数億というものを
事務
的に予定しておつたのです。そういうものが、今お話したように百二十億、それから
損益勘定
から四十五億、それから
進駐軍関係
から二十五億
合計
百九十億
程度
に
節減
されておりますから、今年度の
建設事業
においてまさに
神山
君の心配するような状態でありますけれ
ども
、他の各省の
建設事業
に関する振合いから見ますと、
逓信事業
は相当がんばつたつもりであります。 それから
郵政事業
の値上げも、元來われわれはしたくなかつたのでありますが、ただ今申した通り、
人件費
だけではこれを生み出すということは困難であるばかりでなく、かりに
行政整理
をしましても、初年度においてはそう黒字にはならぬのでありまして、平年度から多少それが黒字に
なつ
て來ますけれ
ども
、初年度は黒字にならないということから、どうしても
郵便料金
の望まない値上げをしなければならないという状態に
なつ
たのです。しかし前会にもお話しました通り、できるだけ大衆的な利用度の多いはがき等は、現状のまますえ置きたいという見地から、はがきは現状維持、その他の
郵便物
は五割ないし五割八分値上げいたしました。これは
法案
を出したとき、詳細に御
説明
いたしたいと思います。 それから
保險及び郵便年金
の資金の運用の
所管
の問題ですが、これはわれわれといたしましても、あるいは全逓といたしましても、全國特定
郵便
局長の会としても、いずれも、どうしてもこれは
逓信省
で運用することによ
つて
その趣旨が全うできるのだ。すなわち
神山
君の
考え
ておるような方向に進むことを、あらゆる階層で要望いたしております。
從つて
私といたしましては、今までは大体武藤政務
次官
にこれを專属にや
つて
もら
つて
、
関係
方面あるいは大藏省の当局と交渉して参つたのであります。結論において、
関係
方面の指示が原因で大藏省に移管されたのでありますが、
関係
方面の意向も、まず日本
政府
が一本に
なつ
て來い。一本に
なつ
て來てから、適当に考慮しようというような意向がうかがわれるのであります。
從つて
これは
政府
部内の問題になりまするが、大体今までは
予算
の編成その他
行政整理
という大きな点だけが、
政府
部内で盛んに論議されて参りましたので、この問題にまで触れませんでしたが、一應
予算
も済みましたので、速急にいわゆる政治問題としてこの問題を扱
つて
、そうして今御希望せられる趣旨の、
逓信省
に運用方を還元するという
方針
を、近いうちに実現したいと
考え
ております。
神山茂夫
16
○
神山委員
ちよ
つと今のところに関連して一言言
つて
おきたいのです。大分
大臣
親切に答弁しようと思
つて
少し氣をまわし過ぎているようですが、私の言
つて
おる
予算
の問題は、まだ
料金
の問題に触れていないのです。あなたの言われた趣旨は了解しますけれ
ども
、私のお願いしましたのは、
予算
のこまかな
数字
を出してもらいたいということで——これはあなた方もぜひ、骨折
つて
もらいたい。この大まかな
数字
では何もわからない。こまかな微に入り細をうがつたものを全部出してもらいたい、これを私はお願いしたわけですから、この上で
意見
の違いや論議すべき点があれば、それはゆつくりやりたいと思うのです。 それから
行政整理
に伴
つて
逓信事業
の復興の問題については、私たちも
ほんとう
に重大な
関心
を持
つて
おる。
逓信省
関係
は他の省に比べれば、ある
程度
いいところがあると
大臣
が言われる。まことにけつこうだけれ
ども
、しかし
ほんとう
に今の状態を復興するのに、どの
程度
まで役に立つかと
考え
ますと、まだまだ足りない点が多い。この問題はまだ論議したいと思いますから、今は、この点については、
大臣
の答弁で了解します。 それから例の
大藏省預金部
の
逓信省
移管の問題ですが、この点については、今まで武藤君が折衝していて、その労は多としますけれ
ども
、これはぜひ
大臣
、自分が乗り出して、そうして
政府
部内の折衝で、大いに心臓振りを発揮して、いいところをや
つて
もらいたい。この点については全逓はもとより他の地方からも要望が出ておりますから、逓信
委員会
としても全力をあげて
処理
したいと思う。この点については
大臣
自身が早急に解決されるように、特にお願いしたいと思います。
あと
の問題はまた
政府委員
からお願いしたいと思います。
横田信夫
17
○
横田政府委員
警察電話
と増接続電話につきまして、
予算
的にどう
見積
つて
おるかというお話がありましたが、増接続電話の
現場要員
といたしましては約四千百名、
警察電話
の
現場要員
としては約二千五百名、これを新規の人間として要求いたしております。しかしこれに伴
つて
また
管理
職員なり中央の
関係
職員もいるものでありますから、それを加えますと、約七千八百人の人間をこの
予算
で要求いたしております。
経費
といたしましては
警察電話
におきまして四億七千万円、それから増接続におきまして五億八千万円
経費
を要求しております。これは両方とも新しく接収されてわれわれの方でや
つて
行く
仕事
でありますので、この警察、増接続とも、この新しき
収入
で大体
経費
はまか
なつ
て行く。こういうことで組んでおります。そこで先ほど
次官
から話がありましたように、
警察電話
につきましては非常に現在の電話
料金
が安い。
一般
の專用線に比べて約十分の一
程度
に
なつ
ておる。こういうことでありますので、これは別途また先ほど申しましたように、成案が、できまして、
関係
各省との折衝が済みましたならば、この
料金
の
警察電話
を十分に保持し、十分に能率を上げ……。(
神山委員
「上げなくてもいいよ」と呼ぶ)上げようとするならば、それだけの
経費
がいる、そういうところから、この
料金
が非常に安過ぎるということで、
法案
が別途出れば、この
予算
もかわ
つて
來る。それはただいまこの
予算
には組んでおりません。
神山茂夫
18
○
神山委員
航空保安廳
の問題はお答えにならなかつたのですが、お答えにくいかもしれないが、もし答える氣があつたならば、
あと
で答えてもらいたい。
終戰処理費
から出ておるならば、出ておるということを、はつきり申してもらいたい。
横田信夫
19
○
横田政府委員
航空保安部
の
経費
につきましては、
航空保安部
の本部におけるごく少数の部分が
一般会計
から出ておりますが、
あと
は
仕事
の大部分が
航空保安
でありまして、飛行機としては日本のは飛んでいないのであります。そういう
関係
もありまして、ほとんど
終戰処理費
から出ているということであります。
神山茂夫
20
○
神山委員
今の答弁で、ますます先ほどから私お願いしておる
予算
のこまかな
数字
が必要になると思う。これを早く見せてもらいたい。それから
警察電話
の
受入れ
に対しまして、私たちは大いに
意見
があるのですから、
あと
で十分論議しなければならないと思う。私がさつき途中で相の手を入れて、そんなのはどうでもいいということを言つたけれ
ども
、それは現在の日本の治安状態が、どう
なつ
てもいいということでは、断じてない。治安は、維持されなければならないが、現在の政治的な動き全体を見る場合に、
警察電話
の動きが、か
つて
特高が專用電話を持
つて
おつたと同じように——小澤君がいるから大丈夫だろうけれ
ども
、そういうふうに
なつ
てはならないと
考え
ます。それと官吏の
人員
その他について、私
ども
は全然別の見解がありますけれ
ども
、この問題はこれ以上論議することはやめて、一應今の
政府委員
の答弁で、今日のところは了解するということにしてけつこうですから、私はこれで質問を打切ります。
大和田義榮
21
○大和田
委員
通信事業特別会計
郵政勘定
における局舎の
建設
経費
、これは何に多く使われるのか、その点についてお伺いいたします。 次には第五
國会
に
提出
の予定に
なつ
ております六の
郵便
切手賣さばき所、印紙賣さばき所、これが要綱にあるようでありますが、結局は漠としてわからない、何か第二要綱の二に(い)として書かれておるようでありますが、これにつきまして見ますと、
郵政
大臣
において、
一般
の需要を満たすにたる数量の
郵便
切手類及び印紙を買う者というようなことであります。この記載によ
つて
常識的には
郵政
大臣
がやるのであるが、その基準等がありますれば、それを一つお尋ねしたいと思います。
最後
でありまするが、ただいま
神山委員
の
意見
があつたように、最も大きい問題は、
独立採算制
の上に
関係
のある、社会的に要望しております
郵便年金
、
簡易保險
の融資のことであります。重ねてこれを特に
大臣
にお力添えを願いまして、実現せられるように特段の御配慮を願いたいと思います。
横田信夫
22
○
横田政府委員
第一の御質問は
郵政勘定
におきましての局舎の
建設
経費
十三億がどういうところに使われておるかという御質問のように伺いましたが、これはこの十三億のうち五億というものは、
郵便
直接でなくして、
保險
とか
貯金
とか、そういうものの
事務
取扱
いのための
保險
支局、
貯金
支局、このほかの廳舎の復旧、それから老朽して非常に崩壊に瀕しておるこういうものの建直し、こういうものに使われる予定に
なつ
ております。
あと
の八億のうち五千万円を
予備費
にとりまして、七億五千万円で
郵政
関係
の廳舎を復旧する、新築する、こういうことであります。実は七億五千万円では、ただいま戰災後非常に復旧が遅れ、また手狭で困
つて
おる
郵政
関係
の廳舎を建て直すにつきましては、むしろ非常に
不足
な
経費
でありますが、両方合せまして坪数にしまして大体建物が二万八千坪ぐらいな予定に相
なつ
ております。
小澤佐重喜
23
○
小澤國務大臣
郵便
切子賣さばき所に関する
法律案
でありますが、これは先ほど
次官
も
ちよ
つと話しましたように、
郵便法
という
法律
が今実行されておるのです。
郵便法
では、特別の
法律
の規定で定めなければ、
郵便
切手などを賣らしてはいかぬということに
なつ
ておる。そこでこれは新しく
法律
によ
つて
郵便
切手その他はがきの賣さばき所を設けるという趣旨ではなくて、現在行われておるもののいわゆる法制統一であ
つて
、別に新しい
法律
によ
つて
郵便
切手類の賣さばき所を設けようというのではありません。この
郵便法
に合致するような法制の建前をとろうとするのが、この
郵便
切手賣さばき所の
設置
法案
であ
つて
、
從つて
この
標準
というものは、從來の
標準
で從來の店舗で賣らせることであります。 それから積立金の問題は今
神山
君にお話した通り、私自身もこれは一日もすみやかに
逓信省
に還元することが適当であるという強い信念を持
つて
おりますから、
あと
は力の問題でありまして、
神山
君は心臓が強いと言うけれ
ども
、あまり心臓は強くないのであります。その点は遅れるかもしれませんが、せいぜいやります。
飯塚定輔
24
○飯塚
委員
なお
大臣
にお願いいたしますが、予金部資金として出ている逓信
関係
の資金、それが今までどういう方面に多く使われているかということの資料をお願いいたします。
辻寛一
25
○
辻委員長
ほかに御質疑ございませんか。——御質疑もないようでございますから、本日はこの
程度
で散会いたします。次会は公報をも
つて
お知らせいたします。 午前十一時五十分散会