○
石井委員 ごの
懲罰事案の一番
中心点になるのは、林百郎君が
入江衆議院法制局長の四月十六日の
議院運営委員会におけるところの
應答を
歪曲をして本
会議に援用したかどうか、このことが
中心になろうと思うのであります。
椎熊委員に言わせますると、非常に
入江衆議院法制局長の
應答を
歪曲をしておる。林君は、ただその上に言辞の不足があつたので、決してそういう意思はなかつた。こういうふうに言われるのであります。そこで本日
椎熊並びに林両
代議士の
意見を聞いたのでありますが、なおこれについては、十九日における
椎熊代議士の
懲罰の
動議一切、並びに林君の
一身上の
弁明を詳細に聞かれておりますから、それの
速記録をひとつ取寄せてもらいたい。並びに
入江法制局長の
應答が本日一部資料として出ておるのでありますが、これは
入江衆議院法制局長の一部の
意見だけが抜粋されておるようなかつこうでありまして、大体本日これに関連したところの
質疑が一應網羅されませんと、
眞相が
はつきりわかりませんですから、その日におけるところの
質疑の
全般にわた
つて速記録をお取寄せを願い、そして
椎熊並びに林百郎君に対するところの、本日陳述されたことに対する十分な
意見、並びに
本人たちの
説明を求めまして、そしてこの
懲罰委員会を進めて行くことが、問題を多岐にわたらせたり、おるいは感情的に走らされたりしないで、非常にいい結果になろうかと思うのであります。問題はほとんど
速記録に盛られている問題でありまして、そういう
関係上、それらの
関係書類の御取寄せを願い、それを十分に
審査いたした上において、この
懲罰委員会を最も合理的に進めて行きたいと、こう思うのであります。そのため、本日はそれらの準備のため、この程度をも
つて散会され、そうして次回におきまして、材料を整えて、スムーズなる運行をはかられたいということを
発言いたします。