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川上委員 実際の仕事をしておられる
事務当局の方としては、これは困難なことである。何かしらぬが、そういかぬので、しようがない。こう承
つてよろしいのでありますか。
——これであなたの方のことはわかりましたから、あとは大臣に対する問題になりますので、その点はこれでおきます。
いま
一つだけ、
ちよつと簡単に聞いておきたいのは、これはあとで大臣にも聞きますが、
硫安生産について非常に誠意がない。これは、本氣にな
つておらぬという証拠は、新潟の東洋合成の問題でもはつきりと現われて來ておる。これは
商工大臣にはつきり聞かなければいけない問題でありますが、事務局の方もこれは
関係があると思いますから、
ちよつと一言だけ触れて御
意見を聞いておきたいと思います。あれは
生産管理だという名目のもとに、資材の配給をとめるということをや
つておるが、もしも当局でどうしても
肥料は二百万トン、これだけはいるのだというような誠意があるならば、ただこれは
生産管理だというりくつをつけたようなことで、あの
硫安工場集をつぶしてしまうというようなことはできぬと思う。何かの方法でこれは続けなければならぬということになる。しかもこの閉鎖は社長の一方的のやり方で、株式総会を開いてやるというけれ
ども、実際開いておりません。もう社長だけでちやんときめてしま
つておる。
工場閉鎖をや
つておる。そこで
労働者は自分みずから立
つてこの
生産を継続させるために闘
つておる。そうしたらこれは
生産管理というので資材の配給をとめてしま
つておる。これはりくつはいろいろありましようけれ
ども、
肥料の
増産にまことに誠意がない証拠です。いやでもおうでも
肥料をつく
つて食糧の自給体制を立てて、食糧の
輸入をできるだけ防ごうという誠意が
事務当局にあるならば、かようなことはできないと思う。それが行われておるのでありますが、これは一体どうお
考えになりますか。
商工大臣がいないから
政治的のことは知らぬとおつしやるかもしれませんが、事務局の方としてはどうお
考えになりますか。これだけ聞いておきたい。