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1949-06-01 第5回国会 衆議院 議院運営委員会 第48号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十四年六月一日(水曜日)     午後二時二十五分開議  出席委員    委員長 大村 清一君    理事 石田 博英君 理事 今村 忠助君    理事 佐々木秀世君 理事 田渕 光一君    理事 椎熊 三郎君 理事 林  百郎君       大石 武一君    岡西 明貞君       倉石 忠雄君    塚原 俊郎君       松井 政吉君    園田  直君       寺本  齋君  委員外出席者         議     長 幣原喜重郎君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 高田 富之君         議     員 玉井 祐吉君         事 務 総 長 大池  眞君     ————————————— 五月三十一日  國会法衆議院規則改正に関する件  院内秩序に関する件事  議員福利施設に関する件  議長諮問事件 の閉会中審査を本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  委員会運営に関する件     —————————————
  2. 大村清一

    大村委員長 これより会議を開きます。  本日は格別議案もないのでありますが、本日から休会に入りまして、継続町費をやることになつております。今後当委員会を開催します際の日取り等打合わせ願えれば、事たいへん好都合であると存じます。なお委員各位の方で何か議題をお持合せの方はこの際御提出を願いたいと思います。
  3. 椎熊三郎

    椎熊委員 別に議題というほどでもございませんけれどもゆうべ最終の本会議運営状況は、第五國会の末尾にああいう事態を起したということは非常に遺憾だと思います。われわれ議員も大いに反省しなければならぬと思うが、ゆうべ事態の根本の原因は主として議長の取扱いにいろいろ欠点があつたと思います。これらの点について、本会議散会後、野党は議長、副議長に面接を求めて、いろいろ意見の交換をいたしました。副議長におかれては不満足な点はあつたと思うが、必ずしも違法ではないという意見で、反省の考えもないことを遺憾に思います。もう済んだことは繰返して申しませんが、済んだ以上はお互い冷静に帰つて、今後の國会運営は絶対多数を與党が持つているから、そうむりをなさらんでもその目的は達するだろうと思います。もう少し議長において公平な見地に立、つてつていただきたい。それについてわが党では議長、副議長は神聖な地位にあられるから、一應党籍を離脱して、それはあるいは形式的なことになるかもしらぬが、形式的でも袴んとうに一党一派に遍しないという形にした方がいいではないか、こういう意見が非常に強いんです。何か適当の機会にそういうことを御進言申し上げたいと思つておりましたが、これは各党においてひとつ御研究を願いたいと思います。私どもはこの國会最終日にあたつて議長なり副議長のとつた態度を非常に遺憾に思うということを特に申し上げておきます。
  4. 石田博英

    石田(博)委員 私どもといたしましては、もちろんああいう混乱の形になつたことについては、決して満足を感じていないのであります。縫いまして運営上ああいう形にならないように、お互いに留意をしてもらいたいというふうには考えている次第であります。だから昨日のあの條件状況下にありまして議長のとられた態度はやむを得ないものであり、かつ合法的なものであると私どもは考えておりますが、将来の運営上にあたつて、ああいう混乱を惹起しないように運営してもらいたいという点においては、椎熊君の御発言異議はありません。  なお議長党籍離脱問題等については、いろいろ研究をいたして見たいと考えております。
  5. 大村清一

    大村委員長 それではこの訳はいつ、ごろ開きましようか。
  6. 寺本齋

    寺本委員 継続審査はありますが、済んだ直後で、各議員が國へ帰えるだろうと思いますから、しばらく間を置いて少くと事も十日か二週間くらい後にした方がいいと思います。
  7. 林百郎

    ○林(百)委員 今の発言もありましたが、七月初めごろはどうでしようか、長い期間の会期で各自仕事もたまつておりましようから……。
  8. 大村清一

    大村委員長 何か特別の事故のない限り、七月初めごろでよろしゆうございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。     —————————————
  10. 倉石忠雄

    倉石委員 きようこの運営委員会が済んだ後で、福利小委員会を開きたいと思いますが、これは過日申し上げておいたように、議員会館が次の國会から使われようというので、過般来の委員室の不足をこの際回復する必要があるという建前から、現在委員室の中に入つている專門調査員室、並びに專門調査に関する事務所等の一部を議員会館に移して、委員室を回復したいと思います。それから議員会館がいろいろ使われるにつきましては、食堂その他の設備と用意が必要であろうと思います。これなども運営委員会でおきめを願うわけでありますが、まだ具体的の福利小委員会の案ができておりませんので、一應その点を福利小委員会に御一任を願いたいと思います。
  11. 林百郎

    ○林(百)委員 それを請負わせる業者は全部届けさせて、われわれが一應檢討したいと思います。
  12. 大村清一

    大村委員長 ほかに議題はございませんか。——なければ本日はこれにて散会いたします。     午後二時五十一分散会