○
椎熊委員 別に
議題というほどでもございませんけれ
ども、
ゆうべの
最終の本
会議運営の
状況は、第五
國会の末尾にああいう
事態を起したということは非常に遺憾だと思います。われわれ
議員も大いに反省しなければならぬと思うが、
ゆうべの
事態の根本の原因は主として
議長の取扱いにいろいろ欠点があつたと思います。これらの点について、本
会議散会後、野党は
議長、副
議長に面接を求めて、いろいろ
意見の交換をいたしました。副
議長におかれては不満足な点はあつたと思うが、必ずしも違法ではないという
意見で、反省の考えもないことを遺憾に思います。もう済んだことは繰返して申しませんが、済んだ以上はお互い冷静に
帰つて、今後の
國会の
運営は絶対多数を
與党が持
つているから、そう
むりをなさらんでもその目的は達するだろうと思います。もう少し
議長において公平な見地に立、
つてや
つていただきたい。それについてわが党では
議長、副
議長は神聖な地位にあられるから、一應党籍を離脱して、それはあるいは形式的なことになるかもしらぬが、形式的でも袴んとうに一
党一派に遍しないという形にした方がいいではないか、こういう
意見が非常に強いんです。何か適当の機会にそういうことを御進言申し上げたいと思
つておりましたが、これは各党においてひとつ御
研究を願いたいと思います。私
どもはこの
國会の
最終日にあた
つて、
議長なり副
議長のとつた
態度を非常に遺憾に思うということを特に申し上げておきます。