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1949-05-22 第5回国会 衆議院 議院運営委員会 第41号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十四年五月二十二日(日曜日) 午前十一時四十分
開議
出席委員
委員長
大村
清一君
理事
石田
博英君
理事
今村
忠助君
理事
佐々木秀世
君
理事
田渕 光一君
理事
山本
猛夫君
理事
林 百郎君
理事
平川 篤雄君 岡西 明貞君
田中
元君
福永
一臣君
福永
健司君
田中
織之進君
松井
政吉君 園田 直君
神山
茂夫君 寺本 齋君
委員
以外の
出席者
議 長
幣原喜重郎
君 副 議 長 岩本 信行君 海外同胞引揚に 関する
特別委員
長 中山 マサ君
訴追委員長
中村
又一君 議 長 島田 末信君 議 員 石野 久男君 議 長 浦口 鉄男君 事 務 総 長
大池
眞君 五月二十二日
委員淺沼稻次郎
君及び
山手滿男
君辞任につき、 その
補欠
として
田中
織之進君及び
金子與重郎
君 の
指名
で
委員
に選任された。 ————————————— 本日の
会議
に付した事件
裁判官弾劾法
の一部
改正
に関する件
国会法
の一部
改正
に関する件
議員
の
退職金
に関する件
日本国有鉄道監理委員会
の
委員
の
指名
に関する 件
全国選挙管理委員会
の
委員
の
補欠指名
に関する 件
回付案
の
取扱い
に関する件
衆議院事務局職員定員規程並び衆議院法制局
職員定員規程
の各一部
改正
に関する件
事務局
の
人事承認
に関する件
両院法規委員会
の
勧告
の
取扱い
に関する件
議員記章
に関する件
引揚同胞対策審議会設置法
の一部を
改正
する法 案の
取扱い
に関する件 —————————————
大村清一
1
○
大村委員長
これより
会議
を開きます。 昨日懸案になりましたものを逐次御
相談
申し上げたいと思います。まず
裁判官弾劾法
の一部
改正
の件を
議題
といたします。
大池眞
2
○
大池事務総長
七條
の
機構
の問題で
社会党側
では御
反対
のような御
意見
でありましたが……。
松井政吉
3
○
松井
(政)
委員
昨日
もちよう
ど本
会議
と並行して
委員会
が開かれておつたので、私はきのう
審議
の状況を存じておりませんが、党において問題に
なつ
ておるのは、
事務次長
を置くしかないのところと、数の問題が問題に
なつ
ていたのですが、
次長
という
名称
を置かなくとも数には
関係
ないのですね。
大池眞
4
○
大池事務総長
七條
の点は現在は二人と二人に
なつ
ております。それを一人ずつふやして三人、三人に改めたい。こういう話合いです。それで
参事
一名、主事一名と一名ずつ増加されます。そのうちふえた
参事
の
意味
は、従来の
参事
のうち一人が
局長
、残り二人のうち一人を
事務次長
にしたいというのであります。第七条は
訴追委員会
の方で、第十
八條
は
弾物裁判所
の方です。
松井政吉
5
○
松井
(政)
委員
きよう土井さんが見えますから、それまで
ちよ
つと保留していただきたいと思います。
大池眞
6
○
大池事務総長
弾劾裁判所
の方は
衆議院
は官轄しておりません。
参議院側
に
なつ
ております。
訴追委員会
の方は
衆議院
が管轄しておりますが、私
ども
の方の
訴追委員会
の御
希望
を申し上げますれば、三条、五条の
名前
をかえる点だけは、どうしてもこの
議会
中にかえていただきたいという
希望
があります。それから十條の「十五人以上」を「十一人以上」に改めないと流会が続いて困るという点と、四十四条の罰則を多少強化して、
過料
一本にまとめまして増額したいという点、この三点だけに何とかして今
議会
中にぜひお願いいたしたい。七条の
機構
の問題につきましては、必ずしも二人を三人にしていただかなくとも、
予算
があればその範囲内において、もしこういう
機構
ができれば、その下に
手足
となる雇が取れるわけで、その点はやりくりができますが、ほかの点は
法規
の点がありますので、
事務局
を通じて申出て来ております。
中村又一
7
○
中村訴追委員長
七條関係
の
機構改革
の問題は、実は、
訴追委員会
の決議に
なつ
ております。これは
弾劾裁判所側
でこの案をつくりオーケーを取
つて來
たという通達がわれわれにありましたので、
弾劾裁判所側
からの
事務局
の改組に関する問題は、
衆議院
の
運営委員会
が了承されるならば
訴追委員会
はこれを正式な
議題
にかけていないけれ
ども
、それでわれわれの
希望
が達せられるわけでございまして、これができれば非常に仕合せなことだと考えておるのでございます。
大池眞
8
○
大池事務総長
実は七条が先に出て、十八条が
うしろ
に出ておるものですから、それでこう
なつ
てくるわけでありますが、
弾劾法
の建前上七条が
訴追委員会
と
弾劾裁判所
はまつたく同等の
機構
で
事務局
としては進んでおります。そこで十八条の
弾劾裁判所
の方でこういうふうにしてもらいたいということがきまつたので、
訴追委員会
の方は同じ法文を提出して来ておるのであります。
従つて
十八条と七条とはどうしても同じということになります。
林百郎
9
○林(百)
委員
中村
さん今
総長
の言われるように、
局長
を置くより
むしろ下
の働く人をふやした方がいいのではありませんか。
中村又一
10
○
中村訴追委員長
われわれはなるべく下の
手足
を多くしたいと思
つて
おります。ところが
弾劾裁判所
の方は下をおいて上の方をふくらまそうとしたのです。
大池眞
11
○
大池事務総長
そういう
意味
でこちらは
訴追委員会
と折衝して
予算
を取つたのです。ところが
弾劾裁判所
がそういうふうに
決定
したものですから、
向う
がそういうふうならというので、おつき合いをしてこうしたのであります。これは正式に
了解
得ていないのです。
大村清一
12
○
大村委員長
それではいかがでしよう。今
事務総長
から
ちよ
つと話が出ましたように、
訴追委員会
という
名前
に
裁判官
という字を冠しまして、
委員会
の
名称
をはつきりしたい。それから十條の中の第一項で「十五人以上」を「十一人以上」に改める。これは
委員会
の構成上、こうしないと
運営
に困るという事情があるそうであります。
大池眞
13
○
大池事務総長
結論
的に申しますれば、
七條
と十
八條
は手をつけずにおいて、そのほかはこの
通り
修正
するということでさしつかえないのではありませんか。四十四條の
過料
を改める点は特に必要ですが……。
大村清一
14
○
大村委員長
結局
七條
と十
八條
に対する
修正
をこの削除いたしまして、あとは
原案通り
ということになるわけです。
神山茂夫
15
○
神山委員
ただ四十四條の額を上げることは
賛成
です。前は罰金はなかつたのですか。
大池眞
16
○
大池事務総長
現在まで
過料
一本です。
大村清一
17
○
大村委員長
第
七條
及び十
八條
に関する件を削除して、
原案通り
可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
18
○
大村委員長
それではそのように決します。 —————————————
大村清一
19
○
大村委員長
次に
国会法
の一部を
改正
する件を
議題
いたします。
大池眞
20
○
大池事務総長
今度
郵政
省と
電気通信省
とわかれますので、
委員会
を
二つ
つくることになるわけでありますが、共産党はその点いかがですか。
林百郎
21
○林(百)
委員
私去年
逓信委員
をや
つて
おりましたが、ほとんど
会議
の事項もありませんし、人も出て來ない。これで
委員会
を
一つ
ふやすことになれば、いろいろ
事務
の方も拡充しなければなりませんし、これは実は
向う
のサゼツションその他いろいろあつたので、
委員会
を
一つ
ふやす必要はないと思いますがね。ただ
国会
では省がふえるとどうしてもふやさなければならぬのですか。
大池眞
22
○
大池事務総長
そういうふうには書いてありません。
各省別
に直すことについてはいろいろ御
意見
がありましたが、
関係方面
の強い
勧告
がありまして、前
淺沼委員長時代
に数次の交渉の結果、こういうことになりました。ただ
水産廳
があるのに
水産委員会
を置いたのはどうかという御疑念が起きると思いますが。これは将来
水産省
ができるという
見通し
のもとに、
関係方面
の
了解
を得てでき上つたので、その当時にも
電気
の分については
水産委員会
ができるならば別に設けようという強い主張があつたのであります。しかしそれは将来設ければいいではないかということで一應やめたのですが、今度
電気通信省
ができてもそれだけまま子扱いするのはどうかと思いまして……。
神山茂夫
23
○
神山委員
私の方できれば一本で行くという見解を持
つて
おります。その点強く
言つて
おきたいと思います。
林百郎
24
○林(百)
委員
大臣
はどうなりますか、二人できますか。実際私の
経験
として、
通信委員会
は懲罰に次いで人がほとんど出て來ない。そんなお流れの
委員会
をつく
つて
もしようがないと思うのですが、二省に
なつ
たから
二つ
つくらなければならぬというのはおかしいと思います。
神山茂夫
25
○
神山委員
ぼくもこの間まで
逓信委員
をやつたが、その
経験
から
言つて
反対
せざるを得ない。
大村清一
26
○
大村委員長
ちよ
つと
速記
を中止してください。 〔
速記中止
〕
大村清一
27
○
大村委員長
速記
を願います。
林百郎
28
○林(百)
委員
常任委員会
を
一つ
ふやしまして、従来の
通信委員会
を
郵政委員会
と
電気通信委員会
にわけることは、従来の
通信委員会
の
経験
から考え、また
仕事
の
実質的内容
から見て、わざわざ
委員会
を
一つ
ふやす必要がないと思いますから、この点については私
たち
は
賛成
いたしがたいと思います。
今村忠助
29
○
今村
(忠)
委員
今林君からの御
意見
ごもつともと思いますが、
通信省
が
二つ
にわかれまして
通信
という
言葉
も至当でなく
なつ
たので、
一つ形式論
にになりますが、
郵政
、
電気通信
の二省にわかれた際でありますから、ぜひひとつ
逓信委員会
を
郵政
、
電気通信委員会
の
二つ
にわけていただきたいと思います。
松井政吉
30
○
松井
(政)
委員
参政官設置
についてはわが党は強力に
反対
した。
従つて参政官
が二人できるようなこの
國会法
の
改正
は
賛成
できません。私現在
逓信委員
をや
つて
おりますが、
仕事
の分量から
言つて
も
二つ
にわけることには
反対
をいたします。
大村清一
31
○
大村委員長
採決いたします。
参政官
の点、及び
郵政委員会
、
電気通信委員会
に御
反対
の向きもございますが、
原案賛成
の方もあります。そこで便宜上
原案賛成
の方はこの際
挙手
を願いたいと思います。 〔
賛成者挙手
〕
大村清一
32
○
大村委員長
多数。それでは
原案
の
通り
決しました。 —————————————
大村清一
33
○
大村委員長
次に
議員
の
退職金
に関する
法律案起草
の件を
議題
といたします。この点は昨日も
お話
がありまして
予算
、あるいはまた
関係方面
との
折衝等
の
関係
もございますので、今ただちに
起草
をするわけでもありません。あるいは
閉会
中も
審査
を進めるというようなことも考慮したらどうか、なお各派で考えて、本日の
運営委員会
で御
相談
を願うということで昨日は
留保
したのであります。どうぞ引続き御
相談
を願いたいと思います。
今村忠助
34
○
今村
(忠)
委員
わが党の
意見
をただしましたところ、なお
修正
を
希望
する点もありますので、
継続審議
として、本日は
決定
をしないで保留することに願いたいと思います。
大村清一
35
○
大村委員長
それでは本日は、
決定
をいたしませんで、保留することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
36
○
大村委員長
それではさように決します。
神山茂夫
37
○
神山委員
これは単なる
留保
でなく、
継続審議
です。
大村清一
38
○
大村委員長
それでは
継続審議
をいたします。その
手続き
につきましては、他の
継続審議
と合わせてはつきり御
処置
を願いたと思います。 —————————————
大村清一
39
○
大村委員長
次に
日本国有鉄道監理委員会
の
委員任命
に関する同意を求める件を
議題
といたします。
大池眞
40
○
大池事務総長
この件につきましては、昨日、今回はしかたがないが、今後に対する御
注意
の発表が大分ありまして御
留保願つて
、
各党
へお
持ち帰り願つて
御
研究
になるということでありましたが、今日なるべく御
決定
を願わないと、
監理委員会
のスタートができないで非常に困
つて
おりますから、ぜひ御
決定
を願いたいと思います。
神山茂夫
41
○
神山委員
私の方は昨日も
反対意見
を申し述べてあります。
大村清一
42
○
大村委員長
それではただいまの件は本日の本
会議
に上程することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
43
○
大村委員長
それでは上程することに
決定
しました。 —————————————
大村清一
44
○
大村委員長
次に
水先法案
、
水防法案
及び
外國保險事業者
に関する各
回付案
の
取扱い
方に関する件を
議題
といたします。
大池眞
45
○
大池事務総長
昨日御説明申し上げましたのは
水先法案
、
水防法案関係
でありますが、これとまつたく同様な
外國保險事業者
に関する
法律案
の
回付案
が昨日参りましたので、それにつけ加えてある次第であります。それはやはり
水防法案
と同じように聽問会を開く、その開き方の
内容
を
規定
したものであります。
石田博英
46
○
石田
(博)
委員
わが党としては
参議院修正
を
承認
することに
決定
しております。
林百郎
47
○林(百)
委員
私の方は
水先法案
には
参議院
の
修正
に
賛成
ですが、
水防法案
については
参議院修正
に
反対
であります。
大池眞
48
○
大池事務総長
保險事業者
が
法令違反
または
大蔵大臣
の命令に違反したときは、その事業の停止及び
代表者
の解任というような
大蔵大臣
の権能がありますが、その処分をしようとするときに
公開聴問
を行
つて
やれという
聴問会
の
規定
が入れてあるわけでありまして、その
聴問会
をやるときの
聴問
手続を
規定
してあります。そしてそのときに
被告側
の法は有利な証拠を提出することができるというような
規定
を置いてあります。すぐ
職権関與
でなく、一
應聴問会
を開いてやれというのです。それからしまいの方にも
聴問
の
規定
を入れてあるわけであります。
大村清一
49
○
大村委員長
この三案を本
会議
に上程することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
50
○
大村委員長
それでは上程することに決しました。 —————————————
大村清一
51
○
大村委員長
次に
全国選挙管理委員会委員
の
補欠指名
に関する件を
議題
といたします。
石田博英
52
○
石田
(博)
委員
これはやめられた方が
渡邊鉄蔵
君で、私の方からかわりを推薦するようにという
お話
であります。私
ども
の方では後任に
工藤鐵男
君を推薦したいと思いますので、御
承認
を願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
53
○
大村委員長
それではこの
補欠指名
を本日の本
会議
に上程することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
54
○
大村委員長
それでは上程することに決しました。 —————————————
大村清一
55
○
大村委員長
次に
人事承認
の件を
議題
といたします。
大池眞
56
○
大池事務総長
これは機能御説明申し上げました
労働
、
大蔵
両
委員会
の
調査員大野文雄
さんと
末松經正
さん、この二人のについては一應持ち
帰つて
今日
決定
するということに
なつ
ております。
大村清一
57
○
大村委員長
本件
はこれを
承認
するに議
異議
ありませんか。
神山茂夫
58
○
神山委員
きのうは前に
履歴書
なんか見せてもらいたいという
意見
を述べて、受入れられてまことにありがとうございました。私
たち
もこの
人たち個人個人
に当
つて
聞いてみたわけでないが、ただここで一應この前の
横大路
君の問題と関連しますから申し上げておきたいと思います。この
労働調査委員
になる
大野
君は、短い
期間
ですが警察官をや
つて
おります。これはこの前
横大路
君の問題とからんで、
労働省攻勢
が盛んに論議されておるときに、一應はたから見てしつくりしないから、この点は將来の
人事
の場合に十分考慮していただきたいと思います。この点は特に
労働委員
の方に要望しておきます。
大村清一
59
○
大村委員長
将来の問題として
神山
君の御
注意
は
労働
の方にも申し傳えます。この件は
承認
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
60
○
大村委員長
それでは
承認
することに決しました。 —————————————
大村清一
61
○
大村委員長
次に
事務局
と
法制局
の
職員定員規程
中一部
改正
の件を
議題
といたします。
大池眞
62
○
大池事務総長
この点は昨日詳しく
内容
を御説明申し上げておいたはずでありまして、一應本日まであずかりを
願つて
おつたのでありますが、
各党
の御意向がここでまとまりますれば、さつ
そく承認
の
手続き
を取りたいと思いますのでお願いしたいと思います。
神山茂夫
63
○
神山委員
昨日もお尋ねして人数のこまかなことは
承知
しておりますが、ここで一
應事務総長
にお尋ねしておきたい。第一点はこれによ
つて実質
上一人も
首切り
がないのかあるのか、私の方としてはないことを
希望
しております。第二点は今の問題と直接関連いたしませんが、
臨時職員
の問題です。本会期が終りますと、いろいろこの
方々
の身の振り方がいつも問題になりますが、この点についてどうお考えに
なつ
ておりますか。この二点を
人員
をふやすことに関連してお尋ねいたします。
大池眞
64
○
大池事務総長
ただいまお尋ねの第一点は、これによ
つて首切り
を絶対に行わないかという
お話
でありますが、
定員
の
関係
ではただいま申し上げました
通り
、
現実
には五十名の
行政整理
の
人員
に
なつ
ておりますが、一方において百一名
増員
がありまして、差引五十名の実員の増ができる形に
なつ
ておりますので、
衆議院
といたしましてはすでに
予算
の措置も講じてあります。
従つて現実
には
人員
の上からは
首切り
をする必要はございません。但し御
承知
の
通り
行政整理
によ
つて
やめられる場合には、いずれ
政令等
で
退職者
の
優遇方法等
も講ぜられることと思いますので、長年勤めた方の中にはこの際むしろやめさしてくれというような方もあろうと思います。それによる
整理等
はおそらく当人の御
希望
に基いてやり得ることと思います。なお現に千百三十八人現
定員
があります。この中には病気その他で、
現実
に使
つて
おる
方々
の方で適当な際に
整理
をしたいという
希望
が
閉会
中に起りまして、
本人
とよく
相談
した場合にはそういうことがあり得ると思いますが、
本人
の意思に特に反したそういう行動をとろうという予定は全然しておりません。第二点の
臨時職員
の問題につきましては、過般
來臨時職員
がやめます場合に問題を引き起しておりますので、入ります際に
十分了解
を得て、
臨時職員
の問題は御
承知
の
通り
、
議会
中だけの
臨時
に限
つて
おる次第でありますので、
職員組合等
とも
臨時職員
に対する
処置
は十分打合せております。それで
具体的処置
については一應解職する。しかしその中でここにとどまりたい者は一應試験して、その結果
定員
に余裕があるならば、それを優先的に使うことに
なつ
ておりますから、
臨時職員
から
常任
に編入し得る方もある程度あろうと思います。
神山茂夫
65
○
神山委員
今の説明よく
了解
しました。ただ特にここで
希望
しておきたいのは、
人員
の増加にはこれを見たときから
賛成
の意を表しておりますが、今
事務総長
のおつしやつたことがそのまま実際に行われて、
自発的希望者
を除いて、他の人の職業が保障されればいいが、ただ切りかえに関連して、現に
考査委員会
などでは自分では勤めたい、また今までの
勤めぶり
の結果が悪ければ直すから勤めさしてくれ、今
失業者
の多く
なつ
て来ておるときに、また
失業者
になることは困るということを盛んに
言つて
いる人がある。こういう際にただ
制度
を遂行しようとしてそういう人間ができてはまことに遺憾でありますから、これが行われるときには
本人
の自発的あるいはだれが見ても納得の行くやり方でや
つて
いただきたい。
山本猛夫
66
○
山本
(猛)
委員
私の方は今後
増員
しないということを
条件
として、
本件
を
承認
いたしたいと思います。
大池眞
67
○
大池事務総長
実は今後と言われると困るのでありまして、今年だけということならけつこうです。実際はこれでは足りないので、今後
増員
をしていただきたいのです。
山本猛夫
68
○
山本
(猛)
委員
なるべく
増員
しないということを
條件
として……。
大村清一
69
○
大村委員長
御
希望
としてなるべくという
言葉
がありましたが、結局
職員定員規定
の一部
改正
の件は、これを
承認
するに御
異議
にありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
70
○
大村委員長
それでは
承認
することに決しました。 —————————————
大村清一
71
○
大村委員長
次に
両院法規委員会
の
勧告
の
取扱い
方に関する件を
議題
といたします。
大池眞
72
○
大池事務総長
これは昨日も一応御説明申し上げましたたが、
両院法規委員会
に
専門員制度
を設けていただきたいという点と、今後
財政法
の
研究
をしなければならぬので、その
特別委員会
を設けようという
一つ
の
勧告案
が来ております。その
勧告案
の
取扱い
を
運営委員会
としてどう扱うか、何らかの
結論
を出さなければならぬことと思
つて
おります。なお
両院法規委員会そのもの
は
衆議委員
の
委員会
でもなく、
参議院
だけのものでもありません。これは
両院
のもので、一應こちらの
意見がま
とまた場合に、
参議院側
に打合せをしなければならぬという面もありますので、この
勧告案
の
取扱い
をどうされますか。今明日中にどうするということは困難と思いますが、場合によれば
退職金
と併せ
継続
御
審議
願いますか。そういう点を一
應けり
をつけていただきたいと思います。
林百郎
73
○林(百)
委員
財政法改正
のための
特別委員会
と、
両院法規委員会
に
専門員
を設置することに関する
勧告
は、われわれとしても十分検討したいと思いますから、やはり
継続審議
の形にして、きように
結論
を出さないでいただきたいと思います。
大村清一
74
○
大村委員長
本件
は追
つて継続審査
の手続を正式にとることにいたしまして、本日は
留保
することにして御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
75
○
大村委員長
それではそのように決しました。本日の議事はこれだけであります。
今村忠助
76
○
今村
(忠)
委員
もう
一つ
追加してお願いしたいと思います。それは古い小
委員会
で
研究
しておりました
衆議院議員
の
バッジ
の
改正
の件であります。いろいろ
事務当局
においてつくつたものについて
審査
した結果、本日見本ができて参りましたが、これを次の
議会
より使用することにいたしたいと思いますので、よくごらんを願いたいと思います。
大池眞
77
○
大池事務総長
大体この次から使用するとすれば、早く御
決定
を願いたいと思います。
大村清一
78
○
大村委員長
それでは
バッジ
の件はただいま
お話
のごとく決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
79
○
大村委員長
それではそのように決しました。
石田博英
80
○
石田
(博)
委員
今
引揚対策特別委員会
の
委員長
からお申し出があつたのでありますが、今
政府
に設置せられておる
引揚同胞対策審議会
は、その
設置期間
が
施行
の後一箇年と
なつ
ておりまして、八月三十一日で自然的に廃止せられることになるわけであります。それを現在の
引揚状況
にかんがみまして、この
法律
第
七條
中の「
施行
の後一箇年」を「
施行
の後二箇年」、つまりもう一年延期するように
改正
したいという
参議院
の
対策委員会
からの申出があ
つて
、こちらの
委員
も全部了承しておるのであります。
引揚同胞対策審議議会設置法
の一部を
改正
する
法律案
引揚同胞対策審議会設置法
(
昭和
二十三年
法律
第二百十二号)の一部を次のように
改正
する。 第
七條
中「
施行
の後一年」を「
施行
の後二年」に改める。 附 則 この
法律
は、公布の日から
施行
する。 これだけのものです。
田中織之進
81
○
田中
(織)
委員
引揚がまだ完了しない、おそらく延びるだろうという
見通しもと
に、その
設置期間
を延期することに私
ども
は
異議
ありません。
議題
は
引揚関係
の
事務
を扱
つて
おる
留守業務部
の
職員
が、先般の
設置法
の
関係
で、ことに
予算面
で削減されておりますために、大体九月一日以降になりますと、
予算関係
から
人員
が半分になるというような実情がありますので、
引揚問題
の
見通し
と関連いたしまして、そうした
留守業務関係
の
人員
を減らすことは間違
つて
おる。この点は
対策議会
の
設置期間
が延長になることと並行して、
政府
としてあらかじめ考慮を拂
つて
いただきたいということを
希望条件
として述べておきたいとおもいます。
石田博英
82
○
石田
(博)
委員
これら問題については、ここに
引場問題対策特別委員会
の
委員長
もおられることでありますし、
引揚問題
についてはただいま
田中
君の
希望意見
、その他いろいろ案件が今後起
つて
来ることと思いますが、そういう点は
特別委員会
の方に譲ることとして、この
法律案
を今日上程することを御
審議
願いたいと思います。上程いたす場合は
委員会審議省略
の
要求
をしたいと思います。なお
参議院
に対しても同様の
要求
をするように院議をも
つて
きめたいと思います。
神山茂夫
83
○
神山委員
私はさよう上程することには
反対
いたしませんが、やはり必要があれば本
会議
の席上で討論するようにお願いして、その点だけ保留しておきます。
石田博英
84
○
石田
(博)
委員
それは小
委員会
の
議題
です。なお
田中
君の
意見
は、この
法律
を通過せしめるにあた
つて
の
希望意見
ですから、やはり
引揚対策特別委員会
の方へまわされることを
希望
いたしまして、この
法律
を今日上程することに御
賛成
を願いたいと思います。
大池眞
85
○
大池事務総長
これは
関係方面
の
了解
を得ております。しかも
委員会
で起案されたものでありまして、提案者には
各党
が入
つて
おります。
林百郎
86
○林(百)
委員
ちよ
つと中山さんにお聞きいたしますが、これは
委員会
で全員一致でこういうことにきまつたのですか。
中山マサ
87
○中山引場
特別委員
長 これは
理事
会で
決定
したのです。
大村清一
88
○
大村委員長
それでは本体は本日上程することに
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
89
○
大村委員長
それでは本日の本
会議
に上程することに決しました。なお
本件
は
委員会
審査
省略の件も御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大村清一
90
○
大村委員長
御
異議
がなければさよう決しました。本日の
運営委員会
はこれにて散会いたします。 午後零時五十二分散会