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1949-03-05 第5回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    委員昭和二十四年二月十九日(土曜日)議長指名で次の通り選任された。       石田 博英君    今村 忠助君       大石 武一君    大村 清一君       岡西 明貞君    北澤 直吉君       佐々木秀世君    田中  元君       田渕 光一君    塚原 俊郎君       西村 直己君    福永 一臣君       福永 健司君    山本 猛夫君       奧村又十郎君    椎熊 三郎君       橘  直治君    田中伊三次君       淺沼稻次郎君    土井 直作者       松井 政吉君    志賀 義雄君       林  百郎君    平川 篤雄君       中村 寅太君 同日大村清一君が議長指名委員長に選任され た。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 会議 昭和二十四年三月五日(土曜日)     午後二時二十分開議  出席委員    委員長 大村 清一君       今村 忠助君    大石 武一君       岡西 明貞君    尾関 義一君       上林山榮吉君    木村 公平君       鈴木 明良君    西村 直己君       福永 一臣君    福永 健司君       渡邊 良夫君    椎熊 三郎君       田中伊三次君    坪川 信三君       中垣 國男君    淺沼稻次郎君       土井 直作君    林  百郎君       石田 一松君    北  二郎君  出席政府委員         内閣官房長官  増田甲子七君  委員外出席者         議     長 幣原喜重郎君         副  議  長 岩本 信行君         事 務 総 長 大池  眞君 二月二十三日  委員北澤直吉辞任につき、その補欠として倉  石忠雄君が議長指名委員に選任された。 三月五日  委員石田博英君、倉石忠雄君、佐々木秀世君、  塚原俊郎君、山本猛夫君、奧村又十郎君、橘直  治君、平川篤雄君及び中村寅太辞任につき、  その補欠として木村公平君、渡邊良夫君、上林  山榮吉君、鈴木明良君、尾関義一君、中垣國男  君、坪川信三君、石田一松君及び北二郎君が議  長の指名委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  理事の互選  開会式に関する件  再開日延期に関する件  内閣総理大臣施政方針演説日取りに関する  件  常任委員会理事員数及び各派割当に関す  る件  議院運営小委員員数及び各派割当に関する  件  福利小委員会設置に関する件  特別委員会設置に関する件  議場内交渉係に関する件  正門及び正玄関通行の件  事務局及び法制局人事承認の件  社会保障制度審議会委員推薦の件     —————————————
  2. 大村清一

    大村委員長 これより開会いたします。  この際簡単にごあいさつを申し上げたいと思います。今回、不肖私が委員長の席を汚すことに相なつたのであります。何分、短才、加うるにふなれの私であります。どうか委員各位の絶大な御支援と御協力とを切にお願い申し上げます。つつしんで以上ごあいさつ申しあげます。(拍手)     —————————————
  3. 大村清一

    大村委員長 内閣から議長まで開会式、並びに再開期日の点につきまして昨日申入れがあつたそうでありますから、それを伺いましてから御協議を願いたいと思います。
  4. 大池眞

    大池事務総長 私議長さんにかわりまして申し上げます。昨日、内閣から官房長官がお見えになりまして、最初予定いたしておりました十日に再開をいたして九日に國会開会式をあげたいという予定で進んでおりましたところ、予算、その他の関係でその期日に間に合いかねる事情にありますので、できますれば当委員会の御決定にまちまして、十九日に開会式をあげて、二十日、二十一日、二日間は、休みになりますので、二十二日から施政方針演説に入りたい。このことを委員会皆さんの御了解を得てもらいたいという申出がありましたので、皆さんにお集り願つた次第であります。つきましては、ただいま官房長官がお見えになつておりますので、その点について御質問等がございますればお伺いしていただきたいと思います。
  5. 大村清一

    大村委員長 ただいま事務総長から説明せられました件につきまして、上分御協議願います。
  6. 椎熊三郎

    椎熊委員 官房長官にちとつと伺いたい。二十二日に予算を提案されるとすると、これは参衆両院を通じて政府はどの程度審議してもらいたいという予想でもございますか。
  7. 増田甲子七

    増田官房長官 椎熊さんの御質問にお答え申し上げます。実はきのう政府側といたしまして議長さんに申入れをいたしましたのは、政府側といたしましては、二月の下旬の半ばごろに予算大網決定したのでございますが、関係方面との折衝がございまして、そのために時間がかかる模様でございますので、九日の閉会式、十日の審議開始というのを、十九日開会式、二十日、二十一日を休みまして、二十二日の審議開始ということに願いたいという申入れ行つた次第であります。ただいまのところは二十二日に首相施政方針演説をしていただく予定で進んでおります。從つて予算は二十一日に提出いたしたいつもりでございます。ぜひともそういうふうにしていただくように関係方面にも、お願いしておる次第でありますが、かりに今椎熊さんの御貸間のように、二十二日に提案されるといたしますと、御承知通り、四月一日から実行すべき予算でございますので、でき得れば、三月三十一日までに御審議を願えればまことに幸甚と存ずる次第でありますが、もしそれができませんなら、審議期間が、やはり相当愼重審議をあそばす関係上、最少限度どうしても一週間くらいは必要かと考えております。それで、四月五日ごろまでに御審議が終了するという運びになれば、明会計年度予算の実行は二、三の法令の場合は別といたしまして、本予算だけでもよろしいではないか、こういうふうに考えております。
  8. 椎熊三郎

    椎熊委員 審議期間が一週間か、十日ではできそうもないとわれわれは考えますが、四月の五日ごろまでに審議ができれば、率直の話は暫定予算をつくらなくてもいいということですか。それ以上延びるような場合は予想されていないのですか。私はそれより暫定予算をまずやつて、本予算の方はほんとう愼重審議できるような余裕をもつて提案されたらどうかと思う。そういうお考えはないですか。
  9. 増田甲子七

    増田官房長官 政府といたしましても御承知通り、去年は三月間、三回にわたつて月制予算がきまりました。結局新規事業等はほとんど七月五日に議定された、あの予算によつて、初めて府縣なりあるいは、町村はそれでやつたのでありますが、町村長やあるいは、府縣知事は國の予算を見て初めて補助費の額がわかりますから、それからめいめい府縣予算を組むなり、市町村予算を組むというようなわけで、そのままの状態が三月間にも及んだのであります。今年はぜひともああいうことでなく、本予算は一本予算というものをつくつて、その御審議なり、あるいは御協賛を願いたいというつもりで臨んでおります。
  10. 林百郎

    ○林(百)委員 本予算を二十二日に上程しますと、やはり大蔵大臣説明演説があるわけですね。それからその予算に対する各党代表質問はどうなりますか。
  11. 増田甲子七

    増田官房長官 予算は本会議では、從來あまり内容にわたつて詳細に説明はないわけでありまして、施政方針演説安本長官経済全般にわたる演説がありまして、予算が提案された時に一應予算説明をいたしますが、予算委員会においてまた詳細なる説明をいたす。こういう運びになります。
  12. 林百郎

    ○林(百)委員 財政質問も別個にやるのか。一般質問の中に財政質問も入れるのか。これはどうですか。その点準備もありますし、運営委員会としては大体どういう意向かということをお聞きいたしたい。
  13. 上林山榮吉

    上林委員 それは從來通りやりたいと思います。
  14. 林百郎

    ○林(百)委員 從來通財政質問もやるんですか。
  15. 上林山榮吉

    上林委員 それも含めてやつていただきます。
  16. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 もし二十二日に施政方針演説をやると、それに経済演説、並びに財政演説総理大臣安本長官大藏大臣がなされる。ところがそれは政府の方で、二十二日までに予算提出したいという心組みであつて、必ず提出するということが明確にされているわけではない。そうすると二十二日に施政方針並びに財政演説が必ずできるかというと、そうでもないと思いますが、これはどうですか。
  17. 増田甲子七

    増田官房長官 今のところは十五、六日までにオーケーをとる。そうすると二十二日を予算提出目途としてわれわれは一生懸命努力しておりますが、予算提出は、技術的、事務的関係から、あるいは多少遅れるかもしれませんが、それが遅れるといなとを問わず、予算大網は、十分わかりますから、予算大綱を織り込んだ首相施政方針演説は、二十二日に願うことは、ほとんど決定的にきめている次第です。予算書提出は、われわれ二十二日を目途として、一生懸命努力しますが、技術的、事務的に、あるいは遅れるということがあるかもしれませんが、大綱は二十二日までに十分きまるだろうと思いますから、そうすれば、施政方針演説はできると考えます。
  18. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 結局予算が出て來なければ、財政方針を聞いてもしようがないからということになる。そこでこの二十二日というのをもつと明確の日にされたらどうでしようか、不明確な日にしておいて、あとで何べんも何べんも延ばすということで議論を仕合うこともいやだから、延ばすことはぼくらも賛成です、必ずしも反対はせんから、明確な日取り政府から申出があつて関係方面との都会もあろうからそのことも政府の立場を認めて、明確なところでやられるようにしたらどうですか。
  19. 上林山榮吉

    上林委員 淺沼君から今御意見がありましたが、二十二日になつてみて初めて明確になるわけでもありますから、そういう都合の場合はその際にきめていただくことにして、政府の方では、ただいまのところ大綱はそれ以前にきまるし、予算の細目もそれ以前において大体きまるわけで、ただ事務的に遅延するかもしれないという程度であるから、その問題はその際にさらに明確にきめる。こういうふうにお願いできないかということを私は申し上げたいのであります。
  20. 土井直作

    土井委員 今、上林山君からの御意見ですが、実はこの前の委員会においてもぼくや林君から切出して質問をしたそのときは、林副総理が大体において、十日までには一本予算を出せる見込みである。但し、それぞれのセクシヨンとの関係もあるからというときに、私の方からはそういうようなことはもう内閣自身が十分わかつているはずなんだから、それらのセクシヨンとの折衝の結果、本ぎまりになつて、出せるという見込みがあるのかどうかという質問をした際に、まあできるだけそういう線に沿うて運んで行きたいということを言明されておつた。ところが本日の会談で、さらに十九日に開会式延期して、二十二に提出するという御意見であります。これは実際上において、十五日位に大綱がきまつて印刷その他の技術的な関係で二十二日まで延びている、しかし二十二日にはたして出せるかどうかということは、これに政府当局として確信を持つてやられているのかどうか、もし二十二日に出されるとするならば、それから後の審議期間に対して、きよう大藏大臣は、大藏省新聞記者諸君との間における談話の形式で、非常に不穏当な言葉を述べている、それによれば審議期間を大体一週間内外で結了したい、こういう意見を言つているわけです。御承知通り予算がいつの場合ても重要ですが、ことに今次の二十四年度の予算というものは、非常に重大な予算である。従つてわずか一週間やそこらで審議を結了しようということは、いかに数わもつてやりましても、ちよつと民主的でない。官房長官もあまり早急に決定するということは、民主的な審議の方法でないということを是認されているんだが、そういう点について、われわれがぜひ聞いて置きたいことは、官房長官が、今言われているように、審議期間を十分に與えるという雅量を、與党の方で持つているのであるかどうか、これをちよつとお聞きいたしたい。
  21. 木村公平

    木村(公)委員 これはわれわれの希望ですが、二十二日に施政方針演説をやるという氣持で、この目的のためにはあらゆる努力をするということを、われわれ了承したいと思うのです。それから、もう一つの問題は、予算を昨年の秋のように、月割を三回も四回もやることはわれわれは反対です。われわれは予算は一本でなければならぬと思う。どこまでも一本予算で行くことを政府に要求しております。從つて予算は一本だということを前提にして、しこうして二十二日までは客観情勢によつてどうしても聞き得ないということであるとするならば審議期間は、今官房長官の申し上げている通りに二週間程度にしたい。技術上これ以上とることはむずかしいではないか。実際問題として二十二日以前に始めることができないということを前提にして、さらに予算は一本であるということをこれまた前提にするならば、実際問題として来月の十五日までも二十日までもかかつてやり得べきものではなく、予算を一本で行く、暫定予算は組まないというならば、四月の五日ごろには予算を上げてもらわないと暫定予算を組まざるを得ないようなことになるから、予算は一本であり、また二十二日以前においては客観情勢からその提出がむずかしいということを御了承願つて、本日はこれをひとつ御協議が願いたいのであります。
  22. 土井直作

    土井委員 政府にお伺いしたいが、四月に入つて五日なら五日というのが審議の過程によつて順次延びて行く場合がある。それが十日になるという場合があつても、それは技術的にも事務的にもさしつかえはないものですか。
  23. 椎熊三郎

    椎熊委員 ぎりぎりのところは二、三日くらいは延びてもいいんですか。
  24. 増田甲子七

    増田官房長官 お答え申し上げます。土井さんの御質問のうちにこの前、林副総理が十日までに提出し得る見込みであるといつたのは今木村さんのお話通り客観情勢の変化でありまして、実は例年の通り、大体GHQの方は一週間くらい見ている。それから印刷に一週間見ている。およそ二月十日から逆算をすると、二月下旬には大綱は、内定しておつた。それが、向う様に今度もう一つ査定機関ができたという関係から、やむを得ず遅れる次第であります。それから普通の場合でしたら、四月五日ころに予算が議定されますと、その会計年度は一本予算でやつて技術的に、可能だそうであります。ころで多少法理的な措置を講ずる必要があるのでございます。というのは公債の利子の利拂いが、四月一日付というのがあります。これは法律を改正いたしまして、國会予算通過日、四月五日なら五日、そういうふうに、法理的措置を講ずる必要があると思います。
  25. 林百郎

    ○林(百)委員 そういうことはやはり土井氏も心配している点と思いますが、大体今お聞きすると考えはきまつていると思う。これに四月五日から延びても、あまり延びると政府のいろいろな支拂い措置等によつて都合が悪い、そこでわれわれの心配するのはこの二十二日がかわつて、また先へ少し延びるとなると予算審議期間が、犠牲になるおそれがある。その点を政府は責任を持つてくれるかどうか、もし二十二日からまた先へ延びるなら政府も考えてもらわねばならぬ。その点を私は確かめておきたい。
  26. 椎熊三郎

    椎熊委員 私はこうしたらいいと思う、政府は二十二日に出したいと、極力努力していることは了承します。しかし二十二に出せない。客観情勢によつて、そうなつたとすれば、そのときは暫定予算で行きたいですから、一本予算ということにとらわれて本予算審議を粗漏にするというやり方は賛成できない。二十二日に出せない場合は、暫定予算で行きたい、そうしておいて、本予算あとでゆつくりやる方がいい。
  27. 木村公平

    木村(公)委員 現在は二十二日までに必ず提出するよう努力するということで、御了承を願いたい。
  28. 椎熊三郎

    椎熊委員 それでは二十二日に出せない場合に、暫定予算でやると、こう了承していいですか。
  29. 木村公平

    木村(公)委員 それは出せるように努力する。
  30. 土井直作

    土井委員 與党政府当局との間で何かやつているようだが、一体、政府はそれに対してどうなのか。政府の方の責任ある回答を伺いたい。
  31. 増田甲子七

    増田官房長官 政府にあくまで二十二日に予算書を出したいと思つておりしますそれはまだ完了しておりませんけれども、ぜひともそういたしたいということを目途として一生懸命努力いたしております。
  32. 林百郎

    ○林(百)委員 審議期間に対して十分考慮さえすれば、われわれは何でもいい。一週間でやれと言つたつてそれは困る。
  33. 上林山榮吉

    上林委員 一週間をフルにやれば、二週間分の審議はできます。
  34. 林百郎

    ○林(百)委員 とにかくその点は十分考慮してもらいたい。
  35. 上林山榮吉

    上林委員 そういうふうに努力します。
  36. 大村清一

    大村委員長 それではこの政府申出了承することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 大村清一

    大村委員長 それじやそれに決します。     —————————————
  38. 土井直作

    土井委員 事務組長ちよつとお伺いしたい。本会議はいつ開くのですか。今は自然休会行つているんでしよう。
  39. 大池眞

    大池事務総長 自然休会の形で……。
  40. 土井直作

    土井委員 そうすると自由討議の問題は、法律的措置をどうするのですか。
  41. 大池眞

    大池事務総長 これはもし皆さんが全部それでよかろうということになれば、一つのりくつがつくんじやないかと思つていますが、國会法の第七十八條を見ますと「各議院は、国政に関し議員自由討議機会を與えるため、少くとも、三週間に一回その会議を開くことを要する。」こういう一つ義務規定があるわけでありまして、それを文字通り解釈して行きますれば、先日申し上げました通り、二月十一日から十日間か含まれておりますので、二十一日までの休会の十日を除けば、三月の十四日になるかと思いますが、十四日が二十一日目の周期になる、こういう文理的の解釈で行けばそうなります。ところがこの問題は御承知通り参議院決議もしないで、二十一日はとつくに経過いたしておりますが、そのまま自由討議をやつていないので、これを法律違反と言えば、そういう結論が出ると思いますが、これは法律自身解釈等にもよろうと思うのでありまして、でき得ることならば、そういう疑問のないようにいたす方が一番いいことで、それならばこの前の御決定通り九日に開いて十日というようなことになれは、二、三日のずれの問題は一つも起りません。ところが今のように十九日までそのままに行つて二十二日からということになりますと、当然その間に二十一日という期間は過ぎ去つてしまう結果となりますが、ただ、今の第七十八條解釈、これは法律解釈のみでは、解釈はもちろんできません。事務的に皆さんの御考慮をお願いしたいと思う次第ですが、それはやはり議員の活動する場合に不可欠の統制が必要でありまするので、今自由討議を、かりに聞こうとする場合のおきましては、議長において自由討議を聞く会議召集にあたつて、討議すべき問題を指定して開くかどうか。問題を指定せずに、ほんとう自由討議を開くかどうか。その二つをまず決定いたしまして、それからその自由討議の時間を、どういうようにするかということをまずきめることに相なります。從つてそれを、きめて出します際には從來の前例に基きますと、全部当運営委員会にお諮りをいたしまして、問題の指定をするか、しないかということを決定し、またその時間を決定して会議召集をするということに相なりますから、議院構成が完備しない以前の日を、この七十八條にいう三週間という制限内の期間に入れることが妥当なりやいなやということも考えられると思います。そうなりますとこの議院運営委員会というものができ上りました日から——二月の十九日に常任委員委員長決定を、本会議でいたしておりますので、二月の十九日から全部計算すると、二十日が日曜になつておりまして、二月二十一日から三月二日まで、休会いたしてありますから、三月三日から計算して二十一日目でいいのではないか、こういうことも政治的の解釈をしてできるんじやないかという点がございますのと、もう一つは今度はむしろ法律の議論的な方面から解釈しますと、この條文議長開会義務規定ではございますが、その期限というものが必ずどうしても開かねばならぬという絶対のものではないので、從來からそれをきめて開いておりましても、院議でもつて延期をして開かれなかつた事例もたくさんあります。それは本條の目的で明かになつておりまして、「議員自由討議機会を與えるため」とありますので、議員各位自由討議機会を持つ必要を認めずに、それを放棄すれば当然にその必要はないというような意味合いででもなければ、從來の先例のように現に本会議自由討議として置きながら、それを開かないということはできないのではないかと考えます。そこで全議員が本会議を開いて決議をして、延期をするということであるならば、何も問題はございませんが、本会議を開かずして、その煩を省略して、当議院運営委員会で、先ほどお話のあつたように、各派が全部御賛成であるならば、これをもつて議員全部の意思であるというように、見ることもできるんじやないかと思います。しかしそれはもちろん法規的の文理的な解釈ではなくて、もちろん精神的に解釈をしておるわけでありますから、そういうような面で見れば議院運営委員会反対者があるのに多数決で決定するということは、これはもちろん非合法でございましようが、皆さんが全部御一致の上、各党を代表してそれでよろしいんだということであるならば、自由討議機会を放棄したものであるとしてさしつかえないんじやないかという、これを開かなかつたことの理由づけを申し上げたわけなのであります。しかしそういう理由づけではいかぬ。やはり二十一日目に自由討議会議召集して、皆さんがお集りにならぬなら、流会なら流会にする。規定通り議長の手元で、審議延期をするならするという、その本会議を開けとおつしやればそれは、開いてもさしつかえありません。しかし首相施政方針演説もないのに、そういう手続をわざわざせんでも、一應開かない理由を求めれば、そういう理由もつくのではないかと考えます。
  42. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 ちよつと伺いますが、この議会になつてから二日まで、休会決議をしておいて、あと自然休会決議をしておいて、あと自然休会でだらだらにして置くという形式をとつたのは、第一國会以來今度が初めてではありませんか、今までこういう事例はありますか。
  43. 大池眞

    大池事務総長 國会休会決議をして、そのあと自然休会をやつた例は從來もあります。
  44. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 それは一ぺん用いて自然休会をするということならいいが、日が來てもそのまま休会にしで置くというようなことはないんじやありませんか。
  45. 大池眞

    大池事務総長 いやそれはございます。第一次片山内閣のときに六月四日から六月二十一日まで十九日間、國会休会をいたしまして、それに引続いて、自然休会を四日間だらだら続けまして六月二十八日にまた……。
  46. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 休会をする決議のときの了解事項として、九日には開会式をするということになつてつた。これは、ある意味においては、院議が含まれているとも、解釈できる。そうだとすれば、院議の変更をこれだけの者が集つてやるということは、少し無理がある。來る九日には一ぺん本会講を開いて、その上で二十二日まで延すことが、当然じやないかと思いますが、どうですか。いろいろ解釈すると、解釈のしようはありますが、また解釈をすれば、衆議院規則條文による構成は完備しております。しかし前の國会からの慣例があつてそれを引継がなければならないものが、まだ完備しておりません。政府は、現に予算編成中で、從つてたとえば災害対策なら災害対策の問題についても、前の議会からのを引継ぐのかいなか、大体各派の間において、災害対策特別委員会を設けることが考えられて、與党側においても、委員長も内定されている。ところが、公共事業費が削減されるかどうかということについては、君たちはみな無関心ではおられまい、そおいう意味において特別委員会をつくつて審議院としての意思を政府の方に博えるということも当然なさねばならぬと思いますし、また在外同胞引揚げ促進に関する特別委員会があつて政府は、これに対して予算をやはり今編成中であります。從つて議院がかりに休むようになつても、衆議院としての意思を表明し、あるいは政府に傳達をすることは当然である。從つてだらだらにして休むよりも、こういうものを整備してはどうか、ことに與党側においては委員長も内定されているやに同つておりますから、これを早くやられた方がいいのではなかろうかと思う。また、このほかにも不当財産取引調査特別委員会の問題もやはり、議題にしていただいて御考慮を願つて、そういう問題を、どうするかということを本会議で話合いのつくものは話をつける。また在外同胞引揚げの問題も話をつけるがいいと思いますから、これもきめられた方がいいんじやないかと思います。
  47. 林百郎

    ○林(百)委員 今の淺沼さんの御意見ですが、私の方もそれに賛成です。今総長の説明を開きましたがどうも苦しい。國会が自分でつくつた國会法ゆがめて解釈したり、運用することは好ましくない、だから九日に開いて、今言つた不当財産調査特別委員会、在外同胞引揚げ、災害対策、これらの問題もありますから、できることはちやんと処分した方がいいと思う、私の方も、淺沼さんの意見賛成です。
  48. 木村公平

    木村(公)委員 これはりくつを言えばりくつがあるかもしれないけれども実際に聞いてみたつて、みな集りはせんよ。
  49. 上林山榮吉

    上林委員 淺沼君の御意見も確かに一つのりくつがあると思つておりますが、どうも形式的な議論になりがちであつて、結果は、召集わしてみても、議会は正武に成立せんというようなことのおそれ自体が、かえつて議会の実質的運営という意味からいつて、悪い結果を及ぼすということになる。結論が大体、同じことになるのであつたら、まあひとつ今いつた意味で了解を願つて、何とかスムーズにやつてもらいたいという希望を申し上げるわけであります。
  50. 林百郎

    ○林(百)委員 われわれは、やるだけのことはやつて、できなければやむを得ないと思う。
  51. 石田一松

    石田(一)委員 私も淺沼君の意見には賛成です。特に不当財産特別委員会の設置にからんで、今日の新聞ばかりでなく、選挙最中再三外國新聞に報道されている。何だかこの委員会を設置することを回避する氣運があるかのごとくに議会全体が見られているということも、私は非常に不愉快なことだと思う。しこうしてこれに対して、もし関係当局からサゼツシヨンがあつた後に、これをつくるというような不平ぎわをなすならば、それこそこの新しい生れかわりた國会のたいへんな汚点になるというふうな考え方から、一日もすみやかにこの問題を解決するように、やはり國会法を正しく運営して行きたい。今淺沼君のおつしやつたように、九日に一度開くということに私賛成いたします。
  52. 上林山榮吉

    上林委員 ちよつと申し上げますがわが党は不当財産委員会をつくらないという意見は毛頭持つておりません。われわれ健全な政党のあり方として、これは当然やつて行かなければならない問題だと考えているので、これはほかの党にも熱望しておるわけだがら、そういう御懸念を考えずに、結果において同じようりな議会の運営に、なることなら、この際、そうりくつを申し上げんでもおわかりくださると思うのだが、実際的に扱つた方が君らとしても心ある処置ではないかと思う。
  53. 林百郎

    ○林(百)委員 上林山君の言うことはよくわかる。民自党がそういう正論を持つているだけにそれを早く世間に発表される必要がある。非常に痛くない腹をあなた方は探られている。
  54. 土井直作

    土井委員 今の國会法解釈はぼくはあいまいだと思う。やはりわれわれがつくつた國会法を自分自身がゆがめたり、あるいは蹂躙したりするというようなことはいかぬ。
  55. 木村公平

    木村(公)委員 蹂躙してはいない。
  56. 土井直作

    土井委員 それから不当財産委員会の問題もあるから、とにかく予定通り九日に開いて、予定の仕事をやつたらどうですか。
  57. 林百郎

    ○林(百)委員 不当財産委員会の職員がぼつぼつ整理されていることもうすうす聞いているか、やはり正式に成立すれば、実質的にも仕事が手につくと思う。
  58. 上林山榮吉

    上林委員 常任委員会の議論をまともにするなら別だが、特別委員会はできるだけ早くやるという意思がわかつた以上、常任委員会ほど議論を集中せぬでもいいと思う。要は今土井君が言われる通り國会法解釈いかんという問題がわれわれは氣にかけるけれども、これもお互い各派が協同して、お互いに発言の機会を與えるように自由討議の運用はこの際はこうしようじやないかという結論に達すれば、これは解釈としても、政治論として成立つものだと思つているんだが……。
  59. 林百郎

    ○林(百)委員 政治論としては一應成立つけれども、要するに法律解釈という点からいえば成立たないね。
  60. 上林山榮吉

    上林委員 解釈論としても各派が協同してお互いに與えられた発言の機会一つ利用しようじやないかということは、解釈論として成立つと思う。
  61. 林百郎

    ○林(百)委員 しかし各派がそれは了解しないという形になる。
  62. 土井直作

    土井委員 少くとも三週間に一回その会議を開くことを要するとある。
  63. 岩本信行

    ○岩本副議長 第七十八條に対しましては、議長として、最も愼重に國会法を蹂躙するかどうかということを研究したが、今おつしやるような向きを非常に心配しまして、この点を相当練つて見たのです。参議院もそれは了解しておりますので、参議院は確かにやるかどうかは別でありますが、ある方面の意向を聞きますとみながそうだということならよかろう、こういうことであつた
  64. 土井直作

    土井委員 それじや自由討議は、その都度、その都度やらなくてもいいという解釈もできるだろう。
  65. 上林山榮吉

    上林委員 つとめてやるように努力はするが、この最こういうことにてきるんじやないかというだけです。土井君どうですか、まつた法律論としてはいろいろ。議論もあるでしようけれども、それはどつちにも断定しないことにして、施政方針演説もまだしないうちから、自由討議機会を與えて見たところが、淺沼れの言うような意味もないではないが、どうも議会全体としての自由討議としては意味がないというように解することが一つ……。
  66. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 私の言うのは自由討議のことよりも議会の機能発揮のために、民主自民党が大いに奮闘されているから、その奮闘されていることを議会の意思を表明して、できれば九日の日に決議案でも上程して、公共作業費削減反対、衆議院の意思はかくのごときものであるということを言いたいのだ。それを民主自由党が好まないということになれば、おのずから別であるが、やはりそういう手続をもつて政府を鞭撻することがいいじやないかと思う。
  67. 上林山榮吉

    上林委員 それを議院運営委員会一つ意見として関係方面、及び政府に傳えてもらうことにしたらどうですか。
  68. 淺沼稻次郎

    淺沼委員 しかし議院運営委員会は、そういうことをやるところではない
  69. 林百郎

    ○林(百)委員 ただ、今まで自由討議の問題でやりたくないときにもずつとやつて來た。それをここであなた方が絶対多数をとつていながら、そういうむりなことをしなくてもいいじやないふ。
  70. 上林山榮吉

    上林委員 まだ本当の会議も開かれないうちに、つけたりの問題を取扱うのは変則じやないか。
  71. 木村公平

    木村(公)委員 林君、その辺でどうですか。
  72. 大村清一

    大村委員長 ただいまの問題はひとつ御了解を願うことに御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  73. 大村清一

    大村委員長 それではさように決します
  74. 大村清一

    大村委員長 次にお手元にこれから配付いたしますが、本日の協議事項につきまして、事務総長から一應説明をいたし、順次協議を進めていただきたいと思います。
  75. 大池眞

    大池事務総長 一番先に御決定願いたいと思いますのは常任委員会理事員数の件でございます。これは、この前も、各常任委員会理事数を運営委員会で、御決定を願つてありますので、本会期も同様に、御決定を願いたいと思うのでありますが、先日休会に入りました二月の二十一月に、行常任委員長の打会合がございまして、その打合会におきまして、前会期の事例等を考えまして、理事の数が少いために、非常に不便を感ずることがあつたの予算委員会においては理事を九名にお願いいたしたい。その他の常任委員会の方もこれにならいまして、七名に願いたい。その理由各派割当てもらいたい。こういう御意向でありましたので、大体その案をお手元に差上げてあるわけであります。從いましてもしこの通り決定を願いますれば、まず予算委員会の九名の割当は、民自党が五、民主党、社会党、共産党、各一でありまして、それ以外には、出ないわけでありますが、前例にならいまして、小会派と申し上げては失礼でありますが、割当のなかつたその他の各会派を通じまして一名を加えて、ちようど九名になるわけであります。
  76. 椎熊三郎

    椎熊委員 民主党は二になりませんか。
  77. 大池眞

    大池事務総長 なりませんです。それから図書館運営委員は十名でございました、理事從來から一名でございますので、その一名に民自党から出ることになります。その他の常任委員会二十五名の分は、理事は七名になりますので、民自党か四、民主、社会、共産、各一名、こういうことに相なります。
  78. 大村清一

    大村委員長 ただいまの件は、御異議ございませんか。
  79. 石田一松

    石田(一)委員 これは三十五名のところは小会派を通じて一名というのではないのでありますか。
  80. 大池眞

    大池事務総長 これは從來からそうではございません。予算だけは、小会派に割当られなかつたものを小会派全部の代表として、一名だけ出しておりまして、それ以外のところはございません。
  81. 石田一松

    石田(一)委員 これは小会派を通じて一名というのが、われわれの方に割当られたように了解しておりますが、われわれの方の理事は各小会派に事あるごとに、一應連絡することになつてつたんですが、これで行くとわれわれはもう何も知らずにその日その日行き当りばつたりでやつて行くわけですか。
  82. 大池眞

    大池事務総長 それは第二國会まではございませんでした。この前の國会の途中からやはり一名ほしいということで、当委員会で御決定を願いまして、あとから追加をいたしまして、全部だつたかどうか知りませんが、各党共通したものを一名ずつ、ふやしました。そのふやした例はございます。けれども今度またそれをほかの方にもそういうことにいたしますと、八名になりまして與党側とほかの方と半々になりますので、もしそれを入れるとやはり全部九名にいたしませんと、與党関係とそれ以外との数が合わなくなつて理事会等をお開きになるときに困ります。そうしますと二十五名のところも各小会派を通じて一名出てもらいますと、九名になりますので、あまり多過ぎはしないかというので七名になつております。それではどうしても不便であるからということになれば、やはり九名にしていただかないと八名では困るということを委員長会議で申し上げたのであります。
  83. 石田一松

    石田(一)委員 理事の数を八名にると、野党與党が月数になつて困るから七名にして、小会沢の一人がなくなるということは全然それは理由にはならない。それは御都合主義であつて、少くとも難事会の精神というものは、委員会の議事の円満な運営を望むための事前の協議ということが主たる目的でありまして、小会派といえども一應これに連絡のとれる一名の理事が代表的に出て行けば、私は議事が円滑にいつて、むしろ八名で理事が四名ずつになつて困ることよりは、全然いないということの方がかえつて不便ではないかと思う。私はりくつを言うのではありませんが、各会派でぜひこれは御研究くださいましてこの前の國会あたりで便法としてとられたように、ぜひ一名代表を入れるようなことを、今度の運営委員会の議題として審議をしてもらいたいということを要求するんですが、これはだめですか。
  84. 上林山榮吉

    上林委員 これはもう七名という理事数すら二十五名の委員とすれば多いと私は考えております。予算委員は五十一名に対して理事九名です。だからそれから行きますと、ほかの委員会は五名位の理事で、けつこうだという見解を持つておりますので、いまさらこれを議論する余地はないように考えます。今の御意見は一度ごもつともではありますが、前面的に賛成できません。
  85. 石田一松

    石田(一)委員 そうしますと委員会は過半数が出席していなければ、議事を開くことができない國会法規定になつておりますが、理事が出ていない小公派の名が出て、過小数のときに異議の申立てをしたならば、各常任委員会は開催不可能になる。そういうことのあるために事前に理事会において、各党各派が円満に交渉を塚げて委員会を開く、これがための理事会だと私は思うんですが、今の御意見のように多過ぎるとか何とかという意見で、全然これを無視したようなお考えならばそれはまことにけつこうです。私の方では規則の命ずるところによつて全然連絡なしで直接委員会に入つて行つて、その時その時の情勢よつてやる以外に方法はないと思います。
  86. 大村清一

    大村委員長 この常任委員会理事員数の件は、ただいま事務総長説明通り、承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  87. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。     —————————————
  88. 大池眞

    大池事務総長 協議事項の第二は、当委員会理事の選任の件、でございます。今の七名といたしまして、民自党が四、それから民主、社会、共産各一の選挙をお願いいたしたいと思います。
  89. 大村清一

    大村委員長 これより当運営委員会のりじの互選を行いたいと思います。理事員数は先刻御報告のように、民自党四人、民主党、社会党、共産党各一人、合計七人であります。  理事委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  90. 大村清一

    大村委員長 それでは御指名申し上ます。    今村 忠助君  木村 公平君    上林山榮吉君  渡邊 良夫君    田中伊三次君  土井 直作君    志賀 義雄君以上七名の方を御氏名いたします。     —————————————
  91. 大池眞

    大池事務総長 次は協議事項の第三の議院運営委員会の小委員の件でございます。議院運営小委員会については別に規定がございますが、その規定に基きますと、毎会期の始めに小委員員数をきめまして、各派割当をいたすことに相なつております。前会期は十五名であつたと心得ておりますが、今回は民事党の方面から十名ぐらいにお願いしたらどうかというお申出等もありますので、何名にいたしますか、それを御協議願いまして、員数がきまれば割当はすぐできますので、これをお願いいたしたいと思います。
  92. 林百郎

    ○林(百)委員 十名ですと小会派まで、ずつと行き渡りますか。
  93. 大池眞

    大池事務総長 十名ですと小会派までは参りません。共産党までで終りでおります。
  94. 椎熊三郎

    椎熊委員 十五名にして元の通りにやつたらどうですか。
  95. 大池眞

    大池事務総長 十名にいたしますと、民自党六、民主党二、社会党が一、共産党が一ということになりますが、もし十五名にいたしますと民自党が九名、それから民主党が二、社会党が二、共産党が一、國民協同党が一、こういうことになります。
  96. 林百郎

    ○林(百)委員 十五名にして國協党に各小会派を代表して一名出てもらつたらどうですか。
  97. 木村公平

    木村(公)委員 今の十名説と十五名説と出ておりますが、われわれは十名説に賛成いたします。
  98. 土井直作

    土井委員 員数はよけいにしてやろうじやないか。
  99. 木村公平

    木村(公)委員 これはこの前も林君はいわれたが、しかしその時は特にオブザーバーとして発言も十分してもらつたが、今後でも、もちろん石田君などには各派交渉会においても、オブザーバーとして発言をしてもらうようにします。
  100. 土井直作

    土井委員 今いうオブザーバーとして、十分に発言をさせるということになると、全部他の小会派もオブザーバーで出られるのですか、それはどうなんです。
  101. 大池眞

    大池事務総長 オブザーバーの問題は、この前の打合せの時には共産党だけが出ていないために、オブザーバーとして自由に許すということでおやりになりました。しかしそれはあの会期だけに限るということでやられましたので、規定には何も載つておりません。
  102. 石田一松

    石田(一)委員 これは事務総長にお伺いしますが、先ほどから会議交渉会には、社会党では二十名以上とか、何とかというお言葉がありましたが、しかし今度の國会法衆議院規則等から見ても、二十名以下は交渉団体ではない、二十名以上が交渉団体として交渉員を派遣することができるというようなことも、どこにも見当らない。要するに、そういうことがなくなつたのに、民主的な今度の國会の例外だと思う、ただいまのように非常にお惠みにあずかつて、一名をわれわれの方にいただくこともけつこうですが、これはやはり十五名くらいの者が、その日その日の本会議の事前に、議長の諮問に答えるように、各派から行つて腹藏のない意見を吐くために、この小委員会があるので、なるべくならば各会派の者が集まつて、円満裏に進行して行くということがいいのではみりませんか、各公派から来ても、別に採決をするのではありませんから……。
  103. 土井直作

    土井委員 結局十五名にしても社会党が一人ふえるのと、民自党がふえるだけであつて、一人が二人になるわけではない、それなら十名だつて同じ結果だと思う。
  104. 大村清一

    大村委員長 いかがですか、員数割当の点はさらに考慮することにして、総数を十名ということに決定して御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  105. 大村清一

    大村委員長 次に各派割当でありますが、民主自由党五人、民主党二人、社会党一人、共産党一人、それから小会派代表の意味で國協党から一人、合計十名ということに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  106. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。各派から事務局の方へその氏名をお申出を願います。     —————————————
  107. 大池眞

    大池事務総長 次に福利小委員会の件でありますが、これは議院運営委員会の中におきまして、議員の福利問題を研究しておられました。今回も福利小委員会を設けますか、いかがでございますか、前回は各派から一人ずつ出ておりました。
  108. 木村公平

    木村(公)委員 福利小委員会というのが今までおりましたが、これはたいへんいい委員会でありまして、つまり食堂の改善とか、自動車の問題とかいろいろやりますが、各派から一人ずつ出てもらうことにしてはどうですか。
  109. 大池眞

    大池事務総長 そうしますと民自、民主、社会、共産、國協、農民、労農、社革、公正倶樂部と九人になります。それに委員長が入りますので、みなで十名になります。
  110. 大村清一

    大村委員長 それでは福利小委員会を設置することにいたしまして委員長一人、委員九人、委員各派から一人ずつという構成で設置することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  111. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。     —————————————
  112. 大池眞

    大池事務総長 その次は特別委員会設置の件でございまして、これは先ほど來淺沼さんからも御意見がございました。從來不当財産と在外同胞と災害対策、こういうものがございまして、委員の数も不当財産が三十人、在外同胞が三十人、災害対策が四十五人でありましたが、これはどういうことにいたしようか。
  113. 木村公平

    木村(公)委員 この特別委員会設置はもちろん、しなければならんと思いますが、実は私の方では大体從來通り特別委員会を設置することに賛成ですか、そのほかにも観光に目する特別委員会も設けてくれという意見もある。しかし党議が全面的にまだまとまつておりませんので、これは十九日か二十二日の運営委員会でお願いしたいと思います。
  114. 大村清一

    大村委員長 この特別委員会はみな大体前例通り設置することに御異議ないようでありますが、特別委員会については、内容等についてもよりより協議もされているように承つておりますので、いずれ議会再開前に運営委員会を開かれると思いますから、それまでの間に各位におかれましてよく御考慮おきを願いまして、次の運営委員会で御決定を願うことにいたしたらいかがですか。
  115. 土井直作

    土井委員 それは今日の委員会で不当、在外同胞、災害対策の三つだけはつくつて人数をきめて、それぞれ各派割当てて、この次までには成立するようにしてもらつてはどうですか。
  116. 木村公平

    木村(公)委員 在外、災害、不当、これはいずれも大体賛成であろうと思いますが、まだ実は党ではつきりまとまつたものを持つておりませんので、荏苒と日は延ばしませんから、次回の運営委員会私の方ではできることなら委員の氏名までも内定して、すみやかにその日のうちに成立するように運びますから、ちよつと延ばしておいてください。
  117. 大村清一

    大村委員長 大体は從前の例によつてやる心組みで、次のときまでよくお考えを願い、次回に決定をするというお含みで御研究をねがいたいと思います。  それでは御異議がないようでありますからそのように決します。     —————————————
  118. 大池眞

    大池事務総長 その次の議場内交渉係の件。これは大体打合会のときに御決定を願つておりますが、正式には当運営委員会におかけすることになつておりまして、議場内交渉係は二十名以上の團体は三名、それ以下の團体は正一名、福一名、つまり正員がありましてもその方が欠けた場合のために福をこしらえて計二名になります。
  119. 大村清一

    大村委員長 議場内交渉係の件は御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  120. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。     —————————————
  121. 大池眞

    大池事務総長 その次は、開会式の件。これは先ほど期日を大体おきめを願いまして、今度そこで両院を代表して衆議院議長が述べます式辞でございます。一應案文ができておりますので後刻お目にかけますから、御協議をお願いいたします。次の國務大臣の演説及び質議の件。これは、今日御決定にはまだむりかと思いますので、この次申し上げます。開会式の式辞だけはらんを願いたいと思います。これは議院と打合せをしなければならぬ関があります。それから陛下の御答辞の関係もありまして、大体の筋だけはおきめを願いたいと思います。次の質疑の順序所等も次回にお願いいたします。  次の社会保障制度審議会委員推薦の件、これは一應この委員会の御意向をお伺いしたいと思います。御承知通り議会において通りました社会保障制度審議会というものができまして、その委員の総数敷は四十人でございます。その四十人を國会談員と、関係各廳の官吏と、学職経験者、それから使用者、被傭者、医師、歯科医師、薬剤師、社会保險事業の関係者この四つの系統から同数ずつ出ることになつております。從いまして、両院の議員といたしましては十名推薦をして選任をされることになつておりまそので、内閣の方から至急に両院議はの十名を両院打合せの上、申し出てもらいたいという申込みがあるわけであります。そこで両院議員の十名をとういうふうに配分するかということが問題になりまして、衆議院通りますには、大してもんちやくなく両議院はどういうぐあいに配分さしれるかということの問題が起らずに出て行つたのでありますが、参議院の方に参りまして委員会審議の経過のときに、この十人というものを両院で折半して出るのか、それとも全員に対する比例で出るのかということがいろいろ論議されまして、最初のうちは政府の力もはつきりした答弁をせずにおつたようでありますが、最終の段階に至つて両院折半で半数ずつ出ることにいたしたいという御意向を明らかにされたように了承いたしております。そこで両院で折半して行くということになりますれば、当院から五名、参議院から五名ということに相なりますが、この審議会の法律をずつと読んで見ますと、その二に書いてありますように、委員の任期は半数が一年で、他の半数は一年の任期を定められることに相なつております。そこで仮に五名の委員がこちらから出ましたときに、半数の二人半が一年で、他の半数の二人半が二年というわけ方はできません。從つて三人が二年で二人が一年ということに相なろうかと思います。この二年と一年とのわけ方で非常に困難が起るのではないか、しかも、両院はこれは共通のものではありませんで、各、独自の見解を打つているわけでありますから、私どもが考えますと、委員半数は一年、半数は二年という区別をする限り両院の推薦議員は、やはり偶数でなければならぬ、從つて議院は六名、参議院は四名というように偶数数にわけますれば、半数が一年で半数が二年というわけ方が簡單、にできるかと思います。当時の政府説明はいろいろあつでありましようか、一應当委員会政府の言明も十分考慮の上、当院から六名、参議院から四名というところが、もつとも穏当じやなかろうかと思うのでございます。
  122. 木村公平

    木村(公)委員 今の御説明社会保障制度審議会委員ですが、これが四十名のうち両脇議員が十名ということは法律できまつているんですか。
  123. 大池眞

    大池事務総長 これは法律で全員四十名とあります。それを一、国会議員二、関係各聴の官吏三、学職経験者四、使用者、被傭者云々この四つ系統から各同数の委員を出す。こう法律に書いてあります。從つて四十人を四つにわけて十名ですから、それ以上ふやすことはできないのであります。
  124. 木村公平

    木村(公)委員 それならばやむを得ない。法律を改正しなければいかぬ。同時に両院議員十名とあるのを参議院二名、こちらは八名とするがいい。参議院は二対八でいい。衆議院議員の苦労というものは選挙を一ぺんやつて見るとわかる。だからこれは二対八でいい。
  125. 土井直作

    土井委員 木村君の切なる意見もあるが、この際は四名、六名でいいじやないか。
  126. 大池眞

    大池事務総長 それでは衆議院委員会としての意向を申し上げまして、議長さんと向うの議長さんと御了解を得るようにとりはからいます。いずれその結果は次回の委員会に御報告を申し上げます。     —————————————
  127. 大池眞

    大池事務総長 それから最後の正門及び正玄関通行の件。これも前会の打合会で御了承を得ましたが、当委員会で御確定を願うことになつております。今回は正門は衆議院で交付いたしました記章を佩用している者は者門から入れるということにお願いいたしたい。正玄関の方は議員議員に同行した祕書、並びに新聞記者、二番目は國務大臣及び同行の秘書並びに政府委員、三軒目は前議員、これだけ一つ正玄関からの出入りをお願いいたします。
  128. 林百郎

    ○林(百)委員 今度の運営委員会はいつ開きますか。
  129. 大池眞

    大池事務総長 今度の運営委員会は当然本会議を開く前には開かなければなりませんが、その前に衆議院予算を正式に向うへ提出する前に当委員会で御審議を願いたい。その点は大体明後日開かれる委員会には出し得るように交渉をしておりましたのですが、ただいま申し上げます通り予算関係がありまして、ちよつと確定するまで数字ができておりません。次会はいずれ少し早目に開いていただきたいと思つております。
  130. 林百郎

    ○林(百)委員 それでは時間と人数を大体きめておいてもらいたい。
  131. 大村清一

    大村委員長 時間は委員長も手続をする必要がありますから大体皆さんお申合せを願いたいと思います。
  132. 椎熊三郎

    椎熊委員 次会は十七日にしたら…。
  133. 大村清一

    大村委員長 それでは次会は十七日に開くことに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  134. 大村清一

    大村委員長 それではさよう決定いたします。     —————————————
  135. 田中伊三次

    田中(伊)委員 ちよつと私の方から委員会にお諮りを願うことがあります。この間わが党より中曽根君外六名合計七名を除名いたしまして、幹事長名をもつて除名をお知らせ申し上げたが、その議席の変更ということについて、どういう取扱いをしていただくか、一應お諮りを願いたいと思います。法規の関係からは、議長がおきめになることと考えますが、それも当委員会で一應お諮りをいただければ議長が御決定がやりやすいと思います。
  136. 木村公平

    木村(公)委員 それもここで諮ることは法規上はできることでし上うけれども、田中君、御相談だが椎熊君の顔を見てもみな友達だ。その場合にこれを是とも非とも言えないから、これはそちらで何とかまとめてもらえまいか。
  137. 椎熊三郎

    椎熊委員 それはこういうことです。今党内に意見が二つわかれておりまして、お互いに除名を仕合うとかなんとか、みつともないことをせずに、意見のわかれたものは席を党内で確然とわけようという交渉を開始中です。その途中で七名だけ除名をした。われわれも犬養さん、保利さんみな除名しておるから、われわれの方でも議席を変更してもらわねばならんということになる。しかしそういうみつともない醜悪な状態をこの公開の席上でやるのはいかぬから……。
  138. 木村公平

    木村(公)委員 もうきようは疲れておるし、そんなことはわれわれ人情としてできない。
  139. 田中伊三次

    田中(伊)委員 もう一言つけ加えますが、委員長のお考えできようはいけない。次がよかろうというお考えであれば、次会にお諮りをいただいてもけつこうです。
  140. 大村清一

    大村委員長 議席の問題は議長が御決定になる問題ですが、もとより当運営委員会に諮問になり、意見を徴されようと思う。ただこの問題は次回にまわしても議事の運営上必ずしもさしつかえないように思いますから、次会に決定をするということにお預けを願つたらいかがですか。
  141. 田中伊三次

    田中(伊)委員 わかりました。次会お諮りをいただいていずれかに御決定を願う。こういうことでけつこうです。
  142. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは取上げないことに御決定を願います。     —————————————
  143. 岡西明貞

    岡西委員 議員秘書手当の件ですが、前回に引続き同じ秘書を雇つている者はいい。しかし今度新規に雇う者がありますと、その議院の秘書は資格審査に通つている者にはやるが、資格審査に通つていないものにはやらないということになつているそうでありまして、一つき分は特別のとりはからいでやつていただいたように聞いておりますが平等ではないように思います。こういう点はどうですか。
  144. 大池眞

    大池事務総長 これはこの前一應御説明申し上げましたが、一番わかりやすくすれば、二月十一日に召集になりましたので二月分以降を全員にお拂いすれば問題は解消します。ところが一月までお使いになつた方もあるので、なるべく一月分までさかのぼつて皆さんに払つて行きたいということを研究しましたが、従来から使つておられた方で、もうすでに失格審査を通つた人を使つておられる方には、公務員たる資格が確定しておりますから拂つていいのですが、しかし資格審査を通つていない方は、それが通つた上でなければ採用自体が確定いたしませんので、月にさかのぼつてお拂いすることはできないことになり、拂いたくても拂えないという事情でございます。それで新しい秘書の方に、どこかで資格審査を通つた方なら、御採用の時にさかのぼつてお拂いすることもできるわけでございます。どうぞ御了承を願います。
  145. 今村忠助

    今村(忠)委員 今秘書課長なりでお調べになつていると思いますが、つまり衆議院で使つてつて資格審査の手続をとつた者の割合は、何名中の何名くらいですか。非常に少いように聞いておりますが。
  146. 久保田義麿

    ○久保田秘書課長 それはほとんどとつております。とつていない者は二十名くらいと思いますが、その手続をとるようにということは、秘書の方にはみな通知してありますし、公報にもその旨を載せております。
  147. 大池眞

    大池事務総長 それでは開会式の式辞の案文を一應読んでみます。    第五回國会開会式式辞案   本日第五回國会開会式が行われるに当りまして、天皇陛下の親臨を恭うし、無限の感激と緊張を覚えるのであります。國会はわが国の直面する内外の情勢に察し、時局の要求する各般の施策については和衷建設的の精神をもつて審議し、国民の信託にこたえたい覚悟であります。  かえりみれば現行憲法の交付されてから、二ヶ年半近く経過しましたか、憲法の目指す主要の理想は畢竟一は文明を平和に求めることであり、一は国民最大多数の幸福を民主主義の徹底的活用に見出すことであると、解されます。この大理想は、今やわが國において着々根を深くおろしつつあるのを見まして欣快これに過ぎません。世界の公平な観測者も大体望を日本の将来に嘱して、事態の推移に注意をあつめております。しかし百里を行く者は、九十九里をもつて半ばとすべきである。小成に安んずるところには、大いなる進歩がありません。日本は憲法の厳粛な條章中、断然戦争の放棄を宣言した一点において、列國に先鞭をつけましたか、民主主義の正しい理解並びに運用は一朝一夕に、立法手段のみによつて、社会の各層に浸透することを期し得られるものではありせん。その他に科学の方面でも、物質的の面でも精神力の方面でも、わが國は未だ先進民主國に及ばないところの多い実相を率直に認めなければなりません。國権の最高機関に席を列らねるわたくしどもとしても、かかる現状の革新に至大の関心をもつのであります。対外関係に至つては、日本は一切殺人的の装備を投げ棄てて、正義と反響の観念に國連を任かし、偏狭な利己心よりも、廣汎だ利害共通の了解に重きを置いて、列國の伍伴に加わらんことを希うものであります。これが為め或はわが國の前途を危ふむ者もありましようが、つらつら大局を慮かるに、日本の独立と自由とを保障する百年の長計としては、この一筋道のほかにないことを確信します。わが國民は惨埠たる敗戰の後を承けて、現に精神上並びに物質上の苦難に喘いでいますけれども、冬の後には必ず春の訪ずれることを信じ、如何なる試練にも耐えて、やがて中和な、健全な、幸福な日本の誕生を待つものであります。  以上の見地に立つてわたくしどもの捧げんとする奉公の努力は結局國民一般の理解共鳴を得られるよう念願して已みません。これをもつて式辞といたします。これは従来と少し形が違つておりますか、従来通りでなしに新たな形でやつてみたいという議長さんのお考えでありまして、一應つくつたものでありますから、その意味で御研究を願いたいと思います。
  148. 林百郎

    ○林(百)委員 もう少し簡單にできませんか。
  149. 椎熊三郎

    椎熊委員 開会式從來あまり簡単過ぎるから、もつと荘重にやろうじやないか。
  150. 林百郎

    ○林(百)委員 字句の点は議長一件。
  151. 大池眞

    大池事務総長 参議院の方にも、いろいろ注文があろうと思いますから、参議院の方の御注意等も承つてみたいと思います。
  152. 大村清一

    大村委員長 それでは字句の点はなお各位の御意見を参酌されまして、議長において適当に御考慮を願うことに御異議がありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  153. 大村清一

    大村委員長 それでは、さように決します。
  154. 大池眞

    大池事務総長 ごく簡單なことを二、三お願いいたします。今度議員さんに二月分として木炭一人一歳配給がございます。これは現品で配給をいたしますことは困難でございますので、購入切符を各党の事務所を通じて、お渡しすることにいたします。  いま一点は人事の点で、あらかじめ、御了承を願つておきたいと思います。速記主事の東海林正雄君、それから衆議院主事の萩生敬一君をそれぞれ衆議院参事に昇格の件でございます。いま一つは衆議院参事の河合清君を法制局に轉勤させまして法制局の河野前庶務課長の後任に補したいという件でございます。この三件をとうぞ御承認を願いたいと存じます。
  155. 大村清一

    大村委員長 御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  156. 大村清一

    大村委員長 それでは、さよう承認することに決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時三十分散会