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山下義信君
政府の御
答弁で大体は了承いたしたのでありますが、この際念のために承
つて置きたいと思いますのは、この
法律は公布の日から直ちに
施行せられることにな
つておるのでありますが、相当
委員の人選でありますとか、いろいろな仕度があると思うのでありますが、凡そいつ頃からこの
審議会の発足が、成立をいたしまして、できるという
ようなお見透しでございまし
ようか。その辺承
つて置きます。もうすでに御説明がありましたらば、後で私他から了承いたすことにいたします。尚重大なことを
政府に私は伺
つて置きたいと思います。それは非常に我々を代表する
審議会のできることを祝福いたしたいのでありますが、結局この
國会と密接な継がりということは、ただ單にその
委員の中に、
國会議員が数名入るということだけで以て、密接な継がりということには参らんと私は思うのであります。それで一番この
法案の中で欠点といたしますることは、この
委員の人選というものが全く
総理大臣の、午前にも申上げましたが、独断的な
任命の仕方にな
つておりますところに、実は骨拔きにな
つておる
ような遺憾の点があるのでありまして、若し私共の希望を率直に申上げまするならば、この
委員の人選ということに当りましたときに、いろいろ午前にも同僚
委員から
意見が開陳せられておりましたが、適任の人を選ばれるにつきましては、
政府当局でも万遺憾なく御選考もなさるとは存じまするけれども、私共の希望といたしましたなら、でき得るだけ我々がこういう人を
委員に
推薦したい。こういう人こそ
委員の適任者であると、
学識経驗や、その他專門家の人たちの中から、若し我々が見まして適任という
ような人を私共が
考えましたときには十分我々厚生
委員会、つまり厚生
委員の
意見も非公式に
一つお聽きになりまして、廣く天下から人材を求められる、こういう
ようなお心構えを頂きまするならば、
國会議員が入ろうと入るまいと、又その数が如何であろうと全般の四十名の、この
委員の人選などにつきましては、私共にも廣く人材の探し方を、いろいろ機会あるごとに御
協議下さいまするならば、私は非常にうまく行くのではないかと
考えまするので、その点この
審議会の発足の日取りのお見込みや、そういう点まで深く我々
國会側と密接に御協力下さりまする御
意思があるか、否かということを重ねてお伺いいたします。