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菊池説明員 前段の当分の間ということでございますが、それは
あとから
お話の
法律の
改正とからみ合
つておりますので、当分の間でけつこうであります。
改正の点はただいま各
方面の者が集まりまして、われわれの方が中心になりまして、いろいろ
草案を練
つております。いつごろまでに
草案をつくり得るかという
お話でございますが、一應の
草案は、
來年の二、三月ごろまでにはわれわれの方にできると思いますが、
國会に
提出いたしますまでにはまだ相当期間があると存じます。本
國会中には
提出はむずかしいと存じます。特にこの
補修の問題につきましては、ただいまのところは、御説のように
國道にいたしましても、
府縣道にいたしましても、また
市町村道にいたしましても、これはただ國が助成する形を
とつておるわけでありまして、みな
おのおのの
管理者、つまり
國道、
府縣道であれば
府縣知事、特定の地域の市道及び
町村道につきましては、その
市町村長が
管理をいたしておりまして、自分で
補修をしなければならぬということに
なつております。この点はやはり
國道の
管理者を
地方公共團体の長にや
つていただくか、あるいは
國道につきましては、むしろ
改築とか建設あるいは
補修に至るまで國でも
つてめんどうを見るべきではないかという思想が非常に強うございます。それはまことに根本的な
道路法の
管理権の
改正でありまして、軽々には断定いたしかねますが、そういう各
法面の御
意見が非常に強いので、その辺をただいま第一の問題として研究いたしております。そういうわけで
補修の問題も勢い
國道は國でやり、
府縣道とか、
市町村道は知事なり
市町村長なり
おのおのの
管理者にやらせるという問題も当然起
つて來ると存じます。それが今回御
提出の
法案に
將來関連を持
つてまいりまして、当然そのときに、これがどの樣になりますか、また
改正せられる運命になると思いますが、当分の間、現在の法が生きている間は、これで
補修に当る予定であります。