○
山崎道子君
お忙しいところをたいへん御迷惑だと存じますので、ごく
簡單に私
たちの意のあるところをお聞き取り願いまして、ぜひ御賛同を得たいと思うものでございます。
私
たちはなるほど
院議をも
つてこうしたことを
決定するのは、
國会議員の恥であることは、よく存じておるのでございます。けれ
どもこの問題を出さなければならなく
なつたことの原因は、石炭國管問題のときに、
國民の前にああいう醜をさらしました、当時の
國民的輿論を思い出していただきたいと思います。そのときにも私
たちはやはりこうした同じ
決議案を出したのでございます。当時の
運営委員会では、今回に限り許してもらいたい。
院議をも
つて決定することは恥であるから、各自の反省によ
つて、今後再びこういうことのないようにするということの言明があつたのでございます。そのためにこの
決議案は上程されずに今日になりまして、再びこういうことが繰返されたのでございまして、私
たちは、
婦人議員、
婦人議員とおつしやいますが、
婦人という名前はついておりません。われわれも同じ
代議士のつもりでございます。一人の
代議士として、
國会議員としての
立場から、こういう
決議案を出さなければならないことの悲しみを持つ者の一人でございます。
先ほどまで
お話にな
つておりました酒の適量の問題でございますが、私
たちはこの際そういうことにこだわりますることは意外でございます。
常識の
程度でわれわれは取上げておるのでございまして、
酒氣を
帶びて議場へ入るということは、醉つぱら
つているものでございます。そういうふうに御
了承を願いたいと思います。