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新谷寅三郎君 この問題は結局この
委員会を動かしていくのにどちらが
便宜であるかという
便宜の問題ではないかと思うのでございます。それで他の
委員会におきましても、図書館の
委員会の
ごときはやはり兩方で
委員長を選んで交代してや
つているという例もありますから、絶対にそうでなければいかぬということもないでしようが、結局この
委員会を動かしていく場合に、どちらがより
便宜だという程度問題だと思うのです、それで私の個人の
意見といたしましては、明文にははつきり出ておりませんけれども、おそらく今度は
参議院は
参議院、
衆議院は
衆議院で
法規委員がそれぞれ集まるような機会も事実上生じてくるだろうと思うのですが、そういう
意味で、
委員長は
衆議院と
参議院とそれぞれ選んでおいて、そして実際
兩院法規委員会としては、あるいはこの
会期ごとというのも
一案でありましようが、極端に言えば、一回
ごとにかわるということも考えられますし、またもつと中間的な案をとりまして、たとえば
決議ごとにかわるというようなことも考えられるのです。いずれにしても、同一の
委員長が
委員長としておやりになる期間の長さの問題は
便宜問題ですから、皆さんの御
意見で長さを適当におきめになればいいじやないかと思います。ただ、今申し上げましたように、兩院から
委員長を選んでおくということはや
つておいた方がいいじやないかという氣がするのであります。