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1948-03-30 第2回国会 参議院 電気委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十三年三月三十日(火曜日) 午後二時六分開会 ————————————— 本日の
会議
に付した事件 ○
電力危機突破
に関する
請願
(第百四 号) ○
名港
、
名古屋
両
火力発電所
の
発電用
石炭獲得
に関する
請願
(第二百四十 八号) ○旧
町営電氣事業
の
還元
に関する
請願
(第三百二十七号) ○
電力増強
に関する
陳情
(第二号) ○
只見川水系水力発電開発
に関する陳 情(第十一号) ○
中小自家発電事業
の
開発
に関する陳 情(第十九号) ○
電力危機突破
に関する
陳情
(第三十 二号) ○
農村電力調整
に関する
陳情
(第六十 三号) ○
自家水力発電事業費國庫補助
に関す る
陳情
(第百十一号) ○
富山縣
の
産業用電力確保
に関する陳 情(第百十九号) ○
電力危機突破
に関する
陳情
(第百二 十九号) ○
電力配給事業
の
縣移管
に関する
陳情
(第百三十四号) ○
只見川水系水力発電開発
に関する陳 情(第百八十三号) —————————————
佐々木良作
1
○
委員長
(
佐々木良作
君)
只今
から
委員会
を開会いたします。本日は
請願
三件、
陳情
十件を審査いたしたいと存じます。尚時間がございましたら、
電氣事業
再編成問題について御懇談いたしたいと存じます。先ず第百四号、
電力危機突破
に関する
請願
を審査いたします。
紹介議員
より
趣旨
につき御説明願います。
西川昌夫
2
○
西川昌夫
君
内容
は説明するまでもなく、さまざまの
個條
を列挙してございますが、本
請願
は、去る一月十一日立川において
電力危機突破都民大会
が開かれました際に、私がその
会長
でございますところの
多摩電力協議会
が、その大体において
全員一致
の
決議
によりまして、各
常任委員会
及び各
関係官廳
に
請願
することとなりました結果、かかる
内容
のものと
なつ
た次第であります。当時
関係請願書
には、殆んど三
多摩
全部の七十何万かの調印がなされまして、三
多摩地方
の
電力危機
を反映したわけであります。その
内容
といたしますところを簡單に申上げますと、 一、
電源増強
とこれが
資材
の
優先的確保
二、
発電所設備
の
賠償撤去延期懇請
三、
家庭用薪炭
の
確保
と
薪炭統制機構
の
民主化
四、
電力配分
の
合理化天下り式割当反対
とな
つて
おります。よろしく御
審議
の程御願いいたします。
佐々木良作
3
○
委員長
(
佐々木良作
君)
政府委員
の御
意見
は如何でしようか。
玉置敬三
4
○
政府委員
(
玉置敬三
君)
項目別
にお答えいたしますと、 第一の
電源増強
と、これが
資材
の
優先的確保
につきましては、
政府
は
電力
の逼迫が、我が
國産業
の再建、
民主化
の安定に重大な
影響
のあることに鑑みまして、
電源
の
増強
に必要な
資材資金
の
確保
は優先的に努力し、
割当
中でありますが、尚今後は更に一歩進めて、
新規電源
の
開発等
によ
つて根本的解決
を図る考えであります。 第二の
発電所設備
の
賠償撤去延期懇請
につきましては、賠償問題が最近非常に好轉しておりますことは、
新聞等
で明らかでございますが、尚今後共、この問題につきまして努力いたしたいと考えております。 第三に関しましては、私共の所管ではございませんので、これを略しまして第四につき御答えいたします。 昨年末の
割当方式
につきましては、我々も始めてでございましたため、不合理な面もあつたと存じますが、今年に入りましてから、できる限りの改訂を行な
つて
参りました。
電力割当制
の
合理化
につきましては、尚本
制度実施
後の
状況
を調査し、
欠陷
と
認むるものがあれば
逐次訂正する方針の下に、これを
合理化
することに努めるつもりでございます。
佐々木良作
5
○
委員長
(
佐々木良作
君) 御
質問
はございませんか。御
質問
がなければ、本
請願
の
処理
について御
意見
はございませんか。この
請願
には大変結構なことが述べてありますし、
請願者
の
署名
も多か
つたの
でありますから、
政府
に送付して、これが
対策
を講じて頂くことにして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
佐々木良作
6
○
委員長
(
佐々木良作
君) では、
議院
の
会議
に付し、
内閣
に送付するを要するものと決定いたします。 次に第二百四十八号、
名港
、
名古屋
両
火力発電所用石炭獲得
に関する
請願
を審査いたします。
紹介議員
の栗山君が本日欠席されてをりますので、
專門調査員
より御説明願います。
林誠一
7
○
專門調査員
(
林誠一
君)
中部地方
の主要な
火力発電所
として、
名港
、
名古屋
両
火力発電所
がございます。
名港発電所
は熱量六千カロリーで、
標準認可出力
は十三万六千
キロワツト
の能力があり、たとえ五千六百カロリーの
石炭
を使用しても、最大毎時八万
キロワツト
の
発電
が可能なのでありますが、
石炭
の質の低下と量の
減少
のために、僅かに二万五千
キロワツト
くらいの
発電
しかできない
状態
にありますにも拘わらず、更に
石炭
の
入荷
は
減少
に向
つて
いる
状態
であります。又
名古屋発電所
は
手持石炭
約二千トンを余すのみにて、
請願書提出
の数日後には、
発電停止
の止むなきを至らんとしてをり、
入荷
は二月上旬に
割当量
の八%の
石炭
が入
つたの
みで、
発電停止
の
危機
に迫られている窮状を述べ、少く共
適正炭
の
発券通り
の
確保
を懇請いたしてをるのであります。又
署名
は岐阜、
愛知等
近縣の
産業團体
、
労働團体
、
事業者
第九百四十二名の多数に上
つて
おります。
佐々木良作
8
○
委員長
(
佐々木良作
君) 本
請願
につき
電力局長
の御
意見
を伺いたいと思ひます。
玉置敬三
9
○
政府委員
(
玉置敬三
君) 全般的に申上げますと、
火力用石炭
は、昨年末までに食ひ込んでしまつた
状況
でありましたが、下期には五十万トン程度の
増配
をいたしたのであります。
冬季渇水期用石炭
の手当につきましては、
石炭
の増産と相
俟つて
最近非常に好轉してをりまして、一月から三月に至る
期間
におきましては、当初予定されました
割当量
六十七万トンは、百十八万トンに変更されております。ただ一、二月は
北海道地区
内の降雪による
道内輸送
の杜絶と、瀬戸内海の荒天によります
九州炭
の輸送困難とで、
入手率
は必ずしもよくなか
つたの
でありまして、特に
名古屋
、
名港
の両
発電所
は、その所在地の
関係
上より、この
影響
を端的に被
つたの
でございます。このため当局としては、二月中間以降、
名古屋地区発電所
に対しましては、関門間の貨車を約二十輛殖やします等、鉄道による。
九州山元
よりの直送とか、
京浜向け氣船
を
名古屋向け
に変更する外、
ガス用炭
の振替など、格別の
措置
を講じました結果、二月においては
割当量
二万トンの九〇%を
確保
することができまして、三月十五日までの三ケ月分の
割当
一万トンは、殆んどが完遂されておるのであります。
從つて
二月中旬以降、本
地域
は他
地域
に比べて極めて好成績を
收め
ているのであります。
佐々木良作
10
○
委員長
(
佐々木良作
君) 別に御
質問
はございませんか。又この
処理
についての御
意見
はございませんか。
門屋盛一
11
○
門屋盛一
君 その後
政府
の
措置
によ
つて
、
危機
も緩和されたこととは思いますが、
請願者
の員数も非常に多数であ
つて
、
國民
の
発電所
に対する
関心
、殊に近縣民の
関心
に対して、
政府
に警告する建前からも、
政府
に送付するを要するものとしては……。
佐々木良作
12
○
委員長
(
佐々木良作
君)
只今
の
門屋委員
の御
発言通り
、
議院
の
会議
に付し、
内閣
に送付するを要するものとして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
佐々木良作
13
○
委員長
(
佐々木良作
君) ではさよう決定いたします。 引続き
陳情
の審査に移ります。先ず第三十二号、
電力危機突破
に関する
陳情
につき、
專門調査員
より御説明願います。
林誠一
14
○
專門調査員
(
林誠一
君)
強硬手段
を実行して、刻下の
電力危機
を突破せられたいとの
趣旨
でありまして、その
手段
としては、
便乘負荷
の
徹底的排除
、
電力資材
の
確保
はもとより、晝間は工場へ、夜間は
家庭
へ、そして
家庭
は原則として一戸一燈の
実現等
を述べてあります。これによ
つて電力
を生み出すための
強制措置
を取られたいとの
陳情
でございます。
佐々木良作
15
○
委員長
(
佐々木良作
君)
政府
の御
意見
をどうぞ……。
玉置敬三
16
○
政府委員
(
玉置敬三
君)
電力危機
の打開につきましては、昨年十一月の
閣議決定
に基きまして、
電氣事業
に対して優先的に
資材
、
資金
の
確保
を図りますと共に、
故障発電所等
の早急な
整備復旧
に努めました結果、ほぼその目的を達成することができました次第でありまして、この
陳情
に述べてあります
対策
につきましては、その
措置
を取
つたの
でございます。
電力不足
の
根本的解決
は、
電源
の
開発
に俟つ外はないのでありますから、
政府
としても
経済安定本部
の
長期建設計余
と睨み合せまして、
目下具体案
の作成中であり、今後は
積極面
につきまして十分努力いたしたいと考えております。
佐々木良作
17
○
委員長
(
佐々木良作
君) 本
陳情
をここで採決いたしましても、時期
後れ
の感がございますが、來年度は又再び問題になることであると考えますので、
政府
に送付することにいたしては如何でございましようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
佐々木良作
18
○
委員長
(
佐々木良作
君) では、本
陳情
は
議院
の
会議
に付し、
内閣
に送付するを要するものと決定いたします。 次いで第六十三号、
農村電力調整
に関する
陳情
を審査いたします。
專門調査員
より御説明願います。
林誠一
19
○
專門調査員
(
林誠一
君)
茨城縣久慈郡
内三十四ケ町村長の
決議
により、同
町村会長
よりの
陳情
でありまして、最近の
電力事情悪化
のため、
停電
が頻繁なることと、
電力使用量
の制限とによ
つて
、
目下供米
の時期なるにも拘らず、
脱穀調整
ができず、このままに放置するときは供出が遅延するのみならず、延いては
完遂不能者
を出すに至るかも知れないとして、速かに
電力量
を緩和し、
脱穀調整
は勿論、
精白等
に
支障
のないように図られたいとの
趣旨
が述べてございます。
佐々木良作
20
○
委員長
(
佐々木良作
君)
政府
の御
意見
をお述べ下さい。
玉置敬三
21
○
政府委員
(
玉置敬三
君)
陳情書中
に、最近
電力事情
が悪化し、
停電
が頻りに行われると述べられてありますが、二月は
停電状態
は殆んどなく、三月初旬に至りまして、
本州中央部
の
渇水率
三五%という
渇水
のために、一時
停電状態
を見たのでありますが、その後は
出水率
が回復しました結果、今日まで
停電措置
を取
つて
いないのであります。尚
農林業
に対しましては、去る三月十八日、
総理廳
、
商工省告示
第一号をもちまして、
割当基準
に関する
告示
を改正いたしました。これによりまして、
農繁期等
で、
商工局長
の指定した
期間
中は、灌漑、排水、
脱穀調整等
に対して、
電力
の
増配
をすることになりましたので、今後は
豊水期
における
電力事情
の好轉と相
俟つて
、
供米等
に
支障
を及ぼすようなことはないと存じております。
飯田精太郎
22
○
飯田精太郎
君 この
事情
もすでに時期
後れ
であるように思いますが、
農村
の困つた
事情
を知らせ、且つ今後に資する意味で採決し、
政府
に送付しては如何かと考えますが……。
佐々木良作
23
○
委員長
(
佐々木良作
君)
飯田委員
の御
発言通り
、
議院
の
会議
に付し、
内閣
に送付するを要するものと決定して御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
佐々木良作
24
○
委員長
(
佐々木良作
君)
速記
を止めて……。 〔
速記中止
〕
佐々木良作
25
○
委員長
(
佐々木良作
君)
速記
を始めて……。
只今
まで
請願
第三百二十七号、旧
町営電氣事業
の
還元
に関する
請願
、
陳情
第二号、
電力増強
に関する
陳情
、第十一号、
只見川水系水力発電開発
に関する
陳情
、第十九号、
中小自家発電事業
の
開発
に関する
陳情
、第百十一号、
自家水力事業費國庫補助
に関する
陳情
、第百十九号、
富山縣
の
産業用電力確保
に関する
陳情
、第百二十九号、
電力危機突破
に関する
陳情
、第百三十四号、
電力配給事業
の
縣移管
に関する
陳情
、第百八十三号、
只見川水系水力発電開発
に関する
陳情
について審査して頂きましたが、その殆んどが、
目下審議
中の
電氣事業
再編成問題に関連いたしておりまして、再編成問題については、
政府
においても
電氣事業民主化委員会
を組織して
審議
することにもな
つて
おります外、
調査研究
を要するものもございますので、これらは調査した上で、又再
編成問題審議
の際、一緒に更に檢討することといたしまして、ここでは一應留保という取扱いにして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
佐々木良作
26
○
委員長
(
佐々木良作
君) では本日はこれを以
つて
散会いたします。 午後三時五十九分散会
出席者
は左の
通り
。
委員長
佐々木良作
君 理事 石川 一衞君
飯田精太郎
君
委員
水橋
藤作
君
西川
昌夫
君 松嶋 喜作君
門屋
盛一
君 大山 安君 岡本
愛祐
君 加賀 操君
政府委員
商工事務官
(
電力局長
)
玉置
敬三
君
專門調査委員
林
誠一
君